JP6790690B2 - 情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法 - Google Patents

情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法に関する。
近年、データセンターにおいて、サーバやストレージ等の電子機器を高密度に実装することが要求されている。一方、電子機器の高性能化にともない、電子機器の発熱量が増大している。
発熱量が大きい電子機器を高密度に実装すると、電子機器の温度が許容上限温度を超えてしまい、誤動作や故障の原因となる。そのため、発熱量が大きい電子機器を高密度に実装しても十分に冷却できる冷却方法が要求されている。
そのような冷却方法の一つとして、電子機器を液体の冷媒中に浸漬して冷却することが提案されている。以下、この種の冷却方法を、液浸冷却法と呼ぶ。液浸冷却法では、液浸槽内に不活性で且つ絶縁性が高い液体の冷媒(例えば、フッ化炭素化合物)を入れ、冷媒中に電子機器を浸漬して、液浸槽と熱交換器との間で冷媒を循環させている。
液浸冷却法において、発熱量が大きい電子機器と発熱量が小さい電子機器とを別々の液浸槽の冷媒中に浸漬することが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。また、発熱量が大きい素子にヒートシンクを取り付け、当該ヒートシンクを誘電性冷却液で冷却することも提案されている(例えば、特許文献2等)。
特開平5−160310号公報 特表2011−518395号公報
通常、情報処理システムでは、外部記憶装置としてハードディスクを使用している。一般的なハードディスクは、大気中での使用を前提として設計されており、筐体には筐体内の空間と外部とを連絡する通気穴が設けられている。これは、稼働にともなって発生する熱により筐体内の圧力が高くなって書き込み特性や読み出し特性が劣化することを防止するためである。
この種のハードディスクを冷媒中に浸漬すると、通気穴から筐体内に冷媒が浸入してディスクの表面が冷媒で覆われ、データの読み書きができなくなってしまう。従って、この種のハードディスクは、冷媒中に浸漬して使用することができない。この種のハードディスクは、液浸耐性が低い電子部品の一例である。
ストレージとして、SSD(Solid Stare Drive)やヘリウムガスを充填したハードディスク(以下、He充填HDD(Hard Disk Drive)という)を使うことも考えられる。SSDやHe充填HDDは密封されているため液浸耐性が高く、冷媒中に浸漬して使用することが可能である。
しかし、SSDやHe充填HDDは、前述の一般的なハードディスクに比べて製品コストが高い。また、データセンターでは多くのストレージを使用する。そのため、SSDやHe充填HDDを使用すると、情報処理システムの構築コストが著しく上昇する。
開示の技術は、液体の冷媒により液浸耐性が高い電子部品だけでなく液浸耐性が低い電子部品も冷却する情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、一次冷媒を冷却する空調装置と、第1の電子部品を含む処理装置が二次冷媒に浸される液浸槽と、前記処理装置に接続される第2の電子部品と、前記第2の電子部品に対する冷却風の送風又は吸入を行う送風機と、前記二次冷媒により前記冷却風を冷却する冷却コイルと、前記冷却コイルに接続されるとともに前記二次冷媒が流れる冷媒管とを有する空冷槽と、前記一次冷媒と前記二次冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、前記液浸槽から前記熱交換器に向かって前記二次冷媒を循環させる送出装置とを有する情報処理システムが提供される。
開示の技術の他の一観点によれば、一次冷媒を冷却する空調装置と、第1の電子部品を含む処理装置が二次冷媒に浸される液浸槽と、前記処理装置に接続される第2の電子部品と、冷却コイルに接続されるとともに前記二次冷媒が流れる冷媒管とを有する空冷槽と、を有する情報処理システムの制御方法において、前記情報処理システムが有する送風機が、前記第2の電子部品に対する冷却風の送風又は吸入を行い、前記冷却コイルが、前記二次冷媒により前記冷却風を冷却し、前記情報処理システムが有する熱交換器が、前記一次冷媒と前記二次冷媒との間で熱交換を行い、前記情報処理システムが有する送出装置が、前記液浸槽から前記熱交換器に向かって前記二次冷媒を循環させる情報処理システムの制御方法が提供される。
上記一観点に係る情報処理ステム、及び情報処理ステムの制御方法によれば、液体の冷媒により、液浸耐性が高い電子部品だけでなく液浸耐性が低い電子部品も冷却できる。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムを示す模式図である。 図2は、サーバブリックを示す模式平面図である。 図3は、ストレージブリックを示す模式平面図である。 図4は、冷却コイルを示す斜視図である。 図5は、第1の実施形態に係る情報処理システムの制御系を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態に係る情報処理システムの稼働時における各部の温度を示す図である。 図7は、第2の実施形態に係る情報処理システムを示す模式図である。 図8は、第3の実施形態に係る情報処理システムを示す模式図である。 図9は、第3の実施形態の変形例を示す模式図である。 図10は、第4の実施形態に係る情報処理システムを示す模式図である。
以下、実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムを示す模式図である。図1中の矢印Aは冷却水の流れ方向を示し、矢印Bは冷媒の流れ方向を示し、矢印Cは空気の流れ方向を示している。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム10は、液浸槽11と、空冷槽12と、熱交換器13と、チラー14と、ポンプ15とを有している。また、液浸槽11及び空冷槽12が設置される部屋の床下には、パッケージエアコン(図示せず)により温度が管理された低温の空気が通る空間(以下、「フリースペース19」という)が設けられている。
なお、チラー14は屋外に設置される。また、本実施形態では熱交換器13及びポンプ15を液浸槽11及び空冷槽12と同じ部屋に設置しているが、熱交換器13及びポンプ15を屋外に設置してもよい。
液浸槽11内には液体の冷媒16が入れられており、冷媒16中には複数のサーバブリック17が浸漬されている。冷媒16として、フッ化炭素化合物(例えば、3M社製フロリナート(商標))や油(例えば、PAO(ポリアルファオレフィン))等を使用することができる。
液浸槽11の底部には冷媒入口が設けられており、上部には冷媒出口が設けられている。後述するように、冷媒入口を介して熱交換器13から液浸槽11内に低温の冷媒16が供給される。また、ポンプ15により、冷媒出口から液浸槽11の高温の冷媒16が吸引されて熱交換器13に搬送される。
サーバブリック17は、図2に示すように、基板17aと、基板17aに搭載された複数のCPU(Central Processing Unit)17b及びメモリ17c等の電子部品とを有している。また、サーバブリック17には、電子部品(図2の例ではCPU17b)の温度を検出する温度センサ32が設けられている。ここで、基板17aに搭載されたCPU17b及びメモリ17c等の電子部品は、いずれも液浸耐性が高い電子部品である。サーバブリック17は処理装置の一例であり、CPU17b及びメモリ17cは第1の電子部品の一例である。
空冷槽12は液浸槽11に隣接して配置されており、空冷槽12内には複数のストレージブリック18が配置されている。
ストレージブリック18は、図3に示すように、基板18aと、基板18aに接続された複数のハードディスク18bとを有する。また、ストレージブリック18にも、ハードディスク18bの温度を検出する温度センサ33が設けられている。本実施形態では、ハードディスク18bとして、筐体に通気穴が設けられた一般的なハードディスクを使用する。ハードディスク18bは第2の電子部品の一例である。
サーバブリック17とストレージブリック18(ハードディスク18b)とは、ケーブル35により電気的に接続されている。
空冷槽12の底部には、図1のように、フリースペース19に通じる穴が設けられている。また、空冷槽12の下部には冷却コイル25aが配置されており、上部には冷却コイル25bが配置されている。ストレージブリック18は、冷却コイル25aと冷却コイル25bとの間に配置される。
冷却コイル25bの上方には送風機29が配置されており、送風機29によりフリースペース19から空冷槽12内に低温の空気が導入される。なお、送風機29の位置は冷却コイル25bの上方に限定されるものではなく、空冷槽12内に冷気を送風又は吸入できる位置であればよい。
図4は、冷却コイル25aを示す斜視図である(引用元:日軽熱交株式会社、[平成28年9月30日検索]、インターネット(URL:http://group.nikkeikin.co.jp/nex/product/post.html))。冷却コイル25bは冷却コイル25aと同じ形状であるので、ここでは冷却コイル25bの図示及び説明を省略する。
図4に示す冷却コイル25aは、相互に平行に配置された2本のヘッダーパイプ26a,26bと、それらのヘッダーパイプ26a,26b間を連絡する複数の扁平管27と、扁平管27間に配置されたコルゲートフィン28とを有している。
図1に示すように、空冷槽12の下部に配置された冷却コイル25aのヘッダーパイプ26aは、配管23aを介して液浸槽11の下部に接続されている。また、冷却コイル25aのヘッダーパイプ26bと冷却コイル25bのヘッダーパイプ26aとの間は配管23bにより接続されており、冷却コイル25bのヘッダーパイプ26bは配管23cを介して液浸槽11の上部に接続されている。
配管23a,23b,23cは冷媒管の一例である。また、図4は冷却コイル25a,25bの一例を示すものであり、冷却コイル25a,25bの形状は図4に示すものに限定されない。パッケージエアコン等によりフリースペース19に温度が管理された空気が供給される場合は、空冷槽12の下部の冷却コイル25aはなくてもよい。
図1に示すように、熱交換器13は、冷却水が通る冷却水流路13aと、冷媒16が通る冷媒流路13bとを有する。
冷却水流路13aの入口は配管21aを介してチラー14の冷却水出口に接続されており、チラー14の冷却水入口は配管21bを介して冷却水流路13aの出口に接続されている。また、冷媒流路13bの出口は、配管22aを介して液浸槽11の冷媒入口に接続されている。更に、液浸槽11の冷媒出口は配管22bを介してポンプ15の吸引口(サクション)に接続され、ポンプ15の吐出口(デリバリ)は配管22cを介して冷媒流路13bの入口に接続されている。
本実施形態において、チラー14と熱交換器13との間に循環する冷却水は一次冷媒の一例であり、熱交換器13と液浸槽11との間に循環する冷媒16は二次冷媒の一例である。また、ポンプ15は送出装置の一例であり、チラー14は一次冷媒を冷却する空調装置の一例である。
図5は、本実施形態に係る情報処理システムの制御系を示すブロック図である。
前述したように、サーバブリック17にはCPU17bの温度を検出する温度センサ32が設けられており、ストレージブリック18にはハードディスク18bの温度を検出する温度センサ33が設けられている(図2,図3参照)。
制御部31は、温度センサ32及び温度センサ33で検出した温度が予め設定された温度範囲となるように、チラー14から供給される冷却水の温度、ポンプ15の回転数及び送風機29の回転数を制御する。
例えば、温度センサ32で検出したサーバブリック17の温度が設定範囲内でない場合、制御部31はチラー14を制御して熱交換器13に供給する冷却水の温度又は流量を変更したり、ポンプ15を制御して冷媒16の流量を変更したりする。
また、温度センサ33で検出したストレージブリック18の温度が設定範囲内でない場合、制御部31は送風機29を制御して空冷槽12内を流れる空気の流量を変更する。
以下、情報処理システム10の動作について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理システム10の稼働時における各部の温度を示している。
ここでは、図6に示すように、熱交換器13から液浸槽11及び空冷槽12には、配管22aを介して温度が20℃の冷媒が180L(リットル)/minの流量で供給されるものとする。また、液浸槽11内に配置されたサーバブリック17の消費電力(合計)は6.4kW、空冷槽12内に配置されたストレージブリック18の消費電力(合計)は1.6kWであり、送風機29により空冷槽12内を通る空気の流量は5m3/minであるとする。更に、液浸槽11及び空冷槽12が設置された部屋の温度は、図示しないパッケージエアコンにより25℃に維持されるものとする。
図6に示すように、熱交換器13により20℃に冷却された冷媒16は、配管22aを介して液浸槽11及び空冷槽12に供給される。
液浸槽11では、サーバブリック17の稼働にともなって熱が発生し、サーバブリック17の温度が上昇する。しかし、サーバブリック17は、配管22aを介して供給された冷媒16により冷却されるため、サーバブリック17内の電子部品(CPU32等)の温度は許容上限温度よりも低い温度に維持される。サーバブリック17を冷却することにより温度が上昇した冷媒16は、液浸槽11内を上昇する。
一方、空冷槽12でも、ストレージブリック18の稼働にともなって熱が発生し、ストレージブリック18の温度が上昇する。しかし、空冷槽12では、送風機29によりフリースペース19から空気が導入され、この空気によりストレージブリック18が冷却される。そのため、ストレージブリック18内の電子部品(ハードディスク18b)の温度は許容上限温度よりも低い温度に維持される。
フリースペース19から空冷槽12に導入される空気は、冷却コイル25aを通過する際に冷却コイル25a内を通る冷媒16により冷却される。ここでは、冷却コイル25aを通過後の空気の温度を、20℃としている。また、ストレージブリック18を冷却することにより、空気の温度は36℃に上昇するものとしている。
ストレージブリック18を冷却することにより温度が上昇した空気は、冷却コイル25bを通過する際に冷却されて、空冷槽12から室内に排出される。空冷槽12から室内に排出されるときの空気の温度は、例えば21℃である。
一方、冷却コイル25bを通過した冷媒16は、配管23cを通って液浸槽11内に入る。そして、サーバブリック17を冷却した冷媒16と合流し、液浸槽11から配管22b、ポンプ15及び配管22cを通って熱交換器13に移動する。ここでは、配管22bを通る冷媒16の温度を22℃としている。
この冷媒16は、熱交換器13内で冷却水流路13aを通る冷却水により20℃まで冷却され、再び配管22aを通って液浸槽11及び空冷槽12に供給される。
なお、サーバブリック17を冷却する前の冷媒16の温度と冷却した後の冷媒16の温度との差ΔT(℃)は、下記(1)式で計算できる。
ΔT=W×60×103/(L×ρ×C) …(1)
但し、Wはサーバブリック17の発熱量(=消費電力(W))、Lは冷媒16の流量(L(リットル)/min、Cは冷媒16の比熱(J/kgK)、ρは冷媒16の密度(kg/m3)である。3M社のフロリナート(FC−43)の場合、比熱Cは1050J/kgK、密度ρは1880kg/m3である。
また、空冷槽12に供給される空気の温度と空冷槽12から排出される空気の温度との差ΔT(℃)も、前記(1)式で計算できる。
但し、Wはストレージブリック18の発熱量(=消費電力(W))、Lは空気の流量(L(リットル)/min、Cは空気の比熱(J/kgK)、ρは空気の密度(kg/m3)である。空気の比熱は1006J/kgK、密度ρは1.166kg/m3である。
以下、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態では、ストレージブリック18を空冷槽12内に配置して冷風により冷却するので、ストレージとして筐体に通気穴を有する一般的なハードディスク18bを使用することができる。このため、情報処理システム10の構築コストを抑えることができる。
また、液浸槽11にはストレージブリック18を配置しないので、その分液浸槽11の容積を小さくできる。一般的に液浸冷却法で使用する冷媒は高価であるので、冷媒の使用量を削減することで情報処理システム10の構築コストをより一層低減でき、ランニングコストも低減できる。
更に、本実施形態では、空冷槽12のストレージブリック18で発生した熱も冷媒16により回収する。仮に、冷却コイル25bがないとすると、ストレージブリック18で発生した熱はそのまま室内に放出され、パッケージエアコンで回収することになる。その場合、ストレージブリック18で発生した熱を回収するために、パッケージエアコンでは比較的大きな電力を消費する。一方、本実施形態では、ストレージブリック18で発生した熱を冷却コイル25bで回収するので、パッケージエアコンの負荷が軽減され、電力消費量が少なくなる。従って、冷却コイル25bがない場合に比べて省エネルギー効果が大きい。
更にまた、本実施形態では、ストレージブリック18を冷媒16に浸漬していないので、ストレージブリック18のメンテナンス作業が容易であるという効果もある。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態に係る情報処理システムを示す模式図である。図7において、図1と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図1に示す第1の実施形態では、配管22aを介して供給される冷媒16の一部が液浸槽11内のサーバブリック17を冷却し、残部が空冷槽12内のストレージブリック18を冷却して、それらの冷媒16が合流して配管22bに流れる。従って、第1の実施形態では、配管22aと配管22bとの間に液浸槽11と空冷槽12とが並列に接続されているということができる。配管22aは第1の配管の一例であり、配管22bは第2の配管の一例である。
これに対し、第2の実施形態では、配管22aと配管22bとの間に液浸槽11と空冷槽12とが直列に接続されている。
すなわち、図7に示すように、本実施形態に係る情報処理システム10aでは、熱交換器13の冷媒出口と空冷槽12の冷却コイル25aの冷媒入口との間が配管22aにより接続されている。また、冷却コイル25aの冷媒出口と冷却コイル25bの冷媒入口との間が配管23bにより接続されており、冷却コイル25bの冷媒出口と液浸槽11の冷媒入口との間が配管23cにより接続されている。
更に、液浸槽11の冷媒出口とポンプ15の吸引口(サクション)との間は配管22bにより接続されており、ポンプ15の吐出口(デリバリ)と熱交換器13の冷媒入口との間は配管22cにより接続されている。
以下、本実施形態に係る情報処理システム10aの動作について説明する。
熱交換器13により冷却された冷媒16は、配管22aを介して空冷槽12に供給される。
空冷槽12では、送風機29により、室内の空気が冷却コイル25a側から空冷槽12内に導入される。空冷槽12内に導入される空気は、冷却コイル25aを通過する際に、冷却コイル25a内を通る冷媒16により冷却される。
空冷槽12では、ストレージブリック18の稼働にともなって熱が発生し、ストレージブリック18の温度が上昇する。しかし、ストレージブリック18は空冷槽12内を流れる空気により冷却されるので、ストレージブリック18内の電子機器(ハードディスク18b)の温度は許容上限温度よりも低い温度に維持される。
ストレージブリック18を冷却することにより温度が上昇した空気は、冷却コイル25bを通って室内に排出される。冷却コイル25bを空気が通過する際に冷却コイル25b内を通る冷媒16により空気が冷却されるため、空冷槽12から室内に放出される空気の温度は例えば21℃程度になる。
一方、冷却コイル25bを通過した冷媒16は、次に配管23cを介して液浸槽11内に入る。液浸槽11では、サーバブリック17の稼働にともなって熱が発生し、サーバブリック17の温度が上昇する。しかし、サーバブリック17は、液浸槽11内を下から上に移動する冷媒16により冷却されるので、サーバブリック17内の電子部品(CPU32等)の温度は、許容上限温度よりも低い温度に維持される。
サーバブリック17を冷却することにより温度が上昇した冷媒16は、配管22b、ポンプ15及び配管22cを通って熱交換器13に戻る。そして、冷却水流路13aを通る冷却水により冷却されて、再度配管22aを介して空冷槽12に供給される。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、本実施形態のように複数の槽(液浸槽11及び空冷槽12)を直列に接続する場合、発熱量が少ない槽から順に冷媒16が流れるようにすることが好ましい。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る情報処理システムを示す模式図である。図8において、図1と同一物には同一符号を付して、重複する部分の説明は省略する。また、図8では、サーバブリック17とストレージブリック18とを接続するケーブル35(図1参照)の図示を省略している。
図8に示す情報処理システム10bでは、液浸槽11及び空冷槽12をそれぞれ複数有している。各液浸槽11にはそれぞれサーバブリック17が冷媒16に浸漬された状態で配置されており、各空冷槽12にはそれぞれストレージブリック18及び冷却コイル25a,25bが配置されている。
また、空冷槽22の底部にはフリースペース19に通じる穴が設けられており、送風機29によりフリースペース19から空冷槽12内に低温の空気が供給される。
第1の実施形態と同様に、熱交換器13の冷媒出口は配管22aに接続されている。また、ポンプ15の吸引口は配管22bに接続されており、吐出口は配管22cを介して熱交換器13の冷媒入口に接続されている。
液浸槽11の下部に設けられた冷媒入口は、配管41aを介して配管22aに接続されている。また、空冷槽12の下側の冷却コイル25aは、配管41bを介して配管22aに接続されている。更に、液浸槽11の上部の冷媒出口は配管42aを介して配管22bに接続されており、空冷槽12の上側の冷却コイル25bは配管42bを介して配管22bに接続されている。
本実施形態では、配管22aと配管22bとの間に、複数の液浸槽11と複数の空冷槽12とを並列に接続している。そして、配管22aを介して複数の液浸槽11及び複数の空冷槽12に低温の冷媒16を供給し、配管22bを介して複数の液浸槽11及び複数の空冷槽12から高温の冷媒16を回収する。これにより、各液浸槽11内のサーバブリック17及び各空冷槽12内のストレージブリック18を効率よく冷却できる。
(変形例)
図9は、第3の実施形態の変形例を示す模式図である。
液浸槽11と空冷槽12とを同じ部屋内に配置すると、液浸槽11から冷媒16の蒸気が発生し、それが空冷槽12内のハードディスク18b内に侵入しディスクの表面に付着して、ハードディスク18bの故障の原因となるおそれがある。
図9に示す情報処理システム10cでは、液浸槽11を第1の部屋51内に配置し、空冷槽12を第2の部屋52に配置している。
つまり、図9に示す変形例では、液浸槽11を配置した空間と空冷槽12を配置した空間とを物理的に分離している。これにより、冷媒16の蒸気に起因するハードディスク18bが故障を回避できる。
(第4の実施形態)
図10は、第4の実施形態に係る情報処理システムを示す模式図である。図10において、図1と同一物には同一符号を付して、重複する部分の説明は省略する。また、図10では、サーバブリック17とストレージブリック18とを接続するケーブル35(図1参照)の図示を省略している。
本実施形態に係る情報処理システム10dでは、液浸槽11内の冷媒16中にサーバブリック17とPSU(Power Supply Unit)55とを浸漬している。そして、ケーブル36により、PSU55からサーバブリック17及び液浸槽11内のストレージブリック18に電力を供給している。
PUS55も、稼働にともなって熱を発生する。PUS55の発熱量が大きい場合は、本実施形態のようにPSU55も液浸槽11内に配置して冷媒16で冷却することが好ましい。
なお、PSU55の発熱量がそれほど大きくない場合は、PSU55を空冷槽12内に配置してもよい。また、液浸槽11及び空冷槽12のそれぞれにPSU55を配置し、液浸槽11内のサーバブリック17には液浸槽11内のPSU55から電力を供給し、空冷槽12内のストレージブリック18には空冷槽12内のPSU55から電力を供給するようにしてもよい。
以上の諸実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)一次冷媒を冷却する空調装置と、
第1の電子部品を含む処理装置が二次冷媒に浸される液浸槽と、
前記処理装置に接続される第2の電子部品と、
前記第2の電子部品に対する冷却風の送風又は吸入を行う送風機と、
前記冷却風により前記二次冷媒が冷却される冷却コイルと、
前記冷却コイルに接続されるとともに前記二次冷媒が流れる冷媒管とを有する空冷槽と、
前記一次冷媒と前記二次冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、
前記液浸槽から前記熱交換器に向かって前記二次冷媒を循環させる送出装置と
を有することを特徴とする情報処理システム。
(付記2)前記熱交換器から出た前記二次冷媒が通る第1の配管と、前記熱交換器に戻る前記二次冷媒が通る第2の配管との間に、前記液浸槽及び前記空冷槽が並列に接続されていることを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)前記熱交換器から出た前記二次冷媒が通る第1の配管と、前記熱交換器に戻る前記二次冷媒が通る第2の配管との間に、前記液浸槽及び前記空冷槽が直列に接続されていることを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記4)前記第2の電子部品は、前記第1の電子部品よりも液浸耐性が低いことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の情報処置システム。
(付記5)前記二次冷媒は、前記液浸槽内を下から上に流れることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記6)前記空冷槽には、温度が管理された空気が供給されることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記7)前記第1の電子部品の温度を検出する第1の温度センサと、
前記第2の電子部品の温度を検出する第2の温度センサと、
前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの出力に基づいて、前記空調装置、前記送風機、又は前記送出装置を制御する制御部と
を有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記8)前記液浸槽は、前記空冷槽と異なる部屋に配置されていることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記9)一次冷媒を冷却する空調装置と、第1の電子部品を含む処理装置が二次冷媒に浸される液浸槽と、前記処理装置に接続される第2の電子部品と、冷却コイルに接続されるとともに前記二次冷媒が流れる冷媒管とを有する空冷槽と、を有する情報処理システムの制御方法において、
前記情報処理システムが有する送風機が、前記第2の電子部品に対する冷却風の送風又は吸入を行い、
前記冷却コイルが、前記冷却風により前記二次冷媒を冷却し、
前記情報処理システムが有する熱交換器が、前記一次冷媒と前記二次冷媒との間で熱交換を行い、
前記情報処理システムが有する送出装置が、前記液浸槽から前記熱交換器に向かって前記二次冷媒を循環させることを特徴とする情報処理システムの制御方法。
(付記10)前記熱交換器から出た前記冷媒が通る第1の配管と、前記熱交換器に戻る前記冷媒が通る第2の配管との間に、前記液浸槽及び前記空冷槽が並列に接続されていることを特徴とする付記9に記載の情報処理システムの制御方法。
(付記11)前記熱交換器から出た前記冷媒が通る配管と、前記熱交換器に戻る前記冷媒が通る配管との間に、前記液浸槽及び前記空冷槽が直列に接続されていることを特徴とする付記9に記載の情報処理システムの制御方法。
10,10a,10b,10c…情報処理システム、11…液浸槽、12…空冷槽、13…熱交換器、13a…冷却水流路、13b…冷媒流路、14…チラー、15…ポンプ、16…冷媒、17…サーバブリック、17a…基板、17b…CPU,17c…メモリ、18…ストレージブリック、18a…基板、18b…ハードディスク、19…フリースペース、25a,25b…冷却コイル、26a,26b…ヘッダーパイプ、27…扁平管、28…コルゲートフィン、29…送風機、31…制御部、32,33…温度センサ、35,36…ケーブル、55…PSU。

Claims (5)

  1. 一次冷媒を冷却する空調装置と、
    第1の電子部品を含む処理装置が二次冷媒に浸される液浸槽と、
    前記処理装置に接続される第2の電子部品と、
    前記第2の電子部品に対する冷却風の送風又は吸入を行う送風機と、
    前記二次冷媒により前記冷却風を冷却する冷却コイルと、
    前記冷却コイルに接続されるとともに前記二次冷媒が流れる冷媒管とを有する空冷槽と、
    前記一次冷媒と前記二次冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、
    前記液浸槽から前記熱交換器に向かって前記二次冷媒を循環させる送出装置と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記熱交換器から出た前記二次冷媒が通る第1の配管と、前記熱交換器に戻る前記二次冷媒が通る第2の配管との間に、前記液浸槽及び前記空冷槽が並列に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記熱交換器から出た前記二次冷媒が通る第1の配管と、前記熱交換器に戻る前記二次冷媒が通る第2の配管との間に、前記液浸槽及び前記空冷槽が直列に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第2の電子部品は、前記第1の電子部品よりも液浸耐性が低いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム
  5. 一次冷媒を冷却する空調装置と、第1の電子部品を含む処理装置が二次冷媒に浸される液浸槽と、前記処理装置に接続される第2の電子部品と、冷却コイルに接続されるとともに前記二次冷媒が流れる冷媒管とを有する空冷槽と、を有する情報処理システムの制御方法において、
    前記情報処理システムが有する送風機が、前記第2の電子部品に対する冷却風の送風又は吸入を行い、
    前記冷却コイルが、前記二次冷媒により前記冷却風を冷却し、
    前記情報処理システムが有する熱交換器が、前記一次冷媒と前記二次冷媒との間で熱交換を行い、
    前記情報処理システムが有する送出装置が、前記液浸槽から前記熱交換器に向かって前記二次冷媒を循環させることを特徴とする情報処理システムの制御方法。
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