JP6791688B2 - 硬貨収納装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、硬貨収納装置に関する。
硬貨収納装置は、投入口から投入された硬貨を内部に収納する。投入口は大概上向きに開いているので、意図的に投入される硬貨以外に、異物や商品表面の水滴などが入ってしまうおそれがある。異物や水分は、言うまでもなく装置を故障させる原因となり得るので、好ましくない。スーパーマーケットなどで普及してきているセルフチェックアウト装置の場合、商品のバーコードなどを読み取るスキャナの下方に硬貨の投入口が配置されていることがあるので、より、商品の水気に関して気遣わしい。
従来の硬貨収納装置には、投入口に硬貨とともに入り込んだ異物を除去するための構成を備えるものがある。そのような硬貨収納装置の一例としては、硬貨の経路に小孔を設け、当該小孔の下に異物を受ける容器を着脱可能に取り付けたものがある(特許文献1)。
上述の容器によっても、水滴の除去は可能と考えられる。しかしながら、上述のような構成は、異物除去に重点が置かれたものであるため、容器が大きめに設定されており、広めのスペースを要する。よって、上述の構成は、装置の使用者が硬貨を投入する位置から硬貨の識別等を行う位置までが離れている装置には適するが、そうでない装置には不適当である。
本発明が解決しようとする課題は、主に水分の除去を費用対効果の高い構成で実現した硬貨収納装置を提供することである。
実施形態の硬貨収納装置は、受入口と、収納部と、斜面部と、孔と、液体保持部材と、を備える。受入口は、操作者による硬貨の投入を受けて筐体内へ硬貨を取り込む。収納部は、筐体内に設けられた硬貨を収納する部分である。斜面部は、前記受入口から前記収納部まで硬貨を導く経路に含まれ、硬貨を斜め下向きに導く。孔は、前記斜面部に設けられ硬貨が落下しない程度の大きさであって前記経路の内側から外側まで貫通している。液体保持部材は、前記経路の外側面における前記孔の下である位置に密着し液体を吸取り可能である。
図1は、第1実施形態のセルフチェックアウト装置の外観を示す斜視図である。 図2は、セルフチェックアウト装置の概略的な正面図であって、内部構造の一部を示す図である。 図3は、硬貨経路の形状を示す図である。 図4は、第2実施形態の硬貨経路の構造を示す図である。 図5は、第3実施形態の硬貨経路の構造を示す図である。
(第1実施形態)
第1実施形態について図面を用いて説明する。図1は、セルフチェックアウト装置1の外観を示す斜視図である。セルフチェックアウト装置1は、POS端末装置の一種であって、客が商品の登録および決済を行うための販売データ処理装置であり、基本的には客が店員によらず操作するものである。
セルフチェックアウト装置1は、筐体2、ディスプレイ3、スキャナ4、プリンタ5、カードリーダ6、紙幣釣銭機7、硬貨釣銭機8、警告灯9などを備えている。筐体2は、上面にディスプレイ3を載置し、ディスプレイ3の奥に警告灯9を立て、その他の上記各部(スキャナ4、プリンタ5、カードリーダ6、紙幣釣銭機7、硬貨釣銭機8)を内蔵する。
ディスプレイ3は、セルフチェックアウト装置1のオペレータ(主に客)に対して情報を表示する。スキャナ4は、商品に貼付されたバーコードなどを読み取る。プリンタ5は、レシートなどを印刷し、発行する。カードリーダ6は、クレジットカード等を読み取る。
警告灯9は、ポール91とランプ92とを備える。ポール91は、筐体2の上面奥側に立てられている。ランプ92は、ポール91の上端部に設けられ、セルフチェックアウト装置1に異常が起きたことを周囲の店員に報せる際に点灯する。
紙幣釣銭機7は、筐体2に内蔵されており、筐体2に設けられた投入口71から決済用の紙幣の入金を受けてこれを収納し、また、釣銭としての紙幣を、筐体2に設けられた排出口72から排出する。
硬貨釣銭機8は、筐体2に内蔵されており、筐体2に設けられた投入口81から決済用の硬貨の入金を受けてこれを収納し、また、釣銭としての硬貨を、筐体2に設けられた排出口82から排出する。硬貨釣銭機8を内蔵するセルフチェックアウト装置1は、ここに硬貨収納装置の一例として機能する。
投入口81は、操作者(客など)による硬貨の投入を受けて筐体2内へ硬貨を取り込む受入口として機能する。投入口81は、漏斗のように、広い口を上へ向け、下へ向かって徐々に窄まった形状をしている。
投入口81の左横には、吟味台83が設けられている。吟味台83は、投入口81に投入予定の硬貨を広げて確認するなどの用途に供されている。吟味台83は、吟味台83上の硬貨を右横へ滑らせることで投入口81へ落とし込める形状とされている。
このような構成のセルフチェックアウト装置1は、スキャナ4等から入力された商品情報に基づいて商品の登録を行い、商品の代金を決済する。
図2は、セルフチェックアウト装置1の概略的な正面図であって、内部構造の一部を示す。硬貨釣銭機8は、本体部84の上面に、内部投入口85を備えている。本体部84は、硬貨を収納する収納部として機能する。内部投入口85は、本体部84に硬貨を取り込む口である。
硬貨釣銭機8は、内部投入口85と投入口81との間に、硬貨経路86を備えている。図3は、硬貨経路86の形状を示す図である。硬貨経路86は、第1区間101、第2区間102、第3区間103を有する。
第1区間101は、筒状であって、漏斗状の投入口81の中央部の孔81aに上端部を接続され(接続箇所の一例)、硬貨を下方へ案内する。第1区間101の下端部は、第2区間102に接続する。第3区間103は、第2区間102から先(下流)の部分で、硬貨を内部投入口85へ案内する。
第2区間102は、硬貨を斜め下向きに導く斜面部104を有する。斜面部104は、投入口81を上方から見たときに孔81aから見える位置に位置する。斜面部104には、最小の硬貨が落下しない程度の大きさの孔105が設けられている。孔105は、硬貨経路86の内側から外側まで貫通している。
孔105は、所定範囲に複数並べて設けられている。孔105が設けられている範囲は、図中に補助線A−Aを用いて明示したように、孔81aの真下となる範囲と同等または広い。
硬貨経路86は、さらに、第2区間102の外側であって孔105の下である位置に、液体保持部材106を備えている。液体保持部材106は、吸取部の一例であって、液体を吸取り保持可能な材料で形成されている。液体保持部材106は、例えばスポンジなどである。
斜面部104および孔105は、孔81aの真下となる範囲に配置されているので、投入された硬貨がぶつかる。このぶつかった衝撃で、硬貨に付着していた水滴が硬貨から離れ、孔105から下へ落下する。また、投入口81の上方から落下し孔81aから硬貨経路86へ入り込んだ水滴などは、孔105から下へ落下する。
このような構成によれば、水滴は、第2区間102において孔105から落下するので、第3区間103以下へは至りにくい。また、孔105から落下した水滴は、液体保持部材106に吸取られるので、筐体2内を濡らさない。これにより、セルフチェックアウト装置1が水分で故障する不都合を防止することができる。さらに、液体保持部材106が孔105の設けられている部分に密着していれば、水滴は確実に吸取られて、孔105の下側の縁から硬貨経路86の外側面を伝って逃れるような不都合を防止できる。
本実施形態の構成によれば、従来の構成に比べて低コスト且つ小さな空間に設置可能な構成によって、水分の入り込みを防ぐ効果を実現できる。
なお、液体保持部材106に対して、交換や洗浄が適宜行われることが望ましい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態で説明した硬貨経路86の他の例である硬貨経路862について説明する。図4は、硬貨経路862の構造を示す図である。なお、本実施形態では、前実施形態で説明した部分と同じ部分には同じ符号を用い、説明を省略する。
本実施形態では、液体保持部材106とケース107とで吸取部を構成している。硬貨経路862は、液体保持部材106の外側に、ケース107を備えている。ケース107は、液体保持部材106を収納する上面開口の容器であって、第2区間102の外側であって孔105の下側となる位置に着脱自在である。
このような構成によれば、例えば多くの水滴が投入口81に入り込むことが想定される環境など、液体保持部材106が吸取る水分が多い場合にも、液体保持部材106から下方に水滴がしたたり落ちるような不都合を防止することができる。
また、本実施形態によれば、吸取部が、液体保持部材106がケース107に収められたカートリッジ式となっているので、交換、洗浄、清掃を容易に行うことができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第2実施形態で説明した硬貨経路862の他の例である硬貨経路863について説明する。図5は、硬貨経路863の構造を示す図である。なお、本実施形態では、前実施形態で説明した部分と同じ部分には同じ符号を用い、説明を省略する。
本実施形態では、液体保持部材106とケース108とで吸取部を構成している。硬貨経路863は、液体保持部材106を収納する容器として、前実施形態のケース107よりも深さが大きいケース108を採用している。深さが大きい分、ケース108に収納された液体保持部材106の上面と、第2区間102の下面との間に、隙間109ができる。
孔105から異物が落下した場合に、隙間109に溜めることができる。よって、水滴だけでなく異物の落下が想定される環境であれば、本実施形態の構成が好適である。
本実施形態の構成によれば、従来の構成に比べて、取扱い方が直感的に分かりやすいので、着脱での破損トラブルが起こりにくいと予想される。
また、大きい異物は孔105を通過して内部投入口85から本体部84へ入り、本体部84内に内蔵されたリジェクト機能にて排出される。孔105から落下する遺物は概ね細かいものであるので、容器の大きさが小さくてもよい場合が多い。つまり、従来の容器は言わば過剰性能となる場合もあった。本実施形態によれば、費用対効果が従来よりも高い構成とすることができる。
上述の第1〜3実施形態においては、セルフチェックアウト装置1を硬貨収納装置の一例として説明したが、実施にあたってはこれに限らず、硬貨収納装置が、例えば硬貨釣銭機8のような硬貨の取り扱いのみを行う硬貨専用の装置であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 …セルフチェックアウト装置(硬貨収納装置)
2 …筐体
3 …ディスプレイ
4 …スキャナ
5 …プリンタ
6 …カードリーダ
7 …紙幣釣銭機
71 …投入口
72 …排出口
8 …硬貨釣銭機
81 …投入口(受入口)
81a…孔
82 …排出口
83 …吟味台
84 …本体部(収納部)
85 …内部投入口
86 …硬貨経路
862…硬貨経路
863…硬貨経路
9 …警告灯
91 …ポール
92 …ランプ
101…第1区間
102…第2区間
103…第3区間
104…斜面部
105…孔
106…液体保持部材(吸取部)
107…ケース(容器)
108…ケース(容器)
109…隙間
特開2015−026272号公報

Claims (4)

  1. 操作者による硬貨の投入を受けて筐体内へ硬貨を取り込む受入口と、
    筐体内に設けられた硬貨を収納する部分である収納部と、
    前記受入口から前記収納部まで硬貨を導く経路に含まれ、硬貨を斜め下向きに導く斜面部と、
    前記斜面部に設けられ硬貨が落下しない程度の大きさであって前記経路の内側から外側まで貫通した孔と、
    前記経路の外側面における前記孔の下である位置に密着し液体を吸取り可能な液体保持部材と、
    を備える硬貨収納装置。
  2. 前記液体保持部材は、前記位置に対して着脱自在である
    ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨収納装置。
  3. 記液体保持部材を収納する上面開口の容器をさらに備え
    請求項1または2に記載の硬貨収納装置。
  4. 前記孔は、前記受入口と前記経路との接続箇所の真下となる範囲に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の硬貨収納装置。
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