JP5229631B2 - 製造条件調整装置 - Google Patents
製造条件調整装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5229631B2 JP5229631B2 JP2009063854A JP2009063854A JP5229631B2 JP 5229631 B2 JP5229631 B2 JP 5229631B2 JP 2009063854 A JP2009063854 A JP 2009063854A JP 2009063854 A JP2009063854 A JP 2009063854A JP 5229631 B2 JP5229631 B2 JP 5229631B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- manufacturing
- matrix
- factor
- quality
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 495
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 276
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 136
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 128
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 77
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 59
- 238000010238 partial least squares regression Methods 0.000 claims description 24
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 23
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 22
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 15
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 12
- 239000000047 product Substances 0.000 description 67
- 230000008859 change Effects 0.000 description 36
- 230000006870 function Effects 0.000 description 24
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 16
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 14
- 238000013523 data management Methods 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 4
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010606 normalization Methods 0.000 description 3
- 238000007619 statistical method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000000556 factor analysis Methods 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 238000013100 final test Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000491 multivariate analysis Methods 0.000 description 1
- 238000005293 physical law Methods 0.000 description 1
- 238000000513 principal component analysis Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 238000000611 regression analysis Methods 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Description
データ処理部と、
複数の工程を経て製品を製造する製品製造工程のぞれぞれの工程毎の設定条件値や計測値を表す製造因子データと、完成された製品についての品質を表す複数の品質検査データと、が登録される製造情報データベースが構築されており、前記データ処理部によりデータの読み書きが行なわれる記憶部と、
前記データ処理部へ入力がなされる入力部と、
前記データ処理部から出力がなされる出力部と、
を有し、製造因子データおよび品質検査データに基づいて解析し、この品質検査データを目標に近づけるような新たな製造条件を提示する製造条件調整装置であって、
このデータ処理部は、
前記入力部から入力された過去の実績に係る複数の製造因子データおよび複数の品質検査データを製造情報データベースに登録する製造情報収集手段と、
複数の製造因子データを用いて製造因子データ行列Xgを生成する製造因子データ行列生成手段と、
複数の品質検査データとこれら複数の品質検査データの重みをそれぞれ設定する重み係数データとの内積(両値の積和)を品質指標データとし、複数の品質指標データにより品質指標データ行列Φgを生成する品質指標データ行列生成手段と、
説明変数行列をX、目的変数行列をΦ、および、潜在変数行列をTとし、X=TPT+E、Φ=TQ+FとするPLS(Partial Least Square:部分的最小二乗法)回帰式に対して、製造因子データ行列Xgおよび品質指標データ行列Φgを各々XおよびΦとみなして、ローディングベクトルデータ行列PTおよび回帰係数データ行列Qを算出する条件設定用PLS演算手段と、
回帰係数データ行列Qから潜在変数行列Tの中で品質指標と相関が高い潜在変数を判定し、この判定された潜在変数についてのローディングベクトルデータ行列PTに応じて製造因子の調整内容を決定する製造条件決定手段と、
決定された製造因子の調整内容を出力部を通じて提示する製造条件提示手段と、
を備えることを特徴とする。
データ処理部と、
複数の工程を経て製品を製造する製品製造工程のぞれぞれの工程毎の設定条件値や計測値を表す製造因子データと、完成された製品についての品質を表す複数の品質検査データと、が登録される製造情報データベースが構築されており、前記データ処理部によりデータの読み書きが行なわれる記憶部と、
前記データ処理部へ入力がなされる入力部と、
前記データ処理部から出力がなされる出力部と、
を有し、製造因子データおよび品質検査データに基づいて解析し、この品質検査データを目標に近づけるような新たな製造条件を提示する製造条件調整装置であって、
このデータ処理部は、
前記入力部から入力された過去の実績に係る複数の製造因子データおよび複数の品質検査データを製造情報データベースに登録する製造情報収集手段と、
複数の製造因子データを用いて製造因子データ行列Xgを生成する製造因子データ行列生成手段と、
複数の品質検査データとこれら複数の品質検査データの重みをそれぞれ設定する重み係数データとの内積(両値の積和)を品質指標データとし、複数の品質指標データにより品質指標データ行列Φgを生成する品質指標データ行列生成手段と、
説明変数行列をX、目的変数行列をΦ、および、潜在変数行列をTとし、X=TPT+E、Φ=TQ+FとするPLS回帰式に対して、製造因子データ行列Xgおよび品質指標データ行列Φgを各々XおよびΦとみなして、ローディングベクトルデータ行列PTおよび回帰係数データ行列Qを算出する条件設定用PLS演算手段と、
回帰係数データ行列Qから潜在変数行列の中で品質指標と相関が高い潜在変数を判定し、この判定された潜在変数についてのローディングベクトルデータ行列PTに応じて製造因子の増減を決定し、また、製造因子の平均値と製造因子の標準偏差とに基づいて製造因子の設定量を決定し、決定された製造因子の増減と設定量とにより製造因子を決定する製造条件決定手段と、
決定された製造因子を出力部を通じて提示する製造条件提示手段と、
を備えることを特徴とする。
データ処理部と、
複数の工程を経て製品を製造する製品製造工程のぞれぞれの工程毎の設定条件値や計測値を表す製造因子データと、完成された製品についての品質を表す複数の品質検査データと、が登録される製造情報データベースが構築されており、前記データ処理部によりデータの読み書きが行なわれる記憶部と、
前記データ処理部へ入力がなされる入力部と、
前記データ処理部から出力がなされる出力部と、
を有し、製造因子データおよび品質検査データに基づいて解析し、この品質検査データを目標に近づけるような新たな製造条件を提示する製造条件調整装置であって、
このデータ処理部は、
前記入力部から入力された過去の実績に係る複数の製造因子データおよび複数の品質検査データを製造情報データベースに登録する製造情報収集手段と、
複数の製造因子データを用いて製造因子データ行列Xgを生成する製造因子データ行列生成手段と、
複数の品質検査データを用いて品質検査データ行列Ygを生成する品質検査データ行列生成手段と、
説明変数行列をX、目的変数行列をY、および、潜在変数行列をUとし、X=URT+E、Y=UST+FとするPLS回帰式に対して、製造因子データ行列Xgおよび品質検査データ行列Ygを各々XおよびΦとみなして、ローディングベクトルデータ行列RTおよび回帰係数データ行列STを算出するとともに予測モデルを決定する予測モデル生成手段と、
複数の品質検査データとこれら複数の品質検査データの重みをそれぞれ設定する重み係数データとの内積(両値の積和)を品質指標データとし、複数の品質指標データにより品質指標データ行列Φgを生成する品質指標データ行列生成手段と、
説明変数行列をX、目的変数行列をΦ、および、潜在変数行列をTとし、X=TPT+E、Φ=TQ+FとするPLS回帰式に対して、製造因子データ行列Xgおよび品質指標データ行列Φgを各々XおよびΦとみなして、ローディングベクトルデータ行列PTおよび回帰係数データ行列Qを算出する条件設定用PLS演算手段と、
回帰係数データ行列Qから潜在変数行列の中で品質指標と相関が高い潜在変数を判定し、この判定された潜在変数についてのローディングベクトルデータ行列PTに応じて製造因子の増減を決定し、また、製造因子の平均値と製造因子の標準偏差とに基づいて製造因子の設定量を決定し、決定された製造因子の増減と設定量とにより製造因子を決定する製造条件決定手段と、
製造条件決定手段で決定された製造因子を表す製造因子データを用いて、予測モデルのローディングベクトルデータ行列RTおよび回帰係数データ行列STに基づき品質検査データを予測・生成し、製造品質を予測する品質推定手段と、
製造品質が所定目標に到達するまで品質指標データ行列生成手段、条件設定用PLS演算手段、製造条件決定手段および品質推定手段を繰り返すように判定する判定手段と、
製造品質が所定目標に到達して決定された製造因子を出力部を通じて提示する製造条件提示手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の製造条件調整装置において、
前記重み係数データは、複数の品質検査データ間のトレードオフを考慮し、複数の品質検査データの望ましい増減を設定する重みづけを表すデータであることを特徴とする。
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の製造条件調整装置において、
前記製造情報データベースに登録される前記製造因子データおよび前記品質検査データは、それぞれ予め平均および標準偏差を用いて統計的に正規化されたデータであることを特徴とする。
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の製造条件調整装置において、
前記出力部は、複数の工程n用加工装置の全てに設置されてデータ処理部と通信するようになされており、複数の工程n用加工装置のそれぞれにデータ処理部から送信された製造因子データを設定し、
複数の工程n用加工装置は、それぞれ調整された製造条件で製造することを特徴とする。
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の製造条件調整装置において、
前記入力部は、複数の工程n用加工装置の全てに設置されてデータ処理部と通信するようになされており、計測や設定により製造因子データおよび品質検査データを取得してデータ処理部へ送信し、
前記データ処理部は、収集した前記製造因子データおよび前記品質検査データを製造物毎に記録管理する製造情報データベースに入力し、
前記出力部は、複数の工程n用加工装置の全てに設置されてデータ処理部と通信するようになされており、複数の工程n用加工装置のそれぞれにデータ処理部から送信された製造因子データを設定し、
複数の工程n用加工装置は、それぞれ調整された製造条件で製造することを特徴とする。
出力部3は、ディスプレイ装置などであり、データ処理部10から出力されたデータにより画面表示がなされる。
最終検査では、製造品質を決定する複数の品質検査データy1、y2、・・・、ydを取得する。例えば、製品の厚さ、製品の電気抵抗値、出力値のリニアリティというようなデータである。
また、図示しないが、入力部2に各工程の装置および最終検査装置を接続し、製造情報収集手段101は、現在製造している製品の製造因子データおよび品質検査データを入力部2から受け取り、製造情報データベース21に登録することもできる。
製造製品番号1の製造因子データx1(1)、x2(1)、x3(1)、・・・、xe(1)、
製造製品番号2の製造因子データx1(2)、x2(2)、x3(2)、・・・、xe(2)、
製造製品番号3の製造因子データx1(3)、x2(3)、x3(3)、・・・、xe(3)、
、・・・・、
製造製品番号Nの製造因子データx1(N)、x2(N)、x3(N)、・・・、xe(N)
である。
これら製造因子データは過去の製造時に得られた数値である。
ここに一行で同じ製造時における各工程の製造因子データを表している。また、一列で同じ工程における製造別の製造因子データを表している。実際は具体的な数値として表されることとなる。データ処理部10は、この製造因子データ行列Xgを解析情報データベース22に登録する。
製造製品番号1の品質検査データy1(1)、y2(1)、y3(1)、・・・、yd(1)、
製造製品番号2の品質検査データy1(2)、y2(2)、y3(2)、・・・、yd(2)、
製造製品番号3の品質検査データy1(3)、y2(3)、y3(3)、・・・、yd(3)、
、・・・・、
製造製品番号Nの品質検査データy1(N)、y2(N)、y3(N)、・・・、yd(N)
である。
これら品質検査データは過去の製造時に得られた数値である。
なお、重み係数データνは、例えばシステム管理者が入力部2から入力し、記憶部20の図1に図示しない記憶領域に記憶しておくことができる。
y1(1)〜yd(1)について品質指標データφ(1)、
y1(2)〜yd(2)について品質指標データφ(2)、
y1(3)〜yd(3)について品質指標データφ(3)、
・・・、
y1(N)〜yd(N)について品質指標データφ(N)、
を取得する。このように予め平均と標準偏差に基づき統計的に正規化される。これにより、作成する線形モデルがオフセットを持たず、部分的最小二乗法が適切に利用可能となる。
なお、予め製造因子データxや品質検査データyが正規化されている場合には、図4(c)に示すような式とし、−1から1の値をとる重み係数データνとの積和を新しい品質指標データφとしてもよい。
そして、これらデータを正規化しないで図4(b)の式を採用するか、データを正規化して図4(c)の式を採用するか、のどちらを採用するかについては、本形態のみならず後述する他の形態においても共に適用可能であるが、本形態では、図4(b)や数2の式を採用するものとして以下説明する。
まず、PLS回帰式は以下のようになる。
この係数の算出では、品質指標と潜在変数との相関関係の強弱を表す係数を算出するものである。まず、m=1として係数を算出する。PLS回帰式を数4の形式で定義するとPLS回帰式は数5のようになり、算出式は数6のようになる。
このように品質を改善するための製造因子の変化方向の候補を1つ以上製造担当者へ提示すると、提示されたローディングベクトルに基づき、必要に応じて候補の中から受け入れやすい候補を選択し、製造工程の製造条件を設定し、工程へ反映させることにより、製品の最終品質を改善することができる。
さらには製造因子の変化方向の候補のみとしても良い。例えば、「製造因子:X1、推奨変化方向:大きく」というものがX1からX7まで表示されるというものである。
製造製品番号1の品質検査データy1(1)、y2(1)、y3(1)、・・・、yd(1)、
製造製品番号2の品質検査データy1(2)、y2(2)、y3(2)、・・・、yd(2)、
製造製品番号3の品質検査データy1(3)、y2(3)、y3(3)、・・・、yd(3)、
、・・・・、
製造製品番号Nの品質検査データy1(N)、y2(N)、y3(N)、・・・、yd(N)
である。
これら品質検査データは過去の製造時に得られた数値である。
まず、PLSモデルは以下のようになる。
この係数の算出では、品質検査値と潜在変数との相関関係の強弱を表す係数を算出するものである。まず、m=1として係数を算出する。PLSモデルを数16の形式で定義すると算出式は数17のようになる。
データ処理部10は、ローディングベクトルデータ行列PTおよび回帰係数データ行列Qを順次解析情報データベース22に登録する。
図11にも示すが、判別された説明変数の品質改善の変化方向の候補を表すローディングベクトルデータpに基づき、調整係数αを入力部2によって調整可能な正の係数として入力し、製造因子xの設定候補データx*を、説明変数の平均データE(x)+ローディングベクトルデータp×説明変数の標準偏差データσ(x)×調整係数αとして決定する。αは適当な正の係数であるように設定される。なお、調整係数αは予め設定登録するものとし、入力をしないようにしてもよい。最終的に変化候補値により決定された新しい製造因子を製造因子データXhとする
求められた製造因子データXhと品質検査データYhとを例えばX(1)、Y(1)と入れ換えて新たな製造因子データXgや品質検査データYhを生成してから、品質指標データ行列生成手段103、条件設定用PLS演算手段104、製造条件決定手段105、品質推定手段109を繰り返し行い、品質指標の改善が収束したときや所定目標に到達したときや所定回数の繰り返しを終えたときの製造因子データで製造条件を確定し、製造条件提示手段106へ移行する。
1:データ管理用コンピュータ
10:データ処理部
20:記憶部
2:入力部
3:出力部
4:工程1用加工装置
5:工程2用加工装置
n:工程e用加工装置
Claims (7)
- データ処理部と、
複数の工程を経て製品を製造する製品製造工程のぞれぞれの工程毎の設定条件値や計測値を表す製造因子データと、完成された製品についての品質を表す複数の品質検査データと、が登録される製造情報データベースが構築されており、前記データ処理部によりデータの読み書きが行なわれる記憶部と、
前記データ処理部へ入力がなされる入力部と、
前記データ処理部から出力がなされる出力部と、
を有し、製造因子データおよび品質検査データに基づいて解析し、この品質検査データを目標に近づけるような新たな製造条件を提示する製造条件調整装置であって、
このデータ処理部は、
前記入力部から入力された過去の実績に係る複数の製造因子データおよび複数の品質検査データを製造情報データベースに登録する製造情報収集手段と、
複数の製造因子データを用いて製造因子データ行列Xgを生成する製造因子データ行列生成手段と、
複数の品質検査データとこれら複数の品質検査データの重みをそれぞれ設定する重み係数データとの内積(両値の積和)を品質指標データとし、複数の品質指標データにより品質指標データ行列Φgを生成する品質指標データ行列生成手段と、
説明変数行列をX、目的変数行列をΦ、および、潜在変数行列をTとし、X=TPT+E、Φ=TQ+FとするPLS(Partial Least Square:部分的最小二乗法)回帰式に対して、製造因子データ行列Xgおよび品質指標データ行列Φgを各々XおよびΦとみなして、ローディングベクトルデータ行列PTおよび回帰係数データ行列Qを算出する条件設定用PLS演算手段と、
回帰係数データ行列Qから潜在変数行列Tの中で品質指標と相関が高い潜在変数を判定し、この判定された潜在変数についてのローディングベクトルデータ行列PTに応じて製造因子の調整内容を決定する製造条件決定手段と、
決定された製造因子の調整内容を出力部を通じて提示する製造条件提示手段と、
を備えることを特徴とする製造条件調整装置。 - データ処理部と、
複数の工程を経て製品を製造する製品製造工程のぞれぞれの工程毎の設定条件値や計測値を表す製造因子データと、完成された製品についての品質を表す複数の品質検査データと、が登録される製造情報データベースが構築されており、前記データ処理部によりデータの読み書きが行なわれる記憶部と、
前記データ処理部へ入力がなされる入力部と、
前記データ処理部から出力がなされる出力部と、
を有し、製造因子データおよび品質検査データに基づいて解析し、この品質検査データを目標に近づけるような新たな製造条件を提示する製造条件調整装置であって、
このデータ処理部は、
前記入力部から入力された過去の実績に係る複数の製造因子データおよび複数の品質検査データを製造情報データベースに登録する製造情報収集手段と、
複数の製造因子データを用いて製造因子データ行列Xgを生成する製造因子データ行列生成手段と、
複数の品質検査データとこれら複数の品質検査データの重みをそれぞれ設定する重み係数データとの内積(両値の積和)を品質指標データとし、複数の品質指標データにより品質指標データ行列Φgを生成する品質指標データ行列生成手段と、
説明変数行列をX、目的変数行列をΦ、および、潜在変数行列をTとし、X=TPT+E、Φ=TQ+FとするPLS回帰式に対して、製造因子データ行列Xgおよび品質指標データ行列Φgを各々XおよびΦとみなして、ローディングベクトルデータ行列PTおよび回帰係数データ行列Qを算出する条件設定用PLS演算手段と、
回帰係数データ行列Qから潜在変数行列の中で品質指標と相関が高い潜在変数を判定し、この判定された潜在変数についてのローディングベクトルデータ行列PTに応じて製造因子の増減を決定し、また、製造因子の平均値と製造因子の標準偏差とに基づいて製造因子の設定量を決定し、決定された製造因子の増減と設定量とにより製造因子を決定する製造条件決定手段と、
決定された製造因子を出力部を通じて提示する製造条件提示手段と、
を備えることを特徴とする製造条件調整装置。 - データ処理部と、
複数の工程を経て製品を製造する製品製造工程のぞれぞれの工程毎の設定条件値や計測値を表す製造因子データと、完成された製品についての品質を表す複数の品質検査データと、が登録される製造情報データベースが構築されており、前記データ処理部によりデータの読み書きが行なわれる記憶部と、
前記データ処理部へ入力がなされる入力部と、
前記データ処理部から出力がなされる出力部と、
を有し、製造因子データおよび品質検査データに基づいて解析し、この品質検査データを目標に近づけるような新たな製造条件を提示する製造条件調整装置であって、
このデータ処理部は、
前記入力部から入力された過去の実績に係る複数の製造因子データおよび複数の品質検査データを製造情報データベースに登録する製造情報収集手段と、
複数の製造因子データを用いて製造因子データ行列Xgを生成する製造因子データ行列生成手段と、
複数の品質検査データを用いて品質検査データ行列Ygを生成する品質検査データ行列生成手段と、
説明変数行列をX、目的変数行列をY、および、潜在変数行列をUとし、X=URT+E、Y=UST+FとするPLS回帰式に対して、製造因子データ行列Xgおよび品質検査データ行列Ygを各々XおよびYとみなして、ローディングベクトルデータ行列RTおよび回帰係数データ行列STを算出するとともに予測モデルを決定する予測モデル生成手段と、
複数の品質検査データとこれら複数の品質検査データの重みをそれぞれ設定する重み係数データとの内積(両値の積和)を品質指標データとし、複数の品質指標データにより品質指標データ行列Φgを生成する品質指標データ行列生成手段と、
説明変数行列をX、目的変数行列をΦ、および、潜在変数行列をTとし、X=TPT+E、Φ=TQ+FとするPLS回帰式に対して、製造因子データ行列Xgおよび品質指標データ行列Φgを各々XおよびΦとみなして、ローディングベクトルデータ行列PTおよび回帰係数データ行列Qを算出する条件設定用PLS演算手段と、
回帰係数データ行列Qから潜在変数行列の中で品質指標と相関が高い潜在変数を判定し、この判定された潜在変数についてのローディングベクトルデータ行列PTに応じて製造因子の増減を決定し、また、製造因子の平均値と製造因子の標準偏差とに基づいて製造因子の設定量を決定し、決定された製造因子の増減と設定量とにより製造因子を決定する製造条件決定手段と、
製造条件決定手段で決定された製造因子を表す製造因子データを用いて、予測モデルのローディングベクトルデータ行列RTおよび回帰係数データ行列STに基づき品質検査データを予測・生成し、品質検査データから製造品質を予測する品質推定手段と、
製造品質が所定目標に到達するまで品質指標データ行列生成手段、条件設定用PLS演算手段、製造条件決定手段および品質推定手段を繰り返すように判定する判定手段と、
製造品質が所定目標に到達して決定された製造因子を出力部を通じて提示する製造条件提示手段と、
を備えることを特徴とする製造条件調整装置。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の製造条件調整装置において、
前記重み係数データは、複数の品質検査データ間のトレードオフを考慮し、複数の品質検査データの望ましい増減を設定する重みづけを表すデータであることを特徴とする製造条件調整装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の製造条件調整装置において、
前記製造情報データベースに登録される前記製造因子データおよび前記品質検査データは、それぞれ予め平均および標準偏差を用いて統計的に正規化されたデータであることを特徴とする製造条件調整装置。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の製造条件調整装置において、
前記出力部は、複数の工程n用加工装置の全てに設置されてデータ処理部と通信するようになされており、複数の工程n用加工装置のそれぞれにデータ処理部から送信された製造因子データを設定し、
複数の工程n用加工装置は、それぞれ調整された製造条件で製造することを特徴とする製造条件調整装置。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の製造条件調整装置において、
前記入力部は、複数の工程n用加工装置の全てに設置されてデータ処理部と通信するようになされており、計測や設定により製造因子データおよび品質検査データを取得してデータ処理部へ送信し、
前記データ処理部は、収集した前記製造因子データおよび前記品質検査データを製造物毎に記録管理する製造情報データベースに入力し、
前記出力部は、複数の工程n用加工装置の全てに設置されてデータ処理部と通信するようになされており、複数の工程n用加工装置のそれぞれにデータ処理部から送信された製造因子データを設定し、
複数の工程n用加工装置は、それぞれ調整された製造条件で製造することを特徴とする製造条件調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009063854A JP5229631B2 (ja) | 2009-03-17 | 2009-03-17 | 製造条件調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009063854A JP5229631B2 (ja) | 2009-03-17 | 2009-03-17 | 製造条件調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010218187A JP2010218187A (ja) | 2010-09-30 |
JP5229631B2 true JP5229631B2 (ja) | 2013-07-03 |
Family
ID=42976976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009063854A Active JP5229631B2 (ja) | 2009-03-17 | 2009-03-17 | 製造条件調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5229631B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180039422A (ko) * | 2016-10-10 | 2018-04-18 | 주식회사 엘지화학 | 비스페놀-에이 품질 예측 시스템 |
CN110554664A (zh) * | 2018-06-04 | 2019-12-10 | 联合汽车电子有限公司 | 产品全自动换型方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5783002B2 (ja) * | 2011-11-14 | 2015-09-24 | 王子ホールディングス株式会社 | 製造プロセス変更に起因する変化量の算出方法 |
WO2015145500A1 (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-01 | 日本電気株式会社 | システム分析装置、分析モデル生成方法、システム分析方法およびシステム分析プログラム |
JP6243080B1 (ja) * | 2017-08-03 | 2017-12-06 | 株式会社日立パワーソリューションズ | プリプロセッサおよび異常予兆診断システム |
JP6995701B2 (ja) | 2018-06-15 | 2022-01-17 | 株式会社日立製作所 | 系統断面データ管理装置および方法 |
JP6927171B2 (ja) * | 2018-08-09 | 2021-08-25 | 株式会社豊田中央研究所 | 評価装置、評価方法、および、コンピュータプログラム |
JP7274330B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-05-16 | 株式会社カネカ | 製造システム、情報処理方法、および製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE9304246L (sv) * | 1993-12-22 | 1995-06-23 | Asea Brown Boveri | Förfarande vid övervakning av multivariata processer |
JP3706437B2 (ja) * | 1996-07-13 | 2005-10-12 | 株式会社堀場製作所 | 多成分水溶液の分析方法 |
JPH10228312A (ja) * | 1997-02-17 | 1998-08-25 | Mitsubishi Chem Corp | バッチ・プロセス・プラントの運転支援装置 |
JP2006323523A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Kyoto Univ | 操作変数選択装置、操作変数選択方法、操作変数選択プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
2009
- 2009-03-17 JP JP2009063854A patent/JP5229631B2/ja active Active
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180039422A (ko) * | 2016-10-10 | 2018-04-18 | 주식회사 엘지화학 | 비스페놀-에이 품질 예측 시스템 |
WO2018070729A1 (ko) * | 2016-10-10 | 2018-04-19 | 주식회사 엘지화학 | 비스페놀-에이 품질 예측 시스템 |
KR102108158B1 (ko) * | 2016-10-10 | 2020-05-08 | 주식회사 엘지화학 | 비스페놀-에이 품질 예측 시스템 |
CN110554664A (zh) * | 2018-06-04 | 2019-12-10 | 联合汽车电子有限公司 | 产品全自动换型方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010218187A (ja) | 2010-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5229631B2 (ja) | 製造条件調整装置 | |
JP6817426B2 (ja) | マシンラーニング基盤の半導体製造の収率予測システム及び方法 | |
KR101930420B1 (ko) | 샘플링 비율 결정 기법에 의한 계측 샘플링 방법 및 그 컴퓨터 프로그램 제품 | |
US7603328B2 (en) | Dual-phase virtual metrology method | |
JP5510642B2 (ja) | 予測・診断モデルの構築装置 | |
CN113420061B (zh) | 炼油和化工生产装置的稳态工况分析方法、优化调试方法及系统 | |
CN105702595A (zh) | 晶圆的良率判断方法以及晶圆合格测试的多变量检测方法 | |
JP2020035407A (ja) | 異常予兆診断装置及び異常予兆診断方法 | |
CN109240276B (zh) | 基于故障敏感主元选择的多块pca故障监测方法 | |
CN117993340A (zh) | 一种存储芯片的质量评估方法 | |
JP2005092466A (ja) | 診断プロセス支援方法とそのためのプログラム | |
TW202013186A (zh) | 資料處理方法、裝置與系統、以及電腦可讀取記錄媒體 | |
JP2011054804A (ja) | 半導体製造装置の管理方法およびシステム | |
JP2012199338A (ja) | 故障診断支援方法、プログラム及び装置 | |
JP4663808B2 (ja) | プロセスパラメータ選択装置、プロセスパラメータ選択方法、プロセスパラメータ選択プログラム、プログラム記録媒体、および、上記プロセスパラメータ選択装置を含む製造工程管理装置 | |
JP2009076772A (ja) | 工程監視方法 | |
TWI647770B (zh) | 晶圓的良率判斷方法以及晶圓合格測試的多變量偵測方法 | |
CN111474476A (zh) | 一种电机故障预测方法 | |
CN1623225B (zh) | 用于确定半导体晶片制造过程的均匀性度量值的方法和系统 | |
TW202139114A (zh) | 一種判斷半導體製程異常原因之系統與方法 | |
CN112613718A (zh) | 一种特定场所风险评估方法及装置 | |
JP2008117380A (ja) | 診断プロセス支援方法とそのためのプログラム | |
US20240219899A1 (en) | Monitoring and control of a semiconductor manufacturing process | |
CN118093323B (zh) | 一种基于压力感应的鼠标使用舒适度测试方法及系统 | |
US20220197261A1 (en) | Workpiece quality analysis method and workpiece quality analysis system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130307 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |