JP6785275B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明はゴルフボールに関するものである。
従来、ゴルフボールの飛距離を向上させるために、ゴルフボールの表面に様々なディンプルが設けられている。たとえば、特開平3−198875号公報(特許文献1)には、各ディンプルの側面が截頭錐体によって形成されているゴルフボールが記載されている。
特開平3−198875号公報
上記公報に記載されたゴルフボールにおけるディンプルの形状では、飛距離を十分に向上させることは困難である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、飛距離を十分に向上させることができるゴルフボールを提供することである。
本発明のゴルフボールは、陸部と、陸部から凹むように設けられた複数のディンプルとを備えている。複数のディンプルの各々は、円形状の底面と、円形状であり、底面よりも大きな直径を有する開口と、底面と開口とをつなぐ側面とを含んでいる。側面は、底面から開口まで複数のディンプルの各々の直径が大きくなるように直線的に傾斜している。底面の直径は、0.45mm以上0.60mm以下である。これにより、飛距離を十分に向上させることができることを発明者らは見出した。
上記のゴルフボールにおいて、複数のディンプルは、互いに形状が異なる複数のディンプル群を含んでいる。複数のディンプル群の各々における開口の直径に対する深さの比の平均値は、0.056以上0.058以下である。底面と側面とは、截頭錐体を成している。底面は曲がる部分を含まない平面である。底面と側面の各断面が直線である。
上記のゴルフボールにおいて、好ましくは、複数のディンプル群の各々における開口の直径に対する底面の直径の比の平均値は、0.12以上0.18以下である。
以上説明したように、本発明のゴルフボールによれば、飛距離を十分に向上させることができる。
本発明の一実施の形態におけるゴルフボールの概略上面図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフボールの概略正面図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフボールのディンプルの概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフボールのディンプルの概略斜視図である。 図1のV−V線に沿う概略断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について図に基づいて説明する。
最初に、図1および図2を参照して、本発明の一実施の形態のゴルフボールに係るディンプルパターンの構成について説明する。本発明の一実施の形態のゴルフボール1は、陸部2と、複数のディンプル3とを有している。
陸部2は、表面において複数のディンプル3の間に配置されている。陸部2は、表面において複数のディンプル3のうち互いに隣接する3つのディンプル3の間に配置された部分同士が接続されることにより構成されている。陸部2は、複数のディンプル3が形成されていない部分である。
複数のディンプル3は、ゴルフボール1の表面に形成されている。複数のディンプル3は、陸部2から凹むように設けられている。複数のディンプル3の各々は、陸部2からゴルフボール1の中心に向けて凹むように構成されている。複数のディンプル3の各々は、平面視において円形に設けられている。
複数のディンプル3は、複数のディンプル群を含んでいる。複数のディンプル群は互いに形状が異なる。複数のディンプル3は、複数のディンプル群の各々として、第1ディンプルA、第2ディンプルB、第3ディンプルC、第4ディンプルD、第5ディンプルE、第6ディンプルF、第7ディンプルG、第8ディンプルH、第9ディンプルI、第10ディンプルJを含んでいる。
複数のディンプル3の個数は、たとえば310個以上400個以下である。複数のディンプル3の個数は、たとえば360個であってもよい。第1ディンプルAの個数は、たとえば12個である。第2ディンプルBの個数は、たとえば6個である。第3ディンプルCの個数は、たとえば24個である。第4ディンプルDの個数は、たとえば12個である。第5ディンプルEの個数は、たとえば6個である。第6ディンプルFの個数は、たとえば24個である。第7ディンプルGの個数は、たとえば96個である。第8ディンプルHの個数は、たとえば90個である。第9ディンプルIの個数は、たとえば78個である。第10ディンプルJの個数は、たとえば12個である。
ゴルフボール1は、第1半球部1aおよび第2半球部1bを含んでいる。第1半球部1aおよび第2半球部1bの各々は略半球形状に構成されている。第1半球部1aおよび第2半球部1bの各々の底部は、曲線状に設けられている。第1半球部1aおよび第2半球部1bの各々の底部は、シームラインSLに対応する。シームラインSLは、ゴルフボール1の大円に一致しない。
第1半球部1aおよび第2半球部1bの各々は、極Pの周囲に均等に配置された3個の区域1cを含んでいる。ゴルフボール1の全表面には合計6個の区域1cが配置されている。各区域1cは、ゴルフボール1の外周の120°の範囲に配置されている。各区域1cは、球面三角領域である。第1半球部1aにおいて各区域1cは、第1半球部1aの極Pを共有する。第2半球部1bにおいて各区域1cは、第2半球部1bの極Pを共有する。互いに隣り合う区域1cは、互いの境界に位置する複数のディンプル3を共有する。各区域1cにおいて、対称線LSの一方側の半分領域に配置されたディンプル3は、対称線LSの他方側の半分領域に配置されたディンプル3と対称線LSに対して線対称に配置されている。
第1半球部1aにおけるディンプル3の配置(ディンプルパターン)は、第2半球部1bにおけるディンプル3の配置(ディンプルパターン)と同じである。第1半球部1aにおけるディンプルパターンは、第2半球部1bにおけるディンプルパターンと、シームラインSLを境界として回転方向に約10°ずれている。図1および図2に示されるゴルフボール1では、合計で360個のディンプル3が設けられている。各区域1cには、30個のディンプル3が設けられている。各区域1cの対称線LSの両側における各半分領域には、15個のディンプル3が設けられている。
図3および図4を参照して、複数のディンプル3の構成についてさらに詳しく説明する。複数のディンプル3の各々のディンプルの底面の中心およびゴルフボール1の中心を通過する断面において、ディンプル断面に蓋をするようにディンプル断面線に接線を引いたとき、接線とディンプル断面線の両端との接点がディンプル3のエッジと呼ばれる。上記接線とディンプル3の最深部との距離がディンプル3の深さである。上記接点間の上記接線の距離がディンプル3の直径である。上記接点を結んだ円の平面の面積がディンプル3の面積である。上記接点を結んだ円の平面とディンプル3の表面とで囲まれる範囲の体積がディンプル3の容積である。
複数のディンプル3の各々は、底面3aと、開口3bと、側面3cとを含んでいる。底面3aは円形状に構成されている。開口3bは、円形状に構成されている。開口3bは、上記接点を結んだ円により規定される。開口3bは、底面3aよりも大きな直径を有する。
側面3cは、底面3aと開口3bとをつなぐように構成されている。側面3cは、底面3aから開口3bまで複数のディンプル3の各々の直径が大きくなるように直線的に傾斜している。側面3cは、ディンプル断面において直線状に構成されている。側面3cは、ディンプル断面において上記接線に対して一定の角度(断面角度)で傾斜している。断面角度は、ディンプル断面において上記接線と側面3cとがなす角度である。つまり、断面角度は、開口3bを仮想面4としたときに、仮想面4と側面3cとのなす角度αである。
具体的には、ディンプル3は、ディンプル3の表面と、ディンプル3のエッジで構成される円の平面とで囲まれる空間が截頭錐体となるように構成されている。ディンプル3は、ディンプル3の表面と、ディンプル3のエッジで構成される円の平面とで囲まれる空間が円錐台形状となるように構成されている。
ディンプル3の直径Dtは、上記接線とディンプル断面線の両端との接点間の距離である。ディンプル3の直径Dtはディンプル3のエッジで形成される円の平面の直径である。ディンプル3の直径Dtは、開口3bの直径Dtである。
ディンプル3の底面3aの直径Dbは、ディンプル3のディンプル断面における底面3aと側面3cとの接点間の距離である。ディンプル3の底面3aの直径Dbは、たとえば0.50mm以上0.55mm以下である。ディンプル3の底面3aの直径Dbは、たとえば0.45mm以上0.60mm以下であってもよい。
複数のディンプル群の各々における開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比の平均値は、0.147以上0.162以下である。複数のディンプル群の各々における開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比の平均値は、0.12以上0.18以下であってもよい。
ディンプル3の深さDpは、上記接線とディンプル3の最深部との最短距離である。つまり、ディンプル3の深さDpは、ディンプル3の底面の中心と、ディンプル3のエッジで構成される円の平面とのゴルフボール1の径方向の最短距離である。複数のディンプル群の各々における開口3bの直径Dtに対する深さDpの比の平均値は、0.056以上0.058以下であってもよい。
ディンプル3の容積Vは、ディンプル3の表面と、ディンプル3のエッジで形成される円の平面とで囲まれる空間の容積である。ディンプル3の容積Vは、側面3cの表面および底面3aの表面と、ディンプル3のエッジで形成される円の平面とで囲まれる空間の容積である。
第1ディンプルAの直径Dtは、たとえば2.40mmである。第1ディンプルAの深さDpは、たとえば0.215mm以上0.222mm以下である。第1ディンプルAの容積Vは、たとえば0.405mm3以上0.429mm3以下である。第1ディンプルAの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.089以上0.093以下である。第1ディンプルAの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.208以上0.229以下である。
第2ディンプルBの直径Dtは、たとえば2.40mmである。第2ディンプルBの深さDpは、たとえば0.226mm以上0.234mm以下である。第2ディンプルBの容積Vは、たとえば0.427mm3以上0.451mm3以下である。第2ディンプルBの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.094以上0.097以下である。第2ディンプルBの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.208以上0.229以下である。
第3ディンプルCの直径Dtは、たとえば3.32mmである。第3ディンプルCの深さDpは、たとえば0.147mm以上0.152mm以下である。第3ディンプルCの容積Vは、たとえば0.499mm3以上0.523mm3以下である。第3ディンプルCの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.044以上0.046以下である。第3ディンプルCの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.151以上0.166以下である。
第4ディンプルDの直径Dtは、たとえば3.32mmである。第4ディンプルDの深さDpは、たとえば0.158mm以上0.163mm以下である。第4ディンプルDの容積Vは、たとえば0.535mm3以上0.562mm3以下である。第4ディンプルDの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.048以上0.049以下である。第4ディンプルDの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.151以上0.166以下である。
第5ディンプルEの直径Dtは、たとえば3.53mmである。第5ディンプルEの深さDpは、たとえば0.203mm以上0.210mm以下である。第5ディンプルEの容積Vは、たとえば0.770mm3以上0.808mm3以下である。第5ディンプルEの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.058以上0.059以下である。第5ディンプルEの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.142以上0.156以下である。
第6ディンプルFの直径Dtは、たとえば3.76mmである。第6ディンプルFの深さDpは、たとえば0.144mm以上0.149mm以下である。第6ディンプルFの容積Vは、たとえば0.615mm3以上0.644mm3以下である。第6ディンプルFの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.038以上0.040以下である。第6ディンプルFの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.133以上0.146以下である。
第7ディンプルGの直径Dtは、たとえば4.02mmである。第7ディンプルGの深さDpは、たとえば0.169mm以上0.176mm以下である。第7ディンプルGの容積Vは、たとえば0.817mm3以上0.859mm3以下である。第7ディンプルGの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.042以上0.044以下である。第7ディンプルGの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.124以上0.137以下である。
第8ディンプルHの直径Dtは、たとえば4.02mmである。第8ディンプルHの深さDpは、たとえば0.181mm以上0.187mm以下である。第8ディンプルHの容積Vは、たとえば0.873mm3以上0.914mm3以下である。第8ディンプルHの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.045以上0.047以下である。第8ディンプルHの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.124以上0.137以下である。
第9ディンプルIの直径Dtは、たとえば4.39mmである。第9ディンプルIの深さDpは、たとえば0.226mm以上0.234mm以下である。第9ディンプルIの容積Vは、たとえば1.286mm3以上1.344mm3以下である。第9ディンプルIの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.052以上0.053以下である。第9ディンプルIの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.114以上0.125以下である。
第10ディンプルJの直径Dtは、たとえば4.39mmである。第10ディンプルJの深さDpは、たとえば0.238mm以上0.245mm以下である。第10ディンプルJの容積Vは、たとえば1.352mm3以上1.410mm3以下である。第10ディンプルJの開口3bの直径Dtに対する深さDpの比は、たとえば0.054以上0.056以下である。第10ディンプルJの開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比は、たとえば0.114以上0.125以下である。
複数のディンプル3の直径Dtは、たとえば2mm以上5mm以下である。複数のディンプル3の直径Dtは、2.40mm以上4.39mm以下であってもよい。ディンプル3の直径Dtが小さいとディンプル効果が小さくなり、ディンプル3の直径Dtが大きいとディンプル3の隙間が増えるためディンプル効果が小さくなる。
複数のディンプル3の深さDpは、たとえば0.12mm以上0.28mm以下である。複数のディンプル3の深さDpは、0.144mm以上0.247mm以下であってもよい。ディンプル3の深さDpが浅いとゴルフボール1が吹き上がりすぎ、ディンプル3の深さDpが深いとゴルフボール1がドロップする。
続いて、本発明の一実施の形態のゴルフボールの構造について説明する。
ゴルフボールの直径は、規則(R&A、及びUSGA参照)の定めるところにより、42.67mm以上にすることが求められている。但し、空力特性等を考慮するとボール径はできるだけ小さくすることが好ましく、例えば42.7〜43.7mmとすることができる。重さも、規則の定めるところにより45.93g以下にすることが求められている。空力特性を考慮すると重さはできるだけ大きいことが好ましく、45.2g以上45.93g以下に形成することができる。
図5を参照して、ゴルフボール1は、コア10と、カバー20と、中間層30を備えている。コア10は、カバー20および中間層30に覆われている。中間層30はカバー20に覆われている。ゴルフボール1は、カバー20の外側にペイント層及びマーク層を備えているが、説明の便宜のため、これらの層の図示されていない。
コア10の形状としては、球状が一般的であるが、例えば、球状のコア10の表面を均等に分割するように突条が設けられていても良いし、均等に分布した凹部が設けられていても良い。突条を設ける場合には、突条によって仕切られる凹部を、複数の包囲層、あるいは、それぞれの凹部を被覆するような単層の包囲層によって充填するようにして、コア10と包囲層からなる成形体の形状を球形とすることが好ましい。凹部を設ける場合には、コア10を被覆する外層材で凹部が充填されるように成形され、形状を球形とすることが好ましい。
コア10は、球状に設けられている。コア10は、ゴム組成物で形成されている。コア10の直径は、たとえば38.3mmである。コア10の重量は、たとえば33.7gである。コア10が小さいと反発性能が低下し、コア10が大きすぎるとコア10を被覆するカバー20および中間層30の厚みが小さすぎて耐久性が落ちたり、ボールが軟らかくなりすぎ逆に反発性能が低下したりする。
コア10は、基材ゴム、架橋剤、不飽和カルボン酸の金属塩、充填剤等を配合したゴム組成物で製造することができる。基材ゴムとしては、たとえばポリブタジエンを使用することができる。架橋剤としては、たとえばジクミルパーオキサイドを使用することができる。不飽和カルボン酸の金属塩としては、たとえばアクリル酸亜鉛を使用することができる。充填剤としては、たとえば酸化亜鉛、炭酸マグネシウムを使用することができる。
カバー20は、エラストマーで構成されている。カバー20の表面には複数のディンプル(図1参照)が設けられている。カバー20の直径は、たとえば42.7mmである。カバー20の材料として、熱可塑性ポリウレタンを使用することができる。
カバー20の形成には、射出成形法、圧縮成形法、注型成形法等の既知の手法が採用されうる。カバー成形の際、カバー表面に複数のディンプル(図1参照)が形成される。成形後、必要に応じて、バリ取り、洗浄、研摩、塗装、マーク印刷がなされ、ゴルフボールが完成する。
中間層30は、コア10とカバー20の間に設けられている。中間層30は、一層または二層以上であってもよい。中間層30の直径は、たとえば40.5mmである。中間層30の重量は、たとえば38.8gである。中間層30の材料として、アイオノマーを使用することができる。
次に、本発明の一実施の形態におけるゴルフボール1の作用効果について説明する。
本発明の一実施の形態におけるゴルフボール1では、複数のディンプル3の各々は、円形状の底面3aと、円形状であり、底面よりも大きな直径を有する開口3bと、底面3aと開口3bとをつなぐ側面3cとを含んでいる。側面3cは、底面3aから開口3bまで複数のディンプル3の各々の直径が大きくなるように直線的に傾斜している。底面3aの直径Dbは、0.45mm以上0.60mm以下である。これにより、飛距離を十分に向上させることができることを発明者らは見出した。
また、複数のディンプル3は、互いに形状が異なる複数のディンプル群を含んでいる。複数のディンプル群の各々における開口3bの直径Dtに対する深さDpの比の平均値は、0.056以上0.058以下である。これにより、飛距離を十分に向上させることができることを発明者らは見出した。
また、複数のディンプル群の各々における開口3bの直径Dtに対する底面3aの直径Dbの比の平均値は、0.12以上0.18以下である。これにより、飛距離を十分に向上させることができることを発明者らは見出した。
以下、本発明の実施例について比較例と対比して説明する。なお、上記の本発明の一実施の形態と同一または相当する部分には同一の参照符号を付し、その説明を繰り返さない。
実施例1〜2および比較例1〜4のゴルフボールを準備した。表1は、比較例1〜4のゴルフボールの構成を示している。表2は、実施例1〜2のゴルフボールの構成を示している。表1および表2を参照して、実施例1〜2および比較例1〜4のゴルフボールの構成を説明する。
本発明の実施例1〜2のゴルフボールは、上記の本発明の一実施の形態におけるゴルフボールと同様の構成を備えている。つまり、再び図1を参照して、複数のディンプル3は、複数のディンプル群の各々として、第1ディンプルA、第2ディンプルB、第3ディンプルC、第4ディンプルD、第5ディンプルE、第6ディンプルF、第7ディンプルG、第8ディンプルH、第9ディンプルI、第10ディンプルJを含んでいる。表1のNo.A〜Jは、第1ディンプルA〜第10ディンプルJに対応している。表1の個数は、第1ディンプルA〜第10ディンプルJの個数である。表1および表2の他の符号は、上記の本発明の一実施の形態における符号に対応している。
比較例1〜4のゴルフボールは、上記の本発明の一実施の形態におけるゴルフボールと同様に複数のディンプルが配置されている。比較例1のゴルフボールでは、複数のディンプルの各々は、陸部からゴルフボールの中心に向けて半球状に凹むように設けられている。比較例2〜4のゴルフボールは、上記の本発明の一実施の形態におけるゴルフボールに比べて複数のディンプルの形状が異なっている。
実施例1〜2および比較例1〜4のゴルフボールを用いて、ゴルフボールの飛距離を測定するために、キャリー(y:ヤード)を測定した。キャリーは、株式会社ミヤマエ製ゴルフロボットを用いて測定した。このゴルフロボットにゴルフクラブをセットして、このゴルフクラブで実施例1〜2および比較例1〜4のゴルフボールを打撃してキャリーを測定した。キャリーは、ゴルフボールが打撃されてから最初に地面に接地するまでの距離である。このゴルフクラブには、美津濃株式会社製ドライバーJPX900を用いた。このゴルフクラムのヘッドスピード(HS)は、約40m/Sとした。キャリーは、打撃した5球の平均値を採用した。表2は、実施例1〜2および比較例1〜4のゴルフボールのキャリーを示している。
表3を参照して、実施例1〜2のゴルフボールは、比較例1のゴルフボールに比べて、キャリーが大きくなった。また、実施例1〜2のゴルフボールは、比較例2〜4のゴルフボールに比べて、キャリーが大きくなった。したがって、本発明の実施例1〜2のゴルフボールによれば、飛距離を十分に向上させることができることがわかった。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
1 ゴルフボール、2 陸部、3 ディンプル、3a 底面、3b 開口、3c 側面、4 仮想面、10 コア、20 カバー、30 中間層、A〜J 第1〜10ディンプル、Dt ディンプルの直径、Db 底面の直径、Dp ディンプルの深さ、V 容積。

Claims (2)

  1. 陸部と、
    前記陸部から凹むように設けられた複数のディンプルとを備え、
    前記複数のディンプルの各々は、
    円形状の底面と、
    円形状であり、前記底面よりも大きな直径を有する開口と、
    前記底面と前記開口とをつなぐ側面とを含み、
    前記側面は、前記底面から前記開口まで前記複数のディンプルの各々の直径が大きくな
    るように直線的に傾斜しており、
    前記底面の直径は、0.45mm以上0.60mm以下であり、
    前記複数のディンプルは、互いに形状が異なる複数のディンプル群を含み、
    前記複数のディンプル群の各々における前記開口の直径に対する深さの比の平均値は、0.056以上0.058以下であり、
    前記底面と前記側面とは、截頭錐体を成しており、
    前記底面は曲がる部分を含まない平面であり、
    前記底面と前記側面の各断面が直線である、ゴルフボール。
  2. 前記複数のディンプル群の各々における前記開口の前記直径に対する前記底面の直径の比の平均値は、0.12以上0.18以下である、請求項に記載のゴルフボール。
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