JP2001057939A - グリルの焼物載置台 - Google Patents
グリルの焼物載置台Info
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Abstract
ルの焼物載置台を安価に提供する。 【解決手段】 焼物11の種類等によって焼網Aの高さ
を高低に反転変位することで常に最適な焼き料理ができ
るグリルにおいて、焼網Aの高さが高い上段時は焼網A
自体に形成された突部3、3と焼網枠5とで焼物11を
受け止め、また、焼網Aの高さが低い下段時には焼網A
の斜状部1、1と係合部2、2及び焼網台Cの支承係合
部7、7と横枠13とで焼物11を受け止めて焼網A上
から焼物11がすべり落ちるのを防止する。
Description
置台に関し、詳しくは、両面焼グリル又は水無しグリル
等に用いる線材構成の焼物載置台に関する。
台は、たとえば、図10〜図13に例示されているよう
に、焼物載置台の焼網Aは焼網枠5の上側に焼網棒6が
設けられており、しかも、前後の係合部2、2が斜状部
1、1を介して形成されている。そして、この焼網Aは
板材で形成された焼網台Cの前後の線材による支承係合
部7、7に焼網Aを反転係合支持できる構造となってい
るにすぎない。
た構造の焼物載置台では、特に、焼網Aの高さが高い上
段時においては、前後左右のいずれにも焼物11を受け
止める手段が全くないので、グリル皿の出し入れ時等に
焼物(被調理物以下同じ)11が焼網A上からすべり落
ちることが多い(図10及び図12参照)。また、焼網
Aの高さが低い下段時においても上記上段時よりは落ち
にくいものの、焼網台Cの主体が板材で構成されている
こともあって実際の使用にあたり取扱いにくいなど不具
合な点が多いという問題点があった。この発明のグリル
の焼物載置台は上記課題を解決し、焼網上から魚等の焼
物が滑落することはなく、全体が線材構成であることと
相まって使用上極めて取扱い易いグリルの焼物載置台の
提供を目的としている。
発明の請求項1のグリルの焼物載置台は、線材構成の焼
網台と焼網とからなり、焼網を反転することで焼網の高
さが高低に変位できるグリルの焼物載置台において、上
記焼物載置台の焼網の高さが高い上段時は焼網自体で、
また、焼網の高さが低い下段時は焼網と焼網台とで焼物
を受け止めて焼物が前後左右いずれへも落下しない構成
としたことを要旨とする。
グリルの焼物載置台は、上記請求項1記載のグリルの焼
物載置台において、上記焼物載置台の焼網は、焼網枠の
前後に突部を設けるとともに焼網枠の下側に焼網棒を設
けて、焼網の高さが高い上段時における焼物の前後左右
への落下を突部と焼網枠とで受け止めて防止する構成と
したことを要旨とする。
グリルの焼物載置台は、上記請求項1記載のグリルの焼
物載置台において、上記焼物載置台の焼網の高さが低い
下段時における前後方向への落下は焼網の前後の斜状部
及び係合部と焼網台の焼網支承係合部とで、また、左右
方向への落下は焼網の焼網棒より高い位置にある焼網台
の横棒で受け止めて防止する構成としたことを要旨とす
る。
のグリルの焼物載置台は、焼物の種類等によって焼網の
高さを高低に変位することで常に最適な焼き料理ができ
るグリルにおいて、焼網の高さが高い上段時は焼網自体
が前後左右へ焼物が落下しない構成となっているから、
グリル皿の出し入れ時等において焼物が前後左右いずれ
へも落下せず、また、焼網の高さが低い下段時には焼網
と焼網台とで焼物が受け止められて焼物は前後左右いず
れへも落下することはない。この結果、全体が線材構成
であることと相まって使用上極めて取扱い易い焼物載置
台が安価に提供できる。
のグリルの焼物載置台は、その焼網が焼網枠の前後に突
部を設け、焼網枠の下側に焼網棒を設けた構成となって
いるので、焼網の高さの高い上段時において前後方向の
受け止めは前後の突部で行われ、左右方向の受け止めは
焼網枠で行われる。この結果、グリル皿の出し入れ時等
における焼物の前後左右方向への落下は生ぜず使用上極
めて取扱い易いものである。
のグリルの焼物載置台は、その焼網の高さが低い下段時
における前後方向への落下は焼網の前後の斜状部及び係
合部と焼網台の焼網支承係合部とで受け止められて防止
され、また、左右方向への落下は焼網の焼網棒より高い
位置にある焼網台の横枠で受け止められて防止される。
この結果、グリル皿の出し入れ時等における焼物の前後
左右方向への落下は生ぜず使用上極めて取扱い易いもの
である。
用を一層明らかにするために、以下この発明のグリルの
焼物載置台の好適な実施の形態の一例について図面を参
照して説明する。
網Aをグリル皿B上に線材構成の焼網台Cを介して載置
する形式のものであって、焼網A、グリル皿B、焼網台
Cは相互に脱着可能に組みつけられる。上記焼網Aは、
たとえば、鉄線にクロームメッキを施した線材をもって
平面矩形状に形成され、その前後両端部に焼網に高低を
つけるための斜状部1、1とその延長部に後述する焼網
台Cへの係合部2、2及び焼物落下防止用の突部3、3
とを一体に屈折形成した焼網枠4を形成し、この焼網枠
4の中間水平部5の下側に同じく鉄線にクロームメッキ
を施した線材によりなる複数の直線状の焼網棒6を略等
間隔を存して固定して構成されている。
クロームメッキを施した一連の線材を屈折して形成され
た上記焼網Aの係合部2、2が脱着できる支承係合部
7、7を前後両端の上部に有する焼網支承用の構成部品
8と、同じく鉄線にクロームメッキを施した一連の線材
を屈折して形成された上記グリル皿B上に載置して位置
決め保持する係止凸部9、9を前後両端の下部に有する
グリル皿載置用の構成部品10とを組みつけ一体化した
2つの部品構成で形成されている。
せて用係止凸部9、9で位置決め保持した後、該焼網台
C上に焼網Aをその係合部2、2を焼網台Cの支承係合
部7、7にかぶせるように係合して載せることにより焼
網台C上に焼網Aが支承載置できる。そこで、焼網Aの
高さが高い上段時は、図1、図2及び図5、図6に例示
されているように、焼網枠4の前後端の突部3、3は上
方に起立し、焼網枠4の下側に焼網棒6が固定されてい
るので、焼物11の前後は突部3、3と焼網台Cの支承
係合部7、7間の凸部12とで受け止められ、焼物11
の左右は焼網枠4の径の高さh1で受け止められて前後
左右いずれへもすべり落ちることはない。
Aを反転してその係合部2、2を焼網台Cの支承係合部
7、7に係合して載置すると、図3、図4及び図7、図
8に例示されているように、焼物11の前後は焼網台C
の支承係合部7、7間の凸部12と突部3、3の両側一
部とで受け止められ、焼物11の左右は焼網Aの焼網棒
6より高い位置h2にある焼網台Cの横枠13、13で
受け止められて前後左右いずれへもすべり落ちることは
ない。
せによる焼物落下防止手段とを備えた焼物載置台とした
ので、焼網Aの高さが高い上段時と焼網Aの高さが低い
下段時のいずれの使用時においても焼物11が焼網A上
から滑り落ちることがないために実際の使用にあたり極
めて取扱い易く、使い勝手のよいものである。
ルに使用した場合を示したものであって、水無しグリル
は、グリル皿B上に位置決め載置された焼網台Cの上部
に支承されている魚等の焼物11を載せる焼網Aは、バ
ーナ14より下段に位置し、この焼網Aの下方に排気室
15と連通する連通口16が形成されている。したがっ
て、焼網A上に焼物11を載せてグリル庫上段のバーナ
14に着火すると、高温の燃焼排ガスは一旦グリル庫内
に充満してから連通口16から排気室15へあふれる。
そして、焼物11は、グリル庫内に充満する燃焼排ガス
の対流加熱によって加熱調理される。そこで、焼物11
の下方のグリル皿Bに溜った焼き脂が輻射加熱されるこ
とがなくなり、グリル皿Bに水を張らなくても過熱によ
る発火が防止される。そして、排気室15へあふれた燃
焼排ガスはドラフト効果により上昇して器外へ排出さ
れ、同時にグリル庫前方下部に設けられた空気流入口1
7からグリル庫内へ新鮮な空気が流入されるようになっ
ている。
説明したが、この発明はこうした実施の形態のものに何
等限定されず、この発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々なる態様で実施しうることは勿論である。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
置台によれば、焼物の種類等によって焼網の高さを高低
に変位することで常に最適な焼き料理ができるグリルに
おいて、焼網の高さが高い上段時は焼網自体が前後左右
へ焼物が落下しない構成となっているから、グリル皿の
出し入れ時等において焼物が前後左右いずれへも落下せ
ず、また、焼網の高さが低い下段時には焼網と焼網台と
で焼物が受け止められて焼物は前後左右いずれへも落下
することはない。したがって、全体が線材構成であるこ
とと相まって使用上極めて取扱い易い焼物載置台が安価
に提供できる。
置台によれば、焼網が焼網枠の前後に突部を設け、焼網
枠の下側に焼網棒を設けた構成となっているので、焼網
の高さの高い上段時において前後方向の受け止めは前後
の突部で行われ、左右方向の受け止めは焼網枠で行われ
る。したがって、グリル皿の出し入れ時等における焼物
の前後左右方向への落下は生ぜず使用上極めて取扱い易
いものである。
置台によれば、焼網の高さが低い下段時における前後方
向への落下は焼網の前後の斜状部及び係合部と焼網台の
焼網支承係合部とで受け止められて防止され、また、左
右方向への落下は焼網の焼網棒より高い位置にある焼網
台の横枠で受け止められて防止される。したがって、グ
リル皿の出し入れ時等における焼物の前後左右方向への
落下は生ぜず使用上極めて取扱い易いものである。
焼網の上段使用時の斜視図である。
図である。
面図である。
図である。
図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 線材構成の焼網台と焼網とからなり、焼
網を反転することで焼網の高さが高低に変位できるグリ
ルの焼物載置台において、 上記焼物載置台の焼網の高さが高い上段時は焼網自体
で、また、焼網の高さが低い下段時は焼網と焼網台とで
焼物を受け止めて焼物が前後左右いずれへも落下しない
構成としたことを特徴とするグリルの焼物載置台。 - 【請求項2】 上記焼物載置台の焼網は、焼網枠の前後
に突部を設けるとともに焼網枠の下側に焼網棒を設け
て、焼網の高さが高い上段時における焼物の前後左右へ
の落下を突部と焼網枠とで受け止めて防止する構成とし
たことを特徴とする請求項1記載のグリルの焼物載置
台。 - 【請求項3】 上記焼物載置台の焼網の高さが低い下段
時における前後方向への落下は焼網の前後の斜状部及び
係合部と焼網台の焼網支承係合部とで、また、左右方向
への落下は焼網の焼網棒より高い位置にある焼網台の横
枠で受け止めて防止する構成としたことを特徴とする請
求項1記載のグリルの焼物載置台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23441599A JP4132457B2 (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | グリルの焼物載置台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23441599A JP4132457B2 (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | グリルの焼物載置台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001057939A true JP2001057939A (ja) | 2001-03-06 |
JP4132457B2 JP4132457B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
ID=16970666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23441599A Expired - Fee Related JP4132457B2 (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | グリルの焼物載置台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4132457B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011004918A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | 焼き網並びに加熱調理器 |
JP2011254955A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Rinnai Corp | グリル |
JP2012148047A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-08-09 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
JP2012187427A (ja) * | 2012-06-06 | 2012-10-04 | Rinnai Corp | グリル |
JP2012187429A (ja) * | 2012-06-06 | 2012-10-04 | Rinnai Corp | グリル |
JP2013013810A (ja) * | 2012-10-24 | 2013-01-24 | Rinnai Corp | グリル |
-
1999
- 1999-08-20 JP JP23441599A patent/JP4132457B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4132457B2 (ja) | 2008-08-13 |
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