JP6774342B2 - 圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置 - Google Patents

圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6774342B2
JP6774342B2 JP2017008411A JP2017008411A JP6774342B2 JP 6774342 B2 JP6774342 B2 JP 6774342B2 JP 2017008411 A JP2017008411 A JP 2017008411A JP 2017008411 A JP2017008411 A JP 2017008411A JP 6774342 B2 JP6774342 B2 JP 6774342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
tubular body
bag body
diameter side
double tubular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017008411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018115742A (ja
Inventor
山路 直樹
直樹 山路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ashimori Industry Co Ltd
Original Assignee
Ashimori Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ashimori Industry Co Ltd filed Critical Ashimori Industry Co Ltd
Priority to JP2017008411A priority Critical patent/JP6774342B2/ja
Publication of JP2018115742A publication Critical patent/JP2018115742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6774342B2 publication Critical patent/JP6774342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、腰部補助装置等の各種の補助装置を駆動させるのに用いる圧力式アクチュエーター及びこのような圧力式アクチュエーターを用いた腰部補助装置に関するものである。特に、空気等の気体の圧力を利用して作動用部材を移動させるようにした圧力式アクチュエーターにおいて、各種の補助装置等を駆動させるにあたり、小型であっても作動用部材を移動させる距離を大きくして、大きな力を得られるようにした点に特徴を有するものである。
近年、腰部補助装置等の各種の補助装置が開発されており、このような補助装置を駆動させるのに、例えば、特許文献1、2等に示されるように、モーター等の回転装置による回転をギア等に伝達させて駆動力を得るようにしたものや、特許文献3に示されるように、圧力式アクチュエーターを用いて駆動力を得るようにしたものが示されている。
ここで、特許文献3に示される圧力式アクチュエーターにおいては、同文献の段落[0041],[0042]、図4(A),(B)等に示されるように、インナーチューブICと、インナーチューブICを覆う網状の被覆体であるメッシュスリーブMSとを備えた膨張収縮体を用い、インナーチューブIC内に空気を供給して、インナーチューブICを膨張させ、メッシュスリーブMSにより圧力式アクチュエーターAC全体の長さを縮小させるようにしている。
しかし、このようにインナーチューブICを膨張させ、メッシュスリーブMSにより圧力式アクチュエーターAC全体の長さを縮小させる場合、これによって全体の長さを十分に調整することは非常に困難であり、広い範囲で長さの調整を行うためには、圧力式アクチュエーターACが大型化するという問題があった。
特開2015−221139号公報 特開2016−36902号公報 特開2013−75078号公報
本発明は、空気等の気体の圧力を利用して作動用部材を移動させるようにした圧力式アクチュエーターにおいて、各種の補助装置等を駆動させるにあたり、小型であっても作動用部材を移動させる距離を大きくして、且つ大きな力を得られるようにすることを課題とするものである。
本発明に係る第1の圧力式アクチュエーターにおいては、前記のような課題を解決するため、その一端を内部に折り返して、他端側から折り返しの部分に向かって拡がる内部空間を有する2重筒状体と、前記の2重筒状体の一端と他端とを連結してなる閉塞部に連結して外部へ延出した長尺状の作動用部材と、前記の2重筒状体の内部空間に連通した給排気手段と、を備えるようにした。
そして、前記の第1の圧力式アクチュエーターにおいては、前記の給排気手段により、前記の閉塞部によって閉塞された2重筒状体の内部空間に気体を給気させ、2重筒状体を膨らませる。2重筒状体の内部空間が他端側から折り返しの部分に向かって拡がっていることから、折り返しの部分が受ける圧力Pの受圧面積A1が他端側の受圧面積A2より大きく、作用する力の差(P×A1−P×A2)が生じることになる。この力の差によって折り返しの部分が内側から外側に反転して折り返しの部分(大径側の部分)が反転進行することになる。この折り返し部分の反転進行と同時に、2重筒状体の他端側(小径側の部分)において、2重筒状体の一端と他端とが連結された閉塞部が2重筒状体の外側から内側に反転して折り返し側へ移動を始める。また、閉塞部に取り付けられた作動用部材も閉塞部の移動に伴って、2重筒状体の折り返し側に移動することになる。
このように、折り返された部分を内側から外側に反転進行させると共に、2重筒状体の一端と他端とが連結された閉塞部を2重筒状体の外側から内側に反転して折り返し側へ移動させ、閉塞部に取り付けられた作動用部材を2重筒状体の反転進行に伴って折り返し側に移動させるようにすると、前記の作動用部材の移動量が、2重筒状体が反転されながら折り返し側に移動される移動量の約2倍になり、圧力式アクチュエーターが小型であっても作動用部材を移動させる距離を大きくすることができる。
ここで、前記の第1の圧力式アクチュエーターにおいては、前記の2重筒状体の外周面が、前記の2重筒状体の他端側から折り返しの部分に向けて径が拡大するテーパー状に形成されていることが好ましい。このようにすると、テーパー状によって反転進行が適切に導かれ、折り返された大径側の部分が外側に反転されながら折り返し側の前方へ進行されると共に、小径側の部分が大径側の部分と逆の外側から内側に反転されながら大径側の部分と同方向に移動されるようになる。
また、前記の第1の圧力式アクチュエーターにおいては、前記の2重筒状体の一端に小径部分を形成し、その小径部分と他端とを連結して閉塞部を形成することが好ましい。このようにすると、2重筒状体の一端と他端の連結する箇所をコンパクトに製造しやすくなり、反転時において閉塞部分が2重筒状体の内部に引っ掛かって反転進行を阻害することが抑制されて、2重筒状体の反転が安定して行われるようになる。
また、本発明に係る第2の圧力式アクチュエーターにおいては、前記のような課題を解決するため、剛性を有する筒体と、この筒体内の一端側に固定されて筒体の長さ方向に沿った貫通部を有する第1袋体と、この第1袋体に連通されて給排気を行う第1給排気手段と、前記の筒体内の他端側に固定された第2袋体と、この第2袋体に連通されて給排気を行う第2給排気手段と、前記の剛性を有する筒体の一端側から前記の第1袋体の貫通部を挿通し、且つ第1袋体の貫通部に固定されると共に、前記の貫通部を挿通して第2袋体に導かれた端部が第2袋体に固定された剛性を有する作動用部材と、を備えるようにした。
そして、前記の第2の圧力式アクチュエーターにおいて、前記の第1給排気手段により第1袋体の内部に気体を給気させて第1袋体を膨張させる一方、前記の第2給排気手段により第2袋体の内部における気体を排気させて第2袋体を膨張状態から収縮するようにすると、第2袋体の収縮が起点となって、前記の筒体内において、第2袋体が内部に向けて変形して、第1袋体の貫通部に固定された作動用部材が第2袋体に向けて移動し、この移動に伴って前記の第1袋体が第2袋体に向けて膨張する。このとき前記の第1袋体から第2袋体と反対側に延出される作動用部材の長さが短くなる。
また、前記の第2の圧力式アクチュエーターにおいて、前記の第1給排気手段により第1袋体の内部における気体を排気させる一方、前記の第2給排気手段により第2袋体の内部に気体を給気させるようにすると、前記の筒体内において、前記の第2袋体が第1袋体に向けて膨張し、この第2袋体の膨張に伴い前記の作動用部材がその剛性によって第1袋体に向けて押し出され、第1袋体の貫通部に固定された作動用部材の移動により気体が排気された第1袋体が前記の筒体内から第2袋体と反対側に押し出されて、第1袋体の貫通部を通して第2袋体と反対側に延出される前記の作動用部材の長さが長くなる。
さらに、前記の第2の圧力式アクチュエーターにおいては、前記のように第1給排気手段により第1袋体の内部に気体を給気させる一方、第2給排気手段により第2袋体の内部における気体を排気させる動作と、第1給排気手段により第1袋体の内部における気体を排気させる一方、第2給排気手段により第2袋体の内部に気体を給気させる動作とを切り換えることにより、第1袋体から第2袋体と反対側に延出される作動用部材の長さを短くしたり、長くしたりすることが簡単に行えるようになる。
また、前記の第2の圧力式アクチュエーターにおいては、前記の第1袋体を、前記の第1の圧力式アクチュエーターにおける2重筒状体で構成した
本発明に係る腰部補助装置においては、前屈・起立動作を補助するのに前記のような第1又は第2の圧力式アクチュエーターを用いるようにした。
そして、本発明における前記の腰部補助装置においては、前記の圧力式アクチュエーターに人の背部に装着させる装着部を設けると共に、前記の作動用部材の後端に人の下半身に固定する固定部を設けるようにした。
そして、本発明における腰部補助装置において、前記の第1の圧力式アクチュエーターを用いた場合、前屈時には、前記の給排気手段を通して前記の2重筒状体の内部における気体を排気させ、前記の閉塞部分に取り付けられた作動用部材を2重筒状体の折り返しの部分の反対側に大きく突出させて、2重筒状体から延出される作動用部材の長さを長くする。一方、起立時には、前記の給排気手段を通して前記の2重筒状体の内部における気体を給気させ、閉塞部分に取り付けられた作動用部材を反転された小径側の部分から大径側の部分に向けて移動させて、2重筒状体から延出される作動用部材の長さを短くする。
また、本発明における腰部補助装置において、前記の第2の圧力式アクチュエーターを用いた場合、前屈時には、前記の第1給排気手段により第1袋体の内部における気体を排気させる一方、前記の第2給排気手段により第2袋体の内部に気体を給気させ、第2袋体を筒体内における第1袋体に向けて膨張させ、この第1袋体における貫通部を通して前記の作動用部材を、第1袋体内から大きく突出させて、筒体から延出される作動用部材の長さを長くする。一方、起立時には、前記の第1給排気手段により第1袋体の内部に気体を給気させる一方、前記の第2給排気手段により第2袋体の内部における気体を排気させ、前記の筒体内における第1袋体を第2袋体に向けて膨張させて、第1袋体の貫通部に挿通された作動用部材を第2袋体に向けて移動させて第2袋体を内部に向けて変形させ、筒体から延出される作動用部材の長さを短くする。
本発明に係る第1及び第2の圧力式アクチュエーターにおいては、前記のようにして作動用部材を移動させるようにしたため、圧力式アクチュエーターが小型であっても、作動用部材を移動させる距離を大きくすることができる。
この結果、本発明に係る圧力式アクチュエーターを前屈・起立動作を補助する腰部補助装置に用いると、小さな圧力式アクチュエーターであっても、作動用部材を移動させる距離を大きくして、大きな力を作用させることができるようになる。
さらに、前記の第2の圧力式アクチュエーターを用いると、前記のように第1袋体から第2袋体と反対側に延出される作動用部材の長さを短くしたり、長くしたりすることが簡単に行えるようになる。
本発明の第1の実施形態に係る第1の圧力式アクチュエーターを製造する状態を示し、(A)は小径側筒部と大径側筒部とが連結部を介して連結されると共に大径側筒部の端部に小径部分が形成された筒状体の概略断面説明図、(B)は大径側筒部を内方に折り返して前記の小径部分を小径側筒部内の端部に導き、大径側筒部の端部と小径側筒部内の端部とを閉塞させた2重筒状体の閉塞部分に、長尺状の作動用部材を外部に延出するように取り付けると共に、袋状体の内部に連通するように給排気手段を設けた状態を示した概略断面説明図である。 前記の第1の圧力式アクチュエーターにおいて、前記の給排気手段により前記の袋状体の内部に気体を給気させて前記の閉塞部分から外部に延出された長尺状の作動用部材を短くする状態を示し、(A)は給排気手段により袋状体の内部に気体を給気させ、袋状体を膨らませながら大径側筒部を外側に反転させる状態を示した概略断面説明図、(B)は(A)の状態からさらに給排気手段により袋状体の内部に気体を給気させ、大径側筒部を外側に反転させながら小径側筒部と反対の折り返し側に移動させると共に、小径側筒部を内側に反転させながら作動用部材が取り付けられた閉塞部分を大径側筒部側に移動させて膨らんだ袋状体内に導入させ、袋状体から延出される作動用部材の長さを短くする状態を示した概略断面説明図、(C)は(B)の状態からさらに給排気手段により袋状体の内部に気体を給気させ、大径側筒部を外側に反転させながらさらに折り返し側に移動させると共に、小径側筒部を内側に反転させながら作動用部材が取り付けられた閉塞部分をさらに大径側筒部側に移動させて膨らんだ袋状体内に導入させ、袋状体から延出される作動用部材の長さをさらに短くした状態を示した概略断面説明図である。 前記の第1の圧力式アクチュエーターの変更例を製造する状態を示し、(A)は小径側筒部と大径側筒部とが連結部を介して連結されると共に大径側筒部の端部に小径部分が形成された筒状体において、小径側筒部を連結部に向けて径が拡大するように形成すると共に、大径側筒部を連結部から離れる方向に向けて径が拡大するように形成した筒状体の概略断面説明図、(B)は前記の第1の圧力式アクチュエーターと同様に、大径側筒部を内方に折り返して前記の小径部分を小径側筒部内の端部に導き、大径側筒部の端部と小径側筒部内の端部とを閉塞させた2重筒状体の閉塞部分に、長尺状の作動用部材を外部に延出するように取り付けると共に、袋状体の内部に連通するように給排気手段を設けた状態を示した概略断面説明図である。 前記の第1の圧力式アクチュエーターの変更例において、前記の給排気手段により前記の袋状体の内部に気体を給気させて前記の閉塞部分から外部に延出された長尺状の作動用部材を短くする状態を示し、前記の給排気手段により前記の袋状体の内部に気体を給気させて前記の閉塞部分から外部に延出された長尺状の作動用部材を短くする状態を示し、(A)は給排気手段により袋状体の内部に気体を給気させ、袋状体を膨らませながら大径側筒部を外側に反転させる状態を示した概略断面説明図、(B)は(A)の状態からさらに給排気手段により袋状体の内部に気体を給気させ、大径側筒部を外側に反転させながら小径側筒部と反対の折り返し側に移動させると共に、小径側筒部を内側に反転させながら作動用部材が取り付けられた閉塞部分を大径側筒部側に移動させて膨らんだ袋状体内に導入させ、袋状体から延出される作動用部材の長さを短くする状態を示した概略断面説明図、(C)は(B)の状態からさらに給排気手段により袋状体の内部に気体を給気させ、大径側筒部を外側に反転させながらさらに折り返し側に移動させると共に、小径側筒部を内側に反転させながら作動用部材が取り付けられた閉塞部分をさらに大径側筒部側に移動させて膨らんだ袋状体内に導入させ、袋状体から延出される作動用部材の長さをさらに短くした状態を示した概略断面説明図である。 前記の第1の圧力式アクチュエーターを背部に装着させた腰部補助装置において、給排気手段を通して袋状体の内部における気体を排気させ、袋状体から延出される作動用部材の長さを長くし、前屈した状態から荷物を持ち上げる状態を示した概略斜視図である。 前記の第1の圧力式アクチュエーターを背部に装着させた腰部補助装置において、給排気手段を通して袋状体の内部における気体を給気させ、袋状体から延出される作動用部材の長さを短くして、前屈した状態から荷物を持ち上げて起立する状態を示した概略斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る圧力式アクチュエーターにおいて、作動用部材を移動させる状態を示し、(A)は第1給排気手段により筒体内に設けられた第1袋体の内部に気体を給気させる一方、第2給排気手段により筒体内に設けられた第2袋体の内部における気体を排気させて、第1袋体から第2袋体と反対側に延出される作動用部材の長さを短くした状態を示した概略断面説明図、(B)は第1給排気手段により前記の第1袋体の内部における気体を排気させる一方、第2給排気手段により前記の第2袋体の内部に気体を給気させて、第1袋体から第2袋体と反対側に延出される作動用部材の長さを短くした状態を示した概略断面説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施できるものである。
[第1の実施形態]
第1の実施形態における第1の圧力式アクチュエーター10においては、図1(A)に示すように、一定の径が小さい小径側筒部11aと、一定の径が大きい大径側筒部11bとが、小径側筒部11aから大径側筒部11bに向かってテーパー状に径が拡大した連結部11cを介して連結されると共に、前記の大径側筒部11bの端部に前記の小径側筒部11a内に挿入可能な小径部分11dが形成された筒状体A1を用いるようにした。
そして、この第1の圧力式アクチュエーター10においては、前記のような筒状体A1を用い、図1(B)に示すように、前記の大径側筒部11bを内方に折り返して、大径側筒部11bの端部における小径部分11dを小径側筒部11a内の端部に導いた状態で、大径側筒部の小径部分11dと小径側筒部11aの端部とを閉塞させるようにして2重筒状体11を作成すると共に、前記のように閉塞させた部分から外部に延出するように長尺状の作動用部材12を取り付け、さらに前記のテーパー状になった連結部11cに、前記の2重筒状体11の内部に対して気体の給気と排気とを行う気体案内管(給排気手段)13を取り付けている。
ここで、前記の第1の圧力式アクチュエーター10において、図2(A)に示すように、前記の気体案内管13を通して前記の2重になった2重筒状体11の内部に気体を給気させると、給気された気体により2重筒状体11内が膨張すると共に、前記のように内方に折り返された状態にある大径側筒部11bが外側に反転されるようになる。なお、この状態では、大径側筒部の小径部分11dと小径側筒部11aの端部とを閉塞させた部分が2重筒状体11の外部に位置し、このように閉塞された部分から長尺状の作動用部材12全体が外部に延出された状態になっている。
また、前記のようにして気体案内管13を通して前記の2重筒状体11の内部に気体を続けて給気させると、図2(B)に示すように、前記のように折り返された大径側筒部11bが膨張して反転されながら折り返し側に移動されると共に、前記の小径側筒部11aが大径側筒部11bと逆の内側に反転されながら大径側筒部11bと同方向に移動されて、前記の閉塞部分に取り付けられた作動用部材12が2重筒状体11の内部に導かれようになる。
そして、気体案内管13を通して前記の2重筒状体11の内部にさらに気体を続けて給気させると、図2(C)に示すように、折り返された大径側筒部11bが膨張して反転されながらさらに折り返し側に移動されると共に、前記の小径側筒部11aが大径側筒部11bと逆の内側に反転されながら、さらに大径側筒部11bと同方向に移動されて、前記の閉塞部分に取り付けられた作動用部材12が2重筒状体11の内部に大きく導かれるようになる。
このようにした場合、図2(A),(C)に示すように、作動用部材12が移動される量L2が、折り返された大径側筒部11bが移動される量L1の約2倍(L2=2×L1)になり、この第1の圧力式アクチュエーター10が小型であっても、作動用部材12を移動させる距離を大きくすることができる。
なお、前記の第1の圧力式アクチュエーター10では、一定の径が小さい小径側筒部11aと、一定の径が大きい大径側筒部11bとが、小径側筒部11aから大径側筒部11bに向かってテーパー状に径が拡大した連結部11cを介して連結されると共に、前記の大径側筒部11bの端部に前記の小径側筒部11a内に挿入可能な小径部分11dが形成された筒状体A1を用いるようにしたが、使用する筒状体の形状はこのようなものに限定されない。
例えば、図3(A)に示すように、前記の小径側筒部11aを、連結部11cに向けて径が拡大するように形成すると共に、前記の大径側筒部11bを連結部11cから離れる方向に向けて径が拡大するように形成し、それ以外は、前記の筒状体A1と同様に、小径側筒部11aから大径側筒部11bに向かってテーパー状に径が拡大した連結部11cによって小径側筒部11aと大径側筒部11bと連結させると共に、前記の大径側筒部11bの端部に前記の小径側筒部11a内に挿入可能な小径部分11dを形成した筒状体A2を用いるようにした。
そして、このような筒状体A2を用いた場合においても、図3(B)に示すように、前記の大径側筒部11bを内方に折り返して、大径側筒部11bの端部における小径部分11dを小径側筒部11a内の端部に導いた状態で、大径側筒部の小径部分11dと小径側筒部11aの端部とを閉塞させるようにして2重筒状体11を作成すると共に、前記のように閉塞させた部分から外部に延出するように長尺状の作動用部材12を取り付け、さらに前記のテーパー状になった連結部11cに、前記の2重筒状体11内部への気体の給気と排気とを行う気体案内管(給排気手段)13を取り付けて第1の圧力式アクチュエーター10を得るようにしている。
そして、前記の筒状体A2を用いた第1の圧力式アクチュエーター10においても、図4(A)〜(C)に示すように、前記の図2(A)〜(C)に示した第1の圧力式アクチュエーター10の場合と同様に、気体案内管13を通して2重になった2重筒状体11の内部に気体を給気させ、給気された気体により2重筒状体11内を膨張させると共に、前記のように内方に折り返された状態にある大径側筒部11bを外側に反転されながら折り返し側に移動させるようにし、さらに前記の小径側筒部11aを大径側筒部11bと逆の内側に反転されながら大径側筒部11bと同方向に移動させて、前記の閉塞部分に取り付けられた作動用部材12を2重筒状体11の内部に導くようにする。
ここで、前記の筒状体A2を用いた第1の圧力式アクチュエーター10においても、図2(A)〜(C)に示した第1の圧力式アクチュエーター10の場合と同様に、作動用部材12が移動される量L2が、折り返された大径側筒部11bが移動される量L1の約2倍(L2=2×L1)になり、前記の第1の圧力式アクチュエーター10同様に小型であっても、作動用部材12を移動させる距離を大きくすることができる。
また、前記のように小径側筒部11aを連結部11cに向けて径が拡大するように形成すると共に、大径側筒部11bを連結部11cから離れる方向に向けて径が拡大するように形成した筒状体A2を用いた場合、反転進行中、常に大径部の直径が小径部分の直径よりも大きい状態に保たれるので、折り返された大径側筒部11bがよりスムーズに外側に反転されながら折り返し側に移動されると共に、小径側筒部11aが大径側筒部11bと逆の内側に反転されながら適切に大径側筒部11bと同方向に移動されるようになり、反転時における屈曲が抑制されて、2重筒状体11の反転が安定して行われるようになる。
次に、前記のような第1の実施形態における第1の圧力式アクチュエーター10を前屈・起立動作を補助する腰部補助装置100に用いた実施形態を、図5及び図6に基づいて説明する。
ここで、この実施形態における腰部補助装置100においては、前記の第1の圧力式アクチュエーター10における大径側筒部11b側を覆うようにしてカバー部材101を取り付けるようにしている。
そして、この腰部補助装置100を人体Pの背部Paに装着させるにあたっては、前記のカバー部材101の上部側に人体Pの背部Paに装着させる装着部102を設けると共に、前記の第1の圧力式アクチュエーター10における作動用部材12の後端に、連結部材103を介して下半身に固定する脚装着用ベルト(固定部)104を設け、各脚装着用ベルト104をそれぞれ人体Pの脚部Pbに装着させるようにしている。
ここで、この実施形態における腰部補助装置100において、例えば、図5に示すような前屈姿勢になって荷物Wを持ち上げるような場合には、先ず、前記の気体案内管13を通して2重筒状体11の内部における気体をある程度排気させ、図2(A)等に示したように、2重筒状体11内から作動用部材12を導き出して、2重筒状体11から延出される作動用部材12の長さを長くする。
そして、図5に示すように前屈姿勢で荷物Wを保持した状態から、図6に示すように荷物Wを持ち上げて起立する場合には、前記の気体案内管13を通して2重筒状体11の内部に気体を給気し、前記の図2(C)等に示すように、前記の折り返された大径側筒部11bを反転させながら折り返し側に移動させると共に、前記の小径側筒部11aを大径側筒部11bと逆の内側に反転させながら大径側筒部11bと同方向に移動させ、前記の作動用部材12を2重筒状体11の内部に大きく導いて、2重筒状体11から延出される作動用部材12の長さを短くする。このようにすると、図6に示すように、この作動用部材12に連結部材103を介して取り付けられた脚装着用ベルト104が、前記の作動用部材12によって引き上げられて、荷物Wを持ち上げて起立する動作が簡単に行えるようになる。
なお、この実施形態における腰部補助装置100においては、前記のように小型であっても、作動用部材12を移動させて動作させる距離を大きくすることができる第1の圧力式アクチュエーター10を用いているため、この腰部補助装置100を簡単に小型化することができるようになる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態における第2の圧力式アクチュエーター20においては、図7(A),(B)に示すように、剛性を有する筒体21における一端側の内周側に、中央部に貫通部22aを有する第1袋体22を、接着剤等を用いた第1取付部22bによって取り付けると共に、前記の第1袋体22と反対側における筒体21の他端側の内周側に、袋状になった第2袋体23を、接着剤等を用いた第2取付部23aによって取り付けている。
そして、この第2の圧力式アクチュエーター20においては、前記の筒体21から突出された第1袋体22の部分に、この第1袋体22の内部への気体の給気と排気とを行う第1気体案内管(第1給排気手段)24を取り付ける一方、前記の第2袋体23の内部への気体の給気と排気とを行う第2気体案内管(第2給排気手段)25を、前記の筒体21に設けられた挿通孔21aを通して第2袋体23に取り付けるようにしている。なお、この第2の圧力式アクチュエーター20においては、第2気体案内管25を、筒体21に設けられた挿通孔21aを通して第2袋体23に取り付けるようにしたが、第2気体案内管25を第2袋体23に取り付ける方法等は特に限定されず、図示していないが、例えば、第2気体案内管25を、第1袋体22と反対側における第2袋体23の端部に取り付けるようにすることもできる。
また、この第2の圧力式アクチュエーター20においては、前記の第1袋体22の貫通部22a内に作動用部材26を、前記の第2袋体23の反対側から挿通させて、この作動用部材26を第1袋体の22の貫通部22aの一部に接着剤等を用いた第1固定部22cによって取り付けると共に、前記の貫通部22aを挿通して第2袋体23に導かれた作動用部材26の端部を、第1袋体22と対向する第2袋体23の端部に接着剤等を用いた第2固定部23bによって取り付けている。さらに、作動用部材26は少なくとも貫通部22aと第2固定部23bの間は剛性を有するものを用いている。図7上の貫通部22aより左には別途布地のベルト等を連結していることが好ましい。
そして、前記の第2の圧力式アクチュエーター20において、図7(A)に示すように、前記の第1気体案内管24を通して第1袋体22の内部に気体を給気させる一方、前記の第2気体案内管25を通して第2袋体23の内部における気体を排気させると、前記の筒体21内において、前記の第1袋体22が第2袋体23に向けて膨張して、第1袋体22の貫通部22aに挿通された作動用部材26が第2袋体に向けて移動し、この作動用部材26に押されて第2袋体23が内部に向けて変形するようになり、前記の第1袋体22から第2袋体23と反対側に延出される作動用部材26の長さが短くなる。
一方、前記の第2の圧力式アクチュエーター20において、図7(B)に示すように、前記の第1気体案内管24を通して第1袋体22の内部における気体を排気させる一方、前記の第2気体案内管25を通して第2袋体23の内部に気体を給気させると、前記の筒体21内において、前記の第2袋体23が第1袋体22に向けて膨張し、第1袋体22と対向する第2袋体23の端部に取り付けられた前記の作動用部材26が第1袋体22に向けて押されて、第1袋体22が前記の作動用部材26と一緒になって第2袋体23と反対側に押され、第1袋体22が筒体21内から第2袋体23と反対側に突出するように変形されて、第1袋体22の貫通部22aから第2袋体23と反対側に延出される作動用部材26の長さが長くなる。
このため、前記の第2の圧力式アクチュエーター20においては、前記のように第1気体案内管24を通して第1袋体22の内部に気体を給気させる一方、前記の第2気体案内管25を通して第2袋体23の内部における気体を排気させる動作と、第1気体案内管24を通して第1袋体22の内部における気体を排気させる一方、前記の第2気体案内管25を通して第2袋体23の内部に気体を給気させる動作とを切り換えることにより、第1袋体22から第2袋体23と反対側に延出される作動用部材26の長さを短くしたり、長くしたりすることが簡単に行えるようになる。
ここで、前記の第2の圧力式アクチュエーター20については図示していないが、前記の第1の圧力式アクチュエーター10と同様にして、前屈・起立動作を補助する腰部補助装置100として利用することができる。
また、前記の第2の圧力式アクチュエーター20において、図示していないが、前記の第1袋体22に、前記の第1の圧力式アクチュエーター10における2重筒状体11を用いるようにすることもできる。
10 :第1の圧力式アクチュエーター
11 :2重筒状体
11a :小径側筒部
11b :大径側筒部
11c :連結部
11d :小径部分
12 :作動用部材
13 :気体案内管(給排気手段)
20 :第2の圧力式アクチュエーター
21 :筒体
21a :挿通孔
22 :第1袋体
22a :貫通部
22b :第1取付部
22c :第1固定部
23 :第2袋体
23a :第2取付部
23b :第2固定部
24 :第1気体案内管(第1給排気手段)
25 :第2気体案内管(第2給排気手段)
26 :作動用部材
100 :腰部補助装置
101 :カバー部材
102 :装着部
103 :連結部材
104 :脚装着用ベルト(固定部)
A1,A2 :筒状体
P :人体
Pa :背部
Pb :脚部
W :荷物

Claims (8)

  1. その一端を内部に折り返して、他端側から折り返しの部分に向かって拡がる内部空間を有する2重筒状体と、前記の2重筒状体の一端と他端とを連結してなる閉塞部に連結して外部へ延出した長尺状の作動用部材と、前記の2重筒状体の内部空間に連通した給排気手段と、を備えたことを特徴とする圧力式アクチュエーター。
  2. 請求項1に記載の圧力式アクチュエーターにおいて、前記の2重筒状体の外周面が、前記の2重筒状体の他端側から折り返しの部分に向けて径が拡大するテーパー状に形成されていることを特徴とする圧力式アクチュエーター。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の圧力式アクチュエーターにおいて、前記の2重筒状体の一端に小径部分が形成されてなり、その小径部分と他端とを連結して閉塞部を形成することを特徴とする圧力式アクチュエーター。
  4. 剛性を有する筒体と、この筒体内の一端側に固定されて筒体の長さ方向に沿った貫通部を有する第1袋体と、この第1袋体に連通されて給排気を行う第1給排気手段と、前記の筒体内の他端側に固定された第2袋体と、この第2袋体に連通されて給排気を行う第2給排気手段と、前記の剛性を有する筒体の一端側から前記の第1袋体の貫通部を挿通し、且つ第1袋体の貫通部に固定されると共に、前記の貫通部を挿通して第2袋体に導かれた端部が第2袋体に固定された剛性を有する作動用部材と、を備え
    前記の第1袋体が、その一端を内部に折り返して、他端側から折り返しの部分に向かって拡がる内部空間を有し、前記の一端と他端とを連結してなる閉塞部を有する2重筒状体であることを特徴とする圧力式アクチュエーター。
  5. 請求項4に記載の圧力式アクチュエーターにおいて、前記の2重筒状体の外周面が、前記の2重筒状体の他端側から折り返しの部分に向けて径が拡大するテーパー状に形成されていることを特徴とする圧力式アクチュエーター。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の圧力式アクチュエーターにおいて、前記の2重筒状体の一端に小径部分が形成されてなり、その小径部分と他端とを連結して閉塞部を形成することを特徴とする圧力式アクチュエーター。
  7. 前屈・起立動作を補助する腰部補助装置において、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の圧力式アクチュエーターを用いたことを特徴とする腰部補助装置。
  8. 請求項7に記載の腰部補助装置において、前記の圧力式アクチュエーターに人の背部に装着させる装着部を設けると共に、前記の作動用部材の後端に人の下半身に固定する固定部を設けたことを特徴とする腰部補助装置。
JP2017008411A 2017-01-20 2017-01-20 圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置 Active JP6774342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017008411A JP6774342B2 (ja) 2017-01-20 2017-01-20 圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017008411A JP6774342B2 (ja) 2017-01-20 2017-01-20 圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018115742A JP2018115742A (ja) 2018-07-26
JP6774342B2 true JP6774342B2 (ja) 2020-10-21

Family

ID=62984001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017008411A Active JP6774342B2 (ja) 2017-01-20 2017-01-20 圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6774342B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52131075A (en) * 1976-04-28 1977-11-02 Yasunosuke Ishiguro Hydraulic cylinder means
JP3836259B2 (ja) * 1998-07-29 2006-10-25 芦森工業株式会社 エアバッグ装置
JP4138608B2 (ja) * 2003-08-26 2008-08-27 松下電器産業株式会社 弾性膨張収縮構造体
JP5152852B2 (ja) * 2007-06-07 2013-02-27 学校法人東京理科大学 腰部補助装置
CN102548514B (zh) * 2009-09-28 2014-07-30 学校法人东京理科大学 腰部辅助装置
JP6490455B2 (ja) * 2015-03-05 2019-03-27 ナブテスコ株式会社 筋力補助装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018115742A (ja) 2018-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9233017B2 (en) Lower back assistance apparatus
JP2007536977A5 (ja)
US7445625B2 (en) Internal telescopic guide for an inflatable air cushion
JP6548917B2 (ja) 筋力補助装置
FI4016240T3 (fi) Kannettavan mediasoittimen jatkopistoke
CA2450959A1 (en) Anastomotic device
CN104912883B (zh) 一种全自动伸缩杆
JP2010528785A5 (ja)
JP6774342B2 (ja) 圧力式アクチュエーター及び腰部補助装置
CN206462545U (zh) 全自动开收反折伞
CN108673471B (zh) 可穿戴柔性辅助操作臂
US20070283803A1 (en) Bellows arrangement
JP6842894B2 (ja) 圧力式アクチュエーター、圧力式アクチュエーターの製造方法及び腰部補助装置
CN113056352A (zh) 人体佩戴式动力辅助装置
WO2023086029A2 (en) Soft robotic modular and reconfigurable actuator
ITFI20120226A1 (it) Guida tubolare flessibile ed estensibile e suo procedimento produttivo
JP7054919B2 (ja) ストレッチ運動機
JP2003319986A (ja) 腕用エアマッサージ機
JP3707296B2 (ja) マッサージ機
WO2020008551A1 (ja) 衣料の上半身部
JP2009284924A (ja) 物体把持装置
KR102478624B1 (ko) 탄성에너지를 이용한 공압인공근육 유닛 및 그 작동방법
CN104161364A (zh) 全自动直骨伞开伞结构
WO2022195946A1 (ja) アシストスーツ
KR102040673B1 (ko) 다리 관절 보조장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200923

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6774342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250