JP4116739B2 - グリルの焼網台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、グリルの焼網台に関し、詳しくは、両面焼グリル又は水無しグリル等に用いる線材構成の焼網台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の両面焼グリル又は水無しグリル等に用いられている焼網台は、たとえば、図8に例示されているように、線材による上部の焼網支承係合部1、1以外の受皿上に載置して位置決め保持する係止凸部4、4を備えた受皿Dへの載置部5、5及び該載置部5、5を一体連結する連結部6、6等は、すべて板材を用いたプレス加工部品で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした構造の焼網台では、特に、連結部6、6と受皿Dへの載置部5、5における内部5a、5a又はこれらの内面隅角部5b、5bにこびりついた油等がとり難いため、焼網台の掃除等の手入れが完全に行えず、また、板バリ等が加工上出やすいために手入れ時に板バリ等で怪我をすることが多く、全体の重量が重いことと相まって取扱い難く、さらに、コスト的にも高くなり、外観上も美観に欠けるといった問題点があった。
この発明のグリルの焼網台は上記課題を解決し、線材構成の焼網台とすることで掃除のしやすさ、軽量化等が実現できて取扱い上の利便性と安全性の向上を図り、併せて、低コスト化及び外観上の美観向上をも図ったグリルの焼網台の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するこの発明の請求項1のグリルの焼網台は、
焼網の脱着が自由に行える支承係合部を上部に有し、下部には受皿上に載置して位置決め保持する係止凸部を備えたグリルの焼網台において、
上記焼網台は線材を屈折して一体形成され、上記焼網台は、一連の線材を屈折して形成された焼網の脱着が自由に行える支承係合部を上部に有する焼網支承用の構成部品と、前記グリルの受皿上に載置して位置決め保持する係止凸部を下部に備えた受皿載置用の構成部品とからなる2つの構成部品により形成されていることを要旨とする。
【0006】
上記課題を解決するこの発明の請求項のグリルの焼網台は、
焼網の脱着が自由に行える支承係合部を上部に有し、下部には受皿上に載置して位置決め保持する係止凸部を備えたグリルの焼網台において、
上記焼網台は線材を屈折して一体形成され、上記焼網台は、一連の線材を屈折して形成された焼網支承用係合部と前記グリルの受皿に載置するための受皿載置用係止凸部を上下に備えた一対の構成部品と、この構成部品を一体に連結する一対の構成部品とからなる4つの構成部品により形成されていることを要旨とする。
【0007】
上記構成を有するこの発明の請求項1記載のグリルの焼網台は、線材を屈折して一体形成されているから、掃除がしやすく重量も軽減されるために取扱い時の利便性及び安全性は向上し、また、全体が線材構成であり、製作加工も容易なことと相まって低コスト化及び外観上の美観も向上できる。この結果、従来にない斬新な焼網台が提供できる。
【0008】
そして、一連の線材を屈折して形成された焼網支承用の構成部品と、受皿載置用の構成部品とからなる2つの部品構成で形成されているから、上記2つの部品を組みつけその一部重合部を溶接等により固定するだけで線材構成の焼網台が一体形成できる。この結果、焼網台の具現化が低コストのもとに容易に実現できる。
【0009】
上記構成を有するこの発明の請求項記載のグリルの焼網台は、一連の線材を屈折して形成された焼網支承用係合部と受皿載置用係止凸部を上下に備えた一対の構成部品と、これらを連結する一対の連結用構成部品とからなる4つの部品構成で形成されているから、上記4つの部品を組みつけその一部交叉部を溶接等により固定するだけで線材構成の焼網台が一体形成できる。この結果、焼網台の具現化が低コストのもとに容易に実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以上説明したこの発明の構成、作用を一層明らかにするために、以下この発明のグリルの焼網台の好適な実施の形態の一例について図面を参照して説明する。
【0011】
図1及び図2は、2つの部品構成で形成された焼網台であって、一連の線材を屈折して前後両端に焼網Cの脱着が自由に行える支承係合部1、1を上部に有する凸状部2、2を形成し、該凸状部2、2を下部両側の連結部3、3で一体に連結し、線材の両端面を突き合わせて一体結合することにより線材端面のないエンドレス状に形成された側面形状が凹状の焼網支承用の構成部品Aを形成する。
また、別に、一連の線材を屈折して前後両端に受皿上に載置して位置決め保持する係止凸部4、4を下部に有する凹状部5、5を形成し、該凹状部5、5を上部両側の連結部6、6で一体に連結し、線材の端面を突き合わせて一体結合することにより線材端面のないエンドレス状に形成された側面形状が凸状の受皿載置用の構成部品Bを形成する。
【0012】
そして、上記各別に形成された構成部品A、Bの前後両端の凸状部2、2と凹状部5、5を重合して組みつけ、この重合部9、9を溶接等により固定して2つの構成部品A、Bを一体化することにより、焼網Cの支承係合部1、1と受皿Dへの係止凸部4、4を上下に有する2つの部品構成からなる焼網台が形成される。
そこで、下部の係止凸部4、4を受皿Dの前後端に穿たれている係止孔7、7に嵌めつけ係止して焼網台を受皿上に位置決め保持して載せ、上部の支承係合部1、1には焼網Cの前後端に形成されている係合部8、8をかぶせるように嵌めつけ係合すれば、受皿Dと焼網台及び焼網Cの三者が相互に脱着可能に組みつけられる。
【0013】
図3及び図4は、4つの部品構成で形成された焼網台であって、一連の線材を屈折して焼網支承用係合部1、1と受皿載置用係止凸部4、4を上下に形成し、線材の両端面を突き合わせて一体結合することにより線材端面のないエンドレス状に形成された一対の前後用の構成部品E、Eを形成する。
また、別に、上記前後用の構成部品E、Eを一体に連結する細長矩形状の一対の側面用構成部品F、Fを一連の線材を屈折して線材端面のないエンドレス状に形成する。
【0014】
そして、上記各別に形成された一対の前後用構成部品E、Eに対し一対の側面用構成部品F、Fを側方から押し当てその交叉部10、10を溶接等により固定して4つの構成部品を一体化することにより、焼網の支承係合部1、1と受皿への係止凸部4、4を上下に有する4つの部品構成からなる焼網台が形成される。
【0015】
なお、図5に示した焼網台は、上記図1及び図2の焼網台における焼網支承用の構成部品Aはそのまま用い、受皿載置用の構成部品を単線11、11、12、12で形成したものであり、また、図6に示した焼網台は、上記図3及び図4の焼網台における前後用の構成部品E、Eはそのまま用い、側面用の構成部品を単線13、13で形成したものであるが、各々の単線の端面処理を行って手入れ時の安全を確保すれば、所期の目的を達するこの発明の焼網台の実施は可能である。
【0016】
図7はこの発明の焼網台を水無しグリルに使用した場合を示したものであって、水無しグリルは、受皿D上に位置決め載置された焼網台に支承されている焼網Cは、バーナ14より下段に位置し、この焼網Cの下方に排気室15と連通する連通口16が形成されている。したがって、焼網Cに被調理物17を載せてグリル庫上段のバーナ14に着火すると、高温の燃焼排ガスは一旦グリル庫に充満してから連通口16から排気室15へあふれる。そして、被調理物17は、グリル庫内に充満する燃焼排ガスの対流加熱によって加熱調理される。そこで、被調理物17の下方にたまった焼き脂が輻射加熱されることがなくなり、受皿Dに水を張らなくても過熱による発火が防止される。そして、排気室15へあふれた燃焼排ガスはドラフト効果により上昇して器外へ排出され、同時にグリル庫の前方に設けられた空気流入口18からグリル庫内へ新鮮な空気が流入されるようになっている。
【0017】
以上この発明の実施の形態の一例について説明したが、この発明はこうした実施の形態のものに何等限定されず、この発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施しうることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
この発明は以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】
この発明の請求項1記載のグリルの焼網台によれば、焼網台が線材を屈折して一体形成されているから、掃除がしやすく重量も軽減されるために取扱い時の利便性及び安全性は向上し、また、全体が線材構成であり、製作加工も容易なことと相まって低コスト化及び外観上の美観も向上できる。したがって、従来にない斬新な焼網台が提供できる。
【0020】
そして、一連の線材を屈折して形成された焼網支承用の構成部品と、受皿載置用の構成部品とからなる2つの部品構成で形成されているから、上記2つの部品を組みつけその一部重合部を溶接等により固定するだけで線材構成の焼網台が一体形成できる。したがって、焼網台の具現化が低コストのもとに容易に実現できる。
【0021】
この発明の請求項記載のグリルの焼網台によれば、一連の線材を屈折して形成された焼網支承用係合部と受皿載置用係止凸部を上下に備えた一対の構成部品と、これらを連結する一対の連結用構成部品とからなる4つの部品構成で形成されているから、上記4つの部品を組みつけその一部交叉部を溶接等により固定するだけで線材構成の焼網台が一体形成できる。したがって、焼網台の具現化が低コストのもとに容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のグリルの焼網台の一例を受皿と対比して示した斜視図である。
【図2】その構成部品の斜視図である。
【図3】異なる例の斜視図である。
【図4】その構成部品の斜視図である。
【図5】図1の焼網台の変形例の斜視図である。
【図6】図3の焼網台の変形例の斜視図である。
【図7】この発明の焼網台の使用例を示した切断側面図である。
【図8】従来の焼網台の一例を受皿と対比して示した斜視図である。
【符号の説明】
A…焼網支承用構成部品
B…受皿載置用構成部品
C…焼網
D…受皿
1…支承係合部
4…係止凸部
E…一対の構成部品
F…一対の構成部品

Claims (2)

  1. 焼網の脱着が自由に行える支承係合部を上部に有し、下部には受皿上に載置して位置決め保持する係止凸部を備えたグリルの焼網台において、
    上記焼網台は線材を屈折して一体形成され、上記焼網台は、一連の線材を屈折して形成された焼網の脱着が自由に行える支承係合部を上部に有する焼網支承用の構成部品と、前記グリルの受皿上に載置して位置決め保持する係止凸部を下部に備えた受皿載置用の構成部品とからなる2つの構成部品により形成されていることを特徴とするグリルの焼網台。
  2. 焼網の脱着が自由に行える支承係合部を上部に有し、下部には受皿上に載置して位置決め保持する係止凸部を備えたグリルの焼網台において、
    上記焼網台は線材を屈折して一体形成され、上記焼網台は、一連の線材を屈折して形成された焼網支承用係合部と前記グリルの受皿に載置するための受皿載置用係止凸部を上下に備えた一対の構成部品と、この構成部品を一体に連結する一対の構成部品とからなる4つの構成部品により形成されていることを特徴とするグリルの焼網台。
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