JP6772923B2 - 照明制御装置および照明システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明制御装置および照明システムに関する。
従来、照明機器から出力される光の光出力特性を示す光出力特性曲線を設定する機能を有する調光操作卓が知られている。このような調光操作卓は、一つの照明機器に対して一つの光出力特性曲線を設定することができるように構成されている。
しかしながら、従来の技術では、一つの照明機器に対して一つの光出力特性曲線を設定するため、一つの照明機器から出力される光の光出力特性を変更する場合には、そのような照明機器に対して光出力特性曲線を再度設定する必要がある。このように、従来の技術は、一つの照明機器から出力される光の光出力特性を変更するには不便であることがある。
また、一つの照明機器に対して光出力特性曲線を再度設定する状況を確保することが困難である場合には、従来の技術では、一つの照明機器から出力される光の光出力特性を変更することが困難であることがある。
従って、従来の技術においては、一つの照明機器から出力される光を適切に制御することが困難であることがある。
"LICSTAR-IV TypeJ | 調光機器 | アートライティング|東芝エルティーエンジニアリング(株)"、[online]、[平成28年12月20日検索]、インターネット<http://www.lte.co.jp/art/catalogue/console/licstar4j.htm>
本発明が解決しようとする課題は、一つの照明機器から出力される光をより適切に制御することができる照明制御装置および照明システムを提供することである。
実施形態の一例に係る照明制御装置は、照明機器から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する設定部と;前記フェードイン制御用の光出力特性曲線および前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて前記照明機器から出力される光を制御する制御部と;を具備する。
実施形態の一例に係る照明制御装置および照明システムによれば、一つの照明機器から出力される光をより適切に制御することができる。
図1は、実施形態に係る照明システムの一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る照明システムの機能構成の一例を示す図である。 図3Aは、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線の一例を示す図である。 図3Bは、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線の一例を示す図である。 図3Cは、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線の一例を示す図である。 図3Dは、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線の一例を示す図である。 図3Eは、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線の一例を示す図である。 図3Fは、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線の一例を示す図である。 図3Gは、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線の一例を示す図である。 図3Hは、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線設定テーブルの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線設定テーブルの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る照明制御装置に記憶される光出力特性曲線設定テーブルの一例を示す図である。 図7Aは、実施形態に係る照明制御装置に表示される情報の一例を示す図である。 図7Bは、実施形態に係る照明制御装置に表示される情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る照明制御装置における設定処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る照明制御装置における光出力特性曲線の切り替え処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明制御装置および照明システムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する照明制御装置および照明システムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、照明制御装置および照明システムは、任意の照明機器の制御にも適用することができる。なお、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下の実施形態に係る照明制御装置100は、照明機器10,20(例えば、照明機器10−1〜10−n,ハロゲン照明機器20−1〜20−n)から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する設定部170と、フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて照明機器10,20から出力される光を制御する制御部150とを具備する。
また、以下の実施形態に係る照明制御装置100において、照明機器10,20は、複数の照明機器10,20を含み、設定部170は、複数の照明機器10,20の各々に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御装置100において、設定部170は、照明機器10,20に対する操作を受け付ける操作部140に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御装置100において、設定部170は、照明機器10,20の予め設定された照明態様ごとにフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御装置100は、フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定するための画面を表示する表示部130をさらに具備する。
また、以下の実施形態に係る照明制御装置100において、制御部150は、照明機器10,20から出力される光についてのフェードイン制御とフェードアウト制御との間の切り替えに応じてフェードイン制御用の光出力特性曲線とフェードアウト制御用の光出力特性曲線との間の切り替えを行い、フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて照明機器10,20から出力される光を制御する。
また、以下の実施形態に係る照明システム1は、照明制御装置100と、照明機器10,20とを具備する。
[実施形態]
(実施形態に係る照明システム1の構成)
以下、実施形態に係る照明システム1の一例を説明する。図1は、実施形態に係る照明システム1の一例を示す図である。実施形態に係る照明システム1は、複数の照明機器10−1〜10−n(nは自然数である)、複数のハロゲン照明機器20−1〜20−n(nは自然数である)、ノード30、調光器40、および照明制御装置100を含む。
複数の照明機器10−1〜10−nを区別する必要がない場合、複数の照明機器10−1〜10−nを「照明機器10」と総称することにする。また、複数のハロゲン照明機器20−1〜20−nを区別する必要がない場合、複数のハロゲン照明機器20−1〜20−nを「ハロゲン照明機器20」と総称することにする。照明システム1においては、照明機器10、ハロゲン照明機器20、ノード30、および調光器40の種類および数等を任意に設定することができる。
照明機器10は、照明システム1において、DMX規格に従った通信プロトコルまたはDMX規格を拡張したRDM(Remote Device Management)規格に従った通信プロトコルなどによって、ノード30および照明制御装置100と双方向通信が可能な照明機器である。通信方式は、これに限定されるものではなく、照明機器10を制御することができる任意の通信プロトコル(例えば、ESTA(Entertainment Services and Technology Association)によってイーサネット(登録商標)用の規格として開発されたACN(Architecture for Control Networks)またはsACN(streaming ACN))であってもよい。
照明機器10は、例えば、光源としてLED(発光ダイオード;Light-Emitting Diode)等の半導体発光素子を含む。照明機器10は、制御信号に従って、出力される光の明るさ、照明範囲、または色などを変化させる。それによって、照明機器10は、例えば、スタジオまたは舞台等のための照明の演出を行う。例えば、照明機器10は、スタジオまたは舞台の床または天井等の任意の空間に配置される。照明機器10は、例えば、スタジオまたは舞台において用いられるホリゾントライト、ダウンライト、スポットライト、またはフラッドライトであってもよい。
照明機器10は、赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)のような原色の光をそれぞれ個別に制御することで、出力される光の色を制御することができる。例えば、照明機器10は、出力される光の強度を百分率で示す調光率を原色ごとに示す調光信号を受け付けることで、各原色の光を調光信号が示す調光率で出力する。このように、照明機器10は、調光信号によって示す色の光を出力することができる。
ハロゲン照明機器20は、例えば、光源としてハロゲンランプを含む。例えば、ハロゲン照明機器20−1〜20−nは、それぞれ、カラーフィルターが設けられる。
ハロゲン照明機器20は、例えば、調光器40から出力される電力の位相変化に応じた強度の光を出力する。それによって、ハロゲン照明機器20は、例えば、スタジオまたは舞台等のための照明の演出を行う。例えば、ハロゲン照明機器20は、スタジオまたは舞台の床または天井等の任意の空間に配置される。ハロゲン照明機器20は、例えば、スタジオまたは舞台において用いられるホリゾントライト、ダウンライト、スポットライト、またはフラッドライトであってもよい。
ノード30は、照明制御装置100と照明機器10との間の通信を中継する装置である。ノード30は、例えば、DMXノードまたはRDMノードと称される装置によって実現される。ノード30は、例えば、イーサーネット(登録商標)またはLAN(Local Area Network)等の有線または無線のネットワークを介して、照明制御装置100と双方向通信可能な状態で接続される。一方、ノード30は、例えば、DMX規格またはRDM規格に従って通信プロトコルによって照明機器10と双方向通信可能な状態で接続される。
調光器40は、照明制御装置100から受け付けたDMX規格またはRDM規格の信号に従って、ハロゲン照明機器20から出力される光の強度を調整する装置である。調光器40は、例えば、調光盤によって実現される。例えば、調光器40は、照明制御装置100からのDMX規格またはRDM規格の信号によって示される調光率を再現するように、ハロゲン照明機器20に供給される電力の位相を変化させる。それによって、調光器40は、ハロゲン照明機器20の位相調光を行う。
照明制御装置100は、照明機器10またはハロゲン照明機器20と双方向性の制御情報を通信することが可能な装置である。照明制御装置100は、オペレータから照明機器10またはハロゲン照明機器20に対する操作指令を受け付けると、DMX規格に従った通信プロトコルまたはDMXを拡張したRDM規格に従った通信プロトコルによって、照明機器10またはハロゲン照明機器20を遠隔制御する。照明制御装置100は、例えば、プリセットフェーダ、クロスフェーダおよびサブマスタフェーダのようなフェーダおよびボタンなどを備えた調光卓または制御卓等によって実現される。
(照明制御処理の概要)
照明システム1においては、例えば、以下に説明する照明制御処理が実行される。例えば、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−n(より具体的には、調光器40から各ハロゲン照明機器20−1〜20−nに電力を供給する回路)には、操作対象としての装置を識別するための制御アドレスが付与されている。
照明制御装置100は、照明機器10およびハロゲン照明機器20に付与された制御アドレスを各々のフェーダに対応付けると共にフェーダに対応付けられた制御アドレスを記憶する。照明制御装置100は、オペレータがフェーダを操作すると、操作されたフェーダに対応付けられた制御アドレスおよび操作内容を示す制御情報を、イーサーネット等のネットワークを介して、ノード30または調光器40へ送信する。
ノード30は、制御情報を照明制御装置100から受信すると、受信した制御情報に含まれる操作内容を示す調光信号を生成し、生成した調光信号を照明機器10へと伝達する。照明機器10は、調光信号によって示される制御アドレスが自装置に付与された制御アドレスであるか否かを判定する。照明機器10は、調光信号によって示される制御アドレスが自装置に付与されたアドレスであると判定した場合は、調光信号によって示される操作内容に従って、自装置の照明態様を制御する。例えば、照明機器10は、調光信号がRGBの各色の調光率を示す場合は、調光信号によって示される調光率で各色の光を出力する。
調光器40は、制御情報を照明制御装置100から受信すると、制御情報に含まれる操作内容に従って、制御対象としてのハロゲン照明機器20へ供給する電力を制御する。例えば、調光器40は、制御情報に含まれる調光率で光を出力するように、ハロゲン照明機器20へ供給する電力を制御する。ハロゲン照明機器20は、制御情報に含まれる調光率で光を出力する。
(実施形態に係る照明制御装置100によって実行される処理の概要)
実施形態において、光出力特性曲線は、照明機器に対する操作を受け付ける操作部における操作内容(入力)に対する照明機器から出力される光の強度(出力)の関係を示す曲線である。実施形態において、フェードイン制御は、照明機器から出力される光の強度が最小値(例えば、「0」)から最大値(例えば、「512」)まで変化する経路上での照明機器から出力される光の強度の制御である。実施形態において、フェードアウト制御は、照明機器から出力される光の強度が最大値(例えば、「512」)から最小値(例えば、「0」)まで変化する経路上での照明機器から出力される光の強度の制御である。実施形態において、フェードイン制御用の光出力特性曲線は、フェードイン制御を実行する場合における光出力特性曲線である。実施形態において、フェードアウト制御用の光出力特性曲線は、フェードアウト制御を実行する場合における光出力特性曲線である。実施形態において、フェードイン制御用の光出力特性曲線上における照明機器から出力される光の強度の最小値および最大値は、それぞれ、フェードアウト制御用の光出力特性曲線上における照明機器から出力される光の強度の最小値および最大値と完全にまたは実質的に同一である。
従来の照明制御装置は、照明機器から出力される光についての光出力特性曲線を照明機器ごとに設定することが可能であるが、従来の照明制御装置は、一つの照明機器に対して一つの光出力特性曲線のみを設定するように構成されている。例えば、従来の照明制御装置は、フェードイン制御を実行する場合およびフェードアウト制御を実行する場合の両方に共通の光出力特性曲線を設定する。
よって、従来の照明制御装置は、一つの照明機器から出力される光の光出力特性を変更する場合には、その照明機器に対して光出力特性曲線を再度設定する必要がある。例えば、フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線に異なる光出力特性曲線を用いることが望まれることがある。この場合には、従来の照明制御装置は、フェードイン制御を実行する際にフェードイン制御用の光出力特性曲線を設定すると共に、フェードアウト制御を実行する際にフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定することになる。このように、従来の照明制御装置は、一つの照明機器から出力される光の光出力特性を変更するには不便であることがある。
また、従来の照明制御装置は、一つの照明機器に対して光出力特性曲線を再度設定する状況を確保することが困難であることがある。例えば、フェードイン制御とフェードアウト制御との間の切り替えのための時間間隔が不十分である場合には、従来の照明制御装置は、フェードイン制御用の光出力特性曲線とフェードアウト制御用の光出力特性曲線との間の切り替えを実行することが困難であることがある。すなわち、従来の照明制御装置は、フェードイン制御を実行する際にフェードイン制御用の光出力特性曲線を設定すると共にフェードアウト制御を実行する際にフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定することが困難であることがある。このように、従来の照明制御装置は、一つの照明機器から出力される光を適切に制御することが困難であることがある。
そこで、実施形態に係る照明制御装置100は、照明機器10,20から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定すると共に、フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて照明機器10,20から出力される光を制御するように構成される。
例えば、フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線に異なる光出力特性曲線を用いることが望まれる場合に、実施形態に係る照明制御装置100は、フェードイン制御およびフェードアウト制御を実行する前にフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を予め設定することができる。よって、例えば、フェードイン制御とフェードアウト制御との間の切り替えのための時間間隔に依らずに、フェードイン制御用の光出力特性曲線とフェードアウト制御用の光出力特性曲線との間の切り替えを実行することができる。結果として、実施形態に係る照明制御装置100は、一つの照明機器から出力される光をより適切に制御することができる。
(実施形態に係る各装置の機能構成)
次に、図2を用いて、実施形態に係る照明システム1の機能構成の一例を説明する。図2は、実施形態に係る照明システム1の機能構成の一例を示す図である。なお、図2は、照明システム1に含まれる照明機器10−1、ノード30、および照明制御装置100の機能構成の一例を示す。また、照明機器10−2〜10−nの機能構成は、照明機器10−1と同様の機能構成であるため、その説明を省略することにする。
まず、照明機器10−1の機能構成を説明する。実施形態に係る照明機器10−1は、DMX規格またはRDM規格に従った制御情報から生成される調光信号によって制御される照明機器である。照明機器10−1は、記憶部11と、制御部12と、光源部13とを有する。
記憶部11は、照明機器10−1に含まれる不揮発性のメモリである。記憶部11には、照明機器10−1の照明機器情報が登録される。照明機器情報の一例は、製造会社名、機器型番、UID、制御アドレス、使用するチャンネル数のような情報を含む。
製造会社名は、照明機器10の製造会社名である。機器型番は、製造会社によって定められた照明機器10−1の型番である。UIDは、規格に従って定められた装置ごとの固有の番号であり、照明機器10−1に予め付与された12桁の16進数で表される情報である。制御アドレスは、データリンク上におけるアドレス、すなわち、照明制御装置100が照明機器10−1を制御する際に用いる制御アドレスである。チャンネル数は、照明機器10−1の制御に用いられる制御アドレスの数である。例えば、チャネル数「4」の照明機器10においては、強度(I)、赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)のそれぞれに対して個別の制御アドレスが設定されることで、強度、赤色、緑色、および青色のそれぞれが個別に制御される。
制御部12は、照明機器10−1による照明の制御を行う。例えば、ノード30は、照明制御装置100から制御情報を受信すると、受信した制御情報を調光信号に変換すると共に制御アドレスに対応する照明機器10−1に調光信号を出力する。制御部12は、ノード30から受信した調光信号に従って、光源部13を制御する。
光源部13は、照明機器10−1に含まれる光源である。光源部13は、制御部12による照明の制御に従って、強度、照明範囲、および色等を制御することが可能なLED等の半導体発光素子によって実現される。
次に、ノード30の構成を説明する。ノード30は、通信部31、制御部32、複数のポート33−1〜33−n(nは自然数である)を有する。複数のポート33−1〜33−nを区別する必要がない場合、複数のポート33−1〜33−nを「ポート33」と総称することにする。
通信部31は、照明制御装置100と情報の送受信を行う通信装置である。通信部31は、例えば、NIC(Network Interface Card)等の通信装置によって実現される。例えば、通信部31は、照明制御装置100から制御情報を受付けると、受付けた制御情報を制御部32へ出力する。例えば、通信部31は、制御部32によって照明機器10から収集された照明機器情報を照明制御装置100へ送信する。
制御部32は、制御情報に基づいて、照明機器10を制御する。例えば、制御部32は、ノード30に含まれる(図示しない)メモリ等にポート33に接続された照明機器10の制御アドレスを記憶する。制御部32は、制御情報として、各色の調光率と、制御対象としての照明機器10の制御アドレスとを受け付けた場合は、受け付けた制御アドレスによって示される照明機器10に接続されたポート33を特定する。制御部32は、受け付けた各色の調光率を示す調光信号を生成し、生成した調光信号を特定されたポート33から出力する。
制御部32は、DMX規格またはRDM規格に関する各種の制御処理を実現することができる。例えば、制御部32は、照明機器10から照明機器情報を収集し、収集した照明機器情報を照明制御装置100へ送信してもよい。例えば、制御部32は、照明制御装置100から照明機器10に設定する制御アドレスを受付けた場合は、受付けた制御アドレスを照明機器10に設定してもよい。
ポート33−1〜33−nは、それらを識別するためのポート番号が付与されたポートである。ポート33は、例えば、DMX規格またはRDM規格に従って照明機器10に対して信号の送受信をするための接続端子(コネクタ)である。
次に、照明制御装置100の機能構成を説明する。実施形態に係る照明制御装置100は、通信部110、記憶部120、表示部130、操作部140、制御部150、取得部160、および設定部170を含む。
通信部110は、ノード30を介して、照明機器10またはハロゲン照明機器20に対して情報の送受信を行う。通信部110は、例えば、NIC等の通信装置によって実現される。
記憶部120は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、またはRAM(Random Access Memory)等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部120は、プリセットデータ121、光出力特性曲線122、および光出力特性曲線設定テーブル123を記憶する。
プリセットデータ121は、予め設定された第1の照明態様〜第nの照明態様(nは自然数である)を再現するための照明機器10およびハロゲン照明機器20から出力される光の色および強度を示す情報を含む。例えば、プリセットデータ121は、照明機器10から出力される光の色および調光率の情報を含む。例えば、プリセットデータ121は、ハロゲン照明機器20から出力される光の強度(Intensity)Iの情報を含む。
光出力特性曲線122は、予め設定された光出力特性曲線の情報または設定部170によって設定された光出力特性曲線の情報を含む。光出力特性曲線の情報は、照明機器10またはハロゲン照明機器20に対する操作を受け付ける操作部における操作内容(入力)に対する照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光の強度(出力)の関係を示す曲線に関する情報である。より具体的には、光出力特性曲線の情報は、光出力特性曲線の番号および互いに関連付けられた入力および出力の情報を含む。光出力特性曲線の情報は、フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線のいずれかを示す情報を含むものであってもよい。
図3A、図3B、図3C、図3D、図3E、図3F、図3G、および図3Hは、実施形態に係る照明制御装置100に記憶される光出力特性曲線122の一例を示す図である。図3A、図3B、図3C、図3D、図3E、図3F、図3G、および図3Hにおいて、横軸および縦軸は、それぞれ、入力および出力を表す。
例えば、光出力特性曲線122は、図3Aに示すような入力に対する出力の関係(線形の関係)を示す光出力特性曲線1の情報を含むものであってもよい。図3Aに示す光出力特性曲線1においては、入力に対する出力の関係が、線形の関係である。例えば、光出力特性曲線122は、図3Bに示すような入力に対する出力の関係を示す光出力特性曲線2の情報を含むものであってもよい。図3Bに示す光出力特性曲線2においては、入力に対する出力の関係が、下に凸の関係である。例えば、光出力特性曲線122は、図3Cに示すような入力に対する出力の関係を示す光出力特性曲線3の情報を含むものであってもよい。図3Cに示す光出力特性曲線3においては、入力に対する出力の関係が、上に凸の関係である。
例えば、光出力特性曲線122は、図3Dに示すような入力に対する出力の関係を示す光出力特性曲線4の情報を含むものであってもよい。図3Dに示す光出力特性曲線4においては、入力に対する出力の関係が、低い入力において上に凸および高い入力において線形の関係である。例えば、図3Dに示す光出力特性曲線4は、ハロゲンランプのヒートアップ用の光出力特性曲線であってもよい。例えば、光出力特性曲線122は、図3Eに示すような入力に対する出力の関係を示す光出力特性曲線5の情報を含むものであってもよい。図3Eに示す光出力特性曲線5においては、入力に対する出力の関係が、低い入力および高い入力において線形および中間において上に凸の関係である。例えば、光出力特性曲線122は、図3Fに示すような入力に対する出力の関係を示す光出力特性曲線6の情報を含むものであってもよい。図3Fに示す光出力特性曲線6においては、入力に対する出力の関係が、低い入力および高い入力において線形および中間の入力において下に凸の関係である。
例えば、光出力特性曲線122は、図3Gに示すような入力に対する出力の関係を示す光出力特性曲線7の情報を含むものであってもよい。図3Gに示す光出力特性曲線7においては、入力に対する出力の関係が、低い入力において下に凸および高い入力において上に凸の関係である。例えば、光出力特性曲線122は、図3Hに示すような入力に対する出力の関係を示す光出力特性曲線8の情報を含むものであってもよい。図3Hに示す光出力特性曲線8においては、入力に対する出力の関係が、低い入力において上に凸および高い入力において下に凸の関係である。
光出力特性曲線設定テーブル123は、照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線の設定に関する設定の情報を含む。
例えば、光出力特性曲線設定テーブル123は、複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20の各々に対するフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線の設定の情報を含む。
図4は、実施形態に係る照明制御装置100に記憶される光出力特性曲線設定テーブル123の一例を示す図である。図4に示す光出力特性曲線設定テーブル123は、「照明機器」、「フェードイン制御用の光出力特性曲線」、および「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」の項目を有する情報を含む。図4に示す光出力特性曲線設定テーブル123において、「照明機器」、「フェードイン制御用の光出力特性曲線」、および「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」は、互いに関連付けられている。
「照明機器」は、照明制御装置100によって制御される照明機器10−1〜10−nまたはハロゲン照明機器20−1〜20−nを特定する情報である。「フェードイン制御用の光出力特性曲線」は、照明機器10−1〜10−nまたはハロゲン照明機器20−1〜20−nに対してフェードイン制御を実行する場合に用いられる照明機器10−1〜10−nまたはハロゲン照明機器20−1〜20−nの各々に対して適用される光出力特性曲線を特定する光出力特性曲線の番号である。「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」は、照明機器10−1〜10−nまたはハロゲン照明機器20−1〜20−nに対してフェードアウト制御を実行する場合に用いられる照明機器10−1〜10−nまたはハロゲン照明機器20−1〜20−nの各々に対して適用される光出力特性曲線を特定する光出力特性曲線の番号である。
図4に示す光出力特性曲線設定テーブル123において、例えば、照明機器10−1およびハロゲン照明機器20−1に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線としてそれぞれ図3Bに示すような光出力特性曲線2および図3Cに示すような光出力特性曲線3が設定されている。照明機器10−2〜10−nおよびハロゲン照明機器20−2〜20−nについても同様にフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線が設定されている。ただし、照明機器20−nに設定される光出力特性曲線9および10の図示を省略する。
例えば、光出力特性曲線設定テーブル123は、照明機器10またはハロゲン照明機器20に対する操作を受け付ける操作部140に対するフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線の設定の情報を含む。
図5は、実施形態に係る照明制御装置100に記憶される光出力特性曲線設定テーブル123の一例を示す図である。図5に示す光出力特性曲線設定テーブル123は、「フェーダ」、「フェードイン制御用の光出力特性曲線」、および「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」の項目を有する情報を含む。図5に示す光出力特性曲線設定テーブル123において、「フェーダ」、「フェードイン制御用の光出力特性曲線」、および「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」は、互いに関連付けられている。
「フェーダ」は、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対する操作を受け付ける操作部140に設けられたプリセットフェーダF1〜FnおよびクロスフェーダFcを特定する情報である。「フェードイン制御用の光出力特性曲線」は、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対してフェードイン制御を実行する場合に用いられるフェーダの各々に対して適用される光出力特性曲線を特定する光出力特性曲線の番号である。「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」は、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対してフェードアウト制御を実行する場合に用いられるフェーダの各々に対して適用される光出力特性曲線を特定する光出力特性曲線の番号である。
図5に示す光出力特性曲線設定テーブル123において、例えば、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nの第1の照明態様に対応するプリセットフェーダF1に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線としてそれぞれ図3Bに示すような光出力特性曲線2および図3Cに示すような光出力特性曲線3が設定されている。照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nの第2の照明態様〜第nの照明態様に対応するプリセットフェーダF2〜Fn、および、第1の照明態様〜第nの照明態様のうち二つの照明態様の間で切り替えを実行するクロスフェーダFcについても同様にフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線が設定されている。
例えば、光出力特性曲線設定テーブル123は、照明機器10またはハロゲン照明機器20の予め設定された照明態様ごとのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線の設定の情報を含む。
図6は、実施形態に係る照明制御装置100に記憶される光出力特性曲線設定テーブル123の一例を示す図である。図6に示す光出力特性曲線設定テーブル123は、「照明態様」、「フェードイン制御用の光出力特性曲線」、および「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」の項目を有する情報を含む。図6に示す光出力特性曲線設定テーブル123において、「照明態様」、「フェードイン制御用の光出力特性曲線」、および「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」は、互いに関連付けられている。
「照明態様」は、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対して予め設定された照明態様を特定する情報である。「フェードイン制御用の光出力特性曲線」は、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対してフェードイン制御を実行する場合に用いられる照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対して適用される光出力特性曲線を特定する光出力特性曲線の番号である。「フェードアウト制御用の光出力特性曲線」は、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対してフェードアウト制御を実行する場合に用いられる照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対して適用される光出力特性曲線を特定する光出力特性曲線の番号である。
図6に示す光出力特性曲線設定テーブル123において、例えば、予め設定されたシーン#1の照明態様において、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nに対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線としてそれぞれ図3Bに示すような光出力特性曲線2および図3Cに示すような光出力特性曲線3が設定されている。予め設定されたシーン#2〜の照明態様およびエフェクト#1〜の照明態様についても同様にフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線が設定されている。
表示部130は、制御部150による制御に従って、照明制御に関する各種の情報を画面に表示する。表示部130は、例えば、液晶ディスプレイ等によって実現される。例えば、表示部130は、取得された照明機器10に関する情報に基づいて、照明機器10に関する情報(例えば、照明機器10に設定された制御アドレス)および照明機器10が配置された状況を示す情報である照明機器10の配置情報を表示する。また、例えば、表示部130は、プリセットデータ121の内容、各プリセットフェーダおよび/またはクロスフェーダに設定された各照明態様の内容等を表示する。
例えば、表示部130は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についての光出力特性曲線の初期設定または変更を実行することで光出力特性曲線を定義するための画面を表示する。光出力特性曲線を定義するための画面は、例えば、オペレータの入力操作によって描かれるまたは部分的に編集される入力に対する出力の曲線を表示する画面であってもよい。
例えば、表示部130は、フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定するための画面を表示する。フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定するための画面は、例えば、オペレータが、フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線の設定の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20を選択すること、フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線のいずれを設定するかについて決定すること、およびフェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線としての光出力特性曲線を選択する(と共に編集する)ことが可能であるように構成された画面であってもよい。
図7Aおよび図7Bは、実施形態に係る照明制御装置100に表示される情報の一例を示す図である。図7Aおよび図7Bは、照明制御装置100に含まれる表示部130に表示される表示画面200を示す。図7Aおよび図7Bに示す表示画面200は、照明機器選択画面210、フェードイン/フェードアウト選択画面220、光出力特性曲線選択画面230、および光出力特性表示画面240を含む。図7Aおよび図7Bに示す光出力特性表示画面240において、横軸および縦軸は、それぞれ、入力および出力を表す。
照明機器選択画面210は、フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線の設定の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20を選択するための画面である。オペレータは、照明機器選択画面210において、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nなどおよびそれらのすべての中からフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線の設定の対象としての照明機器を選択することができる。図7Aおよび図7Bに示す例においては、照明機器10−1が選択されている。
フェードイン/フェードアウト選択画面220は、選択された照明機器10−1に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線のいずれを設定するかについて決定するための画面である。オペレータは、フェードイン/フェードアウト選択画面220において、選択された照明機器10−1に対して設定する光出力特性曲線として、フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線のいずれかを選択することができる。図7Aに示す例においては、フェードイン制御用の光出力特性曲線が選択されている。一方、図7Bに示す例においては、フェードアウト制御用の光出力特性曲線が選択されている。
光出力特性曲線選択画面230は、選択されたフェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線としての光出力特性曲線を選択するための画面である。オペレータは、光出力特性曲線選択画面230において、選択されたフェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線として、所望の光出力特性曲線の番号を選択することができる。図7Aに示す例においては、フェードイン制御用の光出力特性曲線として図3Bに示される光出力特性曲線2が選択されている。一方、図7Bに示す例においては、フェードアウト制御用の光出力特性曲線として図3Cに示される光出力特性曲線3が選択されている。
光出力特性表示画面240は、フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線としての選択された光出力特性曲線を表示する画面である。オペレータは、光出力特性表示画面240において、フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線としての選択された光出力特性曲線を確認することができる。図7Aに示す例においては、フェードイン制御用の光出力特性曲線として選択された図3Bに示される光出力特性曲線2が表示されている。一方、図7Bに示す例においては、フェードアウト制御用の光出力特性曲線として選択された図3Cに示される光出力特性曲線3が表示されている。
また、光出力特性表示画面240は、好ましくは、選択された光出力特性曲線を編集することが可能な画面である。例えば、オペレータは、オペレータの指または専用のスタイラスなどを用いて、選択された光出力特性曲線における点を指定および移動させることによって、選択された光出力特性曲線を編集することができる。あるいは、例えば、表示画面200は、選択された光出力特性曲線を編集するためのツールを表示する画面を含むものであってもよい。この場合には、オペレータは、選択された光出力特性曲線を編集するためのツールを用いることによって、選択された光出力特性曲線を編集することができる。
表示部130は、情報を表示(出力)するのみならず、入力装置としてのインターフェース機能を有するものであってもよい。例えば、表示部130がタッチパネルディスプレイによって実現される場合、表示部130は、入力操作を受け付けるインターフェースとしても機能する。
操作部140は、照明機器10またはハロゲン照明機器20に対するオペレータの操作を受付ける操作受付装置である。操作部140は、例えば、各種のフェーダおよび各種のボタンを有する。フェーダは、例えば、照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光の強度を変更する操作を受付けるスライダである。操作部140は、タッチパネル等によって実現されてもよい。
操作部140は、例えば、各種の照明態様(シーンまたはエフェクト)を再現するための複数のプリセットフェーダ(多段のプリセットフェーダ)F1〜Fn(nは自然数である)を有する。プリセットフェーダF1〜Fnは、それぞれ、予め設定された第1の照明態様〜第nの照明態様を再現するための照明機器10およびハロゲン照明機器20から出力される光の色および強度を示す情報を登録する。プリセットフェーダF1〜Fnは、それぞれ、予め設定された第1の照明態様〜第nの照明態様に対応する。プリセットフェーダF1〜Fnの各々は、照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nから出力される光の強度を変更する複数のフェーダを含む。例えば、プリセットフェーダFi(i=1〜n)は、予め設定された第iの照明態様シーンを再現するための照明機器10−1〜10−nおよびハロゲン照明機器20−1〜20−nから出力される光の色および強度を設定する。
操作部140は、例えば、照明態様の連続的な切り替えを行うクロスフェーダFcを有する。クロスフェーダFcは、例えば、第jの照明態様を実現するための情報および第kの照明態様を実現するための情報を対応付けて登録する(j,k=1〜nかつj≠k)。オペレータがクロスフェーダFcを操作した場合には、照明制御装置100は、操作内容に従った変化率で、第jの照明態様および第kの照明態様を変化させる。例えば、オペレータがクロスフェーダFcを一方の端から他方の端まで徐々に移動させた場合は、照明制御装置100は、第jの照明態様から第kの照明態様へ(または第kの照明態様から第jの照明態様へ)照明態様を徐々に変更させる。例えば、オペレータがクロスフェーダFcを一方の端から他方の端まで徐々に移動させた場合に、照明制御装置100は、(プリセットフェーダFjに対応する)第jの照明態様および(プリセットフェーダFkに対応する)第kの照明態様の一方を再現する照明機器10またはハロゲン照明装置20から出力される光の強度を増加させると共に、他方を再現する照明機器10またはハロゲン照明装置20から出力される光の強度を減少させる。
操作部140は、例えば、予め設定された第1の照明態様〜第nの照明態様の中から照明態様を選択するための複数のボタンB1〜Bn(nは自然数である)を有する。ボタンB1〜Bnは、それぞれ、プリセットフェーダF1〜Fnによって予め設定された第1の照明態様〜第nの照明態様に対応する。例えば、オペレータは、予め設定された第1の照明態様〜第nの照明態様の中から、クロスフェーダFcによって変化させる第jの照明態様および第kの照明態様を選択する場合に、ボタンBkおよびボタンBjを押下する。
制御部150は、照明機器10またはハロゲン照明機器20を制御する照明制御処理を実行する。例えば、制御部150は、オペレータによって照明機器10またはハロゲン照明機器20と対応付けられたフェーダが操作された場合には、照明機器10またはハロゲン照明機器20の制御アドレスおよび操作内容に応じた調光率を示す制御情報を生成し、生成した制御情報をノード30へ出力する。例えば、制御部150は、オペレータによってプリセットフェーダF1〜Fnにおける照明機器10またはハロゲン照明機器20と対応付けられたフェーダが操作された場合には、操作されたフェーダおよびフェーダの操作内容(照明機器10またはハロゲン照明機器20についてのフェードイン制御またはフェードアウト制御)に対応する光出力特性曲線(フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線)を特定し、特性された光出力特性曲線に従って照明機器10またはハロゲン照明機器20についてのフェーダの操作内容に対応する光の強度を特定し、特定した光の強度を示す信号を出力する。
制御部150は、オペレータによってクロスフェーダFcおよびボタンが操作された場合には、操作内容に従って、照明機器10またはハロゲン照明機器20の照明態様を変更することで照明態様の切り替えを行う。例えば、制御部150は、オペレータによってクロスフェーダFcが操作された場合には、クロスフェーダFcの操作内容(プリセットフェーダFjについてのフェードイン制御およびプリセットフェーダFkについてのフェードアウト制御)に対応する光出力特性曲線(フェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線)を特定し、特性された光出力特性曲線に従ってクロスフェーダFcの操作内容に対応する光の強度を特定し、特定した光の強度を示す信号を出力する。
例えば、制御部150は、光源部13を含む照明機器10に対し、光源部13を制御するための調光信号を出力する。それによって、制御部150は、光源部13から出力される光の色および強度を制御する。より具体的には、制御部150は、制御対象としての照明機器10の制御アドレスおよび調光率を示す制御情報を生成し、通信部110を介してノード30へ制御情報を送信する。その結果、制御部150は、照明機器10から出力される光の色および強度を変化させることができる。
取得部160は、オペレータからの入力操作を受け付けるインターフェース機能を有する。取得部160は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についての光出力特性曲線に関するオペレータの入力操作を受け付ける。例えば、取得部160は、タッチパネルによって実現される。取得部160は、オペレータの入力操作の内容に関する情報を設定部170へ送る。
例えば、取得部160は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についての光出力特性曲線を定義するためのオペレータの入力操作を受け付ける。例えば、取得部160は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についての光出力特性曲線の初期設定をするためのオペレータの入力操作を受け付ける。光出力特性曲線の初期設定をするためのオペレータの入力操作は、例えば、自由曲線として入力に対する出力の曲線を描く操作であってもよい。例えば、取得部160は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についての光出力特性曲線の変更を実行するためのオペレータの入力操作を受け付ける。光出力特性曲線の変更を実行するためのオペレータの入力操作は、例えば、入力に対する出力の曲線を部分的に編集する操作であってもよい。
例えば、取得部160は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定するためのオペレータの入力操作を受け付ける。フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定するためのオペレータの入力操作は、記憶部120に記憶された光出力特性曲線の中から所望の光出力特性曲線を選択する操作であってもよい。フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定するためのオペレータの入力操作は、オペレータによって選択された光出力特性曲線を編集する操作であってもよい。
設定部170は、取得部160から送られたオペレータの入力操作の内容に関する情報に基づいて、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についての光出力特性曲線に関する設定を実行する。
例えば、設定部170は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についての光出力特性曲線の初期設定または変更を実行することで光出力特性曲線を定義する。設定部170は、定義された光出力特性曲線を記憶部120における光出力特性曲線122として記憶する。
例えば、設定部170は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する。この場合には、制御部150は、設定されたフェードイン制御用の光出力特性曲線および設定されたフェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光を制御する。すなわち、制御部150は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20に対してフェードイン制御を実行する場合にフェードイン制御用の光出力特性曲線に基づいて照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光を制御する。また、制御部150は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20に対してフェードアウト制御を実行する場合にフェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光を制御する。よって、照明制御装置100は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光をより適切に制御することができる。
例えば、設定部170は、一つの照明機器10または一つのハロゲン照明機器20から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線として互いに異なる光出力特性曲線を設定する。それによって、照明制御装置100は、照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光によるより適切な照明を提供することができる。
例えば、設定部170は、複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20の各々に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する。それによって、照明制御装置100は、複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20の各々に応じたフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定することができる。その結果、照明制御装置100は、複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20から出力される光によるより適切な照明を提供することができる。
例えば、設定部170は、照明機器10またはハロゲン照明機器20に対する操作を受け付ける操作部140に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する。例えば、設定部170は、操作部140におけるフェーダに対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する。この場合には、照明制御装置100は、フェーダによって操作される複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20に対して共通のフェードイン制御用の光出力特性曲線および共通のフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定することができる。それによって、照明制御装置100は、複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20に対して個別にフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定することなく、複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20に対して一度にフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定することができる。その結果、照明制御装置100は、複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定する時間を低減することができる。
例えば、設定部170は、照明機器10またはハロゲン照明機器20の予め設定された照明態様(シーンまたはエフェクトなど)ごとにフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する。この場合には、照明制御装置100は、予め設定された照明態様において用いられる複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20に対して一度にフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定することができる。その結果、照明制御装置100は、予め設定された照明態様において、複数の照明機器10または複数のハロゲン照明機器20に対してフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定する時間を低減することができる。また、照明制御装置100は、予め設定された照明態様ごとにフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線として互いに異なる光出力特性曲線を設定することができる。その結果、照明制御装置100は、予め設定された照明態様ごとに、より適切な照明を提供することができる。
設定部170は、設定されたフェードイン制御用の光出力特性曲線および設定されたフェードアウト制御用の光出力特性曲線を記憶部120における光出力特性曲線設定テーブル123として記憶する。
(実施形態に係る設定処理)
次に、実施形態に係る照明制御装置100における設定処理を説明する。図8は、実施形態に係る照明制御装置100における設定処理の一例を示すフローチャートである。照明制御装置100において、光出力特性曲線122が記憶部120に予め記憶されているものとする。
ステップS101において、照明制御装置100は、プリセットデータ121を設定する。より具体的には、照明制御装置100における操作部140は、第1の照明態様〜第nの照明態様を再現するためのプリセットフェーダF1〜Fnに対するオペレータの操作を受け付ける。操作部140は、プリセットフェーダF1〜Fnに対するオペレータの操作に応じて、制御の対象としての照明機器10およびハロゲン照明機器20から出力される光の色および強度を設定する。操作部140は、制御の対象としての照明機器10およびハロゲン照明機器20から出力される光の色および強度を、記憶部120にプリセットデータ121として記憶する。
ステップS102において、照明制御装置100は、フェードイン制御用の光出力特性曲線を設定する。より具体的には、照明制御装置100における取得部160は、記憶部120に予め記憶された光出力特性曲線122の情報を読み出すと共に表示部130に表示する。取得部160は、制御の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20に対するフェードイン制御用の光出力特性曲線として、オペレータによって光出力特性曲線122から選択された(及び編集された)光出力特性曲線の情報を取得する。照明制御装置100における設定部170は、取得部160によって取得された光出力特性曲線の情報に基づいて、オペレータによって選択された(及び編集された)光出力特性曲線を、フェードイン制御用の光出力特性曲線として設定する。設定部170は、オペレータによって選択された(及び編集された)光出力特性曲線を、制御の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20に対するフェードイン制御用の光出力特性曲線として、記憶部120における光出力特性曲線設定テーブル123に記憶する。
ステップS103において、照明制御装置100は、フェードアウト制御用の光出力特性曲線を設定する。より具体的には、照明制御装置100における取得部160は、記憶部120に予め記憶された光出力特性曲線122の情報を読み出すと共に表示部130に表示する。取得部160は、制御の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20に対するフェードアウト制御用の光出力特性曲線として、オペレータによって光出力特性曲線122から選択された(及び編集された)光出力特性曲線の情報を取得する。照明制御装置100における設定部170は、取得部160によって取得された光出力特性曲線の情報に基づいて、オペレータによって選択された(及び編集された)光出力特性曲線を、フェードアウト制御用の光出力特性曲線として設定する。設定部170は、オペレータによって選択された(及び編集された)光出力特性曲線を、制御の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20に対するフェードアウト制御用の光出力特性曲線として、記憶部120における光出力特性曲線設定テーブル123に記憶する。
照明制御装置100における設定処理において、ステップS101、ステップS102、およびステップS103の順序を自由に変更することができる。例えば、ステップS102およびステップS103の後にステップS101を実行してもよい。
(実施形態に係る光出力特性曲線の切り替え処理)
次に、実施形態に係る照明制御装置100における光出力特性曲線の切り替え処理を説明する。図9は、実施形態に係る照明制御装置100における光出力特性曲線の切り替え処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201において、照明制御装置100は、照明機器10またはハロゲン照明機器20に対する操作を受け付ける。具体的には、照明制御装置100における操作部140は、操作部140に対するオペレータの操作の内容を受け付けると共に制御部150へ送る。
ステップS202において、照明制御装置100は、操作がフェードイン制御とフェードアウト制御との間の切り替えであるか否かについて判定する。具体的には、照明制御装置100における制御部150は、操作部140に対するオペレータの操作の内容が、操作部140におけるフェーダに対するオペレータの操作の方向の変更であるか否かについて判定する。
ステップS202において、照明制御装置100が、操作がフェードイン制御とフェードアウト制御との間の切り替えであると判定する場合(ステップS202,Yes)には、照明制御装置100の処理は、ステップS203へ進む。一方、ステップS202において、照明制御装置100が、操作がフェードイン制御とフェードアウト制御との間の切り替えではないと判定する場合(ステップS202,No)には、照明制御装置100の処理は、ステップS206へ進む。
ステップS203において、照明制御装置100は、操作がフェードアウト制御からフェードイン制御への切り替えであるか否かについて判定する。具体的には、照明制御装置100における制御部150は、操作部140におけるフェーダに対するオペレータの操作の方向の変更が、照明機器から出力される光の強度の最小値(例えば、「0」)を通じた変更であるか否かについて判定する。
ステップS203において、照明制御装置100が、操作がフェードアウト制御からフェードイン制御への切り替えであると判定する場合(ステップS203,Yes)には、照明制御装置100の処理は、ステップS204へ進む。一方、ステップS203において、照明制御装置100が、操作がフェードアウト制御からフェードイン制御への切り替えではないと判定する場合(ステップS203,No)には、照明制御装置100の処理は、ステップS205へ進む。
ステップS204において、照明制御装置100は、フェードイン制御用の光出力特性曲線を取得する。具体的には、照明制御装置100における制御部150は、記憶部120に記憶された光出力特性曲線設定テーブル123の情報から、操作の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20に対するフェードイン制御用の光出力特性曲線を取得する。
ステップS205において、照明制御装置100は、フェードアウト制御用の光出力特性曲線を取得する。具体的には、照明制御装置100における制御部150は、記憶部120に記憶された光出力特性曲線設定テーブル123の情報から、操作の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20に対するフェードアウト制御用の光出力特性曲線を取得する。
ステップS206において、照明制御装置100は、光出力特性曲線に基づいて照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光を制御する。具体的には、照明制御装置100における制御部150は、ステップS204において取得されたフェードイン制御用の光出力特性曲線またはステップS205において取得されたフェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて、操作の対象としての照明機器10またはハロゲン照明機器20から光出される光の色および強度などを制御する。
上述した照明制御装置100の処理においては、ステップS203において、照明制御装置100が、操作がフェードアウト制御からフェードイン制御への切り替えであるか否かについて判定するが、照明制御装置100が、操作がフェードイン制御からフェードアウト制御への切り替えであるか否かについて判定するようにしてもよい。具体的には、照明制御装置100における制御部150は、操作部140におけるフェーダに対するオペレータの操作の方向の変更が、照明機器から出力される光の強度の最大値(例えば、「512」)を通じた変更であるか否かについて判定する。照明制御装置100が、操作がフェードイン制御からフェードアウト制御への切り替えであると判定する場合には、照明制御装置100の処理は、ステップS205へ進む。一方、照明制御装置100が、操作がフェードイン制御からフェードアウト制御への切り替えではないと判定する場合には、照明制御装置100の処理は、ステップS204へ進む。
このように、制御部150は、照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光についてのフェードイン制御とフェードアウト制御との間の切り替えに応じてフェードイン制御用の光出力特性曲線とフェードアウト制御用の光出力特性曲線との間の切り替えを行い、フェードイン制御用の光出力特性曲線またはフェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光を制御する。
すなわち、制御部150は、照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光の強度の最小値または最大値を通じた変更に応じてフェードイン制御用の光出力特性曲線とフェードアウト制御用の光出力特性曲線との間の切り替えを行う。言い換えれば、照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光の強度が変化する場合であっても、制御部150は、照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光の強度の最小値または最大値を通じた変更無しに、フェードイン制御用の光出力特性曲線とフェードアウト制御用の光出力特性曲線との間の切り替えを行うことはない。
よって、フェードイン制御用の光出力特性曲線上における照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光の強度の最小値および最大値が、それぞれ、フェードアウト制御用の光出力特性曲線上における照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光の強度の最小値および最大値と完全にまたは実質的に同一である場合には、照明機器10またはハロゲン照明機器20から出力される光の強度の不自然な変化を予防する(自然な変化を提供する)ことができる。
上述した実施形態において、光出力特性曲線122、光出力特性曲線設定テーブル123、取得部160および設定部170は、照明制御装置100に設けられるが、光出力特性曲線122、光出力特性曲線設定テーブル123、取得部160および設定部170は、ノード30または調光器40に設けられてもよい。
上述した照明制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)とRAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、またはフラッシュメモリなどを含むコンピュータが、所定の記録媒体に登録された制御プログラムを読み取り、読み取った制御プログラムを実行することによって、実現されてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。また、これらの実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
1 照明システム
10−1〜10−n 照明機器
11 記憶部
12 制御部
13 光源部
20−1〜20−n ハロゲン照明機器
30 ノード
31 通信部
32 制御部
33−1〜33−n ポート
40 調光器
100 照明制御装置
110 通信部
120 記憶部
121 プリセットデータ
122 光出力特性曲線
123 光出力特性曲線設定テーブル
130 表示部
140 操作部
150 制御部
160 取得部
170 設定部
200 表示画面
210 照明機器選択画面
220 フェードイン/フェードアウト選択画面
230 光出力特性曲線選択画面
240 光出力特性表示画面
F1〜Fn プリセットフェーダ
Fc クロスフェーダ
B1〜Bn ボタン

Claims (6)

  1. 照明機器から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する設定部と;
    前記フェードイン制御用の光出力特性曲線および前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて前記照明機器から出力される光を制御する制御部と;
    を具備すると共に、
    前記照明機器は、複数の照明機器を含み;
    前記設定部は、前記複数の照明機器の各々に対して前記フェードイン制御用の光出力特性曲線および前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する
    明制御装置。
  2. 照明機器から出力される光についてのフェードイン制御用の光出力特性曲線およびフェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する設定部と;
    前記フェードイン制御用の光出力特性曲線および前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて前記照明機器から出力される光を制御する制御部と;
    を具備すると共に、
    前記設定部は、前記照明機器に対する操作を受け付ける操作部に対して前記フェードイン制御用の光出力特性曲線および前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する
    明制御装置。
  3. 前記設定部は、前記照明機器の予め設定された照明態様ごとに前記フェードイン制御用の光出力特性曲線および前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定する、
    請求項1または2に記載の照明制御装置。
  4. 前記フェードイン制御用の光出力特性曲線および前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線を個別に設定するための画面を表示する表示部;
    をさらに具備する請求項1〜のいずれか一項に記載の照明制御装置。
  5. 前記制御部は、前記照明機器から出力される光についてのフェードイン制御とフェードアウト制御との間の切り替えに応じて前記フェードイン制御用の光出力特性曲線と前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線との間の切り替えを行い、前記フェードイン制御用の光出力特性曲線または前記フェードアウト制御用の光出力特性曲線に基づいて前記照明機器から出力される光を制御する、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の照明制御装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の照明制御装置と;
    前記照明機器と;
    を具備する照明システム。
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