JP6789138B2 - 蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池 - Google Patents

蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池 Download PDF

Info

Publication number
JP6789138B2
JP6789138B2 JP2017014457A JP2017014457A JP6789138B2 JP 6789138 B2 JP6789138 B2 JP 6789138B2 JP 2017014457 A JP2017014457 A JP 2017014457A JP 2017014457 A JP2017014457 A JP 2017014457A JP 6789138 B2 JP6789138 B2 JP 6789138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative electrode
storage battery
silicon particles
less
battery according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017014457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018125086A (ja
Inventor
寺師 吉健
吉健 寺師
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2017014457A priority Critical patent/JP6789138B2/ja
Publication of JP2018125086A publication Critical patent/JP2018125086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6789138B2 publication Critical patent/JP6789138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

開示の実施形態は、蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池に関する。
従来、正極と負極との間を電解液中に含まれるリチウムイオンが移動するリチウムイオン二次電池が知られている。リチウムイオン二次電池は、充電時にはリチウムイオンを吸蔵し、放電時にはリチウムイオンを放出する負極活物質層を備える蓄電池である。
負極活物質層としてはグラファイトなどの炭素系材料を適用したものが広く採用されている。近年、電池容量をさらに増大させるために、グラファイトよりもリチウムイオンの吸蔵能力が高いケイ素系材料を単独で使用し、あるいは併用した負極活物質層を備えるリチウムイオン二次電池が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−191927号公報
しかしながら、ケイ素系材料を負極活物質層に適用したリチウムイオン二次電池では、依然としてリチウムイオンの吸蔵と放出に伴う体積変化の繰り返しにより充放電性能が低下するサイクル劣化が起こりやすいという懸念があった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、充放電性能の低下を抑制することができる蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る蓄電池用負極材料は、シリコン粒子を含む。シリコン粒子は、鉄、ニッケルおよびナトリウムからなる元素群から選択される1種以上の微量元素を含有する。前記元素群の含有量は合計で62mg/kg以下である。
実施形態の一態様の蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池によれば、充放電性能の低下を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る蓄電池の概略を示す図である。
以下、本願の開示する蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、実施形態に係る蓄電池の構成について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る蓄電池の概略を示す断面図である。以下では、蓄電池の一例としてリチウムイオン二次電池を例に挙げて説明する。
図1に示すリチウムイオン二次電池(以下、「リチウム二次電池」とも称する)1は、リチウムイオン二次電池用正極(以下、「正極」とも称する)4と、リチウムイオン二次電池用負極(以下、「負極」とも称する)9と、セパレータ11と、絶縁材12と、電解質13とを備える。
正極4は、正極集電体2と正極活物質層3とを備える。正極集電体2は、正極端子を兼ねた正極缶5と電気的に接続されている。正極集電体2としては、例えば、アルミニウムを用いることができる。
また、正極活物質層3としては、例えば、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムマンガン複合酸化物、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムニッケルコバルト複合酸化物、リチウムバナジウム複合酸化物などを用いることができる。また、正極活物質層3は、必要に応じて導電助剤その他の添加剤を含んでもよい。
負極9は、負極集電体(以下、「集電体」とも称する)6と、集電体6上に配置された負極活物質層(以下、「活物質層」とも称する)7とを備える。負極9は、正極4よりも電位の低い電極である。
集電体6は、負極端子を兼ねた負極缶10と電気的に接続されている。集電体6としては、例えば、銅、ニッケル、チタン、ステンレス鋼などを用いることができる。
活物質層7は、負極活物質を含むシリコン粒子8を含む。シリコン粒子8は、鉄、ニッケルおよびナトリウムからなる元素群から選択される1種以上の微量元素を含有する。シリコン粒子8中におけるこれらの元素群の含有量は、合計で62mg/kg以下である。このように活物質層7が特定の微量元素を含有するシリコン粒子8を含むことで充放電性能の低下を抑制することができる理由としては、次のようなことが推定されている。
すなわち、導電性が低く、それ自体では電極材料として使用できない高純度シリコンに、上記した微量元素を含有させることで、シリコン粒子8自体に導電性が付与され、負極材料としての使用が可能となる。また、導電性の向上により、シリコン粒子8を含む活物質層7における局所的なリチウムの吸蔵・放出が抑制され、シリコン粒子8全体での均一的なリチウムの吸蔵・放出が可能となる。このため、リチウムイオンの吸蔵と放出の繰り返しによる活物質層7の構造の変化に伴うサイクル劣化を抑制することができる。なお、微量元素として上記した元素群のうち、ニッケルは、リチウムとの反応性・親和性が高く、活物質へのリチウムの吸着を促進するため、特に好ましい。
ここで、シリコン粒子8は、微量元素として鉄を含有する場合、50ppm以、すなわち50mg/kg以下であることが好ましく、より好ましくは1mg/kg以上30mg/kg以下である。鉄の含有量が50mg/kgを超えると、鉄が電解質13中に不純物として溶解し、電解質13の劣化が促進される懸念がある。
また、シリコン粒子8は、微量元素としてニッケルを含有する場合、2mg/kg以下であることが好ましく、より好ましくは0.5mg/kg以上1mg/kgである。ニッケルの含有量が2mg/kgを超えると、ニッケルが電解質13中に不純物として溶解し、電解質13の劣化が促進される懸念がある。
また、シリコン粒子8は、微量元素としてナトリウムを含有する場合、10mg/kg以下であることが好ましく、より好ましくは1mg/kg以上5mg/kgである。ナトリウムの含有量が10mg/kgを超えると、ナトリウムが電解質13中に不純物として溶解し、電解質13の劣化が促進される懸念がある。
また、シリコン粒子8は、好ましくは95質量%以上、より好ましくは99質量%以上99.9質量%以下のケイ素を含有する。ケイ素の含有量が95質量%未満だと、リチウム二次電池1の電池容量が十分に得られないことがある。
また、シリコン粒子8のうち好ましくは95体積%以上、より好ましくは97体積%以上99.9体積%以下が0.1μm以上5μm以下の直径を有する。このように95体積%以上のシリコン粒子8が0.1μm以上5μm以下の直径を有することにより、充放電に応じたリチウムイオンの吸蔵と放出を適切に行うことができる。
また、シリコン粒子8の平均粒子径は、例えば、1μm以上3μm以下とすることができる。また、活物質層7の厚みt1は、例えば100μm以下、より好ましくは1μm以上30μm以下とすることができる。ただし、シリコン粒子8の平均粒子径や活物質層7の厚みt1は、これに限らず、例えば所望するリチウム二次電池1の性能や形状等に応じて適宜変更することができる。
また、シリコン粒子8は、上記した微量元素のほか、さらにリンを含有してもよい。シリコン粒子8がリンを含有すると、シリコン中におけるリンの拡散濃度が高いため、本来は絶縁物であるシリコンの導電性をより高めることができる。かかる場合、リンの含有量は0.8mg/kg以下であることが好ましく、より好ましくは0.2mg/kg以上0.6mg/kgである。ただし、リンの含有量が0.8mg/kgを超えると、リンが電解質13中に不純物として溶解し、電解質13の劣化が促進される懸念がある。
また、シリコン粒子8は、上記した微量元素のほか、さらにホウ素を含有してもよい。シリコン粒子8がホウ素を含有すると、シリコン中におけるホウ素の拡散濃度が高いため、本来は絶縁物であるシリコンの導電性をより高めることができる。かかる場合、ホウ素の含有量は0.2mg/kg以下であることが好ましく、より好ましくは0.05mg/kg以上0.1mg/kgである。ホウ素の含有量が0.2mg/kgを超えると、ホウ素が電解質13中に不純物として溶解し、電解質13の劣化が促進される懸念がある。
また、シリコン粒子8は、上記した微量元素のほか、さらにカルシウムを含有してもよい。シリコン粒子8がカルシウムを含有すると、シリコン粒子8の機械的強度が高まり、電極としての保持力を高めることができる。かかる場合、カルシウムの含有量は10mg/kg以下であることが好ましく、より好ましくは1mg/kg以上5mg/kgである。カルシウムの含有量が10mg/kgを超えると、カルシウムが電解質13中に不純物として溶解し、電解質13の劣化が促進される懸念がある。
また、活物質層7は、バインダや、導電性を付与するための炭素粒子その他の導電助剤をさらに含んでもよい。ここで、活物質層7に含まれるシリコン粒子8の粒子径や含有量は、厚さ方向に切断した活物質層7のSEM(Scanning Electron Microscope)画像に基づいて計測される。
また、活物質層7に含まれるシリコン粒子8が含有する各種微量元素の含有量は、試料としてシリコン粒子8または活物質層7を用意し、例えば、蛍光X線分析、波長分散型X線分光分析(WDS)、グロー放電質量分析(GDMS)、ICP(Inductively Coupled Plasma)発光分光分析(ICP−AES)、ICP質量分析(ICP−MS)などを用いた元素分析に基づいて測定される。
セパレータ11は、正極4と負極9との間に配置され、正極4および負極9を区画する。セパレータ11としては、例えば、有機樹脂繊維または無機繊維の不織布、セラミックス製の多孔質材料、ポリエチレンやポリプロピレンその他のポリオレフィンなどを用いることができる。
絶縁材12は、正極缶5と負極缶10との間に配置され、正極缶5と負極缶10との短絡を防止するとともに内部に封入した電解質13の漏出を防止する。絶縁材12としては、耐電解液性を有する絶縁性材料、例えば、ポリプロピレンや、フッ素樹脂またはフッ素ゴムなどのフッ素系材料を用いることができる。
電解質13は、有機溶媒と、リチウムイオン源であるリチウム塩とを含む非水電解質である。有機溶媒は、高誘電率を有し、低粘性、低蒸気圧のものが好ましい。このような有機溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、スルホラン、1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジメトキシプロパン、ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、メチルエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどから選ばれる1種もしくは2種以上を混合したものを用いることができる。また、電解質13は、有機溶媒としてビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートのうち一方または両方を含むと、サイクル特性向上の観点から特に好ましい。
また、リチウム塩としては、例えば、LiClO、LiBF、LiPF、LiCFSO、LiN(CFSO)、LiN(CSO)などを用いることができる。電解質13は、必要に応じて、過充電防止、難燃性の付与等を目的とした添加剤を含んでもよい。
また、電解質13は、流動性を有する電解液であってもよく、例えばポリマーでゲル化して流動性を低減させたゲル電解質であってもよい。
なお、リチウム二次電池1の形状は角型、円筒型、ボタン型、コイン型、扁平型など、用途に応じていかなるものであってもよい。また、正極缶5および負極缶10に代えて、正極端子および負極端子を備える絶縁性の容器を用いたリチウム二次電池1としてもよい。さらに、リチウム二次電池1の電極構造は、一対の正極4および負極9を有する単層構造に限らず、複数の正極4および負極9を有する積層構造であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、蓄電池の種類は上記したリチウム二次電池1に限らず、例えば硫黄電池(シリコン−硫黄電池)や次世代リチウム電池(全固体リチウム二次電池、高容量の正極材料を用いたリチウム二次電池など)、ナトリウム二次電池など、電極や電解質の構成が異なる電池であってもよい。すなわち、シリコン粒子8は、リチウム二次電池1の活物質層7に用いられる負極材料に限らず、さまざまな蓄電池用負極材料として利用することができる。
(実施例1)
[負極塗工液の調製]
シリコン粉末(「シリコン粒子8」に対応、平均粒子径5μm、純度99.9質量%)75質量%、導電助剤(アセチレンブラック)10質量%、バインダ(PVDF(ポリフッ化ビニリデン))15質量%を、溶剤(NMP(N−メチルピロリドン))と混合攪拌し、固形分65%の負極塗工液を調製した。
[負極シートの作製]
40mm×35mm×30μmの銅箔(「集電体6」に対応)上に負極塗工液を塗工し、30mm×35mm×15μmの活物質層7を調製した。
[充放電試験用セル(ハーフセル)の作製]
上記のように作製した負極9、セパレータ11および対極を順に積層したハーフセルを2組用意し、これらを直列に接続したものを電解質13とともにアルミラミネートフィルムに収納し、試験用セルとした。なお、セパレータ11として、厚さ20μmのポリエチレンを、対極として、厚さ30μmのリチウム箔をそれぞれ使用した。また、電解質13として、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートを体積比で1:1の割合で混合した溶媒に1Mの濃度となるようにLiPFを溶解させた電解液を使用した。
[充放電試験]
充放電装置として、北斗電工製HJ1001SD8を使用した。また、充電を800mA/gの定電流で充電電圧が5mVに到達するまで行い、放電を800mA/gの定電流で放電電圧が1500mVに到達するまで行う1サイクルを、10分間の休止を挟みながら300サイクルまで繰り返し行った。1サイクル後の充放電容量(初期容量)と、100サイクル後、300サイクル後の充放電容量および容量維持率を、シリコン粒子8に対する微量元素、ケイ素および任意成分(リン(P)、ホウ素(B)、カルシウム(Ca))の含有量とともに表1にまとめて示す。
(実施例2)
微量元素、ケイ素および任意成分の含有量が異なるシリコン粒子8を適用し、さらに電解質13用の溶媒として、エチレンカーボネートおよびジエチルカーボネートを体積比で1:1の割合で混合したもの100質量部と、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートを体積比で1:1の割合で混合したもの6質量部とを混合したものを使用したことを除き、実施例1と同様に負極9および試験用セルを作製し、充放電試験を行った。用いたシリコン粒子8に対する微量元素、ケイ素および任意成分の含有量を、充放電試験の結果とともに表1にまとめて示す。
(実施例3〜4)
微量元素、ケイ素および任意成分の含有量が異なるシリコン粒子8を適用したことを除き、実施例1と同様に負極9および試験用セルを作製し、充放電試験を行った。用いたシリコン粒子8に対する微量元素、ケイ素および任意成分の含有量を、充放電試験の結果とともに表1にまとめて示す。なお、シリコン粒子8中の微量元素、ケイ素および任意成分の含有量は、GDMSを用いて、試料を陰極としてアルゴン雰囲気下でグロー放電を発生させ、プラズマ内で試料表面をスパッタし、イオン化された構成元素を質量分析計で測定した。具体的には、ケイ素および微量元素を含む目的元素のイオン強度比を相対感度係数で補正して得られた半定量値を各元素の含有量とした。
Figure 0006789138
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 リチウムイオン二次電池(リチウム二次電池)
2 正極集電体
3 正極活物質層
4 リチウムイオン二次電池用正極(正極)
5 正極缶
6 負極集電体(集電体)
7 負極活物質層(活物質層)
8 シリコン粒子
9 リチウムイオン二次電池用負極(負極)
10 負極缶
11 セパレータ
12 絶縁材
13 電解質

Claims (10)

  1. 0を超え50mg/kg以下の鉄、0を超え2mg/kg以下のニッケルおよび0を超え10mg/kg以下のナトリウムからなる元素群を含有し、前記元素群の含有量が合計で0を超え62mg/kg以下であるシリコン粒子を含むこと
    を特徴とする蓄電池用負極材料。
  2. 前記シリコン粒子は、95質量%以上のケイ素を含有することを特徴とする請求項1に記載の蓄電池用負極材料。
  3. 前記シリコン粒子は、0を超え0.8mg/kg以下のリンをさらに含有することを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電池用負極材料。
  4. 前記シリコン粒子は、0を超え0.2mg/kg以下のホウ素をさらに含有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の蓄電池用負極材料。
  5. 前記シリコン粒子は、0を超え10mg/kg以下のカルシウムをさらに含有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の蓄電池用負極材料。
  6. 前記シリコン粒子のうち95体積%以上が0.1μm以上5μm以下の直径を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の蓄電池用負極材料。
  7. 集電体と、前記集電体上に配置された活物質層とを備え、
    前記活物質層は、請求項1〜のいずれか1つに記載の蓄電池用負極材料を含むことを特徴とする蓄電池用負極。
  8. 電解質を挟んで互いに向かい合う正極および負極を備え、
    前記負極は、請求項に記載の蓄電池用負極であることを特徴とする蓄電池。
  9. 前記電解質は、リチウムイオンを含有することを特徴とする請求項に記載の蓄電池。
  10. 前記電解質は、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートのうち一方または両方を含むことを特徴とする請求項に記載の蓄電池。
JP2017014457A 2017-01-30 2017-01-30 蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池 Active JP6789138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017014457A JP6789138B2 (ja) 2017-01-30 2017-01-30 蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017014457A JP6789138B2 (ja) 2017-01-30 2017-01-30 蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018125086A JP2018125086A (ja) 2018-08-09
JP6789138B2 true JP6789138B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=63111490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017014457A Active JP6789138B2 (ja) 2017-01-30 2017-01-30 蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6789138B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004288525A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Shin Etsu Chem Co Ltd 非水電解質二次電池用負極材
JP5361233B2 (ja) * 2008-03-31 2013-12-04 三洋電機株式会社 リチウム二次電池及びその製造方法
JP2012012657A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Daido Steel Co Ltd Si系材料の製造方法
WO2013069197A1 (ja) * 2011-11-11 2013-05-16 株式会社豊田自動織機 リチウムイオン二次電池用の負極材及び負極、並びにリチウムイオン二次電池
JP6322362B2 (ja) * 2012-02-01 2018-05-09 山陽特殊製鋼株式会社 Si系合金負極材料
DE102013215257A1 (de) * 2013-08-02 2015-02-05 Wacker Chemie Ag Verfahren zum Zerkleinern von Silicium und Verwendung des zerkleinerten Siliciums in einer Lithium-Ionen-Batterie
JP6211961B2 (ja) * 2014-03-13 2017-10-11 山陽特殊製鋼株式会社 蓄電デバイスの負極材料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018125086A (ja) 2018-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210218080A1 (en) Electrochemical Cell With Getter And Method of Forming Same
JP5228576B2 (ja) リチウムイオン二次電池及び電気自動車用電源
JP2012119091A (ja) 非水系電解液、電極、ならびに、当該非水系電解液及び電極を備える電気化学デバイス
TW201939798A (zh) 鋰離子二次電池用正極材料、正極活性物質層、及鋰離子二次電池
JP5151329B2 (ja) 正極体およびそれを用いたリチウム二次電池
CA2777377C (en) Non-aqueous electrolyte lithium ion secondary battery
JP2019079710A (ja) 正極の製造方法
KR20110100301A (ko) 비수전해질 이차전지 및 그 충전 방법
WO2015015883A1 (ja) リチウム二次電池及びリチウム二次電池用電解液
JP6656370B2 (ja) リチウムイオン二次電池および組電池
JP2013069442A (ja) リチウムイオン二次電池
Balasubramaniam et al. Composite Solid Electrolyte for High Voltage Solid‐State Li‐Metal Battery
JP2014220115A (ja) ナトリウム二次電池
JP6083289B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP4120439B2 (ja) リチウムイオン2次電池
JP6789138B2 (ja) 蓄電池用負極材料、蓄電池用負極および蓄電池
CN110235296A (zh) 半固体电解液、半固体电解质、半固体电解质层、电极、二次电池
JP5426809B2 (ja) 二次電池、二次電池を用いた電子機器及び輸送用機器
JP2023531038A (ja) 電気化学セル用の改良された電解液
JP5556625B2 (ja) 非水系電解液、電極、ならびに、当該非水系電解液及び電極を備える電気化学デバイス
WO2015151145A1 (ja) 全固体リチウム二次電池
WO2019139041A1 (ja) リチウムイオン二次電池用電解液及びリチウムイオン二次電池
JP2017079193A (ja) 非水二次電池用電解液及びそれを用いた非水二次電池
JPWO2018225328A1 (ja) 半固体電解液、半固体電解質、半固体電解質層、電極および二次電池
CN114583244B (zh) 锂离子二次电池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6789138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150