JP6775971B2 - レベルシフト回路、電子機器および集積回路 - Google Patents

レベルシフト回路、電子機器および集積回路 Download PDF

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本発明は、レベルシフト回路およびそれを搭載した電子機器、ならびに当該レベルシフト回路が集積された集積回路に関する。
多くの電子機器において、電圧レベルの異なる二つのデジタル回路間で、論理レベルを変換するレベルシフト回路が用いられている。レベルシフト回路は、低電圧回路から高電圧回路、あるいはその逆方向へ論理レベルを伝達する際に、各々の回路におけるしきい値電圧の違いによって論理の伝達が正しくできなくなることを防止するために用いられる。特開2007−180797号公報(特許文献1)には、レベルシフト回路の例が開示されている。
特開2007−180797号公報
一般的に、レベルシフト回路においては、スイッチング素子であるトランジスタが用いられる。トランジスタにおいては、トランジスタがオフ(非導通)の状態であっても、リーク電流が漏れ出ることが知られている(オフリーク電流)。このようなリーク電流が生じると、トランジスタから出力される信号の電圧レベルが変化してしまい、結果としてトランジスタから出力される論理レベルが、本来とは逆となってしまう可能性がある。
特に高温環境下における使用では、温度の上昇に伴ってトランジスタのリーク電流が増加する傾向があることが知られている。近年では、比較的高い温度環境下で電子回路が用いられる場合も増加しており、そのような環境下での使用においても誤動作を発生させないようにする必要がある。
さらに、近年では、省エネのために、電子回路内のインピーダンスを高めて、消費電力(すなわち、使用電流値)を低減する改善が進められている。この場合、高インピーダンスのために、たとえばマイクロアンペアレベルの少量のリーク電流が生じても、リーク電流に伴う電圧変動が大きくなってしまうので、誤動作が生じやすくなることが懸念される。
特に、集積回路(IC:Integrated Circuit)の小型化,微細化に伴って、トランジスタの絶縁体の厚さが薄くなるため、このようなリーク電流が生じやすくなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、トランジスタを含むレベルシフト回路において、高温環境下での使用におけるリーク電流に起因する誤動作の発生を低減することである。
本発明におけるレベルシフト回路は、入力信号の電圧レベルを電源電圧のレベルに変換して出力するために用いられる。レベルシフト回路は、入力信号を受ける入力端子と、トランジスタと、出力端子と、電流補償回路とを備える。トランジスタは、電源電圧および接地ノードにそれぞれ電気的に結合された第1の電極および第2の電極と、入力端子に結合された制御電極とを含む。出力端子は、第1の電極および第2の電極のいずれか一方に電気的に結合される。電流補償回路は、トランジスタの温度を検出する温度検出部を含む。電流補償回路は、トランジスタの温度に応じてトランジスタから漏れ出るリーク電流に対応して、第1の電極および第2の電極のうち出力端子に結合される出力電極に流れる電流を調整する。
このような構成とすることによって、高温環境下で生じるトランジスタのリーク電流に対応する電流を出力電極に供給したり、出力電極を流れるリーク電流を接地ノードへと引き込むことができる。これによって、リーク電流に伴う出力電極の電圧レベルの変動を抑制することができるので、出力端子から出力される出力信号の誤動作を低減することが可能となる。
本発明によれば、トランジスタを含むレベルシフト回路において、高温環境下での使用におけるリーク電流に起因する誤動作の発生を低減することができる。
レベルシフト回路を含む電子機器の一例を示す図である。 比較例におけるレベルシフト回路の構成と、正常時の動作状態を説明するための図である。 トランジスタの温度とリーク電流との関係を示す図である。 比較例におけるレベルシフト回路の高温誤動作時の動作状態を説明するための図である。 図4の場合の動作状態の変化を説明するためのタイムチャートである。 本実施の形態1に従うレベルシフト回路の構成と、リーク電流発生時の動作状態を説明するための図である。 図6の場合の動作状態の変化を説明するためのタイムチャートである。 実施の形態1の変形例に従うレベルシフト回路を示す図である。 実施の形態2に従うレベルシフト回路の第1の例を示す図である。 実施の形態2に従うレベルシフト回路の第2の例を示す図である。 実施の形態3に従うレベルシフト回路の第1の例を示す図である。 図11における電流補償回路の詳細の一例を示す図である。 実施の形態3に従うレベルシフト回路の第2の例を示す図である。 図13における電流補償回路の詳細の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、レベルシフト回路100を含む電子機器10の一例を示す図である。図1を参照して、レベルシフト回路100は、たとえば第1の電源電圧VCC1(=3V)で駆動される反転器INV1から出力される0−3Vの論理信号を入力端子INで受け、当該論理信号を0−5Vの論理信号に変換して出力端子OUTから出力する。
図2は、比較例におけるレベルシフト回路100の構成と、正常時(誤動作非発生時)の動作状態を説明するための図である。図2(a)は入力信号の論理レベルがLowの場合を示し、図2(b)は入力信号の論理レベルがHighの場合を示している。
図2(a)を参照して、レベルシフト回路100は、トランジスタTR1と、抵抗R1と、反転器INV2とを含む。トランジスタTR1は、NMOSFET(N-type Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)であり、ゲートに入力端子INが電気的に接続される。トランジスタTR1の第1の電極(ドレイン)は、抵抗R1を介して第2の電源電圧VCC2に電気的に接続される。トランジスタTR1の第2の電極(ソースは接地ノードGNDに電気的に接続される。
反転器INV2は、第2の電源電圧VCC2(=5V)で駆動される。反転器INV2の入力は、抵抗R1とトランジスタTR1との接続ノードN1に電気的に接続される。反転器INV2の出力は、出力端子OUTに電気的に接続される。反転器INV2のしきい値電圧Vthは、たとえば2.5Vであり、反転器INV2は、入力される信号の電圧レベルが2.5Vを上回るとLowを出力し、入力される信号の電圧レベルが2.5Vを下回るとHighを出力する。
トランジスタTR1は、入力端子INに入力される入力信号に応答して、反転器INV2へ出力する電圧をオンオフする。
正常時において、入力端子INに論理レベルLow(=0V)の入力信号が入力された場合、トランジスタTR1はオフ(非導通状態)となり、これによって接続ノードN1の電圧レベルはHigh(=5V)となる。したがって、反転器INV2によって、出力端子OUTには論理レベルLow(=0V)の信号が出力される。
図2(b)を参照して、入力端子INに論理レベルHigh(=3V)の入力信号が入力された場合、トランジスタTR1はオン(導通状態)となる、これにより、接続ノードN1の電圧レベルは接地電位すなわちLow(=0V)になる。したがって、反転器INV2によって、出力端子OUTには論理レベルHigh(=5V)の信号が出力される。
このように、正常動作時においては、レベルシフト回路100は、0−3Vの論理レベルの入力信号を、0−5Vの論理レベルの出力信号に変換する。
ここで、MOSFETのようなトランジスタのリーク電流には、図3で示すような指数関数的な温度依存関係があることが知られている。そのため、トランジスタを高温環境下(たとえば、100℃以上)で使用する場合には、リーク電流による誤動作が生じることが懸念される。
図4,5は、図2で示したレベルシフト回路100を高温環境下で使用した場合に、オフ状態でのリーク電流が生じた場合の動作状態を説明するための回路図(図4)、および当該回路においてトランジスタTR1の温度を変化させた場合をシミュレーションした結果のタイムチャートである(図5)。図5においては、横軸に時間が示されており、縦軸にはトランジスタTR1の温度Temp、入力信号レベルVin、接続ノードN1における電圧レベルV1、出力信号レベルVout、およびトランジスタTR1を流れるリーク電流Ileakが示される。
図4および図5を参照して、初期状態(時刻t0)においては、入力信号の論理レベルはLow(=0V)であり、リーク電流が生じていない正常時の状態である。この状態においては、図2で説明したように、接続ノードN1の電圧レベルV1はHigh(=5V)であり、出力信号の論理レベルはLow(=0V)である。
時刻t1までは、温度Tempが上昇してもリーク電流が生じていない、あるいは無視できる程度しか発生していない正常な状態が維持されている。
時刻t1において、トランジスタTR1の温度Tempが所定のしきい値T0を上回ると、リーク電流Ileakが温度Tempの上昇につれて著しく増加する。リーク電流Ileakの増加に伴って、接続ノードN1の電圧レベルV1が徐々に低下し、電圧レベルV1が反転器INV2のしきい値電圧Vthを下回ってLow状態となると(時刻t2)、出力信号の電圧レベルがHigh(=5V)となる。
このように、トランジスタTR1のリーク電流により、出力端子OUTに結合される接続ノードN1の電圧レベルが低下してしまうと、入力信号の論理レベル(Low)と出力信号の論理レベル(High)とが異なった状態となってしまう。すなわち、入力信号を正しく伝達できない状態(誤動作)となってしまう。
特に、近年においては、回路の低消費電力化のために、抵抗R1を大きくして回路のインピーダンスを大きくし、回路に流れる電流を低減する傾向にある。そうすると、リーク電流が小さい状態であっても、抵抗R1における電圧降下が大きくなってしまうので、誤動作が生じやすくなる。
そこで、本実施の形態においては、トランジスタの温度上昇に伴うリーク電流に対応して、出力端子に電気的に結合されるトランジスタの電極(出力電極)に流れる電流を調整する電流補償回路を備える構成とする。これにより、出力電極における電位の変動が抑制され、トランジスタがオフ状態においてリーク電流が発生しても、反転器に入力される信号の論理レベルを維持することができる。その結果、リーク電流が生じた場合であっても、入力信号と出力信号の論理レベルが異なってしまう誤動作を防止することができる。
[実施の形態1]
図6は、本実施の形態1に従うレベルシフト回路100Aを説明するための回路図である。図6におけるレベルシフト回路100Aは、比較例で示した図2のレベルシフト回路100に、電流補償回路110が付加された構成となっている。なお、図6において、図2と重複する要素の説明は繰り返さない。
図6を参照して、電流補償回路110は、温度検出部120と、トランジスタTR2と、抵抗R2と、反転器INV3とを含む。
トランジスタTR2は、PMOSFET(P-type Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)であり、ソースが第2の電源電圧VCC2に電気的に接続され、ドレインが抵抗R2を介して接続ノードN1に電気的に接続される。なお、抵抗R2の抵抗値は、抵抗R1の抵抗値よりも小さい。
温度検出部120は、反転器INV3を介してトランジスタTR2のゲートに電気的に接続される。温度検出部120は、トランジスタTR1の温度を検出し、当該温度が予め定められたしきい値を上回る場合にHighとなる高温検出信号HTDを出力する。反転器INV3は、温度検出部120からの高温検出信号HTDを受け、その反転信号をトランジスタTR2のゲートへ出力する。
なお、温度検出部120におけるトランジスタTR1の温度検出は、トランジスタTR1またはその近傍に設けられた温度センサ(図示せず)からの信号に基づいて検出してもよいし、トランジスタTR1に流れるリーク電流Ileakを用いて、たとえば図3で示したようなリーク電流と温度との関係から算出するようにしてもよい。
このような構成とすることによって、トランジスタTR1がオフの状態において、温度検出部120でトランジスタTR1が高温であることが検知されると、トランジスタTR2がオン(導通状態)とされ、接続ノードN1に補償電流I2が供給される。ここで、上述したように、抵抗R2の抵抗値は抵抗R1の抵抗値よりも小さいため、抵抗R1を流れる電流I1よりも補償電流I2の方が大きくなる。すなわち、リーク電流Ileakを補償電流I2により補うことによって、抵抗R1を流れる電流I1を小さくし、結果として接続ノードN1の電位が低下することを抑制することができる。したがって、リーク電流の発生に伴って生じる誤動作を防止することができる。
図7は、図6で示したレベルシフト回路100Aにおいて、図5と同様にトランジスタTR1の温度を変化させた場合のシミュレーション結果のタイムチャートである。図7においては、横軸に時間が示されており、縦軸にはトランジスタTR1の温度Temp、入力信号レベルVin、接続ノードN1における電圧レベルV1、出力信号レベルVout、およびトランジスタTR1を流れるリーク電流Ileak、温度検出部120からの高温検出信号HTD、抵抗R1,R2をそれぞれ流れる電流I1,I2が示される。
図7を参照して、トランジスタTR1の温度Tempがしきい値T0になる時刻t11までは、リーク電流Ileakが発生していない、あるいは無視できる程度しか発生していない正常状態であるので、接続ノードN1の電圧レベルはHigh状態であり、入力信号レベルVinおよび出力信号レベルVoutはともにLow状態で一致している。
時刻t11において、トランジスタTR1の温度Tempがしきい値T0を上回ると、リーク電流Ileakが温度Tempの上昇とともに増加し始める。このとき、電流補償回路110のトランジスタTR2はオフ状態であるため、リーク電流Ileakは、抵抗R1を流れる電流I1によって供給される。
時刻t12において、電流補償回路110の温度検出部120において、リーク電流Ileak、あるいは温度センサ等に基づいてトランジスタTR1が高温であることが検出されると、高温検出信号HTDがHigh状態にされる。これによって、トランジスタTR2がオン状態(導通状態)となるので、リーク電流Ileakは、電流補償回路110から供給される補償電流I2によって供給される。また、抵抗R2の抵抗値は、抵抗R1の抵抗値よりも小さいため、分流の法則で電流I2の電流値が電流I1の電流値よりも大きくなり、抵抗R1に流れる電流I1が大幅に低減され、接続ノードの電圧レベルV1の低下が抑制される。たとえば、抵抗R2の抵抗値が抵抗R1の抵抗値の9倍の場合には、接続ノードの電圧レベルV1の低下が抵抗R1だけの場合の約1/10になる。これにより、出力信号レベルVoutがLow状態のままで維持される。
以上のように、実施の形態1におけるレベルシフト回路100Aにおいては、トランジスタTR1がオフ状態の場合に高温であることが検出されると、リーク電流に対応する電流が電流補償回路110によって補われ、出力端子における電圧レベルの変動を抑制することができる。これによって、高温環境下における使用の際のリーク電流に起因する誤動作を防止することが可能となる。
(実施の形態1の変形例)
図8は、実施の形態1の変形例に従うレベルシフト回路100Bを示す図である。図8のレベルシフト回路100Bにおいては、図6における抵抗R1が、定電流源CS1に置き換わった点が異なるのみであり、その他の構成については図6と同様である。
図8の構成においても、トランジスタTR1のリーク電流が電流補償回路110によって補われるので、出力端子における電圧レベルの変動を抑制することができる。
なお、実施の形態1においては、トランジスタTR1の「ドレイン(第1の電極)」が本発明における「出力電極」に対応する。
[実施の形態2]
実施の形態1におけるレベルシフト回路においては、入力信号により駆動されるトランジスタがNMOSFETである場合について説明した。実施の形態2においては、入力信号により駆動されるトランジスタがPMOSFETである場合について説明する。
図9は、実施の形態2に従うレベルシフト回路100Cを説明するための図である。図9においては、図6の抵抗R1およびトランジスタTR1に代えて、トランジスタTR3および抵抗R3が設けられ、さらに、電流補償回路110に代えて電流補償回路110Cが設けられる構成となっている。
図9を参照して、トランジスタTR3はPMOSFETであり、第1の電極(ソース)が第2の電源電圧VCC2に電気的に接続され、第2の電極(ドレイン)が抵抗R3を介して接地ノードGNDに電気的に接続される。トランジスタTR3のゲートは入力端子INに接続される。トランジスタTR3は、入力端子INに入力される入力信号に応答して、トランジスタTR3のドレインと抵抗R3との接続ノードN3を経由して反転器INV2へ出力する電圧をオンオフする。
電流補償回路110Cは、温度検出部130と、抵抗R4と、トランジスタTR4とを含む。
温度検出部130は、実施の形態1の温度検出部120と同様に、トランジスタTR3の温度を検出して、高温検出信号HTDを出力する。
トランジスタTR4は、NMOSFETであり、ゲートには温度検出部130からの高温検出信号HTDが入力される。トランジスタTR4のソースは接地ノードGNDに電気的に接続され、ドレインは抵抗R4を介して接続ノードN3に電気的に接続される。抵抗R4の抵抗値は、抵抗R3の抵抗値よりも小さい。
実施の形態2においては、入力信号の論理レベルがLow状態(=0V)である場合には、トランジスタTR3はオン(導通状態)であり、接続ノードN3の電圧レベルはHigh(=5V)となる。これにより、反転器INV2によって、出力信号の論理レベルもLowとなる。
一方、入力信号の論理レベルがHigh状態(=5V)になると、トランジスタTR3がオフ(非導通状態)となるので、抵抗R3には電流が流れず、接続ノードN3の電圧レベルはLowとなる。これにより、出力信号の論理レベルはHighとなる。
ここで、トランジスタTR3がオフ状態(すなわち、入力信号の論理レベルがHigh)の場合に、トランジスタTR3の温度が上昇してリーク電流Ileakが発生すると、抵抗R3によって接続ノードN3の電圧レベルがプルアップされる。そして、接続ノードN3の電圧レベルが反転器INV2のしきい値電圧Vthを上回ると、出力信号の論理レベルがLowとなってしまい、入力信号の論理レベル(High)と異なった状態となり得る。
電流補償回路110Cの温度検出部130は、リーク電流Ileakに基づいてトランジスタTR3が高温であることを検出すると、高温検出信号HTDをHigh状態にする。これにより、トランジスタTR4がオン(導通状態)となる。抵抗R4の抵抗値は抵抗R3の抵抗値よりも低いため、接続ノードN3に流れ込むリーク電流Ileakのほとんどは、抵抗R4を介して接地ノードGNDへと流れる。そのため、抵抗R3でのプルアップ量が低減されて、接続ノードN3の電圧レベルの上昇を抑えることができる。その結果として出力信号の論理レベルをHighの状態に維持することができる。
以上のように、駆動用トランジスタとしてPMOSFETを用いたレベルシフト回路においても、電流補償回路によってリーク電流を接地ノードにバイパスすることによって、高温環境下での使用においてリーク電流が生じた場合であっても、出力端子に電気的に結合される接続ノードN3の電圧レベルを低い状態で維持することができる。その結果、レベルシフト回路において高温環境下における使用の際のリーク電流に起因した誤動作を防止することが可能となる。
(実施の形態2の変形例)
図10は、実施の形態1の変形例と同様に、図9で示したレベルシフト回路100Cにおける抵抗R3を定電流源CS2に置き換えた構成を有する第2の例のレベルシフト回路100Dを示す図である。
レベルシフト回路100Dにおいても、トランジスタTR3と定電流源CS2との接続ノードN4に、電流補償回路110Cが接続されている。
この場合においても、接続ノードN4に流れ込むリーク電流Ileakを電流補償回路110Dによって接地ノードGNDへと流すことができるので、高温環境下における使用の際のリーク電流に起因した誤動作を防止することができる。
なお、実施の形態2においては、トランジスタTR4の「ドレイン(第2の電極)」が本発明における「出力電極」に対応する。
[実施の形態3]
実施の形態1,2においては、高温環境下における使用によってトランジスタの温度が上昇してリーク電流が発生した場合に、電流補償回路におけるトランジスタをオン(導通状態)にすることによって、出力端子に電気的に結合された出力電極の電流を調整する構成について説明した。実施の形態1,2においては、トランジスタの温度が所定のしきい値を上回った場合に電流補償回路に流れる補償電流(電流補償回路から供給される電流、または、電流補償回路へ引き込まれる電流)は、基本的には電流補償回路のインピーダンスと、抵抗(あるいは定電流源)のインピーダンスとの大小関係から成り行きで決定される。
実施の形態3における電流補償回路では、トランジスタの温度レベルに応じて補償電流を積極的かつ可変に調整する構成について説明する。
図11は、実施の形態3に従うレベルシフト回路の第1の例を示す図であり、実施の形態1のように、入力信号により駆動されるトランジスタとしてNMOSFETが用いられる場合の例を示す。
図11に記載されたレベルシフト回路100Eにおいては、図6で示した実施の形態1のレベルシフト回路100Aにおける電流補償回路110が、電流補償回路110Eに置き換わったものとなっている。図11の説明において、図6と重複する要素の説明については繰り返さない。
図11を参照して、電流補償回路110Eは、温度レベル検出部140と、可変電流源CS3とを含む。温度レベル検出部140は、トランジスタTR1の温度を検出し、その温度レベルによって可変に設定される高温検出信号HTD#を出力する。
可変電流源CS3は、第2の電源電圧VCC2と接続ノードN1とに接続される。可変電流源CS3は、温度レベル検出部140からの高温検出信号HTD#に応答して、接続ノードN1へ供給する補償電流I2を可変に制御する。図3で示したような、トランジスタの温度とリーク電流との関係に対応して高温検出信号HTD#を設定し、補償電流I2を調整することによって、接続ノードN1の電圧レベルをより適切に調整することができる。そのため、より確実にレベルシフト回路の誤動作を防止することが可能となる。
図12は、電流補償回路110Eの詳細な回路の一例を示す図である。図12を参照して、温度レベル検出部140は、ドレインとゲートが接続されたPMOSFETのトランジスタTR5と、ソースとゲートが接続されたNMOSFETのトランジスタTR6とを含む。また、可変電流源CS3は、PMOSFETのトランジスタTR7を含む。
トランジスタTR5のソースは第2の電源電圧VCC2に接続され、ドレインはトランジスタTR6のドレインに接続される。トランジスタTR6のソースは、接地ノードGNDに接続される。
トランジスタTR7のソースは第2の電源電圧VCC2に接続され、ドレインは接続ノードN1に接続される。トランジスタTR7のゲートは、トランジスタTR5のゲートに接続される。トランジスタTR5とトランジスタTR7とで、カレントミラー回路が形成される。
ここで、トランジスタTR6は、同じ温度においてトランジスタTR1よりも多くのリーク電流が流れる特性を有するものが用いられる。すなわち、トランジスタTR1に流れるリーク電流を補償できる電流を流すことができる構成とする。たとえば、トランジスタTR6は、トランジスタTR1と同じ特性を有する複数個(たとえば4個)のトランジスタを並列に接続した構成としてもよい。
このような構成とすることで、温度の上昇とともにトランジスタTR1においてリーク電流Ileakが発生した場合、トランジスタTR6にもリーク電流Ileakよりも大きなリーク電流が発生し得る。そして、カレントミラー回路(TR5,TR7)により、当該リーク電流をカバー可能な補償電流I2がトランジスタTR7から接続ノードN1へ供給される。トランジスタTR6のリーク電流の温度特性が所望となるように設計することで、補償電流I2を適切に調整することができる。
(実施の形態3の変形例)
図13は、実施の形態3に従うレベルシフト回路の第2の例を示す図であり、実施の形態2のように、入力信号により駆動されるトランジスタとしてPMOSFETが用いられる場合の例を示す。
図13に記載されたレベルシフト回路100Fにおいては、図9で示した実施の形態2のレベルシフト回路100Cにおける電流補償回路110Cが、電流補償回路110Fに置き換わったものとなっている。図13の説明において、図9と重複する要素の説明については繰り返さない。
図13を参照して、電流補償回路110Fは、温度レベル検出部140と、可変電流源CS4とを含む。温度レベル検出部140#は、図11と同様に、トランジスタTR3の温度を検出し、その温度レベルによって可変に設定される高温検出信号HTD#を出力する。
可変電流源CS4は、接続ノードN3と接地ノードGNDとに接続される。可変電流源CS4は、温度レベル検出部140#からの高温検出信号HTD#に応答して、接続ノードN3から接地ノードGNDへと引き込む補償電流I4を可変に制御する。図13のような構成においても、補償電流I4をより適切に制御できるため、より確実にレベルシフト回路の誤動作を防止することが可能となる。
図14は、電流補償回路110Fの詳細な回路の一例を示す図である。図14を参照して、温度レベル検出部140#は、ソースとゲートが接続されたPMOSFETのトランジスタTR8と、ドレインとゲートが接続されたNMOSFETのトランジスタTR9とを含む。また、可変電流源CS4は、NMOSFETのトランジスタTR10を含む。
トランジスタTR8のソースは第2の電源電圧VCC2に接続され、ドレインはトランジスタTR9のドレインに接続される。トランジスタTR9のソースは、接地ノードGNDに接続される。
トランジスタTR10のドレインは接続ノードN3に接続され、ソースは接地ノードGNDに接続される。トランジスタTR10のゲートは、トランジスタTR9のゲートに接続される。トランジスタTR9とトランジスタTR10とで、カレントミラー回路が形成される。
トランジスタTR8は、実施の形態3の図12におけるトランジスタTR5と同様に、同じ温度においてトランジスタTR3よりも多くのリーク電流が流れる特性を有するものが用いられる。すなわち、リーク電流のほとんどを接続ノードN3から接地ノードGNDへと引き込むことができるように構成される。たとえば、トランジスタTR8は、トランジスタTR3と同じ特性を有する複数個(たとえば4個)のトランジスタを並列に接続した構成としてもよい。
このような構成とすることで、温度の上昇とともにトランジスタTR3においてリーク電流Ileakが発生した場合、トランジスタTR8にもリーク電流Ileakよりも大きなリーク電流が発生し得る。そして、カレントミラー回路(TR9,TR10)により、当該リーク電流を補償電流I4として接続ノードN3からトランジスタTR10を介して接地ノードGNDへと引き込むことができる。トランジスタTR8のリーク電流の温度特性が所望となるように設計することで、補償電流I4を適切に調整することができる。
実施の形態1〜3で示されたレベルシフト回路は、任意の他の回路と結合させて電子機器を構成することができる。また、上記のレベルシフト回路は集積回路として形成することも可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 電子機器、100,100A〜100F レベルシフト回路、110,110C,110E,110F 電流補償回路、120,130 温度検出部、140,140# 温度レベル検出部、CS1〜CS4 電流源、GND 接地ノード、IN 入力端子、INV1〜INV3 反転器、N1〜N4 接続ノード、OUT 出力端子、R1〜R4 抵抗、TR1〜TR10 トランジスタ。

Claims (12)

  1. 入力信号の電圧レベルを電源電圧のレベルに変換して出力するためのレベルシフト回路であって、
    前記入力信号を受ける入力端子と、
    前記電源電圧および接地ノードにそれぞれ電気的に結合された第1の電極および第2の電極と、前記入力端子に結合された制御電極とを含むトランジスタと、
    前記第1の電極に電気的に結合された出力端子と、
    前記電源電圧と前記第1の電極とに結合された第1の抵抗と、
    前記トランジスタの温度を検出する温度検出回路を含み、前記トランジスタの温度に応じて前記トランジスタから漏れ出るリーク電流に対応して、前記第1の電極である出力電極に流れる電流を調整することによって、前記出力端子の電圧レベルの変動を抑制するように構成された電流補償回路とを備え、
    前記トランジスタは、前記第1の電極をドレインとし、前記第2の電極をソースとするNMOSFETであり、
    前記リーク電流は、前記トランジスタの温度が高くなるにつれて増加する傾向を有しており、
    前記電流補償回路は、
    前記電源電圧に結合され、前記温度検出回路からの信号に従って動作するスイッチと、
    前記スイッチと前記出力端子とに結合された第2の抵抗とをさらに含み、
    前記電流補償回路は、前記トランジスタの温度が予め定められたしきい値を上回ると、前記スイッチを導通状態として、前記リーク電流に対応した電流を前記出力電極に供給する、レベルシフト回路。
  2. 前記第2の抵抗の抵抗値は、前記第1の抵抗の抵抗値よりも小さい、請求項に記載のレベルシフト回路。
  3. 入力信号の電圧レベルを電源電圧のレベルに変換して出力するためのレベルシフト回路であって、
    前記入力信号を受ける入力端子と、
    前記電源電圧および接地ノードにそれぞれ電気的に結合された第1の電極および第2の電極と、前記入力端子に結合された制御電極とを含むトランジスタと、
    前記第1の電極に電気的に結合された出力端子と
    前記電源電圧と前記第1の電極とに結合された定電流源と、
    前記トランジスタの温度を検出する温度検出回路を含み、前記トランジスタの温度に応じて前記トランジスタから漏れ出るリーク電流に対応して、前記第1の電極である出力電極に流れる電流を調整することによって、前記出力端子の電圧レベルの変動を抑制するように構成された電流補償回路とを備え
    前記トランジスタは、前記第1の電極をドレインとし、前記第2の電極をソースとするNMOSFETであり、
    前記リーク電流は、前記トランジスタの温度が高くなるにつれて増加する傾向を有しており、
    前記電流補償回路は、
    前記電源電圧に結合され、前記温度検出回路からの信号に従って動作するスイッチと、
    前記スイッチと前記出力端子とに結合された抵抗とをさらに含み、
    前記電流補償回路は、前記トランジスタの温度が予め定められたしきい値を上回ると、前記スイッチを導通状態として、前記リーク電流に対応した電流を前記出力電極に供給する、レベルシフト回路。
  4. 入力信号の電圧レベルを電源電圧のレベルに変換して出力するためのレベルシフト回路であって、
    前記入力信号を受ける入力端子と、
    前記電源電圧および接地ノードにそれぞれ電気的に結合された第1の電極および第2の電極と、前記入力端子に結合された制御電極とを含むトランジスタと、
    前記第1の電極に電気的に結合された出力端子と、
    前記電源電圧と前記第1の電極とに結合された抵抗または定電流源と、
    前記トランジスタの温度を検出する温度検出回路を含み、前記トランジスタの温度に応じて前記トランジスタから漏れ出るリーク電流に対応して、前記第1の電極である出力電極に流れる電流を調整することによって、前記出力端子の電圧レベルの変動を抑制するように構成された電流補償回路とを備え、
    前記トランジスタは、前記第1の電極をドレインとし、前記第2の電極をソースとするNMOSFETであり、
    前記リーク電流は、前記トランジスタの温度が高くなるにつれて増加する傾向を有しており、
    前記電流補償回路は、前記温度検出回路からの温度レベル信号が高くなるにつれて前記出力電極に供給する電流を増加するように構成された可変電流源をさらに含む、レベルシフト回路。
  5. 前記第1の電極と前記出力端子とに結合される反転器をさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレベルシフト回路。
  6. 入力信号の電圧レベルを電源電圧のレベルに変換して出力するためのレベルシフト回路であって、
    前記入力信号を受ける入力端子と、
    前記電源電圧および接地ノードにそれぞれ電気的に結合された第1の電極および第2の電極と、前記入力端子に結合された制御電極とを含むトランジスタと、
    前記第2の電極に電気的に結合された出力端子と、
    前記第2の電極と前記接地ノードとに結合された第1の抵抗と、
    前記トランジスタの温度を検出する温度検出回路を含み、前記トランジスタの温度に応じて前記トランジスタから漏れ出るリーク電流に対応して、前記第2の電極である出力電極に流れる電流を調整することによって、前記出力端子の電圧レベルの変動を抑制するように構成された電流補償回路とを備え、
    前記トランジスタは、前記第1の電極をソースとし、前記第2の電極をドレインとするPMOSFETであり、
    前記リーク電流は、前記トランジスタの温度が高くなるにつれて増加する傾向を有しており、
    前記電流補償回路は、
    前記接地ノードに結合され、前記温度検出回路からの信号に従って動作するスイッチと、
    前記第2の電極と前記スイッチとに結合された第2の抵抗とをさらに含み、
    前記電流補償回路は、前記トランジスタの温度が予め定められたしきい値を上回ると、前記スイッチを導通状態として、前記リーク電流に対応した電流を前記出力電極から前記接地ノードへ流す、レベルシフト回路。
  7. 前記第の抵抗の抵抗値は、前記第の抵抗の抵抗値よりも小さい、請求項6に記載のレベルシフト回路。
  8. 入力信号の電圧レベルを電源電圧のレベルに変換して出力するためのレベルシフト回路であって、
    前記入力信号を受ける入力端子と、
    前記電源電圧および接地ノードにそれぞれ電気的に結合された第1の電極および第2の電極と、前記入力端子に結合された制御電極とを含むトランジスタと、
    前記第2の電極に電気的に結合された出力端子と、
    前記第2の電極と前記接地ノードとに結合された定電流源と、
    前記トランジスタの温度を検出する温度検出回路を含み、前記トランジスタの温度に応じて前記トランジスタから漏れ出るリーク電流に対応して、前記第2の電極である出力電極に流れる電流を調整することによって、前記出力端子の電圧レベルの変動を抑制するように構成された電流補償回路とを備え、
    前記トランジスタは、前記第1の電極をソースとし、前記第2の電極をドレインとするPMOSFETであり、
    前記リーク電流は、前記トランジスタの温度が高くなるにつれて増加する傾向を有しており、
    前記電流補償回路は、
    前記接地ノードに結合され、前記温度検出回路からの信号に従って動作するスイッチと、
    前記第2の電極と前記スイッチとに結合された抵抗とをさらに含み、
    前記電流補償回路は、前記トランジスタの温度が予め定められたしきい値を上回ると、前記スイッチを導通状態として、前記リーク電流に対応した電流を前記出力電極から前記接地ノードへ流す、レベルシフト回路。
  9. 入力信号の電圧レベルを電源電圧のレベルに変換して出力するためのレベルシフト回路であって、
    前記入力信号を受ける入力端子と、
    前記電源電圧および接地ノードにそれぞれ電気的に結合された第1の電極および第2の電極と、前記入力端子に結合された制御電極とを含むトランジスタと、
    前記第2の電極に電気的に結合された出力端子と、
    前記第2の電極と前記接地ノードとに結合された抵抗または定電流源と、
    前記トランジスタの温度を検出する温度検出回路を含み、前記トランジスタの温度に応じて前記トランジスタから漏れ出るリーク電流に対応して、前記第2の電極である出力電極に流れる電流を調整することによって、前記出力端子の電圧レベルの変動を抑制するように構成された電流補償回路とを備え、
    前記トランジスタは、前記第1の電極をソースとし、前記第2の電極をドレインとするPMOSFETであり、
    前記リーク電流は、前記トランジスタの温度が高くなるにつれて増加する傾向を有しており、
    前記電流補償回路は、前記温度検出回路からの温度レベル信号が高くなるにつれて前記出力端子から前記接地ノードへ流す電流を増加するように構成された可変電流源をさらに含む、レベルシフト回路。
  10. 前記第2の電極と前記出力端子とに結合される反転器をさらに備える、請求項6〜9のいずれか1項に記載のレベルシフト回路。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のレベルシフト回路を搭載した、電子機器。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のレベルシフト回路が集積された、集積回路。
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