JP6770471B2 - 小型船舶の操船アシストシステム - Google Patents

小型船舶の操船アシストシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6770471B2
JP6770471B2 JP2017064060A JP2017064060A JP6770471B2 JP 6770471 B2 JP6770471 B2 JP 6770471B2 JP 2017064060 A JP2017064060 A JP 2017064060A JP 2017064060 A JP2017064060 A JP 2017064060A JP 6770471 B2 JP6770471 B2 JP 6770471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ship
outboard motor
information
maneuvering
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017064060A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018165143A (ja
Inventor
昭史 藤間
昭史 藤間
木全 隆一
隆一 木全
崇 橋爪
崇 橋爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2017064060A priority Critical patent/JP6770471B2/ja
Priority to US15/934,618 priority patent/US10699581B2/en
Publication of JP2018165143A publication Critical patent/JP2018165143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6770471B2 publication Critical patent/JP6770471B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G3/00Traffic control systems for marine craft
    • G08G3/02Anti-collision systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B49/00Arrangements of nautical instruments or navigational aids
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/20Instruments for performing navigational calculations
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/20Instruments for performing navigational calculations
    • G01C21/203Specially adapted for sailing ships
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/0206Control of position or course in two dimensions specially adapted to water vehicles
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T19/00Manipulating 3D models or images for computer graphics
    • G06T19/006Mixed reality
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B43/00Improving safety of vessels, e.g. damage control, not otherwise provided for
    • B63B43/18Improving safety of vessels, e.g. damage control, not otherwise provided for preventing collision or grounding; reducing collision damage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T70/00Maritime or waterways transport

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)

Description

この発明はモーターボートなどの小型船舶の操船アシストシステムに関する。
内燃機関が搭載された船外機を備えるモーターボートなどの小型船舶においては、航行に際して目標点を簡易に視認できれば、少ない燃料消費率で目標点に到達できることになり、便宜である、これは特に、ボートタクシーなどの営利目的の組織の場合には顕著となる。
その点で、特許文献1において、自船の位置を検出し、その位置に対応した電子海図を表示部に表示すると共に、その電子回路の水深情報などから座礁の危険性を判断し、自船位置と浅瀬との距離が座礁危険距離に入ると、座礁警報を発する技術が提案されている。
特開平7−47992号公報
特許文献1記載の技術は上記のように構成することで座礁の危険を回避できるように構成しているが、構成が複雑であって操縦者に目標点を簡易に視認させるものではなかった。
また、小型船舶は船体の抵抗によって燃料消費率が変化すると共に、船外機の操作によっても燃料消費率が増減するため、燃料消費率を可能な限り低減させることが望ましい。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、操縦者に目標点を簡易に視認させると共に、燃料消費率を可能な限り低減するにした小型船舶の操船システムを提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明にあっては、エンジンが搭載される船外機を備える小型船舶と、前記船外機に装着されると共に、前記船外機の動作を制御する電子制御ユニットと、前記小型船舶が航行する予定の海域の地図情報と気象情報とを少なくとも含む情報を取得可能なクラウド上のサーバと、前記小型船舶上で操縦者によって操作可能であると共に、ディスプレイと、自己位置を検出して前記ディスプレイ上に表示する自己位置検出機能と、進行方向を撮像して得た進行方向撮像画像を前記ディスプレイ上に表示する撮像機能と、前記電子制御ユニットと前記クラウド上のサーバとに通信可能な通信機能とを備えた情報通信端末とを備えた小型船舶の操船アシストシステムであって、前記サーバが、前記ディスプレイに表示される進行方向撮像画像に前記海域での前記小型船舶の目的地を途中の経由目標点ごとにAR表示させるためのAR表示データを生成して前記情報通信端末に送信するAR表示データ生成部と、前記船外機の操船データを前記情報通信端末から経時的に受信して前記船外機に搭載されるエンジンの燃料消費率が減少する操船データを学習する操船データ学習部と、前記学習された操船データを前記情報通信端末に送信し、前記送信された操船データに従って操縦者の前記船外機の操作をアシストする操作アシスト部とを備えるように構成した。
この発明の実施形態に係る小型船舶の操船アシストシステムを全体的に示す概略図である。 図1の小型船舶の斜視図である。 図2の小型船舶に搭載される船外機の拡大側面図である。 図3の船外機の要部説明図である。 図1のサーバの取得可能な地図情報を示す説明図である。 図1のサーバの取得可能な風情報、波情報を示す説明図である。 図1のサーバの取得可能な潮流情報を示す説明図である。 図1のサーバの取得可能な他船航行情報を示す説明図である。 図1のサーバの処理を示すブロック図である。 図9のAR表示データ生成部の処理を示す説明図である。 同様に図9のAR表示データ生成部の処理を示す説明図である。 同様に図9のAR表示データ生成部の処理を示す説明図である。 同様に図9のAR表示データ生成部の処理を示す説明図である。 同様に図9の操船データ学習部の処理を示すフロー・チャートである。 図14フロー・チャートの処理を説明する説明図である。
以下、添付図面に即してこの発明の実施形態に係る小型船舶の操船アシストシステムを実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の実施形態に係る小型船舶の操船アシストシステムを全体的に示す概略図、図2は図1の小型船舶の斜視図、図3は図2の小型船舶に搭載される船外機の(部分断面)拡大側面図、図4はその船外機の要部説明図である。
図1において符号1は小型船舶(以下「船舶」という)を示す。以下、説明の便宜上、図2を参照して船舶1を先に説明する。図示の如く、船舶1は具体的にはモーターボートからなり、ボートタクシー会社の所有する業務用のモーターボートからなる場合を例にとる。ボートタクシー会社は沿岸地域で依頼に応じて顧客を船舶で目的地まで運送するサービスを行う会社である。
船舶1は船体10を備え、船体10には船外機12が搭載される。より具体的には、船外機12はスターンブラケット14およびチルティングシャフト16を介して船体10の船尾10aに取り付けられる。
船外機12はエンジン(内燃機関。後述)と、エンジンで駆動されるプロペラ18と、エンジンを覆うエンジンカバー20と、エンジンカバー20の内部空間であるエンジンルームに配置され、船外機12の動作を制御する電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「ECU」という)22とを備える。ECU22はCPU(マイクロプロセッサ),ROM,RAMなどを備えたマイクロ・コンピュータからなる。
船体10の中央位置には操縦者A(破線で示す)が着座可能な操縦席24が設けられると共に、その隣と後方には乗客が着座可能な座席26が設けられる。操縦席24には操縦者によって回転操作自在なステアリングホイール30が配置される。
また、操縦席24付近には操縦者の操作自在にシフト・スロットルレバー32が配置される。シフト・スロットルレバー32は初期位置から前後方向に揺動操作自在とされ、操縦者からの前進/後進指示と、エンジンに対する加速/減速指示を含むエンジン回転数NEの調節指示を入力する。
船体10の適宜位置にはGPS(Global Positioning System)信号を受信するGPS受信機34が配置される。GPS受信機34はGPS信号から得られる船舶1の位置情報を示す信号をECU22に対して出力する。
図3は船外機12の部分断面拡大側面図であり、図4は船外機12の拡大側面図である。
図3に示すように、船外機12にはスイベルケース40の内部に鉛直軸回りに回転自在に収容されるスイベルシャフト42と、転舵用電動モータ44が配置される。転舵用電動モータ44は、減速ギヤ機構46とマウントフレーム48を介してスイベルシャフト42を駆動し、よってスイベルシャフト42を回転させる。それによって船外機12はスイベルシャフト42を転舵軸として左右(鉛直軸回り)に転舵される。
スイベルケース40の付近には船外機12の船体10に対するチルト角またはトリム角をチルトアップ/ダウンまたはトリムアップ/ダウンによって調整可能なパワーチルトトリムユニット50が配置される。
パワーチルトトリムユニット50はチルト角調整用の油圧シリンダ50aとトリム角調整用の油圧シリンダ50bを一体的に備え、油圧シリンダ50a,50bを伸縮させることで、スイベルケース40がチルティングシャフト16を回転軸として上下させられ、船外機12はチルトアップ/ダウンまたはトリムアップ/ダウンさせられる。油圧シリンダ50a,50bは船外機12に配置された図示しない油圧回路に接続され、作動油の供給を受けて伸縮させられる。
船外機12の上部にはエンジン52が搭載される。エンジン52は火花点火式の水冷ガソリンエンジンからなる。エンジン52は水面上に位置し、エンジンカバー20によって覆われる。
エンジン52の吸気管54にはスロットルボディ56が接続される。スロットルボディ56は内部にスロットルバルブ58を備えると共に、スロットルバルブ58を開閉駆動するスロットル用電動モータ60が一体的に取り付けられる。
スロットル用電動モータ60の出力軸は減速ギヤ機構(図示せず)を介してスロットルバルブ58に接続され、スロットル用電動モータ60を動作させることでスロットルバルブ58が開閉され、エンジン52の吸気量が調量されてエンジン回転数NEが調節される。
船外機12は水平軸回りに回転自在に支持され、一端にプロペラ18が取り付けられてエンジン52からの動力をプロペラ18に伝達するプロペラシャフト64と、エンジン52とプロペラシャフト64の間に介挿され、1速、2速等の複数の変速段を有する変速機66を備える。
プロペラシャフト64の軸線64aはパワーチルトトリムユニット50の初期状態(トリム角が初期角度の状態)のときに水面に対して略平行となるように配置される。変速機66は複数の変速段を切り換え自在な変速機構68と、シフト位置を前進位置(フォワード位置)、後進位置(リバース位置)およびニュートラル位置に切り換え自在なシフト機構70からなる。
変速機構68はエンジン52のクランクシャフト(図示せず)に接続されるインプットシャフト72と、インプットシャフト72にギヤを介して接続されるカウンタシャフト74と、カウンタシャフト74に複数のギヤを介して接続されるアウトプットシャフト76とが平行に配置された平行軸式の有段式の変速機構からなる。
カウンタシャフト74には変速用の油圧クラッチや潤滑部に作動油(潤滑オイル)を圧送する油圧ポンプ78が接続される。インプットシャフト72、カウンタシャフト74、アウトプットシャフト76および油圧ポンプ78はケース80に収容されると共に、ケース80の下部は作動油を受けるオイルパン80aを構成する。
シフト機構70は変速機構68のアウトプットシャフト76に接続されると共に、鉛直軸と平行に配置されて回転自在に支持されるドライブシャフト70aと、ドライブシャフト70aに接続されて回転させられる前進ベベルギヤ70bおよび後進ベベルギヤ70cと、プロペラシャフト64を前進ベベルギヤ70bと後進ベベルギヤ70cのいずれかに係合自在とするクラッチ70dとからなる。
エンジンカバー20の内部にはシフト機構70を駆動するシフト用電動モータ82が配置され、その出力軸は減速ギヤ機構84を介してシフト機構70のシフトロッド70eの上端に接続自在とされる。従って、シフト用電動モータ82を駆動することによりシフトロッド70eとシフトスライダ70fが適宜に変位させられ、クラッチ70dが動作してシフト位置が前進位置、後進位置およびニュートラル位置の間で切り換えられる。
シフト位置が前進位置または後進位置のとき、変速機構68のアウトプットシャフト76の回転はシフト機構70を介してプロペラシャフト64に伝達されるため、プロペラ18は回転させられ、船体10を前進または後進させる方向の推力(推進力)を生じる。尚、船外機12はエンジン52に取り付けられたバッテリなどの電源(図示せず)を備え、この電源から各電動モータ44,60,82などに動作電源が供給される。
図2に示すように、操縦席24には航行すべき海域などを表示するディスプレイ86が配置される。
図4に示すように、スロットルバルブ58の付近にはスロットル開度センサ90が配置され、スロットルバルブ58の開度を示す出力を生じる。また、エンジン52のクランクシャフトの付近にはクランク角センサ92が取り付けられ、所定のクランク角度ごとにパルス信号を出力する。
エンジン52のシリンダ壁面にはエンジン温度センサ94が配置され、エンジン52のエンジン温度を示す出力を生じると共に、エンジン52の吸気管54の適宜位置には吸気圧センサ96が配置され、吸気管54内の絶対圧(エンジン負荷)を示す信号を出力する。
チルティングシャフト16の付近にはトリム角センサ98が配置され、船外機12のトリム角(船体10に対する船外機12のピッチ軸回りの回転角)に応じた出力を生じる。
図1の説明に戻ると、この実施形態に係る小型船舶の故障予測システムは、エンジン52が搭載される船外機12を備える船舶1と船外機12に装着されると共に、船外機12の動作を制御するECU22に加え、船舶が航行する予定の海域の地図情報と気象情報とを少なくとも含む情報を取得可能なクラウド2上のサーバ4と、情報通信端末(以下「端末」と略称する)6とを備える。
サーバ4は例えば、出願人の事業所に設置されるメインフレームコンピュータからなる。船舶1は前記したようにボートタクシー会社の所有す業務用のモーターボートからなる。
端末6は具体的にはスマートフォンからなり、船舶1上で操縦者によって操作可能であると共に、ディスプレイ6aと、前記したGPS受信機34と同様に内蔵するGPS受信機を介して自己位置を検出してディスプレイ6a上に表示する自己位置検出機能と、進行方向を撮像して得た進行方向撮像画像、より望ましくは進行方向動画撮像機能をディスプレイ6a上に表示する撮像機能と、ECU22とブルートゥース(登録商標)などの近距離無線を介して通信可能であると共に、クラウド2上のサーバ4とは携帯電話通信網や公衆電話通信網などを通じて通信可能な通信機能とを備える。
図1に示す如く、サーバ4はクラウド2の情報ネットワーク(Web)上の情報、具体的には少なくとも船舶1が航行する予定の海域の、地図情報と、風情報と、波情報(有義波高)と、潮流情報と、周辺の他船航行状況を含む情報を取得可能である。
図5に取得される地図情報、図6に風情報と波情報、図7に潮流情報、図8に周辺の他船航行状況)を示す。図8の他船は黒点で示す。
図9は、サーバ4で実行される処理を機能的に示す説明図である。図示の如く、サーバ4は、AR表示データ生成部(生成手段)4aと、操船データ学習部(学習手段)4bと、操作アシスト部(アシスト手段)4cからなる処理部を備える。
AR表示データ生成部4aは、図10に示す如く、船舶1の出発地P1と目的地P1とを直線で結んで航行ルートr1を仮決めすると共に、仮決めされた航行ルートr1に回避すべき区域があるか否か判断し、あると判断されるときは回避区域r2を設定し、設定された回避区域r2に基づいて仮決めされた航行ルートr1を修正する修正ルートr3を設定する。
回避区域r2は、地図情報から読み取られた海ではない領域(半島、島など)、浅瀬領域、波情報(有義波高)から所定以上の航行不適当な波高さの領域、周辺の他船航行情報から大型船舶が停泊する領域あるいは自船が到達する時刻に自船到達位置にいると予想される領域を意味する。尚、自船の到達位置は航行ルートr1とスロットル開度th(船速v相当値)と時刻で推定すると共に、他船は時刻と船速ベクトルとで推定する。
また、AR表示データ生成部4aは、図1の下部と図11に示す如く、操縦者が船舶1の進行方向を撮像して得てディスプレイ6aに表示される進行方向撮像画像に船舶1の目的地を途中の経由目標点P4ごとにAR表示させるためのAR表示データを生成して端末6に送信する。
AR(Augmented Reality)は拡張現実を意味し、このARによる表示データを生成することにより、操縦者は経由目標点P4に向けて操舵すれば、船舶1が経由目標点P4に沿って通過点を通ることになり、航路(と目的地)を容易に視認することができて運転時間を最小にすることが可能となる。
即ち、AR表示データ生成部4aは、図12に示す如く、航行ルートr1(あるいは修正航行ルートr3)の風と潮流とを少なくとも含む外乱を予想すると共に、図13に示す如く、船舶1の航行方向と予想される外乱の合力を算出し、算出された合力の方向と一致するように航行ルートr1(あるいは修正航行ルートr3)を修正する修正ルートr3を設定するように構成される。
そのとき、上記したようにディスプレイ6aの進行方向撮像画像に船舶1の目的地を途中の経由目標点P4ごとにAR表示させることで、操縦者は経由目標点P4に向けて操舵すれば船舶1が経由目標点P4に沿って通過点を通ることになり、航路を容易に視認できて運転時間を最小にすることが可能となる。
図9の説明に戻ると、操船データ学習部4bは、船外機12の操船データを端末6から経時的に受信して船外機12に登載されるエンジン52の燃料消費率が減少する操船データを学習する。
図14はその処理を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは所定時間(n)、例えば1secごとに実行される。
以下説明すると、S10で端末6を介してECU22から操船データを取得し、S12に進み、船外機12のシフト機構70のシフト位置がニュートラルか否か判断する。S12で否定されるときはS14に進み、シフト機構70が後進位置にあって船舶1が後進航行しているか否か判断する。
S12あるいはS14で肯定されるときは船舶1が停船中か後進航行中で前進方向に航行していないと判断されるのでS10に戻る一方、S12とS14で共に否定されるときはS16に進み、船速vが前回(前回プログラムループ時の)船速vと一致(ほぼ一致)しているか否か判断する。船速vはクランク角センサ92で検出されたエンジン回転数の値から適宜な変換特性を使用して検出する。
一方、S16で肯定されるときは船舶1が定常航行していると判断されるので、S18に進み、船速(エンジン回転数NEに比例)vとスロットル開度(操船者のシフト・スロットルレバー32の倒し量)thのデータと、燃料消費率のデータと、トリム角のデータとを取得する。スロットル開度thはスロットル開度センサ90の検出値を用いると共に、トリム角はトリム角センサ98の検出値を用いる
即ち、船舶1が前進、定常航行しているときの船速vとスロットル開度thのデータの関係を調べるために組として記憶し、そのときの燃料消費率を求めて記憶する。
同時に、パワーチルトトリムユニット50によって調整されるトリム角データを読み込み、船速vとスロットル開度thの組をトリム角データ別に学習データベースに蓄積する。
トリム角10度未満と、10度以上20度未満と、20度以上30度未満の3グループに分けられる。図14フロー・チャートは所定時間(n)ごとにループされることから、データは時刻nごとに蓄積される。
図15は、トリム角が10度未満のときの船速vに対するスロットル開度thの関係を示す特性(同図左側)とそれに基づく燃費(燃料消費率)に対するスロットル開度thの特性(同図右側)を示す説明図である。
図15で燃費は単位燃料当たりの移動距離から推定する。移動距離はGPS受信機34の検出値(あるいは端末6の自己位置検出値)から算出する。
図15を参照して燃費とスロットル開度の関係を説明すると、領域(1)は燃費ピークからの減少領域を示す。即ち、船体10の抵抗は船速vが増すと船速vの二乗に比例して増加するため、低速領域に燃費ピークが存在する。この領域では船体10が水没しながら航行している状態であり、船速vが上がるほど燃費は悪化する。
領域(2)は燃費悪化が始まる変曲点であり、船速vの増加につれて船体10に浮力が発生し、プレーニング(滑走)が始まる領域である。領域(3)は滑走状態であり、船速vが増して船速vと燃費を両立させることができる領域である。領域(4)は滑走状態であるが、船速vの増加により船体10の抵抗が増大する領域である。
図14フロー・チャートの処理においてはS10からS18までの処理が所定時間(n)ごとに実行されることから、何回(何時間)も処理が繰り返されることにより、船体10の条件(プロペラ18、操縦者と乗客の体重などの負荷)に合致した燃費効率の良い(燃料消費率が減少する)エンジン52の回転数、具体的には図13において領域(3)を実現するエンジン52の回転数を求めることができる。
このように、操船データ学習部4bは、船舶1が定常走行するときの船速vに対するスロットル開度thを端末6から受信すると共に、燃料消費率を受信されたスロットル開度thに対する燃費(燃料消費率)として学習、より具体的には船舶1が定常走行するときの船速vに対するスロットル開度thを船外機12のトリム角データと併せて端末6から受信すると共に、燃費(燃料消費率)をトリム角について受信されたスロットル開度thに対する燃費(燃料消費率)として学習する。
また、AR表示データ生成部4aによりディスプレイ6aの進行方向撮像画像に船舶1の目的地を途中の経由目標点P4ごとにAR表示させることで、操縦者は航路を容易に視認することができて運転時間を最小にすることが可能となる。
操作アシスト部4cは、学習された操船データ(学習データ)を端末6に送信し、送信された操船データを端末6のディスプレイ6aあるいは船体10のディスプレイ86に表示させて操縦者の船外機12の操作をアシストする、あるいは学習された操船データを端末6からECU22に送信し、ディスプレイ6aあるいは船体10のディスプレイ86に表示させ、ECU22を介して操縦者に燃費最適のスロットル開度thなどの情報を与えて操縦者の船外機12の操作をアシストする。
上記した如く、この実施形態にあっては、エンジン52が搭載される船外機12を備える小型船舶(船舶)1と、前記船外機12に装着されると共に、前記船外機12の動作を制御する電子制御ユニット(ECU)22と、前記小型船舶1が航行する予定の海域の地図情報と気象情報とを少なくとも含む情報を取得可能なクラウド2上のサーバ4と、前記小型船舶1上で操縦者によって操作可能であると共に、ディスプレイ6aと、自己位置を検出して前記ディスプレイ6a上に表示する自己位置検出機能と、進行方向を撮像して得た進行方向撮像画像を前記ディスプレイ6a上に表示する撮像機能と、前記電子制御ユニット22と前記クラウド2上のサーバ4とに通信可能な通信機能とを備えた情報通信端末(端末)6とを備えた小型船舶の操船アシストシステムであって、前記サーバが、前記ディスプレイに表示される進行方向撮像画像に前記海域での前記小型船舶1の目的地を途中の経由目標点ごとにAR表示させるためのAR表示データを生成して前記情報通信端末に送信するAR表示データ生成部4aと、前記船外機12の操船データを前記情報通信端末6から経時的に受信して前記船外機に搭載されるエンジン52の燃料消費率が減少する操船データを学習する操船データ学習部4b(S10からS18)と、前記学習された操船データを前記情報通信端末6に送信し、前記送信された操船データに従って操船者の前記船外機12の操作をアシストする操作アシスト部4cとを備えるように構成した。
即ち、サーバ4は情報ネットワーク(Web)上の情報の少なくとも船舶1が航行する予定の海域の地図情報と気象情報を含む情報を取得可能なクラウド2から必要な情報を取得すると共に、そのAR表示データ生成部4aは、端末6のディスプレイ6aに表示される進行方向撮像画像に海域での船舶1の目的地を途中の経由目標点ごとにAR表示させることで操縦者が目的地までの途中の経由目標点を簡易に視認できるように操船をアシストすることが可能となる。
また、操船データ学習部4bは船外機12の操船データを端末6から経時的に受信してエンジン52の燃料消費率が減少する操船データを学習すると共に、操作アシスト部4cは学習された操船データを端末6に送信し、それに従って操縦者の船外機12の操作をアシストするように構成したので、例えば学習された操船データを端末6のディスプレイ6aあるいは船体10のディスプレイ86に表示させ、操縦者に燃費最適のスロットル開度thなどの情報を与えて操作をアシストする、あるいは学習された操船データを端末6からECU22に送信し、ディスプレイ6aあるいは船体10のディスプレイ86に表示させ、ECU22を介して操縦者に燃費最適のスロットル開度thなどの情報を与えて操作をアシストすることが可能となり、よって船外機12を搭載した業務用の船舶1を最短距離で運行させて燃料消費率を可能な限り低減できると共に、運転時間を可能な限り短縮することができる。
また、前記操船データ学習部4bは、前記小型船舶1が定常走行するときの船速v(エンジン回転数に比例する)に対するスロットル開度thを前記情報通信端末6から受信すると共に、前記燃料消費率を前記受信された前記スロットル開度thに対する燃料消費率として学習するように構成したので、エンジン回転数に比例する船速vに対するスロットル開度thから燃料消費率を学習することで、エンジン52の燃料消費率を一層低減することができる。
前記操船データ学習部4bは、前記小型船舶1が定常走行するときの船速vに対するスロットル開度thを前記船外機12のトリム角データと併せて前記情報通信端末6から受信すると共に、前記燃料消費率を前記トリム角について前記受信された前記スロットル開度thに対する燃料消費率として学習するように構成したので、エンジン回転数に比例する船速vに対するスロットル開度thから燃料消費率を学習すると共に、船体10のプレーニングも考慮することができ、エンジン52の燃料消費率を一層低減することができる。
また、前記AR表示データ生成部4aは、前記小型船舶1の出発地P2と前記目的地P1とを直線で結んで航行ルートr1を仮決めすると共に、前記仮決めされた航行ルートに回避すべき区域があるか否か判断し、あると判断されるときは回避区域r2を設定し、前記設定された回避区域r2に基づいて前記仮決めされた航行ルートを修正する修正ルートr3を設定するように構成したので、運転時間を可能な限り短縮できると共に、他船などの障害物との接触を回避することができる。
また。前記AR表示データ生成部4aは、前記航行ルートr1の風と潮流とを少なくとも含む外乱を予想すると共に、前記小型船舶1の航行方向と前記予想される外乱の合力を算出し、前記算出された合力の方向と一致するように前記航行ルートr1を修正する修正ルートr3を設定するように構成したので、運転時間を一層短縮することができる。
尚、上記において船舶をボートタクシー会社の業務用のモーターボートを例にとって説明したが、それに限られるものではなく、例えば私用で使用するモーターボートであっても良く、さらには漁船であっても良い。
また、情報通信端末をスマートフォンとしたが、それに限られるものではなく、撮像機能、より望ましくは動画撮像を備えたパーソナルコンピュータ、タブレット端末であっても良く、あるいは撮像機能、より望ましくは動画撮像を有する携帯電話であっても良い。さらにはそれらを船舶1の操縦席24のディスプレイ86に接続して併用しても良い。
1 (小型)船舶、2 クラウド、4 サーバ、4a AR表示データ生成部、4b 操船データ学習部、4c 操作アシスト部、6 情報通信端末(端末)、10 船体、12 船外機、22 ECU(電子制御ユニット)、30 ステアリングホイール、32 シフト・スロットルレバー、50 パワーチルトトリムユニット、52 エンジン(内燃機関)、86 ディスプレイ、90 スロットル開度センサ、92 クランク角センサ、98 トリム角センサ

Claims (5)

  1. エンジンが搭載される船外機を備える小型船舶と、前記船外機に装着されると共に、前記船外機の動作を制御する電子制御ユニットと、前記小型船舶が航行する予定の海域の地図情報と気象情報とを少なくとも含む情報を取得可能なクラウド上のサーバと、前記小型船舶上で操縦者によって操作可能であると共に、ディスプレイと、自己位置を検出して前記ディスプレイ上に表示する自己位置検出機能と、進行方向を撮像して得た進行方向撮像画像を前記ディスプレイ上に表示する撮像機能と、前記電子制御ユニットと前記クラウド上のサーバとに通信可能な通信機能とを備えた情報通信端末とを備えた小型船舶の操船アシストシステムであって、前記サーバが、
    前記ディスプレイに表示される進行方向撮像画像に前記海域での前記小型船舶の目的地を途中の経由目標点ごとにAR表示させるためのAR表示データを生成して前記情報通信端末に送信するAR表示データ生成部と、
    前記船外機の操船データを前記情報通信端末から経時的に受信して前記船外機に搭載されるエンジンの燃料消費率が減少する操船データを学習する操船データ学習部と、
    前記学習された操船データを前記情報通信端末に送信し、前記送信された操船データに従って操縦者の前記船外機の操作をアシストする操作アシスト部と、
    を備えることを特徴とする小型船舶の操船アシストシステム。
  2. 前記操船データ学習部は、前記小型船舶が定常走行するときの船速に対するスロットル開度を前記情報通信端末から受信すると共に、前記燃料消費率を前記受信された前記スロットル開度に対する燃料消費率として学習することを特徴とする請求項1記載の小型船舶の操船アシストシステム。
  3. 前記操船データ学習部は、前記小型船舶が定常走行するときの船速に対するスロットル開度を前記船外機のトリム角データと併せて前記情報通信端末から受信すると共に、前記燃料消費率を前記トリム角について前記受信された前記スロットル開度に対する燃料消費率として学習することを特徴とする請求項2記載の小型船舶の操船アシストシステム。
  4. 前記AR表示データ生成部は、前記小型船舶の出発地と前記目的地とを直線で結んで航行ルートを仮決めすると共に、前記仮決めされた航行ルートに回避すべき区域があるか否か判断し、あると判断されるときは回避区域を設定し、前記設定された回避区域に基づいて前記仮決めされた航行ルートを修正する修正ルートを設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の小型船舶の操船アシストシステム。
  5. 前記AR表示データ生成部は、前記航行ルートの風と潮流とを少なくとも含む外乱を予想すると共に、前記小型船舶の航行方向と前記予想される外乱の合力を算出し、前記算出された合力の方向と一致するように前記航行ルートを修正する修正ルートを設定することを特徴とする請求項4記載の小型船舶の操船アシストシステム
JP2017064060A 2017-03-29 2017-03-29 小型船舶の操船アシストシステム Active JP6770471B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064060A JP6770471B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 小型船舶の操船アシストシステム
US15/934,618 US10699581B2 (en) 2017-03-29 2018-03-23 Small boat navigation assist system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064060A JP6770471B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 小型船舶の操船アシストシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018165143A JP2018165143A (ja) 2018-10-25
JP6770471B2 true JP6770471B2 (ja) 2020-10-14

Family

ID=63669601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017064060A Active JP6770471B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 小型船舶の操船アシストシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10699581B2 (ja)
JP (1) JP6770471B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2018301822A1 (en) * 2017-07-12 2020-02-27 Siren Marine, Inc. Boat monitoring and tracking
US11432126B2 (en) 2018-08-21 2022-08-30 Sirene Marine LLC Marine machine type communication device
US11681040B2 (en) * 2018-08-21 2023-06-20 Siren Marine, Inc. Marine machine type communication device
US11731743B2 (en) * 2019-07-24 2023-08-22 Marine Technologies LLC System and method for optimizing fuel usage of a marine vessel
CA3094290A1 (en) 2019-09-27 2021-03-27 Polaris Industries Inc. System and method for positioning an aquatic vessel
US11615039B2 (en) 2020-07-31 2023-03-28 Siren Marine, Inc. Data transmission system
JP2022085660A (ja) * 2020-11-27 2022-06-08 ヤマハ発動機株式会社 船舶を制御するためのシステム及び方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747992A (ja) * 1993-08-05 1995-02-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 座礁警報装置
JPH11245887A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Yokogawa Denshikiki Co Ltd 航行支援システム
JP4327000B2 (ja) * 2004-04-02 2009-09-09 古野電気株式会社 相手船動静監視装置
JP5051708B2 (ja) * 2007-09-19 2012-10-17 独立行政法人海上技術安全研究所 航路情報相互交換システム
JP5742269B2 (ja) * 2011-02-09 2015-07-01 スズキ株式会社 船外機の制御装置、最適トリム角の学習方法及びプログラム
JP2013106082A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 Yamaha Motor Co Ltd 小型船舶
JP5328874B2 (ja) * 2011-11-21 2013-10-30 ジャパンマリンユナイテッド株式会社 運航支援装置及び船
US9500485B2 (en) * 2012-02-16 2016-11-22 Furuno Electric Co., Ltd. Device and method for displaying information
US8884903B2 (en) * 2012-09-10 2014-11-11 Furuno Electric Co., Ltd. Remote controller for multiple navigation devices
JP6154540B2 (ja) * 2014-02-25 2017-06-28 古野電気株式会社 船舶特性推定装置
JP6628389B2 (ja) * 2014-11-26 2020-01-08 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 操船支援システム及びそのシステムを搭載した船舶
KR20160067693A (ko) * 2014-12-04 2016-06-14 대우조선해양 주식회사 영상기반의 보포트 판단 보조시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018165143A (ja) 2018-10-25
US10699581B2 (en) 2020-06-30
US20180286251A1 (en) 2018-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6770471B2 (ja) 小型船舶の操船アシストシステム
JP6892775B2 (ja) 操船アシストシステムとその操船アシスト装置およびサーバ
JP6797730B2 (ja) 操船アシストシステムとその操船アシスト装置およびサーバ
US11988513B2 (en) Imaging for navigation systems and methods
US7267068B2 (en) Method for maneuvering a marine vessel in response to a manually operable control device
US8170734B2 (en) Marine vessel maneuvering supporting apparatus and marine vessel including the same
US7305928B2 (en) Method for positioning a marine vessel
US12013243B2 (en) Passage planning and navigation systems and methods
JP2018001945A (ja) 船舶
US10001784B2 (en) Small boat posture control apparatus
WO2018100751A1 (ja) ナビゲーションシステム
JP6646477B2 (ja) 小型船舶の接触回避装置
US20230049367A1 (en) Thruster control for a boat
US6801839B2 (en) Control parameter selecting apparatus for boat and sailing control system equipped with this apparatus
WO2020012602A1 (ja) 船外機の制御システム
JP6908405B2 (ja) 小型船舶の故障予測システム
US11618537B2 (en) System and method for positioning an aquatic vessel
US20220413499A1 (en) Watercraft auto-docking system and watercraft auto-docking method
US11334079B2 (en) Watercraft and watercraft control system
US20240124104A1 (en) Marine vessel maneuvering system and marine vessel
ITMI20090360A1 (it) Apparato di comando e sistema di comando e propulsione di un'unita' navigante

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200923

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6770471

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150