JP2005300556A - 道路勾配検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、実際の道路勾配の変化に対して、遅れることなく正確な路面勾配を検出できるようにする。
【解決手段】 車両の車軸上にGセンサ1を配置し、車両加速度とGセンサ1の出力値とに基づき路面勾配を算出し、路面勾配検出手段により算出された路面勾配の変化量が実際の値ではあり得ない様な値であるとき、路面勾配の算出値が変化前の値に復帰するまで、変化前の路面勾配算出値を出力し続けるため、路面等からの外乱を受け、Gセンサ1の出力値精度が落ちるような車両の走行状態であっても、実際の道路勾配の変化に対して遅れることなく、また外乱により発生した異常な路面勾配値を除去して、正確な路面勾配を検出することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両が走行する路面勾配を検出する路面勾配検出装置に関する。
従来より、車両が走行している路面の勾配を検出し、車両の制御の入力要素として使用する技術が知られている。最近では特許2626003号に開示されるような、車両の進行方向に設置されたGセンサと、車輪速センサから算出した路面に対する加速度とから路面傾斜角を算出する方法も考えられている。
また、実際の車両に係る車両走行方向のGセンサ出力値を安定して得るために、エンジン、あるいは車輪等からの振動を受けにくい位置に、このGセンサを取り付けることが一般的である。例えば,コンソールボックスの底部に小部屋を設け、そこに取り付けるようなことが考えられる。
このようにGセンサの配置をエンジン、あるいは車輪等からの振動を受けにくい位置、例えば車両のサスペンションより上方のボディに取り付けた場合(具体的にはコンソールボックスの中)、Gセンサの出力値は安定して変化するという利点を有するものの,車両重量の変化や道路勾配などでのサスペンションのたわみにより、実際の道路勾配の変化と比較して、Gセンサの出力値は遅れる傾向にある。
またトラック・商用車等のフレーム車においては、道路勾配によるフレームのゆがみも発生し、Gセンサの設置場所が実際の路面と平行にならないこともある。このようにGセンサの出力値は、その設置場所の影響を大きく受け、十分な精度のGセンサの出力値が得られないことがある。
このため、このようなGセンサの出力値に基づき算出された路面勾配は実際の道路勾配に対して遅れた値となり、その応答性及びその精度も十分でないという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、実際の道路勾配の変化に対して、遅れることなく正確な路面勾配を検出できるようにした、路面勾配検出装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の本発明の路面勾配検出装置では、車両の車軸上にGセンサを配置し、車両の駆動系の回転数を検出する回転数センサに基づき算出した車両加速度とGセンサの出力値とに基づき路面勾配を算出するので、車両重量の変化や道路勾配などでのサスペンションのたわみの影響を受けることなく、実際の道路勾配の変化に遅れることなく追従した路面勾配を検出できる。
特に、請求項1記載の本発明の路面勾配検出装置では、路面勾配算出手段により算出された路面勾配の変化量が所定値以上であるとき、路面勾配の算出値が変化前の値に復帰するまで、変化前の路面勾配算出値を保持し続けるため、路面等からの外乱を受けることにより、Gセンサの出力値精度が落ちるような車両の走行状態であっても、そのGセンサ出力値に基づいて算出された路面勾配を路面勾配としては使用せずに、変化前の信頼性の高い路面勾配を採用することにより、実際の道路勾配の変化に対して遅れることなく、また外乱により発生した異常な路面勾配の値を除去して、正確な路面勾配を検出することができる。
また、請求項2記載の本発明の路面勾配検出装置では、上記外乱に、路面段差による外乱が含まれている。
請求項1記載の本発明の路面勾配検出装置によれば、車両の車軸上にGセンサを配置し、車両の駆動系の回転数を検出する回転数センサに基づき算出した車両加速度とGセンサの出力値とに基づき路面勾配を算出するので、車両重量の変化や道路勾配などでのサスペンションのたわみの影響を受けることなく、実際の道路勾配の変化に遅れることなく追従した路面勾配を検出できる。しかも、路面勾配算出手段により算出された路面勾配の変化量が所定値以上であるとき、路面勾配の算出値が変化前の値に復帰するまで、変化前の路面勾配算出値を保持し続けるため、路面等からの外乱を受けることにより、Gセンサの出力値精度が落ちるような車両の走行状態であっても、そのGセンサ出力値に基づいて算出された路面勾配を採用せずに、変化前の信頼性の高い路面勾配を採用することにより、実際の道路勾配の変化に対して遅れることなく、また外乱により発生した異常な路面勾配値を除去して、正確な路面勾配を検出することができる。
以下、図面により、本発明の第1の実施の形態に係る路面勾配検出装置について説明する。図1は本発明全体の構成を概略的に示す全体構成図、図2は図1の車両後方視面図である。
本実施の形態では、路面勾配検出装置を大型トラック、特に後二軸車に適用した場合について説明する。
車両には図1及び図2に示すように、車両の前後方向の加速度を検出するGセンサ1が後後軸のアクスル3上に、車両の駆動系の回転数を検出する回転数センサとして機能する車輪速センサ5がそれぞれ設置され、車輪15の回転数を検知している。これらのセンサ出力による情報は,路面勾配検出装置として機能するコントロールユニット7(以下、ECUと称す。)に取り込まれる。
上述したアクスル3は、リヤボディ9を支持するフレーム11にサスペンション13により懸架され、このアクスル3上にGセンサ1は配設されている。
また、車輪速センサ5は、アクスル3の端部に配設され,図示しないドライブシャフトまたは車輪15の回転数を検出してECU7に情報を供給していて、アンチロックブレーキシステム(ABS)に一般的に使用されるものと同様の構成を有する。
ここで、この車輪速センサ5の代わりに、車両の駆動系の回転数を検出する回転数センサとして、図示しないトランスミッションの出力回転数から車速を検出する車速センサを用いても良く、特にABSを搭載していない車両に本発明を適用する場合に好適である。
次に、本発明のECU7について図3を用いて説明する。
ECUには,車輪速センサ5の検出値である車輪速信号WlとGセンサ1の検出値であるGセンサ信号Gとが取り込まれる。
車輪速信号Wlは、加速度算出手段21により下式(1)により時間微分されて車両加速度αVが算出される。
αV=dWl/dt ・・・式(1)
その後,勾配算出手段23がGセンサ信号αSと車両加速度αVとの差に基づき重力加速度gで除算した勾配を算出する。
ここでは,一般的に勾配の算出方法として既知の手法である下式(2)を用いる。
sinθ=(αS−αV)/g・・・式(2)
また,道路勾配は一般的にtanθで表されるが、車両が走行可能な勾配は10%程度までであり、この程度の勾配の場合、tanθ≒sinθであるため、本発明においては、sinθの値をそのまま路面勾配の値iとする。
次に勾配変化監視手段25で、路面勾配値iの時間的変化として、路面勾配値iの時間微分値itを算出し、この時間微分itが所定値以上のとき(本発明では例えば7%とする)、路面勾配値iの保持を指示する。また、路面勾配値iの時間微分itが所定値未満のとき、路面勾配値iの非保持を指示する。尚、路面勾配値iの時間微分値itは下式(3)により算出する。
it=di/dt ・・・式(3)
すなわち、実際の路面勾配の変化として考えられない変化を路面勾配値iが示したとき、路面勾配値iの保持を指示するのである。したがって、上記所定値は、実際の路面勾配の変化として考えられない変化率を予め実験等により設定し、その値をECU内に格納する。
また、本発明では、上述したように所定値を7%とするが、本発明は大型トラック用の路面勾配検出装置であるため、予め実験により定めた値も大型トラックが実際に走行する路面勾配を考慮したものであり、他の車両によっては、その走行する路面勾配の範囲が異なるため、その車両に合った値をECUに格納すればよい。
そして、勾配変化監視手段25が路面勾配値iを出力指示するとき、勾配値切換手段27は、勾配算出手段23が算出した路面勾配値iをそのまま出力するとともに、出力した路面勾配値iを記憶する。一方、勾配変化監視手段25が路面勾配値を保持する指示、即ち記憶値Iを出力指示するとき、勾配値切換手段27は、勾配算出手段23の算出値を出力せずに、記憶している路面勾配値iを出力する。
したがって、本発明の路面勾配検出装置は、Gセンサ1をサスペンション13の下に懸架されるアクスル3上に配設することで、車両重量の変化などによるサスペンションの撓みの影響を受けること無く、道路勾配の変化に追従したGセンサ出力値を得ることができるとともに、一方で路面の外乱を受けやすいサスペンション下のアクスル上に配設されていた場合でも、外乱により実際にはあり得ない路面勾配変化を有する路面勾配値が算出された場合には、その路面勾配値を採用することなく、記憶されている直前の正常値を用いるため、信頼性の高い路面勾配を検出できる。
次に、本発明の路面勾配検出装置の勾配変化監視手段25及び勾配値切換手段27の機能について、図4のフローチャートをもとに説明する。
まず本フローチャート上、勾配変化監視手段25はステップS101からステップS105までを行い、勾配値切換手段は、ステップS201からステップS208までを行う。
ステップS101では、勾配算出手段23で算出された路面勾配値iを取り込み、ステップS102で取り込んだ路面勾配値iに基づきその時間微分である路面勾配値変化率itを算出する。尚、路面勾配変化率itは上述した式(3)に基づき行われる。
ステップS103では、ステップS102で算出された路面勾配変化率itが所定値K(例えば7%)以上か否かを判断する。路面勾配変化率itが所定値K以上の場合、勾配値切換手段27に記憶されている記憶値Iを出力するように出力指示を行う。一方、路面勾配変化率itが所定値Kより小さい場合は、路面勾配値iを勾配切換手段27がそのまま出力するよう出力指示する。
次に、ステップS201では、フラグFが立っているか否かを判断する。ここで、フラグFは実際に勾配算出手段23で算出した勾配値を使用せずに、記憶値Iを路面勾配値として出力するときステップS205で立ち上げるものである。また、初期状態ではフラグFは0である。
フラグFが0であるとき、即ち勾配算出手段23で算出した勾配値を継続して路面勾配値として出力している場合、ステップS202へ進む。ステップS202では、勾配変化監視手段25が勾配算出手段23で算出した路面勾配値iを出力指示しているか否かを判断する。路面勾配値iを出力指示している場合、ステップS203で路面勾配値iを出力して、ステップS204でその路面勾配値iを記憶値Iとして記憶して路面勾配検出の一連の検出フローを終了する。
また、ステップS202で勾配変化監視手段25が、路面勾配値iを出力していない場合、即ち記憶値Iを出力指示している場合、ステップS205で上述したフラグFを1にして、ステップS206で勾配切換手段27に格納していた記憶値Iを路面勾配値iとして出力する。この記憶値IはステップS204で更新する。
一方、ステップS201でフラグFが1の場合、即ちステップS202で勾配変化監視手段25が、記憶値Iを出力指示していると判定して、記憶値Iを路面勾配値iとして出力している場合には、ステップS207で勾配算出手段23で算出された路面勾配値iが記憶値Iであるかを判定する。ここで路面勾配値iが記憶値Iであると判定された場合、Gセンサ値αSの値が正常値に復帰し、路面勾配値iも正常値に復帰したと判定し、ステップS208でフラグFを0に戻して、ステップS203で路面勾配値iを出力し,さらに路面勾配値iを記憶値Iとして記憶する。
また、ステップS207で路面勾配値iが記憶値Iでないと判定された場合、ステップS206で勾配切換手段27に格納していた記憶値Iを路面勾配値iとして出力する。
以上のフローチャートにより説明した本発明の路面勾配検出装置によれば、図5に示すような効果を有する。図5は、登坂路登り走行時の変速時における路面勾配値iの検出を示している。変速時は駆動力が急変するため、変速が完了して安定した加速状態となるまでは、Gセンサ値αSの値が通常の状態であり得ない異常値を検出して、勾配算出手段23で算出される路面勾配値iが異常な値であることを検出して、その変化率itが所定値以上の場合(図中、A点)、勾配値切換手段27に記憶されている信頼できる記憶値勾配Iを路面勾配値iとし出力する(図中、太線)ことで、路面勾配i(図中、細線)をそのまま使用するものにくらべ、信頼性の高い路面勾配を検出できる。
また、路面勾配値iと記憶値Iとが同じになったところ(図中、B点)で、路面勾配値が正常であると判定し、記憶値Iの使用を終了するので、道路勾配の変化に追従した路面勾配値iを得ることができる。
次に本発明の第2の実施の形態について図6のフローチャートをもとに説明する。第2の実施の形態は、勾配切換手段27を除き、第1の実施の形態と同様であるので、尚、既に第1の実施の形態(図4)において説明した制御ステップについては、同一符号を付して説明を省略する。
ステップS202で勾配変化監視手段25が路面勾配iを出力せずに、記憶値Iを出力した場合、ステップS205でフラグFを1にして、ステップS209でタイマーをONする。
そして、タイマーをONした後は、フラグFは1であるので、ステップS201でYESとなり、ステップS210でタイマー経過時間がt経過したか否かを判定する。時間t経過した場合は、ステップS211でタイマーをOFFして、ステップS203で路面勾配を出力する。一方、ステップS210でタイマーが時間t経過していない場合は、ステップS206で、記憶値Iを路面勾配値iとして出力する。
これにより、外乱等のため、Gセンサ値αSが不正確となり、勾配算出手段23の算出値である路面勾配値iが、あり得ない変化をしたことを勾配変化監視手段25が判断したとき、外乱が改善されるであろう時間tの間、記憶値Iを路面勾配値iとして出力するので、路面勾配の変化に遅れることなく、正確な路面勾配を検出できる。
次に、本実施の形態を具体化した実施例及びその効果について説明する。図7は、排水溝等の路面段差を有するところを車両が通過する場合の路面勾配値iの検出を示している。排水溝等の路面段差を通過するときであっても、Gセンサ値αSの値が通常の状態では考えられない異常値を検出して、勾配算出手段23で算出される路面勾配値iが異常な値であることを検出することがある。その変化率itが所定値以上の場合(図中、C点)、勾配値切換手段27に記憶されている信頼できる記憶値勾配Iを路面勾配値iとし出力する(図中、太線)ことで、路面勾配i(図中、細線)をそのまま使用するものにくらべ、信頼性の高い路面勾配を検出できる。
また、記憶値Iを路面勾配値iとして出力してからタイマー経過時間がt経過したところ(図中、D点)で、路面勾配値が正常に復帰しているであろうと推測し、記憶値Iの使用を終了するので、道路勾配の変化に追従した路面勾配値iを得ることができる。特に、このような路面段差による外乱は、長時間経過することは少なく、タイマー経過時間tの間、記憶値Iを路面勾配値iとすることは、簡便な手法で行えるので、システム上有効である。
次に本発明の第3の実施の形態について図8及び図9を用いて説明する。尚、既に説明した構成については同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態は、Gセンサ1の出力が、正確な値を検出できないと予想される走行状態としてカーブ走行を特定する。Gセンサは車両の前後方向のGのみの測定しかできないため、カーブ走行時等の車両旋回時は、その遠心力によりGセンサの値が実際のGと異なる値を出力することがわかっている。
そこで、カメラ59から入力された情報に基づき、カーブ検出手段31がカーブ走行中であることを判定したときは、勾配値切換手段27にカーブ走行中の信号を出力する。
そして、勾配値切換手段27では、カーブ走行中の信号が入力されると、Gセンサ1の出力値であるGセンサ値αSに基づき勾配算出手段23で算出された路面勾配値iを採用せずに、記憶された記憶値Iを路面勾配値iとして出力する。
次に、勾配値切換手段27における路面勾配値の切り換えについて、その流れを図9のフローチャートに沿って説明する。
まず、ステップS301でカーブ検出手段31からのカーブ情報と、勾配算出手段で算出された路面勾配値iを取り込む。ステップS302では、取り込まれた情報に基づき、車両がカーブ走行中であるか否かを判定する。カーブ走行中であると判定された場合には、ステップS302へ進み、記憶されている記憶値Iを路面勾配値iとして出力する。一方、ステップS302でカーブ走行中でないと判定されたとき、勾配算出手段23で算出された路面勾配値iを路面勾配値iとして出力する。そしてステップS305で、このとき出力した路面勾配値iを新たな記憶値Iとして記憶する。
これにより、カーブ走行中に使用する記憶値Iは、カーブ走行中と判定される直前の路面勾配値iが記憶されていることとなり、カーブ走行中であってもより正確な路面勾配値iを出力することができる。
尚、本実施の形態において、カーブ情報を入力する手段として、カメラ59を用いたが、これに限ることなく、ステアリング舵角センサあるいはナビゲーションシステムの情報を使用しても良い。
以上説明したように、本発明の各実施の形態によれば、Gセンサ1をアクスル3上に配設して、Gセンサ1の出力値の応答性を向上すると共に、Gセンサ1をアクスル3上に配設することに起因して、Gセンサ1の出力が実際とは異なる値になるような場合であっても、直前の正常値を使用し正確な路面勾配値を供給することができる。
このような応答性良くかつ正確な路面勾配値を供給することで、エンジン制御、変速機制御、制動制御等に幅広く活用することができる。
本発明の各実施の形態にかかる路面勾配検出装置の構成を示す全体構成図である。 本発明にかかるGセンサの配置を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる路面勾配検出装置の要部構成を示す模式的な機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる路面勾配検出装置の作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかる路面勾配検出装置による効果を示したタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる路面勾配検出装置の作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる路面勾配検出装置による効果を示したタイムチャートである。 本発明の第3の実施の形態にかかる路面勾配検出装置の要部構成を示す模式的な機能ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態にかかる路面勾配検出装置の作用を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 Gセンサ
5 回転数センサ(車輪速センサ)
7 路面勾配検出装置(ECU)

Claims (2)

  1. 車両の車軸上に配設されたGセンサと、
    上記車両の駆動系の回転数を検出する回転数センサと、
    同回転数センサの出力に基づき車両加速度を算出し、同車両加速度と上記Gセンサの出力値との差に基づいて路面勾配を検出する路面勾配算出手段とを有し、
    上記路面勾配算出手段は、
    上記算出された路面勾配の変化量が所定値以上であるとき、同路面勾配の算出値が変化前の値に復帰するまで、変化前の路面勾配値を保持し続ける
    ことを特徴とする、路面勾配検出装置。
  2. 上記外乱には、路面段差による外乱が含まれていることを特徴とする、請求項1記載の路面勾配検出装置。
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