JP6769776B2 - 自動車用の燃料タンクの保護部材取付構造 - Google Patents
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Description
また、保護部材取付部120の凹部121に替えて、別部材で凹部121を有するブラケットを形成して、燃料タンク110の外壁に溶着することも行われているが、ブラケットを必要とするとともに、溶着設備も必要となり、コストアップとなる。
燃料タンクは、ブロー成形で形成されるとともに、燃料タンクの外壁に一体的に保護部材取付部を複数個形成し、
保護部材取付部は、燃料タンクの外壁から延設された取付脚部と、取付脚部の先端に形成された取付頭部を有し、取付頭部の先端に断面略三角形の取付頭部係止突部を形成し、取付頭部係止突部の取付脚部と反対側の面は傾斜面が形成され、取付頭部係止突部の取付脚部側の面は、取付頭部の表面と略直角に屈曲した面が形成され、
保護部材に保護部材取付部に係合する保護部材係合孔を形成し、保護部材係合孔に保護部材取付部を挿入して、保護部材を燃料タンクに取付けたことを特徴とする自動車用の燃料タンクの保護部材取付構造である。
また、保護部材取付部を複数個形成しているため、保護部材を確実に保持することができる。
保護部材取付部は、燃料タンクの外壁から延設された取付脚部と、取付脚部の先端に形成された取付頭部を有している。このため、取付脚部が取付頭部を一体的に燃料タンクの外壁と接続し、取付頭部が保護部材を係止して、保護部材を燃料タンクに取付けることができる。
取付頭部の先端に断面略三角形の取付頭部係止突部を形成し、取付頭部係止突部の取付脚部と反対側の面は傾斜面が形成されているため、取付頭部を保護部材の保護部材係合孔に挿入するときに、傾斜面に沿って保護部材係合孔の内面を摺動させることができ、保護部材の取付が容易である。
取付頭部係止突部の取付脚部側の面は、取付頭部の表面と略直角に屈曲した面が形成されているため、取付頭部を保護部材の保護部材係合孔に挿入したのちに、保護部材係合孔の周囲の燃料タンクとは反対側の面を取付頭部係止突部の取付脚部側の面が係止して、保護部材が取付頭部から外れることを防止できる。
保護部材係合孔は、保護部材取付部の幅よりも若干長く横方向に所定の幅を有して形成されているため、保護部材を燃料タンクに組付けるときバラツキを吸収して、保護部材取付部を容易に取付けと取外しを行うことができる。
本発明の実施の形態に使用する燃料タンク10は、図6に示すように、その燃料タンク10に燃料ポンプ(図示せず)等を出し入れするためにポンプユニット取付孔16が上面に形成されて、ポンプユニット取付孔16を塞ぎ、燃料ポンプを燃料タンク10内に取付けるポンプユニット取付蓋17が取付けられている。
合成樹脂製の燃料タンク10は、高密度ポリエチレン(HDPE)の一層で形成されたものや、表皮層、バリヤ層と本体層の多層構造で形成されたものを使用することができる。
まず、燃料タンク10に形成される保護部材取付部20について説明し、保護部材30と保護部材係合片31及び保護部材係合孔32については後述する。
取付脚部22は、取付頭部21よりも薄肉に形成されて、取付頭部21を保護部材係合孔32に挿入するときに、撓むことができる。
取付頭部上面27から先端側は、上方(図5における上方向)に突出した断面形状が三角形に形成された取付頭部係止突部24が形成されている。本実施の形態では、取付頭部係止突部24は、取付頭部上面27に形成されたが、取付頭部底面28に形成することも、取付頭部上面27と取付頭部底面28の両面に形成することもできる。
このため、保護部材取付部20を後述する保護部材係合孔32に挿入するときに、取付頭部係止突部傾斜面25に沿って保護部材係合孔32の先端である外周面内面を摺動させることができ、保護部材30の取付が容易である。
本実施の形態では、燃料タンク10の保護部材30は、図1に示すように、燃料タンク10のタンク側部12とタンク底部13を覆うように形成され、タンク側部12の両側に形成された保護部材取付部20に取付けられている。
保護部材30は、図2に示すように、断熱部材38と断熱部材38を保持して保護部材取付部20に取付けられる保護板部材37から形成されている。
保護板部材37は、合成樹脂又は金属板で形成することができる。断熱部材38は、合成樹脂の発泡体やフェルト等の繊維部材で形成することができる。
断熱部材38は、保護部材30が断熱性が大きい場合は、省略することができる。
図3と図4に示すように、保護部材係合孔32が形成される部分に、保護部材係合孔32の横方向の両端から間隔を隔てて、保護部材30の保護板部材37の上端から下方(図4における下方)に保護部材切欠部35が平行に形成されている。2本の保護部材切欠部35により、保護部材係合片31が形成されている。このため、保護部材係合片31は、保護部材30の本体と上側と両側の辺が切り離されて、下側(図4における下側)の辺が連続して保護部材30と一体的に形成されている。本実施の形態では、2本の保護部材切欠部35は、保護板部材37の上端から下方(図4における下方)に形成されているが、保護板部材37の上端を残して、2本の保護部材切欠部35とその下端をつなぐ下辺側に保護部材切欠部を設けてもよい。
保護部材30を燃料タンク10の保護部材取付部20に取付けるときは、まず保護部材取付部20の取付頭部先端突部29を保護部材30の保護部材係合孔32に挿入する。取付頭部先端突部29が保護部材係合孔32から突出する。図5に示す保護部材30のaの状態である。
保護部材30を保護部材取付部20から外す場合にはその逆を行う。
20 保護部材取付部
21 取付頭部
22 取付脚部
24 取付頭部係止突部
25 取付頭部係止突傾斜面
30 保護部材
31 保護部材係合片
32 保護部材係合孔
34 保護部材係合上辺部
35 保護部材切欠部
Claims (4)
- 自動車のフロアパネルの下に取付けられる自動車用の燃料タンクの外側を保護する保護部材を、上記燃料タンクに取付ける保護部材取付構造において、
上記燃料タンクは、ブロー成形で形成されるとともに、上記燃料タンクの外壁に一体的に保護部材取付部を複数個形成し、
上記保護部材取付部は、上記燃料タンクの外壁から延設された取付脚部と、該取付脚部の先端に形成された取付頭部を有し、該取付頭部の先端に断面略三角形の取付頭部係止突部を形成し、該取付頭部係止突部の上記取付脚部と反対側の面は傾斜面が形成され、上記取付頭部係止突部の上記取付脚部側の面は、上記取付頭部の表面と略直角に屈曲した面が形成され、
上記保護部材に上記保護部材取付部に係合する保護部材係合孔を形成し、該保護部材係合孔に上記保護部材取付部を挿入して、上記保護部材を上記燃料タンクに取付けたことを特徴とする自動車用の燃料タンクの保護部材取付構造。 - 上記保護部材は、上記保護部材係合孔が形成される部分に、上記保護部材係合孔の横方向の両端から間隔を隔てた部分に、上記保護部材に互いに平行に保護部材切欠部が形成されて、保護部材係合片が形成され、該保護部材係合片は、上記保護部材取付部が上記保護部材係合孔に挿入されるときに撓み可能に形成された請求項1に記載の自動車用の燃料タンクの保護部材取付構造。
- 上記保護部材取付部は、横方向に所定の幅を有して形成され、上記保護部材係合孔は、上記保護部材取付部の幅よりも若干長く横方向に所定の幅を有して形成される請求項1又は請求項2に記載の自動車用の燃料タンクの保護部材取付構造。
- 上記保護部材係合片には、上記保護部材係合孔の横方向の両端から上記保護部材係合孔と連続して上記保護部材係合片の端までは達しない保護部材係合片上辺切欠部が形成されて、上記保護部材係合孔の上辺に保護部材係合上辺部が形成され、上記保護部材取付部が上記保護部材係合孔に挿入されるときに、上記保護部材係合上辺部が撓み可能に形成された請求項2又は請求項3に記載の自動車用の燃料タンクの保護部材取付構造。
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