JP2023148228A - 照明制御装置及び照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】照明器具の照明態様の変更を迅速に行うこと。【解決手段】実施形態に係る照明制御装置は、設定部と、変換部と、を有する。設定部は、照明器具の照明態様の設定を受け付ける。変換部は、設定部によって受け付けられた設定の内容を、照明器具に設定可能な形式に変換する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、照明制御装置及び照明制御システムに関する。
従来、スタジオ及び舞台等では、複数の照明器具により照明演出がなされている。そして、各照明器具側に設定される制御アドレスを用いて、照明制御装置が各照明器具が照明する光の色彩及び色温度等を、調光卓を用いて遠隔制御する照明制御システムが導入されている。
特開2018-142494号公報
しかしながら、上述したような照明制御システムでは、照明器具の照明態様の変更を迅速に行うことができない場合があるという問題がある。
照明態様は、照明器具が照明する光の強度及び色彩等である。また、照明態様は様々な手段によって表現される。例えば、照明態様は、R(Red)G(Green)B(Blue)色空間によって表現されてもよいし、H(Hue)S(Saturation)I(Intensity)色空間によって表現されてもよい。
照明態様の設定は、調光卓からの遠隔制御によって行うことができる。ただし、照明態様の設定方法は、照明器具に設定された動作モードによって異なる。そのため、調光卓を操作するオペレータが所望する照明態様の設定方法と、照明器具の動作モードに対応する設定方法とが相違する場合がある。
ここで、照明器具が舞台上部に設置されるボーダーライトである場合を考える。その場合、例えば、舞台セットを組み立てる等の作業が行われる時には、照明器具が電球色(色温度が3000K程度)で点灯されることが望ましく、演劇中は、ハロゲン電球のように色温度が変化すること(例えば、色温度が1800Kから2700Kに変化)が望ましい。さらに、ミュージカル及びロックコンサート等では、照明器具の光の色を多用した演出が行われる。
一方で、照明器具の動作モードを切り替えるためには、照明器具本体のパネルを操作する必要があり、その際照明器具が吊られたバトンを降ろすこと、又は脚立を使った作業が必要となる。このため、照明器具の動作モードを迅速に切り替えることが難しい場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、照明器具の照明態様の変更を迅速に行うことである。
実施形態に係る照明制御装置は、設定部と、変換部と、を有する。設定部は、照明器具の照明態様の設定を受け付ける。変換部は、設定部によって受け付けられた設定の内容を、照明器具に設定可能な形式に変換する。
本発明によれば、照明器具の照明態様の変更を迅速に行うことができる照明制御装置及び照明制御システムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る照明制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る照明制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、チャンネル情報の一例を示す図である。 図4は、操作画面の一例を説明する図である。 図5は、操作画面の一例を説明する図である。 図6は、操作画面の一例を説明する図である。 図7は、実施形態に係る照明制御手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明制御装置及び照明制御システムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する照明制御装置及び照明制御システムは一例に過ぎず、実施形態を限定するものではない。なお、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下に説明する実施形態に係る照明制御装置10は、設定部152と、変換部153と、を有する。設定部152は、照明器具40の照明態様の設定を受け付ける。変換部153は、設定部152によって受け付けられた設定の内容を、照明器具40に設定可能な形式に変換する。
以下に説明する実施形態に係る変換部153は、照明器具40に対応付けられた情報であって、設定可能な項目及び項目ごとの設定値の範囲を定めた情報に従って、設定部152によって受け付けられた設定の内容を変換する。
以下に説明する実施形態に係る表示制御部151は、照明器具40の照明態様の設定の内容を入力可能な画面を表示する。設定部152は、画面を介して照明器具40の照明態様の設定を受け付ける。
以下に説明する実施形態に係る表示制御部151は、画面に、照明態様の設定項目に設定可能な値の範囲を示す情報を表示させる。
以下に説明する実施形態に係る変換部153は、設定可能な項目が異なる複数の動作モードのうち、照明器具40に設定された動作モードに従って、設定部152によって受け付けられた設定の内容を変換する。
以下に説明する実施形態に係る変換部153は、設定部152によって受け付けられたHSI色空間のパラメータを、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。
以下に説明する実施形態に係る変換部153は、設定部152によって受け付けられた色温度を、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。
以下に説明する実施形態に係る変換部153は、設定部152によって受け付けられた出力レベルに応じた色温度を、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。
以下に説明する実施形態に係る変換部153は、設定部152によって受け付けられたホワイトバランスのパラメータを、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。
以下に説明する実施形態に係る変換部153は、設定部152によって受け付けられたカラーフィルターを、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。
以下に説明する実施形態に係る照明制御システム1は、照明器具40と、照明器具40を制御する照明制御装置10と、を有する。照明制御装置10は、設定部152と、変換部153と、を有する。設定部152は、照明器具40の照明態様の設定を受け付ける。変換部153は、設定部152によって受け付けられた設定の内容を、照明器具40に設定可能な形式に変換する。通信制御部154は、変換部153によって変換された後の設定の内容に基づく調光信号を照明器具40に送信する。照明器具40は、調光信号を基に調光を行う。
[実施形態]
[照明制御システムの構成例]
最初に、図1を用いて、実施形態に係る照明制御システム1の構成の一例を説明する。図1は、実施形態に係る照明制御システム1の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、照明制御システム1は、照明制御装置10、DMXノード20、バトン30、及び照明器具40を有する。
照明制御システム1において、照明制御装置10とDMXノード20とは、例えばイーサネット(登録商標)、LAN(Local Area Network)等の所定のネットワークにより通信可能に接続される。また、DMXノード20と照明器具40とは、DMX512を拡張したRDMといった双方向通信が可能な規格により接続されている。
照明制御装置10は、オペレータからの操作に従って、各照明器具40を制御する制御装置であり、例えば調光卓である。例えば、照明制御装置10は、複数のフェーダを有し、フェーダ等の操作に従って、対応する照明器具40の強度及び色彩等を制御する制御情報をDMXノード20へ送信する。なお、照明制御装置10は、携帯端末(例えばタブレット端末等)であってもよい。
なお、照明制御装置10と接続されるDMXノードは1つに限られず、例えば2つ以上であってもよい。また、照明制御システム1は、複数の照明制御装置10を備えていてもよい。
DMXノード20は、照明制御装置10と照明器具40との間の通信を中継する中継装置である。例えば、DMXノード20は、照明制御装置10との間で情報の送受信を行いNIC(Network Interface Card)等の通信装置を有する。また、DMXノード20には複数のポートが設けられる。ポートは、RDM規格に従って照明器具40と信号を送受信するためのコネクタである。
DMXノード20は、照明制御装置10から制御情報を受信すると、受信した制御情報をRDM規格に沿った制御信号に変換し、受信した制御情報が示すユニバースの全てのポートから制御信号を出力する。
すなわち、DMXノード20は、各ポートと、各ポートに接続された照明器具40に付与された制御アドレスのユニバースとを対応付けて記憶しており、受信した制御信号のユニバースと対応するポート22に制御信号を伝達する。
照明器具40は、例えばLED(Light Emitting Diodes)等の半導体発光素子を光源とする照明装置であり、例えばボーダーライト、スポットライト、ホリゾントライト、フラッドライトといった照明装置である。
なお、照明器具40は、バトン30により所定の位置に吊り下げられたり、所定の位置に置かれたりして用いられる。照明器具40は、例えば、制御信号に応じて照射方向及び照明範囲を変更可能なリモコンライト又はムービングライトであってもよい。
また、照明器具40は、照明制御装置10からの制御に従って、照明する光の強度、色彩、照明範囲等を変化させる調光処理を行うことで、スタジオ及び舞台等の照明対象に対する照明演出を行う。例えば、照明器具40には、DMXアドレスといった制御アドレスがあらかじめ付与される。
さらに、照明器具40は、DMXノード20からDMX規格に沿った制御信号を受信すると、受信した制御信号が示す制御アドレスが自装置の制御アドレスであるか否かを判定し、自装置の制御アドレスである場合は、受信した制御信号に従って、調光処理を実行する。
また、照明器具40には、1つ以上の動作モードが備えられている。前述の通り、動作モードを切り替えるためには、照明器具40の本体のパネルを操作する必要がある。また、照明器具40が双方向通信のRDM(Remote Device Management)に対応している場合、照明制御装置10による遠隔制御で動作モードを切り替えることが可能であるが、動作モードの切り替え中はRDMによるデータ通信による影響で、調光の応答が遅くなったり、照明器具が点滅したりすることがあり、公演等の邪魔になることがある。
そこで、実施形態の照明制御装置10は、照明器具40の動作モードを変更することなく、オペレータが所望する設定方法により照明器具40の照明態様を変更することができる。
例えば、照明器具40が、I(Intensity)、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の設定を受け付けることができ、色温度の設定を受け付けることができない動作モードにあるものとする。
このとき、オペレータが照明制御装置10に色温度の設定値を入力すると、照明制御装置10は、当該色温度の設定値をI、R、G、Bの設定値に変換し、変換した設定値に基づく調光信号を照明器具40に送信する。そして、照明器具40は、受信した調光信号を基に調光を行う。
[照明制御装置の構成例]
続いて、図2を用いて、実施形態に係る照明制御装置10の機能構成の一例を説明する。図2は、実施形態に係る照明制御装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示す例では、照明制御装置10は、表示部11と、入力部12と、通信部13と、記憶部14と、制御部15と、を有する。
表示部11は、任意の情報を表示可能な表示装置であり、例えば、液晶モニタ及びタッチパネル等により実現される。表示部11は、照明態様に関する設定値の入力を行う操作画面111を表示する。操作画面111については後述する。
入力部12は、オペレータからの操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、フェーダ、ボタン、マウス又はキーボードである。
なお、例えば、表示部11がオペレータからの操作を受け付けることができるタッチパネルにより実現される場合は、表示部11と入力部12とは、一体の装置として実現されていてもよい。このような場合、入力部12は、画面上に表示される仮想的な入力装置により実現されうる。
通信部13は、例えば、所定の通信回路等によって実現される。例えば、通信部11は、イーサネット及びLAN等のネットワークを介して、DMXノード20との間の通信を中継する。
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又はハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部14は、図2に示すように、チャンネル情報141を記憶する。
チャンネル情報141は、動作モードごとの使用可能なチャンネルに関する情報である。チャンネルは、照明態様に関する各設定に対応する。
図3を用いて、チャンネル情報141について説明する。図3は、チャンネル情報の一例を示す図である。図3に示すように、チャンネル情報141には、「パーソナリティ」、「使用チャンネル数」、「詳細」といった項目を含む。
「パーソナリティ」は動作モードを識別する情報である。使用チャンネル数は、動作モードごとの使用可能なチャンネルの数である。「詳細」は、動作モードごとの使用可能なチャンネルの一覧である。
「詳細」における各設定値について説明する。まず、「I」は明度(Intensity)を意味する。「R」、「G」、「B」は、それぞれ赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)を意味する。「C」はシアン(Cyan)を意味する。「W」はホワイト(White)を意味する。「A」はアンバー(Amber)を意味する。「H」は色相(Hue)を意味する。「S」は彩度(Saturation)を意味する。「CCT」は色温度を意味する。また、「filter Color Preset」及び「User Color Preset」は、あらかじめ用意された設定値のプリセットである。
例えば、「MODE2」の「詳細」である「I/R/G/B/W」は、照明器具40が「I」、「R」、「G」、「B」、「W」の設定値を基に調光を行うことを意味する。
制御部15は、各種の情報処理を実行する演算装置であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部15は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。
制御部15は、表示制御部151と、設定部152と、変換部153と、通信制御部154と、を有する。
表示制御部151は、照明器具40の照明態様の設定の内容を入力可能な画面(操作画面111)を表示する。操作画面111は、オペレータによって操作される。
設定部152は、照明器具40の照明態様の設定を受け付ける。設定部152は、操作画面111を介して照明器具40の照明態様の設定を受け付ける。
変換部153は、設定部152によって受け付けられた設定の内容を、照明器具40に設定可能な形式に変換する。例えば、変換部153は、照明器具40に対応付けられた情報であって、設定可能な項目及び項目ごとの設定値の範囲を定めた情報に従って、設定部152によって受け付けられた設定の内容を変換する。
通信制御部154は、変換部153によって変換された後の設定の内容に基づく調光信号を、通信部13を介して照明器具40に送信する。また、照明器具40は、照明制御装置10から受信した調光信号を基に調光を行う。
上述した照明制御装置10は、CPUとRAM、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等を有するコンピュータが、所定の記録媒体に登録された制御プログラムを読み取り、読み取った制御プログラムを実行することにより、実現されてもよい。
照明制御装置10の動作を詳細に説明する。ここでは、一例として、照明器具40の動作モードは「MODE5」であるものとする。図3に示すように、動作モードが「MODE5」である場合の設定項目は、「I」、「R」、「G」、「B」等である。このとき、照明器具40に対しては、RGB色空間のパラメータによる照明態様の設定が可能である。
一方で、照明器具40に対しては、CMY色空間のパラメータ、HSI色空間のパラメータ、色温度、緑(Green)及びマゼンダ(Magenda)に応じたホワイトバランスによる照明態様の設定を直接行うことはできない。
実施形態では、オペレータは、操作画面111を操作することで、所望する設定方法により照明態様の設定を行うことができる。図4、図5及び図6に、操作画面の一例を説明する図である。
図4に示すように、操作画面111には、プレビュー表示領域1111、設定方法選択領域1112、設定値操作領域1113、設定内容表示領域1114が含まれる。
プレビュー表示領域1111には、現在の設定内容に基づき、照明器具40の照明態様のプレビューが表示される。
設定方法選択領域1112には、複数の設定方法に対応するアイコンが表示される。図4の例では、RGB色空間のパラメータを設定する設定方法に対応するアイコン「RGB」、CMY色空間のパラメータを設定する設定方法に対応するアイコン「CMY」、カラーピッカーを使った設定方法に対応するアイコン「Picker」、プリセットを選択する設定方法に対応するアイコン「Preset」が表示される。
設定方法選択領域1112に示されるアイコンのうち、背景が白のアイコンは選択中であり、背景が網掛けのアイコンは未選択であるものとする。
図4の例では、アイコン「RGB」が選択されている。この場合、RGB色空間のパラメータである赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)のそれぞれの割合、及び強度(Intensity)を設定値として設定可能になる。
また、設定値操作領域1113には、各設定値を増減させるボタンが表示される。「+」ボタンが押下された場合、対応する設定値が一定量(例えば1%)だけ増加する。また、「-」ボタンが押下された場合、対応する設定値が一定量(例えば1%)だけ減少する。
設定内容表示領域1114には、各設定項目の現在の設定値が、数値及びバーで表示される。また、ボタン「0/FL」が押下されると、対応する設定値が0%又は上限値(100%又はFL%)に変化する。
図4の例では、強度(Intensity)がFL%(100%と同意)、赤(Red)がFL%、緑(Green)がFL%、青(Blue)が14%に設定されている。
照明器具40の動作モードが「MODE5」であり、「I」、「R」、「G」、「B」をそのまま設定することが可能であるため、図4の例では変換部153による変換は行われない。そのため、オペレータによって送信操作が行われた場合、通信制御部154は、操作画面111に入力された設定値をそのまま照明器具40に送信する。
図5の例では、アイコン「CMY」が選択されている。この場合、CMY色空間のパラメータであるシアン(Cyan)、マゼンダ(Magenda)、黄(Yellow)のそれぞれの割合、及び強度(Intensity)を設定値として設定可能になる。
図5の例では、強度(Intensity)が50%、シアン(Cyan)が75%、マゼンダ(Magenda)が25%、黄(Yellow)がFL%に設定されている。
照明器具40の動作モードが「MODE5」であり、CMY色空間のパラメータをそのまま設定することはできないため、変換部153は、CMY色空間のパラメータをRGB色空間のパラメータに変換する。
また、図5に示すように、表示制御部151は、範囲指定オブジェクト1114aを表示させる。範囲指定オブジェクト1114aは、照明態様の設定項目に設定可能な値の範囲を示す情報の一例である。範囲指定オブジェクト1114aは、強度(Intensity)の設定可能な上限値が50%であることを示している。
範囲指定オブジェクト1114aは、照明器具40の動作モード、又は照明器具40が調光可能な設定値の範囲によって決定される。
図6の例では、アイコン「Picker」が選択されている。この場合、設定内容表示領域1114には、強度(Intensity)及び輝度(Brightness)に対応するバーとともに、色相(Hue)及び彩度(Saturation)を基に色を選択可能なカラーピッカーが表示される。
図6の例では、強度(Intensity)が50%、色相(Hue)が25%、彩度(Saturation)が75%、輝度(Brightness)が40%に設定されている。
照明器具40の動作モードが「MODE5」であり、HSI色空間のパラメータをそのまま設定することはできないため、変換部153は、HSI色空間のパラメータをRGB色空間のパラメータに変換する。
また、図5に示すように、表示制御部151は、範囲指定オブジェクト1114bを表示させる。範囲指定オブジェクト1114bは、照明態様の設定項目に設定可能な値の範囲を示す情報の一例である。カラーピッカーの領域のうち、範囲指定オブジェクト1114bが配置された領域の色は選択不可になる。
範囲指定オブジェクト1114bの大きさ及び位置は、照明器具40の動作モード、又は照明器具40が調光可能な設定値の範囲によって決定される。
変換部153は、設定可能な項目が異なる複数の動作モードのうち、照明器具40に設定された動作モードに従って、設定部152によって受け付けられた設定の内容を変換する。
また、変換部153は、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色に合わせて変換を行う。例えば、照明器具40に赤(Red)、青(Blue)、緑(Green)のLED素子が備えられている場合、変換部153は、操作画面111で設定された内容をRGB色空間のパラメータに変換する。
また、例えば、照明器具40に赤(Red)、青(Blue)、緑(Green)に加え、アンバー(Amber)及びシアン(Cyan)のLED素子が備えられている場合、変換部153は、操作画面111で設定された内容をRGB、アンバー(Amber)及びシアン(Cyan)のパラメータに変換する。
図6の例では、変換部153は、設定部152によって受け付けられたHSI色空間のパラメータを、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。
その他にも、変換部153は、設定部152によって受け付けられた色温度を、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換することができる。これにより、照明器具40に色温度を直接設定できない場合であっても、色温度による照明態様の設定が可能になる(例:照明器具40の動作モードを「MODE10」とみなした設定)。
変換部153は、設定部152によって受け付けられた出力レベルに応じた色温度を、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。例えば、変換部153は、設定される出力レベルが大きくなるに従って、色温度を1800Kから2700Kに増加させる。そして、変換部153は、その色温度を変換する。これにより、ハロゲン電球を模した照明態様の設定が可能になる(例:照明器具40の動作モードを「MODE8」又は「MODE9」とみなした設定)。
また、変換部153は、設定部152によって受け付けられたホワイトバランスのパラメータを、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。ホワイトバランスのパラメータは、例えば緑(Green)及びマゼンダ(Magenda)の補正値である。これにより、照明器具40にホワイトバランスを直接設定できない場合であっても、色温度による照明態様の設定が可能になる(例:照明器具40の動作モードを「MODE11」とみなした設定)。
また、変換部153は、設定部152によって受け付けられたカラーフィルターを、照明器具40に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する。これにより、照明器具40にカラーフィルターを直接設定できない場合であっても、色温度による照明態様の設定が可能になる(例:照明器具40の動作モードを「MODE13」とみなした設定)。
図7は、実施形態に係る照明制御手順の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、照明制御装置10は、照明器具40の動作モードを取得する(ステップS101)。照明制御装置10は、通信により照明器具40から動作モードを取得してもよいし、オペレータの手動入力により動作モードを取得してもよい。
次に、照明制御装置10は、設定方法の選択を受け付ける(ステップS102)。例えば、照明制御装置10は、操作画面111の設定方法選択領域1112への入力により設定方法の選択を受け付ける。
続いて、照明制御装置10は、設定方法及び動作モードに応じて設定値の範囲を決定する(ステップS103)。例えば、設定値の範囲は、範囲指定オブジェクト1114a及び範囲指定オブジェクト1114bによって操作画面111に表示される。
そして、照明制御装置10は、操作画面111に入力された設定値を、動作モードに応じて変換する(ステップS104)。例えば、照明制御装置10は、HSI色空間のパラメータをRGB色空間のパラメータに変換する。
さらに、照明制御装置10は、変換した設定値に基づく調光信号を照明器具に送信する(ステップS105)。照明器具40は、受信した調光信号に基づき調光を行う。
[実施形態の効果]
上述してきたように、実施形態に係る照明制御装置10は、設定部152と、変換部153と、を有する。設定部152は、照明器具40の照明態様の設定を受け付ける。変換部153は、設定部152によって受け付けられた設定の内容を、照明器具40に設定可能な形式に変換する。このため、実施形態に係る照明制御プログラムによれば、照明器具の照明態様の変更を迅速に行うことができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明制御システム
10 照明制御装置
11 表示部
12 入力部
13 通信部
14 記憶部
15 制御部
111 操作画面
1111 プレビュー表示領域
1112 設定方法選択領域
1113 設定値操作領域
1114 設定内容表示領域
1114a、1114b 範囲指定オブジェクト
141 チャンネル情報
151 表示制御部
152 設定部
153 変換部
154 通信制御部

Claims (11)

  1. 照明器具の照明態様の設定を受け付ける設定部と;
    前記設定部によって受け付けられた設定の内容を、前記照明器具に設定可能な形式に変換する変換部と;
    を具備する照明制御装置。
  2. 前記変換部は、前記照明器具に対応付けられた情報であって、設定可能な項目及び前記項目ごとの設定値の範囲を定めた情報に従って、前記設定部によって受け付けられた設定の内容を変換する
    請求項1に記載の照明制御装置。
  3. 前記照明器具の照明態様の設定の内容を入力可能な画面を表示する表示制御部;
    をさらに具備し、
    前記設定部は、前記画面を介して前記照明器具の照明態様の設定を受け付ける
    請求項1に記載の照明制御装置。
  4. 前記表示制御部は、前記画面に、照明態様の設定項目に設定可能な値の範囲を示す情報を表示させる
    請求項3に記載の照明制御装置。
  5. 前記変換部は、設定可能な項目が異なる複数の動作モードのうち、前記照明器具に設定された動作モードに従って、前記設定部によって受け付けられた設定の内容を変換する
    請求項1に記載の照明制御装置。
  6. 前記変換部は、前記設定部によって受け付けられたHSI色空間のパラメータを、前記照明器具に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する
    請求項1に記載の照明制御装置。
  7. 前記変換部は、前記設定部によって受け付けられた色温度を、前記照明器具に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する
    請求項1に記載の照明制御装置。
  8. 前記変換部は、前記設定部によって受け付けられた出力レベルに応じた色温度を、前記照明器具に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する
    請求項1に記載の照明制御装置。
  9. 前記変換部は、前記設定部によって受け付けられたホワイトバランスのパラメータを、前記照明器具に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する
    請求項1に記載の照明制御装置。
  10. 前記変換部は、前記設定部によって受け付けられたカラーフィルターを、前記照明器具に備えられたLED素子に対応する色のパラメータに変換する
    請求項1に記載の照明制御装置。
  11. 照明器具と、前記照明器具を制御する照明制御装置と、を有する照明制御システムであって、
    前記照明制御装置は、
    前記照明器具の照明態様の設定を受け付ける設定部と;
    前記設定部によって受け付けられた設定の内容を、前記照明器具に設定可能な形式に変換する変換部と;
    前記変換部によって変換された後の設定の内容に基づく調光信号を前記照明器具に送信する通信制御部と;
    を具備し、
    前記照明器具は、前記調光信号を基に調光を行う
    照明制御システム。
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