JP6769149B2 - 定着装置、画像形成装置、プログラム及び清掃方法 - Google Patents

定着装置、画像形成装置、プログラム及び清掃方法 Download PDF

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Description

本発明は、定着装置、画像形成装置、プログラム及び清掃方法に関する。
従来、感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写し、転写されたトナー像を加熱定着し、用紙上に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置では、加熱定着は定着装置において行われる。用紙を加熱された定着部材と、定着部材に圧接する加圧部材との間に形成されたニップ部で挟持搬送し、トナー像を用紙に加熱定着させる。ニップ部を通過した用紙は、ニップ部下流の排紙ローラーやガイド板によって搬送方向下流側へと送り出される。
ところで、大量の用紙を印刷した後、次の印刷指示を受けるまでの待機状態や、画像形成装置の電源オフによる停止状態を経て印刷を再開すると、出力した1枚目の用紙の先端部に、トナーに含まれるワックスと紙粉が混ざった汚れが付着する場合がある。これは、排紙ローラーの付着物が印刷した用紙に転移することで発生すると考えられる。
このような問題を防ぐため、従来から印刷量に応じて排紙ローラーの清掃を実施する技術が知られている。例えば、特許文献1に記載の発明においては、長尺紙の印刷時に前回の清掃からの印刷実行量をカウントし、清掃が必要な量に達した場合、即ち排紙ローラー上の付着物が多くなったと判断した場合に、排紙ローラーの清掃を行う。
特開2016−87833号公報
ここで、用紙への付着物の転移は次のようなメカニズムで発生すると考えられる。
排紙ローラーはニップ部のごく近傍に配置されており、ニップ部で加熱された高温の用紙が接触するため、印刷時には温度が上昇する。排紙ローラーの温度がワックスの溶融温度を超えると、用紙上の紙粉が混ざったワックスが排紙ローラーに転移しやすくなり、付着物として蓄積されていく。ところが印刷が終了して排紙ローラーの温度が下降すると、排紙ローラー上のワックスの離型性が上がり、解離しやすくなる。その結果、印刷を再開し高温の用紙が排紙ローラーを通過すると、付着物はより高温の用紙へと転移して、用紙を汚してしまう。
特許文献1の場合、印刷実行量をもとに排紙ローラー上の付着物の量を算出し、基準量を上回った場合に清掃を行うように制御しているが、排紙ローラーの温度については考慮されていない。そのため、排紙ローラーの温度がワックスの溶融温度よりも高い場合には付着物が排紙ローラー上から解離せず、上手く清掃を行えないという問題があった。
本発明は、トナー像を定着させるニップ部の下流側に配置されて用紙に接触する接触部材上の付着物を確実に除去することで、用紙への汚れの付着を防止することが可能な定着装置、画像形成装置、プログラム及び清掃方法を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の定着装置は、
用紙に形成されたトナー像を加熱する定着部材と、
前記定着部材に前記用紙を圧接させる加圧部材と、
前記定着部材と前記加圧部材が圧接して形成されたニップ部の下流において、前記用紙と接触する接触部材と、
前記接触部材の付着物の量に関する情報を取得する付着物量取得手段と、
前記接触部材の温度に関する情報を取得する温度取得手段と、
前記付着物の量が基準量を上回り、かつ前記温度が基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を行うように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、
前記制御手段は、前記付着物の量が前記基準量を上回り、かつ前記温度が前記基準温度を下回る場合に、前記接触部材の清掃を促す情報を出力し、前記情報に基づくユーザーの操作に応じて、前記基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、
前記制御手段は、前記付着物の量が前記基準量を上回り、かつ前記温度が前記基準温度を下回る場合に、前記基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を自動的に行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の定着装置において、
前記付着物量取得手段は、前記ニップ部に通紙した用紙の通紙カウントに基づいた前記接触部材の付着物の量に関する情報を取得することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の定着装置において、
前記付着物量取得手段は、前記用紙の種類、前記定着部材の制御温度、前記用紙に形成された画像のカバレッジ量のうち、少なくとも一つを加味して前記通紙カウントを行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載の定着装置において、
前記温度取得手段は、印刷終了からの経過時間に加え、前記定着部材の制御温度および室温のうち、少なくとも一方を加味して前記接触部材の温度を算出することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6の何れか一項に記載の定着装置において、
前記接触部材の付着物は、離型剤を含み、
前記基準温度は、画像形成時の温度よりも低く、且つ前記離型剤の溶融温度に基づいて設定された所定の温度であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7の何れか一項に記載の定着装置において、
前記制御手段は、前記接触部材に記録媒体を通過させることによって前記接触部材の清掃を行うように制御することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8の何れか一項に記載の定着装置において、
前記制御手段は、前記接触部材の温度が前記基準温度を上回る場合には前記接触部材の清掃を禁止するように制御することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9の何れか一項に記載の定着装置において、
前記接触部材は、排紙ローラーであることを特徴とする。
また、本発明における画像形成装置は、
用紙にトナー像を形成する画像形成部と、
トナー像が形成された用紙を、加熱圧接してトナー像を用紙に定着させる請求項1から10の何れか一項に記載の定着装置と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明におけるプログラムは、
用紙にトナー像を形成する画像形成部と、トナー像が形成された用紙を加熱圧接してトナー像を用紙に定着させる定着装置と、を備える画像形成装置のコンピューターを、
前記定着装置の、前記用紙が加熱圧接される位置よりも下流において前記用紙と接触する接触部材の付着物の量に関する情報を取得する付着物量取得手段、
前記接触部材の温度に関する情報を取得する温度取得手段、
前記付着物の量が基準量を上回り、且つ前記温度が基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を行うように制御する制御手段
として機能させることを特徴とする。
また、本発明における清掃方法は、
用紙に形成されたトナー像を加熱する定着部材と、前記定着部材に前記用紙を圧接させる加圧部材と、が圧接して形成されたニップ部の下流において前記用紙と接触する接触部材の清掃方法であって、
前記接触部材の付着物の量が基準量を上回ることを判断するステップと、
前記接触部材の温度が基準温度を下回ることを判断するステップと、
前記接触部材の付着物の量が前記基準量を上回り、かつ前記接触部材の温度が前記基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を行うステップと、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、トナー像を定着させるニップ部の下流側に配置されて用紙に接触する接触部材上の付着物を確実に除去することで、用紙への汚れの付着を効率的に防止することができる。
本発明を適用した実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 本発明を適用した実施形態に係る画像定着部の構成を示す模式図である。 画像定着部における通紙カウントの一例を示す説明図である。 印刷後の経過時間の算出方法の一例を示す説明図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明の画像形成装置に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態ではカラーの画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロの画像形成装置に適用することも可能である。
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置1の概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、CPU101(Central Processing Unit)、RAM102(Random Access Memory)及びROM103(Read Only Memory)を有する制御部10、記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び搬送部19等を備える。制御部10は、バス21を介して記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び搬送部19と接続されている。
CPU101は、ROM103又は記憶部11に記憶されている制御用プログラムを読み出して実行し、各種演算処理を行う。
RAM102は、CPU101に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
ROM103は、CPU101により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。なお、ROM103に代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられてもよい。
これらのCPU101、RAM102及びROM103を備える制御部10は、上述の各種制御用プログラムに従って画像形成装置1の各部を統括制御する。例えば、制御部10は、画像処理部16に画像データに対する所定の画像処理を行わせて記憶部11に記憶させる。また、制御部10は、搬送部19に用紙を搬送させ、記憶部11に記憶された画像データに基づいて画像形成部17により用紙に画像を形成させる。
記憶部11は、半導体メモリーであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段により構成され、スキャナー15により取得された画像データや、インターフェース14を介して外部から入力された画像データ等が記憶される。なお、これらの画像データ等はRAM102に記憶されてもよい。
操作部12は、操作キーや表示部13の画面に重ねられて配置されたタッチパネル等の入力デバイスを備え、これらの入力デバイスに対する入力操作を操作信号に変換して制御部10に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid crystal display)等の表示装置を備え、画像形成装置1の状態や、タッチパネルへの入力操作の内容を示す操作画面等を表示する。
インターフェース14は、外部のコンピューター、他の画像形成装置などとの間でデータの送受信を行う手段であり、例えば、各種シリアルインターフェースのいずれかにより構成される。
スキャナー15は、用紙に形成された画像を読み取り、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色成分毎の単色画像データを含む画像データを生成して記憶部11に記憶させる。
画像処理部16は、例えば、ラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部を備え、記憶部11に記憶された画像データに各種画像処理を施して記憶部11に記憶させる。
画像形成部17は、記憶部11に記憶された画像データに基づき、用紙に画像を形成する。画像形成部17は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色成分に各々対応する4組の露光部171、感光体ドラム172及び現像部173を備えている。また、画像形成部17は、転写体174及び2次転写ローラー175を備えている。
露光部171は、発光素子としてのLD(Laser Diode)を備えている。露光部171は、画像データに基づいてLDを駆動し、帯電する感光体ドラム172上にレーザー光を照射、露光して感光体ドラム172上に静電潜像を形成する。現像部173は、露光された感光体ドラム172上に帯電する現像ローラーにより所定の色(C、M、Y及びKのいずれか)のトナー(色材)を供給して、感光体ドラム172上に形成された静電潜像を現像する。
C、M、Y及びKに対応する4つの感光体ドラム172上に各々C、M、Y及びKのトナーで形成された画像(単色画像)は、各感光体ドラム172から転写体174上に順次重ねられて転写される。これにより、転写体174上にC、M、Y及びKを色成分とするカラー画像が形成される。転写体174は、複数の転写体搬送ローラーに巻き回された無端ベルトであり、各転写体搬送ローラーの回転に従って回転する。
2次転写ローラー175は、転写体174上のカラー画像を、給紙トレイ22又は外部に設けられる給紙装置から給紙された用紙上に転写する。詳しくは、用紙及び転写体174を挟持する2次転写ローラー175に所定の転写電圧が印加されることにより、転写体174上においてカラー画像を形成しているトナーが用紙側に引き寄せられて用紙に転写される。
画像定着部18は、トナーが転写された用紙を加熱及び加圧してトナー像を用紙に定着させる定着処理を行う。
図3は、画像定着部18の構成を示す模式図である。画像定着部18は、定着ローラー181、加熱ローラー182、ハロゲンランプヒーター182a、定着ベルト183、加圧ローラー184、排紙ローラー185、ガイド板186を備える。画像定着部18及び制御部10により定着装置が構成される。
加熱ローラー182は、その内部に、回転軸方向に延在するハロゲンランプヒーター182aを備える。ハロゲンランプヒーター182aは、制御部10による制御下で通電することにより発熱する。
定着ベルト183は、定着ローラー181と加熱ローラー182とに張架され、定着ローラー181及び加圧ローラー184は、当該定着ベルト183を介して、用紙を挟持して搬送する圧接部としてのニップ部を構成する。
なお、定着ローラー181、加熱ローラー182、ハロゲンランプヒーター182a、定着ベルト183により加熱部材が構成され、加圧ローラー184により加圧部材が構成される。
また、定着ローラー181は、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転する。なお、定着ローラー181ではなく、定着ベルト183の張架により連動する加熱ローラー182が、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転するものとしてもよい。
また、図3に示すように、加圧ローラー184は、図示しない弾性部材等により定着ローラー181に近づく方向に付勢され、定着ベルト183を介して定着ローラー181に圧着され、定着ローラー181との間にニップ部を形成しながら定着ローラー181の回転に伴って従動回転する。なお、加圧ローラー184は、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転するものとしてもよい。
定着ローラー181及び加圧ローラー184は、用紙をニップ部で挟持して、所定の搬送方向に搬送しながら用紙を加熱及び加圧する。これにより、定着ローラー181及び加圧ローラー184は、用紙上のトナーを溶融させて定着させる。用紙と接触する際の定着ベルト183の温度は、例えば、150℃以上180℃以下の範囲とされる。したがって、ハロゲンランプヒーター182aは、加熱ローラー182を介して定着ベルト183がこの温度となるように加熱ローラー182を加熱する。
ニップ部を通過した用紙は、図3に示すように、ニップ部下流に配置された排紙ローラー185及びガイド板186によって挟持され、画像定着部18の下流へと搬送される。なお、排紙ローラー185の表面は、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)チューブやPFAコート等、フッ素系樹脂を含有する表面離型層を有する。
図1に示すように、搬送部19は、用紙を挟持した状態で回転することで用紙を搬送する用紙搬送ローラーを複数備え、所定の搬送経路で用紙を搬送する。搬送部19は、画像定着部18により定着処理が行われた用紙の表裏を反転させて2次転写ローラー175へ搬送する反転機構191を備えている。画像形成装置1では、用紙の両面に画像を形成する場合に反転機構191による用紙の表裏の反転が行われて両面に画像が形成された後に用紙が排紙トレイ23に排出される。用紙の片面にのみ画像を形成する場合には、反転機構191による用紙の表裏の反転が行われることなく片面に画像が形成された用紙が排紙トレイ23に排出される。
次に、排紙ローラーの清掃方法について説明する。
本発明の画像形成装置1は、以下の2つの条件を満たした場合に、接触部材としての排紙ローラー185の清掃を行う。
条件1.排紙ローラー185の付着物が、用紙に転移する虞のある量(基準量)まで蓄積している。
条件2.排紙ローラー185の温度が、付着物を用紙へと転移させやすい温度(基準温度)まで下がっている。
即ち、本発明においては、排紙ローラー185上の付着物の量と、排紙ローラー185の温度の2つの条件をもとに、排紙ローラー185の付着物を好適に除去できる清掃タイミングを判断する。
ここで、図4及び図5を用いながら、上記の2つの条件について説明する。
本実施形態においては、条件1については前回の清掃からの印刷量によって、条件2については前回の印刷からの経過時間によって判断する。
図4は、条件1に係る、排紙ローラー185の付着物を算出するための通紙カウントの加速条件を示したテーブルである。
制御部10は付着物量取得手段として機能し、排紙ローラー185への付着物の量は印刷量のカウントに基づいて推定する。印刷量とは、印刷する用紙の枚数及び用紙の大きさに依存し、例えばA4の用紙を基準とすると、その倍の大きさのA3の用紙は2倍にカウントする。
さらに、非コート紙などの紙粉が多く出る用紙を通紙する場合や、ニップ部の制御温度が高くワックスが画像表面に出やすい場合、用紙に形成されたトナー像のカバレッジ量が多く用紙上のワックスが多くなる場合、において付着物の量が増加することから、これらの条件を加味して通紙カウントを加速する。
図4(A)は通紙カウントの加速条件の一例を示している。
まず、用紙種類に応じて加速率を変更する。コート紙を基準とすると、紙粉の出やすい上質紙を2倍に、さらに紙粉の出やすい再生紙・ラフ紙を2.5倍に加速する。
次に、ニップ部の制御温度に応じて加速率を変更する。制御温度150℃を基準とすると、30℃上昇する毎に、2倍に加速する。
さらに、カバレッジ量に応じて加速率を変更する。カバレッジ量10%を基準とすると、20%増加する毎に2倍に加速する。なお、カバレッジ量は、用紙上の画像のうち排紙ローラー185が通過する部分のカバレッジ量を指す。
図4(B)は上記の3つの条件を加味した加速率の一例を示す。
例えば、用紙がA4サイズのコート紙、ニップ部の制御温度が150℃、カバレッジ量が10%である場合を基準とする。用紙がA3サイズの上質紙、ニップ部の制御温度が150℃、カバレッジ量が30%の場合の通紙カウントは、基準の8倍となる。また、用紙がA3サイズの再生紙・ラフ紙、ニップ部の制御温度が180℃、カバレッジ量が30%の場合は、20倍となる。
以上のように通紙カウントを行い、制御部10は付着物量取得手段として、付着物量が基準量に達したかどうかを判断する。なお、基準量とは、予め計測しておいた、付着物が排紙ローラー185から用紙表面上へと転移する虞のある量を指す。即ち、付着物量が基準量に達する場合の通紙カウントを閾値として予め設定しておき、通紙カウントがこの閾値に達した場合に、付着物が基準量に達したものとみなす。なお、閾値は複数設定し、選択可能としてもよい。
図5は、条件2に係る、排紙ローラー185の温度を推定するための条件を示したテーブルである。
制御部10は温度取得手段として機能し、印刷終了からの経過時間を基本として、排出ローラー185の温度を推定する。
印刷終了後に排紙ローラー185の温度が下降した後、再び印刷を開始すると、排出ローラー185よりも通過する用紙の温度の方が高くなり、付着物が用紙に転移しやすくなる。即ち、排出ローラー185の温度が所定の温度よりも低いと、用紙上に汚れが吐き出されると考えられる。
この所定の温度は、排紙ローラー185表面の材質やワックスの種類により多少変動するが、概ねワックスの溶融温度と一致する。
例えば、本実施形態においては、PFAなどのフッ素系樹脂を含有する表面離型層を有する排紙ローラー185を用いて、ワックスを含有したトナーを加熱定着させた場合について説明する。この場合、排出ローラー185の温度は、印刷中には70〜90℃の範囲を遷移し、ワックスの溶融温度に近い65℃を下回った場合に、付着物が用紙に転移する。従って、基準温度は印刷中の排紙ローラー185の温度を下回る70℃未満とし、好ましくはワックスの溶融温度である65℃、さらに好ましくは60℃以下とする。
但し、上記の基準温度に達するまでの時間は、定着ベルト183の制御温度や室温の影響を受ける。即ち、定着ベルト183の制御温度が高いほど、また室温が高いほど、排出ローラー185が基準温度まで低下するのに要する時間は長くなるため、これらの条件を加味して必要な経過時間を変更する。
図5(A)は基準温度を下回るまでの、経過時間の増加率の一例を示している。
基準温度を65℃とし、排出ローラー185が基準温度に達するまでの時間を予め計測した場合、定着ベルト183の制御温度が150℃、室温が10℃の条件下では20分であったとする。これを基準に、定着ベルト183の制御温度が10℃上昇する毎に1.1倍に増加させ、室温が10℃上昇する毎に1.2倍に増加させる。
図5(B)は上記の2つの条件を加味した増加率の一例を示す。
例えば、定着ベルト183の制御温度が160℃、室温が10℃の場合、基準温度に達するまでの経過時間は20分×1.1=22分となる。また、定着ベルト183の制御温度が160℃、室温が20℃の場合は、20分×1.1×1.2=26.4分となる。
このようにして設定した経過時間に達した場合、制御部10は温度取得手段として機能し、排出ローラー185が基準温度を下回ったと判断し、前述の条件2を満たしたものとみなす。
以上のようにして、条件1、条件2ともに満たした場合、制御部10は制御手段として機能し、後述のように排出ローラー185の清掃を行うように制御する。
ここで、図6のフローチャートを用いて第1実施形態に係る定着装置の動作を説明する。第1実施形態においては、排紙ローラー185の清掃に必要な条件を満たした場合に、ユーザーの操作によって排紙ローラー185の清掃を行う。
図6に示すように、制御部10は、印刷が終了したかどうかを判断し(ステップS601)、印刷が終了したと判断した場合(ステップS601:Yes)、ステップS602へと進む。印刷が終了していないと判断した場合(ステップS601:No)、ステップS601の処理を繰り返す。
ステップS602では、制御部10は付着物量取得手段として機能し、前述の通紙カウントに基づいて排紙ローラー185上の付着物量を判断し、条件1を満たしたかどうか、即ち基準量に達したかどうかを判断する。付着物量が基準量に達したと判断した場合(ステップS602:Yes)、ステップS603へと進む。基準量に達していないと判断した場合(ステップS602:No)、ジョブを終了する。
ステップS603では、制御部10は温度取得手段として機能し、前述の経過時間に基づいて排紙ローラー185の温度を判断し、条件2を満たしたかどうか、即ち排紙ローラー185の温度が基準温度を下回ったかどうかを判断する。基準温度を下回っていないと判断した場合(ステップS603:No)、ステップS604へと進む。
ステップS604では、次の印刷指示があったかどうかを判断し、印刷指示があったと判断した場合(ステップS604:Yes)、ジョブを終了するが、印刷指示がなかったと判断した場合(ステップS604:No)、ステップS603へと戻る。
基準温度を下回ったと判断した場合(ステップS603:Yes)、ステップS605へと進む。
条件1、条件2とも満たした場合、制御部10は表示部13を制御して、ユーザーに清掃を促す情報を表示する(ステップS605)。この情報は、2つの条件を満たした時に表示してもよいし、ユーザーが次のジョブを実行する操作を行った時に表示してもよい。
次に、制御部10は、ユーザーによる清掃実施の入力があったかどうかを判断する(ステップS606)。
清掃実施の入力があったと判断した場合(ステップS606:Yes)、定着装置にクリーニング用紙を通紙して排紙ローラー185の清掃を実施し(ステップS607)、終了する。但し、清掃は必ず排紙ローラー185が基準温度を超えない状況下で行い、もしステップS605からステップS607の間に、何らかの理由で基準温度を超えた場合には、再び基準温度を下回るまで清掃を禁止する。
入力がなかったと判断した場合(ステップS606:No)、次の印刷指示や画像形成装置の電源オフなど、別のジョブの指令があったかどうかを判断する(ステップS608)。指令がなかったと判断した場合(ステップS608:No)、ステップS606に戻るが、指令があったと判断した場合(ステップS608:Yes)、指令に従って次のジョブへと移行する(ステップS609)。
以上のように、第1実施形態に係る定着装置は、用紙に形成されたトナー像を加熱定着させる定着ローラー181、加熱ローラー182、定着ベルト183、加圧ローラー184及びニップ部を通過した用紙を搬送する排紙ローラー185、ガイド板186と、条件1及び条件2の両方を満たした時に、表示部13に清掃を促す情報を出力させ、ユーザーの入力に従って定着装置にクリーニング用紙を通紙して排紙ローラー185の清掃を行うように制御する制御部10と、を備える。
従って、第1実施形態に係る定着装置によれば、排紙ローラー185の付着物の量と排紙ローラー185の温度の二つの条件を満たした時に清掃を行うため、排紙ローラー185が付着物を確実に用紙へ吐き出す条件下で清掃を行うことが可能となり、無駄な清掃を回避できる。
また、第1実施形態に係る定着装置においては、排紙ローラー185の付着物の量を通紙カウントに基づいて推定している。通紙カウントは、用紙の枚数、大きさを基本としてカウントアップするが、用紙の種類、ニップ部の制御温度、画像カバレッジ量を加味して通紙カウントを行うため、付着物量の推定の精度が増し、適切なタイミングで清掃を行うことが可能である。
また、第1実施形態に係る定着装置においては、排紙ローラー185の温度を印刷終了からの経過時間に基づいて推定し、基準温度を下回ったかどうかを判断している。経過時間はニップ部の制御温度と室温を加味して設定するため、排紙ローラー185の温度の推定の精度が増し、適切なタイミングで清掃を行うことができる。
また、第1実施形態に係る定着装置においては、基準温度をワックスの溶融温度としたため、予めワックスの溶融温度さえ把握しておけば、基準温度の設定は容易である。
また、第1実施形態に係る定着装置においては、2つの条件を満たした場合に、ユーザーに清掃を促す情報を表示する。これにより、ユーザーは自分で清掃の要否を判断する必要がない。そして、この情報に基づいてユーザーの操作によって清掃を行うか否かを決定するため、ユーザーの希望するタイミングで清掃を行うことが可能であり、例えば、急いで次の印刷を行いたい場合には無理に清掃を行う必要がない。
なお、クリーニング用紙はA3以上の用紙が好ましく、表面が平滑な用紙やコート紙を利用するとより効果的である。また、黒の用紙を利用すると、クリーニング結果を視覚的に確認しやすくなる。
また、通常の印刷と区別するために、排紙オプションとしてサブトレイを有する画像形成装置1においては、クリーニング用紙はサブトレイに排出するのが望ましい。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る定着装置は、排紙ローラー185の清掃に必要な条件を満たした場合に、自動的に排紙ローラー185の清掃を行う点で、第1実施形態に係る定着装置と異なる。なお、説明の簡略化のため、構成については第1実施形態と同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
次に、図7のフローチャートを用いて第2実施形態に係る定着装置の動作を説明する。ステップS701及びステップS702の処理は、第1実施形態に係る定着装置の動作について示す図6のステップS601及びステップS602の処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS703では、制御部10は温度取得手段として機能し、前述の経過時間に基づいて排紙ローラー185の温度を判断し、条件2を満たしたかどうか、即ち排紙ローラー185の温度が基準温度を下回ったかどうかを判断する。
基準温度を下回っていないと判断した場合(ステップS703:No)、次の印刷指示があったかどうかを判断し(ステップS704)、印刷指示があったと判断した場合(ステップS704:Yes)、ジョブを終了するが、印刷指示がなかったと判断した場合(ステップS704:No)、ステップS703へと戻る。
基準温度を下回ったと判断した場合(ステップS703:Yes)、排紙ローラー185の温度が基準温度を超えない状況下で、定着装置にクリーニング用紙を通紙して排紙ローラー185の清掃を実施し(ステップS705)、終了する。
以上のように、第2実施形態に係る定着装置は、条件1及び条件2の両方を満たした場合に、自動的に排紙ローラー185の清掃を行う。
従って、第2実施形態に係る定着装置によれば、ユーザーの操作を必要とせず、印刷後の待機中に清掃を行うことが可能となるため、ユーザーの手間を軽減することが可能となる。また、ユーザーの判断によらず強制的に清掃を実行するため、より確実に画像の汚れを防ぐことができる。
なお、第1実施形態と同様に、2つの条件を満たした時に、清掃が必要であるという情報を表示した後で、自動的に排紙ローラー185の清掃を行うことも可能である。この場合、ステップS707の前に、情報を表示することとなる。
[他の実施形態]
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、上記の実施形態は本発明の好適な例であり、これに限定されない。
例えば、上記実施形態では、排紙ローラー185の温度を印刷終了後からの経過時間をもとに推定したが、これに限らず、温度検出器等を設けて、直接排紙ローラー185の温度を測定するものとしてもよい。
また、上記実施形態においては、印刷中の排紙ローラー185の温度は70〜90℃を推移するため、基準温度を70℃未満とし、トナーの溶融温度に近い65℃の場合について説明をしたが、前述したようにより好ましい基準温度は60℃以下である。但し、最適な温度は排紙ローラー185等の材質やトナーの種類、紙粉の量等によって異なるため、これに限定されない。
また、上記実施形態においては、接触部材として排紙ローラー185の清掃について説明したが、これに限らず、例えばガイド板186などのニップ部下流の部材を清掃することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、クリーニング用紙を通紙することで清掃を行ったが、これに限らず、ブラシ等で付着物を除去する構成としてもよい。
その他、画像形成装置1を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の主旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
10 制御部(制御手段、付着物量取得手段、温度取得手段)
11 記憶部
12 操作部
13 表示部
14 インターフェース
15 スキャナー
16 画像処理部
17 画像形成部
18 画像定着部
181 定着ローラー(加熱部材)
182 加熱ローラー(加熱部材)
182a ハロゲンランプヒーター(加熱部材)
183 定着ベルト(加熱部材)
184 加圧ローラー(加圧部材)
185 排紙ローラー(接触部材)
186 ガイド板(接触部材)
19 搬送部
22 給紙トレイ
23 排紙トレイ
S 記録材

Claims (13)

  1. 用紙に形成されたトナー像を加熱する定着部材と、
    前記定着部材に前記用紙を圧接させる加圧部材と、
    前記定着部材と前記加圧部材が圧接して形成されたニップ部の下流において、前記用紙と接触する接触部材と、
    前記接触部材の付着物の量に関する情報を取得する付着物量取得手段と、
    前記接触部材の温度に関する情報を取得する温度取得手段と、
    前記付着物の量が基準量を上回り、かつ前記温度が基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を行うように制御する制御手段と、を備える
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 前記制御手段は、前記付着物の量が前記基準量を上回り、かつ前記温度が前記基準温度を下回る場合に、前記接触部材の清掃を促す情報を出力し、前記情報に基づくユーザーの操作に応じて、前記基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を行うことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記制御手段は、前記付着物の量が前記基準量を上回り、かつ前記温度が前記基準温度を下回る場合に、前記基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を自動的に行うことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記付着物量取得手段は、前記ニップ部に通紙した用紙の通紙カウントに基づいた前記接触部材の付着物の量に関する情報を取得することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の定着装置。
  5. 前記付着物量取得手段は、前記用紙の種類、前記定着部材の制御温度、前記用紙に形成された画像のカバレッジ量のうち、少なくとも一つを加味して前記通紙カウントを行うことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記温度取得手段は、印刷終了からの経過時間に加え、前記定着部材の制御温度および室温のうち、少なくとも一方を加味して前記接触部材の温度を算出することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の定着装置。
  7. 前記接触部材の付着物は、離型剤を含み、
    前記基準温度は、画像形成時の温度よりも低く、且つ前記離型剤の溶融温度に基づいて設定された所定の温度であることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の定着装置。
  8. 前記制御手段は、前記接触部材に記録媒体を通過させることによって前記接触部材の清掃を行うように制御することを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の定着装置。
  9. 前記制御手段は、前記接触部材の温度が前記基準温度を上回る場合には前記接触部材の清掃を禁止するように制御することを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の定着装置。
  10. 前記接触部材は、排紙ローラーであることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の定着装置。
  11. 用紙にトナー像を形成する画像形成部と、
    トナー像が形成された用紙を、加熱圧接してトナー像を用紙に定着させる請求項1から10の何れか一項に記載の定着装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 用紙にトナー像を形成する画像形成部と、トナー像が形成された用紙を加熱圧接してトナー像を用紙に定着させる定着装置と、を備える画像形成装置のコンピューターを、
    前記定着装置の、前記用紙が加熱圧接される位置よりも下流において前記用紙と接触する接触部材の付着物の量に関する情報を取得する付着物量取得手段、
    前記接触部材の温度に関する情報を取得する温度取得手段、
    前記付着物の量が基準量を上回り、且つ前記温度が基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を行うように制御する制御手段
    として機能させるためのプログラム。
  13. 用紙に形成されたトナー像を加熱する定着部材と、前記定着部材に前記用紙を圧接させる加圧部材と、が圧接して形成されたニップ部の下流において前記用紙と接触する接触部材の清掃方法であって、
    前記接触部材の付着物の量が基準量を上回ることを判断するステップと、
    前記接触部材の温度が基準温度を下回ることを判断するステップと、
    前記接触部材の付着物の量が前記基準量を上回り、かつ前記接触部材の温度が前記基準温度を超えない状況下で前記接触部材の清掃を行うステップと、
    を有することを特徴とする清掃方法。
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