JP6770627B1 - 揚げ物用油切り容器 - Google Patents

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【課題】油から取り出された揚げ物から速やかに食用油を脱離させ食味を高め得る油切り容器を提供する。【解決手段】本体容器10は、ステンレスなどの金属からなる皿状の容器であって、油切り板20上に置かれた揚げ物40から油切り板20を介して落下した油を受ける受け皿とされる。油切り板20は、本体容器10の底部11を覆うように略水平に延びるように底部11から離間配置され、揚げ物40をその上部に置くことができる。支持板30は金属からなる略長方形の板状体であって、油切り板20の上面21に対して傾斜を有し、上面21となす角を鈍角とする側の面に突出部31を設けている。【選択図】図2

Description

本発明は、食用油から取り上げられた揚げ物に吸い込まれている該食用油を脱離させる油切りの処理に使用される油切り容器に関し、特に、速やかに食用油を脱離させ食味を高め得る油切り容器に関する。
食材に小麦粉や片栗粉などからなる衣を与えて食用油(以下、単に「油」とする。)に投入して調理される唐揚げや、天ぷら、又はフライ、そして、衣を与えずに食材をそのまま油中に投入して調理される素揚げなど、これらを総称した揚げ物において、油から取り出された直後、特に、衣に油が多く吸い込まれており、食味を高めるためには、より速やかにこれら余分な油を脱離させる油切りの処理が重要となる。ここで、油切りの方法としては、油から取り出された揚げ物を網板の上に載せて、網目を介して吸い込まれた油を該網板の下部に重力落下させる方法が一般的に行われている。一方、油を吸収する目の細かい不織布などに揚げ物を包み、毛管現象を利用して該不織布に油を速やかに移動させる方法なども知られている。
ところで、油切りには一定の時間を必要とし、調理の効率上、揚げ物をそのままの状態に放置させつつも、吸い込まれた油を速やかに脱離できる方法が好ましく、かかる方法を実現するための油切り容器が提案されている。
例えば、特許文献1では、網板の上に揚げ物、特に、フライを安定した姿態で平置きさせるのではなく、起立させるように保持させて油切りの処理を速やかに行い得る油切り容器が開示されている。かかる油切り容器は、揚げ物から脱離してくる油の受け皿となる皿状容器内に網板を配置させ、該網板には略上方に向けて伸びる倒立背板が着脱自在に組み合わせられており、網板上の揚げ物を倒立背板に立て掛けて起立保持させ得るようになっている。揚げ物の衣に吸い込まれた油は、重力により、衣の内部を介して網板に接した低部へと集まる。揚げ物を起立させることで油はより狭い範囲に集中的に集められるため、衣からより脱離しやすくなり、スムーズに衣から脱離し、網板を介して皿状容器に回収されるのである。
また、特許文献2でも、揚げ物(天ぷら)を受け網の上に起立保持させる天ぷら受け網が開示されている。かかる天ぷら受け網は、底網の上に上部から見てコ字形に整形された枠を取り付けてあり、この枠の中に天ぷらを立て掛けるようにして起立保持させ得るようになっている。
特開2004−73307号公報 実全昭59−155040号公報
上記したように、取り上げられた揚げ物に吸い込まれている油を速やかに脱離させる油切りの処理に使用される油切り容器が求められている。ここで、食味を高めるように油切り処理するには、揚げ物を起立させつつ、揚げ物の底部(低部)に集まった油を速やかに、揚げ物の外部に脱離させることが好ましい。
本発明は、上記したような状況に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、油から取り出された揚げ物から速やかに油を脱離させその食味を高め得る油切り容器を提供することにある。
本発明の揚げ物用油切り容器は、本体容器の底部から離間配置され上部に置かれた揚げ物に含まれる油を下部へと落下させていく油切り板を含む揚げ物用油切り容器であって、前記油切り板の上面には前記揚げ物を立ち上げるための支持板を起立させるように取り付けられており、前記支持板には起立させた前記揚げ物が板面に沿って傾斜保持できるようにする突出部を設けられていることを特徴とする。
かかる発明によれば、支持板と突出部により、揚げ物を支持板の板面に沿って傾斜保持することで、揚げ物を起立させつつ揚げ物の底部に集まった油を速やかに脱離することが出来る。
上記した発明において、前記油切り板には、前記揚げ物の起立を維持する凹凸が設けられていることを特徴としてもよい。かかる発明によれば、油切り板の凹凸が滑り止めとなって揚げ物の起立を確実に維持できて、揚げ物から速やかに油を離脱できる。
上記した発明において、前記凹凸の底部に油を背面側に落下させる貫通穴が設けられていることを特徴としてもよい。かかる発明によれば、揚げ物から離脱した油を背面側の本体容器に速やかに落下させることで、揚げ物からさらに速やかに油を離脱できる。
本発明による1つの実施例における油切り容器の斜視図である。 図1に示した油切り容器のA―A′断面図である。 油切り板の部分拡大斜視図である。 図3に示した油切り板のB―B′断面図である。
以下に、本発明による揚げ物用油切り容器の1つの実施例について、図1乃至図4を用いて説明する。
図1及び2に示すように揚げ物用の油切り容器50は、上面の開口した略直方体形状を有する浅底の本体容器10と、本体容器10の底部11の上に載置された湯切り板20と、湯切り板20に対して起立するように取り付けられた支持板30とを含む。
本体容器10は、例えばステンレスなどの金属からなる皿状の容器であって、油切り板20上に置かれた揚げ物40から油切り板20を介して落下した油を受ける受け皿とされる。油切り板20は、本体容器10の底部11を覆うように略水平に延びるように底部11から離間配置されて、揚げ物40をその上部に置くことができる。
支持板30は、例えばステンレスなどの金属からなる略長方形の板状体であって、その長辺を油切り板20の長辺に略平行にするようにして油切り板20に対し起立するよう取り付けられる。ここで、支持板30は油切り板20の上面21に対して傾斜を有し、上面21となす角を鈍角とする側の面に突出部31を設けている。突出部31は、支持板30の上方(油切り板20から離間する)側に支持板30の面に対して垂直に延びるように取り付けられた板状片である。
油切り板20は、例えばステンレスなどの金属からなる板状体であり、略水平に延びるよう配置される。油切り板20は、その下面22から下方に向けて延びる足部26を備え、足部26によって本体容器10の底部11に対して上方に離間して載置される。油切り板20の上には揚げ物40を置くことができ、揚げ物40に含まれる油を油切り板20の背面側の下部へと落下させていくよう貫通穴が設けられる。
詳細には、図3及び4に示すように、油切り板20には上面21に突出する凸部23及び上面21側から凹んだ凹部24が設けられており、凹部24の底には下方に向けた貫通穴25を備える。凸部23及び凹部24は互い違いに並び上面視で千鳥状になるよう配列されている。つまり、凸部23と凹部24とはそれぞれの前後左右に他方を配置した配列とされている。さらに、凹部24の底には下面22へ向けて貫通する貫通穴25を備える。これによって、油切り板20は、揚げ物40からの油を上面21で受けて凹部24に導き、貫通穴25から下方の本体容器10へ向けて落下させることができる。
次に、揚げ物用の油切り容器50の使用方法について、図2を参照しつつ説明する。
図2で示したように、揚げ終わって油から取り出された揚げ物40を、支持板30の板面に立て掛けるように起立させて油切り板20の上部に置く。このとき、突出部31は揚げ物40の側面に当接し、揚げ物40が板面に沿って支持板30の長辺方向へ滑るのを防ぐ。これにより、揚げ物40は支持板30の板面に沿って傾斜保持されながら起立状態を安定して維持される。
起立した姿勢の揚げ物40に含まれる油は重力によって揚げ物40の側面や内部を伝わって下方へ向けて流れ、揚げ物40の底部(低部)へと集まる。そして、底部の面積の小さな底面に集まった油は、より大きな油滴となり容易に落下するようになる。つまり、油を油切り板20に向けて速やかに脱離することができる。そして、脱離された油は、油切り板20の凹部24に設けられた貫通穴25を通って本体容器10の底部11へ向けて落下する。
ここで、揚げ物40の置き方には様々な向きが考えられるが、油滴の速やかな脱離だけを考えれば、最も面積の小さい面を底面に位置させることが好ましい。実際には、揚げ物40の形状を崩さずに起立姿勢を維持できる範囲で向きを選択するとよい。なお、起立させるということは、比較的面積の小さな面を下に向けて底面とした姿勢にするということである。そのため、面積の小さな面に油を集めて大きな油滴を形成させることができ、油を速やかに脱離させることができる。
図2において揚げ物40としてエビフライを例としているが、とんかつ、コロッケやかき揚げなどでもよい。支持板30や突出部31の設置間隔や設置枚数は、揚げ物40の種類や個数などを考慮して設定されることが好ましい。
また、油切り板20には凸部23及び凹部24からなる凹凸が設けられている。揚げ物40を起立させてその姿勢を不安定にしたとしても、例えば凸部23の傾斜面に揚げ物40の底面の側部を当接させるなどして、凸凹を滑り止めとし得る。これによって、揚げ物40が支持板30や突出部31から離間する方向に底面を滑らせることを防止でき、起立姿勢の維持を容易とする。
揚げ物40の底面から離脱された油は、油切り板20に設けられた貫通穴25によって本体容器10の底部11へと落下する。ここで油切り板20は足部26により底部11から離間配置されているため、底部11に落下した油によって貫通穴25の油の通過を阻害されることもない。
以上のように、油切り容器50は、支持板30と突出部31とにより、揚げ物40を支持板30の板面に沿って傾斜保持することで、揚げ物40を起立させつつ揚げ物40の底部に集まった油を速やかに脱離することが出来て、その食味を高め得る。
以上、本発明による実施例を説明したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の主旨又は添付した特許請求の範囲を逸脱することなく、様々な代替実施例及び改変例を見出すことができるであろう。
10 本体容器
11 底部
20 油切り板
21 上面
22 下面
26 足部
30 支持板
31 突出部
40 揚げ物
50 油切り容器


Claims (1)

  1. 本体容器の底部から離間配置され上部に置かれた揚げ物に含まれる油を下部へと落下させていく油切り板を含む揚げ物用油切り容器であって、
    前記油切り板の上面には前記揚げ物を立ち上げるための支持板を起立させるように取り付けられており、前記油切り板の上に起立させた前記揚げ物を前記支持板の板面に沿って傾斜保持できるように前記板面から突出する突出部を設けられており、
    前記油切り板は、凸部及び凹部を互い違いに並ばせ上面視で千鳥状に配列させた凹凸形状を有し、前記凹部の底には油を本体容器の底部に落下させる貫通穴を設けられていることを特徴とする揚げ物用油切り容器。
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