JP6771067B2 - 排水用トラップ - Google Patents

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Description

本発明は排水用トラップに関するものであり、特に、排水通路中に介装されて、排水通路の下流側から虫等が上流側に侵入するのを防止する、あるいは臭気が入るのを防止すること等ができる排水用トラップに関するものである。
従来から、例えば、空調機においては、発生したドレンをドレンパンに収容し、このドレンパンのドレン排出口から、該ドレン排出口に接続した排水管を通じて屋外に排出するように構成している。ところが、排水管はドレンパンと外気を直接連通させた構造となっているため、その排水管を通じてドレンが室内に進入する、あるいは外気や臭気等が空調機内を通じて室内に進入するといった問題点が発生する。
このため、例えば特許文献1に記載されているように、空調機から室外側に導出した排水管(ドレンホース)の適所に排水用トラップを接続し、その排水トラップで外気との通気を遮断し、外部からの臭気が排水管を通じて室内側に侵入するのを防止するように構成している。
特許文献1には、トラップ主体内に、バランスウエイトを有する弁体を横方向に開閉させる取付座を水平に配置するとともに、排水用の流通孔を有する弁座を、前記取付座の一端部から底面部まで傾斜させて設け、取付座によりトラップ主体内を排水流入部と排水流出部とに区画している構造と、取付座に、着脱可能に取り付けられている取付台に弁体を揺動自在に取り付け、その弁体を弁座に常時当接させている構造と、排水時以外は空調機内の空気が逃げないように弁体を閉じておくための錘を弁体に設けた構造と、取付台をキャップ部材の取外しによって取付座から取外し可能に構成した構造等、を有した横置き型の排水用トラップの構造が開示されている。
特開2010−275763号公報
特許文献1に記載の排水用トラップは、空調機内で発生した凝縮水(ドレン水)が排水通路の上流側から下流側に空気と共にするのを防止するのに、開閉弁(弁体)の封止を錘で行う、所謂、一方通行のキャッチ弁方式構造となっている。そのため、主に陽圧がかかっている空調機内で発生した凝縮水(ドレン水)を排出する場合、凝縮水だけを下流側に排出するのは困難で、陽圧のために排出口部側に水と空気が同時に排出されてしまう。そこで、水の排出と同時に空気が排出されるのを少なくするために、開閉弁を閉じておくための錘の重さを大きくしている。しかし、それ以上の空気圧が加わると、それに比例して空気の流出が発生して、水と一緒に空気も出てしまうという問題点があった。
また、特許文献1に記載の排水用トラップは、トラップ主体(弁室)内に取付座を水平に配置させて設けているとともに、流通孔を有する弁座を下流方向に向かって取付座の一端部から底面部まで傾斜させて設けている。したがって、いずれも流体が流れる方向におけるスペース、すなわち取付座を水平方向に設けるためのスペース、及び、弁体を弁座上に傾斜させて設置しておくためのスペース等を必要とするので、排水用トラップの流れ方向の長さが大きくなり、大形化するという問題点があった。そのため、小型化された排水用ストラップの構造が求められている。
そこで、排水時に、上流側排水通路の空気圧を遮断して、送風空気の損失を最小限に保ち、水の排出を円滑に行うことができるとともに、弁室における流体が流れる方向の長さを短くして小型化を可能にする排水用トラップを提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る排水トラップは、排水通路中に介装される横置き型の排水用トラップであって、上流側の前記排水通路と接続される流入口部と下流側の前記排水通路と接続される排出口部と前記流入口部と前記排出口部の間に設けられた弁室とを有する管状本体と、前記弁室内に設置された弁体を備え、前記弁室は、前記管状本体に対して略垂直に設けられ、前記管状本体内を前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とに仕切る隔壁部と、前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とを連通するように前記隔壁部に形成された中央貫通孔を有し、前記弁体は、前記中央貫通孔の略中心を通り、両端部を前記中央貫通孔の内周面の対向する箇所に各々設置させて、前記管状本体に対して略水平に取り付けられている枢軸と、前記中央貫通孔内に前記枢軸を支点として流体が流れる方向に回転自在に取り付けられ、前記流入口側の空間が排水で満たされておらず所定以上の排水圧がかかっていないときに前記中央貫通孔を閉じ、前記流入口側の空間が排水で満たされて前記所定以上の排水圧がかかるときに前記中央貫通孔を開く開閉弁と、を備え、前記枢軸は、前記上流側の排水通路の中心線と略等しい位置に設定され、前記開閉弁の直径は、上流側の前記排水通路における最小口径より大きく設定され、前記開閉弁は、前記枢軸の上側に配置される開閉弁上部と、前記枢軸の下側に配置されて前記開閉弁上部と略同面積の開閉弁下部と、を備えている、排水用トラップを提供する。
この構成によれば、枢軸より上下に分かれる開閉弁の面積は略等しいため、上流側排水が流入口部を満たす水位までは、空調機が発生する陽圧又は、陰圧の空気圧によって、開閉弁を封止する力が働き、開閉弁を閉じ続ける。一度、排水が流入口部を満たして流入口部側が塞がれると、管状本体内部への陽圧又は、陰圧空気の遮断が発生する。この空気の遮断が発生すると、開閉弁上部に印加されていた空気圧力が減少し、開閉弁下部が満たされた排水の圧力で押されて開閉弁が押し開かれ、上流側排水が排出口部へと流出する。そして、排出が続き、流入口部の水位が下がると、陽圧又は、陰圧空気が管状本体にある開閉弁の上下の部分に再び印加されて開閉弁に封止する力が働くため、排水が制限される。この動作の繰り返しにより、送風空気の損失を最小限に保ち、凝縮水の排水が可能となる。
また、管状本体内を流入口部側の空間と排出口部側の空間に仕切る、中央貫通孔を有した隔壁部を、管状本体に対して略垂直に設けている。また、中央貫通孔の内周面に枢軸を設けるとともに、その中央貫通孔内に該中央貫通孔を開閉する開閉弁を、前記枢軸を支点として流体が流れる方向に回転自在にして取り付けている。すなわち、弁室内を流体が流れる方向における隔壁部の厚みと開閉弁の開閉移動範囲の関係では、隔壁部は開閉弁の開閉移動範囲内に設けられており、隔壁部の厚みは開閉弁の開閉移動範囲内に吸収された状態で設けられている。したがって、管状本体を設計するに当たって、流体が流れる方向における弁室の寸法は、隔壁部の厚みは無視して、開閉弁の開閉移動範囲が確保できる大きさだけで済む。これにより、弁室における流体が流れる方向の大きさを短くして、排水用トラップ全体の小型化を図ることが可能になる。
また、本発明に係る排水用トラップは、排水通路中に介装される横置き型の排水用トラップであって、上流側の前記排水通路と接続される流入口部と下流側の前記排水通路と接続される排出口部と前記流入口部と前記排出口部の間に設けられた弁室とを有する管状本体と、前記弁室内に設置された弁体を備え、前記弁室は、前記管状本体に対して略垂直に設けられ、前記管状本体内を前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とに仕切る隔壁部と、前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とを連通するように前記隔壁部に形成された中央貫通孔を有し、前記弁体は、前記中央貫通孔の略中心を通り、両端部を前記中央貫通孔の内周面の対向する箇所に各々設置させて、前記管状本体に対して略水平に取り付けられている枢軸と、前記中央貫通孔内に前記枢軸を支点として流体が流れる方向に回転自在に取り付けられ、前記流入口側の空間が排水で満たされておらず所定以上の排水圧がかかっていないときに前記中央貫通孔を閉じ、前記流入口側の空間が排水で満たされて前記所定以上の排水圧がかかるときに前記中央貫通孔を開く開閉弁と、を備え、前記枢軸は、上流側の前記排水通路における最小径の内周面上部と略等しい位置に設定されている、排水用トラップを提供する。
この構成によれば、上流側排水が上流側の排水通路における最小径の内周面上部を満たす水位までは、空調機が発生する陽圧又は、陰圧の空気圧によって、開閉弁を封止する力が働き、開閉弁を閉じ続ける。一度、排水が上流側の排水通路における最小径の内周面上部を満たして管状本体内部への陽圧、陰圧空気の遮断が発生すると、開閉弁上部に印加されていた空気圧力が減少し、開閉弁下部が満たされた排水の圧力で押されて開閉弁が押し開かれ、上流側排水が排出口部へと流出する。そして、排出が続き、流入口部の水位が下がると、陽圧又は、陰圧空気が管状本体にある開閉弁の上下の部分に再び印加されて開閉弁に封止する力が働くため、排水が制限される。この動作の繰り返しにより、送風空気の損失を最小限に保ち、凝縮水の排水が可能となる。
また、本発明に係る排水用トラップは、前記開閉弁が、前記枢軸の下側に配置されている開閉弁下部が前記排水圧を受けて前記上流側から前記下流側に回転して開くことが好ましい。
この構成によれば、上流側排水が流入口部を満たし管状本体内部への陽圧、陰圧空気の遮断が発生すると、開閉弁上部に印加されていた空気圧力が減少し、開閉弁下部に満たされた排水圧が付与されて開閉弁を押し開き、排出口部へと流出する。
また、本発明に係る排水用トラップは、前記開閉弁が、前記所定以上の排水圧がかかっていないときに、前記開閉弁を閉じ姿勢に付勢している付勢手段を有することが好ましい。
この構成によれば、開閉弁に設けられている付勢手段により、弁体に閉方向の力を積極的に付与して、所定以上の排水圧を受けていないときに、確実に開閉弁を閉じておくことができる。
また、本発明に係る排水用トラップは、前記付勢手段が、前記開閉弁の下部に取り付けられたバランスウエイトであることが好ましい。
この構成によれば、開閉弁下部に設けられたバランスウエイトにより、弁体に閉方向の力を付与して、所定以上の排水圧を受けていないときに、確実に開閉弁を閉じておくことができる。
また、本発明に係る排水用トラップは、前記中央貫通孔の内周面に、前記開閉弁と当接して前記開閉弁の回転を閉じ位置で停止するように規制する段差を設けていることが好ましい。
この構成によれば、弁体の閉時、前記中央貫通孔の内周面に設けた段差により、弁体の回転を閉じ位置で規制し、確実に閉じておくことができる。
また、本発明に係る排水用トラップは、前記隔壁部が、前記弁室に対して、前記弁体と一体に着脱可能に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、弁室内の掃除や部品交換等のメンテナンス作業を行うときに、隔壁部を弁室から弁体と共に取り外して、隔壁部と弁体及び弁室内の清掃や、部品交換等のメンテナンス作業を簡単に行うことができる。
また、本発明に係る排水用トラップは、前記管状本体が、前記弁室を開放する取り外し可能な蓋を備えることが好ましい。
この構成によれば、蓋を開放することができ、蓋を開放することにより、弁室内の掃除や部品交換等のメンテナンスの作業を容易に行うことができる。
発明によれば、排水時に、上流側排水通路の空気圧を遮断して、送風空気の損失を最小限に保ち、水だけを円滑に排出できるとともに、開閉弁が配置される弁室の大きさを小さくして、排水用トラップ全体の小型化を図ることができる。
本発明の一実施例として示す排水用トラップの正面図である。 図1のA−A線断面図で、(a)は開閉弁が閉じられている状態の図、(b)は開閉弁が開いている状態の図である。 同上排水用トラップにおける開閉弁の回転を閉じ位置で規制する構造を示す図2の拡大断面図あり、(a)は開閉弁が閉じられている状態の図、(b)は弁体が開いている状態の図である。 本発明の変形例として示す排水用トラップの正面図である。 図4のB−B線断面図である。 図5に示す排水用トラップの開閉弁が開いている状態の図である。
本発明は、排水時に、上流側排水通路の空気圧を遮断して、送風空気の損失を最小限に保ち、水の排出を円滑に行うことができるとともに、弁室における流体が流れる方向の長さを短くして小型化を可能にする排水用トラップを提供すという目的を達成するために、排水通路中に介装される横置き型の排水用トラップであって、上流側の前記排水通路と接続される流入口部と下流側の前記排水通路と接続される排出口部と前記流入口部と前記排出口部の間に設けられた弁室とを有する管状本体と、前記弁室内に設置された弁体を備え、前記弁室は、前記管状本体に対して略垂直に設けられ、前記管状本体内を前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とに仕切る隔壁部と、前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とを連通するように前記隔壁部に形成された中央貫通孔を有し、前記弁体は、前記中央貫通孔の略中心を通り、両端部を前記中央貫通孔の内周面の対向する箇所に各々設置させて、前記管状本体に対して略水平に取り付けられている枢軸と、前記中央貫通孔内に前記枢軸を支点として流体が流れる方向に回転自在に取り付けられ、所定以上の排水圧がかかっていないときに前記中央貫通孔を閉じている開閉弁と、を備える、構成として実現した。
以下、本発明を実施するための形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、実施形態の説明の全体を通じて同じ要素には同じ符号を付している。また、上下や左右等の方向を示す表現は、絶対的なものではなく、本発明の排水用トラップの各部が描かれている姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
図1及び図2は本発明に係る排水用トラップの一実施例を示すものであり、図1はその排水用トラップ10の正面図、図2は図1のA−A線断面図である。また、以下の説明において、図2の左右方向右側が排水通路の上流側、左側が排水通路の下流側、また上下方向を上下、紙面に垂直な方向を左右として説明する。
図1及び図2において、排水用トラップ10は、管状本体11と、管状本体11内に設置された弁体12等を備えている。
管状本体11は、合成樹脂素材で管状に構成されているものであり、左右方向中央部分には、弁室13が設けられている。管状本体11は、弁室13を挟んで相対する一端側にドレン水等の流体が排出されて来る上流側の排水通路と接続される管状をした流入口部11aが、他端側にドレン水等を排出する下流側の排水通路と接続される管状をした排出口部11bが、それぞれ弁室13から水平方向に延出して形成されている。なお、図中の符号O1は、管状本体11の中心軸線を示す。また、符号25で示す矢印は、ドレン水等の流体が流れる方向を示している。
また、弁室13を形成している管状本体11の一部には、管状本体11の外周から上方に向かって垂直に延ばされ、上面に上部開口11dを有するメンテナンス用筒部11cが一体に形成されている。メンテナンス用筒部11cは、平面視円形又は矩形状の筒体として形成されている。
メンテナンス用筒部11cの上部開口11dには、キャップとしての蓋14が着脱自在に装着されている。したがって、メンテナンス用筒部11cの上部に蓋14が取り付けられているときには、上部開口11dは蓋14で閉じられ、反対に蓋14が取り外されると、上部開口11dが開かれて弁室13の上部が開放されるようになっている。なお、メンテナンス用筒部11cと蓋14との係合手段には、特段の制限はないが、上部開口11dの外周、すなわちメンテナンス用筒部11cの外周面と蓋14の内周面との間に、互いに係脱自在な突起と凹部を設けて係合させる等が考えられる。
また、管状本体11内において、流入口部11aと弁室13の間には、円形をした開口15aを有する壁部15が、排出口部11bと弁室13の間には、同じく円形をした開口16aを有する壁部16が、それぞれ管状本体11に対して垂直に設けられている。本実施例では、流入口部11a側の開口15aの内径と排出口部11b側の開口16aの内径は略等しく形成され、また、開口15aと開口16aの各中心も、管状本体11の中心O1にそれぞれ一致させている。
また、弁室13内には、その弁室13内で、管状本体11の内部を流入口部11a側の空間11Aと排出口部11b側の空間11Bとに区切る隔壁部17が、管状本体11に対して略垂直に設けられている。
隔壁部17は、本実施例では管状本体11と別体に形成されている。これは、弁室13内を清掃するとき等に、メンテナンス用筒部11cの蓋14を取り外して上部開口11dを開放させ、隔壁部17を上方にスライドさせると、隔壁部17を弁室13内から抜き出して取り外せるようになっている。
なお、隔壁部17の取り外しを必要としない場合には、隔壁部17を管状本体11と一体に成形しても差し支えない。また、隔壁部17の弁室13内における固定は、メンテナンス用筒部11c内に上下方向に延びるガイド溝を形成し、このガイド溝内に嵌合させてスライド可能に取り付ける方法、あるいは、メンテナンス用筒部11cと隔壁部17の間をビスで固定する方法等が考えられる。
隔壁部17には、流入口部11a側の空間11Aと排出口部11b側の空間11Bを連通させるための中央貫通孔18が設けられている。中央貫通孔18は、略真円形をした孔であり、内径は壁部15の開口15aの内径及び壁部16の開口16aの内径と略等しく形成されている。本実施例では、中央貫通孔18の内周が管状本体11の中心O1と略一致し、中央貫通孔18の中心O2が壁部15の開口15a及び壁部16の開口16aの内周と略一致するようにして設けている。また、中央貫通孔18の中心O2は、管状本体11の中心O1よりも距離Hだけ上方に偏倚して設けられている。
なお、本実施例では、中央貫通孔18の中心O2は、上流側の排水通路(流入口部11a側の空間11A)における最小径の内周面上部、すなわち壁部15における開口15aの内周面上部15a1と略等しい位置に設けているが、内周面上部15a1の上下方向周辺の位置であれば、厳密に内周面上部15a1でなくてもよい。また、壁部15を設けない場合では、最小径の内周面上部は、流入口部11aの内周面上部になり、中央貫通孔18の中心O2は、この流入口部11aを基準にして設定する。
さらに、中央貫通孔18の内周面には、中心O2を挟んで上側の一部に、弁体12が排出口部11b側に回転するのを規制するストッパーとしての段差19aが設けられ、中心O2を挟んで下側の一部に、弁体12が流入口部11a側に回転するのを規制するストッパーとしての段差19bが設けられている。
なお、図3には、中心O2を挟んで下側の一部に設けた段差19bと弁体12の一部を拡大して示しており、段差19bは、中央貫通孔18の内周面から、その内周面の一部を中心O2に向かって突出させて形成している。段差19aは、拡大図示していないが段差19bと対称形に形成されている。
弁体12は、開閉弁20と、枢軸21と、付勢手段22と、軸受23等で構成されている。
開閉弁20は、略真円形をした円板として形成されている。開閉弁20の外径は、中央貫通孔18の内径よりも若干小さく、かつ、中央貫通孔18内の段差19a、19b間の距離よりも大きく形成されており、開閉弁20は中央貫通孔18内に配設可能になっている。
枢軸21は、開閉弁20の一方の外周面から、その開閉弁20の中心O3を通って、開閉弁20の他方の外周面より抜け出す状態にして、開閉弁20と平行に一体化されている軸である。なお、開閉弁20と枢軸21は合成樹脂素材等で一体に成形してもよい。また、枢軸21により、開閉弁20は、枢軸21の上側に配置される開閉弁上部20aと下側に配置される開閉弁下部20bとに区分けされている。
そして、枢軸21は、隔壁部17の中央貫通孔18内に設けられた一対の軸受23、23を介して中央貫通孔18内に回転自在に取り付けられている。更に詳述すると、図1に示すように、枢軸21は、中央貫通孔18の略中心O2を通り、かつ、枢軸21の両端側が中央貫通孔18の内周面の相対向する位置にそれぞれ軸受23、23を介して配置され、管状本体11に対し略水平な姿勢で、中央貫通孔18内に開閉弁20と一体に取り付けられている。
なお、中央貫通孔18の中心O2は、管状本体11の中心O1よりも距離Hだけ上方に偏倚しているので、中央貫通孔18内に配置された枢軸21は、図1及び図2に示すように、管状本体11の中心O1よりも距離Hだけ上方に偏倚し、本実施例では、上流側の排水通路(流入口部11a側の空間11A)における最小径の内周面上部15a1と略等しい位置に設けられている。
そして、中央貫通孔18内に枢軸21が取り付けられた状態では、開閉弁20は、同じく中央貫通孔18内に流体が流れる方向と直交する状態にして配置され、枢軸21と共に回転自在に取り付けられる。したがって、流体が矢印25方向より流れて来ると、開閉弁20は枢軸21と共に流体が流れる方向に回転される。
付勢手段22は、枢軸21よりも下側の位置、すなわち枢軸21の下側に配置されている開閉弁20の開閉弁下部20bの排出口側の面(空間11Bと対向する面)に取り付けられたバランスウエイト(錘)である。
付勢手段22は、自身が持つ重量によって、開閉弁20に閉じ方向の回転力(付勢力)を常に付与している。したがって、開閉弁20は、付勢手段22の付勢力に打ち勝つ大きさ以上の排水圧、すなわち所定以上の排水圧が開閉弁20にかかっていない間は、付勢手段22の付勢力により閉じ姿勢を保ち、所定以上の排水圧がかかると開方向へ回転して開状態となるようになっている。
なお、付勢手段22は、開閉弁20に所定以上の排水圧がかかっていないとき、開閉弁20を閉じ姿勢に保持できる手段であれば、バランスウエイト以外の、例えばバネ部材であってもよい。
このよう構成された排水用トラップ10は、例えば空調機におけるドレン排出通路の途中に配設され、空調機内で発生した凝縮水(ドレン水)が排出通路の上流側から下流側に流出するのを制限する。したがって、管状本体11の流入口部11a側と排出口部11b側に、同じ排水系のドレン排出通路が接続される。
次に、本実施例に係る排水用トラップ10の作用について説明する。
ドレン排出通路を通しての上流側排水が流入口部11a(排水通路における最小径となる開口15a)を満たす水位までは、空調機が発生する陽圧又は、陰圧の空気圧によって、枢軸21より上下に分かれる開閉弁20の面積は等しいため、開閉弁20には付勢手段22の付勢力により封止する力が働き、図2の(a)及び図3の(a)に示すように、開閉弁20における開閉弁上部20aの外周縁部が段差19aに当接されると共に、開閉弁20における開閉弁下部20bの外周縁部が段差19bに当接されて、開閉弁20は中央貫通孔18を閉じ続ける。したがって、この閉状態では、流入口部11a側の空間11Aに溜まっている排水は、排出口部11b側の空間11B側には流れない。
一方、空調機等の機器からの排水が、壁部15における開口15aの内周面上部15a1まで溜まり、流入口部11a側の空間11A内を満たす水位になると、管状本体11内部への陽圧又は、陰圧の空気圧が遮断され、開閉弁上部20aに印加されていた空気圧が減少する。
そして、満たされた排水の圧力が付勢手段22の付勢力よりも勝ると、開閉弁下部20bが排出口部11b側に押され、開閉弁20が枢軸21を支点として図2の(b)及び図3の(b)で示すように流体が流れる方向に回転する。すなわち、開閉弁20が押し開かれ、中央貫通孔18を通って排水が排出口部11bへと流出する。
また、排出が続き、流入口部11a側における空間11Aの水位が下がると、空調機が発生する陽圧又は、陰圧空気が管状本体11にある開閉弁20の開閉弁上部20aと開閉弁下部20bの部分に再び印加し、開閉弁20に封止する力が働く。そして、開閉弁20は、開閉弁下部20b、開閉弁上部20aが段差19a、19bとそれぞれ当接するまで、付勢手段22の付勢作用によって、中央貫通孔18を再び閉じ、排水が制限される。
上述した動作の繰り返しにより、送風空気の損失を最小限に保ち、凝縮水の排水が可能となる。また、排水が排出口部11b側の空間11Bから流入口部11a側の空間11A側に逆流するのを阻止すると同時に、外気や臭気等が逆流するのを阻止する。
また、使用途中において、排水用トラップ10内に塵埃や異物等が溜ったり、詰まったりした場合には、蓋14を取外し、更に隔壁部17を弁体12と共に弁室13内から取り外すと、内部を容易に清掃することができ、かつ、部品の取替えもきわめて容易に実施することができる。
したがって、本実施例に係る排水用トラップ10では、開閉弁20の回転を支持する枢軸21が、排水通路である管状本体11の中心O1よりも上側に距離Hだけ偏倚して、上流側の排水通路における最小径の内周面上部15a1と略等しい位置に設けている。そして、上流側排水が上流側の排水通路における最小径の内周面上部15a1を満たす水位までは、空調機が発生する陽圧又は、陰圧の空気圧によって、開閉弁20を封止する。
また、排水が内周面上部15a1を満たす水位になると、管状本体11の陽圧又は、陰圧空気の遮断が発生して開閉弁上部20aに印加されていた空気圧力が減少し、開閉弁下部20bが満たされた排水の圧力で押されて開閉弁20が押し開かれ、上流側排水が排出口部11bへと流出する。
さらに、排出が続き、流入口部11a側の水位が下がると、陽圧又は、陰圧空気が管状本体11内にある開閉弁20の上下の部分20a、20bに再び印加されて開閉弁20に封止する力が働く。このようにして排水を制限する動作を繰り返すので、送風空気の損失を最小限に保ちつつ、凝縮水の排水が可能となる。
また、管状本体11内を流入口部11a側の空間11Aと排出口部11b側の空間11Bに仕切る、中央貫通孔18を有した隔壁部17を、管状本体11に対して略垂直に設けているとともに、中央貫通孔18の内周面に枢軸21を介して開閉弁20を流体が流れる方向に回転自在にして取り付けている。すなわち、弁室13内を流体が流れる方向における隔壁部17の厚みと開閉弁20の開閉移動範囲の関係は、開閉弁20の開閉移動範囲内に隔壁部17が設けられ、弁の開閉移動範囲内に隔壁部17の厚みが吸収された状態で設けられている。
これにより、管状本体11を設計するに当たっては、流体が流れる方向における弁室13の寸法は、隔壁部17の厚みは無視して、開閉弁20の開閉移動範囲が確保できる大きさだけで済む。その結果、弁室13における流体が流れる方向の大きさを短くして、排水用トラップ10全体の小型化を図ることが可能になる。
また、開閉弁20は、枢軸21の下側に配置された開閉弁20の開閉弁下部20bが上流側から下流側に回転して開くようにしているので、上流側排水が流入口部11aを満たす水位まで溜まっても、開閉弁下部20bが上流側から下流側に向かって回転されるようにして、開閉弁20の全体が常に枢軸21を支点にして回転され、中央貫通孔18を開くので、開閉弁20の開放をスムーズに行わせることができる。
また、中央貫通孔18の内周面に、開閉弁20の外周縁と当接して、開閉弁20の回転を閉じ位置で規制するストッパーとしての段差19a、19bを設けているので、開閉弁20の閉時、中央貫通孔18の内周面に設けた段差19a、19bとの当接により、開閉弁20の回転を閉じ位置で規制し、開閉弁20を確実に閉じておくことができる。
また、管状本体11には、弁室13を開放する取り外し可能な蓋14を設けているので、排水用トラップ10内に塵埃や異物等が溜まったり、詰まったりした場合は、蓋14を取り外し、また必要によっては隔壁部17を弁体12と共に取り外して、弁室13内の掃除や部品交換等のメンテナンスの作業を容易に行うことができる。
次に、本発明の変形例に係る排水用トラップ10の構成について、図面に基づいて説明する。なお、本変形例に係る排水用トラップ10の構成は、以下に説明する構成を除き、上述した実施例に係る排水用トラップ10と同様であり、重複する説明を省略する。
上流側の排水通路(流入口部11a側の空間11A)の中心線O11は、下流側の排水通路(流出口部11bの空間11B)の中心線O12に対して上側に偏倚するように設けられている。
中央貫通孔18の中心O2は、流入口部11aの中心線O11上に配置されている。本変形例では、中央貫通孔18の中心O2及び中央貫通孔18内に配置された枢軸21は、流入口部11a側の空間11Aにおける最小径の内周面上部、すなわち壁部15における内周面上部15a1より下方に設定されている。これにより、上述した実施例に係る排水用トラップ10と比較して、開閉弁20が中心線O11に接近した分だけ、空調機が発生する陽圧又は陰圧の空気圧は開閉弁20に作用し易い。
中央貫通孔18内径は、開口15aの内径及び開口16aの内径より大径に形成されている。
開閉弁20は、隔壁部17の中央貫通孔18より僅かに大径に形成されており、開閉弁上部20aの一方面が隔壁部17の上部側面に当接可能であり、開閉弁上部20aの他方面が隔壁部17の下部側面に当接可能である。
次に、本変形例に係る排水用トラップ10の作用について説明する。
ドレン排出通路を通しての上流側排水が、流入口部11a(排水通路における最小径となる開口15a)を満たす水位までは、空調機が発生する陽圧又は陰圧の空気圧は、枢軸21を挟んで開閉弁上部20aと開閉弁下部20bにそれぞれ略等しく作用する。
また、付勢手段22の付勢力が開閉弁20を閉じる方向に常に働いており、開閉弁20は、中央貫通孔18を閉じ続ける。したがって、このような閉状態では、流入口部11a側の空間11Aに溜まっている排水は、排出口部11b側の空間11B側には流れない。
次に、空調機等の機器からの排水が、壁部15における開口15aの内周面上部15a1まで溜まり、流入口部11a側の空間11A内を満たす水位になると、管状本体11内部への陽圧又は陰圧の空気圧が遮断され、開閉弁上部20aに印加されていた空気圧が減少する。
また、満たされた排水の圧力が付勢手段22の付勢力を上回ると、開閉弁下部20bが排出口部11b側に押され、開閉弁20が枢軸21を支点として図6に示すように流体が流れる方向に回転する。すなわち、開閉弁20が押し開かれ、中央貫通孔18を通って排水が排出口部11bへと流出する。
次に、排出が続いて流入口部11a側における空間11Aの水位が下がると、空調機が発生する陽圧又は陰圧の空気圧が開閉弁20の開閉弁上部20aと開閉弁下部20bの部分に再び印加する。この際、中央貫通孔18の中心O2が壁部15の内周面上部15a1より下方に設定されていることにより、上述した実施例に係る排水用トラップ10と比較して、空調機が発生する陽圧又は陰圧の空気圧が開閉弁20に作用し易い。
このような空調機が発生する陽圧又は陰圧の空気圧に加えて、付勢手段22の付勢作用によって開閉弁20を封止する力が働くため、開閉弁20が隔壁部17に当接して中央貫通孔18を閉じる。これによって、流入口部11a側の空間11Aに溜まっている排水が排出口部11b側の空間11B側に流れることは制限される。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を成すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
10 排水用トラップ
11 管状本体(排水通路)
11A 流入口部側の空間
11B 排出口部側の空間
11a 流入口部
11b 排出口部
11c メンテナンス用筒部
11d 上部開口
12 弁体
13 弁室
14 蓋
15 壁部
15a 開口
16 壁部
16a 開口
17 隔壁部
18 中央貫通孔
19a、19b 段差
20 開閉弁
20a 開閉弁上部
20b 開閉弁下部
21 枢軸
22 付勢手段
23 軸受
25 流体が流れる方向
O1 管状本体の中心軸線
O2 中央貫通孔の中心
O3 弁体の回転軸線
H 偏倚している距離

Claims (8)

  1. 排水通路中に介装される横置き型の排水用トラップであって、
    上流側の前記排水通路と接続される流入口部と下流側の前記排水通路と接続される排出口部と前記流入口部と前記排出口部の間に設けられた弁室とを有する管状本体と、前記弁室内に設置された弁体を備え、
    前記弁室は、
    前記管状本体に対して略垂直に設けられ、前記管状本体内を前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とに仕切る隔壁部と、
    前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とを連通するように前記隔壁部に形成された中央貫通孔を有し、
    前記弁体は、
    前記中央貫通孔の略中心を通り、両端部を前記中央貫通孔の内周面の対向する箇所に各々設置させて、前記管状本体に対して略水平に取り付けられている枢軸と、
    前記中央貫通孔内に前記枢軸を支点として流体が流れる方向に回転自在に取り付けられ、前記流入口側の空間が排水で満たされておらず所定以上の排水圧がかかっていないときに前記中央貫通孔を閉じ、前記流入口側の空間が排水で満たされて前記所定以上の排水圧がかかるときに前記中央貫通孔を開く開閉弁と、
    を備え
    前記枢軸は、前記上流側の排水通路の中心線と略等しい位置に設定され、
    前記開閉弁の直径は、上流側の前記排水通路における最小口径より大きく設定され、
    前記開閉弁は、前記枢軸の上側に配置される開閉弁上部と、前記枢軸の下側に配置されて前記開閉弁上部と略同面積の開閉弁下部と、を備えていることを特徴とする排水用トラップ。
  2. 排水通路中に介装される横置き型の排水用トラップであって、
    上流側の前記排水通路と接続される流入口部と下流側の前記排水通路と接続される排出口部と前記流入口部と前記排出口部の間に設けられた弁室とを有する管状本体と、前記弁室内に設置された弁体を備え、
    前記弁室は、
    前記管状本体に対して略垂直に設けられ、前記管状本体内を前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とに仕切る隔壁部と、
    前記流入口部側の空間と前記排出口部側の空間とを連通するように前記隔壁部に形成された中央貫通孔を有し、
    前記弁体は、
    前記中央貫通孔の略中心を通り、両端部を前記中央貫通孔の内周面の対向する箇所に各々設置させて、前記管状本体に対して略水平に取り付けられている枢軸と、
    前記中央貫通孔内に前記枢軸を支点として流体が流れる方向に回転自在に取り付けられ、前記流入口側の空間が排水で満たされておらず所定以上の排水圧がかかっていないときに前記中央貫通孔を閉じ、前記流入口側の空間が排水で満たされて前記所定以上の排水圧がかかるときに前記中央貫通孔を開く開閉弁と、
    を備え、
    前記枢軸は、上流側の前記排水通路における最小径の内周面上部と略等しい位置に設定されている、ことを特徴とする排水用トラップ。
  3. 前記開閉弁は、前記枢軸の下側に配置されている開閉弁下部が前記排水圧を受けて前記上流側から前記下流側に回転して開く、ことを特徴とする請求項1又は2記載の排水用トラップ。
  4. 前記開閉弁は、前記所定以上の排水圧がかかっていないときに、前記開閉弁を閉じ姿勢に付勢している付勢手段を有する、ことを特徴とする請求項1からの何れか1項記載の排水用トラップ。
  5. 前記付勢手段は、前記開閉弁の下部に取り付けられたバランスウエイトである、ことを特徴とする請求項に記載の排水用トラップ。
  6. 前記中央貫通孔の内周面に、前記開閉弁と当接して前記開閉弁の回転を閉じ位置で停止するように規制する段差を設けている、ことを特徴とする請求項1からの何れか1項記載の排水用トラップ。
  7. 前記隔壁部は、前記弁室に対して、前記弁体と一体に着脱可能に設けられている、請求項1からの何れか1項記載の排水用トラップ。
  8. 前記管状本体は、前記弁室を開放する取り外し可能な蓋を備える、ことを特徴とする請求項1からの何れか1項記載の排水用トラップ。
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