JP6770278B2 - ジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物、近赤外光吸収色素、光電変換素子、近赤外光センサー及び撮像素子 - Google Patents
ジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物、近赤外光吸収色素、光電変換素子、近赤外光センサー及び撮像素子 Download PDFInfo
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Description
例えば、非特許文献1では光吸収極大は711nmを示すが、近赤外領域の光を効果的に利用するにはより長波長化が必要である。また、特許文献4及び特許文献5では有機薄膜太陽電池素子用の増感剤として利用が開示されているが、光電変換波長の末端が800nmに達する程度であり、近赤外領域での光電変換材料としては十分ではない。
さらに、非特許文献2のジナフトピロメテンホウ素キレート化合物は800nm以上に光吸収極大を示すが、HOMOエネルギー準位が浅くなり、空気酸化に対する安定性が低下している。
[1]下記一般式(1)で表されるジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物、
[2]下記一般式(2)で表されるジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物、
[3]下記一般式(3)で表されるジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物、
[4]前項[1]乃至[3]のいずれか一項に記載のジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物含む近赤外光吸収色素、
[5]前項[1]及至[3]のいずれか一項に記載のジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物含む薄膜、
[6]前項[1]乃至[3]のいずれか一項に記載のジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物、前項[4]に記載の近赤外吸収色素又は前項[5]に記載の薄膜を含む光電変換素子、
[7]前項[6]に記載の光電変換素子を備える近赤外光センサー、
[8]前項[6]に記載の光電変換素子を備える撮像素子、
に関する。
該薄膜の膜厚は、その用途によって異なるが、通常0.01nm〜10μmであり、好ましくは0.05nm〜3μmであり、より好ましくは0.1nm〜1μmである。
本発明のジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物は工業的な利用可能性が高くかつ大気安定性が良好である特徴を有する。また、式(1)で表されるジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物は可溶性であり、溶液状態で塗布することが可能であるため、真空蒸着やスパッタなどの物理堆積法により有機化合物をデバイスへ加工しやすい等、有機化合物の加工プロセスが容易であることを示す。
光電変換素子とは、上部電極と下部電極である、対向する二つの電極膜間に、光電変換膜を含む光電変換部を配置した素子であって、一方の電極上方から光が光電変換部に入射されるものである。該光電変換部は前記の入射光量に応じて電子と正孔を発生するものであり、半導体により前記電荷に応じた信号が読み出され、光電変換膜部の吸収波長に応じた入射光量を示す素子である。下部の電極膜には読み出しのためのトランジスタが接続される場合もある。
該光電変換素子は、アレイ上に多数配置されていた場合は、入射光量に加え、入射位置情報を示すため、撮像素子となる。また、光の入射に関して、後部に存在する電極を含んだ光電変換素子が、より前部に存在する光電変換素子によって、吸収波長を邪魔されない場合は、複数の光電変換素子が積層していても良い。さらには、前述の複数の光電変換素子がそれぞれ異なる可視光を吸収する場合は多色の撮像素子となり、フルカラーフォトダイオードとなる。
図1の各態様例において、1が絶縁部、2が上部電極、3が電子ブロック層、4が光電変換部、5が正孔ブロック層、6が下部電極、7が絶縁基材、もしくは光電変換素子をそれぞれ表す。図中には読み出しのトランジスタを記載していないが、下部電極に接続されていればよく、更には、半導体が透明であれば下部電極の下に成膜されていてもよい。入射光は光電変換部以外が光電変換部の吸収波長を極度に邪魔しないものであれば、上部下部、いずれからの入射でもよい。本発明の光電変換素子は、前記式(1)で表される化合物を上記光電変換部の構成材料として用いることができる。
また、正孔ブロック層は、電極から光電変換層への正孔の移動を妨げ、光電変換層内での再結合を防ぎ、暗電流を低減する機能を有する。電子ブロック層は、電極から光電変換層への電子の移動を妨げ、光電変換層内での再結合を防ぎ、暗電流を低減する機能を有する。また、正孔ブロック層、および電子ブロック層は、光電変換膜の光吸収を妨げないために、光電変換層の吸収波長での透過率が高いことが好ましく、もしくは薄膜で用いることが好ましい。
さらに光電変換層においては、入射光を受光することによって、それぞれ発生した電子と正孔を、電極へ輸送することで、電気信号として読み出し回路へ送るものである。
電極間に電圧を印加した状態、あるいは無印加の状態で、透明または半透明の電極側から光を入射させることにより、光電流が流れ、これにより光電変換素子を光センサーとして用いることができる。また、該光センサーを複数集積してモジュール化することにより、複数の光電変換素子を含むイメージ・センサーとして用いることができる。モジュールとは、複数の光電変換素子を含むデバイスである。モジュールは、複数の光電変換素子を集積した構成を有している。モジュールにはイメージ・センサーなどが含まれる。ここで、光センサーには赤外光センサー等のデバイスを含む。
本発明の光電変換素子は、優れた光電変換性能や近赤外吸収特性を利用した光センサー等のデバイスを利用してカメラ、デジタルスチルカメラ、赤外線カメラ等の分野に応用することができる。
その他の用途として、デジタルビデオカメラ、下記用途などでの監視カメラ(オフィスビル、駐車場、金融機関・無人契約機、ショッピングセンター、コンビニエンスストア、アウトレットモール、百貨店、パチンコホール、カラオケボックス、ゲームセンター、病院)、その他各種のセンサー(テレビドアホン、個人認証用センサー、ファクトリーオートメーション用センサー、家庭用ロボット、産業用ロボット、配管検査システム)、医療用センサー(内視鏡、眼底カメラ)、テレビ会議システム、テレビ電話、カメラつきケータイ、自動車安全走行システム(バックガイドモニタ、衝突予測、車線維持システム)、テレビゲーム用センサーなどの用途に用いることが出来る。
また、実施例中の電流電圧の印加測定は、特に指定しない限り、半導体パラメータアナライザ4200−SCS(ケースレーインスツルメンツ社)を用いて行った。入射光の照射は、特に指定しない限り、PVL−3300(朝日分光社)を用いた。イオン化ポテンシャル測定は、特に指定しない限り、理研計器株式会社大気中光電子分光法AC−3(商標登録)を用いて測定した値である。
窒素雰囲気下、脱水エタノール(14mL)に溶解させた3−メトキシ−2−ナフタエ酸メチル(3.02g、13.9mmol)に、ヒドラジン一水和物(3.0mL,61.7mmol)を加え80℃で一晩撹拌させた。反応終了後、溶媒を留去し析出した固体をヘキサンで洗浄、濾過により灰色固体を得た(2.71g、収率90%)。
1H NMR(500 MHz,CDCl3):δ(ppm)9.06(s,1H),8.77(s,1H),7.91(d,1H),7.75(d,1H,J=8.15Hz),7.53(t,1H,J=7.47Hz),7.23(s,1H),4.23(s,2H),4.07(s,3H).FAB−MS:m/z=217[M+H]+
窒素雰囲気下、A−2(1.01g,4.70mmol)、2−ヒドロキシアセトフェノン(0.7mL,5.81mmol)を脱水エタノール(13mL)に溶解させ一晩還流させた。反応終了後、濾過により析出した白色固体を得た(1.49g,収率96%)。
1H NMR (500 MHz, CDCl3):δ(ppm)12.9(s,1H),11.1(s,1H),8.93(s,1H),7.94(d,1H,J=8.10Hz),7.76(d,1H,J=8.20 Hz),7.55(ddd,1H,J=8.16,6.94,1.19Hz),7.47(dd,1H,J=7.95,1.60Hz),7.43(ddd,1H,J=8.09,6.91,1.16Hz),7.28−7.31(m, 2H),7.06(dd,1H,J=8.33,1.13Hz),6.87(td,1H,J=7.57,1.20Hz),4.19(s,3H),2.40(s,3H).
HRMS(FAB):m/z[M+H]+ 理論値C20H19N2O3,335.1396; 実測値,335.1383.
テトラヒドロフラン(22mL)に化合物(A−3)(401mg,1.20mmol)を溶解させた。氷冷しながらこの溶液に、四酢酸鉛(674mg,1.52mmol)を少量ずつ加え、室温で3時間撹拌させた。反応終了後、シリカゲルを敷いた桐山濾過により析出した固体を除き、溶媒を留去したのち、ジクロロメタンと蒸留水で分液処理をおこなった。有機相を乾燥させ、溶媒を留去し、カラムクロマトグラフィー(順相シリカゲル、酢酸エチル:ヘキサン=2:3)により精製をおこない白色固体を得た(311mg,85%)。
1HNMR(500MHz,CDCl3):δ(ppm)8.08(s,1H),7.80(d,1H,J=8.20Hz),7.75(d,1H,J=8.25Hz),7.66(dd,1H,J=7.65,0.85Hz),7.56(td,1H,J=7.50,1.13Hz),7.52(ddd,1H,J=8.22,7.05,1.30Hz),7.50(td,1H,J=7.50,1.28Hz),7.43(dd,1H,J=7.60,0.90Hz),7.37(ddd,1H,J=8.16,6.94,1.19Hz),7.18(s,1H),3.80(s,3H),2.51(s,3H).
HRMS(FAB):m/z[M+H]+理論値C20H17O3,305.1178;実測値,305.1166.
化合物(A−4)(202mg,0.603mmol)をエタノール(10mL)、酢酸(2mL)に溶解させ、溶液を65℃に加熱後、塩化アンモニウム(32.5mg,0.608mmol)、酢酸アンモニウム(296mg,3.84mmol)を加えた。80℃で一晩撹拌後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でクエンチし、ジクロロメタンと飽和食塩水で分液処理をおこなった。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を留去し、カラムクロマトグラフィー(順相シリカゲル,ベンゼン:ヘキサン=3:1)により精製をおこない、青紫色の固体を得た(86.3mg,収率51%)。
1HNMR(500MHz,CDCl3):δ(ppm)8.40(s,2H),7.98(d,2H,J=8.05Hz),7.92(d,2H,J=8.05Hz),7.85(d,2H,J=8.10Hz),7.76(d,2H,J=8.20Hz),7.66(s,1H),7.48(ddd,2H,J=8.09,6.91,1.16Hz),7.39(ddd,4H,J=7.98,6.95,1.00Hz),7.29(ddd,2H,J=7.91,6.94,0.94Hz),7.23(s,2H),3.78(s,6H).
HRMS(FAB):m/z[M+H]+理論値C39H29N2O2,557.2229;実測値,557.2220.
窒素雰囲気下、化合物(A−5)(1.60g,2.88mmol)を脱水トルエン(115mL)に溶解させ、トリエチルアミン(1.1mL,7.94mmol)を加えて撹拌させた。80℃に加熱したのち、三フッ化ホウ素・ジエチルエーテル錯体(3.0mL,24.3mmol)を滴下し、100℃で9時間撹拌させた。蒸留水を加えてクエンチし、ジクロロメタンと蒸留水で分液処理をおこなった。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。ジクロロメタン/ヘキサンで再沈殿をおこない、濃青色固体を得た(1.48g,収率85%)。cis体とtrans体の混合物として同定データを記す。
1HNMR(500MHz,DMSO−d6):δ(ppm)8.73(s,1H),8.20(d,1H,J=8.35Hz),8.20(d,1H,J=8.20Hz),7.98(s,1H),7.93(s,1H),7.84(d,1H,J=9.05Hz),7.84(d,1H,J=7.15Hz),7.82(d,1H,J=7.10Hz),7.77(d,1H,J=8.10Hz),7.55−7.59(2H,m),7.46−7.50(2H,m),7.48(s,1H),7.44(s,1H),7.29−7.36(2H,m),7.32(1H,d,J=7.95Hz),7.27(1H,d,J=7.20Hz),7.27(2H,t,J=7.50Hz),3.82(s,3H),3.75(s,3H)
HRMS(FAB):m/z[M]+理論値C39H27BF2N2O2,604.2134;実測値,604.2129.
元素分析 理論値(重量%)C39H27BF2N2O2・0.7H2O:C,75.91;H,4.64;N,4.54.実測値(重量%):C,75.91;H,4.48;N,4.58.
窒素雰囲気下、化合物(A−6)(700.3mg,1.159mmol)を脱水ジクロロエタン(115mL)に溶解させ、0℃で撹拌させた。この溶液に三臭化ホウ素(6.0mL,6.0mmol)を滴下後、2時間撹拌を続けた。その後反応液を40℃に加熱し、一晩撹拌させた。反応終了後、氷冷しながら飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてクエンチした。水相を除いて溶媒を留去し、エタノールで析出した固体を洗浄後、濾過により濃緑色固体を得た(611.2mg、粗収率;98%)。その後、昇華精製を経て光沢のある赤色固体を得た。
元素分析 理論値(重量%)C37H21BN2O2・0.2H2O:C,82.30;H,3.99;N,5.19.実測値(重量%):C,82.18;H,3.85;N,5.25.
HRMS(APCI):m/z(M+H)+ 理論値C37H22BN2O2,537.1774;実測値 537.1775.
窒素雰囲気下、化合物(A−2)(4.00g,18.5mmol)と2−ブロモ−4−メトキシアセトフェノン(4.70g,21.9mmol)を脱水エタノール(50mL)に溶解させ,一晩還流させた。反応終了後、濾過により析出した白色固体を得た(7.41g,収率97%)。
1HNMR(500MHz,CDCl3):δ(ppm)13.2(s,1H),11.1(s,1H),8.91(s,1H,7.93(d,1H,J=8.20Hz),7.75(d,1H,J=8.20Hz),7.55(ddd,1H,J=8.12,6.98,1.16Hz),7.44(ddd,1H,J=8.12,6.97,1.14Hz),7.27(s,1H),7.27(d,1H,J=8.65Hz,Hj),7.22(d,1H,J=2.00Hz),6.97(dd,1H,J=8.48,2.08Hz),4.19(s,3H),2.37(s,3H).
HRMS(FAB):m/z(M+H)+ 理論値 C20H18BrN2O3,413.0501;実測値,413.0519.
テトラヒドロフラン(24mL)に化合物(A−7)(501mg,1.21mmol)を溶解させた。氷冷しながらこの溶液に、四酢酸鉛(658mg,1.48mmol)を少量ずつ加え、室温で3時間撹拌させた。反応終了後、シリカゲルを敷いた桐山濾過により析出した固体を除き、溶媒を留去したのち、ジクロロメタンと蒸留水で分液処理をおこなった。有機相を乾燥させ、溶媒を留去し、カラムクロマトグラフィー(順相シリカゲル,酢酸エチル:ヘキサン=2:3)により精製をおこない淡黄色固体を得た(400mg,86%)。
1HNMR(500MHz,CDCl3):δ(ppm)8.18(s,1H),7.84(d,1H,J=8.20Hz),7.75(d,1H,J=8.10Hz),7.68(dd,1H,J=8.20,1.90Hz),7.58(d,1H,J=8.20Hz),7.53(1H,ddd,J=8.22,6.93,1.28Hz),7.53(d,1H,J=1.9Hz),7.39(ddd,1H,J=8.17,6.93,1.20Hz),7.17(s,1H),3.78(s,3H),2.48(s,3H).
HRMS(FAB):m/z(M)+ 理論値C20H15BrO3,382.0205;実測値,382.0219.
化合物(A−8)(304mg,0.794mmol)をエタノール(10mL)、酢酸(2mL)に溶解させ、溶液を65°Cに加熱後、塩化アンモニウム(45.7mg,0.854mmol)、酢酸アンモニウム(369mg,4.79mmol)を加えた。80℃で12時間撹拌後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でクエンチし、ジクロロメタンと飽和食塩水で分液処理をおこなった。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を留去し、カラムクロマトグラフィー(順相シリカゲル、ベンゼン:ヘキサン=3:1)により精製をおこない、濃紫色の固体を得た(124mg,収率44%)。
1HNMR(500MHz,CDCl3):δ(ppm)8.31(s,2H),8.04(d,2H,J=1.40Hz),7.85(d,2H,J=8.10Hz),7.81(d,2H,J=8.50Hz),7.76(d,2H,J=8.10Hz),7.56(s,1H),7.50(ddd,2H,J=8.10,6.95,1.14Hz),7.46(dd,2H,J=8.50,1.70Hz),7.40(ddd,2H,J=8.07,6.87,1.16Hz),7.23(s,2H),3.77(s,6H).
HRMS(FAB):m/z(M+H)+ 理論値 C39H27Br2N2O2,713.0439;実測値,713.0405.
窒素雰囲気下、化合物(A−9)(162mg,0.226mmol)を脱水トルエン(10mL)に溶解させ、トリエチルアミン(0.1mL,0.721mmol)を加えて撹拌させた。80℃に加熱したのち、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体(0.25mL,2.03mmol)を滴下し、100℃で5時間撹拌させた。蒸留水を加えてクエンチし、ジクロロメタンと飽和食塩水で分液処理をおこなった。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。メタノールで洗浄をおこない、濾過により青紫色固体を得た(155mg,収率90%)。cis体とtrans体の混合物として同定データを記す。
1HNMR(500MHz,DMSO−d6):δ(ppm)8.84(s,1H),8.16(1H,d,J=8.45Hz),8.16(d,1H,J=8.90Hz),7.98(s,1H),7.94(s,1H),7.84(dd,2H,J=8.48,3.78Hz),7.82(d,1H,J=8.95Hz),7.77(d,1H,J=7.90Hz),7.73(dd,1H,J=8.82,1.67Hz),7.73(dd,1H,J=8.75,1.40Hz),7.48−7.51(m,4H),7.49(s,1H),7.45(s,1H),7.37−7.30(m,2H),3.83(s,3H),3.76(s,6H).
HRMS(FAB):m/z(M)+ 理論値 C39H25BBr2F2N2O2,760.0344;実測値,760.0307.
化合物(A−10)(1.46g,1.92mmol)とフェニルボロン酸(0.936g,7.68mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)と2M炭酸カリウム水溶液(23mL)に溶解させ、凍結脱気を3回おこなった。窒素雰囲気下のグローブバッグ内でPd(PPh3)4(0.44g,0.381mmol)を加え、70℃で一晩撹拌させた。反応終了後,蒸留水を加えてクエンチし、ジクロロメタンで分液処理をおこなった。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。カラムクロマトグラフィー(順相シリカゲル,ベンゼン:ヘキサン=3:1)により精製をおこない、再沈殿(ジクロロメタン/メタノール)により濃赤紫色固体を得た(1.02g,収率71%)。cis体とtrans体の混合物として同定データを記す。
1HNMR(500MHz,DMSO−d6):δ(ppm)8.82(s,1H),8.31(d,1H,J=8.50Hz),8.30(d,1H,J=8.55Hz),8.03(s,1H),7.99(s,1H),7.92(dd,2H,J=8.52,1.47Hz),7.85(d,1H,J=8.35Hz),7.85(d,1H,J=7.90Hz),7.84(d,1H,J=8.15Hz),7.79(d,1H,J=8.10Hz),7.65(dd,4H,J=7.38,1.28Hz),7.47−7.51(m,4H),7.51(s,1H),7.47(s,1H),7.43(t,1H,J=7.67Hz),7.42(t,1H,J=7.62Hz),7.30−7.37(m,4H),3.85(s,3H),3.78(s,3H).
FAB−MS:m/z=756(M)+
元素分析 理論値(重量%)C51H35BF2N2O2:C,80.96;H,4.66;N,3.70.実測値(重量%):C,80.85;H,4.66;N,3.69.
窒素雰囲気下、化合物(A−11)(701mg,0.927mmol)を脱水ジクロロエタン(92mL)に溶解させ、0℃で撹拌させた。この溶液に三臭化ホウ素(5.0mL,5.0mmol)を滴下後、2時間撹拌を続けた。その後反応液を40℃に加熱し、一晩撹拌させた。反応終了後、氷冷しながら飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてクエンチした。水相を除いて溶媒を留去し、メタノールで析出した固体を洗浄後、濾過により緑色固体を定量的に得た(665mg)。その後、昇華精製を経て光沢のある緑色固体を得た。
FAB−MS:m/z=688(M)+.
実施例1で得られた化合物(1)を予め洗浄したガラス基板に100nmの膜厚に抵抗加熱真空蒸着し、得られた有機薄膜について、吸収スペクトルを測定した。得られた吸収スペクトルを図2に示す。結果、化合物(1)の薄膜状態における主たる吸収帯の吸収極大は785nmに観測された。イオン化ポテンシャルは5.3eVであった。
実施例2で得られた化合物(5)を予め洗浄したガラス基板に80nmの膜厚に抵抗加熱真空蒸着し、得られた有機薄膜について、吸収スペクトルを測定した。得られた吸収スペクトルを図3に示す。結果、化合物(2)の薄膜状態における主たる吸収帯の吸収極大は788nmに観測された。イオン化ポテンシャルは5.3eVであった。
窒素雰囲気下、化合物(A−12)(5.01g,30.1mmol)、2−ヒドロキシアセトフェノン(4.5mL,37.4mmol)を脱水エタノール(80mL)に溶解させ一晩還流させた。反応終了後、濾過により析出した白色固体の化合物(A−13)を得た(5.80g,収率68%)。
1HNMR(500MHz,CDCl3):δ(ppm)12.9(s,1H),11.0(s,1H),8.36(dd,1H,J=7.80,1.80Hz),7.53(ddd,1H,J=8.34,7.26,1.79Hz),7.47(dd,1H,J=7.97,1.58Hz),7.29(td,1H,J=7.70,1.50Hz),7.17(td,1H,J=7.56,0.88Hz,Hd),7.05(dd,1H,J=8.33,1.13Hz),7.05(dd,1H,J=8.23,1.35Hz),6.87(td,1H,J=7.59,1.23Hz),4.10(s,3H),2.39(s,3H).FAB−MS:m/z=285(M+H)+.
テトラヒドロフラン(190mL)に化合物(A−13)(3.01g,10.6mmol)を溶解させた。氷冷しながらこの溶液に、四酢酸鉛(5.72g,12.9mmol)を少量ずつ加え、室温で2時間撹拌させた。反応終了後、シリカゲルを敷いた桐山濾過により析出した固体を除き、溶媒を留去したのち、ジクロロメタンと蒸留水で分液処理をおこなった。有機相を乾燥させ、溶媒を留去し淡黄色固体の化合物(A−14)を得た(2.61g,収率97%)。
1HNMR(500MHz,CDCl3):δ(ppm)7.65−7.68(m,2H),7.47−7.54(m,3H),7.37(dd,1H,J=6.98,1.78Hz),7.03(td,1H,J=7.58,0.95Hz),6.94(d,1H,J=8.25Hz),3.64(s,3H),2.49(s,3H).
FAB−MS:m/z=255(M+H)+.
化合物(A−14)(1.00g,3.95mmol)をエタノール(55mL)、酢酸(11mL)に溶解させ、溶液を65°Cに加熱後、塩化アンモニウム(216mg,4.03mmol)、酢酸アンモニウム(1.95g,25.4mmol)を加えた。80℃で一晩撹拌後、飽和重曹水でクエンチし、ジクロロメタンと飽和食塩水で分液処理をおこなった。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を留去し、カラムクロマトグラフィー(順相シリカゲル,ジクロロメタン:ヘキサン=1:1)により精製をおこない、光沢のある深緑色の固体の化合物(A−15)を得た(458mg,収率51%)。
1HNMR(500MHz,CDCl3):δ(ppm)7.94(dd,2H,J=7.48,1.53Hz),7.93(d,2H,J=7.95Hz),7.84(d,2H,J=8.15Hz),7.61(s,1H),7.38(td,2H,J=7.82,1.35Hz),7.35(t,2H,J=7.43Hz),7.24(t,2H,J=7.58Hz),7.11(td,2H,J=7.32,0.70Hz),7.04(d,2H,J=8.25Hz),3.77(s,6H).
FAB−MS:m/z=456(M)+.
窒素雰囲気下、化合物(A−15)(1.01g,2.21mmol)を脱水トルエン(88mL)に溶解させ、トリエチルアミン(0.8mL,5.77mmol)を加えて撹拌させた。80℃に加熱したのち、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体(2.5mL,20.3mmol)を滴下し、100℃で3時間撹拌させた。蒸留水を加えてクエンチし、ジクロロメタンと蒸留水で分液処理をおこなった。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた固体をメタノールで洗浄し、濾過により青紫色固体の化合物(A−16)を得た(1.10g,収率99%)。
1HNMR(500MHz,DMSO−d6):δ(ppm)8.65(s,1H),8.16(d,1H,J=8.20Hz),8.15(d,1H,J=8.20Hz),7.54(t,2H,J=7.37Hz),7.48(td,2H,J=7.91,1.63Hz),7.45(d,1H,J=7.60Hz),7.38(d,1H,J=7.15Hz),7.29(d,1H,J=8.10Hz),7.26(d,1H,J=6.85Hz)7.28(t,1H,J=8.15Hz),7.25(t,1H,J=7.43Hz),7.20(d,1H,J=8.25Hz),7.17(d,1H,J=8.25Hz),7.07(td,1H,J=7.50,0.75Hz),7.01(td,1H,J=7.49,0.72Hz),3.72(s,6H),3.66(s,6H).
FAB−MS:m/z=504(M)+.
元素分析 理論値(重量%)C31H23BF2N2O2:C,73.83;H,4.60;N,5.55.実測値(重量%):C,73.54;H,4.63;N,5.55.
窒素雰囲気下、化合物(A−16)(700mg,1.39mmol)を脱水ジクロロエタン(138mL)に溶解させ、0℃で撹拌させた。この溶液に三臭化ホウ素(7.0mL,7.0mmol)を滴下後、2時間撹拌を続けた。その後反応液を40℃に加熱し、一晩撹拌させた。反応終了後、氷冷しながら飽和重曹水を加えてクエンチした。水相を除いて溶媒を留去し、メタノールで析出した固体を洗浄後、濾過により青緑色固体を得た(515mg,粗収率85%)。その後、昇華精製を経て光沢のある緑色固体を得た。
APCI−MS:m/z=436(M)+.
比較化合物Bを予め洗浄したガラス基板に80nmの膜厚に抵抗加熱真空蒸着し、得られた有機薄膜について、吸収スペクトルを測定した。得られた吸収スペクトルを図4に示す。結果、比較化合物Bの薄膜状態における主たる吸収帯の吸収極大は757nmに観測された。イオン化ポテンシャルは5.1eVであった。
ITO透明導電ガラス(ジオマテック(株)製、ITO膜厚150nm)に光電変換層として、化合物(1)を抵抗加熱真空蒸着し、100nmの膜厚に成膜した。その上に電極として、アルミニウムを抵抗加熱真空蒸着し、100nmの膜厚に成膜し、本発明の光電変換素子を作製した。ITOとアルミニウムを電極として、800nm、半値幅20nmの光照射を行った状態で、1Vの電圧を印加した際の光電流応答性を測定したところ、暗所での電流は8.49×10−9A/cm2、明所での電流は3.77×10−6A/cm2であり、その明暗比は4.4×102であった。得られた光電変換素子の光電流応答性を図5に示す。
ITO透明導電ガラス(ジオマテック(株)製、ITO膜厚150nm)に光電変換層として、化合物(5)を抵抗加熱真空蒸着し、100nmの膜厚に成膜した。その上に電極として、アルミニウムを抵抗加熱真空蒸着し、100nmの膜厚に成膜し、本発明の光電変換素子を作製した。ITOとアルミニウムを電極として、800nm、半値幅20nmの光照射を行った状態で、1Vの電圧を印加した際の光電流応答性を測定したところ、暗所での電流は1.09×10−9A/cm2であり、明所での電流は5.34×10−7A/cm2であり、その明暗比は4.9×102であった。得られた光電変換素子の光電流応答性を図6に示す。
ITO透明導電ガラス(ジオマテック(株)製、ITO膜厚150nm)に光電変換層として、比較化合物Bを抵抗加熱真空蒸着し、80nmの膜厚に成膜した。その上に電極として、アルミニウムを抵抗加熱真空蒸着し、100nmの膜厚に成膜し、比較用の光電変換素子を作製した。ITOとアルミニウムを電極として、775nm、半値幅20nmの光照射を行った状態で、0.05Vの電圧を印加した際の光電流応答性を測定したところ、暗所での電流は5.18×10−8A/cm2であり、明所での電流は9.47×10−7A/cm2であり、その明暗比は18であった。得られた光電変換素子の光電流応答特性を図7に示す。また、1Vの電圧を印加した際の光電流応答性を測定したところ、暗所での電流は8.15×10−6A/cm2であり、明所での電流は1.42×10−5A/cm2であり、その明暗比は1.7であった。
2上部電極
3電子ブロック層もしくは正孔輸送層
4光電変換部
5正孔ブロック層もしくは電子輸送層
6下部電極
7絶縁基材、もしくは他光電変換素子
Claims (8)
- 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物含む近赤外吸収色素。
- 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物含む薄膜。
- 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のジベンゾピロメテンホウ素キレート化合物、請求項4に記載の近赤外吸収色素又は請求項5に記載の薄膜を含む光電変換素子。
- 請求項6に記載の光電変換素子を備える近赤外光センサー。
- 請求項6に記載の光電変換素子を備える撮像素子。
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