JP6780853B2 - コネクタロック装置 - Google Patents
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Description
このOBDコネクタ保護カバーは、OBDコネクタ全体を収容できる本体部と、この蓋部と本体部とを固定するロック機構と、を備えるものである。
OBDコネクタ1は、図1に示すように、雌型のコネクタであり、本体部10は、全体に直方体形状に形成されている。ただし、本体部10の下半分11は直方体形状であるが、上半分12は、図1(a)に示すように、平面視したときに台形状に形成されており、かつ、下半分11の輪郭の内側に位置する大きさに形成されている。本体部10は、平面視したとき、本体部10の上半分12が形成する台形の上底や下底の中央を通る線の左右で線対称な形状に形成されている。
本実施形態のコネクタロック装置3は、このOBDコネクタ1への不正対象物(不正な雄型コネクタ等)の取り付けを抑止する装置である。
コネクタロック装置3が備える筐体部30は、図3に示すように、OBDコネクタ1の上半分12の本体部10よりもやや大きく相似な直方体形状に形成され、上下の面が台形状に形成されている。筐体部30は、コネクタロック装置3をOBDコネクタ1に取り付けるとき、台形状に形成された面のうち下方側の面が取付面16に対向するように取り付けられる。尚、コネクタロック装置3をOBDコネクタ1に取り付けるとき取付面16に対向する筐体部30の面を対向面32と以下呼び、筐体部30を形成する面のうち、対向面32とは反対側の面を表面35と呼ぶ。
さらに、各ロックアーム40の長辺部分41は、対向面32が取付面16に接触するように、筐体部30がOBDコネクタ1に対して配置されたときに、挿入孔15に挿入した先にそれぞれ位置する各小孔18であって両端に位置する各小孔18に先端が通る長さに延ばされている。
また、これらロックアーム40は、長辺部分41が、筐体部30内に設けられた各支持軸34によって、揺動可能に固定されている。
筐体部30は、ロック部50を備えている。
ロック部50の裏面側(筐体部30内側)には、図3(e)に示すように、中心軸を通る一本の溝部54と、その溝部54の両脇に筐体部30の内部側に突出した三角形状に形成された突起部56が形成されている。
このロック部50を解錠位置に回転すると、図3(c)に示すように、各ロックアーム40の短辺部分42が付き合わされた部分が溝部54にはまり、各ロックアーム40は、各支持軸34を支点に揺動する。
この操作部60は、筐体部30の正面側の側面から突出したレバー部62を備えている。また、筐体部30の内部には、図3(c)及び図3(d)に示すように、レバー部62を上下に操作すると上下する持上部64が備えられている。この持上部64はレバー部62が操作されると、各ロックアーム40の各短辺部分42を突き上げて、各ロックアーム40の各長辺部分41の先端が互いに近づく方向に移動させる。これによって、小孔18を形成する縁部に引っ掛かっていた引掛部43と、小孔18の縁部との掛合を説くことができる。
まず、専用のキーでロック部50を操作して、ロック部50を解錠位置に位置させ、各ロックアーム40を揺動可能な状態とする。
まず、専用のロックキーでロック部50を操作して、ロック部50を解錠位置に位置させる。このとき、本実施形態のコネクタロック装置3でOBDコネクタ1をロックすると、各ロックアーム40の長辺部分41の先端が各小孔18に引っ掛かってはずれない場合がある。この場合、次にレバー部62を操作する。すると、各ロックアーム40の引掛部43が各小孔18の縁部からはずれて内側に倒されるので、各ロックアーム40が各小孔18から抜ける。
本実施形態のコネクタロック装置3は、OBDコネクタ1をロックするとOBDコネクタ1の取付面16を覆ってOBDコネクタ1をロックするので、例えば、不正な雄型コネクタをOBDコネクタ1に接続する、などのOBDコネクタ1への不正なアクセスを抑止できる。
本実施形態のコネクタロック装置3は、専用のキーでしか施錠解錠ができないので、OBDコネクタ1を一度ロックすると、簡単にロックを解除することができない。
[他の実施形態]
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲に記載された発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2)上記実施形態では、各ロックアーム40が両端の小孔18に挿入される例を説明したが、各ロックアーム40は、両端の小孔18以外の小孔18に挿入されるように筐体部30に対して取り付けられていてもよい。
17…リブ、18…小孔、30…筐体部、32…対向面、34…支持軸、35…表面、
36…カギ可動孔、37…アッパーケース、37a…窪部、38…ミドルケース、
39…ロアケース、40…ロックアーム、43…引掛部、50…ロック部、51…薄肉部、
52…噛合溝、54…溝部、56…突起部、60…操作部、62…レバー部、
64…持上部。
Claims (6)
- 雄型コネクタが有する平板状の突起物を嵌挿可能な直方体形状の挿入孔が形成され、前記挿入孔のうち、前記挿入孔が開口する取付面側から見て奥側に、前記挿入孔の開口の長手方向に沿って間を開けて複数のリブを設けることにより前記挿入孔内に複数の小孔が形成された雌型コネクタに取り付けられ、前記雌型コネクタへの不正対象物の取り付けを抑止するコネクタロック装置であって、
前記雌型コネクタをロックするときに前記取付面に対向する対向面を有する筐体部と、
前記筐体部内から前記対向面を貫通して平行に延ばされ、また、前記取付面と前記対向面とが対向するときに前記挿入孔内に挿入可能に延ばされ、さらに、前記対向面が前記取付面に接触するように前記筐体部が前記雌型コネクタに対して配置されたとき、前記挿入孔に挿入した先にそれぞれ位置する前記各小孔に先端が通る長さに延ばされた一対のロックアームと、
前記各ロックアームをいずれも含む面上で前記各ロックアームが揺動するように、前記各ロックアームを揺動可能に前記筐体部内で支持する一対の支持軸と、
解錠操作すると前記各ロックアームを揺動可能とし、施錠操作すると前記各ロックアームを前記対向面に対して略垂直になるように固定するロック部と、
を備え、
前記各ロックアームは、
前記対向面が前記取付面に接触するように前記筐体部を前記雌型コネクタに対して配置したとき、前記ロック部が施錠操作されると、前記小孔を形成する縁部に引っ掛かる引掛部を有するコネクタロック装置。 - 請求項1に記載のコネクタロック装置において、
前記ロック部は、
円盤形状に形成され、前記筐体部を構成する面のうち、前記対向面とは反対側の表面に形成されたカギ可動孔内で回転可能に設置され、当該コネクタロック装置に専用のキーが噛合する噛合溝が前記表面側から見える面に形成され、
解錠位置に回転すると一対の前記ロックアームを揺動可能とし、施錠位置に回転すると一対の前記ロックアームが前記対向面に対して略垂直になるように固定するコネクタロック装置。 - 請求項2に記載のコネクタロック装置において、
前記ロック部は、
前記筐体部の内部側に突出した突起部を有し、
前記突起部は、
前記ロック部が施錠位置に位置するとき、前記各ロックアームを押して平行になる位置に位置させ、前記ロック部が解錠位置に位置するとき、前記ロックアームとの接触が解除されるコネクタロック装置。 - 請求項2又は請求項3に記載されたコネクタロック装置において、
前記筐体部は、
表面側から対向面側に向かってアッパーケース、ミドルケース、ロアケースを積層した形状に形成され、
前記ロック部は、
外周に設けられた薄肉部を、前記アッパーケースと前記ミドルケースとの間に回転可能に挟むことにより、前記カギ可動孔内に回転可能に設置されるコネクタロック装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタロック装置において、
前記各ロックアームは、
後端側が前記筐体部内で曲げられてL字状に形成され、
前記筐体部内で曲げられた部分である前記各ロックアームの短辺の先端が付き合うように、前記支持軸を介して前記筐体部に揺動可能に取り付けられており、
操作すると、前記各ロックアームの前記各短辺を突き上げて、前記各ロックアームの先端が互いに近づく方向に移動させる操作部を備えるコネクタロック装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載されたコネクタロック装置において、
前記各ロックアームは、前記引掛部が形成された先端側と、前記支持軸に揺動可能に取り付けられる後端側とでは、後端側が太く、先端側が細い形状に形成されているコネクタロック装置。
Priority Applications (1)
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JP2017010444A JP6780853B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | コネクタロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017010444A JP6780853B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | コネクタロック装置 |
Publications (2)
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JP6780853B2 true JP6780853B2 (ja) | 2020-11-04 |
Family
ID=63045260
Family Applications (1)
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JP2017010444A Active JP6780853B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | コネクタロック装置 |
Country Status (1)
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JP6717508B1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-07-01 | Necプラットフォームズ株式会社 | コネクタのロック構造およびコネクタのロック解除治具 |
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2017
- 2017-01-24 JP JP2017010444A patent/JP6780853B2/ja active Active
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JP2018120713A (ja) | 2018-08-02 |
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