JP6766846B2 - マンコンベヤの構造体及びマンコンベヤ - Google Patents

マンコンベヤの構造体及びマンコンベヤ Download PDF

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Description

本発明は、マンコンベヤの構造体及びマンコンベヤに関する。
従来、例えば、マンコンベヤは、上下階の間に掛け渡される構造体を備えている(例えば、特許文献1)。構造体は、水平方向に沿う一対の端部と、一対の端部間に配置され、水平方向に対して傾斜する傾斜部とを備えている。なお、一対の端部及び傾斜部は、それぞれ底部を覆うオイルパンを備えている。また、構造体の下方には、構造体を下方から覆う建築体が設けられている。
ところで、建築体の下方には、マンコンベヤが設置されている。したがって、当該建築体に対する作業(例えば、点検作業、保守作業、交換作業)を建築体の外部から行う際に、例えば、足場を組み立てる必要があるため、当該建築体に対する作業が、非常に煩雑であった。なお、特許文献1に係るマンコンベヤにおいては、構造体の据付作業時に使用するための開口が、傾斜部には必要無いため、例えば、オイルパンの開口から油が漏れることを防止するために、傾斜部に、不必要な開口を設けることができなかった。
特開平6−255966号公報
そこで、課題は、傾斜部を下方から覆う建築体に対する作業を、建築体の内部から行うことができるマンコンベヤの構造体及びマンコンベヤを提供することである。
マンコンベヤの構造体は、上下階の間に掛け渡されるマンコンベヤの構造体であって、水平方向に対して傾斜する傾斜部を備え、前記傾斜部は、底部を覆うように配置される底板部を備え、前記底板部は、少なくとも一つの開口を有する板本体と、前記開口を覆うように配置され、前記板本体に着脱可能なカバー体と、を備える。
また、マンコンベヤの構造体においては、前記板本体は、前記開口を囲うように、前記カバー体に向けて突出する環状の本体突出部を備え、前記カバー体は、前記板本体に向けて突出し且つ前記本体突出部の外方に配置されるカバー突出部を備え、前記カバー突出部は、一部が開放された環状に形成される、という構成でもよい。
また、マンコンベヤの構造体においては、前記カバー突出部は、下方が開放された環状に形成される、という構成でもよい。
また、マンコンベヤの構造体は、前記本体突出部と前記カバー突出部とが離れるように、前記カバー体を止める停止部を備える、という構成でもよい。
また、マンコンベヤは、人を搬送する搬送部と、前記搬送部を支持する前記の構造体と、を備える。
図1は、一実施形態に係るマンコンベヤの全体概要図である。 図2は、同実施形態に係るマンコンベヤの構造体の要部斜視図である。 図3は、同実施形態に係るマンコンベヤの構造体の要部分解斜視図である。 図4は、図2のIV−IV線における拡大断面図である。 図5は、図2のV−V線における拡大断面図である。 図6は、同実施形態に係るマンコンベヤの構造体の要部斜視図であって、カバー体を板本体に取り付ける方法を説明する図である。 図7は、同実施形態に係るマンコンベヤの構造体の要部斜視図であって、カバー体を板本体に取り付ける方法を説明する図である。 図8は、他の実施形態に係るマンコンベヤの構造体の要部拡大断面図である。 図9は、さらに他の実施形態に係るマンコンベヤの構造体の要部拡大断面図である。 図10は、さらに他の実施形態に係るマンコンベヤの構造体の要部分解斜視図である。
以下、マンコンベヤ及びマンコンベヤの構造体における一実施形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。なお、各図(図8〜図10も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、躯体に固定される構造体2と、人を搬送する搬送部3と、人につかまれる手摺部4と、搬送部3及び手摺部4を駆動させる駆動部5と、マンコンベヤ1の全体を制御する制御部6とを備えている。なお、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1は、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。
構造体2は、躯体に固定されるトラス構造2aを備えている。トラス構造2aは、上下階の間に掛け渡されている。また、トラス構造2aは、上方の端部と下方の端部とに、それぞれ機械室2b,2bを備えている。具体的には、トラス構造2aは、マンコンベヤ1の各乗降口1aの下方に、機械室2bを備えている。なお、構造体2は、各構成3〜6を支持している。
搬送部3は、無端回転する環状の走行部(例えば、チェーン)3aと、走行部3aに対して回転可能に接続され、人が乗る踏面を有する複数のステップ3bとを備えている。なお、走行部3aは、第1横方向(幅方向)D1に離れて一対設けられている。そして、複数のステップ3bは、一対の走行部3a,3aの間に配置され、それぞれの走行部3aに対して回転可能に接続されている。
なお、第1横方向D1は、水平方向と平行な方向であって、上下方向D3は、水平方向と直交する方向であって、鉛直方向と平行な方向である。また、第2横方向D2は、水平方向と平行な方向であって、且つ、第1横方向D1と直交する方向である。
駆動部5は、ステップ3bが反転するように、走行部3aが巻き掛けられる一対の回転部(例えば、スプロケット)5a,5aと、回転部5aを回転させる駆動源(例えば、モータ)5bとを備えている。回転部5aは、構造体2に回転可能に接続されている。なお、上方の回転部5a及び駆動源5bは、上方の機械室2bの内部に配置されており、下方の回転部5aは、下方の機械室2bの内部に配置されている。
ところで、構造体2は、水平方向に沿う一対の端部2c,2cと、一対の端部2c,2c間に配置され、水平方向に対して傾斜する傾斜部2dとを備えている。そして、端部2cは、それぞれ機械室2bを備えている。
なお、傾斜部2dが延びる方向は、傾斜方向D4といい、傾斜方向D4と直交する方向は、垂直方向D5という。また、各図において、傾斜方向D4の矢印方向は、傾斜方向D4の下方といい、その反対方向は、傾斜方向D4の上方という。また、各図において、垂直方向D5の矢印方向は、垂直方向D5の上方といい、その反対方向は、垂直方向D5の下方という。
傾斜部2dは、底部を覆うように配置される底板部7を備えている。そして、底板部7は、トラス構造2aの垂直方向D5の下端に固定されている。なお、底板部7は、トラス構造2aの垂直方向D5の下端よりも少し上方の部分に、固定されていてもよい。そして、底板部7は、例えば、油を受けるためのオイルパンとしての機能や、結露した水を受けるためのドリップパンとしての機能を有している。
また、建物は、構造体2の側方及び下方に、構造体2を側方及び下方から覆う建築体20を備えている。例えば、建築体20は、構造体2を覆う外装体20aと、外装体20aに取り付けられる建築設備20bとを備えている。なお、建築体20は、図示していない支持構造により、構造体2に支持されている。
外装体20aの構成は、特に限定されない。例えば、外装体20aとして、外装壁や外装天井を構成するパネル等が挙げられる。また、建築設備20bの構成は、特に限定されない。例えば、建築設備20bとして、照明器具、空調設備(例えば、給気口、排気口)及び消防設備(例えば、感知器、スプリンクラー)等が挙げられる。
図2及び図3に示すように、底板部7は、開口8aを有する板本体8と、開口8aを覆うように配置され、板本体8に着脱可能なカバー体9と、カバー体9を板本体8に固定させる固定体10とを備えている。これにより、カバー体9が板本体8から取り外された後に、開口8aを経由することによって、建築体20(図1参照)に対する作業(例えば、点検作業、保守作業、交換作業)を行うことができる。
即ち、建築体20に対する作業を、建築体20の内部から行うことができる。したがって、例えば、建築体20に対する作業を行うために、建築体20の外部に足場等を設置する必要がない。これにより、建築体20に対する作業を容易に行うことができる。
なお、開口8aの個数は、特に限定されない。例えば、開口8aは、板本体8に一つ設けられている、という構成でもよく、また、例えば、開口8aは、傾斜方向D4に複数並列するように、板本体8に設けられている、という構成でもよい。
また、開口8aの位置は、特に限定されない。例えば、開口8aは、建築設備20b(図1参照)と上下方向D3で対面する位置に設けられている、という構成でもよく、また、例えば、開口8aは、建築設備20bと垂直方向D5で対面する位置に設けられている、という構成でもよい。
また、本実施形態においては、開口8aは、長方形状に形成されているが、開口8aの形状は、特に限定されない。例えば、開口8aは、正方形状又は多角形状に形成されている、という構成でもよく、また、例えば、開口8aは、円形状又は楕円形状に形成されている、という構成でもよい。
板本体8は、開口8aを有する本体部8bと、開口8aを囲うように、本体部8bからカバー体9に向けて突出する本体突出部8cとを備えている。カバー体9は、開口8aを覆うカバー部9aと、カバー部9aから板本体8に向けて突出するカバー突出部9bとを備えている。なお、カバー体9が板本体8に取り付けられた際に、カバー部9aは、開口8aを、垂直方向D5の上方から覆っている。
本体突出部8cは、開口8aの内縁から垂直方向D5の上方に向けて突出している。また、本体突出部8cは、閉塞された無端の環状に形成されている。そして、本体突出部8cは、傾斜方向D4の上方に配置される上壁部8dと、傾斜方向D4の下方に配置される下壁部8eと、幅方向D1で対面するように配置され、端部が上壁部8dと下壁部8eとにそれぞれ連結される一対の側壁部8f,8fとを備えている。
カバー突出部9bは、カバー部9aの外縁から垂直方向D5の下方に向けて突出している。また、カバー突出部9bは、一部が開放された環状に形成されている。具体的には、カバー突出部9bは、傾斜方向D4の下方が開放された環状に形成されている。そして、カバー突出部9bは、傾斜方向D4の上方に配置される上壁部9cと、幅方向D1で対面するように配置され、端部が上壁部9cに連結される一対の側壁部9d,9dと、傾斜方向D4の下方を開放させる開放部9eとを備えている。
また、カバー体9は、固定体10に固定される被固定部9fを備えている。被固定部9fは、カバー突出部9bから外方に向けて、突出している。具体的には、被固定部9fは、カバー突出部9bの側壁部9dから幅方向D1の外方に向けて、板状に突出している。そして、被固定部9fは、孔部9gを備えており、孔部9gは、傾斜方向D4の下方が開放された開口である。
固定体10は、本実施形態においては、雌ねじ部材(例えば、蝶ネジ、ナット)としており、板本体8は、本体部8bから垂直方向D5の上方に向けて突出する雄ねじ部8hを備えている。そして、雄ねじ部8hがカバー体9の孔部9gの内部に挿入され、固定体10が雄ねじ部8hと螺合することによって、カバー体9の被固定部9fが、板本体8の本体部8bと固定体10とに挟まれる。これにより、カバー体9が板本体8に固定される。
また、板本体8は、カバー体9を止める停止部8gを備えており、カバー体9は、停止部8gに止められる被停止部9hを備えている。本実施形態においては、停止部8gは、雄ねじ部8hの外周で構成されており、被停止部9hは、孔部9gの内縁で構成されている。そして、停止部8gが被停止部9hを止めることによって、カバー体9は、板本体8に対して位置決めされている。
これにより、図4及び図5に示すように、本体突出部8cは、カバー部9a及びカバー突出部9bから離れている。これにより、板本体8が振動で揺れた際に、本体突出部8cとカバー突出部9bとが繰り返して衝突し合うことを抑制することができる。したがって、衝突音が発生することを抑制することができるため、構造体2で騒音が発生することを抑制することができる
本実施形態に係るマンコンベヤ1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る構造体2の機能について、図4及び図5を参照しながら説明する。
床板部7には、例えば、走行部3a(図1参照)に供給された油が垂れてきたり、例えば、構造体2の内部で結露した水が垂れてきたりする。そして、斯かる液体(油、水)は、板本体8の本体部8bの上を流れる。それに対して、本体突出部8cが、開口8aを囲うように環状に形成されている。
しかも、カバー突出部9bは、本体突出部8cの外方に配置されている。具体的には、カバー突出部9bの上壁部9cは、本体突出部8cの上壁部8dよりも、傾斜方向D4の上方に配置され、カバー突出部9bの側壁部9dは、本体突出部8cの側壁部8fよりも、幅方向D1の外方に配置されている。そして、上壁部8d,9c同士は、傾斜方向D4視において、重なっており、側壁部8f,9d同士は、幅方向D1視において、重なっている。
これにより、本体部8bの上を流れる液体(油、水)は、カバー突出部9bで止められるため、液体が開口8aから構造体2の外部に漏れることを抑制することができる。なお、カバー突出部9bは開放部9eを備えているが、液体が傾斜方向D4の上方に向けて流れることは無いため、液体が開放部9eを通過することはない。
また、万が一、液体がカバー突出部9bを通過して本体突出部8cまで到達したとしても、本体突出部8cが、閉塞された無端の環状に形成されているため、液体が開口8aから構造体2の外部に漏れることを確実に抑制することができる。したがって、液体が建築体20(図1参照)に到達することを抑制することができる。
次に、本実施形態に係るカバー体9の板本体8への取り付け方法について、図6及び図7を参照しながら説明する。
図6に示すように、カバー体9においては、カバー突出部9bの傾斜方向D4の下方は、開放部9eにより、開放されており、また、被固定部9fの孔部9gの傾斜方向D4の下方は、開放されている。これにより、カバー体9が板本体8の上をスライドされることによって、図7に示すように、本体突出部8cがカバー突出部9bの内部に入れられると共に、雄ねじ部8hが孔部9gの内部に入れられる。
そして、板本体8の停止部8gがカバー体9の被停止部9hを幅方向D1及び傾斜方向D4で止めることによって、カバー体9は、板本体8に対して位置決めされる。その後、固定体10が雄ねじ部8hと螺合することによって、カバー体9が板本体8に固定される。このように、カバー体9を板本体8に取り付ける作業が容易である。
なお、カバー体9を板本体8から取り外す方法は、上述の取り付け方法と反対の手順で行えばよい。具体的には、固定体10を雄ねじ部8hに対して緩めて、カバー体9を板本体8の上をスライドさせることによって、カバー体9を板本体8から取り外すことができる。また、構造体2は、傾斜部2dだけでなく、端部2cにも、上述したような開口8aを有する底板部7を備えていてもよい。
以上より、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、人を搬送する搬送部3と、前記搬送部3を支持する前記の構造体2と、を備える。
そして、本実施形態に係るマンコンベヤ1の構造体2は、上下階の間に掛け渡されるマンコンベヤ1の構造体2であって、水平方向D1,D2に対して傾斜する傾斜部2dを備え、前記傾斜部2dは、底部を覆うように配置される底板部7を備え、前記底板部7は、少なくとも一つの開口8aを有する板本体8と、前記開口8aを覆うように配置され、前記板本体8に着脱可能なカバー体9と、を備える。
斯かる構成によれば、カバー体9が板本体8から取り外されることによって、傾斜部2dの板本体8が、開口8aで開放される。これにより、開口8aを経由することによって、傾斜部2dを下方から覆う建築体20に対する作業を、建築体20の内部から行うことができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1の構造体2においては、前記板本体8は、前記開口8aを囲うように、前記カバー体9に向けて突出する環状の本体突出部8cを備え、前記カバー体9は、前記板本体8に向けて突出し且つ前記本体突出部8cの外方に配置されるカバー突出部9bを備え、前記カバー突出部9bは、一部が開放された環状に形成される、という構成である。
斯かる構成によれば、本体突出部8cが、開口8aを囲うように環状に形成されているため、板本体8の上を流れる液体(例えば、油、水)は、本体突出部8cに止められる。また、カバー突出部9bの一部が開放されているため、本体突出部8cは、カバー突出部9bの開放された部分から、カバー突出部9bの内部と外部との間を出し入れされる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1の構造体2においては、前記カバー突出部9bは、下方が開放された環状に形成される、という構成である。
斯かる構成によれば、傾斜部2dが水平方向D1,D2に対して傾斜しているため、液体が傾斜方向D4を上方から下方に向けて流れることに対して、カバー突出部9bの下方が、開放されている。これにより、液体がカバー突出部9bの下方を通過することがなく、しかも、本体突出部8cは、カバー突出部9bの下方から、カバー突出部9bの内部と外部との間を出し入れされる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1の構造体2は、前記本体突出部8cと前記カバー突出部9bとが離れるように、前記カバー体9を止める停止部8gを備える、という構成である。
斯かる構成によれば、停止部8gがカバー体9を止めることによって、カバー体9は、板本体8に対して位置決めされる。これにより、本体突出部8cとカバー突出部9bとを離すことができる。
なお、マンコンベヤ1及び構造体2は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ1及び構造体2は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)構造体2は、図8に示すように、板本体8とカバー体9との間を封止するために、板本体8とカバー体9との間に配置される封止体11を備えている、という構成でもよい。封止体11は、板本体8及びカバー体9の形状に応じて変形可能となるように、弾性又は可撓性を有している。
また、封止体11の形状及び位置は、特に限定されない。図8においては、封止体11は、環状に形成されており、本体突出部8cの先端部に嵌められている。そして、カバー体9が板本体8に取り付けられた際に、封止体11は、本体突出部8cとカバー部9aとの間に挟まれている。
(2)また、上記実施形態に係る構造体2においては、固定体10は、板本体8の雄ねじ部8hと螺合する雌ねじ部材である、という構成である。しかしながら、構造体2は、斯かる構成に限られない。例えば、図9に示すように、固定体10は、板本体8の雌ねじ部8iに螺合する雄ねじ部材(例えば、ボルト)である、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係る構造体2においては、停止部8gは、板本体8に備えれている、という構成である。しかしながら、構造体2は、斯かる構成に限られない。例えば、図9に示すように、停止部10aは、固定体10に備えれている、という構成でもよい。図9に係る停止部10aは、カバー体9の孔部9gに挿入される雄ねじ部の外周で構成されている。なお、構造体2は、停止部8g,10aを備えている、という構成が好ましいものの、停止部8g,10aを備えていない、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係る構造体2においては、カバー突出部9bは、一部が開放された環状に形成されている、という構成である。しかしながら、構造体2は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、図10に示すように、カバー突出部9bは、閉塞された無端の環状に形成されている、という構成でもよい。
図10に係るカバー突出部9bは、上壁部9cと、一対の側壁部9d,9dと、傾斜方向D4の下方に配置される下壁部9iとを備えている。なお、図10に係る被固定部9fの孔部9gは、閉塞された開口である。したがって、図10に係る底板部7においては、カバー体9が板本体8に対して垂直方向D5に変位されることによって、カバー体9を板本体8に着脱することができる。
(5)また、上記実施形態に係る構造体2においては、板本体8は、本体突出部8cを備えており、カバー体9は、カバー突出部9bを備えている、という構成である。しかしながら、構造体2は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、板本体8は、本体突出部8cを備えていない、という構成でもよい。また、例えば、カバー体9は、カバー突出部9bを備えていない、という構成でもよい。
(6)また、上記実施形態に係る構造体2においては、カバー突出部9bは、傾斜方向D4の下方が開放された環状に形成される、という構成である。しかしながら、構造体2は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、カバー突出部9bは、傾斜方向D4の上方が開放された環状に形成される、という構成でもよい。
(7)また、上記実施形態に係る構造体2においては、カバー体9が板本体8に取り付けられた際に、本体突出部8cとカバー突出部9bとが離れている、という構成である。しかしながら、構造体2は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、カバー体9が板本体8に取り付けられた際に、本体突出部8cとカバー突出部9bとが接する、という構成でもよい。
1…マンコンベヤ、1a…乗降口、2…構造体、2a…トラス構造、2b…機械室、2c…端部、2d…傾斜部、3…搬送部、3a…走行部、3b…ステップ、4…手摺部、5…駆動部、5a…回転部、5b…駆動源、6…制御部、7…底板部、8…板本体、8a…開口、8b…本体部、8c…本体突出部、8d…上壁部、8e…下壁部、8f…側壁部、8g…停止部、8h…雄ねじ部、8i…雌ねじ部、9…カバー体、9a…カバー部、9b…カバー突出部、9c…上壁部、9d…側壁部、9e…開放部、9f…被固定部、9g…孔部、9h…被停止部、9i…下壁部、10…固定体、10a…停止部、11…封止体、20…建築体、20a…外装体、20b…建築設備、D1…第1横方向(幅方向)、D2…第2横方向、D3…上下方向、D4…傾斜方向、D5…垂直方向

Claims (4)

  1. 上下階の間に掛け渡されるマンコンベヤの構造体であって、
    水平方向に対して傾斜する傾斜部を備え、
    前記傾斜部は、底部を覆うように配置される底板部を備え、
    前記底板部は、少なくとも一つの開口を有する板本体と、前記開口を覆うように配置され、前記板本体に着脱可能なカバー体と、を備え
    前記板本体は、前記開口を囲うように、前記カバー体に向けて突出する環状の本体突出部を備え、
    前記カバー体は、前記板本体に向けて突出し且つ前記本体突出部の外方に配置されるカバー突出部を備え、
    前記カバー突出部は、一部が開放された環状に形成される、マンコンベヤの構造体。
  2. 前記カバー突出部は、下方が開放された環状に形成される、請求項に記載のマンコンベヤの構造体。
  3. 前記本体突出部と前記カバー突出部とが離れるように、前記カバー体を止める停止部を備える、請求項1又は2に記載のマンコンベヤの構造体。
  4. 人を搬送する搬送部と、
    前記搬送部を支持する請求項1〜の何れか1項に記載の構造体と、を備えるマンコンベヤ。
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