JP6775823B2 - 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム - Google Patents

商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム Download PDF

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本発明は、商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラムに関する。
商品の登録を行う登録装置と、登録装置により登録された商品について精算を行う精算装置とを備えるPOS(Point Of Sales)システムが知られている。
また、上記のPOSシステムにおいて、呼び戻しと呼ばれる処理が可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一例として、呼び戻しは以下のようにして行われる。或る1つの取引について、登録装置から精算装置に登録データを出力した後に、商品の追加などの登録内容の変更を客から依頼される場合がある。このような場合、登録装置を操作する店員は、登録装置に対して該当の取引に対応する登録データの呼び戻しを指示する呼び戻し操作を行う。
呼び戻し操作に応じて、精算装置における該当の取引に対応する登録データに基づく精算処理が一時的に取り消され、該当の取引に対応する登録データが精算装置から登録装置に呼び戻される。このようにして登録データが登録装置に呼び戻されることで、店員は、呼び戻された登録データについて、商品の追加登録あるいは商品の取り消しなどの訂正を行うことができる。
特開2014−220019号公報
現状において、登録データの呼び戻しは、登録装置から登録データを精算装置に送信してから、次の取引に対応する商品の登録を開始するまでの間において可能なようにされている。従って、登録装置から登録データを精算装置に送信し、次の取引に対応する商品の登録を開始してしまった場合には、送信された登録データの呼び戻しはできない。
しかしながら、現実には、次の取引に対応する商品の登録を行ってしまってから、前の取引のデータを呼び戻したい状況が生じることがある。
具体的な例の1つとして、客が買上対象の商品を2つのカゴに容れていた場合に、店員が1カゴ目の商品の登録を完了させた段階で、1取引が完了したものと判断して登録データを精算装置に送信する操作を行った。この後、店員は、次の取引として2カゴ目に容れられている商品をいくつか登録する操作を行ったが、まだ2カゴ目の商品で未登録の商品が残っている段階で、先に送信してしまった登録データと同じ取引であることに気付いたような場合である。
上記のように次の取引としての商品の登録を開始してしまっている場合に登録データを訂正するには、店員は、以下のように操作を行うことになる。つまり、店員は、2カゴ目の商品の登録を一旦取り消す操作を行う。そのうえで、店員は、登録データの呼び戻し操作を行い、呼び戻した登録データに対して2カゴ目に容れられていた商品を追加登録する操作を、1つ目の商品からやり直す。この場合には、同じ商品を2回重複して登録する操作が行われているために操作の効率化の妨げになっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、登録装置と精算装置とを備える商品販売データ処理システムにおいて、登録装置にて商品登録中の取引に対応する登録データと精算装置から登録装置に呼び戻した登録データとを統合する際の操作が簡易となるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決する本発明の一態様は、商品の登録が行われる登録装置と、前記登録装置により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置とを備える商品販売データ処理システムにおいて、登録装置から出力され精算装置にて記憶されている登録データを、登録装置に呼び戻させる呼び戻し手段と、呼び戻された第1の登録データと、前記登録装置にて商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段とを備える商品販売データ処理システムである。
また、本発明の一態様は、登録された商品に関する登録データを、前記登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置に出力する登録データ出力手段と、精算装置にて記憶されている登録データを、自装置に呼び戻させる呼び戻し手段と、呼び戻された第1の登録データと、商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段とを備える登録装置である。
また、本発明の一態様は、商品の登録が行われる登録装置として第1コンピュータを機能させ、前記登録装置により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置として第2コンピュータを機能させる、商品販売データ処理システムのプログラムであって、登録装置から出力され精算装置にて記憶されている登録データを、登録装置に呼び戻させる制御を行う呼び戻し手段、呼び戻された第1の登録データと、前記登録装置にて商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段として機能させ、第2コンピュータを、呼び戻し手段の制御に応じて、精算装置30にて記憶されている登録データを登録装置20に出力する登録データ出力手段として機能させるためのプログラムである。
また、本発明の一態様は、商品の登録が行われる登録装置としてのコンピュータを、登録された商品に関する登録データを、前記登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置に出力する登録データ出力手段、精算装置にて記憶されている登録データを、自装置に呼び戻させる呼び戻し手段、呼び戻された第1の登録データと、商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、登録装置と精算装置とを備える商品販売データ処理システムにおいて、登録装置にて商品登録中の取引に対応する登録データと精算装置から登録装置に呼び戻した登録データとを統合するにあたっての操作が簡易になるという効果が得られる。
第1実施形態におけるPOSシステムの構成例を示す図である。 第1実施形態における登録装置の構成例を示す図である。 第1実施形態における精算装置の構成例を示す図である。 第1実施形態における登録装置と精算装置の外観例を示す図である。 第1実施形態における未精算一覧画面の例を示す図である。 第1実施形態における合算確認ダイアログボックスの例を示す図である。 第1実施形態における、統合後の登録データが反映された商品登録画面の例を示す図である。 第1実施形態における精算画面の表示態様例を示す図である。 第1実施形態における登録装置が実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第2実施形態における登録装置が実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の第1変形例における商品登録画面と、商品登録画面上に表示される精算装置選択ダイアログボックスとの例を示す図である。 本実施形態の第2変形例における商品登録画面と、商品登録画面上に表示される合算確認ダイアログボックスとの例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係るPOSシステム1(商品販売データ処理システムの一例)の構成例を示している。同図に示すPOSシステム1は、管理装置10と、2台の登録装置20−1、20−2と、3台の精算装置30−1、30−2、30−3とを含んで構成されている。
なお、以降の説明にあたり、登録装置20−1、20−2について特に区別しない場合には、登録装置20と記載する。また、精算装置30−1、30−2、30−3について特に区別しない場合には、精算装置30と記載する。
管理装置10と登録装置20と精算装置30とは、有線または無線接続のLAN(Local Area Network)11で相互に接続されている。
なお、同図に示したPOSシステム1の構成は一例である。例えば、POSシステム1は、1台または3台以上の登録装置20を含む構成としてもよいし、2台以下または4台以上の精算装置30を含む構成としてもよい。また、本実施形態のPOSシステム1は、管理装置10を含まない構成としてもよい。
なお、POSシステム1の構成として、管理装置10を含まない構成とする場合には、他の装置(例えば、複数の登録装置20のうち代表となる1台の登録装置20)に、管理装置10としての機能を兼用させてもよい。
管理装置10は、POSシステム1を管理する情報処理装置であり、POSシステム1において登録装置20や精算装置30などを管理し、商品マスタなどの種々の情報を管理する。管理装置10は、登録装置20及び各精算装置30に、最新の商品マスタを適宜送信する。商品マスタとは、各商品の商品識別情報(例えば、JANコード)、商品名(品名、アイテム名)、販売価格、値引き情報などの商品情報を格納したファイルである。
管理装置10は、最新の商品情報が反映された商品マスタを、外部(例えば、本部のサーバ、リムーバブル形式の記憶媒体)から取得し、登録装置20及び各精算装置30に適宜送信する。
登録装置20は、購入対象の商品を登録する商品登録処理を実行する。商品の登録は、例えば、スキャナを用いて、商品に付されているバーコードを読み取るか、商品登録画面に表示されたプリセットボタン等を操作することにより行われる。
また、登録装置20は、登録された商品に関するデータであって精算に用いられる情報(以下、登録データという)を生成し、記憶する。
登録データは、当該登録データを識別するための登録データ識別情報、登録日時、登録された各商品の商品識別情報、登録された各商品の商品名、販売価格、値引き情報、購入対象の商品の品数を示す取引点数(購入点数)、購入対象の商品の総額(合計金額)を含む。また、登録データは、当該登録データを生成した登録装置20(すなわち、当該登録データに係る商品を登録した登録装置20)を識別するための登録装置識別情報をさらに含んでもよい。
登録データは、精算装置30において精算処理に用いられる。精算処理とは、登録された商品の代金を、現金、電子マネー、クレジットカードなどを選択的に用いて支払い、決済する処理である。
本実施の形態では、複数の精算装置30が存在するが、複数のうちのいずれか1台が、登録装置20において生成された商品登録データを用いて精算処理を実行する。複数の精算装置30のうちから、精算処理を実行させるべき精算装置30を指定する態様としては、下記の第1の指定態様と第2の指定態様が挙げられる。
第1の指定態様は、精算処理を実行させる精算装置30を、店員が登録装置20にて指定する態様である。
すなわち、店員が、精算装置30を指定する操作を登録装置20に対して行うことによって、複数の精算装置30のうちから精算処理を実行させる精算装置30を指定する。
なお、登録装置20において、各精算装置30の稼働状況を示した稼働情報を表示するようにし、登録装置20において、店員が精算装置30を指定する際に、各精算装置30の稼働状況を確認できるようにしてもよい。
店員が精算装置30を指定した場合には、LAN11を介して、登録装置20において生成された商品登録データを含む登録データが、指定された精算装置30に送信される。すなわち、登録装置20は、商品登録処理に続いて精算装置30が指定された場合には、指定された精算装置30に対し、当該商品登録処理に基づく商品登録データを含む登録データを送信する。
なお、本実施の形態では、登録装置20は、直接、精算装置30に登録データを送信するが、管理装置10を経由して、精算装置30に登録データを送信してもよい。
また、第2の指定態様は、精算処理用の媒体(お会計券(登録商標))を登録装置20から発行させ、店員から手渡しされたお会計券を、客が1つの精算装置30に読み取らせる態様である。
すなわち、客が、店員から手渡しされたお会計券を精算装置30に読み取らせることによって、複数の精算装置30のうちから精算処理を実行させる精算装置30を指定する。
お会計券には、発行元の登録装置20を示す登録装置IDと登録データとが、バーコード(一次元コード)または2次元コードのいずれかのコードの形式で印字(印刷)されている。精算装置30は、お会計券のコードを読み取ると、読み取ったコードにより示される登録データから商品登録データを取得する。
以降においては、本実施形態におけるPOSシステム1として、第1の指定態様により精算処理を実行させるべき精算装置30を指定するようにされている場合を主たる例として説明する。
精算装置30は、客の操作に応じて精算処理を実行する。また、精算装置30は、精算処理を終了した場合には、登録装置20に精算処理の終了を通知する。
次に、図2〜図4を参照して、登録装置20及び精算装置30の構成例について説明する。
図2は、登録装置20の構成例を示すブロック図である。図3は、精算装置30の構成例を示すブロック図である。図4は、登録装置20と精算装置30との外観例を示す斜視図である。
登録装置20は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)201と、記憶部202と、RAM(Random Access Memory)203と、スキャナ部204と、店員用表示部205と、客用表示部205aと、操作部206と、通信部207と、ブザー208と、印刷部209と、カードリーダ210を備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU201は、中央演算処理装置であり、記憶部202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録装置20の動作を制御する。
記憶部202は、CPU201の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、CPU201の主記憶装置であって、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、管理装置10から取得した商品マスタや、商品登録処理後に生成された登録データなどを記憶する。
スキャナ部204は、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取る。
店員用表示部205は、タッチパネル(例えば、液晶タッチパネル)であり、店員用の種々の情報を表示する。
例えば、店員用表示部205は、商品情報(商品コード等)に関連付けられているプリセットボタンを配置した商品登録画面などを表示する。
客用表示部205aは、客用の種々の情報を表示する。例えば、客用表示部205aは、登録した商品の価格等を表示する。客用表示部205aは、タッチパネル(例えば、液晶タッチパネル)であってもよい。
操作部206は、登録装置20を動作させるための各種の操作ボタン(小計キー、現計キー、置数キー、訂正キー、及びプリセットキー等)を備える。例えば、操作部206は、操作ボタン(プリセットキー)が操作されることにより、そのプリセットキーに予め設定登録されている商品情報(商品コード等)について、操作入力を受け付ける。
通信部207は、LAN11を介して、他の装置と通信する。
ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。
印刷部209は、必要に応じて媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部209は、お会計券を印刷して発行することができる。
カードリーダ210は、例えばIC(Integra Circuit)カード形式のRFID(Radio Frequency Identifier)タグに対する情報の読み出しを行うデバイスである。
図4においては、スキャナ部204、店員用表示部205、操作部206、印刷部209及びカードリーダ210を含む登録装置20の外観例が示される。
精算装置30は、図3に示すように、CPU301と、記憶部302と、RAM303と、スキャナ部304と、表示部305と、操作部306と、通信部307と、ブザー308と、印刷部309と、決済部310と、サインポール311と、人感知センサ312と、カードリーダ313とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU301は、中央演算処理装置であり、記憶部302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、精算装置30の動作を制御する。
記憶部302は、CPU301の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU301が利用する各種の情報を記憶する。
RAM303は、CPU301の主記憶装置であって、種々の情報を記憶する。例えば、RAM303は、管理装置10から取得した商品マスタや、登録装置20から取得した登録データを記憶する。
スキャナ部304は、例えば、お会計券に印刷されたコード(バーコードまたは2次元コード)や、会員カード等に付されているコード(会員コード)を光学的に読み取る。
表示部305は、タッチパネル(例えば、液晶タッチパネル)であり、種々の情報を表示する。例えば、表示部305は、合計金額などが表示される精算画面を表示する。
操作部306は、精算装置30を動作させるための各種の操作ボタン(訂正キー及びプリセットキー等)を備える。例えば、操作部306は、操作ボタン(訂正キー)が操作されることにより、操作入力の訂正を受け付ける。
通信部307は、LAN11を介して、他の装置と通信する。
ブザー308は、エラー等が発生した場合、エラーを報知するブザー音を発生させる。
印刷部309は、媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部309は、精算処理(すなわち、商品の買上金額の決済)が終了した場合、客が持ち帰る精算済みレシートを印刷して発行する。
決済部310は、決済(精算)に関する処理を行う。本実施形態における決済部310が対応可能な決済の種別としては、現金による決済と、クレジットカードの使用による決済と、電子マネーの使用による決済とのうちの少なくともいずれか1つである場合を例に挙げる。
現金による決済に対応するため、決済部310は、釣銭機を備える。釣銭機は、紙幣の投入及び排出をする紙幣投入口、硬貨を投入するための硬貨投入口、釣銭を排出する釣銭排出口を備えている。決済部310は、釣銭機によって、現金により決済を実行し、決済を実行した結果(例えば、決済が成立したか否かを示す情報)を、バスを介してCPU301に出力する。
また、クレジットカードの使用による決済に対応する場合、決済部310は、クレジットカードリーダを備え、クレジットカードリーダにより読み込まれた情報を利用して精算処理を行う。
また、電子マネーの使用による決済に対応する場合、決済部310は、電子マネーリーダを備え、電子マネーリーダにより読み込まれた情報を利用して精算処理を行う。
サインポール311は、複数色の表示灯を有し、それらの表示灯を点灯や点滅させることで、精算装置30が店員により指定された装置であることを示す情報を報知したり、操作可能である旨を報知したりする。
人感知センサ312は、精算装置30の正面の所定圏内に人物(客)がいることを検知するセンサである。
カードリーダ313は、例えばICカード形式のRFIDタグに対する情報の読み出しを行うデバイスである。
図4においては、スキャナ部304、表示部305、操作部306、印刷部309、決済部310、サインポール311及びカードリーダ313などを含む精算装置30の外観構成が示される。
上記のような登録装置20と精算装置30とを備える本実施形態のPOSシステム1は、登録データの呼び戻しが可能なように構成される。登録データの呼び戻しとは、精算装置30に登録データを送信した後に、登録データに基づいて精算装置30が実行すべき精算処理を保留させ、送信された登録データを登録装置20に戻すことである。呼び戻しは、一般には、例えば登録装置20により登録した商品をキャンセルする場合や、買い足しのために商品を追加登録する場合などに対応して行われる。
そのうえで、登録データの呼び戻しに関して、登録装置から登録データを精算装置に送信してから、次の取引に対応する商品の登録を開始するまでの間において可能なようにされたものがある。この場合、登録装置から登録データを精算装置に送信し、次の取引に対応する商品の登録を開始してしまった場合には、送信された登録データの呼び戻しはできないことになる。
しかしながら、現実には、次の取引に対応する商品の登録を行ってしまってから、前の取引のデータを呼び戻したい状況が生じることがある。
一具体例として以下のような状況を挙げることができる。つまり、客が買上対象の商品を2つのカゴに容れていた場合に、店員が1カゴ目の商品の登録を完了させた段階で、1取引が完了したものと判断して精算装置を指定する操作を行って、登録データを指定の精算装置に送信させた。この後、店員は、次の取引として2カゴ目の商品をいくつか登録する操作を行ったが、まだ2カゴ目の商品で未登録の商品が残っている段階で、先に送信させしまった登録データと同じ取引であることに気付いた。
しかし、次の取引に対応する商品の登録の開始後において送信済みの登録データの呼び戻しができない場合において、上記のような状況となった場合、以下のように店員が行う操作が煩雑になる。つまり、店員は、2カゴ目の商品の登録を取り消す操作を行う。そのうえで、店員は、登録データの呼び戻し操作を行う。このとき、2カゴ目の商品の登録は取り消されているので、店員は、呼び戻した登録データに対して、2カゴ目に容れられていた商品を追加登録する操作を、1つ目の商品から行う。このように、店員には、2カゴ目の商品のうちで一旦登録したうえで取り消した商品について再度登録する操作を行うという手間が生じてしまう。
そこで、本実施形態のPOSシステム1としては、以下に説明するようにして、登録装置20にて1取引における商品の登録が開始されてからまだ完了していない商品登録中の段階であっても、先に精算装置30に送信した登録データの呼び戻しが行えるようにする。これにより、登録装置20にて商品登録中の取引の登録データと、呼び戻した登録データとを統合する際の店員の操作が簡易となって店員の作業負担が軽減され、操作の効率化が図られる。
まず、本実施形態における登録データの呼び戻しを行うための操作例について説明する。精算装置30に送信した登録データを呼び戻す必要が生じた場合、登録装置20を操作する店員は、未精算一覧画面を表示させるための操作(未精算一覧画面表示操作)を登録装置20に対して行う。
未精算一覧画面表示操作は、例えば登録装置20の店員用表示部205にて表示される商品登録操作のための商品登録画面において配置される未精算一覧画面表示のためのボタン、あるいは操作部206が備える未精算一覧画面表示のためのキーなどに対する操作である。なお、未精算取引がない場合は、例えば未精算一覧画面表示のためのボタンを例えばグレーアウトで表示したりすることで、操作できないことを明示するようにしてもよい。
未精算一覧画面表示操作に応じて、店員用表示部205には未精算一覧画面が表示される。未精算一覧画面は、未精算取引(商品が登録済みであって未精算(登録データの処理が未済)である取引)の内容を表示する画面である。
図5は、登録装置20にて表示される未精算一覧画面の一例である。同図に示される未精算一覧画面には、一覧表示領域601と個別表示領域602とが含まれるとともに、「呼び戻す」ボタン603、中止ボタン604、前ボタン、次ボタン、ソートボタン、一括精算ボタンなどが配置されている。
一覧表示領域601は、複数の未精算取引の未精算取引情報を一覧表示する表示領域である。具体的には、一覧表示領域601には、複数の未精算取引の登録データの概要(登録時刻、登録データ識別情報、取引点数、総額など登録データの一部)と、各未精算取引について精算処理を実行させる精算装置30に関する情報とが、登録時刻の順に表示される。
具体的に、同図における一覧表示領域601の1段目の「1」には、登録時刻が最も新しい未精算取引情報として、登録時刻「17時22分34秒」、登録データ識別情報「TJ019」、取引点数「27点」、総額「2558円」、会員番号「10302」、経過時間「00:00:26」、「精算機1」が表示される。
未精算一覧画面に表示される会員番号は、例えば、会員カードを読み取って得られた番号である。すなわち、例えば、登録処理の前後(登録処理の途中)において会員である顧客から提示された会員カードを、店員が、登録装置20に読み取らせることにより、会員カードから読み取られた会員番号が登録データに含められる。未精算一覧画面に表示される会員番号は、このように登録データに含められた会員番号が反映される。
また、未精算一覧画面に表示される経過時間は、登録処理の終了時からの経過時間である。具体的に、未精算一覧画面に表示される経過時間は、第1の指定態様により精算装置30を指定した場合には、例えば精算装置を指定する操作(精算装置指定操作)が行われたタイミングを基準とした経過時間である。あるいは、未精算一覧画面に表示される経過時間は、お会計券を発行した場合にはお会計券が発行されたタイミング(もしくはお会計券の発行を指示する操作が行われたタイミング)を基準とした経過時間である。なお、同図に示した一覧表示領域601の1段目の経過時間「00:00:26」は、17時23分0秒時点(現在)における、「精算機1」のボタン押下を基準とした経過時間を示している。
次の2段目の「2」には、登録時刻が2番目に新しい未精算取引情報として、登録時刻「17時21分05秒」、登録データ識別情報「TJ018」、取引点数「6点」、総額「525円」、経過時間「00:01:55」、「お会計券」が表示されている。
「お会計券」について、顧客がお会計券を精算装置30に読み取らせた場合には、読み取らせた精算装置30も併せた表示内容に変更してもよい。
この場合、顧客が例えば「精算機2」にお会計券を読み取らせたときには、「お会計券」から、「お会計券/精算機2」と表示内容が変更される。
このように表示内容を変更することで、お会計券が読み取られる前か後か、などの精算状況をより詳細に把握することができる。また、経過時間「00:01:55」は、17時23分0秒時点(現在)における、お会計券の発行時を基準とした経過時間を示している。
さらに、3段目の「3」には、登録時刻が3番目に新しい未精算取引情報として、登録時刻「17時20分14秒」、登録データ識別情報「TJ017」、取引点数「9点」、総額「926円」、会員番号「05812」、経過時間「00:02:46」、「商品券A」、「精算機3」が表示されている。
この3段目の場合、「商品券A」が示されているが、これは登録時に商品券Aが使用されたことを示している。
5段目の「商品券B」も同じである。また、「精算機3」にバッジで表示された「釣銭不足」などに示されるように、この未精算一覧画面においても、各々の精算機のステータスが表示される。また、ボタンの色をステータスごとに変化させるようにしてもよい。
また、上述したように、一覧表示領域601においては、デフォルトでは登録時刻が新しい順に未精算取引情報が表示されるが、ソートボタンにより、登録時刻が古い順、金額が大きいまたは小さい順、取引点数が多いまたは少ない順に表示させることもできる。こうした種々のソートにより、店員は所望の取引を容易に見つけることができる。
なお、同図に示した一覧表示領域601において、一度(同時)に表示可能な未精算取引情報の件数を最大5件としているが、一度に表示可能な未精算取引情報の最大件数を4件以下としてもよいし6件以上としてもよい。また、前ボタンや次ボタンは、一覧表示領域601に表示されていない未精算取引情報を一覧表示領域601に表示させるためのボタンである。すなわち、最大件数を超える未精算取引情報が存在し、かつ、前ボタンや次ボタンが押下された場合、一覧表示領域601に表示される未精算取引情報の全部または一部が入れ替わる。
個別表示領域602は、ある未精算取引の未精算取引情報を表示する表示領域である。具体的には、個別表示領域602には、ある未精算取引の登録データの詳細(登録日時、登録データ識別情報、登録装置識別情報、商品識別情報、商品名、販売価格、値引き情報、取引点数、総額など登録データの全部または略全部、会員番号、商品券)が表示される。
例えば、同図の個別表示領域602には、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引に対応する未精算取引情報として、登録日時「2014年12月26日(金)17時22分34秒」、登録データ識別情報「TJ019」、登録装置識別情報「J003」、会員番号「10302」、商品識別情報「P0086」等、商品名「なす」等、販売価格「400円」等、まとめ値引きの内容が表示されている。
なお、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引は取引点数が27点と多いため、個別表示領域602には、一部の商品に関する情報(商品識別情報、商品名、販売価格)、取引点数「27点」、総額「2558円」が表示されていない。それらを店員が確認するときは、スクロールボタン(逆三角形のマークを表示したボタン)やページボタン(次ページと表示したボタン)が用いられる。
未精算一覧画面が表示された直後は、初期表示として、個別表示領域602には、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引に対応する未精算取引情報が表示される。また、店員は、一覧表示領域601において未精算取引を押下により選択できるが、一覧表示領域601において未精算取引が選択された場合、個別表示領域602には、店員により選択された未精算取引に対応する未精算取引情報が表示される。従って、店員は、詳細を確認したい未精算取引を一覧表示領域601から選択し、個別表示領域602にて確認することができる。
「呼び戻す」ボタン603は、呼び戻しの実行を指示するボタンである。店員は、一覧表示領域601において示される未精算取引のうちから、呼び戻し対象とする未精算取引を選択する操作を行ったうえで、「呼び戻す」ボタン603に対する操作を行う。「呼び戻す」ボタン603に対する操作が行われたことに応じて、一覧表示領域601において呼び戻し対象として選択されていた未精算取引に対応する登録データが、精算装置30から登録装置20に対して送信される。このように送信された登録データが登録装置20にて受信されることで呼び戻しが行われる。
なお、未精算一覧画面における「精算機1選択」ボタンなど、精算機ごとに全ての未精算取引を呼び戻すための一括選択ボタンにより、例えば当該精算機が使用できない状態になり、復旧に時間を要するときは、直ちに当該精算機における未精算取引を全て呼び戻すことができる。なお、精算機が使用できない状態とは、例えば精算機が故障した状態や釣銭が詰まった状態などのように精算機に不具合が生じた状態が挙げられる。
こうして一括して未精算取引を呼び戻すと、店員は使用可能な精算機への登録データの送信や、お会計券の発行などが可能となるので、顧客は精算機の復旧まで待たされることなく、使用可能な精算機で直ちに精算することができる。
なお、登録データの送信後に精算処理の実行を保留させるものとして「呼び戻す」ボタン603を用いる例を説明したが、登録データの送信前に精算処理の実行を保留させるものとしてお会計券を用いる方法(第2の指定態様)もある。
例えば、お会計券を発行し、発行されたお会計券が精算装置30に読み取られていない場合、登録データは送信されていないが、この場合には、発行されたお会計券を登録装置20に読み取らせ、当該お会計券に対応する未精算取引の実行を保留させるようにしてもよい(例えば、お会計券を発行する前の状態のようにしてもよい)。
本実施形態において、未精算一覧画面表示操作から「呼び戻す」ボタン603に対する操作までによる呼び戻し操作は、いつでも行うことができる。つまり、呼び戻し操作は、1取引に応じた商品の登録処理が完了してから次の取引に対応する商品の登録処理が開始されるまでの間において行うことができる。また、呼び戻し操作は、或る1取引に対応する商品の登録中(商品の登録が開始されてから完了するまでの間)において行うことができる。
そのうえで、本実施形態においては、1取引に対応する商品の登録中において、この登録中の取引に対応する登録データを、先に精算装置30に送信させた登録データと合算(統合の一例)させる必要が生じた場合には、店員は以下のようにして操作を行うことができる。
ここでは、具体的に、前述の例のように、客が買上商品を2つのカゴに分けて容れていた場合の事例に対応させて説明する。つまり、店員が1つ目のカゴに入れられていた商品の登録を終えた段階で1取引分の商品登録を完了させて精算装置指定操作を行い、登録データを精算装置30に送信させた。次に、店員は、2つ目のカゴに容れられていた商品を次の取引に対応するものとして数点登録させた後に、この登録中の商品に関する登録内容を、先の登録データを送信済みの取引と合算すべきであることに気付いたという事例である。
この場合、店員は、2カゴ目に対応する商品の登録を中断し、呼び戻し操作を行う。つまり、店員は、未精算一覧画面表示操作を行って未精算一覧画面を表示させる。店員は、表示された未精算一覧画面において、一覧表示領域601から1カゴ目に対応する送信済みの登録データを選択したうえで、「呼び戻す」ボタン603に対する操作を行う。つまり、呼び戻し対象の登録データを指定したうえで、呼び戻しの実行を指示する操作(呼び戻し操作)が行われる。
本実施形態の登録装置20は、1取引に対応する商品の登録中において、呼び戻し操作が行われたことに応じて、呼び戻し処理に先立って、合算確認ダイアログボックスを店員用表示部205に表示させる。合算確認ダイアログボックスは、呼び戻し操作により指定された呼び戻し対象の登録データに対応する取引と商品登録中の取引との統合(合算)を行うか否かの意思確認を店員に行わせるためのダイアログボックスである。
図6は、店員用表示部205に表示される合算確認ダイアログボックスDB10の一例を示している。
同図の合算確認ダイアログボックスDB10は、商品の登録が行われる商品登録画面の上に重畳されるように表示されている。合算確認ダイアログボックスDB10においては、合算を行ってよいかどうかを店員に確認するメッセージが示されるとともに、「はい」ボタンBT11と「いいえ」ボタンBT12とが配置されている。「はい」ボタンBT11は、合算の実行を指示する操作が行われるボタンである。「いいえ」ボタンBT12は、合算を行わないことを指示する操作が行われるボタンである。
また、同図の合算確認ダイアログボックスDB10の背景として表示されている商品登録画面は、現段階までにおいて登録された2カゴ目の商品が示されている。具体的には、同図の商品登録画面における登録商品リスト領域AR11には、2カゴ目の商品のうち、「商品A」、「商品B」の順で2つの商品が登録されたことが示されている。また、登録商品領域AR12には、最後に登録された「商品B」についての情報が示されている。また、合計金額領域AR13においては、これまでに登録された商品の総数が「2」であり、これら2つの商品の合計金額が1900円であることが示されている。
この場合、店員は、合算を行うために呼び戻し操作を行っている。そこで、この場合の店員は、合算確認ダイアログボックスDB10における「はい」ボタンBT11に対する操作を行う。
「はい」ボタンBT11に対する操作が行われたことに応じて、登録装置20は、呼び戻し処理を実行する。つまり、登録装置20は、先の呼び戻し操作にて指定された1カゴ目に対応の登録データが、精算装置30から登録装置20に戻されるように処理を行う。登録装置20は、呼び戻された登録データに、呼び戻し操作の直前まで商品登録中であった取引に対応して現時点までにおいて登録された商品に関する登録データを追加するように、登録データの統合を行う。このようにして取引の合算が行われる。
上記のように登録データの統合が行われたことに応じて、登録装置20は、これまで表示させていた合算確認ダイアログボックスDB10を消去する。登録装置20は、合算確認ダイアログボックスDB10の消去に応じて前面に表示される商品登録画面について、統合された登録データの内容が反映されるようにして表示を変更する。
図7は、統合後の登録データの内容が反映された商品登録画面の一例を示している。同図の商品登録画面においては、統合後の登録データが以下のように反映されている。即ち、登録商品リスト領域AR11には、これまでの商品の登録結果として、1カゴ目に対応する1つ目の「商品D」と2つ目の「商品E」とに続けて、2カゴ目に対応して1つ目として登録された「商品A」が3つ目の商品として登録され、さらに2カゴ目に対応して2つ目として登録された「商品B」が4つ目の商品として登録されたことが示されている。
なお、この場合の登録商品リスト領域AR11については、同図にも示されるように、精算装置30から呼び戻した訂正対象の登録データに対応する商品(即ち、1カゴ目に対応して登録された商品)の項目と、商品登録中の登録データに対応する商品(即ち、2カゴ目に対応して登録された商品)の項目とで、例えば背景色を異ならせるなどして表示の態様を変更してもよい。このように表示の態様を変更することで、店員は、精算装置30から呼び戻した登録データに対応する商品と、商品登録中の取引のもとでこれまでに登録された商品とを容易に区別することができる。
なお、同図の例では、登録商品リスト領域AR11における商品の項目の配列順は、1カゴ目に対応して登録された商品、2カゴ目に対応して登録された商品、の順序となっており、商品登録が行われた取引の時系列(古い順)に従っている。しかしながら、登録商品リスト領域AR11における商品の項目の配列順は、上記とは逆に、2カゴ目に対応して登録された商品、1カゴ目に対応して登録された商品、のように商品登録が行われた取引の新しい順に従ってもよい。この場合、1カゴ目と2カゴ目とを通じた商品の登録順がそのまま逆となるように商品の項目が配置されてもよいし、1カゴ目に対応して登録された商品のグループと2カゴ目に対応して登録された商品のグループとの順序が逆となるようにされたうえで、各グループにおける商品の項目の配列順については登録順に従うようにされてもよい。
また、登録商品領域AR12には、最後に登録された「商品B」についての情報が示される。合計金額領域AR13においては、これまでに登録された商品の総数が「4」であり、これら4つの商品の合計金額が3900円であることが示されている。
登録装置20は、同図の商品登録画面の表示とともに、2カゴ目の商品の登録操作の受け付けを再開する。これにより店員は、残りの2カゴ目に入れられている商品を継続して登録していくことができる。登録装置20は、統合後において商品が登録されることに応じて、統合後の登録データに登録された商品に関するデータを追加する。この結果、2カゴ目の商品の登録が完了した段階では、1カゴ目に容れられていた商品と、2カゴ目に入れられていた商品との全てが1取引分の登録データが得られている。
そして、店員は、2カゴ目の商品の登録を完了させて例えば小計操作を行ったうえで、改めて精算装置指定操作を行う。精算装置指定操作に応じて、登録装置20は、指定された精算装置30に対して登録データを送信する。
図8(a)は、1カゴ目の商品に対応して先に精算装置30に送信された登録データに基づいて精算装置30の表示部305にて表示される、精算画面の態様例を示している。同図は、客に支払金額を提示して、支払金額が投入されるのを待機している状態における精算画面が示されている。具体的に、同図の精算が面においては、1カゴ目に容れられた商品の登録に応じた支払金額の合計が2000円であることを示すとともに、支払いのための現金を決済部310の貨幣投入口(紙幣投入口及び硬貨投入口)に投入することを客に促すメッセージが表示されている。
また、精算画面においては、「お買上一覧」ボタンBT41が配置されている。客は、精算対象の取引において登録された商品の一覧を確認したい場合に「お買上一覧」ボタンBT41を操作すればよい。「お買上一覧」ボタンBT41が操作されると、精算画面上に買上一覧画面(図示は省略する)が表示される。お買上一覧画面においては、現在において精算対象となっている取引に対応する登録データに基づいて、登録された商品のリストが示される。客は、お買上一覧画面を見ることで、登録された商品を個々に確認できる。表示されたお買上一覧画面は、例えばお買上一覧画面に配置された所定のボタン(例えば、「戻る」ボタン)が操作されることによって消去され、精算画面が表示された状態に戻る。
図8(b)は、前述のように1カゴ目の商品に対応する登録データについて、2カゴ目の商品の登録を追加するように訂正された訂正登録データに基づいて表示される精算画面の態様例を示している。
最終的に、2カゴ目の商品の追加登録に応じた合計金額は3000円であった。このため、訂正登録データによっては、1カゴ目の商品の合計金額である2000円に、2カゴ目に容れられていた商品の合計金額である3000円が合算された、5000円の合計金額が示されている。同図の精算画面においては、このように合算によって得られた5000円の合計金額が示される。
また、同図の精算画面においては、合計金額の表示位置の下側の位置にて、「(2000円+3000円)」のように、合計金額について、1カゴ目に対応する金額と、2カゴ目に対応する金額との内訳が示されている。このような表示により、客等は、精算画面において示されている合計金額が登録データの合算後のものであることを把握でき、さらに、1カゴ目と2カゴ目とのそれぞれに対応する登録商品の合計金額を把握できる。なお、このような合計金額についての統合前の2つの取引ごとに対応する金額の内訳の表示は省略されてもよい。
客は、同図の精算画面に従って支払金額を投入し、精算を行う。つまり、客は、1カゴ目と2カゴ目とに容れられていた商品に対応する精算を一回で済ませることができる。
なお、同図のように、統合後の登録データに対応する精算画面に配置される「お買上一覧」ボタンBT41に対する操作に応じて表示されるお買上一覧画面においては、商品のリストについて、1カゴ目に対応する商品(訂正対象の登録データに対応する商品)と2カゴ目に対応する商品(商品登録中の取引のもとで登録された商品)とに対応させて表示の態様を変更するようにしてよい。これにより、客等は、商品ごとに1カゴ目と2カゴ目とのいずれに対応して登録されたものであるのかを容易に把握できる。
上記のように本実施形態においては、商品の登録中において呼び戻しを行い、呼び戻された登録データと、登録中の商品の登録データとを統合することができる。そのうえで、統合後の登録データに対して、商品を追加するようにして登録していくことが可能とされている。これにより、本実施形態においては、先に精算装置30に送信した登録データに対応する取引と、商品の登録中の取引とを統合しようとする際に、登録中の取引において既に登録が行われた商品を取り消す操作と、取り消した商品を再度登録し直すという操作とを行う必要がなくなり、操作の簡易化が図られる。また、操作の簡易化によって、取引の統合が迅速に行われることになるので、客にとっての商品の登録の待ち時間も短くなる。
一方、例えば操作のミスや、客の申し出などにより、既に精算装置30に送信した登録データに対応する取引と現在において商品登録中の取引とを統合する必要がなかった場合、店員は、合算確認ダイアログボックスDB10(図6)における「いいえ」ボタンBT12に対する操作を行う。「いいえ」ボタンBT12に対する操作に応じて、登録装置20は、合算確認ダイアログボックスDB10を消去して、呼び戻し操作が行われる直前と同様の商品登録画面の状態に店員用表示部205における表示を戻し、登録途中であった取引における商品の登録を再開できるようにする。この場合、呼び戻し操作に応じた呼び戻し処理は実行されない(即ち、禁止される)ことから、呼び戻し操作に応じた取引の合算は行われない。
また、先の取引に対応する商品の登録が完了して精算装置指定操作が行われて登録データが送信された後において、次の取引に対応する商品の登録が開始される前の段階で呼び戻し操作が行われた場合には、以下のようになる。
即ち、登録装置20は、呼び戻し操作に応じて登録データの呼び戻しを行い、呼び戻した登録データの訂正を行うモードを設定する。店員は、呼び戻された登録データに対して、商品の追加登録あるいは登録済みの商品の取り消しなどの訂正のための操作を行い、再度、精算装置30に送信する操作を行う。
続いて、図9のフローチャートを参照して、本実施形態における登録装置20が、精算装置30に送信済みの登録データの取引と商品登録中の取引との合算に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS101:登録装置20は、呼び戻し操作が行われるのを待機している。呼び戻し操作は、前述のように、未精算一覧画面表示操作により未精算一覧画面を表示させ、未精算一覧画面から呼び戻し対象の取引を選択し、「呼び戻す」ボタン603を押下する操作である。
ステップS102:登録装置20は、呼び戻し操作が行われたことに応じて、今回の呼び戻し操作の行われたタイミングが、商品登録中であるか否かについて判定する。
ステップS103:今回の呼び戻し操作の行われたタイミングが商品の登録中であった場合、登録装置20は、店員用表示部205にて商品登録画面上に重畳させるように合算確認ダイアログボックスDB10を表示させる。
ステップS104:登録装置20は、合算確認ダイアログボックスDB10が表示された状態のもと、合算を指示する操作が行われたか否かについて判定する。ここでの合算を指示する操作は、合算確認ダイアログボックスDB10にて配置される「はい」ボタンBT11に対する操作である。
ステップS105:合算を指示する操作が行われた場合、登録装置20は、登録データの呼び戻し処理を行う。
つまり、登録装置20は、ステップS101による呼び戻し操作により選択された取引に対応する登録データの戻し要求を精算装置30に対して送信する。登録データの戻し要求を受けた精算装置30は、要求された登録データを登録装置20に戻す。つまり、精算装置30は、戻し要求により指定された登録データを登録装置20に送信するとともに、戻し要求に応じて送信した登録データを削除する、あるいは精算処理の対象から除外する。登録装置20は、精算装置30から送信された登録データを受信する。
ステップS106:次に、登録装置20は、合算処理を行う。つまり、登録装置20は、ステップS105により呼び出された登録データに、ステップS101の呼び戻し操作が行われるまで商品登録中であった取引に対応する登録データを追加して1つの登録データとするように統合を行う。
ステップS107:登録装置20は、ステップS106の合算処理の後、ステップS104により表示させた合算確認ダイアログボックスDB10を消去するとともに、ステップS106による合算処理により統合された登録データの内容が反映されるように商品登録画面の内容を更新する。この後において、同図の処理を抜けた登録装置20は、商品の登録が行われることに応じて、合算後の登録データに対して登録された商品に関するデータを追加していくことができる。
ステップS108:一方、ステップS102にて、今回の呼び戻し操作のタイミングは商品登録中ではないと判定された場合には、先の取引に対応する商品の登録が完了してから、次の取引に対応する商品の登録が開始されるまでの間のタイミングで今回の呼び戻し操作が行われたことになる。この場合、登録装置20は、まず、ステップS101により選択された取引に対応する登録データの呼び戻し処理を実行する。
ステップS109:次に、登録装置20は、ステップS108により呼び戻された登録データを対象として、店員による登録商品の追加、あるいは登録されている商品の取り消しなどの操作に応じた登録データの変更(訂正)を行う。
また、合算確認ダイアログボックスDB10にて配置される「いいえ」ボタンBT12に対する操作が行われると、合算のキャンセルを指示する操作が行われたとして、ステップS104において、合算の指示が得られなかったと判定される。この場合、登録装置20は、ステップS105〜S107をスキップして、登録データの呼び戻し合算処理を行うことなく同図の処理を終了させる。
この場合、登録装置20は、登録データの呼び戻し処理を実行しなくともよい。つまり、合算の指示が得られなかった場合には、登録データの呼び戻しをしないようにすることができ、例えば登録装置20と精算装置30との間での情報の送受信に関する処理負荷を軽減することができる。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。先の第1実施形態は、登録データの統合として、精算装置30から呼び戻した登録データと、登録中の取引に対応する登録データとを合算するというものであった。これに対して、本実施形態は、登録データの統合として、商品の登録中であっても、精算装置30から呼び戻した登録データに含まれる商品のうちから、店員の操作により指定された商品を取り消すことができるように構成される。
例えば、先客に対応する取引について商品の登録を完了させて精算装置指定操作を行って登録データを精算装置30に送信し、さらに次客に対応する取引についての商品の登録を開始してしまった段階で、先客が一部の商品のキャンセルを申し出るような場合がある。このような場合、店員は、次客の取引に応じた商品の登録を完了させてから、先客に対応する取引の登録データを呼び戻し、商品の取り消しを行うことができる。
しかしながら、状況によっては、次客の商品の登録の完了よりも、先客の商品の取り消しを優先させたい場合もあると考えられる。そこで、本実施形態においては、このような場合に対応して、先客より後の客の取引に対応する商品登録中であっても、先客の取引に対応する登録データから商品の取り消しを行うことができるようにする。
図10のフローチャートを参照して、本実施形態における登録装置20が、商品登録中において呼び戻した登録データから商品の取り消しを行うための処理手順例について説明する。
ステップS201:登録装置20は、商品の登録中において、登録データからの取消対象となる商品を登録する操作(取消対象商品登録操作)が行われるのを待機する。
ステップS202:例えば、次客の商品の登録中において、上記のように商品登録を完了して登録データを精算装置30に送信済みの取引に対応する先客からの一部商品のキャンセルの申し出を店員が受け、店員が、これまでの商品の登録を保留させたうえで、取消対象商品登録操作を行った。この場合、登録装置20は、取消対象商品登録操作により入力された取消対象商品の情報を登録する処理を実行する。
ステップS203:次に、店員は、商品のキャンセルを申し出た先客の取引に対応する登録データを呼び戻すための呼び戻し操作を行う。登録装置20は、呼び戻し操作を受け付ける。具体的に、登録装置20は、呼び戻し操作によって選択された取引に対応する登録データの識別子を後に実行される可能性のある呼び戻し処理のために記憶する。
ステップS204:ステップS203により呼び戻し操作が受け付けられると、登録装置20は、取消確認ダイアログボックスを店員用表示部205に表示させる。取消確認ダイアログボックスは、呼び戻される登録データからの取消対象として登録された商品の取り消しについての意思確認を店員に行うためのダイアログボックスである。取消確認ダイアログボックスは、例えば図6に示した合算確認ダイアログボックスDB10に準じた態様で表示されるようにすればよい。例えば、取消確認ダイアログボックスにおいても、合算確認ダイアログボックスDB10と同様の態様で「はい」ボタンと「いいえ」ボタンとが配置されている。
ステップS205:取消確認ダイアログボックスが表示されている状態のもと、登録装置20は、呼び戻された登録データから取消対象として登録された商品を取り消す指示(取消指示)が得られたか否かについて判定する。取消確認ダイアログボックスにおける「はい」ボタンに対する操作が行われたのであれば、取消指示が得られたことになる。これに対して、「いいえ」ボタンに対する操作が行われたのであれば、取消指示が得られなかったことになる。
ステップS206:取消指示が得られた場合、登録装置20は、ステップS203により受け付けられた呼び戻し操作によって選択された取引に対応する登録データを精算装置30から呼び戻すための呼び戻し処理を実行する。
ステップS207:次に、登録装置20は、ステップS206により呼び戻された登録データから、ステップS202により登録された商品を取り消す処理を行う。取消処理の結果、呼び戻された登録データからは、ステップS202により取消対象として登録された商品が削除され、削除に応じて合計金額等も減算されるようにして変更される。
ステップS208:登録装置20は、ステップS206による取消処理によって更新された登録データを精算装置30に送信する。ここでの登録データの精算装置30への送信も、登録装置20によって自動で行われてもよいし、店員の送信指示操作に応じて行われるようにされてもよい。また、送信先の精算装置30は、ステップS203の呼び戻し処理に際して登録データの送信元となった精算装置30である必要はなく、適宜変更されてよい。
<変形例>
以下、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
登録データの統合に際して店員が行う操作としては、図5と図6とにより説明した上記実施形態の例に限定されるものではなく、例えば以下のような操作であってもよい。
図11は、本変形例における商品登録画面と、商品登録画面上に表示される精算装置選択ダイアログボックスDB20の態様例を示している。
同図の商品登録画面においては、精算装置選択ボタンBT1−1〜BT1−3と、合算ボタンBT2とが配置されている。精算装置選択ボタンBT1−1〜BT1−3は、精算装置30を選択する操作が行われるボタンである。精算装置選択ボタンBT1−1〜BT1−3は、それぞれ、精算装置30−1〜30−3に対応する。つまり、精算装置選択ボタンBT1−1が操作されれば精算装置30−1が選択され、精算装置選択ボタンBT1−2が操作されれば精算装置30−2が選択され、精算装置選択ボタンBT1−3が操作されれば精算装置30−3が選択される。
精算装置選択ボタンBT1−1〜BT1−3は、1取引に応じた精算処理を実行させる精算装置30を指定する精算装置指定操作に用いられる。また、本変形例における精算装置選択ボタンBT1−1〜BT1−3は、合算対象の登録データを精算処理対象として記憶している精算装置30を指定する操作にも用いられる。
合算ボタンBT2は、商品登録中の取引に対応する登録データを、既に精算装置30に送信済みの登録データに追加(合算)するように統合したい場合に、店員が操作するボタンである。
例えば、前述のように客が2つのカゴに商品を容れて商品の登録を受ける事例のもとで、2つ目のカゴに容れられている商品の一部を登録してしまった段階で、この登録した商品を含む登録データを、先に精算装置30に送信した1カゴ目に対応する登録データに追加したい場合、店員は、合算ボタンBT2を操作する。
合算ボタンBT2が操作されたことに応じて、登録装置20は、図11に示すように、商品登録画面上に重畳させるように精算装置選択ダイアログボックスDB20を表示させる。
精算装置選択ダイアログボックスDB20においては、精算装置選択ボタンBT21−1〜BT21−3及びキャンセルボタンBT22が配置されている。精算装置選択ボタンBT21−1〜BT21−3は、商品登録中の取引に対応する登録データの統合先(合算先)となる登録データを記憶している精算装置30を選択する操作が行われるボタンである。精算装置選択ボタンBT21−1、BT21−2、BT21−3は、それぞれ、精算装置30−1、30−2、30−3に対応する。なお、以降の説明にあたり、精算装置選択ボタンBT21−1、BT21−2、BT21−3について特に区別しない場合には、精算装置選択ボタンBT21と記載する。
キャンセルボタンBT22は、合算をキャンセルする場合に操作されるボタンである。
なお、現在において使用中の状態(受信された登録データについて処理は開始しているが精算処理は未完の状態)の精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21に対応させて、処理対象の登録データに対応する合計金額が表示されてもよい。このような合計金額の表示の態様の一例としては、例えば精算装置選択ボタンBT21に付すように表示されるバッジなどを挙げることができる。
また、例えば未処理の登録データを記憶していない精算装置30は、そもそも、商品登録中の取引に対応する登録データの統合先(合算先)となる登録データを記憶している精算装置30として選択対象にはならない。そこで、例えば、選択対象とならない精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21と、選択対象となる精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21とで視覚的に区別が容易なように表示の態様を変更してもよい。例えば、選択対象となる精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21については、選択対象とならない精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21よりも目立つように、サイズを大きくしたり、目立つ色とするように変更することができる。
店員は、精算装置選択ボタンBT21のうちで、商品登録中の取引に対応する登録データの統合先(合算先)となる登録データ(1カゴ目の商品に対応する登録データ)を記憶している精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21に対する操作を行う。
精算装置選択ボタンBT21に対する操作が行われたことに応じて、登録装置20は、操作された精算装置選択ボタンBT21が対応する精算装置30から登録データを呼び戻す。
登録装置20は、呼び戻された登録データに対して、2カゴ目に対応して商品登録中の登録データを追加するように統合する。つまり、登録装置20は、合算処理を行う。
合算処理を行った後、登録装置20は、先の第1実施形態の場合と同様に、引き続き2カゴ目の商品の登録操作を受け付け、登録された商品を、統合後の登録データに追加していく。そして、2カゴ目の商品の登録が完了すると、店員は精算装置指定操作を行う。登録装置20は、精算装置指定操作により指定された精算装置30に対して登録データを送信する。このとき送信される登録データは、1カゴ目と2カゴ目とに容れられていた商品が1取引分として登録された内容を有する。客は、1カゴ目と2カゴ目とに容れられていた商品に対応する精算を一回で済ませることができる。
このようにして、本変形例においても、先に精算装置30に送信した登録データに対応する取引と、商品の登録中の取引とを統合しようとする際に、登録中の取引において既に登録が行われた商品を取り消す操作と、取り消した商品を再度登録し直すという操作とを行う必要がなくなる。つまり、操作の簡易化が図られる。
なお、精算装置選択ダイアログボックスDB20におけるいずれの精算装置選択ボタンBT21に対する操作も行われず、キャンセルボタンBT22に対する操作が行われた場合、合算は行われることなく、店員は、合算ボタンBT2が操作される直前まで商品登録中であった取引についての商品の登録を再開することができる。
また、商品の取り消しについても、本変形例の合算に準じた操作によって行うことができる。つまり、商品登録中において、店員は、取消対象商品を登録する操作を行ったうえで、商品の取り消しを指示する操作(取消指示操作)を行う。取消指示操作は、例えば商品登録画面において配置される、商品の取り消しを指示する操作のために配置されたボタンに対する操作であればよい。
取消指示操作に応じて、登録装置20は、商品の取り消しの対象とされた登録データを精算処理の対象として記憶している精算装置30を選択するための精算装置選択ダイアログボックスを表示する。店員は、精算装置選択ダイアログボックスにおいて配置される精算装置選択ボタンのうちから、商品の取り消しの対象とされた登録データを精算処理の対象として記憶している精算装置30に対応する精算装置選択ボタンに対する操作を行う。
精算装置選択ボタンに対する操作に応じて、登録装置20は、操作された精算装置選択ボタンに対応する精算装置30から登録データを呼び戻す。登録装置20は、呼び戻された登録データから取消対象商品を取り消す取消処理を実行する。登録装置20は、取消処理により変更された登録データを精算装置30に送信する。
[第2変形例]
また、登録データを統合するにあたって店員が行う操作としては以下のような操作であってもよい。
図12は、本変形例に対応する商品登録画面と、商品登録画面上に表示される合算確認ダイアログボックスDB30の態様例を示している。同図の商品登録画面においては、図11において配置されていた合算ボタンBT2が省略されている。
合算確認ダイアログボックスDB30は、登録中の取引に応じた商品の合算を行うか否かの意思確認を店員に対して行うためのダイアログボックスである。
合算確認ダイアログボックスDB30においては、「合算する」ボタンBT31とキャンセルボタンBT32とが配置されている。「合算する」ボタンBT31は、合算を指示する場合に操作されるボタンである。キャンセルボタンBT32は、合算をキャンセルする場合に操作されるボタンである。
本変形例において、商品登録中の取引に対応する登録データを、精算装置30にて記憶されている登録データに統合(合算)したい場合、店員は、商品登録中の状態のまま(即ち、小計操作などを行わないまま)、商品登録中の取引に対応する登録データとの統合対象となる登録データを記憶する精算装置30を選択する操作を行う。具体的には、商品登録画面における精算装置選択ボタンBT1(BT1−1、BT1−2、BT1−3)のうちから、統合対象となる登録データを記憶する精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT1に対する操作を行う。
精算装置選択ボタンBT1に対する操作に応じて、登録装置20は、図12に示すように、商品登録画面上に重畳させるように合算確認ダイアログボックスDB30を表示させる。
合算確認ダイアログボックスDB30が表示された状態のもとで、店員は、このまま合算を行ってもよい場合には、「合算する」ボタンBT31に対する操作を行う。「合算する」ボタンBT31に対する操作が行われたことに応じて、登録装置20は、合算確認ダイアログボックスDB30の表示前に操作された精算装置選択ボタンBT1が対応する精算装置30から登録データを呼び戻す。登録装置20は、呼び戻された登録データに対して、商品登録中の登録データを追加するように統合する。つまり、登録装置20は、合算処理を行う。
合算処理を行った後、登録装置20は、精算装置選択ボタンBT1の操作が行われる直前まで商品登録中であった取引に応じた商品の登録操作の受け付けを再開し、登録された商品を、統合後の登録データに追加していく。そして、2カゴ目の商品の登録が完了すると、店員は精算装置指定操作を行う。登録装置20は、精算装置指定操作により指定された精算装置30に対して登録データを送信する。
このようにして、本変形例においても、登録中の取引において既に登録が行われた商品を取り消す操作と、取り消した商品を再度登録し直すという操作とを行う必要がなくなり、操作の簡易化が図られる。
なお、キャンセルボタンBT32に対する操作が行われた場合、合算は行われることなく、店員は、精算装置選択ボタンBT1の操作が行われる直前まで商品登録中であった取引についての商品の登録を再開することができる。
また、商品の取り消しについても、本変形例の合算に準じた操作によって行うことができる。つまり、商品登録中において、店員は、取消対象商品を登録する操作を行う。そのうえで、店員は、精算装置選択ボタンBT1(BT1−1、BT1−2、BT1−3)のうちから、取消対象商品の取り消しが行われる登録データを記憶する精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT1に対する操作を行う。
精算装置選択ボタンBT1に対する操作が行われたことに応じて、登録装置20は、商品登録画面上に重畳させるように取消確認ダイアログボックスを表示させる。取消確認ダイアログボックスは、図12の合算確認ダイアログボックスDB30に準じて、取り消しを指示する取消実行ボタンと、キャンセルを指示するキャンセルボタンとが配置された態様であればよい。
取消実行ボタンが操作されると、登録装置20は、取消確認ダイアログボックスの表示前に操作された精算装置選択ボタンBT1に対応する精算装置30から登録データを呼び戻す。登録装置20は、呼び戻された登録データから取消対象商品を取り消す取消処理を実行する。登録装置20は、取消処理により変更された登録データを精算装置30に送信する。
[第3変形例]
なお、商品登録画面において、登録装置20にて最後に商品登録が完了しているが精算装置30での精算が完了していない取引(直前取引)に対応して、登録データを呼び戻すためのボタン(直前呼び戻しボタン)が配置されてもよい。店員は、訂正の申し出を受けた取引が、自分が操作する登録装置20に対応する直前取引であった場合、精算装置選択ダイアログボックスDB20から精算装置30を選択する操作を行うことなく、そのまま直前呼び戻しボタンを操作すればよい。直前呼び戻しボタンが操作されたことに応じて、登録装置20は、直前取引に対応する登録データを呼び戻して商品登録中の登録データと統合を行ってよい。
呼び戻しは、登録装置20から精算装置30に送信された登録データであって、精算装置30にて未処理の登録データが対象となる。このために、呼び戻しは、登録装置20にて最後に商品登録が完了した取引、即ち直前取引について行われることが多い。そこで、上記のように直前呼び戻しボタンを設け、直前取引に対応する登録データの呼び戻しを、1回のボタン操作で行えるようにすることで、呼び戻しの操作の効率化が図られる。
あるいは、例えば第1変形例における合算ボタンBT2(図11)に対する操作などにより登録データの合算が宣言されたことに応じて、直前取引に対応する登録データを商品登録中の取引に対応する登録データに対する合算対象としてよいか否かを店員に問い合わせるダイアログを表示してもよい。この場合、ダイアログに対して直前取引に対応する登録データを合算対象とすることを指定する操作(例えば、「はい」ボタンに対する操作)が行われれば、そのまま直前取引に対応する登録データを商品登録中の取引に対応する登録データに合算する処理が登録装置20により実行される。一方、ダイアログに対して直前取引に対応する登録データを合算対象としないことを指定する操作(例えば、「いいえ」ボタンに対する操作)が行われ他場合には、登録装置20において、例えば精算装置選択ダイアログボックスDB20などのように、合算対象の登録データを指定するための操作画面が表示されればよい。
[第4変形例]
本実施形態においては、取引単位で管理を行うために取引ごとに一意となる取引番号(取引識別子)が与えられる。そのうえで、統合される前の段階での商品登録中の取引は、精算装置30に送信済みの登録データに対応する取引とは異なる取引として管理されている。従って、統合される前の段階での商品登録中の取引には、精算装置30に送信済みの登録データに対応する取引とは異なる取引番号が付与されている。統合後の登録データについてどのように取引番号を設定すべきかについては、以下のようにいくつかの例を挙げることができる。
まず、統合前の2つの登録データのそれぞれに付与された取引番号のうちのいずれかを統合後の登録データの取引番号としてもよい。
また、統合前の2つの登録データのそれぞれに付与された取引番号とのいずれとも異なる新規の取引番号を生成し、生成した新規の取引番号を統合後の登録データに付与してもよい。
また、取引番号は、取引の特定のために精算装置30から発行される精算済みレシートに印刷される。取引番号を精算済みレシートに印刷するにあたっては、統合後の登録データに付与した取引番号のみを印刷してもよいし、統合前の2つの登録データのそれぞれに付与された取引番号も印刷してよい。
[第5変形例]
上記各実施形態及び変形例においては、商品登録中の取引に対応する登録データに対して、精算装置30に送信済みの登録データのうちの1つを統合する場合を例に挙げている。しかしながら、本実施形態においては、商品登録中の取引に対応する登録データに対して、精算装置30に送信済みの登録データのうちの複数を統合するようにしてもよい。
このような構成とすることで、以下のような例に対応できる。客が3つのカゴに買上商品を分けていた場合において、1カゴ目の商品に対応する登録データと、2カゴ目の商品に対応する登録データとを、それぞれ個別の取引として精算装置30に送信した。そして、3カゴ目の商品のうちの一部商品を登録した段階で、3つのカゴの商品が同じ取引に対応することに気付いた。本変形例の構成であれば、このような場合に、1カゴ目から3カゴ目までのそれぞれに対応する登録データを統合して1つの取引にまとめることが可能になる。
[第6変形例]
なお、上記各実施形態において、複数の精算装置30のうちから精算処理を実行させる精算装置30を指定する態様としては、精算処理を実行させる精算装置30を、店員が登録装置20にて指定する態様(第1の指定態様)と、客に手渡しされる精算利用レシートを登録装置20から発行させ、店員から手渡しされた精算利用レシートを、客が1つの精算装置30に読み取らせる態様(第2の指定態様)とを挙げている。しかながら、精算装置30を指定する態様としては、上記の態様に限定されない。例えば、以下のように精算装置30を指定する態様であってもよい。
1つの態様として、商品登録の完了に応じて店員用表示部205に表示された送信ボタンに対して行われた操作に応じて(あるいは商品登録の完了を宣言するような操作であってもよい)、登録装置20が、例えば精算装置30に状態の問合せを行って精算処理が可能な(例えば、障害が発生しておらず、使用中でもない)精算装置30を認識し、使用中でない精算装置30のうちから所定の規則(例えば精算装置番号順)に従って、1つの精算装置30を決定する。そして、登録装置20は、決定した精算装置30に精算情報を送信して精算処理の実行を指示する。
また、もう1つの態様として、予め精算装置30について精算処理の優先順位を設定しておくようにする。そのうえで、商品登録の完了に応じて、店員用表示部205に精算装置30への精算情報の送信を指示する送信ボタンの操作が有効となるように表示する。送信ボタンが操作されたことに応じて、登録装置20は、設定された優先順位に従った順で精算装置30の精算処理が可能であるか否かを確認し、精算処理が可能であることが確認されなければ、優先順位が次の精算装置30について確認するようにする。そのうえで、登録装置20は、最初に精算処理が可能であることが確認された精算装置30に精算情報を送信して精算処理の実行を指示する。
<実施形態の総括>
以上説明したように、本実施形態の一態様は、商品の登録が行われる登録装置20と、登録装置20により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置30とを備えるPOSシステム1(商品販売データ処理システムの一例)であって、登録装置20から出力され精算装置30にて記憶されている登録データを、登録装置20に呼び戻させる呼び戻し手段と、呼び戻された第1の登録データと、登録装置20にて商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段とを備える。
上記構成によれば、精算装置30から登録装置20に登録データが呼び戻されたことに応じて、呼び戻された登録データ(第1の登録データ)と、登録装置20にて商品登録中の取引に対応する登録データ(第2の登録データ)とを統合して1つの登録データにまとめることが可能になる。つまり、本実施形態においては、登録装置20にて商品登録中であった取引に対応する登録データを一旦取り消し、呼び戻した登録データに対して、再度、取り消した登録データに対応する商品の登録を行う必要がない。これにより、登録装置にて商品登録中の取引に対応する登録データと精算装置から登録装置に呼び戻した登録データとを統合する際の操作が簡易になる。
また、本実施形態の一態様は、上記のPOSシステム1であって、登録データ統合手段は、第1の登録データと第2の登録データとを統合するか否かの指定として、統合しないことが指定された場合、呼び戻し手段による第1の登録データの呼び戻しを禁止する。
上記構成によれば、統合しないことが指定された場合には、登録データの呼び戻しが無駄に行われないこととなり、処理負荷が軽減される。
また、本実施形態の一態様は、上記のPOSシステム1であって、登録データ統合手段は、第1の登録データと第2の登録データとを統合して得られた統合後の登録データに対して、統合後に登録された商品に関するデータを追加する。
上記構成によれば、呼び戻された登録データと、商品登録中の取引に対応する登録データとを統合した後において、商品登録の操作を行えば、登録された商品に関するデータが統合後の登録データに追加されていく。即ち、商品登録中であった取引を、登録データが統合された状態から引き続き行っていくことが可能となり、店員は、効率的に商品登録の作業を進めていくことができる。
本実施形態の一態様は、登録された商品に関する登録データを、登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置30に出力する登録データ出力手段と、精算装置30にて記憶されている登録データを、自装置に呼び戻させる呼び戻し手段と、呼び戻された第1の登録データと、商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段とを備える登録装置20である。
本実施形態の一態様は、商品の登録が行われる登録装置20として第1コンピュータを機能させ、登録装置20により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置30として第2コンピュータを機能させる、POSシステム1のプログラムであって、前記第1コンピュータを、登録装置20から出力され精算装置30にて記憶されている登録データを、登録装置20に呼び戻させる制御を行う呼び戻し手段、呼び戻された第1の登録データと、登録装置20にて商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段として機能させ、第2コンピュータを、呼び戻し手段の制御に応じて、精算装置30にて記憶されている登録データを登録装置20に出力する登録データ出力手段として機能させるためのプログラムである。
本実施形態の一態様は、商品の登録が行われる登録装置20としてのコンピュータを、登録された商品に関する登録データを、登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置30に出力する登録データ出力手段、精算装置30にて記憶されている登録データを、自装置に呼び戻させる呼び戻し手段、呼び戻された第1の登録データと、商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段として機能させるためのプログラムである。
なお、上述の登録装置20または精算装置30としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の登録装置20または精算装置30としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 POSシステム、10 管理装置、11 LAN、20(20−1、20−2) 登録装置、30(30−1〜30−3) 精算装置、201 CPU、202 記憶部、203 RAM、204 スキャナ部、205 店員用表示部、205a 客用表示部、206 操作部、207 通信部、208 ブザー、209 印刷部、210 カードリーダ、301 CPU、302 記憶部、303 RAM、304 スキャナ部、305 表示部、306 操作部、307 通信部、308 ブザー、309 印刷部、310 決済部、311 サインポール、312 人感知センサ、313 カードリーダ

Claims (6)

  1. 商品の登録が行われる登録装置と、前記登録装置により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置とを備える商品販売データ処理システムにおいて、
    登録装置から出力され精算装置にて記憶されている登録データを、登録装置に呼び戻させる呼び戻し手段と、
    呼び戻された第1の登録データと、前記登録装置にて商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段と
    を備える商品販売データ処理システム。
  2. 前記登録データ統合手段は、
    前記第1の登録データと前記第2の登録データとを統合するか否かの指定として、統合しないことが指定された場合、前記呼び戻し手段による前記第1の登録データの呼び戻しを禁止する
    請求項1に記載の商品販売データ処理システム。
  3. 前記登録データ統合手段は、
    前記第1の登録データと前記第2の登録データとを統合して得られた統合後の登録データに対して、統合後に登録された商品に関するデータを追加する
    請求項1または2に記載の商品販売データ処理システム。
  4. 登録された商品に関する登録データを、前記登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置に出力する登録データ出力手段と、
    精算装置にて記憶されている登録データを、自装置に呼び戻させる呼び戻し手段と、
    呼び戻された第1の登録データと、商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段と
    を備える登録装置。
  5. 商品の登録が行われる登録装置として第1コンピュータを機能させ、前記登録装置により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置として第2コンピュータを機能させる、商品販売データ処理システムのプログラムであって、
    前記第1コンピュータを、
    登録装置から出力され精算装置にて記憶されている登録データを、登録装置に呼び戻させる制御を行う呼び戻し手段、
    呼び戻された第1の登録データと、前記登録装置にて商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段として機能させ、
    前記第2コンピュータを、
    前記呼び戻し手段の制御に応じて、前記精算装置にて記憶されている登録データを登録装置に出力する登録データ出力手段
    として機能させるためのプログラム。
  6. 商品の登録が行われる登録装置としてのコンピュータを、
    登録された商品に関する登録データを、前記登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置に出力する登録データ出力手段、
    精算装置にて記憶されている登録データを、自装置に呼び戻させる呼び戻し手段、
    呼び戻された第1の登録データと、商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段
    として機能させるためのプログラム。
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