JP6768622B2 - 検査方法および検査装置 - Google Patents

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本発明は、検査方法および検査装置に関する。
従来から、フォトリソグラフィに用いられるマスクに設けられたパターンの欠陥を光学的に検査するパターン検査装置では、レーザ光源とマスクとの間のレーザ光の光路中に、回転位相板が備えられていた。回転位相板は、レーザ光に対して略垂直に配置され、レーザ光の光路に直交する方向に所定の速度で回転しながらレーザ光を通過させて位相を変化(例えば、散乱)させることで、レーザ光の光量を均一化する光学部材である。回転位相板によって干渉性の高いレーザ光の光量を均一化することで、レーザ光によって照明されたマスクを撮像した光学画像に干渉縞が生じることを防止することができる。
回転位相板は、通常は透明または半透明のガラス状材質で一体的に作製するが、光学的な特性が完全に均一になるように精製することは困難であるため、全面にわたって微小な透過率のむらが生じる。このため、回転位相板を回転させることによって回転位相板を通過するレーザ光の透過率は微小に変化し、マスクの検査領域に到達するレーザ光の光量が、回転位相板の回転に同期して増減する。高感度の欠陥検査においては、このような回転位相板の回転にともなう光量の変化により、光学画像中に疑似欠陥が検出されて検査精度が悪化する可能性があった。
疑似欠陥の検出を抑制するため、従来は、光学画像を撮像するTDI(Time Delay Integration)センサの電荷の蓄積周期と回転位相板の回転周期とを一致させることで、回転位相板に起因する光量のむらを、TDIセンサの蓄積時に1周期分平均化していた。この方法では、何れの蓄積周期で撮像される光学画像に対しても、撮像に用いられる総光量を一定にすることで、疑似欠陥の抑制を図っている。
特開2009−168524号公報
TDIセンサの蓄積周期と回転位相板の回転周期とを一致させる場合、検査速度の高速化のためにTDIセンサの蓄積速度を高速にすると、これに比例して回転位相板の回転速度を高速にする必要がある。しかしながら、既述したように、回転位相板はガラス状材質で構成されているため、回転速度を高速で回転させた場合、遠心力によって回転位相板が破壊されてしまう。このため、検査速度を高速化するために現状以上の速度で回転位相板を回転させることは困難である。
したがって、従来は、回転位相板の回転速度を上げることなく検査速度を向上させることが困難であるといった問題があった。
本発明の目的は、回転位相板の回転速度を上げることなく検査速度を向上させることが可能な検査方法および検査装置を提供することにある。
本発明の一態様である検査方法は、
パターンが設けられた試料に向けて光を出射する光源と、
光源の光路に交わるように光源と試料との間に配置され、不規則な深さを有する複数の凹部が設けられ、複数の凹部が光源の光路に交わるように回転しながら光源から出射された光を複数の凹部に通過させて、光の光量を略均一化する回転位相板と、
回転位相板を通して試料に照射された照射光による試料の光学画像を撮像するn列の撮像素子を有するセンサと、を備えた検査装置を用いてパターンの欠陥を検査する検査方法であって、
回転位相板を回転させ、光源の光路に交わる回転位相板の回転方向位置を検出する工程と、
撮像素子の列方向に試料を搬送し、試料に照射光を照射し、n列の撮像素子のうち照射光の光路上に位置するi列目(1≦i≦n)の撮像素子で試料の光学画像を撮像する工程と、
i列目の撮像素子で試料の光学画像が撮像されたときに検出された回転位相板の回転方向位置における予め取得された回転位相板の透過率と、予め取得されたi列目の撮像素子の感度と、に基づいて、i列目の撮像素子で撮像された試料の光学画像の光量を補正する工程と、を備える。
上述の検査方法において、
試料の光学画像の光量を補正する工程は、以下の数式(1)にしたがってもよい。
Ci=Csi/(Ti×Ki) (1)
但し、Ciは、i列目の撮像素子で撮像された試料の光学画像の補正後の光量であり、Csiは、i列目の撮像素子で撮像された試料の光学画像の補正前の光量であり、Tiは、i列目の撮像素子で試料の光学画像が撮像されたときに検出された回転位相板の回転方向位置における回転位相板の透過率であり、Kiは、i列目の撮像素子の感度に比例した係数である(以下、同様)。
上述の検査方法において、
試料の光学画像を撮像する工程は、撮像素子の列方向に試料を搬送しながらn列の撮像素子で順に試料の光学画像を撮像する工程であり、
試料の光学画像の光量を補正する工程は、n列の撮像素子で順に撮像された試料の光学画像のそれぞれの光量を補正する工程であり、
検査方法は、
n列の撮像素子で順に撮像された試料の光学画像のそれぞれの補正後の光量を加算することで、最終的な試料の光学画像の光量を取得する工程を更に備えてもよい。
上述の検査方法において、
最終的な試料の光学画像の光量を取得する工程は、以下の数式(2)にしたがってもよい。
Figure 0006768622
本発明の一態様である検査装置は、
パターンが設けられた試料に向けて光を出射する光源と、
光源の光路に交わるように光源と試料との間に配置され、不規則な深さを有する複数の凹部が設けられ、複数の凹部が光源の光路に交わるように回転しながら光源から出射された光を複数の凹部に通過させて、光の光量を略均一化する回転位相板と、
回転位相板を通して試料に照射された照射光による試料の光学画像を撮像するn列の撮像素子を有するセンサと、を備え、パターンの欠陥を検査する検査装置であって、
回転位相板の回転中に、光源の光路に交わる回転位相板の回転方向位置を検出する回転方向位置検出部と、
センサで撮像された試料の光学画像の光量を補正する光量補正部と、を備え、
センサは、撮像素子の列方向に試料が搬送され、回転位相板を通して試料に照射光が照射されたときに、n列の撮像素子のうち照射光の光路上に位置するi列目(1≦i≦n)の撮像素子で試料の光学画像を撮像し、
光量補正部は、i列目の撮像素子で試料の光学画像が撮像されたときに検出された回転位相板の回転方向位置における予め取得された回転位相板の透過率と、予め取得されたi列目の撮像素子の感度と、に基づいて、i列目の撮像素子で撮像された試料の光学画像の光量を補正する。
本発明によれば、回転位相板の回転速度を上げることなく検査速度を向上させることができる。
本実施形態によるパターン検査装置を示す図である。 本実施形態によるパターン検査装置において、回転方向に沿った回転位相板の部分断面図である。 本実施形態によるパターン検査装置において、第1センサを示す概略図である。 本実施形態によるパターン検査装置において、回転位相板と回転方向位置検出部とを示す平面図である。 本実施形態によるパターン検査方法を示すフローチャートである。 本実施形態によるパターン検査方法を示す斜視図である。 本実施形態によるパターン検査方法を説明するための説明図である。 本実施形態によるパターン検査方法において、回転位相板の回転方向位置に対応する回転位相板の透過率と、第1センサの各列の撮像素子の感度とを示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
図1は、検査装置の一例として、本実施形態によるパターン検査装置1を示す図である。図1のパターン検査装置1は、試料の一例であるマスク2に設けられたパターンの欠陥を検査するために用いることができる。
図1に示すように、パターン検査装置1は、光源3と、センサの一例である第1センサ5Aおよび第2センサ5Bと、を備える。光源3は、パターンが設けられたマスク2に向けてレーザ光(以下、単に光とも呼ぶ)を出射する。第1センサ5Aおよび第2センサ5Bは、光源3からマスク2に照射された光で照明されたマスク2の像(以下、光学画像とも呼ぶ)を撮像する。具体的には、第1センサ5Aは、光源3からマスク2に照射された光をマスク2で透過させることによって照明されたマスク2の光学画像を撮像する。第2センサ5Bは、光源3からマスク2に照射された光をマスク2で反射させることによって照明されたマスク2の光学画像を撮像する。
また、パターン検査装置1は、光源3と第1センサ5Aとの間の光路上に、光の進行方向に向かって順に、集光レンズ41と、コリメートレンズ42と、回転位相板43と、第1ビームスプリッタ44と、第1ミラー45と、第1対物レンズ46と、XYθテーブル6と、第2対物レンズ47、第2ビームスプリッタ48と、第1結像レンズ49Aとを備える。
また、パターン検査装置1は、光源3と第2センサ5Bとの間の光路上に、光の進行方向に向かって順に、集光レンズ41と、コリメートレンズ42と、回転位相板43と、第1ビームスプリッタ44と、第2ミラー410と、第2ビームスプリッタ48と、XYθテーブル6と、第2結像レンズ49Bとを備える。
集光レンズ41は、光源3から出射された光を集光する。
コリメートレンズ42は、集光レンズ41で集光された光をコリメートする。
回転位相板43は、部分的に光源3の光路に交わるように、光源3とマスク2との間の光路上に光路に対して略垂直に配置されている。図1の例において、回転位相板43は、コリメートレンズ42と第1ビームスプリッタ44との間に配置されている。回転位相板43は、平面視した場合に円板形状を有し(図4参照)、中心軸上に連結されたモータ等の駆動装置7によって中心軸回りに回転駆動される。
図2は、本実施形態によるパターン検査装置1において、回転方向dに沿った回転位相板43の部分断面図である。図2に示すように、回転位相板43には、回転方向dに沿って不規則な深さ、幅(回転方向dの寸法)および奥行(径方向の寸法)を有する複数の凹部431が設けられている。各凹部431は、その深さに応じて光源3から出射された光の位相を変化させる。
回転位相板43は、光源3の光路に交わる部分が変化するように回転しながら光源3から出射された光を光路に交わる凹部431で通過させて光の位相を変化させる。すなわち、回転位相板43は、複数の凹部431が光源3の光路に交わるように回転しながら光源3から出射された光を複数の凹部431に通過させて、光の光量を均一化する。
第1ビームスプリッタ44は、回転位相板43を通過した光を第1ミラー45側と第2ミラー410側とに分光させる。
ここで、先ず、第1ビームスプリッタ44の透過側の光学系について詳しく説明する。第1ミラー45は、第1ビームスプリッタ44を透過した光を第1対物レンズ46側に反射する。
第1対物レンズ46は、第1ミラー45で反射された光を集光してXYθテーブル6上に照射する。XYθテーブル6は、マスク2を載置可能なXY平面6aを有する。XYθテーブル6は、X方向およびY方向に移動可能かつXY平面6aに対して垂直なZ軸回りに回転可能である。XYθテーブル6に載置されたマスク2は、第1対物レンズ46から照射された照射光を透過する。このマスク2の透過光によって、マスク2が照明される。マスク2の透過光は、第2対物レンズ47および第2ビームスプリッタ48を透過した後、第1結像レンズ49Aに入射する。
第1結像レンズ49Aは、マスク2の透過光を第1センサ5Aに結像させる。
図3は、本実施形態によるパターン検査装置1において、第1センサ5Aを示す概略図である。なお、図示はしないが、第2センサ5Bも、第1センサ5Aと同じ構成を有する。第1センサ5Aは、回転位相板43を通して光源3からマスク2に照射された照射光によるマスク2の光学画像を撮像するn列の撮像素子51を有する。
図3の例において、撮像素子51の列方向はX方向である。Y方向には、同じ列の撮像素子51が配置されている。撮像素子51は、マスク2を照明した光を受光して光電変換することで、マスク2の光学画像を撮像する。
より具体的には、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bは、XYθテーブル6によって撮像素子51の列方向であるX方向にマスク2が搬送され、回転位相板43を通して光源3からマスク2に光が照射されたときに、n列の撮像素子51のうちマスク2に照射された照射光の光路上に位置するi列目(1≦i≦n)の撮像素子51でマスク2の光学画像を撮像する。X方向へのマスク2の搬送の進行に応じて、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bは、n列の撮像素子51で順にマスク2の光学画像を撮像する。
撮像素子51は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)である。第1センサ5Aは、撮像素子51の列方向をマスク2の光学画像を光電変換した電荷の蓄積方向(すなわち、転送方向)としたTDIセンサであってもよい。撮像素子51の列数nは、例えば、1024であってもよい。
次に、第1ビームスプリッタ44の反射側の光学系について詳しく説明する。第2ミラー410は、第1ビームスプリッタ44で反射された光を第2ビームスプリッタ48側に反射させる。
第2ビームスプリッタ48は、第2ミラー410で反射された光を第2対物レンズ47側に反射させる。
第2対物レンズ47は、第2ビームスプリッタ48で反射された光を集光してXYθテーブル6上のマスク2に照射させる。マスク2は、第2対物レンズ47から照射された照射光を反射させる。このマスク2の反射光によって、マスク2が照明される。マスク2の反射光は、第2対物レンズ47および第2ビームスプリッタ48を透過した後、第2結像レンズ49Bに入射する。
第2結像レンズ49Bは、マスク2の反射光を第2センサ5Bに結像させる。第2センサ5Bは、第1センサ5Aと同様の手法によってマスク2の光学画像を撮像する。
第1センサ5Aおよび第2センサ5Bによって撮像されたマスク2の光学画像に基づいて、マスク2のパターンの欠陥が検査される。
なお、光源3と第1ビームスプリッタ44との間に、減光フィルタと、光の偏光方向を変化させる波長板とを設けてもよい。
また、図1に示すように、パターン検査装置1は、回転方向位置検出部8と、オートローダ9と、X軸モータ10A、Y軸モータ10Bおよびθ軸モータ10Cと、レーザ測長システム11と、Zセンサ12と、フォーカス機構13と、を備える。
図4は、本実施形態によるパターン検査装置1において、回転位相板43と回転方向位置検出部8とを示す平面図である。回転方向位置検出部8は、回転方向dへの回転位相板43の回転中に、光源3の光路に交わる回転位相板43の回転方向位置を検出する。
図4の例において、回転位相板43上には、回転位相板43に交わる光路として、光源3の光軸OAが代表的に図示されている。回転位相板43は、例えば、光軸OAに交わる回転位相板43の回転方向位置を検出してもよい。図4の例において、回転方向位置検出部8は、回転位相板43に形成されたスリットSLを光学的に検出し、スリットSLを検出してからの経過時間と、予め取得された回転位相板43の回転速度とに基づいて回転位相板43の回転方向位置を検出する。回転方向位置検出部8は、光源3の光路に交わる回転位相板43の回転方向位置を検出できるのであれば図4の構成には限定されない。
回転方向位置検出部8は、インクリメンタル型のロータリエンコーダであってもよく、または、アブソリュート形のロータリエンコーダであってもよい。回転方向位置検出部8は、検出された回転位相板43の回転方向位置を、後述する比較回路25に出力する。
図1に示されるオートローダ9は、XYθテーブル6上にマスク2を自動搬送する。X軸モータ10A、Y軸モータ10Bおよびθ軸モータ10Cは、それぞれ、XYθテーブル6をX方向、Y方向およびθ方向に移動させる。XYθテーブル6を移動させることで、XYθテーブル6上のマスク2に対して光源3の光がスキャンされる。レーザ測長システム11は、XYθテーブル6のX方向およびY方向の位置を検出する。
Zセンサ12は、パターン側のマスク2の表面であるマスク面の高さすなわちZ方向の位置を検出する。Zセンサ12は、例えば、マスク面に光を照射する投光器と、照射された光を受光する受光器とを備えていてもよい。
フォーカス機構13は、照明光学系5の焦点をマスク面に合わせるフォーカス合わせを行う。フォーカス合わせは、例えば、Zセンサ12で検出されたマスク面の高さに応じた移動量でXYθテーブル6をZ方向に移動させることで行う。
また、図1に示すように、パターン検査装置1は、バス14に接続された各種の回路を備える。具体的には、パターン検査装置1は、オートローダ制御回路15と、テーブル制御回路17と、オートフォーカス制御回路18とを備える。また、パターン検査装置1は、位置回路22と、展開回路23と、参照回路24と、光量補正部の一例である比較回路25とを備える。また、パターン検査装置1は、センサ回路19を備えており、このセンサ回路19は、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bと比較回路25との間に接続されている。
オートローダ制御回路15は、オートローダ9を制御することで、XYθテーブル6上にマスク2を自動搬送する。
テーブル制御回路17は、パターンの欠陥を検査すべきマスク2の検査領域201(図6参照)を複数の短冊状に仮想的に分割したストライプ202に沿って検査領域201に光源3からの光をスキャンする制御を行う。具体的には、テーブル制御回路17は、ストライプ202に沿って検査領域201に光源3からの光がスキャンされるように、モータ10A〜10Cを駆動制御してXYθテーブル6を移動させる。
オートフォーカス制御回路18は、Zセンサ12で検出されたマスク面の高さに応じてフォーカス機構13を制御することで、光源3の光を自動的にマスク面に合焦させる。
センサ回路19は、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bで光電変換された光学画像を取り込み、取り込まれた光学画像をA/D変換する。そして、センサ回路19は、A/D変換した光学画像を比較回路25に出力する。センサ回路19は、例えば、TDIセンサの回路であってもよい。TDIセンサを用いることで、パターンを高精度に撮像できる。
レーザ測長システム11は、XYθテーブル6の移動位置を検出し、検出された移動位置を位置回路22に出力する。位置回路22は、レーザ測長システム11から入力された移動位置に基づいて、XYθテーブル6上でのマスク2の位置を検出する。そして、位置回路22は、検出されたマスク2の位置を比較回路25に出力する。
展開回路23は、後述する磁気ディスク装置31に収集された設計データを、磁気ディスク装置31から読み出し、読み出された設計データを2値または多値の画像データに変換する。そして、展開回路23は、変換された画像データを参照回路24に出力する。
参照回路24は、展開回路23から入力された画像データに適切なフィルタ処理を行うことで、マスク2の欠陥検査に用いる参照画像を生成する。そして、参照回路24は、生成された参照画像を比較回路25に出力する。
比較回路25は、センサ回路19から入力されたマスク2の光学画像と、参照回路24から入力された参照画像との比較に基づいて、マスク2に形成されたパターンの欠陥を検査する。例えば、比較回路25は、位置回路22から入力された位置情報を用いながら、光学画像のパターンの各位置の線幅を測定し、測定された光学画像のパターンと、参照回路24から入力された参照画像のパターンについて、両パターンの線幅や階調値(明るさ)を比較する。そして、比較回路25は、例えば、光学画像のパターンの線幅と、参照画像のパターンの線幅との誤差をパターンの欠陥として検出する。
また、比較回路25は、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bで撮像されたマスク2の光学画像を参照画像と比較する前に、回転位相板43の微小な透過率のむらに起因するマスク2の光学画像の光量のむらが疑似欠陥として検出されないようにするため、マスク2の光学画像の光量を補正する。また、比較回路25は、欠陥の検査速度すなわちXYθテーブル6によるX方向へのマスク2の搬送速度が従来よりも高速の場合であっても、回転位相板43の回転速度が従来と同じまま、マスク2の光学画像の光量を適切に補正する。
具体的には、比較回路25は、回転位相板43の回転方向位置のそれぞれに対応する回転位相板43の透過率を予め取得している。また、比較回路25は、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bのn列の撮像素子51のそれぞれの感度を予め取得している。例えば、比較回路25は、自らの記憶領域内に透過率および感度を記憶していてもよく、または、外部記憶装置(例えば、後述する磁気ディスク装置31)から透過率および感度を読み込み可能であってもよい。
そして、比較回路25は、i列目の撮像素子51でマスク2の光学画像が撮像されたときに回転方向位置検出部8で検出された回転方向位置における回転位相板43の透過率と、i列目の撮像素子51の感度と、に基づいて、i列目の撮像素子で撮像されたマスク2の光学画像の光量を補正する。
なお、i列目の撮像素子51には、複数の撮像素子51が含まれているが、マスク2の光学画像の光量の補正は、i列に含まれる個々の撮像素子51(すなわち、画素)毎に行われる。
このように、i列目の撮像素子51によって光学画像が撮像されたときの回転位相板43の透過率と、i列目の撮像素子51の感度とに基づいて光学画像の光量を補正することで、n列全ての撮像素子51での撮像周期と回転位相板43の回転周期とが同期するように回転位相板43を高速で回転させずとも、光量を適切に補正することができる。
これにより、回転位相板43の回転速度を上げることなく疑似欠陥の検出を抑制した高精度な検査の速度を向上させることができる。
比較回路25は、以下の数式(1)にしたがってi列目の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の光量を補正してもよい。
Ci=Csi/(Ti×Ki) (1)
但し、Ciは、i列目の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の補正後の光量である。Csiは、i列目の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の補正前の光量である。Tiは、i列目の撮像素子51でマスク2の光学画像が撮像されたときに検出された回転位相板43の回転方向位置における回転位相板43の透過率である。Kiは、i列目の撮像素子51の感度に比例した係数である(以下、同様)。Kiは、i列目の撮像素子51の感度そのものであってもよい。
数式(1)にしたがって光量を補正することで、透過率または感度が大きいために光量が大きくなる光学画像については、大きい透過率または感度で光量を除することによって、補正による光量の減少量を大きくすることができる。逆に、透過率または感度が小さいために光量が小さくなる光学画像については、小さい透過率または感度で光量を除することによって、補正による光量の減少量を小さくすることができる。これにより、光学画像に真の欠陥が含まれていない限りにおいて、各列の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の補正後の光量を平均化することができる。これにより、透過率および感度に起因する光量のむらを抑制することができるので、疑似欠陥をさらに有効に防止して検査精度を更に高めることができる。
また、比較回路25は、n列の撮像素子51で順に撮像されたマスク2の光学画像のそれぞれの補正された光量を加算することで、最終的なマスク2の光学画像の光量を取得する。
このように、各列の撮像素子51毎に補正された光量を加算した光量を最終的なマスク2の光学画像の光量として取得し、取得された光量の光学画像を参照画像と比較することで、疑似欠陥の検出を抑制しつつ真の欠陥を高精度に検出することができる。
比較回路25は、以下の数式(2)にしたがって最終的なマスク2の光学画像の光量を取得してもよい。
Figure 0006768622
数式(2)を用いることで、最終的なマスク2の光学画像の光量を簡便かつ迅速に取得することができる。
上記構成以外にも、図1に示すように、パターン検査装置1は、制御計算機30と、磁気ディスク装置31と、磁気テープ装置32と、フロッピーディスク(登録商標)33と、CRT34と、プリンタ35とを備える。これらの構成部30〜35は、いずれもバス14に接続されている。
制御計算機30は、バス14に接続された各構成部に対して、欠陥検査に関連する各種の制御や処理を実行する。磁気ディスク装置31は、マスク2の設計データを記憶する。磁気テープ装置32およびフロッピーディスク33は、欠陥検査に関連する各種の情報を記憶する。CRT34は、欠陥検査に関連する各種の画像を表示する。プリンタ35は、欠陥検査に関連する各種の情報を印刷する。
以上述べたように、本実施形態のパターン検査装置1によれば、i列目の撮像素子51でマスク2の光学画像が撮像されたときに検出された回転方向位置における回転位相板43の透過率と、i列目の撮像素子51の感度と、に基づいて、i列目の撮像素子で撮像された試料の光学画像の光量を補正することができる。これにより、回転位相板43の回転速度を上げることなく検査速度を向上させることができる。
(パターン検査方法)
次に、図1のパターン検査装置1を適用した本実施形態のパターン検査方法について説明する。図5は、本実施形態によるパターン検査方法を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、必要に応じて繰り返される。図6は、本実施形態によるパターン検査方法を示す斜視図である。図6に示すように、マスク2上の検査領域201は、短冊状の複数のストライプ202に仮想的に分割されている。第1センサ5Aおよび第2センサ5Bは、XYθテーブル6の移動にともなって、マスク2をストライプ202毎に撮像する。このとき、図6の破線矢印に示す方向に各ストライプ202が連続的にスキャンされるように、テーブル制御回路17はXYθテーブル6の動作を制御する。XYθテーブル6を移動させながら、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bで撮像された光学画像に基づいてストライプ202上のパターンの欠陥を検査する。
欠陥の検査にあたり、比較回路25は、図5のフローチャートにしたがって、マスク2の光学画像の光量を補正する。
具体的には、先ず、駆動装置7は、回転位相板43の回転駆動を開始し、回転方向位置検出部8は、光源3の光路に交わる回転位相板43の回転方向位置の検出を開始する(ステップS1)。
回転位相板43の回転方向位置の検出が開始された後、XYθテーブル6によって撮像素子51の列方向にマスク2が搬送され、回転位相板43を通して光源3からマスク2に光が照射され、n列の撮像素子51によって順にマスク2の光学画像が撮像される。
具体的には、先ず、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bは、i列目の撮像素子51によってマスク2の光学画像を撮像する(ステップS2)。
図7は、本実施形態によるパターン検査方法を説明するための説明図である。例えば、図7に示すように、1024列(図7においては、3列のみを代表的に図示)の撮像素子51は、XYθテーブル6による撮像素子51の列方向(X方向)へのマスク2の搬送にともなって、1列目の撮像素子51から順にマスク2の光学画像を撮像する。
図7の例において、マスク2は、搬送方向の先頭側から順に、領域A、領域Bおよび領域Cを含む。各列の撮像素子51は、1列目から順に、領域Aの画像a、領域Bの画像bおよび領域Cの画像cを撮像する。また、図7に示すように、2列目の撮像素子51によって画像aが撮像されるときには、1列目の撮像素子51によって画像bが撮像される。また、3列目の撮像素子51によって画像aが撮像されるときには、2列目の撮像素子51によって画像bが撮像され、1列目の撮像素子51によって画像cが撮像される。図7の例を図5に適用する場合、先ず、第1センサ5Aおよび第2センサ5Bは、1列目の撮像素子51によって画像aを撮像する(ステップS2)。
図5に示すように、i列目の撮像素子51によってマスク2の光学画像が撮像された後、比較回路25は、i列目の撮像素子51によってマスク2の光学画像が撮像されたときに回転方向位置検出部8で検出された回転方向位置における回転位相板43の透過率Tiを取得する(ステップS3)。また、比較回路25は、i列目の撮像素子51の感度に比例する係数Kiを取得する(ステップS3)。
図8は、本実施形態によるパターン検査方法において、回転位相板43の回転方向位置に対応する回転位相板43の透過率と、第1センサ5Aの各列の撮像素子51の感度とを示すグラフである。なお、第2センサ5Bに対応する回転位相板43の透過率および感度は、図8と同様である。図8には、比較回路25の記憶領域または外部記憶装置に予め記憶された回転位相板43の透過率および撮像素子51の感度が図示されている。回転位相板43の透過率は、回転位相板43の回転方向位置と対応付けられている。また、撮像素子51の感度は、撮像素子51の列番号(すなわち、段番号)に対応付けられている。
図8においては、透過率と撮像素子感度との時間的な対応関係を表すために、画像a、b、c毎に、撮像期間の開始時に検出された回転方向位置の透過率と、撮像期間の開始時に撮像を行う1列目の撮像素子の感度とが破線で結ばれている。また、撮像期間の終了時に検出された回転方向位置の透過率と、撮像期間の終了時に撮像を行う1024列目の撮像素子の感度とが破線で結ばれている。
図8の例を図5に適用する場合、先ず、比較回路25は、1列目の撮像素子51で画像aが撮像されたときの回転方向位置(例えば、0[rad])に対応する透過率T1と、1列目の撮像素子51の感度に比例する係数K1とを取得する(ステップS3)。
回転位相板43の透過率Tiおよび撮像素子51の感度に比例する係数Kiを取得した後、比較回路25は、i列目の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の光量を次式にしたがって補正する(ステップS4)。
Ci=Csi/(Ti×Ki) (1)
図7の例を図5に適用する場合、比較回路25は、1列目の撮像素子51によって撮像された画像aの光量Cs1aを補正することで、補正光量Cs1a/(T1×K1)を取得する。
i列目の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の光量を補正した後、比較回路25は、n列(すなわち、全列)の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の光量の補正が完了したか否かを判定する(ステップS5)。
n列の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の光量の補正が完了した場合(ステップS5:Yes)、比較回路25は、次式にしたがって最終的なマスク2の光学画像の光量を算出する(ステップS6)。
Figure 0006768622
図7の例を図5に適用する場合、比較回路25は、画像aの最終的な光量を次の数式(2a)によって算出する。
Figure 0006768622
また、比較回路25は、画像bの最終的な光量を次の数式(2b)によって算出する。
Figure 0006768622
また、比較回路25は、画像cの最終的な光量を次の数式(2c)によって算出する。
Figure 0006768622
領域A〜C内に真の欠陥が存在しない限り、数式(2a)〜数式(2c)の値は互いにほぼ等しくなる。したがって、数式(2a)〜数式(2c)の値を用いて欠陥を検査することで、疑似欠陥の検出を防止することができる。
一方、n列の撮像素子51で撮像されたマスク2の光学画像の光量の補正が完了していない場合(ステップS5:No)、比較回路25は、次列のマスク2の光学画像の光量の算出に移行する(ステップS7、ステップS2)。
以上述べたように、本実施形態によれば、i列目の撮像素子51でマスク2の光学画像が撮像されたときに検出された回転位相板43の回転方向位置に対応する透過率と、i列目の撮像素子51の感度と、に基づいて、i列目の撮像素子で撮像された試料の光学画像の光量を補正することができる。これにより、回転位相板43の回転速度を上げることなく検査速度を向上させることができる。
パターン検査装置1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、パターン検査装置1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 パターン検査装置
2 マスク
3 光源
43 回転位相板

Claims (5)

  1. パターンが設けられた試料に向けて光を出射する光源と、
    前記光源の光路に交わるように前記光源と前記試料との間に配置され、不規則な深さを有する複数の凹部が設けられ、該複数の凹部が前記光源の光路に交わるように回転しながら前記光源から出射された光を該複数の凹部に通過させて、前記光の光量を略均一化する回転位相板と、
    前記回転位相板を通して前記試料に照射された照射光による前記試料の光学画像を撮像するn列の撮像素子を有するセンサと、を備えた検査装置を用いて前記パターンの欠陥を検査する検査方法であって、
    前記回転位相板を回転させ、前記光源の光路に交わる前記回転位相板の回転方向位置を検出する工程と、
    前記撮像素子の列方向に前記試料を搬送し、前記試料に前記照射光を照射し、前記n列の撮像素子のうち前記照射光の光路上に位置するi列目(1≦i≦n)の撮像素子で前記試料の光学画像を撮像する工程と、
    前記i列目の撮像素子で前記試料の光学画像が撮像されたときに検出された前記回転位相板の回転方向位置における予め取得された前記回転位相板の透過率と、予め取得された前記i列目の撮像素子の感度と、に基づいて、前記i列目の撮像素子で撮像された前記試料の光学画像の光量を補正する工程と、を備える検査方法。
  2. 前記試料の光学画像の光量を補正する工程は、以下の数式(1)にしたがう、請求項1に記載の検査方法。
    Ci=Csi/(Ti×Ki) (1)
    但し、Ciは、i列目の撮像素子で撮像された試料の光学画像の補正後の光量であり、Csiは、i列目の撮像素子で撮像された試料の光学画像の補正前の光量であり、Tiは、i列目の撮像素子で試料の光学画像が撮像されたときに検出された回転位相板の回転方向位置における回転位相板の透過率であり、Kiは、i列目の撮像素子の感度に比例した係数である(以下、同様)。
  3. 前記試料の光学画像を撮像する工程は、前記撮像素子の列方向に前記試料を搬送しながら前記n列の撮像素子で順に前記試料の光学画像を撮像する工程であり、
    前記試料の光学画像の光量を補正する工程は、前記n列の撮像素子で順に撮像された前記試料の光学画像のそれぞれの光量を補正する工程であり、
    前記検査方法は、
    前記n列の撮像素子で順に撮像された前記試料の光学画像のそれぞれの補正後の光量を加算することで、最終的な前記試料の光学画像の光量を取得する工程を更に備える、請求項1または2に記載の検査方法。
  4. 前記最終的な前記試料の光学画像の光量を取得する工程は、以下の数式(2)にしたがう、請求項3に記載の検査方法。
    Figure 0006768622
  5. パターンが設けられた試料に向けて光を出射する光源と、
    前記光源の光路に交わるように前記光源と前記試料との間に配置され、不規則な深さを有する複数の凹部が設けられ、該複数の凹部が前記光源の光路に交わるように回転しながら前記光源から出射された光を該複数の凹部に通過させて、前記光の光量を略均一化する回転位相板と、
    前記回転位相板を通して前記試料に照射された照射光による前記試料の光学画像を撮像するn列の撮像素子を有するセンサと、を備え、前記パターンの欠陥を検査する検査装置であって、
    前記回転位相板の回転中に、前記光源の光路に交わる前記回転位相板の回転方向位置を検出する回転方向位置検出部と、
    前記センサで撮像された前記試料の光学画像の光量を補正する光量補正部と、を備え、
    前記センサは、前記撮像素子の列方向に前記試料が搬送され、前記回転位相板を通して前記試料に前記照射光が照射されたときに、前記n列の撮像素子のうち前記照射光の光路上に位置するi列目(1≦i≦n)の撮像素子で前記試料の光学画像を撮像し、
    前記光量補正部は、前記i列目の撮像素子で前記試料の光学画像が撮像されたときに検出された前記回転位相板の回転方向位置における予め取得された前記回転位相板の透過率と、予め取得された前記i列目の撮像素子の感度と、に基づいて、前記i列目の撮像素子で撮像された前記試料の光学画像の光量を補正する、検査装置。
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