JP6788905B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、遊技機に関する。 The present invention relates to a game machine.
当否判定結果が当たりとなる可能性があることを示すため、同じ種類の図柄が表示されることを「リーチ」として設定した遊技機が周知である(例えば、下記特許文献1参照)。
There is a well-known gaming machine in which the display of the same type of symbol is set as "reach" in order to show that the hit / fail determination result may be a hit (see, for example,
本発明は、リーチ態様が発生する遊技機の趣向性を向上させることを目的とする。 An object of the present invention is to improve the taste of a game machine in which a reach mode is generated.
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、演出図柄を表示する表示装置を備える遊技機において、第一演出図柄が示された状態で、第二演出図柄として当該第一演出図柄と同じ種類の図柄が示された場合にはリーチ態様が成立する第一演出と、前記第一演出にてリーチ態様が成立しなかった場合に移行する演出であって、第三演出図柄として、すでに示された前記第一演出図柄および前記第二演出図柄とともに、好機態様を構築する図柄が示されるかどうかの演出である第二演出と、を実行することが可能な演出実行手段を備えることを特徴とする。 The gaming machine according to the present invention, which has been made to solve the above problems, is a gaming machine provided with a display device for displaying an effect symbol, in a state where the first effect symbol is shown, as the first effect as the second effect symbol. A first effect in which the reach mode is established when a symbol of the same type as the symbol is shown, and an effect that shifts when the reach mode is not established in the first effect, as the third effect symbol. Along with the first effect symbol and the second effect symbol already shown, a second effect, which is an effect of whether or not a symbol for constructing an opportunity mode is shown, and an effect execution means capable of executing the effect are provided. It is characterized by that.
本発明によれば、リーチ態様が発生する遊技機の趣向性を向上させることが可能である。 According to the present invention, it is possible to improve the taste of the gaming machine in which the reach mode is generated.
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
Hereinafter, an embodiment of the
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
The
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
The
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
Further, in the
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
In such a
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否判定情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定の報知が開始されていない数値(以下単に保留と称することもある)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口904につき四つである。記憶手段に上記数値(当否判定情報)が記憶されていることは、保留図柄80として表示される(図2参照)。なお、本実施形態では、当否判定の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい(この場合には当否判定結果自体が、当否判定情報に相当することとなる)。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
The jackpot lottery is executed by a winning / failing determination means provided on a control board (not shown) triggered by winning a game ball into the starting winning opening 904 (a plurality of such starting winning openings may be provided). Specifically, a numerical value (win / fail judgment information) is acquired from the random number source triggered by the winning of the game ball to the
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
The components of the
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される識別図柄70(図2参照)の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。具体的には、複数種の識別図柄70を含む識別図柄群70g(左識別図柄群70gL、中識別図柄群70gC、右識別図柄群70gR)が変動を開始し、最終的に各識別図柄群70gから一の識別図柄70が選択されて停止する。大当たりに当選している場合には各識別図柄群70gから選択されて停止した識別図柄70の組み合わせは所定の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄70の三つ揃い)となる。はずれである場合にはそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。なお、各図においては、識別図柄70を構成する「数字(装飾文字)」のみを図示するが、当該数字とキャラクタ等が組み合わされた図柄を識別図柄70として設定することができる。本実施形態では、「1」〜「9」のいずれかの数字を含む識別図柄70が設定されている。
In the present embodiment, similarly to the known gaming machine, the winning / failing determination result is notified to the player by the combination of the identification symbols 70 (see FIG. 2) displayed in the
当否判定結果を報知する報知演出(識別図柄70が変動を開始してから当否判定結果を示す態様で停止するまでの演出)を構成する演出として、種々の演出が実行される。本実施形態では、当該演出の一種として、特定演出10を実行することが可能である。以下、当該特定演出10について詳細に説明する。なお、特定演出10を説明するための図面においては、当該演出に関係の無い要素(例えば、保留図柄)の図示を省略する。
Various effects are executed as an effect that constitutes a notification effect (an effect from when the
特定演出10(図4〜図7参照)は、第一演出11を含む。また、当該第一演出11の結末が所定の態様(詳細は後述)となったときに発生する第二演出12を含む。つまり、特定演出10は、第一演出11、または第一演出11および第二演出12を含むものである。以下、第一演出11および第二演出12について説明する。 The specific effect 10 (see FIGS. 4 to 7) includes the first effect 11. It also includes a second effect 12 that occurs when the ending of the first effect 11 is in a predetermined mode (details will be described later). That is, the specific effect 10 includes the first effect 11, or the first effect 11 and the second effect 12. Hereinafter, the first effect 11 and the second effect 12 will be described.
第一演出11は、「リーチ態様」が成立するかどうかを示す演出である。リーチ態様は、第一演出図柄21と第二演出図柄22が同じ種類の図柄となるものである。ここで、「演出図柄20」とは、特定演出10時に表示される演出用の図柄を指す。後述するように、本実施形態における特定演出10では、第一演出図柄21〜第三演出図柄23が表示されることがある。図3にその概要を示すように、第一演出図柄21は特定演出10時に表示領域の左側に表示される図柄、第二演出図柄22は特定演出10時に表示領域の中央に表示される図柄、第三演出図柄23は特定演出10時に表示領域の右側に表示される図柄である。
The first effect 11 is an effect indicating whether or not the "reach mode" is established. In the reach mode, the
本実施形態では、識別図柄70のいずれかが演出図柄20として表示されるように構成されている(つまり、特定演出10における演出用の図柄として、識別図柄70を用いている)。具体的には、各識別図柄群70gの変動が停止または擬似停止したときに表示される図柄が演出図柄20である。なお、「擬似停止」とは、変動が完全には停止していないが遊技者には停止しているようにみえる態様(例えば、わずかに揺れているかのような態様とする)をいう。左識別図柄群70gLの変動が停止または擬似停止したときに表示される演出図柄20を第一演出図柄21と、中識別図柄群70gCの変動が停止または擬似停止したときに表示される演出図柄20を第二演出図柄22と、右識別図柄群70gRの変動が停止または擬似停止したときに表示される演出図柄20を第三演出図柄23とする。
In the present embodiment, any one of the
第一演出11においては、まず左識別図柄群70gLの変動が停止または擬似停止して第一演出図柄21が示される。その後、中識別図柄群70gCの変動が停止または擬似停止して第二演出図柄22が示される。当該第二演出図柄22が、第一演出図柄21と同じ種類となった場合(同じ種類の識別図柄70となった場合)にリーチ態様が成立するということになる。リーチ態様が成立することは、第一演出11の成功結末であるといえる。
In the first effect 11, the fluctuation of the left
一方、リーチ態様が成立しないことは、第二演出12の失敗結末であるといえる。本実施形態では、リーチ態様が成立しない場合、第二演出図柄22として示されるのは、第一演出図柄21(第一演出図柄21として示された識別図柄70)の次の順の図柄(識別図柄70)となるように設定されている。具体的には、演出図柄20として表示されうる複数種の識別図柄70には、所定の順番が設定されている。本実施形態における当該順番は、識別図柄70が含む「数字」に基づくものである。つまり、「1」の識別図柄70、「2」の識別図柄70、「3」の識別図柄70・・・「9」の識別図柄70というような順番が設定されている。当該順番は、識別図柄群70gとして変動する際の変動順でもある。
On the other hand, it can be said that the failure of the reach mode is the result of the failure of the second production 12. In the present embodiment, when the reach mode is not established, the
第一演出11において、例えば「1」の識別図柄70が第一演出図柄21として示された場合(図4(b)参照)、それと同じ種類の図柄である「1」の識別図柄70が第二演出図柄22として示されるかどうかの「煽り」(「1」の識別図柄70が第二演出図柄22として停止しそうであることを示す演出)が発生する(図4(c)参照)。リーチ態様成立時には、そのまま「1」の識別図柄70が第二演出図柄22として示され、リーチ態様の成立となる(図5(a)参照)。一方、リーチ態様が成立しないときには、停止しそうになった「1」の識別図柄70が滑り(図6(a)参照)、その次の順の図柄である「2」の識別図柄70が第二演出図柄22として示されることになる(図6(b)参照)。つまり、第一演出11にてリーチ態様が成立しないときには、左の第一演出図柄21と中の第二演出図柄22が左から「順目」で並ぶことになる。
In the first effect 11, for example, when the
リーチ態様が成立した場合、特定演出10は終了してリーチ演出が発生する(図5(b)参照)。つまり、第二演出12には移行せずに特定演出10は終了する。リーチ演出の具体的態様はどのようなものであってもよいが、基本的には演出の結末により当否判定結果が大当たりとなるかどうかが示されるものである。つまり、第一演出11にてリーチ態様が成立し、リーチ演出に移行するということは、リーチ演出を経て対象の当否判定結果が大当たりとなることが示される可能性があるということであるため、遊技者にとっては喜ばしい事象であるといえる。 When the reach mode is established, the specific effect 10 ends and the reach effect occurs (see FIG. 5B). That is, the specific effect 10 ends without shifting to the second effect 12. The specific mode of the reach effect may be any, but basically, it is indicated whether or not the result of the hit / miss determination is a big hit depending on the outcome of the effect. That is, the fact that the reach mode is established in the first effect 11 and the process shifts to the reach effect means that it may be shown that the hit / fail determination result of the target becomes a big hit through the reach effect. It can be said that it is a happy event for the player.
第一演出11にてリーチ態様が成立しなかったとき、すなわち第一演出図柄21と第二演出図柄22が同じ種類の図柄とならない失敗結末となったとき(図6(b)参照)には、第二演出12に移行する。遊技者にとってみれば、リーチ態様が成立せず、残念に思っているところ、演出が継続して第二演出12に移行するというような流れとなる。
When the reach mode is not established in the first effect 11, that is, when the
第二演出12は、好機態様が構築されるかどうかの演出である。好機態様は、第一演出図柄21〜第三演出図柄23が所定の組み合わせとなる態様である。つまり、第二演出12は、第一演出11時に示された第一演出図柄21、第二演出図柄22に加え、新たに第三演出図柄23が示された結果、これら第一演出図柄21〜第三演出図柄23の組み合わせが好機態様となるかどうかの演出である。好機態様は、第一演出図柄21、第二演出図柄22、第三演出図柄23が上述した所定の順番で並ぶ態様である。
The second effect 12 is an effect of whether or not an opportunity mode is constructed. An opportunity mode is a mode in which the
上記の通り、第一演出11にてリーチ態様が成立しなかった場合、第一演出図柄21と第二演出図柄22は左から「順目」で並んでいる(図6(b)参照)。第二演出ではそれに対してさらに第三演出図柄23が示された結果、第一演出図柄21〜第三演出図柄23が左から「順目」で並ぶかどうかの「煽り」が発生する。例えば、「1」の識別図柄70が第一演出図柄21として、「2」の識別図柄70が第二演出図柄22として示された場合、第二演出12では「3」の識別図柄70が第三演出図柄23として示されるかどうかの「煽り」が発生する(図7(a)参照)。そのまま「3」の識別図柄70が第三演出図柄23として示されたときには、左から図柄が「1」「2」「3」(順目)で並ぶ好機態様が成立する成功結末となる(図7(b)参照)。一方、停止しそうになった「3」の識別図柄70が滑り、それ以外の識別図柄70が第三演出図柄23として示されたとき(図7(c)参照)には、第一演出図柄21〜第三演出図柄23により好機態様が成立しない失敗結末となり、特定演出10は終了する。
As described above, when the reach mode is not established in the first effect 11, the
好機態様が構築されたときには、所定の事後演出が発生する。当該事後演出の具体的態様はどのようなものであってもよいが、当該事後演出の発生は遊技者にとって喜ばしい事象とされる。本実施形態では、事後演出が発生することは、対象の当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(いわゆる(大当たり)信頼度)が高まったことを示すものとされている。なお、事後演出により大当たり信頼度が高まったことが示される対象の当否判定結果は、いわゆる「当該変動保留」に対応する当否判定結果に限られない。未だ当否判定結果を報知する報知演出が開始されていない(識別図柄70の変動が開始されていない)保留に対応する当否判定結果の大当たり信頼度が高まったことが示されるものとしてもよい。つまり、事後演出が、いわゆる「先読み演出」として発生するものとしてもよい。いずれにしても、事後演出の発生は、既に取得されているいずれかの当否判定情報に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まったことを示すものであるため、第二演出12にて好機態様が成立することは、遊技者にとって喜ばしい事象であるといえる。
When the opportunity mode is established, a predetermined post-production occurs. The specific mode of the post-effect may be any, but the occurrence of the post-effect is a pleasing event for the player. In the present embodiment, the occurrence of the ex-post effect indicates that the probability that the hit / fail determination result of the target will be a big hit (so-called (big hit) reliability) has increased. It should be noted that the hit / fail judgment result of the object showing that the jackpot reliability has been increased by the post-production is not limited to the hit / fail judgment result corresponding to the so-called “holding the fluctuation”. It may be shown that the jackpot reliability of the winning / failing determination result corresponding to the hold in which the notification effect for notifying the winning / failing determination result has not been started (the variation of the
本実施形態では、リーチ態様が成立することよりも、特別態様が成立する方が、遊技者にとって喜ばしい事象とされている。上記の通り、リーチ態様の成立は、対象の当否判定結果が大当たりとなる可能性があるということであり、見方を変えれば大当たり信頼度が高まったことを示す演出であるといえる。また、特別態様の成立も、大当たり信頼度が高まったことを示す演出である。当該大当たり信頼度は、リーチ態様の成立時よりも、特別態様の成立時の方が高くなるように設定されている。つまり、リーチ態様が成立したときよりも、特別態様が成立したとき(事後演出が発生したとき)の方が、既に取得されたいずれかの当否判定情報に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高くなるように設定されている。 In the present embodiment, it is considered that the player is more pleased when the special mode is established than when the reach mode is established. As described above, the establishment of the reach mode means that the hit / fail judgment result of the target may be a big hit, and it can be said that it is an effect indicating that the reliability of the big hit has increased from a different point of view. In addition, the establishment of the special aspect is also an effect indicating that the reliability of the jackpot has increased. The jackpot reliability is set to be higher when the special mode is established than when the reach mode is established. That is, it is more probable that the hit / fail judgment result corresponding to any of the already acquired hit / miss judgment information will be a big hit when the special mode is established (when the ex post facto effect occurs) than when the reach mode is established. Is set to be high.
したがって、本実施形態における特定演出10は、第一演出11にてリーチ態様が成立しないという遊技者にとっては好ましくない状況が発生した場合であっても、第二演出12にてリーチ態様が成立することよりも喜ばしい好機態様が成立する可能性がある機会を得ることが可能となるという面白みのあるものとなる。第一演出11にてリーチ態様が成立しなかったことに落胆する遊技者に、第二演出12にて好機態様が成立する可能性があることを示すことで、二重のチャンスが訪れるかのような演出形態となる。また、リーチ態様成立時と好機態様成立時の大当たり信頼度の高低を知っている遊技者であれば、第一演出11にてリーチ態様が成立しないことを願うような演出形態となる。 Therefore, in the specific effect 10 of the present embodiment, the reach mode is established in the second effect 12 even when a situation unfavorable for the player occurs in which the reach mode is not established in the first effect 11. It will be more interesting to be able to get an opportunity to establish a more pleasing opportunity. Whether a double chance will come by showing the player who is disappointed that the reach mode was not established in the first production 11 that the opportunity mode may be established in the second production 12. It becomes a production form like this. Further, if the player knows the high and low reliability of the jackpot when the reach mode is established and when the opportunity mode is established, the effect mode is such that the player hopes that the reach mode is not established in the first effect 11.
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、変形、具体化等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術的事項を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
Hereinafter, specific examples in which the
○第一具体例
特定演出10時に表示される演出図柄20の態様を以下のようなものとする。演出図柄20は、複数種の図柄要素30を含むものとする(図8参照)。各図柄要素30は、演出図柄20の一部を構成する要素であり、互いに異なるものであることが遊技者に判別できるようなものである。本実施形態では、複数種の図柄要素30として「1」〜「9」の数字(装飾文字)が設定されている。当該複数種の図柄要素30は、上述した複数種の識別図柄70のそれぞれに対応づけられたもの(同じ数字を含むものが対応関係にある)であるともいえる。換言すれば、演出図柄20は、複数種の識別図柄70を一体化したものであるとみることもできる。本例における演出図柄20は、三つの図柄要素30を含むものである。演出図柄20が含む図柄要素30の数(N)は適宜変更可能であるが、「設定される図柄要素30の種類の数/演出図柄20の種類の数=N」が成立する態様とすることが好ましい。また、本例における演出図柄20が含む複数種(三つ)の図柄要素30は、「数字」が順に並ぶものとされる。つまり、各図柄要素30の数字が「連番」となる三つの図柄要素30を含むものとされる。
○ First specific example The mode of the effect symbol 20 displayed at 10 o'clock of the specific effect is as follows. It is assumed that the effect symbol 20 includes a plurality of types of symbol elements 30 (see FIG. 8). Each
第一演出11は、第一演出図柄21が示された後、同じ種類の第二演出図柄22が示されるかどうかの演出である。ここで、演出図柄20が同じ種類であるとは、同じ複数種の図柄要素30を含むということである。例えば、第一演出図柄21として「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものが示されたとき(図9(a)参照)には、第二演出図柄22として同じ「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものが示されるかどうかの「煽り」が発生する(図9(b)参照)。本例では、必ず第一演出図柄21として「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものが示される。その理由については後述する。ただし、第一演出図柄21としてそれ以外の態様のもの(例えば、「2」「3」「4」の図柄要素30を含むもの)が示されることがあってもよい。この場合には、それと同じ態様のものが第二演出図柄22として示されるかどうかの「煽り」が発生する。
The first effect 11 is an effect of whether or not the
第一演出11にて、第一演出図柄21と同じ複数種の図柄要素30を含む第二演出図柄22が示されたときが当該演出の成功結末であり、示されなかったときが当該演出の失敗結末である。成功結末は、同じ態様の第一演出図柄21と第二演出図柄22が示されるのであるから、リーチ態様が成立するものであるということができる。成功結末となった場合(図10(a)参照)には、特定演出10は終了し、リーチ演出に移行する。リーチ演出は、第一演出図柄21および第二演出図柄22が有する複数種の図柄要素30の数分のリーチラインが設定されたものである。第一演出図柄21および第二演出図柄22が「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものであるときには、「1」の図柄によるリーチ、「2」の図柄によるリーチ、「3」の図柄によるリーチ(トリプルテンパイ)が発生したかのようなリーチ演出に移行する(図10(b)参照)。つまり、第一演出図柄21および第二演出図柄22が有する図柄要素30に対応する識別図柄70を用いたリーチ演出が発生する。
In the first effect 11, when the
リーチ演出においては、変動する残りの識別図柄群70gから選択される識別図柄70が「1」の図柄、「2」の図柄、「3」の図柄のうちのいずれかであった場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。このように、本例における特定演出10(第一演出11)後に発生するリーチ演出は、通常のリーチ演出(リーチラインが一つである一般的なリーチ演出)よりも期待できる印象を遊技者に与える態様である。なお、本例における特定演出10に発生するリーチ演出を経て大当たりとなる蓋然性(大当たり信頼度)は、通常のリーチ演出を経て大当たりとなる蓋然性よりも高いものとすることが好ましい。つまり、リーチラインが多いということが、大当たり信頼度に反映された設定とすることが好ましい。
In the reach effect, if the
第一演出11の結末が失敗結末となる場合、すなわち第二演出図柄22が第一演出図柄21と同じ複数種の図柄要素30を含むものとならなかった場合、本例では第二演出図柄22として「4」「5」「6」の図柄要素30を含むものが示される。具体的には、第二演出図柄22として「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものが示されるかどうかの「煽り」後(図9(b)参照)、当該「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものが滑り(図11(a)参照)、「4」「5」「6」の図柄要素30を含むものが第二演出図柄22として示される(図11(b)参照)。図柄要素30である数字により「順番」が設定されているとするのであれば、「1」「2」「3」の図柄要素30を含む図柄の次の順が「4」「5」「6」の図柄要素30を含む図柄であるといえるところ、失敗結末となるときには、第一演出図柄21とともにリーチ態様を構成する図柄が第二演出図柄22として示されるかどうかの「煽り」が発生した上で、当該図柄が示されず、その次の順の図柄が第二演出図柄22として示される。
If the ending of the first effect 11 is a failure, that is, if the
第一演出11の結末が失敗結末となったときには第二演出12に移行する。第二演出12(図12参照)は、既に示されている第一演出図柄21、第二演出図柄22とともに、第三演出図柄23が示され、これら第一演出図柄21〜第三演出図柄23により好機態様が構築されるかどうかの演出である。本例における好機態様は、第一演出図柄21として「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものが、第二演出図柄22として「4」「5」「6」の図柄要素30を含むものが、第三演出図柄23として「7」「8」「9」の図柄要素30を含むものが示された態様である(図12(b)参照)。第一演出図柄21〜第三演出図柄23全体で見れば、左から数字が「1」から「9」まで順に並ぶかのような態様となる。このような態様であるため、好機態様が構築されたことが分かりやすい。なお、本例において、第一演出図柄21が「1」「2」「3」の図柄要素30を含むのとされるのは、好機態様を上記のような態様とするためである。仮に、第一演出図柄21(左の図柄)が「2」「3」「4」の図柄要素30を含むといったように、「1」から順に並ぶ図柄要素30を含むものとされない場合、好機態様は左から「1」から順に並ぶ態様とならない。したがって、第一演出図柄21を「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものとしている。ただし、第一演出図柄21の態様(第一演出図柄21が含む図柄要素30)が変化しうるものとし、それに合わせて好機態様も変化しうるものとしてもよい。例えば、第一演出図柄21が「2」「3」「4」の図柄要素30を含み、第二演出図柄22が「5」「6」「7」の図柄要素30を含み、第三演出図柄23が「8」「9」「1」の図柄要素30を含むものとし、左から数字が「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「1」の順で並ぶような態様も好機態様の一種とされる設定としてもよい。
When the ending of the first production 11 is a failure ending, the process shifts to the second production 12. In the second effect 12 (see FIG. 12), the
第二演出12では、第三演出図柄23として「7」「8」「9」の図柄要素30を含む図柄が示されるかもしれないという「煽り」が発生し(図12(a)参照)、そのまま当該図柄が示されれば好機態様(図12(b)参照)となり、事後演出が発生する。一方、当該図柄が示されなければ失敗結末となり、特定演出10は終了する。
In the second effect 12, there is a “flame” that a symbol including the
本例のように、演出図柄20が複数種の図柄要素30を含むものとすることで、第一演出11が成功結末となった場合には、第一演出図柄21および第二演出図柄22が含む図柄要素30に対応する識別図柄70による、複数のリーチラインが設定されるリーチ演出に移行するという流れを自然なものとすることが可能である。また、第二演出12にて成立しうる好機態様は、各演出図柄20が含む図柄要素30が順番に並ぶものであるため、好機態様が成立したことが分かりやすい。
As in this example, if the effect symbol 20 includes a plurality of types of
なお、本例における演出図柄20が含む各図柄要素30は、「数字」という概念によりいずれかの識別図柄70と対応づけられたものであることを説明したが、「数字」以外の文字により当該対応関係が示されるものとしてもよい。また、識別図柄70が数字(文字)以外にもキャラクタ等の画像を含むものである場合、演出図柄20は当該画像を含むものとしてもよい。例えば、「1」の識別図柄70がキャラクタA、「2」の識別図柄70がキャラクタB、「3」の識別図柄70がキャラクタCを含むものである場合、第一演出図柄21は、「1」「2」「3」の数字だけでなく、キャラクタA〜Cを含むものとする、といったように、演出図柄20とそれに対応する識別図柄70の対応関係を分かりやすくすることが考えられる。
It has been explained that each
また、本例においては、第一演出11にてリーチ態様が成立した場合、第一演出図柄21や第二演出図柄22が含む図柄要素30分(本例では三つ)のリーチラインが設定されたリーチ演出に移行することを説明したが、これはあくまで一例である。別の例としては、第一演出図柄21や第二演出図柄22が含む複数種の図柄要素30のうちのいずれかに対応する識別図柄70のリーチ演出に移行するようにすることが考えられる。上記例に則していえば、第一演出図柄21や第二演出図柄22は「1」「2」「3」の図柄要素30を含むのであるから、「1」の識別図柄70、「2」の識別図柄70、「3」の識別図柄70のうちのいずれかでリーチが発生するといった設定とすることができる。また、三つのリーチライン(「1」「2」「3」の三つ)が設定されたリーチ演出、二つのリーチラインが設定されたリーチ演出(「1」「2」「3」のうちのいずれか二つ)、一つのリーチラインが設定されたリーチ演出(「1」「2」「3」のうちのいずれか一つ)といったように、リーチラインの数がその都度変化しうる設定としてもよい。この場合、リーチラインの数が多いほど、リーチ演出を経て大当たりとなる蓋然性が高くなるような設定とするとよい。
Further, in this example, when the reach mode is established in the first effect 11, a reach line of 30 minutes (three in this example) of the symbol elements included in the
当否抽選に当選する確率が低い低確率遊技状態と、当否抽選に当選する確率が高い(低確率遊技状態よりも高い)高確率遊技状態(いわゆる確率変動状態)とが設定されたものにおいて、低確率遊技状態および高確率遊技状態のいずれにおいても特定演出10が発生するものとする。そして、特定演出10を経たリーチ演出が発生するとき、遊技状態に応じてリーチ演出が異なる態様としてもよい。例えば、低確率遊技状態は、(高確率遊技状態に比して)大当たりにあまり期待ができない状態であるから、第一演出11が成功結末となったとき、一のリーチラインが設定されたリーチ演出に移行する一方、高確率遊技状態は、(低確率遊技状態に比して)大当たりに期待ができる状態であるから、第一演出11が成功結末となったとき、複数のリーチラインが設定されたリーチ演出に移行するものとする。つまり、リーチラインの数により、現状の遊技状態(大当たりとなりやすいかどうか)が示唆されるような設定としてもよい。 Low in the low-probability gaming state where the probability of winning the winning / losing lottery is low and the high-probability gaming state (so-called probability fluctuation state) where the probability of winning the winning / losing lottery is high (higher than the low-probability gaming state) is set. It is assumed that the specific effect 10 is generated in both the probability game state and the high probability game state. Then, when the reach effect that has passed through the specific effect 10 occurs, the reach effect may be different depending on the gaming state. For example, the low-probability gaming state is a state in which the jackpot cannot be expected so much (compared to the high-probability gaming state), so when the first production 11 has a successful ending, a reach with one reach line is set. While shifting to the production, the high-probability gaming state is a state in which a jackpot can be expected (compared to the low-probability gaming state), so when the first production 11 has a successful ending, a plurality of reach lines are set. It shall shift to the reached reach production. That is, the number of reach lines may be set so as to suggest the current gaming state (whether or not it is likely to be a big hit).
また、本例では、第一演出図柄21〜第三演出図柄23は、それぞれ三つの図柄要素30を含むものであることを説明したが、当該図柄要素30の数がその都度変化しうる設定としてもよい。
Further, in this example, it has been explained that the
○第二具体例(第一具体例をさらに具体化した例)
第一具体例にて説明した特定演出10が発生するかどうかを示す演出として、事前演出が発生するものとする。具体的には、事前演出にて第一演出図柄21(第一演出図柄21を示すもの)が構築されることで、特定演出10が発生するものとする。具体的には次の通りである。
○ Second specific example (an example that further embodies the first specific example)
It is assumed that a pre-effect is generated as an effect indicating whether or not the specific effect 10 described in the first specific example is generated. Specifically, it is assumed that the specific effect 10 is generated by constructing the first effect symbol 21 (which indicates the first effect symbol 21) in the pre-effect. Specifically, it is as follows.
事前演出(特定演出10が発生することを示す結末に至る場合)は、少なくとも途中までは通常の報知演出と変わりがない。つまり、当否判定結果を報知する識別図柄70(識別図柄群70g)が変動を開始する(図13(a)参照)。そして、各識別図柄群70gから選択されて停止または擬似停止する図柄が左から「1」の識別図柄70、「2」の識別図柄70、「3」の識別図柄70となった場合(図13(b)参照)には、これらの識別図柄70がひとまとまりとなって第一演出図柄21に変化する(図13(c)参照)。つまり、第一演出図柄21は、「1」「2」「3」の図柄要素30を含むものであるから、当該第一演出図柄21が「1」の識別図柄70、「2」の識別図柄70、「3」の識別図柄70の三つが合成されてなるものであるかのような演出が発生するようにする。このようにすることで、事前演出から特定演出10(第一演出11)に至る一連の演出の流れを自然かつ面白みのあるものとすることが可能である。
The pre-effect (when the ending indicating that the specific effect 10 is generated) is the same as the normal notification effect at least halfway. That is, the identification symbol 70 (
事前演出は、公知の先読み演出として発生させることもできる。例えば、ある当否判定結果がはずれであることが、左から「1」の識別図柄70、「2」の識別図柄70、「3」の識別図柄70が並ぶ組み合わせにより示されるものとする。その後、当該ある当否判定結果の次の当否判定結果を報知する演出にて特定演出10が発生するようにする。つまり、「次の当否判定結果」が大当たりとなる蓋然性が高まったことが、事前演出を含む「ある当否判定結果」の報知演出にて示唆されるものとする。この場合、左から「1」の識別図柄70、「2」の識別図柄70、「3」の識別図柄70が並ぶ組み合わせ(はずれを示す組み合わせ)は、いわゆるチャンス目であるということもできる。
The pre-effect can also be generated as a known look-ahead effect. For example, it is assumed that a certain hit / fail determination result is out of order by a combination of the
○第三具体例
上記実施形態では、リーチ態様が成立したときよりも、特別態様が成立したときの方が、既に取得されたいずれかの当否判定情報に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(大当たり信頼度)が高い設定であることを説明したが、その逆の設定であってもよい。つまり、特別態様が成立したときよりも、リーチ態様が成立したときの方が、大当たり信頼度が高い設定であるとする。
○ Third Specific Example In the above embodiment, it is probable that the hit / fail judgment result corresponding to any of the already acquired hit / fail judgment information will be a big hit when the special mode is established than when the reach mode is established. Although it has been explained that the setting has a high (big hit reliability), the setting may be the opposite. That is, it is assumed that the jackpot reliability is higher when the reach mode is established than when the special mode is established.
このようにすれば、特定演出10が発生したとき、第一演出11が成功結末となることが、遊技者にとって最も喜ばしい結末であるということになるため、上記実施形態とは異なる趣向性が発現される演出となる。 In this way, when the specific effect 10 occurs, the successful ending of the first effect 11 is the most pleasing ending for the player, so that a taste different from that of the above embodiment is expressed. It will be a production to be done.
○第四具体例
上記実施形態では、第一演出図柄21〜第三演出図柄23となり得る図柄は、当否判定結果を示す識別図柄70であることを説明したが、特定演出10が発生したときに表示される専用の図柄であってもよい。つまり、特定演出10が発生したときには、識別図柄70とは別の演出用の複数種の図柄が表示された上で当該演出用の図柄により特定演出10が実行されるものとしてもよい。
○ Fourth Specific Example In the above embodiment, it has been explained that the symbols that can be the
○第五具体例
上記実施形態では、第一演出11において、左に第一演出図柄21が示された後、中に第二演出図柄22が示されることを説明したが、左に第一演出図柄21が示された後、右に第二演出図柄22が示されるものとしてもよい。つまり、左の第一演出図柄21と、右の第二演出図柄22が同じ種類の図柄となったときにリーチ態様が成立するものとする。そして、第二演出12においては、中に第三演出図柄23が示されるものとする。
○ Fifth Specific Example In the above embodiment, it has been explained that in the first effect 11, the
ただし、上記実施形態のように、第一演出図柄21を左、第二演出図柄22を中、第三演出図柄23を右とするのは以下のような利点がある。好機態様は、左から図柄が所定の順(連番)で並ぶ態様であるため、第一演出11の結末が失敗結末となる場合には、左の第一演出図柄21の数字と、中の第二演出図柄22の数字を連番にする必要がある。第一演出の失敗結末は、リーチ態様が成立するかもしれないという「煽り」が発生した上で、中の第二演出図柄22が左の第一演出図柄21と異なる種類の図柄となるものであるところ、第一演出図柄21と第二演出図柄22を連番とするためには、第二演出図柄22となる候補の図柄(上記実施形態では識別図柄70)を一コマだけ滑らせればよい。例えば、第一演出図柄21として「1」の図柄が左に示された状態で、第二演出図柄22として「1」の図柄が中に示されるかもしれないという「煽り」を発生させた上で、一コマの「滑り」を発生させ、第二演出図柄22として「2」の図柄を示せばよい。このようにすれば、第二演出12において、第三演出図柄23として「3」の図柄が右に示されれば好機態様(左から「1」「2」「3」と並ぶ態様)が構築されることになる。
However, as in the above embodiment, setting the
これに対し、左に第一演出図柄21が、右に第二演出図柄22が示される設定とする場合には、例えば、第一演出図柄21として「1」の図柄が左に示された状態で、第二演出図柄22として「1」の図柄が右に示されるかもしれないという「煽り」を発生させた上で、二コマの「滑り」を発生させ、第二演出図柄22として「3」の図柄を示す必要がある。このようにしなければ、第二演出12において、左から「1」「2」「3」と並ぶ好機態様が成立しうる状況を築くことができない。リーチ態様が成立しなかったことを示す「滑り」を自然なものとするためには、当該滑りのコマ数が少なくなることが好ましい。このような観点から言えば、上記実施形態のように第一演出図柄21を左、第二演出図柄22を中、第三演出図柄23を右とすることが好ましいといえる。
On the other hand, when the setting is such that the
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described in detail above, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
演出図柄を表示する表示装置を備える遊技機において、
第一演出図柄が示された状態で、第二演出図柄として当該第一演出図柄と同じ種類の図柄が示された場合にはリーチ態様が成立する第一演出と、
前記第一演出にてリーチ態様が成立しなかった場合に移行する演出であって、第三演出図柄として、すでに示された前記第一演出図柄および前記第二演出図柄とともに、好機態様を構築する図柄が示されるかどうかの演出である第二演出と、
を実行することが可能な演出実行手段を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、リーチ態様が成立しないという遊技者にとって好ましいものとはいえない状況となったとしても、その状況の発生により好機態様が構築される可能性が生じることになるというものであるから、一連の演出が面白みのあるものとなる。
Specific means (game machines) obtained from the above embodiments are listed below.
・ Means 1
In a game machine equipped with a display device that displays a production pattern,
When the first effect symbol is shown and the same type of symbol as the first effect symbol is shown as the second effect symbol, the reach mode is established.
It is an effect that shifts when the reach mode is not established in the first effect, and as the third effect symbol, the opportunity mode is constructed together with the first effect symbol and the second effect symbol already shown. The second production, which is the production of whether or not the design is shown,
A game machine characterized by being provided with an effect executing means capable of executing.
This is because even if the above-mentioned gaming machine is in a situation that is not preferable for the player that the reach mode is not established, there is a possibility that the opportunity mode will be constructed by the occurrence of the situation. , A series of productions will be interesting.
・手段2
前記好機態様は、前記第一演出図柄、前記第二演出図柄、および前記第三演出図柄が所定の順番で並ぶ態様であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
第一演出にてリーチ態様(第一演出図柄と第二演出図柄が同じ種類となる態様)が成立しなかったときに好機態様が構築されうる第二演出に移行するのであるから、好機態様は上記のように演出図柄が「所定の順番で並ぶ」態様とするとよい。このようにすれば、リーチ態様が成立しうる第一演出から、好機態様が構築されうる第二演出への移行を自然なものとすることが可能である。
・ Means 2
The gaming machine according to
When the reach mode (the mode in which the first effect symbol and the second effect symbol are of the same type) is not established in the first effect, the opportunity mode shifts to the second effect in which the opportunity mode can be constructed. As described above, it is preferable that the effect symbols are arranged in a predetermined order. In this way, it is possible to make the transition from the first effect in which the reach mode can be established to the second effect in which the opportunity mode can be constructed natural.
・手段3
前記第一演出図柄は、複数種の図柄要素を含むものであり、
前記第一演出にて前記第一演出図柄と同じ複数種の図柄要素を含む前記第二演出図柄が示されてリーチ態様が成立した場合、当該複数種の図柄要素の数分のリーチラインが設定されたリーチ演出が発生することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
このように、第一演出図柄と第二演出図柄が複数種の図柄要素を含むものとし、リーチ態様成立時には複数のリーチラインが設定されたリーチ演出が発生するようにして、演出をさらに面白みのあるものとしてもよい。
・ Means 3
The first effect symbol includes a plurality of types of symbol elements.
When the second effect symbol containing the same plurality of types of symbol elements as the first effect symbol is shown in the first effect and the reach mode is established, the reach lines for the number of the plurality of types of symbol elements are set. The gaming machine according to
In this way, the first effect symbol and the second effect symbol are assumed to include a plurality of types of symbol elements, and when the reach mode is established, a reach effect in which a plurality of reach lines are set is generated, which makes the effect even more interesting. It may be a thing.
・手段4
前記第二演出図柄および前記第三演出図柄は、複数種の図柄要素を含むものであり、
前記好機態様は、前記第一演出図柄が含む複数種の図柄要素、前記第二演出図柄が含む複数種の図柄要素、および前記第三演出図柄が含む複数種の図柄要素が所定の順番で並ぶ態様であることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
このように、第一演出図柄〜第三演出図柄が複数種の図柄要素を含むものである場合、各演出図柄が有する図柄要素が並ぶ態様を好機態様として設定し、当該好機態様を分かりやすいものとするとよい。
・ Means 4
The second effect symbol and the third effect symbol include a plurality of types of symbol elements.
In the opportunity mode, a plurality of types of symbol elements included in the first effect symbol, a plurality of types of symbol elements included in the second effect symbol, and a plurality of types of symbol elements included in the third effect symbol are arranged in a predetermined order. The gaming machine according to
In this way, when the first effect symbol to the third effect symbol include a plurality of types of symbol elements, the mode in which the symbol elements of each effect symbol are arranged is set as an opportunity mode, and the opportunity mode is made easy to understand. Good.
・手段5
前記図柄要素は数字であり、
前記好機態様は前記図柄要素としての数字が1から順に並ぶ態様であることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
このようにすれば、好機態様が分かりやすいものとなる。
・ Means 5
The symbol element is a number and
The gaming machine according to claim 4, wherein the opportunity mode is a mode in which the numbers as the symbol elements are arranged in order from 1.
In this way, the opportunity mode becomes easy to understand.
1 遊技機
10 特定演出
11 第一演出
12 第二演出
20 演出図柄
21 第一演出図柄
22 第二演出図柄
23 第三演出図柄
70 識別図柄
91 表示装置
911 表示領域
1 Game machine 10 Specific effect 11 First effect 12 Second effect 20
Claims (1)
前記第一演出図柄および前記第二演出図柄が前記表示装置に表示され、前記第一演出図柄が含む複数の数字と、前記第二演出図柄が含む複数の数字とが一致するリーチ態様が成立した場合に実行される演出であって、当該一致した数字の数分のリーチラインが設定されたリーチ演出と、
前記第一演出図柄が含む複数の数字と、前記第二演出図柄が含む複数の数字とが同じとならずリーチ態様が成立しなかった場合に移行する演出であって、新たに前記第三演出図柄が前記表示装置に表示されることで、前記第一演出図柄、前記第二演出図柄および前記第三演出図柄のそれぞれが含む複数の数字が、前記表示装置の一方側から他方側にかけて順番に並ぶ好機態様が構築されるかどうかの演出と、
を実行することが可能な演出実行手段を備えることを特徴とする遊技機。 In a game machine equipped with a display device capable of displaying a first effect symbol, a second effect symbol, and a third effect symbol, each of which contains a plurality of numbers as an effect symbol .
The first effect symbol and the second effect symbol are displayed on the display device, and a reach mode in which the plurality of numbers included in the first effect symbol and the plurality of numbers included in the second effect symbol match is established . A reach effect in which reach lines are set for the number of matching numbers, and an effect that is executed in some cases .
This is an effect that shifts when the plurality of numbers included in the first effect symbol and the plurality of numbers included in the second effect symbol are not the same and the reach mode is not established, and the third effect is newly created. By displaying the symbols on the display device, a plurality of numbers included in each of the first effect symbol, the second effect symbol, and the third effect symbol are sequentially displayed from one side to the other side of the display device. The production of whether or not the opportunity to line up is constructed , and
A game machine characterized by being provided with an effect executing means capable of executing.
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