JP6790305B2 - 包装体 - Google Patents

包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP6790305B2
JP6790305B2 JP2020512168A JP2020512168A JP6790305B2 JP 6790305 B2 JP6790305 B2 JP 6790305B2 JP 2020512168 A JP2020512168 A JP 2020512168A JP 2020512168 A JP2020512168 A JP 2020512168A JP 6790305 B2 JP6790305 B2 JP 6790305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushioning material
corrugated cardboard
cardboard
folded
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020512168A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019193694A1 (ja
Inventor
海野 賢一
賢一 海野
和慶 一色
和慶 一色
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2019193694A1 publication Critical patent/JPWO2019193694A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6790305B2 publication Critical patent/JP6790305B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/02Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D81/05Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D81/107Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents using blocks of shock-absorbing material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/02Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D81/05Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D81/107Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents using blocks of shock-absorbing material
    • B65D81/113Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents using blocks of shock-absorbing material of a shape specially adapted to accommodate contents

Description

本発明は、被包装体を包装するために使用する包装体に関するものである。
従来、家電製品等の被包装体を包装するために使用する包装体が知られている。例えば特許文献1では、被包装体の底面側を保護する箱状の底枠材と、底枠材の凹内部の両端部に嵌め込まれた一対の緩衝材と、で構成されている。底枠材には、長辺側の各縁辺の中央部分から内側面に沿って折り返された補強部片と、補強部片の先端縁から内側面側に向かって折り返され、底枠材の内底面に当接する端板部と、で角筒状補強部が形成されている。一対の緩衝材は、底枠材の中間部に間隔を設けて配置されている。また、緩衝材には、底枠材の内側面に沿って突き出す係合突部が設けられている。底枠材の係合突部は、角筒状補強部に巻き付けられて固定されている。
実開平6−42736号公報
特許文献1に開示された包装体では、角筒状補強部が複数回折り曲げられて形成されているので、折り曲げた部分の復元力によって端板部が浮き上がり、形状を維持できないおそれがある。その結果、緩衝材が位置ずれを起こし、被包装体をしっかりと保持できなくなるおそれがある。そのため、折り曲げた部分を接着剤等で固定し、浮き上がりが生じないように工夫する必要があり、組み立て作業と解体作業に手間が掛かる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、接着剤等を使用することなく、折り返した部分の復元力による底面用緩衝材の浮き上がりを抑制することができ、底面用緩衝材をしっかりと固定して、被包装体を安定させて保持することができる、包装体を提供すること目的とする。
本発明に係る包装体は、被包装体を包装するための包装体であって、前記被包装体の底面側を保護する矩形状で箱型の底面段ボールと、前記底面段ボールの凹内部に嵌め込まれる底面用緩衝材と、を備え、前記底面段ボールには、一方の対向する各縁辺の中央部分から内側面に沿って折り返された折り返し部と、前記折り返し部の先端縁から折り曲げられ、内底面に当接させた屈曲部と、を有する緩衝材保持部が設けられており、前記屈曲部には、左右の両端部から張り出した張り出し部が設けられ、前記張り出し部には、開口面に向かって切り起こした立ち上がり部と、前記底面段ボールの内底面に当接させた平坦部と、が設けられ、前記底面用緩衝材は、前記底面段ボールの内側面と前記立ち上がり部とで形成された空間に嵌め込まれ、一部が前記平坦部の上面に載置されているものである。
本発明によれば、底面段ボールの内底面と底面用緩衝材とで緩衝材保持部の平坦部を挟み付けてしっかりと固定しているので、接着剤等を使用して固定することなく、折り曲げ部分の復元力による緩衝材保持部の浮き上がりを抑制することができる。また、底面段ボールの内側面と立ち上がり部とで形成された空間に嵌め込まれた底面用緩衝材が、立ち上がり部の復元力によるスプリングバックにより内側面に向かって押し付けられ、しっかりと固定されているので、被包装体を安定させて保持することができる。
本発明の実施の形態1に係る包装体の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る包装体の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールの展開図である。 本発明の実施の形態1に係る包装体の底面用緩衝材を底面側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールに底面用緩衝材を嵌め込む要領を示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールに底面用緩衝材を嵌め込んだ状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る包装体の底面段ボールの斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る包装体の底面段ボールの展開図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
先ず、図1及び図2に基づいて、実施の形態1に係る包装体100の全体構造について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る包装体の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る包装体の分解斜視図である。図1及び図2に示すように、実施の形態1に係る包装体100は、被包装体200を包装するために使用されるものである。被包装体200は、一例として空気調和機の室外機である。室外機は、外郭を形成するケーシング201を有している。ケーシング201の底面には、設置場所に固定するための脚部202が間隔をあけて2つ設けられている。ケーシング201の前面側には、吹出口を覆うファンガード203が取り付けられている。
実施の形態1に係る包装体100は、被包装体200の天面側を保護する矩形状で箱型の天面段ボール1と、天面段ボール1の凹内部に嵌め込まれる天面用緩衝材2と、被包装体200の底面側を保護する矩形状で箱型の底面段ボール3と、底面段ボール3の凹内部に嵌め込まれる底面用緩衝材4と、を備えている。
天面段ボール1は、略直方体であり、被包装体200と対向する下面に開口部を有している。天面段ボール1は、凹内部に嵌め込まれた天面用緩衝材2を介して、被包装体200の天面側を保護している。
天面用緩衝材2は、一例として発泡スチロールである。図示した天面用緩衝材2は、ケーシング201の左右の天面角部をそれぞれ保護するように、一対の緩衝片2A及び2Bで構成されている。緩衝片2A及び2Bは、ケーシング201の左右の天面角部に収まる形状及び大きさで形成されている。なお、天面用緩衝材2は、ケーシング201の天面全体を覆うように1つで構成してもよいし、他の形態でもよい。
底面段ボール3は、略直方体であり、被包装体200と対向する上面に開口部を有している。底面段ボール3は、凹内部に嵌め込まれた底面用緩衝材4を介して、被包装体200の底面側を保護している。
底面用緩衝材4は、一例として発泡スチロールである。図示した底面用緩衝材4は、ケーシング201の左右の底面角部をそれぞれ保護するように、一対の緩衝片4A及び4Bで構成されている。緩衝片4A及び4Bは、ケーシング201の底面角部に収まる形状及び大きさで形成されている。
図1及び図2に示すように、被包装体200は、天面用緩衝材2が内部に嵌め込まれた天面段ボール1と、底面用緩衝材4が内部に嵌め込まれた底面段ボール3とで保護され、周囲が結束部材5によって結束されている。結束部材5は、例えば紐又は合成樹脂材から成る結束バンドである。図示例の場合では、被包装体200の長辺方向Xに沿って間隔をあけて3つ設けられている。なお、結束部材5は、天面用緩衝材2と底面用緩衝材4とで保護された被包装体200を結束することができれば、他の部材でもよい。
次に、図3〜図5に基づいて、底面段ボール3と底面用緩衝材4の構成を具体的に説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールの斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールの展開図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る包装体の底面用緩衝材を底面側から見た斜視図である。
図3に示すように、底面段ボール3は、長辺側の内側面30と短辺側の内側面31とが、長辺側の両端部に設けられた接合片30aを介して接合されて、箱型に組み立てられている。図4に示すように、底面段ボール3は、長方形状の内底面32を中心して、その四辺に内側面30及び31を構成する側面部が、折り目を介して連設された構成である。
そして、底面段ボール3には、長辺側の各縁辺の中央部分から内側面30に沿って折り返された折り返し部60と、折り返し部60の先端縁から折り曲げられ、内底面32に当接させた屈曲部61と、を有する緩衝材保持部6が設けられている。
折り返し部60は、底面段ボール3の長辺側の両端部から緩衝片4A及び4Bの幅寸法と同等の間隔をあけて設けられている。折り返し部60は、先端縁が内底面32に突き当たるように折り返されている。折り返し部60は、底面段ボール3の内側面30に当接していることが望ましいが、必ずしも当接している必要はない。
屈曲部61は、内底面32に突き当てた折り返し部60の先端縁から内底面32へ沿って、短辺方向Yの中間位置の手前まで形成されている。屈曲部61の下面は、底面段ボール3の内底面32に当接している。屈曲部61には、左右の両端部から張り出した張り出し部7が設けられている。張り出し部7には、折り返し部60に隣接する部分を、開口面に向かって切り起こした立ち上がり部70と、底面段ボール3の内底面32に当接する平坦部71と、が設けられている。
底面用緩衝材4は、図2に示すように、緩衝片4A及び4Bで構成されている。緩衝片4A及び4Bは、それぞれ略四角形であり、平板状に形成されている。緩衝片4A及び4Bの上面には、被包装体200の脚部202を収める凹部40が形成されている。一方、図5に示すように、緩衝片4A及び4Bの下面には、緩衝片4A及び4Bの下面を底面段ボール3の内底面32に当接させた際に、平坦部71を収める切り欠き溝部41が形成されている。また、緩衝片4A及び4Bの一の側面には、底面段ボール3に設けられた接合片30aとの干渉を避けるための切り欠き凹部42が形成されている。
次に、図6及び図7に示すように、本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールに底面用緩衝材を嵌め込む要領について説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールに底面用緩衝材を嵌め込む要領を示した説明図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る包装体の底面段ボールに底面用緩衝材を嵌め込んだ状態を示した斜視図である。
実施の形態1における底面段ボール3の凹内部には、図6及び図7に示すように、底面用緩衝材4を構成する緩衝片4A及び4Bがそれぞれ嵌め込まれる。緩衝片4Aは、底面段ボール3の内側面30及び31と立ち上がり部70とで形成された一方の空間に嵌め込まれ、一部が平坦部71の上面に載置される。具体的には、図6に示すように、切り欠き凹部42を形成した側面を、底面段ボール3の短辺側の内側面31に当接させる。そして、その側面に対向する他方の側面の両端を、立ち上がり部70に当接させる。その他の側面は、長辺側の内側面30に当接させる。同様に、緩衝片4Bは、底面段ボール3の内側面30及び31と立ち上がり部70とで形成された他方の空間に嵌め込まれ、一部が平坦部71の上面に載置される。緩衝片4A及び4Bは、段ボールの罫線により折り曲げられた立ち上がり部70が、真っ直ぐに戻ろうとする復元力によるスプリングバックによって押し付けられ、しっかりと固定される。
以上のように、実施の形態1に係る包装体100は、被包装体200の底面側を保護する矩形状で箱型の底面段ボール3と、底面段ボール3の凹内部に嵌め込まれる底面用緩衝材4と、を備えている。底面段ボール3には、一方の対向する各縁辺の中央部分から内側面30に沿って折り返された折り返し部60と、折り返し部60の先端縁から折り曲げられ、内底面32に当接させた屈曲部61と、を有する緩衝材保持部6が設けられている。屈曲部61には、左右の両端部から張り出した張り出し部7が設けられている。張り出し部7は、開口面に向かって切り起こした立ち上がり部70と、底面段ボール3の内底面32に当接させた平坦部71と、が設けられている。そして、底面用緩衝材4は、底面段ボール3の内側面30及び31と立ち上がり部70とで形成された空間に嵌め込まれ、一部が平坦部71の上面に載置されている。
したがって、実施の形態1に係る包装体100は、底面段ボール3の内底面32と底面用緩衝材4とで緩衝材保持部6の平坦部71を挟み付けてしっかりと固定しているので、接着剤等を使用して固定することなく、折り曲げ部分の復元力による緩衝材保持部6の浮き上がりを抑制することができる。また、包装体100は、底面段ボール3の内側面30及び31と立ち上がり部70とで形成された空間に嵌め込まれた底面用緩衝材4が、立ち上がり部70の復元力によるスプリングバックにより、内側面30及び31に向かって押し付けられてしっかりと固定されているので、被包装体200を安定させて保持することができる。また、包装体100では、接着剤等が不要となることで、底面段ボール3の組立作業時における手間が省けるし、使用後の解体作業時に、底面段ボール3から底面用緩衝材4を分離して容易に解体することができるので、再生利用することもできる。
また、実施の形態1に係る包装体100は、被包装体200の天面側を保護する矩形状で箱型の天面段ボール1と、天面段ボール1の凹内部に嵌め込まれる天面用緩衝材2と、天面段ボール1と底面段ボール3とで保護された被包装体200の周囲を結束する結束部材5と、を更に備えている。よって、包装体100は、上記した底面段ボール3及び底面用緩衝材4と共に、天面段ボール1及び天面用緩衝材2で被包装体200の天面と底面とをしっかりと保護することができ、信頼性の高い包装体を実現できる。
また、包装体100は、底面用緩衝材4の底面に、平坦部71が収まる切り欠き溝部41が形成されているので、底面用緩衝材4の一部と平坦部71とが重なり合うことによる収まりの不具合を防止することができる。また、包装体100は、底面用緩衝材4の切り欠き溝部41と平坦部71とを嵌め合わせることで、該平坦部71を確実に固定することができるので、折り曲げ部分の復元力による緩衝材保持部6の浮き上がりを効果的に抑制することができる。
実施の形態2.
次に、図8及び図9に基づいて、本発明の実施の形態2に係る包装体を説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係る包装体の底面段ボールの斜視図である。図9は、本発明の実施の形態2に係る包装体の底面段ボールの展開図である。なお、実施の形態1で説明した包装体と同一の構成については、同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
実施の形態2に係る包装体は、底面段ボール3の構成を除いて、上記した実施の形態1の包装体100と同一の構成である。
図8に示すように、実施の形態2における底面段ボール3は、長辺側の内側面30と短辺側の内側面31とが、長辺側の両端部に設けられた接合片30aを介して接合されて、箱型に組み立てられている。図9に示すように、底面段ボール3は、長方形状の内底面32を中心して、その四辺に内側面30及び31を構成する側面部が、折り目を介して連設された構成である。
そして、底面段ボール3には、長辺側の各縁辺の中央部分から内側面30に沿って折り返された折り返し部60と、折り返し部60の先端縁から折り曲げられ、内底面32に当接させた屈曲部61と、を有する緩衝材保持部6が設けられている。
折り返し部60は、底面段ボール3の長辺側の両端部から緩衝片4A及び4Bの幅寸法と同等の間隔をあけて設けられている。折り返し部60は、先端縁が内底面32に突き当たるように折り返されている。折り返し部60は、底面段ボール3の内側面30に当接していることが望ましいが、必ずしも当接している必要はない。また、折り返し部60には、左右の両端部から凹内部に向かって切り起こした立ち上がり部8が設けられている。
屈曲部61は、内底面32に突き当てた折り返し部60の先端縁から内底面32へ沿って、短辺方向Yの中間位置の手前まで形成されている。屈曲部61の下面は、底面段ボール3の内底面32に当接している。屈曲部61には、左右の両端部から張り出し、底面段ボール3の内底面32に当接させた平坦部9が設けられている。
実施の形態2における底面段ボール3の凹内部には、底面用緩衝材4を構成する緩衝片4A及び4Bがそれぞれ嵌め込まれる。緩衝片4Aは、底面段ボール3の内側面30及び31と立ち上がり部70とで形成された一方の空間に嵌め込まれ、一部が平坦部9の上面に載置される。具体的には、切り欠き凹部42を形成した側面を、底面段ボール3の短辺側の内側面31に当接させている。そして、その側面に対向する他方の側面の両端を、立ち上がり部8に当接させている。その他の側面は、長辺側の内側面30に当接させている。同様に、緩衝片4Bは、底面段ボール3の内側面30及び31と立ち上がり部8とで形成された他方の空間に嵌め込まれ、一部が平坦部9の上面に載置される。緩衝片4A及び4Bは、段ボールの罫線により折り曲げられた立ち上がり部8が、真っ直ぐに戻ろうとする復元力によるスプリングバックによって押し付けられ、しっかりと固定される。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、被包装体200は、図示した空気調和機の室外機に限定されず、空気調和機の室内機など、他のものでもよい。また、天面段ボール1及び天面用緩衝材2は、上記した底面段ボール3及び底面用緩衝材4と同一の構成でもよい。また、天面段ボール1及び天面用緩衝材2は、上記した構成に限定されず、例えば底面部分を除く全面を覆う構成でもよい。また、底面用緩衝材4に形成した切り欠き凹部42は、必ずしも設ける必要はない。更に、実施の形態1で説明した立ち上がり部70と平坦部71の位置は、逆でもよい。要するに、本発明は、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更及び応用のバリエーションの範囲を含むものである。
1 天面段ボール、2 天面用緩衝材、2A、2B 緩衝片、3 底面段ボール、4 底面用緩衝材、4A、4B 緩衝片、5 結束部材、6 緩衝材保持部、7 張り出し部、8 立ち上がり部、9 平坦部、30 内側面、30a 接合片、31 内側面、32
内底面、40 凹部、41 切り欠き溝部、42 切り欠き凹部、60 折り返し部、61 屈曲部、70 立ち上がり部、71 平坦部、100 包装体、200 被包装体、201 ケーシング、202 脚部、203 ファンガード。

Claims (4)

  1. 被包装体を包装するための包装体であって、
    前記被包装体の底面側を保護する矩形状で箱型の底面段ボールと、
    前記底面段ボールの凹内部に嵌め込まれる底面用緩衝材と、を備え、
    前記底面段ボールには、一方の対向する各縁辺の中央部分から内側面に沿って折り返された折り返し部と、前記折り返し部の先端縁から折り曲げられ、内底面に当接させた屈曲部と、を有する緩衝材保持部が設けられており、
    前記屈曲部には、左右の両端部から張り出した張り出し部が設けられ、
    前記張り出し部には、開口面に向かって切り起こした立ち上がり部と、前記底面段ボールの内底面に当接させた平坦部と、が設けられ、
    前記底面用緩衝材は、前記底面段ボールの内側面と前記立ち上がり部とで形成された空間に嵌め込まれ、一部が前記平坦部の上面に載置されている、包装体。
  2. 被包装体を包装するための包装体であって、
    前記被包装体の底面側を保護する矩形状で箱型の底面段ボールと、
    前記底面段ボールの凹内部に嵌め込まれる底面用緩衝材と、を備え、
    前記底面段ボールには、一方の対向する各縁辺の中央部分から内側面に沿って折り返された折り返し部と、前記折り返し部の先端縁から折り曲げられ、内底面に当接させた屈曲部と、を有する緩衝材保持部が設けられており、
    前記折り返し部には、左右の両端部から凹内部に向かって切り起こした立ち上がり部が設けられ、
    前記屈曲部には、左右の両端部から張り出し、前記底面段ボールの内底面に当接させた平坦部が設けられ、
    前記底面用緩衝材は、前記底面段ボールの内側面と前記立ち上がり部とで形成された空間に嵌め込まれ、一部が前記平坦部の上面に載置されている、包装体。
  3. 前記被包装体の天面側を保護する矩形状で箱型の天面段ボールと、
    前記天面段ボールの凹内部に嵌め込まれる天面用緩衝材と、
    前記天面段ボールと前記底面段ボールとで保護された前記被包装体の周囲を結束する結束部材と、を更に備えている、請求項1又は2に記載の包装体。
  4. 前記底面用緩衝材の底面には、前記平坦部を収める切り欠き溝部が形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装体。
JP2020512168A 2018-04-04 2018-04-04 包装体 Active JP6790305B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/014464 WO2019193694A1 (ja) 2018-04-04 2018-04-04 包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019193694A1 JPWO2019193694A1 (ja) 2020-10-22
JP6790305B2 true JP6790305B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=68100350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020512168A Active JP6790305B2 (ja) 2018-04-04 2018-04-04 包装体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6790305B2 (ja)
WO (1) WO2019193694A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022248010A1 (en) * 2021-05-25 2022-12-01 Electrolux Appliances Aktiebolag A packaging base for a household appliance

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5292925U (ja) * 1975-12-30 1977-07-12
JPS5940259Y2 (ja) * 1979-04-05 1984-11-14 大塚包装工業株式会社 輸送用ダンボ−ル箱
JPH0142494Y2 (ja) * 1985-12-20 1989-12-12
JPS62105159U (ja) * 1985-12-24 1987-07-04
JP2000296833A (ja) * 1999-04-12 2000-10-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 包装装置
JP4483139B2 (ja) * 2001-07-09 2010-06-16 三菱電機株式会社 包装装置
JP4677965B2 (ja) * 2006-09-14 2011-04-27 株式会社富士通ゼネラル 梱包装置
JP2008222263A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Takahisa Watanabe 包装装置
JP2013075686A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Sharp Corp 下側緩衝材および梱包装置
JP6210128B1 (ja) * 2016-06-03 2017-10-11 三菱電機株式会社 梱包装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2019193694A1 (ja) 2020-10-22
WO2019193694A1 (ja) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008081199A (ja) 空調機用梱包部材
JP6790305B2 (ja) 包装体
WO2020039471A1 (ja) 冷凍サイクル装置の室外機の梱包体
JP2018087032A (ja) 組立式包装箱
JP6210128B1 (ja) 梱包装置
JP4936933B2 (ja) 梱包用トレイ
JP2019006447A (ja) ロック構造および包装箱
JP4946483B2 (ja) 空気調和機用梱包装置
KR200482322Y1 (ko) 피자 박스
JP5063487B2 (ja) 梱包材
JP6230000B2 (ja) コーナー保護部材及びコーナー保護部材セット
JP5429420B2 (ja) 梱包装置
JP2015196531A (ja) 空気調和機に用いられる梱包材及び梱包方法
KR101623971B1 (ko) 접이식 대형포장박스
JP6120803B2 (ja) 仕切り機能付き段ボール箱
JP4429977B2 (ja) 換気扇包装装置
JP7241591B2 (ja) 梱包材、梱包構造および梱包材の製造方法
JP4677965B2 (ja) 梱包装置
JP5077387B2 (ja) 梱包装置
JP5862360B2 (ja) 梱包装置
JP7113981B2 (ja) 梱包体
JP7051215B2 (ja) 梱包装置
JP5206808B2 (ja) 梱包装置
JP6848225B2 (ja) 包装材
JP2023074831A (ja) 包装用緩衝材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6790305

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150