JP6780853B2 - コネクタロック装置 - Google Patents

コネクタロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6780853B2
JP6780853B2 JP2017010444A JP2017010444A JP6780853B2 JP 6780853 B2 JP6780853 B2 JP 6780853B2 JP 2017010444 A JP2017010444 A JP 2017010444A JP 2017010444 A JP2017010444 A JP 2017010444A JP 6780853 B2 JP6780853 B2 JP 6780853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
connector
lock device
housing portion
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017010444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018120713A (ja
Inventor
慶吉郎 木戸
慶吉郎 木戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Comtec Co Ltd
Original Assignee
Comtec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Comtec Co Ltd filed Critical Comtec Co Ltd
Priority to JP2017010444A priority Critical patent/JP6780853B2/ja
Publication of JP2018120713A publication Critical patent/JP2018120713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6780853B2 publication Critical patent/JP6780853B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、コネクタロック装置に関する。
車両の各部に取り付けられたECU(Electrical Controll Unit)には、自己診断機能用のプログラムがプログラミングされている。そして、このECUから自己診断結果を取り出すために用いられるOBDコネクタ(雌型コネクタ)が、車両の室内空間側から接続可能な位置に設置されている。OBDは、On-Board Diagnosticsの略字である。
一方、このOBDコネクタを利用したECUへの不正なアクセスを抑止するコネクタロック装置として、例えば、特許文献1に記載されたOBDコネクタ保護カバーがある。
このOBDコネクタ保護カバーは、OBDコネクタ全体を収容できる本体部と、この蓋部と本体部とを固定するロック機構と、を備えるものである。
特許第5083924号公報
しかし、特許文献1に記載したOBDコネクタ保護カバーは、本体部がOBDコネクタ全体を収納する大きさに形成されているため、OBDコネクタに取り付けると、本体部が場所を取って邪魔になるという問題があった。また、OBDコネクタ保護カバーは、取り付けに時間を要する。
本発明は、OBDコネクタその他の雌型コネクタに取り付けても場所を取りにくく、しかも、雌型コネクタへの不正なアクセスを抑止するコネクタロック装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のコネクタロック装置は、雄型コネクタが有する平板状の突起物を嵌挿可能な直方体形状の挿入孔が形成され、前記挿入孔のうち、前記挿入孔が開口する取付面側から見て奥側に、前記挿入孔の開口の長手方向に沿って間を開けて複数のリブを設けることにより前記挿入孔内に複数の小孔が形成された雌型コネクタに取り付けられ、前記雌型コネクタへの不正対象物の取り付けを抑止するコネクタロック装置であって、前記雌型コネクタをロックするときに前記取付面に対向する対向面を有する筐体部と、前記筐体部内から前記対向面を貫通して平行に延ばされ、また、前記取付面と前記対向面とが対向するときに前記挿入孔内に挿入可能に延ばされ、さらに、前記対向面が前記取付面に接触するように前記筐体部が前記雌型コネクタに対して配置されたとき、前記挿入孔に挿入した先にそれぞれ位置する前記各小孔に先端が通る長さに延ばされた一対のロックアームと、前記各ロックアームをいずれも含む面上で前記各ロックアームが揺動するように、前記各ロックアームを揺動可能に前記筐体部内で支持する一対の支持軸と、解錠操作すると前記各ロックアームを揺動可能とし、施錠操作すると前記各ロックアームを前記対向面に対して略垂直になるように固定するロック部と、を備え、前記各ロックアームは、前記対向面が前記取付面に接触するように前記筐体部を前記雌型コネクタに対して配置したとき、前記ロック部が施錠操作されると、前記小孔を形成する縁部に引っ掛かる引掛部を有する。
本発明のコネクタロック装置を用いて雌型コネクタをロックする場合、最初に、各ロックアームを雌型コネクタの挿入孔に挿入しつつ、コネクタロック装置の筐体部の対向面を雌型コネクタの取付面と接触する位置まで近づける操作がなされる。
そして、雌型コネクタの取付面と筐体部の対向面とが接触すると、各ロックアームが対応する各小孔にそれぞれ挿入されるので、このときロック部を施錠位置に回転させる操作がなされる。
すると、各ロックアーム部が備える引掛部が小孔の縁部に引っ掛かり、本発明のコネクタロック装置は、雌型コネクタをロックする。このとき、本発明のコネクタロック装置は、雌型コネクタの取付面を覆って雌型コネクタをロックする。
したがって、本発明のコネクタロック装置は、雌型コネクタをロックすると雌型コネクタの取付面を覆って雌型コネクタをロックするので、例えば、不正な雄型コネクタを雌型コネクタに接続する、などの雌型コネクタへの不正なアクセスを抑止できる。
また、本発明のコネクタロック装置は、雌型コネクタをロックしたとき、各ロックアームが挿入孔内に挿入されてしまい、雌型コネクタに筐体部が積まれるだけになるので、雌型コネクタ全体を覆う場合に比べれば、場所を取らない。
したがって、本発明のコネクタロック装置は、雌型コネクタに取り付けても場所を取りにくい。
OBDコネクタの説明図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は左側面図である。尚、(b)及び(d)では、挿入孔を透過図で示している。また(b)ではリブ及び小孔も透過図で示している。 実施形態のコネクタロック装置をOBDコネクタに接続する様子を説明するための説明図で、(a)は接続前の斜視図、(b)は接続後の斜視図である。 実施形態のコネクタロック装置の説明図で、(a)は全体を示す斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)のC−C断面図であって揺動時の断面図、(d)は(b)のC−C断面図であって固定時の断面図、(e)は筐体部のミドルケースの裏面側を示す斜視図である。 実施形態コネクタロック装置で雌型コネクタをロックした様子を説明するための説明図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図であって揺動時の断面図、(c)は底面図、(d)は(a)のB−B断面図であって固定時の断面図、(e)は底面図である。
本実施形態のコネクタロック装置を説明するのに先だって、本実施形態のコネクタロック装置でロックする対象となるOBDコネクタについて、図1を参照しながら説明する。
OBDコネクタ1は、図1に示すように、雌型のコネクタであり、本体部10は、全体に直方体形状に形成されている。ただし、本体部10の下半分11は直方体形状であるが、上半分12は、図1(a)に示すように、平面視したときに台形状に形成されており、かつ、下半分11の輪郭の内側に位置する大きさに形成されている。本体部10は、平面視したとき、本体部10の上半分12が形成する台形の上底や下底の中央を通る線の左右で線対称な形状に形成されている。
また、OBDコネクタ1は、平面視したときに、厚み方向13(上半分12が形成する台形の上底及び下底に対して垂直な方向)の中央に、厚み方向13に対して垂直な方向14に沿って長尺形状に形成された挿入孔15が開口している。
この挿入孔15は、図1(b)及び図1(d)に示すように、雄型コネクタ備えるガイドである平板状の突起物を嵌挿可能な直方体形状の孔である。尚、この挿入孔15は、本体部10を貫通して、本体部10の上下で開口しているが、本体部10の上半分12の部分で挿入孔15が開口する面を、以下、取付面16と呼ぶ。
この挿入孔15は、取付面16側から見て最も奥(本体部10の上半分12から下半分11を見る方向側)に、挿入孔15の開口の長手方向に沿って間を開けて複数のリブ17が設けられている。そして、図1(a)〜図1(c)に示すように、これらリブ17が設けられることにより挿入孔15内には複数の小孔18が形成されている。これらリブ17は、成型時の凹みを抑止しつつ、OBDコネクタの強度をもたせるために設けられている。
これらのリブ17は、中央のリブ17の左右にそれぞれ2つずつ設けられている。これらリブ17が取付面16側から見て最も奥に設けられているため、本体部10の下半分11側で開口する挿入孔15の開口は、複数の小孔18の開口が直線上に並んだ形状の開口となっている。
次に、本発明の例示的な本実施形態について説明する。
本実施形態のコネクタロック装置3は、このOBDコネクタ1への不正対象物(不正な雄型コネクタ等)の取り付けを抑止する装置である。
このコネクタロック装置3は、図2(a)に示すように、主に、筐体部30と、一対のロックアーム40とを備えている。そして、コネクタロック装置3は、一対のロックアーム40をOBDコネクタ1の挿入孔15に挿入して、図2(b)に示すように、OBDコネクタ1の取付面16上に筐体部30が重ねられて、OBDコネクタ1をロックする。
以下、コネクタロック装置3、及び、コネクタロック装置3のOBDコネクタ1への取り付けについて、図3及び図4を用いて説明する。
コネクタロック装置3が備える筐体部30は、図3に示すように、OBDコネクタ1の上半分12の本体部10よりもやや大きく相似な直方体形状に形成され、上下の面が台形状に形成されている。筐体部30は、コネクタロック装置3をOBDコネクタ1に取り付けるとき、台形状に形成された面のうち下方側の面が取付面16に対向するように取り付けられる。尚、コネクタロック装置3をOBDコネクタ1に取り付けるとき取付面16に対向する筐体部30の面を対向面32と以下呼び、筐体部30を形成する面のうち、対向面32とは反対側の面を表面35と呼ぶ。
筐体部30は、表面35側から対向面32側に向かってアッパーケース37、ミドルケース38、ロアケース39を積層した形状に形成されている。このうち、アッパーケース37及びミドルケース38は、平板状に形成され、ロアケース39よりも薄い形状に形成されている。
一対のロックアーム40は、L字状に形成されており、次のように配置されている。具体的には、各ロックアーム40は、まっすぐな棒状に形成された長辺部分41に対して、長辺部分41の筐体部30内の端部が筐体部30内で垂直に曲がって短辺部分42を形成することによりL字状に形成されている。
各ロックアーム40の長辺部分41は、筐体部30の対向面32の厚み方向49(対向面32が形成する台形の上底及び下底の中央を通る方向)の中央を通り、厚み方向に垂直な線上であって、対向面32の上底や下底の中央を結ぶ線から等距離の左右対称な位置で対向面32を貫通して、対向面32に対して垂直に平行に延ばされている。
また、各ロックアーム40の長辺部分41は、取付面16と対向面32とが対向するときに挿入孔15内に挿入可能に延ばされている(図4(b)、図4(d)参照)。
さらに、各ロックアーム40の長辺部分41は、対向面32が取付面16に接触するように、筐体部30がOBDコネクタ1に対して配置されたときに、挿入孔15に挿入した先にそれぞれ位置する各小孔18であって両端に位置する各小孔18に先端が通る長さに延ばされている。
そして、各ロックアーム40の長辺部分41の先端には、小孔18を形成する縁部に引っ掛かる引掛部43が形成されている。これら引掛部43は、対になるロックアーム40とは反対側を向くように、長辺部分41の先端から突設されている。
さらに、これらロックアーム40の長辺部分41は、引掛部43が形成された先端側と、支持軸に揺動可能に取り付けられる後端側とでは、後端側が太く、先端側が細い形状に形成されている。
これらロックアーム40は、短辺部分42の先端が筐体部30内で互いに付き合うように配置される。
また、これらロックアーム40は、長辺部分41が、筐体部30内に設けられた各支持軸34によって、揺動可能に固定されている。
これら支持軸34は、各ロックアーム40をいずれも含む面上で各ロックアーム40が揺動するように、各ロックアーム40を揺動可能に支持する。
筐体部30は、ロック部50を備えている。
ロック部50は、円盤形状に形成されており、表面35に形成されたカギ可動孔36内に回転可能に設置されている。ロック部50には、図3(c)及び図3(d)に示すように、外周に薄肉部51が設けられており、この薄肉部51を、アッパーケース37に設けた窪部37aとミドルケース38との間に回転可能に挟むことにより、カギ可動孔36内に回転可能に設置される。
ロック部50は、図3(a)に示すように、表面35側から見える面に、コネクタロック装置3に専用のキーが噛合する噛合溝52が形成されている。
ロック部50の裏面側(筐体部30内側)には、図3(e)に示すように、中心軸を通る一本の溝部54と、その溝部54の両脇に筐体部30の内部側に突出した三角形状に形成された突起部56が形成されている。
ロック部50は、各ロックアーム40の短辺部分42が筐体部30内で垂直に曲がって付き合わされた部分の直上に配置されている。
このロック部50を解錠位置に回転すると、図3(c)に示すように、各ロックアーム40の短辺部分42が付き合わされた部分が溝部54にはまり、各ロックアーム40は、各支持軸34を支点に揺動する。
このときコネクタロック装置3がOBDコネクタ1に取り付けられていたとすると、各ロックアーム40は揺動し、図4(d)及び図4(e)に示すように、小孔18を形成する縁部から外すことができる。
一方、このロック部50を施錠位置に回転すると、図3(d)に示すように、各突起部56が、各ロックアーム40の短辺部分42を押して、各ロックアーム40は、長辺部分41がそれぞれ平行になり、対向面32に対して垂直になるように固定される。
このときコネクタロック装置3がOBDコネクタ1に取り付けられていたとすると、各ロックアーム40は固定され、図4(b)及び図4(c)に示すように、小孔18を形成する縁部に、ロックアーム40の引掛部43が引っ掛かる。
筐体部30は他に、図3(a)に示すように、ロック解除用の操作部60を備えている。
この操作部60は、筐体部30の正面側の側面から突出したレバー部62を備えている。また、筐体部30の内部には、図3(c)及び図3(d)に示すように、レバー部62を上下に操作すると上下する持上部64が備えられている。この持上部64はレバー部62が操作されると、各ロックアーム40の各短辺部分42を突き上げて、各ロックアーム40の各長辺部分41の先端が互いに近づく方向に移動させる。これによって、小孔18を形成する縁部に引っ掛かっていた引掛部43と、小孔18の縁部との掛合を説くことができる。
以上のように構成されたコネクタロック装置3でOBDコネクタ1をロックする場合、次のように操作して取り付ける。
まず、専用のキーでロック部50を操作して、ロック部50を解錠位置に位置させ、各ロックアーム40を揺動可能な状態とする。
そして、各ロックアーム40の長辺部分41を挿入孔15に入れ、各ロックアーム40の長辺部分41の先端が両端の小孔18に入るようにして筐体部30をOBDコネクタ1に近づける。このとき各ロックアーム40の長辺部分41の先端に設けられた引掛部43を通すため、各ロックアーム40は互いに近づく方向に移動している。
筐体部30がOBDコネクタ1に接触したら、専用のキーでロック部50を操作して、ロック部50を施錠位置に位置させる。すると各ロックアーム40の長辺部分41が左右に広がって対向面32に対して垂直な状態となって固定され、各ロックアーム40の引掛部43が各小孔18縁部に引っ掛かって、コネクタロック装置3がOBDコネクタ1をロックする。
一方、コネクタロック装置3でロックされたOBDコネクタ1のロックを解除する場合は、次のように操作して外す。
まず、専用のロックキーでロック部50を操作して、ロック部50を解錠位置に位置させる。このとき、本実施形態のコネクタロック装置3でOBDコネクタ1をロックすると、各ロックアーム40の長辺部分41の先端が各小孔18に引っ掛かってはずれない場合がある。この場合、次にレバー部62を操作する。すると、各ロックアーム40の引掛部43が各小孔18の縁部からはずれて内側に倒されるので、各ロックアーム40が各小孔18から抜ける。
その後、各ロックアーム40の長辺部分41が挿入孔15から抜けるようにコネクタロック装置3をOBDコネクタ1から外せば、コネクタロック装置3によるOBDコネクタ1のロックが解除される。
以上説明したコネクタロック装置3は、以下に示すような特徴的な作用効果を有する。
本実施形態のコネクタロック装置3は、OBDコネクタ1をロックするとOBDコネクタ1の取付面16を覆ってOBDコネクタ1をロックするので、例えば、不正な雄型コネクタをOBDコネクタ1に接続する、などのOBDコネクタ1への不正なアクセスを抑止できる。
また、本実施形態のコネクタロック装置3は、OBDコネクタ1をロックしたとき、各ロックアーム40が挿入孔15内に挿入されてしまい、OBDコネクタ1に筐体部30が積まれるだけになるので、OBDコネクタ1全体を覆う場合に比べれば、場所を取らない。
したがって、本実施形態のコネクタロック装置3は、OBDコネクタ1に取り付けても場所を取りにくい。
本実施形態のコネクタロック装置3は、専用のキーでしか施錠解錠ができないので、OBDコネクタ1を一度ロックすると、簡単にロックを解除することができない。
本実施形態のコネクタロック装置3のロック部50は、筐体部30の内部側に突出した突起部56を有し、突起部56は、ロック部50が施錠位置に位置するとき、各ロックアーム40を押して平行になる位置に位置し、ロック部50が解錠位置に位置するとき、各ロックアーム40との接触が解除される位置に位置するという非常に簡単な構造である。そのため、本実施形態のコネクタロック装置3は、非常に簡単に組み立てることができる。
本実施形態のコネクタロック装置3では、レバー部62が操作されると、各ロックアーム40の短辺部分42を突き上げて、各ロックアーム40の長辺部分41の先端が互いに近づく方向に移動し、引掛部43が小孔18の縁部に引っ掛かっていても外れる。そのため、本実施形態のコネクタロック装置3は、この操作部60を操作すれば、解錠する際に、各ロックアーム40が各小孔18に引っ掛かっていても、OBDコネクタ1から簡単に外すことができる。
各ロックアーム40は、引掛部が形成された先端側と、支持軸に揺動可能に取り付けられる後端側とでは、後端側が太く、先端側が細い形状に形成されている。そのため、筐体部30がハンマー等で殴られても、後端側が太いので、各ロックアーム40は折れにくい。また、各ロックアーム40の先端は細いので、その先端を小孔18にスムーズに挿入できる。
本実施形態のコネクタロック装置3は、筐体部30が、アッパーケース37、ミドルケース38、ロアケース39を積層した形状に形成され、ロック部50が、外周に設けられた薄肉部51を、アッパーケース37とミドルケース38との間に回転可能に挟むことにより、カギ可動孔内に回転可能に設置されている。そのため、アッパーケース37とミドルケース38との間にロック部50の薄肉部51を挟むだけでロック部50を回転可能に設置できるので、組み立てが簡単である。
[他の実施形態]
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲に記載された発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(1)上記実施形態では、筐体部30を合成樹脂で形成した例について説明したが、例えばミドルケース38を鉄で形成してもよい。
(2)上記実施形態では、各ロックアーム40が両端の小孔18に挿入される例を説明したが、各ロックアーム40は、両端の小孔18以外の小孔18に挿入されるように筐体部30に対して取り付けられていてもよい。
(3)上記実施形態では、複数のリブ17を挿入孔15内の取付面16側から見て最も奥に形成したが、雄型コネクタのガイドが挿入可能であれば、その範囲で、挿入孔15内の最も奥よりも取付面16側に設けてもよい。
1…コネクタ、3…コネクタロック装置、10…本体部、15…挿入孔、16…取付面、
17…リブ、18…小孔、30…筐体部、32…対向面、34…支持軸、35…表面、
36…カギ可動孔、37…アッパーケース、37a…窪部、38…ミドルケース、
39…ロアケース、40…ロックアーム、43…引掛部、50…ロック部、51…薄肉部、
52…噛合溝、54…溝部、56…突起部、60…操作部、62…レバー部、
64…持上部。

Claims (6)

  1. 雄型コネクタが有する平板状の突起物を嵌挿可能な直方体形状の挿入孔が形成され、前記挿入孔のうち、前記挿入孔が開口する取付面側から見て奥側に、前記挿入孔の開口の長手方向に沿って間を開けて複数のリブを設けることにより前記挿入孔内に複数の小孔が形成された雌型コネクタに取り付けられ、前記雌型コネクタへの不正対象物の取り付けを抑止するコネクタロック装置であって、
    前記雌型コネクタをロックするときに前記取付面に対向する対向面を有する筐体部と、
    前記筐体部内から前記対向面を貫通して平行に延ばされ、また、前記取付面と前記対向面とが対向するときに前記挿入孔内に挿入可能に延ばされ、さらに、前記対向面が前記取付面に接触するように前記筐体部が前記雌型コネクタに対して配置されたとき、前記挿入孔に挿入した先にそれぞれ位置する前記各小孔に先端が通る長さに延ばされた一対のロックアームと、
    前記各ロックアームをいずれも含む面上で前記各ロックアームが揺動するように、前記各ロックアームを揺動可能に前記筐体部内で支持する一対の支持軸と、
    解錠操作すると前記各ロックアームを揺動可能とし、施錠操作すると前記各ロックアームを前記対向面に対して略垂直になるように固定するロック部と、
    を備え、
    前記各ロックアームは、
    前記対向面が前記取付面に接触するように前記筐体部を前記雌型コネクタに対して配置したとき、前記ロック部が施錠操作されると、前記小孔を形成する縁部に引っ掛かる引掛部を有するコネクタロック装置。
  2. 請求項1に記載のコネクタロック装置において、
    前記ロック部は、
    円盤形状に形成され、前記筐体部を構成する面のうち、前記対向面とは反対側の表面に形成されたカギ可動孔内で回転可能に設置され、当該コネクタロック装置に専用のキーが噛合する噛合溝が前記表面側から見える面に形成され、
    解錠位置に回転すると一対の前記ロックアームを揺動可能とし、施錠位置に回転すると一対の前記ロックアームが前記対向面に対して略垂直になるように固定するコネクタロック装置。
  3. 請求項2に記載のコネクタロック装置において、
    前記ロック部は、
    前記筐体部の内部側に突出した突起部を有し、
    前記突起部は、
    前記ロック部が施錠位置に位置するとき、前記各ロックアームを押して平行になる位置に位置させ、前記ロック部が解錠位置に位置するとき、前記ロックアームとの接触が解除されるコネクタロック装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載されたコネクタロック装置において、
    前記筐体部は、
    表面側から対向面側に向かってアッパーケース、ミドルケース、ロアケースを積層した形状に形成され、
    前記ロック部は、
    外周に設けられた薄肉部を、前記アッパーケースと前記ミドルケースとの間に回転可能に挟むことにより、前記カギ可動孔内に回転可能に設置されるコネクタロック装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタロック装置において、
    前記各ロックアームは、
    後端側が前記筐体部内で曲げられてL字状に形成され、
    前記筐体部内で曲げられた部分である前記各ロックアームの短辺の先端が付き合うように、前記支持軸を介して前記筐体部に揺動可能に取り付けられており、
    操作すると、前記各ロックアームの前記各短辺を突き上げて、前記各ロックアームの先端が互いに近づく方向に移動させる操作部を備えるコネクタロック装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載されたコネクタロック装置において、
    前記各ロックアームは、前記引掛部が形成された先端側と、前記支持軸に揺動可能に取り付けられる後端側とでは、後端側が太く、先端側が細い形状に形成されているコネクタロック装置。
JP2017010444A 2017-01-24 2017-01-24 コネクタロック装置 Active JP6780853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017010444A JP6780853B2 (ja) 2017-01-24 2017-01-24 コネクタロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017010444A JP6780853B2 (ja) 2017-01-24 2017-01-24 コネクタロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018120713A JP2018120713A (ja) 2018-08-02
JP6780853B2 true JP6780853B2 (ja) 2020-11-04

Family

ID=63045260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017010444A Active JP6780853B2 (ja) 2017-01-24 2017-01-24 コネクタロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6780853B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6717508B1 (ja) * 2019-03-26 2020-07-01 Necプラットフォームズ株式会社 コネクタのロック構造およびコネクタのロック解除治具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018120713A (ja) 2018-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9121206B2 (en) Locking device for closing-opening member
US7832240B2 (en) Lid lock device
CN107799959B (zh) 杠杆式连接器
JP6588642B2 (ja) ロック装置の製造方法
US20150143858A1 (en) Obd connector protective cover
JP6431518B2 (ja) コネクタ
JP6780853B2 (ja) コネクタロック装置
JP5469278B1 (ja) Obdコネクタ保護カバー
JP6985529B2 (ja) 開閉体のロック装置
KR101798310B1 (ko) 차량용 핸들 장치
JP4446277B2 (ja) かばん錠
US9810002B2 (en) Rotary cable latch
JP6042460B2 (ja) キーシリンダ装置
US9108586B2 (en) Steering lock device
JP5877073B2 (ja) 遊技機
JP5039660B2 (ja) 丸座セット
JP4499651B2 (ja) シリンダ錠
JP6974629B2 (ja) 開閉体のロック装置
JP6125374B2 (ja) グローブボックス用操作装置
TWI652401B (zh) Vehicle operating device
JP2014149954A (ja) レバー式コネクタ
JP6148047B2 (ja) 車両用ロックユニット
JP6885808B2 (ja) グローブボックス
JP4629074B2 (ja) 遊技機
JP2009272046A (ja) レバー式コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6780853

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250