JP6769319B2 - インタークーラーの取付構造 - Google Patents
インタークーラーの取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6769319B2 JP6769319B2 JP2017017644A JP2017017644A JP6769319B2 JP 6769319 B2 JP6769319 B2 JP 6769319B2 JP 2017017644 A JP2017017644 A JP 2017017644A JP 2017017644 A JP2017017644 A JP 2017017644A JP 6769319 B2 JP6769319 B2 JP 6769319B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intercooler
- radiator
- vehicle
- radiator support
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
また、本発明のインタークーラーの取付構造におけるラジエターサポートには、比較的大きな重量を有するラジエターの本体が固定されているので、ラジエターサポートの剛性及び強度も高くなり、インタークーラーに対して高い保持剛性を得ることができる。しかも、ラジエターやインタークーラーを取り囲むような補強材を用いることなく、ラジエター及びインタークーラーの支持剛性を高くすることで、ラジエターサポートに発生する振動を確実に低減させることができる。
図1〜図7は本発明の実施形態に係るインタークーラーの取付構造を示すものである。なお、図において、矢印Fr方向は車両前方を示し、矢印O方向は車両外方を示し、矢印U方向は車両上方を示している。また、矢印X方向は車両幅方向を示し、矢印Y方向は車両前後方向を示している。
ラジエターサポート4は、ラジエター3の横寸法にほぼ対応した距離で車両幅方向に間隔を空けて配置されているとともに、ラジエター3の縦寸法にほぼ対応した高さで車両上下方向に沿って配置されており、ラジエターサポート4の下部側は、ラダーフレーム1の車両幅方向の外側寄りにそれぞれ固定されている。しかも、ラジエターサポート4は、図3〜図5に示すように、車両幅方向外側に向かって延びるインタークーラーブラケット5を有している。
一方、インタークーラーブラケット5は、図3〜図7に示すように、インタークーラー2を上下2箇所で保持するため、上側保持ブラケット51と下側保持ブラケット52を有している。上側保持ブラケット51は、ラジエターサポート4の上半部41の上端に設けられ、下側保持ブラケット52は、ラジエターサポート4の下半部42の上部車両後方側に設けられている。そして、インタークーラー2の上部は、上側保持ブラケット51に保持され、インタークーラー2の下部は、下側保持ブラケット52に保持されている。そのため、インタークーラー2の上側固定部21は、ラジエターサポート4の上半部41に固定され、インタークーラー2の下側固定部22は、ラジエターサポート4の下半部42に固定されていることになる。また、インタークーラー2は、図2〜図4に示すように、正面視でラジエターサポート4の上半部41に対し、インタークーラー2の内側端部が重なった状態で車両後方に配置されている。
しかも、車両上下方向において、ラジエターサポート4のクロスメンバ12への固定点P1は、図6に示すように、ラジエター下側保持部46の高さ位置H1よりも車両上側に位置するとともに、下側保持ブラケット52の固定部の高さ位置H2よりも車両下側に位置している。また、車両幅方向において、ラジエターサポート4のクロスメンバへの固定点P2は、図7に示すように、ラジエター下側保持部46の幅方向位置W1と下側保持ブラケット52の固定部の幅方向位置W2との間に位置している。
この状態のインタークーラー2は、ラジエター3と車両幅方向に並んで配置され、車両右側に位置するラジエターサポート4を挟んで、ラジエター3とインタークーラー2とがラジエターサポート4の両側に保持されている(図1及び図2参照)。
したがって、本実施形態のインタークーラー2の取付構造によれば、フレームへの固定点を設置する必要性を無くすことができるとともに、レイアウトの自由度を向上させることができる。また、本実施形態のインタークーラー2の取付構造におけるラジエターサポート4は、比較的大きな重量を有するラジエター3の本体が固定されているので、ラジエターサポート4の剛性及び強度も高くなり、インタークーラー2に対して高い保持剛性を得ることができる。さらに、ラジエター3やインタークーラー2を取り囲むような補強材の採用が不要となり、ラジエター3及びインタークーラー2の支持剛性を高くすることで、居住性に影響を与えるラジエターサポート4の振動や騒音の発生を確実に低減させることができる。
したがって、本実施形態のインタークーラー2の取付構造においては、インタークーラー2とラジエターサポート4との距離を近づけることにより、インタークーラーブラケット5のオーバーハング量を小さくすることができ、保持剛性の低下を抑え、インタークーラー2の確実な保持を可能にすることができる。しかも、インタークーラー2へ集風するためのシュラウドとしてラジエターサポート4を活用することが可能となり、部品点数を削減することができる。
したがって、本実施形態のインタークーラー2の取付構造では、ラジエターサポート4のクロスメンバ12への固定点P1,P2が重量物の間に配置されていることになるので、これら固定点P1,P2とラジエターサポート4とのオフセット量を最小限に抑えることができ、車両走行中の振動などで発生するモーメントにより、ラジエターサポート4が変形するのを低減させることができる。
したがって、本実施形態のインタークーラー2の取付構造では、サイドメンバ11の下側保持ブラケット52の固定部周辺に、剛性が高く、重量を有するステアリングギアボックス6が配置されているので、下側保持ブラケット52の固定部周辺の剛性を向上させることが可能となり、下側保持ブラケット52に保持されたインタークーラー2などが振動し難くなるような構造を得ることができる。
また、ラジエターサポート4の側面形状は、上半部41が狭く、下半部42が広く形成されているが、下半部42が広く形成されていれば、他の側面形状を有していても良い。さらに、第1のクロスメンバ12a及び第2のクロスメンバ12bについても、搭載するインタークーラー2やラジエター3などに応じて他の形状に形成したクロスメンバを用いても良い。
2 インタークーラー
3 ラジエター
4 ラジエターサポート
5 インタークーラーブラケット
6 ステアリングギアボックス
7 ボディマウント
11 サイドメンバ
12 クロスメンバ
21 上側固定部
22 下側固定部
41 ラジエターサポートの上半部
42 ラジエターサポートの下半部
43 前側固定ブラケット
44 後側固定ブラケット
45 ラジエター上側保持部
46 ラジエター下側保持部
51 上側保持ブラケット
52 下側保持ブラケット
P1,P2 ラジエターサポートのクロスメンバへの固定点
Claims (5)
- ラダーフレームを有する車両にインタークーラーが搭載され、ラジエターを保持するラジエターサポートが、車両上下方向に沿って配置されているとともに、前記ラダーフレームに固定されているインタークーラーの取付構造において、
前記インタークーラーは、前記ラジエターと車両幅方向に並んで配置され、前記ラジエターサポートを挟んで前記ラジエターと前記インタークーラーとが前記ラジエターサポートの両側に保持され、
前記ラジエターサポートは、車両幅方向外側に向かって延びるインタークーラーブラケットを有し、
前記インタークーラーは、前記インタークーラーブラケットに取付けられて保持されていることを特徴とするインタークーラーの取付構造。 - 前記ラジエターサポートの側面部は、車両前後方向において、上半部が狭く、下半部が広く形成されている一方、前記インタークーラーブラケットは、上側保持ブラケットと下側保持ブラケットを有し、前記インタークーラーの上部は、前記上側保持ブラケットに保持され、前記インタークーラーの下部は、前記下側保持ブラケットに保持され、前記インタークーラーの上側固定部は、前記ラジエターサポートの上半部に固定され、前記インタークーラーの下側固定部は、前記ラジエターサポートの下半部に固定され、前記インタークーラーは、正面視で前記ラジエターサポートの上半部に対し、前記インタークーラーの内側端部が重なった状態で車両後方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインタークーラーの取付構造。
- 前記下側保持ブラケットは、前記ラダーフレームのサイドメンバまで延びており、前記下側保持ブラケットの一端は前記ラジエターサポートに固定され、前記下側保持ブラケットの他端は前記サイドメンバに固定されていることを特徴とする請求項2に記載のインタークーラーの取付構造。
- 前記ラジエターサポートの下半部には、前記ラジエターサポートを前記ラダーフレームのクロスメンバへ固定するための固定ブラケットが接合されている一方、前記ラジエターサポートは、ラジエター上側保持部とラジエター下側保持部を有し、車両上下方向において、前記ラジエターサポートの前記クロスメンバへの固定点は、前記ラジエター下側保持部よりも車両上側に位置するとともに、前記下側保持ブラケットの固定部よりも車両下側に位置し、車両幅方向において、前記ラジエターサポートの前記クロスメンバへの固定点は、前記ラジエター下側保持部と前記下側保持ブラケットの固定部との間に位置していることを特徴とする請求項3に記載のインタークーラーの取付構造。
- 車両上下方向において、前記インタークーラーと前記サイドメンバとの間にはステアリングギアボックスが配置され、車両幅方向において、前記サイドメンバの車両外側にはボディマウントが配置されているとともに、前記ラジエターサポートと前記ボディマウントとの間には前記ステアリングギアボックスが配置され、前記下側保持ブラケットは、前記ステアリングギアボックスを跨いで固定されていることを特徴とする請求項4に記載のインタークーラーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017017644A JP6769319B2 (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | インタークーラーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017017644A JP6769319B2 (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | インタークーラーの取付構造 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018122778A JP2018122778A (ja) | 2018-08-09 |
JP2018122778A5 JP2018122778A5 (ja) | 2019-11-21 |
JP6769319B2 true JP6769319B2 (ja) | 2020-10-14 |
Family
ID=63110823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017017644A Active JP6769319B2 (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | インタークーラーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6769319B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05116547A (ja) * | 1991-10-25 | 1993-05-14 | Nissan Motor Co Ltd | フレーム付き車両の冷却補器取付構造 |
JP2004019487A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-01-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジンの冷却構造 |
JP5229145B2 (ja) * | 2009-07-17 | 2013-07-03 | スズキ株式会社 | 車両用エンジンの吸気装置 |
JP2011126328A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | エンジン用冷却装置 |
-
2017
- 2017-02-02 JP JP2017017644A patent/JP6769319B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018122778A (ja) | 2018-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5488699B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP6135336B2 (ja) | フェンダーホルダ周辺構造 | |
US9469345B2 (en) | Suspension tower and vehicle front portion structure | |
JP6278030B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP6493356B2 (ja) | サスペンションメンバ | |
US10053156B2 (en) | Vehicle front portion structure | |
JP6376186B2 (ja) | サスペンションメンバ | |
JP6401739B2 (ja) | 車両及び排気管支持部材 | |
JP2015189365A (ja) | 前部車体構造 | |
US20220185373A1 (en) | Cross member and vehicle frame | |
JP6769319B2 (ja) | インタークーラーの取付構造 | |
JP6115821B2 (ja) | エンジンマウントブラケットの取付構造 | |
JP6780486B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP6136302B2 (ja) | ステアリングナックルの構造 | |
JP2013166420A (ja) | 車体前部構造部材 | |
JP7224087B2 (ja) | 車両のバッテリ固定構造 | |
JP5716361B2 (ja) | エンジンルーム構造 | |
JP5999502B2 (ja) | 樹脂フロントエンド部の構造 | |
JP6867624B2 (ja) | 閉断面構造体 | |
JP2017087869A (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP6016106B2 (ja) | 樹脂フロントエンド部の構造 | |
JP5742696B2 (ja) | バッテリの取り付け構造 | |
JP2018203079A (ja) | 車両用ドアストライカ取付構造 | |
JP6942161B2 (ja) | 車体構造 | |
JP6593297B2 (ja) | サスペンションメンバ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191007 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191008 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200717 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200907 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6769319 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |