JP6783020B2 - フェンダとバンパの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フェンダとバンパの取付構造に関するものである。
樹脂製フェンダと樹脂製バンパの一方の取付端面に係止片を形成し、他方の取付端面に係止片が挿入可能な係止孔を形成し、係止片を係止孔に挿入後に互いの部品を相対的にスライドさせて正規の取付状態に固定する構造が提案されている(特許文献1)。
特開2014−061838号公報
特許文献1に開示された構造は、取付け用ブラケットを廃止でき、バンパの着脱を繰り返しても結合力が低下することはほとんどなく、さらにバンパの組付け作業性を向上できる車両のバンパ取付け構造を提供することができる。
しかし、係止片が部品端面に意匠面側に形成されるため、部品への外部入力に対して係止部を中心に変形を繰り返し、係止片の摩耗による割線隙間の増加や上下方向の位置規制が低下するという課題があった。
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、部品への外部入力に対して係止部を中心に変形が生じにくく、結果係止片の摩耗による割線隙間の増加や上下方向の位置規制が低下するという問題が生じないフェンダとバンパの取付構造を提供するものである。
より具体的に本発明に係るフェンダとバンパの取付構造は、
合わせ面に係止片が形成された一方の樹脂製部品と、
前記合わせ面に対向する合わせ面に、前記係止片が挿入可能な係止孔が形成された他方の樹脂製部品とが、前記係止片が前記係止孔に嵌合して固定された樹脂製部品の取付構造であって、
前記一方の樹脂製部品の前記合わせ面には、前記合わせ面に続き前記一方の樹脂製部品の表面に平行な舌部が設けられ、前記合わせ面の高さ方向で前記係止片より下方かつ隣接する前記係止片との間の前記舌部に形成された係止リブと、
前記他方の樹脂製部品の前記合わせ面には、前記係止片と嵌合する絞り孔と、
前記係止片が前記絞り孔に嵌合した状態で、前記係止リブと嵌合するリブ挿入孔が形成され、前記一方の樹脂製部品の前記合わせ面および前記舌部には前記係止片と対向する位置に貫通孔が設けられ、
前記係止リブは前記貫通孔に沿う進出部を少なくとも有することを特徴とする。
本発明に係るフェンダとバンパの取付構造では、部品同士の合わせ面において、上部と下部で2つの嵌合によって取付構造が構成されているので、樹脂部品同士に振動が加わっても、合わせ面を軸に折れ曲る方向の振動は抑制されるので、取付位置での変形が起こりにくい。結果、摩耗による割線隙間の増加や上下方向の位置規制力の低下を防止することができる。
本発明に係るフェンダ2とバンパ4の取付構造を示す図である。 図1の一部拡大図である。 取付け後の状態を示す図である。 (a)は図3のA−A線による切断面を示し、(b)は図3のB−B線による切断面を示す断面図である。
以下に本発明に係るフェンダとバンパの取付構造について図面を用いながら説明を行う。なお、以下の説明は本発明の一実施形態を例示するものであり、本発明は以下の説明に限定されない。したがって、以下の説明は本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて改変することができる。
図1に本発明に係るフェンダ2とバンパ4の取付構造を示す。また、図2は図1の一部拡大図である。なお、本発明の取付構造はフェンダ2とバンパ4以外の箇所にでも好適に利用することができる。以下の説明では一方の樹脂製部品をフェンダ2とし、他方の樹脂製部品をバンパ4として説明する。
図1および図2を参照して、符号10はフェンダ2側の合わせ面を示す。合わせ面10は、段差構造に形成されている。つまり、フェンダ2の表面2aを合わせ面10を形成する部分でZ形状に山谷の折り曲げを形成する。フェンダ2の表面2aに対して、垂直な面を「縦壁2b」、表面2aに平行で縦壁2bに続いて形成された部分を「舌部2c」と呼ぶ。フェンダ2は、縦壁2bを合わせ面10としている。
図2を参照して、この合わせ面10には、縦壁2bから垂直(フェンダ2の表面2aと平行)に延設された水平部12aと、その水平部12aから垂直下方(舌部2c方向)へ伸びた垂直部12bで形成される係止片12が設けられている。なお、水平部12aは、フェンダ2の表面2aよりも舌部2c側に設けられる。少なくとも取付相手のバンパ4の厚み4tkよりフェンダ2の表面2aから下方(舌部2c側)に設けられる。取付け後、フェンダ2とバンパ4の表面が面一になるのが望ましいからである。このような係止片12は、合わせ面10に複数個形成されていてよい。
本発明の取付構造では、舌部2cにさらに係止リブ14(図1参照)が形成されている。係止リブ14は、縦壁2bから舌部2cに沿って延設された進出部14aと、縦壁2bに平行な平行部14bで形成されている。さらに、平行部14bの端部には、縦壁2bから遠ざかる方向に迎え部14cが形成されている。進出部14a、平行部14b、迎え部14cはそれぞれ舌部2cの面から同じ高さであってよい。
このように形成された係止リブ14は、舌部2cの面からの距離を合わせ面10の高さ2hとして、係止片12より高さ2h方向で下方に設けられていると言える。また、係止リブ14は隣り合う係止片12同士の間に設けられていると言える。
再び図1を参照して、符号20は、バンパ4側の合わせ面を示す。バンパ4側の合わせ面20は、バンパ4の1回の山折れ構造で形成されている。すなわち、バンパ4の表面4aの端部4tがバンパ4の表面4aに略垂直に折り曲げられて形成されている。この合わせ面20はバンパ4の表面4aに対してバンパ4側の「縦壁4b」という。バンパ4側の縦壁4bはバンパ4の合わせ面20である。なお、縦壁4bに沿った長さを縦壁4bの高さ4hと呼ぶ。縦壁4bに沿った高さ4hは、縦壁4bの端辺4t(バンパ4の表面4aから遠い縦壁4bの辺)を基準にいう。
また、縦壁4bは、端辺4tからバンパ4の表面4aに向かう方向で厚みが増加するくさび形状4bLを有する。このくさび形状4bLは、バンパ4の合わせ面20(縦壁4b)全域に渡って、形成されている。
図2を再度参照する。バンパ4側の縦壁4bには、フェンダ2に設けられた係止片12が挿入可能な貫通孔が形成されている。この貫通孔を係止孔22と呼ぶ。係止孔22の高さ4h方向の開口長さ22hは、係止片12の垂直部12bの高さ12bhより長い。また係止孔22の幅22wは、係止片12の水平部12aの幅12awより長い。
また、係止孔22には、係止孔22に連続して高さ4h方向に狭い孔も並設されている。この部分を係止孔22の絞り孔24と呼ぶ。絞り孔24の高さ24hは、フェンダ2の板厚2tより高く、係止片12の垂直部12bの高さ12bhよりも低い。
バンパ4の縦壁4bには、係止孔22と係止孔22の間にリブ挿入孔26がさらに形成されている。リブ挿入孔26はバンパ4の縦壁4bの端辺4tからバンパ4の表面4a側に設けられた切り欠きである。リブ挿入孔26の縦壁4bに対して平行な方向のエッジを縦エッジ26aと呼び、バンパ4の表面4aと平行なエッジを上側エッジ26bと呼ぶ。
リブ挿入孔26において、縦エッジ26aの高さ26hは、係止リブ14の平行部14bの高さ14bhより高い。また、リブ挿入孔26の長さ26wは係止リブ14の平行部14bの幅14bwより長い。係止リブ14がリブ挿入孔26を通過しなければならないからである。リブ挿入孔26は係止リブ14と対応する位置に設けられている。
再度図1を参照する。次に、フェンダ2とバンパ4取付の手順を説明する。フェンダ2の係止片12をバンパ4の係止孔22に挿入する。この時、フェンダ2の係止片12は、バンパ4の係止孔22に挿入される。その後フェンダ2を絞り孔24方向にスライドさせる。
図3に取付け後の状態を示す。係止片12は係止孔22の絞り孔24に嵌合する。また、バンパ4のリブ挿入孔26の縦エッジ26aは、フェンダ2の係止リブ14の迎え部14cから平行部14bと縦壁2bの間に挿入され嵌合する。
言い換えると、フェンダ2の合わせ面10には、合わせ面10の高さ2h方向で、係止片12より下方かつ隣接する係止片12との間に係止リブ14が形成されている。また、バンパ4の合わせ面20には、係止片12が嵌合する係止孔22と、係止リブ14と嵌合するリブ挿入孔26が形成されている。そして、リブ挿入孔26は、係止片12が係止孔22に嵌合した状態の時に、係止リブ14と嵌合する位置に形成されている。
このようにフェンダ2とバンパ4に設けた係止片12と係止孔22、係止リブ14とリブ挿入孔26が嵌合し合うことで、フェンダ2とバンパ4は取付けられる。
図4(a)には、図3のA−A断面を示し、図4(b)には、図3のB−B断面を示す。図4(a)を参照して、フェンダ2の係止片12は、バンパ4の絞り孔24に挿入され、バンパ4の合わせ面20と係合状態になる。また図4(b)を参照して、フェンダ2の係止リブ14がバンパ4のリブ挿入孔26に挿入されスライドすることで、バンパ4の合わせ面20がフェンダ2の係止リブ14の平行部14bと合わせ面10(縦壁2b)の間に嵌合する。ここで合わせ面20(縦壁4b)は、くさび形状4bLを有しているので、嵌合状態が緩むことはない。
なお、係止片12と係止リブ14は、合わせ面10の上方、下方と千鳥位置に配置されている。これはフェンダ2側の合わせ面10およびバンパ4側の合わせ面20が上下で係止されることを意味している。したがって、フェンダ2とバンパ4の取付部(割線部)に振動が加わっても、合わせ面の高さ方向上下で突っ張る。したがって、割線を中心に折れ曲がる方向のモードの振動の発生を抑制する。
結果、取付面での係止片12、係止リブ14、係止孔22、リブ挿入孔26の摩耗が低減され、割線隙間の広がりが抑制される。また、バンパ4とフェンダ2が上下方向にズレるといった位置規制力の低下も防止できる。
本発明に係るフェンダとバンパの取付構造は樹脂製のフェンダおよびバンパを有する自動車に好適に利用することができる。
2 フェンダ
2a 表面
2b 縦壁
2c 舌部
2h 高さ
2t 板厚
4 バンパ
4t 厚み
4a 表面
4b 縦壁
4h 高さ
4t 端辺
4bL くさび形状
10 合わせ面
12 係止片
12a 水平部
12b 垂直部
12aw 幅
14 係止リブ
14a 進出部
14b 平行部
14bh 高さ
14bw 幅
14c 迎え部
20 合わせ面
22 係止孔
22h 開口長さ
12bh 高さ
22w 幅
24 絞り孔
24h 高さ
26リブ 挿入孔
26a 縦エッジ
26b 上側エッジ
26h 高さ
26w 長さ

Claims (1)

  1. 合わせ面に係止片が形成された一方の樹脂製部品と、
    前記合わせ面に対向する合わせ面に、前記係止片が挿入可能な係止孔が形成された他方の樹脂製部品とが、前記係止片が前記係止孔に嵌合して固定された樹脂製部品の取付構造であって、
    前記一方の樹脂製部品の前記合わせ面には、前記合わせ面に続き前記一方の樹脂製部品の表面に平行な舌部が設けられ、前記合わせ面の高さ方向で前記係止片より下方かつ隣接する前記係止片との間の前記舌部に形成された係止リブと、
    前記他方の樹脂製部品の前記合わせ面には、前記係止片と嵌合する絞り孔と、
    前記係止片が前記絞り孔に嵌合した状態で、前記係止リブと嵌合するリブ挿入孔が形成され、前記一方の樹脂製部品の前記合わせ面および前記舌部には前記係止片と対向する位置に貫通孔が設けられ、
    前記係止リブは前記貫通孔に沿う進出部を少なくとも有することを特徴とするフェンダとバンパの取付構造。
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