JP6767356B2 - モデル構築システムおよびモデル構築方法 - Google Patents

モデル構築システムおよびモデル構築方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、モデル構築システムおよびモデル構築方法に関する。
ある出力変数(目的変数)を複数の入力変数(説明変数)から予測するために、入力変数と出力変数との関係を表わすモデルの構築が行われる。一例として、製造装置でワークの加工を行う場合、製造装置で得られた各種データを入力変数とし、加工後のワークの出来栄え等を予測するためのモデルが構築される場合がある。このようなモデルは、例えば、ワークの加工中に得られたデータから予測される出来栄えが、所定の管理範囲から外れた場合に、当該ワークを不良として検出するために用いられる。
一般的に、構築されモデルは、使用期間が長くなるに連れて感度が低下し、実測値に対する予測値の誤差が大きくなっていく。実測値に対する予測値の誤差が大きくなると、モデルから出力された予測値が管理範囲から外れた場合に、それがモデルの感度の低下に起因するのか、実際にワークが不良であるのか、判別が困難となる。
このため、感度の低下の影響を緩和でき、且つモデルが健全であるかどうか判別できる技術の開発が望まれている。
特開2010−282547号公報
本発明が解決しようとする課題は、感度の低下の影響を緩和でき、且つモデルが健全であるかどうか判別できるモデル構築システムおよびモデル構築方法を提供することである。
実施形態に係るモデル構築システムは、NCLM処理部と、フィルタ部と、モデル構築部と、変数絞り込み部と、判定部と、健全度算出部と、を備える。前記NCLM処理部は、複数の入力変数を含む第1入力変数群を、Nearest Correlation Louvain Method(NCLM)を用いて選択される第2入力変数群に絞り込む。前記フィルタ部は、前記第2入力変数群を、所定の条件を満たす第3入力変数群に絞り込む。前記モデル構築部は、前記第3入力変数群と、出力変数と、の関係を表すモデルを構築する。前記変数絞り込み部は、前記第1入力変数群を、前記モデルの構築に使用されていない前記入力変数に絞り込む。前記判定部は、構築された前記モデルの数が規定数に達したか判定し、前記モデルの数が前記規定数に達していない場合、前記変数絞り込み部によって絞り込まれた前記第1入力変数群を、前記NCLM処理部に出力する。前記健全度算出部は、前記規定数の前記モデルの総合的な健全度と、それぞれの前記モデルの健全度と、を算出する。
第1実施形態に係るモデル構築システムの構成を表すブロック図である。 第1実施形態に係るモデル構築システムの動作を説明する図である。 第1実施形態に係るモデル構築方法を表すフローチャートである。 第2実施形態に係るモデル構築システムの構成を表すブロック図である。 第2実施形態に係るモデル構築システムの動作を説明する図である。 第2実施形態に係るモデル構築方法を表すフローチャートである。 第3実施形態に係るモデル構築システムの構成を表すブロック図である。 第3実施形態に係るモデル構築システムの動作を説明する図である。 第3実施形態に係るモデル構築方法を表すフローチャートである。 第4実施形態に係るモデル構築システム4の構成を表すブロック図である。 第4実施形態に係るモデル構築システム4の動作を説明する図である。 第4実施形態に係るモデル構築方法を表すフローチャートである。 第1実施例における出力変数と入力変数とを例示する図である。 第1実施例における出力変数とNCLMによって選択された入力変数とを例示する図である。 第1実施例における出力変数とフィルタによって選択された入力変数とを例示する図である。 第1実施例における実測値と各モデルの予測値を表すグラフである。 第2実施例における出力変数と入力変数とを例示する図である。 第2実施例における出力変数とNCLMによって選択された入力変数とを例示する図である。 第2実施例における各モデルの特性を例示する表である。 第2実施例における実測値と各モデルの予測値を表すグラフである。 各実施形態に係るモデル構築システムを実現するためのモデル構築装置の構成を例示するブロック図である。
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
また、本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1実施形態に係るモデル構築システム1の構成を表すブロック図である。
図1に表すように、モデル構築システム1は、取得部100、NCLM処理部102、フィルタ部104、モデル構築部106、モデル情報保存部108、変数絞り込み部110、判定部112、健全度算出部114、外部出力部116、規定数データベース120、および変数データベース122を備える。
規定数データベース120は、規定数を記憶している。規定数は、モデル構築システム1において構築されるモデルの数を表す。規定数は、例えば、予めユーザによって入力される。変数データベース122には、入力変数および出力変数に関して、それぞれの変数の実測値である変数データを記憶している。
取得部100は、規定数データベース120および変数データベース122から、それぞれ、規定数および変数データを取得する。取得部100は、取得した情報を、NCLM処理部102に出力する。
NCLM処理部102は、取得部100によって取得された複数の入力変数を、Nearest Correlation Louvain Method(NCLM)を用いて選択される複数の入力変数に絞り込む。NCLMは、NC(Nearest Correlation)法と、Louvain Methodと、を組み合わせた手法である。NC法を用いることで、多数の入力変数の中から、相関関係が高く、より類似した(相関関係の強い)変数を見つけ出すことができる。また、Louvain Methodは、重み付きグラフを複数のグループへ分割する最適化手法の1つである。Louvain Methodでは、グループ内の結合は密に、グループ間の結合は疎になるように、重み付きグラフが複数グループへ分割される。NC法で見つけた類似変数は、結合されていると見なす。これにより、類似変数は同一グループに、相関が低い変数は異なるグループに割り付けられるようにグループ分割を実施することができる。分割結果に対しては、Partial Least Square(PLS)を用い、出力変数をよく説明できるグループだけを選択する。そして、これらの手法を組み合わせることで、多数の入力変数を、変数間の類似性を加味してグループ化し,グループ単位で入力変数の選択を行う事が可能となる。すなわち、NCLM処理部102は、複数の入力変数を、出力変数を最も説明できる1つ以上の入力変数に絞り込む。
なお、NCLM、NC法、およびLouvain Methodについては、Uchimaru, T., Hazama, K., Fujiwara, K., and Kano, M Nearest Correlation Louvain Method for Fast and Good Selection of Input Variables of Statistical Model. 9th International Symposium on Advanced Control of Chemical Processes. Received November 15, 2014.において詳述されている。
フィルタ部104は、NCLM処理部102から入力された複数の入力変数をフィルタにかける。これにより、予め設定された所定の条件を満たす上記複数の入力変数の一部に絞り込む。フィルタ部104は、上記複数の入力変数の上記一部を、モデル構築部106に出力する。
以降では、簡潔な説明のために、NCLM処理部102に入力され、NCLMを用いた絞り込みが行われる複数の入力変数の群を、「第1入力変数群」とも言う。また、NCLMを用いて絞り込まれた複数の入力変数の群を、「第2入力変数群」とも言う。第2入力変数群からフィルタ部104によって絞り込まれた入力変数の群を、「第3入力変数群」とも言う。
モデル構築部106は、フィルタ部104から入力された第3入力変数群と、出力変数と、の関係を表すモデルを構築する。モデル構築部106は、例えば、重回帰またはPartial Least Squares(PLS)を用いてモデルを構築する。モデル構築部106は、構築したモデル情報を、モデル情報保存部108に保存する。
変数絞り込み部110は、第1入力変数群を、モデルの構築に使用されていない1つ以上の入力変数に絞り込む。すなわち、第1入力変数群から、モデルの構築に使用された入力変数が除外される。変数絞り込み部110は、絞り込んだ第1入力変数群を、判定部112に出力する。
判定部112は、モデル情報保存部108に保存されたモデル情報の数(モデル構築部106によって構築されたモデルの数)が、規定数に達したか判定する。判定部112によってモデル情報の数が規定数に達していないと判定されると、変数絞り込み部110によって絞り込まれた第1入力変数群が、NCLM処理部102に入力される。
NCLM処理部102およびフィルタ部104では、第2入力変数群および第3入力変数群への絞り込みが再度行われる。モデル構築部106によって別のモデルが構築される。このとき、モデル構築部106に入力される第3入力変数群には、既にモデルの構築に使用された入力変数は含まれていない。従って、未だモデルの構築に使用されていない複数の入力変数の少なくとも一部と、出力変数と、の関係を表す別のモデルが、モデル構築部106によって構築される。
NCLM処理部102、フィルタ部104、モデル構築部106、および変数絞り込み部110による処理は、構築されたモデルの数が規定数に達するまで繰り返される。構築されたモデルの数が規定数に達すると、健全度算出部114は、モデル情報保存部108からモデル情報を取得し、変数データベース122から変数データを取得する。健全度算出部114は、取得したデータをもとに、構築されたモデル群の総合的な健全度および各モデルの健全度を算出する。
具体的には、まず、健全度算出部114は、構築された各モデルの入力変数に変数データを入力し、出力変数(予測値)を得る。
例えば、出力変数が所定の範囲内にある場合は良、範囲外にある場合は不良との判定が行われる。この場合、健全度算出部114は、それぞれのモデルの出力結果に対してこの判定を行う。そして、良の判定数と不良の判定数をそれぞれ集計する。健全度算出部114は、より多かった方の判定結果を総合的な判定結果とする。
または、健全度算出部114は、各モデルの予測値の中央値または重み付け平均値などを算出する。健全度算出部114は、算出された値をモデル群の代表値とする。健全度算出部114は、代表値が所定の範囲内にある場合は良、範囲外にある場合は不良として、総合的な判定結果を得る。
そして、健全度算出部114は、実際の出力変数(実測値)の判定結果と、総合的な判定結果と、を比較する。このとき、総合的な判定結果が実際の判定結果と一致していれば、構築されたモデル群は総合的に健全と判定される。
または、健全度算出部114は、実測値とモデル群の代表値とを直接比較しても良い。この場合、Mean Square Error(MSE)、Root Mean Square Error(RMSE)、決定係数(R2)、または相関係数などを健全度の指標として用いることができる。
次に、健全度算出部114は、実測値と各モデルの予測値とを比較し、実測値の判定結果と各モデルの判定結果とを比較する。これにより、健全度算出部114は、各モデルの健全度を算出する。実測値の判定結果と予測値の判定結果を比較する場合は、「健全」「異常」といった離散値が健全度として得られる。実測値と予測値を比較する場合は、MSE、RMSE、R2、または相関係数などの指標が健全度として得られる。
あるいは、モデル群の代表値または総合的な判定結果を正としても良い。各モデルの予測値または判定結果と比較することで、各モデルの健全度を算出することもできる。
また、これらの健全度の算出方法は、モデル構築システム1の適用先に応じて適宜組み合せ、モデル群と各モデルの健全度を管理することも可能である。例えば、実測の代替や、実測の頻度の削減を目指す場合には、モデル群の代表値またはその判定結果を正として各モデルの健全度を暫定的に算出する。そして、数少ない実測点で、予測値と実測値、またはその判定結果同士を比較することで、モデル群の総合的な健全度および各モデルの健全度を算出しても良い。
外部出力部116は、情報を、ディスプレイ上でユーザに対して表示させ、または所定のファイル形式で出力させて外部に出力する。この情報は、健全度算出部114によって算出された、各モデルの予測値、各モデルの健全度、および総合的なモデルの健全度を含む。
図2は、第1実施形態に係るモデル構築システム1の動作を説明する図である。
複数の入力変数(第1入力変数群)が、NCLMを用いて選択される複数の入力変数(第2入力変数群)に絞り込まれる。絞り込まれた複数の入力変数がフィルタにかけられる。NCLMおよびフィルタによってさらに絞り込まれた複数の入力変数(第3入力変数群)を用いて、1番目のモデルが構築される。
1番目のモデルを構築した際、2番目以降のモデル構築に用いられる複数の入力変数が、1番目のモデルで使用されなかったものに絞り込まれる。この絞り込まれた複数の入力変数が、2番目のモデルを構築する際に、NCLMおよびフィルタによってさらに絞り込まれる。絞り込まれた複数の入力変数を用いて、2番目のモデルが構築される。
以降は、同様の動作が繰り返される。すなわち、n−1番目のモデルを構築した際に、n番目以降のモデル構築に用いられる複数の入力変数が、1、2、・・・n−1番目までのモデルで使用されなかったものに絞り込まれる。この絞り込まれた複数の入力変数の少なくとも一部を用いてn番目のモデルが構築される。
図3は、第1実施形態に係るモデル構築方法を表すフローチャートである。
取得部100が、規定数データベース120および変数データベース122から、規定数および変数データを取得する(ステップS1)。NCLM処理部102は、取得された複数の入力変数を、NCLMを用いて選択される複数の入力変数に絞り込む(ステップS2)。フィルタ部104は、NCLMによって絞り込まれた複数の入力変数をフィルタにかけ、予め設定された所定の条件を満たす複数の入力変数に絞り込む(ステップS3)。モデル構築部106は、NCLMおよびフィルタによって絞り込まれた複数の入力変数と、出力変数と、の関係を表すモデルを構築する(ステップS4)。
モデル構築部106は、構築されたモデル情報を、モデル情報保存部108に保存する(ステップS5)。変数絞り込み部110は、ステップS1で取得された複数の入力変数を、ステップS4で使用しなかった(モデル構築に使用しなかった)入力変数に絞り込む(ステップS6)。判定部112は、構築したモデルの数が規定数に達しているか判定する(ステップS7)。モデルの数が規定数に達していない場合、ステップS6で絞り込まれた入力変数を基に、ステップS2〜S6が再度実行される。
モデルの数が規定数に達すると、健全度算出部114は、モデル情報保存部108および変数データベース122からモデル情報および変数データを取得する(ステップS8)。健全度算出部114は、取得した変数データおよびモデル情報を用いて、各モデルの予測値を算出する(ステップS9)。健全度算出部114は、各モデルの予測値を集計し、総合的な健全度を算出する(ステップS10)。健全度算出部114は、各モデルの健全度を算出する(ステップS11)。外部出力部116は、各モデルの予測値、各モデルの健全度、および総合的なモデルの健全度を、外部に出力する(ステップS12)。
ここで、本実施形態による効果について説明する。
モデルの感度低下の影響を緩和するためには、複数のモデルを用いて、複数の予測値から総合的にモデルが健全であるかを判別することも考えられる。しかし、複数のモデルの挙動が互いに似たものであると、複数のモデルで同じように感度が低下し、または同じように一時的に大きな誤差が発生しうる。このため、健全度の判別が困難となる。
本実施形態に係るモデル構築システム1では、NCLM処理部102によって複数の入力変数が絞り込まれる。NCLM処理部102で絞り込まれた第2入力変数群に含まれる複数の入力変数は、互いに相関関係が強い。換言すると、NCLM処理部102で絞り込まれた入力変数群と、絞り込まれなかった入力変数群と、の間では、相関関係が弱くなる。従って、これらの入力変数群を用いて構築されたモデルの挙動は、互いに異なったものになり易い。
また、モデル構築システム1では、第2入力変数群がフィルタ部104によって絞り込まれる。このため、出力変数に対するモデルの精度も高めることができる。すなわち、モデル構築システム1によれば、NCLM処理部102、フィルタ部104、モデル構築部106、および変数絞り込み部110によって、各モデルの出力変数に対する精度を高めつつ、挙動が互いに異なる複数のモデルを構築することができる。
そして、構築されたモデルは、健全度算出部114によって、それぞれのモデルの健全度、及び、規定数のモデルの総合的な健全度が算出される。これらの総合的な健全度および各モデルの健全度を確認できる。これにより、一部のモデルの出力変数が管理範囲から外れた場合などでも、それがモデルの感度の低下に起因するのか、実際にそのような変動が生じているのか、をより正確に判別することが可能となる。
また、本実施形態に係るモデル構築システム1は、変数絞り込み部110によって絞り込まれた第1入力変数群が、再度NCLM処理部102に入力される。例えばNCLM処理部102で実行されるNCLMの条件は、構築されたモデル数の増加に合わせて調整できる。このような手法により、各モデルの出力変数に対する精度をさらに高めつつ、挙動が互いに異なる複数のモデルを構築することが可能となる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係るモデル構築システム2の構成を表すブロック図である。
第1実施形態に係るモデル構築システム1では、変数絞り込み部110が、第1入力変数群を、モデルの構築に使用されていない入力変数に絞り込んでいた。そして、絞り込まれた第1入力変数群が、NCLM処理部102に入力されていた。
図4に表す第2実施形態に係るモデル構築システム2では、変数絞り込み部110が、第2入力変数群を、モデルの構築に使用されていない入力変数に絞り込む。そして、絞り込まれた第2入力変数群が、フィルタ部104に入力される。
従って、モデル構築システム2では、NCLM処理部102によって絞り込まれなかった、第2入力変数群以外の第1入力変数群は、モデルの構築には使用されない。
図5は、第2実施形態に係るモデル構築システム2の動作を説明する図である。
図5に表すように、1番目のモデルは、第1実施形態に係るモデル構築システム1と同様に、NCLMおよびフィルタによって絞り込まれた入力変数を用いて構築される。以降のモデルは、NCLMによって絞り込まれたが、フィルタによって絞り込まれなかった入力変数を用いて構築されていく。
図6は、第2実施形態に係るモデル構築方法を表すフローチャートである。
ステップS21〜ステップS25は、それぞれ、図3に表したフローチャートのステップS1〜S5と同様に実行される。変数絞り込み部110は、ステップS22で絞り込まれた変数を、ステップS24で使用しなかった変数に絞り込む(ステップS26)。判定部112は、構築したモデルの数が規定数に達しているか判定する(ステップS27)。モデルの数が規定数に達していない場合、ステップS26で絞り込まれた入力変数を基に、ステップS23〜S26が再度実行される。モデルの数が規定数に達した後は、ステップS28〜S32が、それぞれ、図3に表したフローチャートのステップS8〜S12と同様に実行される。
第1実施形態の説明で述べたように、NCLM処理部102は、第1入力変数群を、相関関係が強く、出力変数に対する精度が高い複数の入力変数を含む第2入力変数群に絞り込む。そして、本実施形態に係るモデル構築システム2では、この第2入力変数群を基に、モデルの構築および入力変数の絞り込みが繰り返し行われる。従って、本実施形態に係るモデル構築システムによれば、構築されるモデルの挙動は比較的似たものとなり易いものの、各モデルの精度を高めることが可能である。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係るモデル構築システム3の構成を表すブロック図である。
図7に表す第3実施形態に係るモデル構築システム3では、変数絞り込み部110が、第1入力変数群を、モデルの構築に使用されていない入力変数に絞り込む。そして、絞り込まれた第1入力変数群が、第2入力変数群としてフィルタ部104に入力される。
すなわち、モデル構築システム1では、各モデルを構築する際に、毎回NCLM処理部102による入力変数の絞り込みが行われていた。モデル構築システム3では、NCLM処理部102による入力変数の絞り込みが、最初のモデルの構築時のみ行われる。
図8は、第3実施形態に係るモデル構築システム3の動作を説明する図である。
図8に表すように、1番目のモデルは、第1実施形態に係るモデル構築システム1と同様に、NCLMおよびフィルタによって絞り込まれた入力変数を用いて構築される。2番目のモデルは、NCLMおよびフィルタによって絞り込まれなかった入力変数を、フィルタで絞り込んだものを用いて構築される。以降のモデルは、フィルタによって絞り込まれなかった入力変数をフィルタで絞り込んだものを用いて構築されていく。
図9は、第3実施形態に係るモデル構築方法を表すフローチャートである。
ステップS41〜ステップS45は、それぞれ、図3に表したフローチャートのステップS1〜S5と同様に実行される。変数絞り込み部110は、ステップS41で取得された複数の入力変数を、ステップS44で使用しなかった変数に絞り込む(ステップS46)。判定部112は、構築したモデルの数が規定数に達しているか判定する(ステップS47)。モデルの数が規定数に達していない場合、ステップS46で絞り込まれた入力変数を基に、ステップS43〜S46が再度実行される。モデルの数が規定数に達した後は、ステップS48〜S52が、それぞれ、図3に表したフローチャートのステップS8〜S12と同様に実行される。
第1実施形態の説明で述べたように、NCLM処理部102で絞り込まれた入力変数群と、絞り込まれなかった入力変数群と、の間では、相関関係が弱くなる。従って、NCLM処理部102で絞り込まれなかった入力変数群に対しては、繰り返しNCLM処理部102で絞り込みを行わずに、1番目のモデルと異なった挙動のモデルを構築することが可能である。また、2番目以降のモデルの構築において、入力変数群がフィルタ部104によって絞り込まれるため、出力変数に対する精度も高めることも可能である。
従って、本実施形態に係るモデル構築システム3によれば、各モデルの出力変数に対する精度を高めつつ、挙動が互いに異なる複数のモデルを、第1実施形態よりも簡便に構築することが可能である。
(第4実施形態)
図10は、第4実施形態に係るモデル構築システム4の構成を表すブロック図である。
図10に表す第4実施形態に係るモデル構築システム4は、例えば、変数絞り込み部110を備えていない点で、第1〜第3実施形態に係るモデル構築システムと異なる。モデル構築システム4では、NCLM処理部102により、複数の入力変数の組が生成される。すなわち、NCLM処理部102は、第1入力変数群から複数の第2入力変数群を生成する。生成される第2入力変数群の数が規定数より多い場合、例えば、NCLM処理部102は、複数の第2入力変数群を、出力変数をより良く説明できる規定数の第2入力変数群に絞り込む。
フィルタ部104は、複数の第2入力変数群を、それぞれ、所定の条件を満たす複数の第3入力変数群に絞り込む。モデル構築部106は、それぞれの第3入力変数群について、第3入力変数群と出力変数との関係を表すモデルを構築する。健全度算出部114は、これらの複数のモデルの総合的な健全度および各モデルの健全度を算出する。
図11は、第4実施形態に係るモデル構築システム4の動作を説明する図である。
図11に表すように、NCLMを用いて複数の入力変数の組(複数の第2入力変数群)が生成される。続いて、それぞれの第2入力変数群がフィルタに掛けられる。そして、それぞれの第2入力変数群について、モデルが構築される。
図12は、第4実施形態に係るモデル構築方法を表すフローチャートである。
取得部100が、規定数データベース120および変数データベース122から、規定数および変数データを取得する(ステップS61)。NCLM処理部102は、取得された複数の入力変数から、NCLMを用いて選択される複数の入力変数の組(複数の第2入力変数群)を生成する(ステップS62)。フィルタ部104は、複数の第2入力変数群を、それぞれ、所定の条件を満たす複数の第3入力変数群に絞り込む(ステップS63)。
モデル構築部106は、複数のモデルを構築する(ステップS64)。複数のモデルは、それぞれ、複数の第3入力変数群と出力変数との関係を表す。モデル構築部106は、複数のモデルを、モデル情報保存部108に保存する(ステップS65)。以後のステップS66〜S70は、それぞれ、図3に表したフローチャートのステップS8〜S12と同様に実行される。
(第1実施例)
図13は、第1実施例における出力変数と入力変数とを例示する図である。
図14は、第1実施例における出力変数とNCLMによって選択された入力変数とを例示する図である。
図15は、第1実施例における出力変数とフィルタによって選択された入力変数とを例示する図である。
図16は、第1実施例における実測値と各モデルの予測値を表すグラフである。
第1実施例では、第2実施形態に係るモデル構築システム2を用いている。ここでは、図13に表すように、出力変数Yと34個の入力変数Xの変数データをもとに、複数のモデルを構築する例を説明する。出力変数Yは、ワークの品質特性である。入力変数Xは、各工程で加工された後のワークの出来栄えである。出来栄えは、加工後のワークの寸法およびワークの加工レートの少なくともいずれかに基づく。
まず、図13に表される34個の入力変数(第1入力変数群)を、NCLM処理部102に入力する。この結果、NCLM処理部102によって、図14に表すように、15個の入力変数(第2入力変数群)に絞り込まれた。次に、この15個の入力変数をフィルタ部104に入力する。図15に表す例では、フィルタ部104は、各入力変数について、推定値、標準誤差、t値、p値、およびVIF(Variance Inflation Factor)を算出している。そして、フィルタ部104は、例えば、入力された説明変数を、p値<0.0001を満たす入力変数(第3入力変数群)に絞り込む。
図15に表す例では、フィルタ部104によって、4個の入力変数に絞り込まれた。モデル構築部106によって、この4個の入力変数と出力変数と関係を表す第1モデルが構築される。続いて、変数絞り込み部110によって、NCLM処理部102で絞り込まれた15個の入力変数(第2入力変数群)が、第1モデルに使用されていない11個の入力変数に絞り込まれる。ここでは、簡易的に、モデル構築部106は、これらの11個の入力変数(絞り込まれた第2入力変数群)を用いて、出力変数との関係を表す第2モデルを構築した。
図16は、出力変数Yの実測値と、第1モデルおよび第2モデルによる予測値と、を表すグラフである。図16から、第1モデルは、第2モデルよりも高精度に実測値を予測できていることが分かる。一方、第2モデルの精度は第1モデルに劣るものの、実測値からは大きく外れていない。さらに、第1モデルと第2モデルは、実測値の変動に対して異なる挙動を示していることが分かる。
すなわち、本発明の実施形態に係るモデル構築システムによれば、出力変数に対する精度を高めつつ、挙動が互いに異なる複数のモデルが構築できていることが分かる。また、これらの各モデルで得られた予測値を用いて、健全度算出部114によって、モデル群の総合的な健全度および各モデルの健全度を算出することで、構築したモデルが健全であるかどうか、より正確に判別することが可能となる。
(第2実施例)
図17は、第2実施例における出力変数と入力変数とを例示する図である。
図18は、第2実施例における出力変数とNCLMによって選択された入力変数とを例示する図である。
図19は、第2実施例における各モデルの特性を例示する表である。
図20は、第2実施例における実測値と各モデルの予測値を表すグラフである。
第2実施例では、図17に表すように、出力変数Yと270個の入力変数Xの変数データをもとに、複数のモデルを構築する例を説明する。出力変数Yは、ワークの出来栄えである。入力変数Xは、各工程で得られたセンサのデータ(加工時の温度や圧力など)である。出来栄えは、加工後のワークの寸法およびワークの加工レートの少なくともいずれかに基づく。本実施例では、モデルの構築に、第4実施形態に係るモデル構築システム4を用いている。
まず、図17に表される270個の入力変数(第1入力変数群)を、NCLM処理部102に入力する。この結果、図18に表す3つの入力変数の組(3つの第2入力変数群)が生成された。1つの第2入力変数群G1は、132個の入力変数を含む。別の第2入力変数群G2は、62個の入力変数を含む。さらに別の第2入力変数群G3は、9個の入力変数を含む。
第2入力変数群G1およびG2のそれぞれをフィルタに掛け、第3入力変数群に絞り込む。第2入力変数群G3は、既に変数の数が十分に少ないため、フィルタに掛けなかった。フィルタ部104では、ステップワイズを用いて入力変数を絞り込んだ。これにより、第2入力変数群G1は、22個の第3入力変数群G4に絞り込まれた。第2入力変数群G2は、13個の第3入力変数群G5に絞り込まれた。第3入力変数群G4、第3入力変数群G5、および第2入力変数群G3を用いて、モデル構築部106により、それぞれ、第1モデル、第2モデル、および第3モデルを構築した。
第1モデル〜第3モデルのそれぞれの特性を評価した。図19は、第1モデルおよび第2モデルのそれぞれの特性を表す。第3モデルは、予測精度が低かったため、破棄した。図19に表すように、第1モデルについては、Rが約0.64であり、第1モデルの精度は良好であることを示している。第2モデルについては、Rが約0.42であり、やや低いが、許容できる精度である。
図20は、出力変数Yの実測値と、第1モデルおよび第2モデルによる予測値と、を表すグラフである。図20のグラフにおいて、横軸は、時刻Tを表す。図20のグラフでは、実測値の平均値Aが示されている。また、下限値L1および上限値L2の一例が示されている。下限値L1および上限値L2は、それぞれ、製造上、許容できる出力変数の下限および上限を表す。
図20から、第1モデルは、第2モデルよりも高精度に実測値を予測できていることが分かる。また、第2モデルの精度は第1モデルに劣るものの、実測値からは大きく外れていない。第1モデルと第2モデルは、実測値の変動に対して異なる挙動を示している。
なお、時刻T126では、実測値は下限値L1と上限値L2との間にあるのに対して、第1モデルの予測値が下限値L1を下回っている。このため、第1モデルだけを用いた予測では、時刻T126において、予測される出力が許容できない範囲にあると誤った判定がなされうる。一方、第2モデルの予測値は、下限値L1と上限値L2との間にある。このため、時刻T126における予測値については、より多くのモデルを構築し、モデル群の総合的な健全度を算出することで、正しく判定できる可能性がある。
図21は、各実施形態に係るモデル構築システムを実現するためのモデル構築装置5の構成を例示するブロック図である。
モデル構築装置5は、例えば、入力装置200、出力装置202、およびコンピュータ204を備える。コンピュータ204は、例えば、ROM(Read Only Memory)206、RAM(Random Access Memory)208、CPU(Central Processing Unit)210、および記憶装置HDD(Hard Disk Drive)212を有する。
入力装置200は、ユーザがモデル構築装置5に対して情報の入力を行うためのものである。入力装置200は、キーボードやタッチパネルなどである。
出力装置202は、モデル構築システム1によって得られる出力結果を、ユーザに対して出力するためのものである。出力装置202は、ディスプレイやプリンタなどである。
ROM206は、モデル構築装置5の動作を制御するプログラムを格納している。ROM206には、コンピュータ204を、図1に表した、取得部100、NCLM処理部102、フィルタ部104、モデル構築部106、モデル情報保存部108、変数絞り込み部110、判定部112、健全度算出部114、および外部出力部116として機能させるために必要なプログラムが格納されている。
RAM208は、ROM206に格納されたプログラムが展開される記憶領域として機能する。CPU210は、ROM103に格納された制御プログラムを読み込み、当該制御プログラムに従ってコンピュータ204の動作を制御する。また、CPU210は、コンピュータ204の動作によって得られた様々なデータをRAM208に展開する。
HDD212は、図1に表した、規定数データベース120および変数データベース122を格納している。また、HDD212は、構築されたモデルや算出された類似度が保存される、モデル情報保存部108としても機能する。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1〜4 モデル構築システム、 5 モデル構築装置、 100 取得部、 102 処理部、 104 フィルタ部、 106 モデル構築部、 108 モデル情報保存部、 110 変数絞り込み部、 112 判定部、 114 健全度算出部、 116 外部出力部、 120 規定数データベース、 122 変数データベース

Claims (8)

  1. 複数の入力変数を含む第1入力変数群を、Nearest Correlation Louvain Method(NCLM)を用いて選択される第2入力変数群に絞り込むNCLM処理部と、
    前記第2入力変数群を、所定の条件を満たす第3入力変数群に絞り込むフィルタ部と、
    前記第3入力変数群と、出力変数と、の関係を表すモデルを構築するモデル構築部と、
    前記第1入力変数群を、前記モデルの構築に使用されていない前記入力変数に絞り込む変数絞り込み部と、
    構築された前記モデルの数が規定数に達したか判定し、前記モデルの数が前記規定数に達していない場合、前記変数絞り込み部によって絞り込まれた前記第1入力変数群を、前記NCLM処理部に出力する判定部と、
    前記規定数の前記モデルの総合的な健全度と、それぞれの前記モデルの健全度と、を算出する健全度算出部と、
    を備えたモデル構築システム。
  2. 複数の入力変数を含む第1入力変数群を、Nearest Correlation Louvain Method(NCLM)を用いて選択される第2入力変数群に絞り込むNCLM処理部と、
    前記第2入力変数群を、所定の条件を満たす第3入力変数群に絞り込むフィルタ部と、
    前記第3入力変数群と、出力変数と、の関係を表すモデルを構築するモデル構築部と、
    前記第2入力変数群を、前記モデルの構築に使用されていない前記入力変数に絞り込む変数絞り込み部と、
    構築された前記モデルの数が規定数に達したか判定し、前記モデルの数が前記規定数に達していない場合、前記変数絞り込み部によって絞り込まれた前記第2入力変数群を、前記フィルタ部に出力する判定部と、
    前記規定数の前記モデルの総合的な健全度と、それぞれの前記モデルの健全度と、を算出する健全度算出部と、
    を備えたモデル構築システム。
  3. 複数の入力変数を含む第1入力変数群を、Nearest Correlation Louvain Method(NCLM)を用いて選択される第2入力変数群に絞り込むNCLM処理部と、
    前記第2入力変数群を、所定の条件を満たす第3入力変数群に絞り込むフィルタ部と、
    前記第3入力変数群と、出力変数と、の関係を表すモデルを構築するモデル構築部と、
    前記第1入力変数群を、前記モデルの構築に使用されていない前記入力変数に絞り込む変数絞り込み部と、
    構築された前記モデルの数が規定数に達したか判定し、前記モデルの数が前記規定数に達していない場合に、前記変数絞り込み部によって絞り込まれた前記第1入力変数群を、前記第2入力変数群として前記フィルタ部に出力する判定部と、
    前記規定数の前記モデルの総合的な健全度と、それぞれの前記モデルの健全度と、を算出する健全度算出部と、
    を備えたモデル構築システム。
  4. 複数の入力変数を含む第1入力変数群から、Nearest Correlation Louvain Method(NCLM)を用いて選択される複数の第2入力変数群を生成するNCLM処理部と、
    前記複数の第2入力変数群を、それぞれ、所定の条件を満たす複数の第3入力変数群に絞り込むフィルタ部と、
    前記複数の第3入力変数群のそれぞれと、出力変数と、の関係を表す複数のモデルを構築するモデル構築部と、
    前記複数のモデルの総合的な健全度と、それぞれの前記モデルの健全度と、を算出する健全度算出部と、
    を備えたモデル構築システム。
  5. それぞれの前記モデルの健全度、それぞれの前記モデルの出力変数、および前記総合的な健全度を外部に出力する外部出力部をさらに備えた請求項1〜4のいずれか1つに記載のモデル構築システム。
  6. 前記複数の入力変数は、実測値に基づく請求項1〜5のいずれか1つに記載のモデル構築システム。
  7. 複数の入力変数を含む第1入力変数群を、Nearest Correlation Louvain Method(NCLM)を用いて選択される第2入力変数群に絞り込む第1ステップと、
    前記第2入力変数群を、所定の条件を満たす第3入力変数群に絞り込む第2ステップと、
    前記第3入力変数群と、出力変数と、の関係を表すモデルを構築する第3ステップと、
    前記第1入力変数群を、前記第3ステップにおいて前記モデルの構築に使用されていない前記入力変数に絞り込む第4ステップと、
    を備えたモデル構築方法であって、
    構築された前記モデルの数が規定数に達するまで、前記第4ステップにおいて絞り込まれた前記第1入力変数群を基に、前記第1ステップ乃至前記第4ステップを繰り返し、
    前記規定数の前記モデルの総合的な健全度と、それぞれの前記モデルの健全度と、を算出する第5ステップをさらに備えたモデル構築方法。
  8. 前記複数の入力変数は、実測値に基づく請求項7記載のモデル構築方法。
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