JP6789022B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
燃料ガスを燃焼させるバーナが収容された燃焼室と、
燃焼室に連通する給気経路及び排気経路と、
バーナに燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、
燃焼ファンの負荷を検知するファン負荷検知部と、
燃焼ファンの負荷が所定の基準レベルにあるときの空気量と燃焼ファンの回転数との相関に基づいて、燃焼ファンの目標回転数を決定する目標回転数決定部と、
燃焼ファンが目標回転数で回転するように燃焼ファンのファン電流を制御するファン制御部と、
ファン負荷検知部により検知される燃焼ファンの負荷と基準レベルの負荷との乖離度合いに応じて、必要な空気量が得られるように目標回転数を補正する補正値を算出する補正値算出部と、
排気経路への有風を判定する有風判定部と、を備える燃焼装置であって、
燃焼ファンを回転させる運転中、所定の判定用回転数より高い高回転数領域における第1目標回転数となるように燃焼ファンを回転させたときの燃焼ファンの負荷と基準レベルの負荷との乖離度合いに応じて算出される第1目標回転数を補正するための第1補正値と、所定の判定用回転数以下の低回転数領域における第2目標回転数となるように燃焼ファンを回転させたときの燃焼ファンの負荷と基準レベルの負荷との乖離度合いに応じて算出される第2目標回転数を補正するための第2補正値とを対比して、排気経路への有風を判定する制御構成を有する燃焼装置である。
燃焼ファンを駆動させる運転は、プリパージ運転、燃焼運転、及びポストパージ運転の少なくとも1つの運転を含む。
燃焼運転中に、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、ポストパージ運転最低回転数を増加させるかまたはポストパージ運転時間を延長させる。
ポストパージ運転中、燃焼ファンの回転数が第1目標回転数または第2目標回転数となるように燃焼ファンの回転数を交互に増減させ、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、ポストパージ運転最低回転数を増加させるかまたはポストパージ運転時間を延長させる。
外気温を検知する外気温検知部を有し、
外気温検知部で検知される外気温が所定の判定開始温度以下になり、且つ第1補正値が第2補正値よりも低くなると、ポストパージ運転最低回転数を増加させるかまたはポストパージ運転時間を延長させる。
プリパージ運転、燃焼運転、及びポストパージ運転の少なくともいずれか1つの運転の終了時に、第1補正値が第2補正値以上であれば、今回の各運転の終了時の第1補正値に応じて、次回の対応する各運転の開始時の目標回転数を補正し、
プリパージ運転、燃焼運転、及びポストパージ運転の少なくともいずれか1つの運転の終了時に、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、第1補正値が第2補正値以上であった直近の各運転の終了時の第1補正値に応じて、次回の対応する各運転の開始時の目標回転数を補正する。
プリパージ運転、及び燃焼運転の少なくともいずれか1つの運転中に、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、燃焼運転における最小燃焼量を増加させる。
プリパージ運転中、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、プリパージ運転終了後の燃焼運転において、点火用目標回転数を増加させる。
図1は、本実施の形態の燃焼装置を給湯器に適用した一例を示す概略模式図である。図1に示すように、給湯器は、給湯器本体100と、給湯器本体100と接続された浴室や台所等に配設されたリモコンLとを備える。給湯器本体100は、熱交換器40と、ガスバーナ1を収容した燃焼室10と、燃焼室10に空気を供給する燃焼ファン50と、給湯器の運転制御を行う制御ユニット20とを備え、制御ユニット20は、リモコンLと接続されている。
RH={(aH/bH)−1}×α+1 (1)
RL={(aL/bL)−1}×β+1 (2)
式中、α及びβはそれぞれ、0より大きく1以下の定数である。
図4に示すように、給湯器に電源電力が供給されている状態で、使用者が給湯栓等の給湯端末を開栓すると、給水管81を流れる通水量Wが所定の作動水量(例えば、2.7リットル/分)以上であるかどうかが水量センサ83の検知信号に基づいて判定される(ステップST1)。
(1)上記実施の形態では、本発明の燃焼装置としてガスバーナを用いた給湯器を示したが、燃焼ファンにより、バーナが収容された燃焼室に強制的に燃焼用空気を供給する燃焼装置であれば、温風暖房機等の他の種類の燃焼装置にも本発明を適用できる。
(2)上記実施の形態では、ポストパージ運転においてポストパージ運転時間を延長させるかどうかを、ポストパージ運転中の有風判定に基づいて行っているが、ポストパージ運転前の燃焼運転中の有風判定に基づいて行ってもよい。
10 燃焼室
20 制御ユニット
21 ファン電流検知部
22 回転数検知部
23 外気温検知部
24 ファン制御部
25 補正値算出部
30 有風判定部
50 燃焼ファン
51 給気経路
60 排気口
61 排気経路
Claims (8)
- 燃料ガスを燃焼させるバーナが収容された燃焼室と、
燃焼室に連通する給気経路及び排気経路と、
バーナに燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、
燃焼ファンの負荷を検知するファン負荷検知部と、
燃焼ファンの負荷が所定の基準レベルにあるときの空気量と燃焼ファンの回転数との相関に基づいて、燃焼ファンの目標回転数を決定する目標回転数決定部と、
燃焼ファンが目標回転数で回転するように燃焼ファンのファン電流を制御するファン制御部と、
ファン負荷検知部により検知される燃焼ファンの負荷と基準レベルの負荷との乖離度合いに応じて、必要な空気量が得られるように目標回転数を補正する補正値を算出する補正値算出部と、
排気経路への有風を判定する有風判定部と、を備える燃焼装置であって、
燃焼ファンを回転させる運転中、所定の判定用回転数より高い高回転数領域における第1目標回転数となるように燃焼ファンを回転させたときの燃焼ファンの負荷と基準レベルの負荷との乖離度合いに応じて算出される第1目標回転数を補正するための第1補正値と、所定の判定用回転数以下の低回転数領域における第2目標回転数となるように燃焼ファンを回転させたときの燃焼ファンの負荷と基準レベルの負荷との乖離度合いに応じて算出される第2目標回転数を補正するための第2補正値とを対比して、排気経路への有風を判定する制御構成を有する燃焼装置。 - 請求項1に記載の燃焼装置において、
燃焼ファンを回転させる運転は、プリパージ運転、燃焼運転、及びポストパージ運転の少なくとも1つである燃焼装置。 - 請求項2に記載の燃焼装置において、
燃焼運転中に、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、燃焼運転後のポストパージ運転において、ポストパージ運転最低回転数を増加させるかまたはポストパージ運転時間を延長させる燃焼装置。 - 請求項2または3に記載の燃焼装置において、
ポストパージ運転中、燃焼ファンの回転数が第1目標回転数または第2目標回転数となるように燃焼ファンの回転数を交互に増減させ、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、ポストパージ運転最低回転数を増加させるかまたはポストパージ運転時間を延長させる燃焼装置。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の燃焼装置は、さらに、
外気温を検知する外気温検知部を備え、
外気温検知部で検知される外気温が所定の判定開始温度以下になり、且つ第1補正値が第2補正値よりも低くなると、ポストパージ運転最低回転数を増加させるかまたはポストパージ運転時間を延長させる燃焼装置。 - 請求項2〜5のいずれか1項に記載の燃焼装置において、
プリパージ運転、燃焼運転、及びポストパージ運転の少なくともいずれか1つの運転の終了時に、第1補正値が第2補正値以上であれば、今回の各運転の終了時の第1補正値に応じて、次回の対応する各運転の開始時の目標回転数を補正し、
プリパージ運転、燃焼運転、及びポストパージ運転の少なくともいずれか1つの運転の終了時に、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、第1補正値が第2補正値以上であった直近の各運転の終了時の第1補正値に応じて、次回の対応する各運転の開始時の目標回転数を補正する燃焼装置。 - 請求項2〜6のいずれか1項に記載の燃焼装置において、
プリパージ運転、及び燃焼運転の少なくともいずれか1つの運転中に、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、燃焼運転における最小燃焼量を増加させる燃焼装置。 - 請求項2〜7のいずれか1項に記載の燃焼装置において、
プリパージ運転中、第1補正値が第2補正値よりも低くなると、プリパージ運転終了後の燃焼運転において、点火用目標回転数を増加させる燃焼装置。
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---|---|---|---|
JP2016142619A JP6789022B2 (ja) | 2016-07-20 | 2016-07-20 | 燃焼装置 |
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JP2016142619A Active JP6789022B2 (ja) | 2016-07-20 | 2016-07-20 | 燃焼装置 |
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