JP6790891B2 - 車両前部構造 - Google Patents

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本発明は、車両前部構造に関する。
車両のフロントガラスとフェンダーパネルとの間をシールする整流板が知られている。特許文献1に開示されている整流板は、係止突起を備えている。整流板は、その係止突起を車体のパネルに設けられている係止孔に嵌め込むことで固定される。固定された整流板は、フェンダーパネルと当接する。
特開2006‐131011号公報
特許文献1に開示されている整流板が備える係止突起は、車両前方側の端部に設けられている。このため、車両前方側の端部以外において整流板が十分に固定されず、整流板の取付位置がずれる虞があった。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するための車両前部構造は、車両前部のフェンダーパネルと、前記フェンダーパネルにおいてフロントガラスとの対向面に取り付けられている整流板と、を有する車両前部構造であって、前記フェンダーパネルは、車幅方向内側の周縁から車幅方向外側に向けて設けられている切欠きである固定部を備え、前記固定部は、前記周縁側の端部に設けられている入口部と、該入口部よりも車幅方向外側に位置しており前記入口部よりも拡幅されている孔部と、を有し、前記整流板は、車両前後方向に並設されている第1フック及び第2フックを備え、該第1フック及び第2フックが前記フェンダーパネルにそれぞれ係止されているとともに、車両下方側に突出しており前記孔部に嵌合している突起部を車両前後方向において前記第1フックと前記第2フックとの間に備えていることをその要旨とする。
上記構成によれば、第1フックと突起部と第2フックの三点において、整流板がフェンダーパネルに固定されている。フェンダーパネルにおける整流板の取付箇所から整流板がずれることを抑制できる。
車両前部構造の一実施形態を備える車両の側面図。 同実施形態にかかる車両前部構造が備えるフェンダーパネルの斜視図。 同実施形態にかかる車両前部構造の斜視図。 同実施形態にかかる車両前部構造の断面構造を示す図。 同実施形態にかかる車両前部構造の断面構造を示す図。 同実施形態にかかる車両前部構造の断面構造を示す図。
以下、車両前部構造の一実施形態である前部構造10について、図1〜図6を参照して説明する。図1〜図6には、前部構造10を備える車両90の車両前後方向と、車幅方向と、車両上下方向とを示す矢印を適宜表示している。
図1に示すように、前部構造10は、車両90の外壁の一部を構成するフェンダーパネル11を備えている。フェンダーパネル11は、車幅方向外側の外面部12によって車両90の外壁を構成している。フェンダーパネル11は、車両90のエプロンアッパメンバに固定されている。前部構造10は、フロントガラス31とフェンダーパネル11との間をシールする整流板21を備えている。整流板21は、樹脂材料によって成形されている。整流板21は、フェンダーパネル11に固定されている。なお、前部構造10は、車両90の左右において対称の構造を有している。以下では、前部構造10が有する右側の構造について説明し、左側については説明を省略する。
図2は、前部構造10が備えるフェンダーパネル11を車幅方向内側から視た状態を示している。フェンダーパネル11において車両前方側には、フェンダーライナーが取り付けられるアーチ部13が形成されている。フェンダーパネル11は、車両後方に、整流板21が取り付けられる取付部14を有している。
フェンダーパネル11の取付部14は、フェンダーパネル11において車幅方向内側に設けられている。取付部14は、車両下方側に延設されている板状の側面部15を有している。取付部14は、側面部15の下方端から車幅方向内側に延設されている板状の底面部16を有している。底面部16には、後述する整流板21の突起部23が嵌合される固定部17が設けられている。固定部17は、底面部16における車幅方向内側の周縁から車幅方向外側に向けて設けられている切欠きである。固定部17は、周縁側に位置する入口部18と、車幅方向外側に位置する孔部19とを有している。入口部18は、車両前方及び車両後方のそれぞれに凸部18Aを有しており、孔部19よりも切り欠かれている領域が狭くなっている。換言すれば、孔部19は、入口部18よりも拡幅されている。
図3には、フェンダーパネル11に取り付けられている整流板21を示している。整流板21は、フェンダーパネル11の側面部15と当接する本体部24を備えている。本体部24は、その厚さ方向が車幅方向となるように配置されている板状の部材である。本体部24は、車両前方ほど車幅方向内側となるように湾曲形状に成形されている。本体部24において車幅方向外側の外面25は、フェンダーパネル11と当接している。本体部24において車幅方向内側の内面28は、車両前方から車両後方へ流れる気流を整えるための整流面をなしている。本体部24の下端からは、下面部22が延設されている。下面部22は、その厚さ方向が車両上下方向となる板状の部材である。下面部22の車両前後方向における寸法は、本体部24の車両前後方向における寸法よりも短い。下面部22は、フェンダーパネル11の底面部16に固定されている。
図3に示すように、整流板21は、整流板21がフェンダーパネル11に固定されるための突起部23と、第1フック26及び第2フック27とを備えている。整流板21では、第1フック26と第2フック27とが車両前後方向に並設されている。第1フック26と第2フック27の間に突起部23が配設されている。
図4は、図3における4−4線に沿った断面構造を示している。図4に示すように、第1フック26は、本体部24の外面25から車幅方向外側に突出する第1突片26Aと、第1突片26Aにおける車幅方向外側の端部から車両後方に延びる第2突片26Bとによって構成されている。第1突片26Aは、フェンダーパネル11の取付部14における側面部15の前端縁15Aと当接している。側面部15は、第2突片26Bと本体部24に挟持されている。すなわち、第1フック26は、フェンダーパネル11において車両前方側の端縁に係止されている。
図5は、図3における5−5線に沿った断面構造を示している。図5に示すように、整流板21の下面部22において車両下方側の面からは、車両下方に向けて突起部23が突出している。突起部23は、略円柱状に形成されている。突起部23において車両上下方向中央部分には溝が形成されており、当該溝が形成されていることによって径方向に収縮している形状の縮径部23Aが突起部23に設けられている。突起部23における縮径部23Aのうち最も径が小さい部分が、フェンダーパネル11の取付部14における孔部19に嵌合している。
図6は、図3における6−6線に沿った断面構造を示している。図6に示すように、第2フック27は、本体部24の外面25から車幅方向外側に突出している。第2フック27は、本体部24から離間するほど車両上方に位置するように傾斜している。フェンダーパネル11の取付部14において車両後方側の後端縁15Bは、側面部15の車両下方側の端部が車幅方向外側に折り返されている。第2フック27は、フェンダーパネル11の後端縁15Bを車両下方側から支持している。すなわち、第2フック27は、フェンダーパネル11において車両下方側の端縁に係止されている。
すなわち、前部構造10では、第1フック26と突起部23と第2フック27とによって、フェンダーパネル11に整流板21が三箇所において固定されている。
次に本実施形態にかかる前部構造10の作用とともに、その効果について説明する。
前部構造10では、第1フック26における第1突片26Aが側面部15の前端縁15Aと当接している。これによって、フェンダーパネル11に取り付けられている整流板21の位置が車両後方側にずれることを抑制できる。
さらに、フェンダーパネル11の側面部15は、整流板21の本体部24と第2突片26Bとによって挟持されている。これによって、フェンダーパネル11に取り付けられている整流板21の位置が車幅方向内側又は車幅方向外側にずれることを抑制できる。
また、整流板21の下面部22から突出している突起部23が、フェンダーパネル11の取付部14における孔部19に嵌合している。これによって、フェンダーパネル11に取り付けられている整流板21の位置が車両前後方向や車幅方向にずれることを抑制できる。さらに、孔部19に嵌合しているのが突起部23のうち縮径部23Aであるため、整流板21の取付位置が車両上下方向にずれることも抑制することができる。
さらに、整流板21の第2フック27が、フェンダーパネル11の側面部15を車両下方側から支持している。フェンダーパネル11に取り付けられている整流板21の位置が車両上方側にずれることを抑制できる。
なお、前部構造10が備える整流板21は、以下のような手順によってフェンダーパネル11に取付けることができる。
まず、フェンダーパネル11の取付部14における側面部15に対して、車両下方側から第2フック27を当接させる。次に、フェンダーパネル11に対する整流板21の位置を車両前方から車両後方に移動させることによって、第1フック26の第1突片26Aを側面部15の前端縁15Aに当接させる。そして、第1フック26及び第2フック27による当接部分を支点として、整流板21の下面部22を車幅方向内側から車幅方向外側に移動させることによって、突起部23を孔部19に嵌合させる。図5には、突起部23を孔部19に嵌合させる前の整流板21を二点鎖線で示している。固定部17が孔部19と孔部19よりも車幅方向内側に位置している入口部18から構成されていることによって、整流板21の突起部23を車幅方向内側から孔部19に押し込むことができる。
なお、フェンダーパネル11の取付部14では、凸部18Aによって固定部17の入口部18が狭くされている。さらに、孔部19に嵌合されるのは、突起部23の縮径部23Aである。このため、突起部23を孔部19に押し込む際、フェンダーパネル11に対する整流板21の位置が車両前後方向及び車両上下方向において予め定められた位置に無い場合には突起部23を孔部19に嵌合することができない。すなわち、フェンダーパネル11と整流板21によれば、整流板21の取付位置を決定しながら、フェンダーパネル11に整流板21を固定することができる。
このように、第1フック26及び第2フック27によって、フェンダーパネル11に対する整流板21の車両上下方向と車幅方向と車両前後方向の取付位置を定めることができる。そして、突起部23を孔部19に嵌合させることで、位置決めされた整流板21をフェンダーパネル11に固定することができる。こうして整流板21が固定された前部構造10では、上述のように組み付け後の位置ずれも生じにくい。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・整流板21の本体部24における外面25と、フェンダーパネル11の側面部15とを、接着テープ等を用いて貼り合わせてもよい。第1フック26と突起部23と第2フック27とによる固定に加えて、外面25と側面部15とを接着すれば、整流板21の位置ずれをさらに抑制することができる。
・上記実施形態では、取付部14の側面部15における前端縁15Aに第1フック26の第1突片26Aを車両前方側から当接させている。また、側面部15の後端縁15Bには、第2フック27を車両下方側から当接させている。こうした第1フック26及び第2フック27の態様は、フェンダーパネル11の取付部14の形状に応じて変更することができる。例えば、第1フック26が車両下方側から側面部15に当接していてもよいし、第2フック27が車両後方側から側面部15に当接していてもよい。
・突起部23に縮径部23Aが形成されていることは必須構成ではない。
・整流板21は、車両前後方向に並設されている第1フック26及び第2フック27を備えており、第1フック26と第2フック27との間に突起部23を備えているのであれば、その他の形状は限定されるものではない。特に、フェンダーパネル11と当接する外面25や、整流面をなす内面28を形成している本体部24の形状は、適宜変更することができる。例えば、フェンダーパネル11の形状が変更されるのであれば、本体部24の外面25をフェンダーパネル11の形状に合わせて変更することができる。また、車両90の空力特性を考慮して内面28の形状を変更することができる。
・第1フック26と第2フック27は、フェンダーパネル11において端縁以外に係止されていてもよい。例えば、フェンダーパネル11の側面部15に係止孔や係止切欠を形成して、第1フック26や第2フック27を係止することができる。
・第1フック26、第2フック27の形状は、特に限定されない。例えば、これらフックを本体部24の外面25に立設した係止ピンとして形成してもよい。この場合、フェンダーパネル11の側面部15に係止孔や係止切欠を形成することになる。
10…前部構造、11…フェンダーパネル、12…外面部、13…アーチ部、14…取付部、15…側面部、15A…前端縁、15B…後端縁、16…底面部、17…固定部、18…入口部、18A…凸部、19…孔部、21…整流板、22…下面部、23…突起部、23A…縮径部、24…本体部、25…外面、26…第1フック、26A…第1突片、26B…第2突片、27…第2フック、28…内面、31…フロントガラス、90…車両。

Claims (1)

  1. 車両前部のフェンダーパネルと、前記フェンダーパネルにおいてフロントガラスとの対向面に取り付けられている整流板と、を有する車両前部構造であって、
    前記フェンダーパネルは、車幅方向内側の周縁から車幅方向外側に向けて設けられている切欠きである固定部を備え、
    前記固定部は、前記周縁側の端部に設けられている入口部と、該入口部よりも車幅方向外側に位置しており前記入口部よりも拡幅されている孔部と、を有し、
    前記整流板は、車両前後方向に並設されている第1フック及び第2フックを備え、前記第1フックが前記フェンダーパネルにおける車両前方側の端縁に車両前方側から当接して該端縁に係止されており、前記第2フックが前記フェンダーパネルにおける車両下方側の端縁に係止されているとともに、車両下方側に突出しており前記孔部に嵌合している突起部を車両前後方向において前記第1フックと前記第2フックとの間に備えている車両前部構造。
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