JP6790022B2 - シートベルト用リトラクタ - Google Patents
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Description
(1) シートベルトを巻き取るスピンドルと、車両の前後方向における加速度を検出する加速度センサと、該加速度センサによって検出される加速度に応じてシートベルトの引出動作をロックするロック機構とを備え、車両に設けられるリクライニング式シートのシートバックに取り付けられるシートベルト用リトラクタであって、
前記加速度センサは、前記シートバックと一体的に傾動するセンサカバーと、前記車両の幅方向に沿った軸線を中心として前記センサカバーに対して揺動自在に支持され、前記シートバックの傾動時に前記センサカバーに対して前記車両の前後方向に揺動し、且つ、慣性体支持面を備えたセンサハウジングと、前記慣性体支持面上に支持されて前記加速度が所定値以上となった際に中立位置から変位する慣性体と、該慣性体が前記車両の前後方向に移動した際に連動して前記ロック機構をロック側へ作動させる作動部材と、を有し、
前記センサハウジングは、外周面に円弧状に並ぶ複数の歯を有する外歯部を備え、
前記リトラクタは更に、前記スピンドルの軸に摩擦接合により連結されて、前記スピンドルが前記シートベルトを引き出す方向に回転するとき、先端に設けられた係合部が前記外歯部に係合する第1の方向に旋回し、前記スピンドルが前記シートベルトを巻き取る方向に回転するとき、前記係合部が前記外歯部から離間する第2の方向に旋回するレバー部材と、を備え、
前記リクライニング式シートがリクライニングされる際、前記レバー部材の前記第1の方向への回動を阻止する回動阻止機構を備えることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
(2) 前記外歯部は、前記センサハウジングの側壁の一部が延設された外周面に形成されるかまたは、前記センサハウジングの側壁上に固定されたプレート状部材の外周面に形成されることを特徴とする(1)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(3) 前記回動阻止機構は、
前記スピンドルを支持するケースに回転可能に支持され、前記レバー部材が前記第1の方向へ回動するのを阻止するように前記レバー部材と当接可能な突起腕を有する係合解除プーリと、
一端が前記係合解除プーリに接続され、前記シートバックを回動させるためのリクライニングレバーの操作と連動するコントロールケーブルと、
を備え、
前記リクライニングレバーが操作されたとき、前記コントロールケーブルを介して前記係合解除プーリを回動させて、前記レバー部材が前記突起腕に当接することで、前記レバー部材の前記第1の方向への旋回を阻止することを特徴とする、(1)または(2)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(4) 前記回動阻止機構は、
前記ケースと前記係合解除プーリとの間に配置され、前記リクライニングレバーの操作を停止したとき、前記突起腕が前記レバー部材から離間するように前記係合解除プーリを付勢するばね部材をさらに備えることを特徴とする、(3)に記載のシートベルト用リトラクタ。
例えば、外歯部は、上記実施形態の様に、側壁の一部としてセンサハウジング自体に形成されても良いが、プレート状部材をセンサハウジングの側壁上に固定してそのプレート状部材の外周部に形成されていても良い。即ち、外歯部はセンサハウジングと一体的に設けられるものであるが、それが別部材で作られてセンサハウジングに取り付けられても良いし、センサハウジングの一部(側壁)がそれを有するように構成されても良い。
20 スピンドル
40 ロック機構
47 ベアリングプレート
70 加速度センサ
71 センサカバー
72 センサハウジング
72a センサハウジングの側壁
73 CSボール(慣性体)
74 第1センサレバー(作動部材)
75 第2センサレバー(作動部材)
78 慣性体支持面
84 外歯部
90 レバー部材
92 係合部
99 システムカバー(ケース)
100 回動阻止機構
108 ばね部材
110 係合解除プーリ
113 突起腕
120 コントロールケーブル
121a インナーケーブルの一端
130 リクライニングレバー
Claims (4)
- シートベルトを巻き取るスピンドルと、車両の前後方向における加速度を検出する加速度センサと、該加速度センサによって検出される加速度に応じてシートベルトの引出動作をロックするロック機構とを備え、車両に設けられるリクライニング式シートのシートバックに取り付けられるシートベルト用リトラクタであって、
前記加速度センサは、前記シートバックと一体的に傾動するセンサカバーと、前記車両の幅方向に沿った軸線を中心として前記センサカバーに対して揺動自在に支持され、前記シートバックの傾動時に前記センサカバーに対して前記車両の前後方向に揺動し、且つ、慣性体支持面を備えたセンサハウジングと、前記慣性体支持面上に支持されて前記加速度が所定値以上となった際に中立位置から変位する慣性体と、該慣性体が前記車両の前後方向に移動した際に連動して前記ロック機構をロック側へ作動させる作動部材と、を有し、
前記センサハウジングは、円弧状に並ぶ複数の歯を有する外歯部を備え、
前記リトラクタは更に、前記スピンドルの軸に摩擦接合により連結されて、前記スピンドルが前記シートベルトを引き出す方向に回転するとき、先端に設けられた係合部が前記外歯部に係合する第1の方向に旋回し、前記スピンドルが前記シートベルトを巻き取る方向に回転するとき、前記係合部が前記外歯部から離間する第2の方向に旋回するレバー部材と、を備え、
前記リクライニング式シートがリクライニングされる際、前記レバー部材の前記第1の方向への回動を阻止する回動阻止機構を備えることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。 - 前記外歯部は、前記センサハウジングの側壁の一部が延設された外周面に形成されるかまたは、前記センサハウジングの側壁上に固定されたプレート状部材の外周面に形成されることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。
- 前記回動阻止機構は、
前記スピンドルを支持するケースに回転可能に支持され、前記レバー部材が前記第1の方向へ回動するのを阻止するように前記レバー部材と当接可能な突起腕を有する係合解除プーリと、
一端が前記係合解除プーリに接続され、前記シートバックを回動させるためのリクライニングレバーの操作と連動するコントロールケーブルと、
を備え、
前記リクライニングレバーが操作されたとき、前記コントロールケーブルを介して前記係合解除プーリを回動させて、前記レバー部材が前記突起腕に当接することで、前記レバー部材の前記第1の方向への旋回を阻止することを特徴とする、請求項1または2に記載のシートベルト用リトラクタ。 - 前記回動阻止機構は、
前記ケースと前記係合解除プーリとの間に配置され、前記リクライニングレバーの操作を停止したとき、前記突起腕が前記レバー部材から離間するように前記係合解除プーリを付勢するばね部材をさらに備えることを特徴とする、請求項3に記載のシートベルト用リトラクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018091614A JP6790022B2 (ja) | 2018-05-10 | 2018-05-10 | シートベルト用リトラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018091614A JP6790022B2 (ja) | 2018-05-10 | 2018-05-10 | シートベルト用リトラクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019196121A JP2019196121A (ja) | 2019-11-14 |
JP6790022B2 true JP6790022B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=68538089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018091614A Active JP6790022B2 (ja) | 2018-05-10 | 2018-05-10 | シートベルト用リトラクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6790022B2 (ja) |
-
2018
- 2018-05-10 JP JP2018091614A patent/JP6790022B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2019196121A (ja) | 2019-11-14 |
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