JP6766608B2 - 建設機械のバックストップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブームを有する建設機械において、当該ブームの後方への転倒を防止するための建設機械のバックストップ装置に関する。
ブームを有する建設機械、例えば、移動式クレーンなどは、旋回体にブームが起伏可能に軸支されている。クレーン作業では、ブームを旋回させることにより自機を中心とした周囲全方向での作業が可能となり、ブームを起立・倒伏させることにより、高所作業も遠方作業も可能なる。こうして、立体空間内での荷役作業が可能となる。ブームを起立させると、ブームにはそれ自体を圧縮する力が大きく作用し、これに風力や旋回慣性力等が加わることで、ブームを横に曲げようとする横曲げモーメントが大きくなって、横たわみが発生する。また、ブームには、横たわみ以外にねじれも生じることがある。つまり、ブームは、横たわみやねじれなどによって形状が変化する。
このようなブームの形状の変化を抑制するため、主ブームの長手方向に対して交差して横方向に延びる横マストを主ブームに取り付け、横マストの両端とブームの先端に設けられたシーブとの間に緊張ロープを張設する技術が特許文献1に開示されている。
特開2012−51713号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、主ブームに横マスト、シーブ、緊張ロープなど多くの部材を取り付け調整する必要があり、設備が大掛かりになって非常にコストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、簡単な構成で且つコストの上昇を抑制しつつブームの形状の変化を抑制することが可能な建設機械のバックストップ装置を提供することである。
本発明の建設機械のバックストップ装置は、旋回体に起伏可能に軸支されたブームの背面と前記旋回体との間に設けられ、前記ブームの後方への転倒を防止するために前記ブームを前方に押す推力を発生する手段としての油圧シリンダをそれぞれ有する一対のバックストップと、前記各油圧シリンダに圧油を供給する供給装置とを有する建設機械のバックストップ装置において、前記一対のバックストップは、一端が前記旋回体に取り付けられており、他端が前記ブームに取り付けられており、前記ブームの形状の変化状態を検知するための検知手段と、前記検知手段によって検知された前記ブームの形状の変化状態によって加えられる押圧力が大きい一方の前記バックストップの前記油圧シリンダの推力を、他方の前記バックストップの前記油圧シリンダの推力よりも大きくするように前記供給装置を制御する制御装置とを備え、前記検知手段は、前記一対のバックストップの前記油圧シリンダのストローク値をそれぞれ検知する一対のストロークセンサを有し、前記制御装置は、前記一対のストロークセンサから出力されたストローク値の小さい一方の前記バックストップの前記油圧シリンダのストローク値を大きくするように、前記供給装置を制御する
これによると、ブームに横たわみ又はねじれなどが生じて形状が変化しても、当該ブームの形状の変化状態によって加えられる押圧力の大きい一方のバックストップの油圧シリンダの推力を、他方のバックストップの油圧シリンダの推力よりも大きくすることで、当該一方のバックストップに加えられる押圧力に抗することが可能となり、ブームの形状の変化を小さくすることが可能となる。このため、ブームの形状の変化を抑制するための大掛かりな設備をブームなどに設ける必要がなくなり、簡単な構成で且つコストの上昇を抑制しつつブームの形状の変化を抑制することが可能となる。また、ブームの形状の変化状態によって油圧シリンダの内圧よりも大きな押圧力がバックストップの油圧シリンダに加えられると、油圧シリンダのストロークが縮む。このようにストローク値の小さい一方のバックストップの油圧シリンダには他方のバックストップの油圧シリンダよりも大きな押圧力が加えられている。このストローク値の小さい油圧シリンダのストローク値を大きくするように、供給装置を制御することで、一方のバックストップに加えられる押圧力に抗することが可能となり、簡単な構成で、ブームの形状の変化を効果的に小さくすることが可能となる。
本発明において、前記検知手段は、横たわみ又はねじれによる前記ブームの形状の変化状態を検知することが好ましい。これにより、横たわみ又はねじれによるブームの形状の変化状態を検知することが可能となる。
また、本発明において、前記制御装置は、前記一方のバックストップの前記油圧シリンダのストローク値の、他方の前記バックストップの前記油圧シリンダのストローク値に対する差が所定範囲に収まるように、前記供給装置を制御することが好ましい。これにより、簡単な制御でブームの形状の変化を効果的に小さくすることが可能となる。
本発明の建設機械のバックストップ装置によると、ブームに横たわみ又はねじれなどが生じて形状が変化しても、当該ブームの形状の変化状態によって加えられる押圧力の大きい一方のバックストップの油圧シリンダの推力を、他方のバックストップの油圧シリンダの推力よりも大きくすることで、当該一方のバックストップに加えられる押圧力に抗することが可能となり、ブームの形状の変化を小さくすることが可能となる。このため、ブームの形状の変化を抑制するための大掛かりな設備をブームなどに設ける必要がなくなり、簡単な構成で且つコストの上昇を抑制しつつブームの形状の変化を抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るバックストップ装置が採用されたクローラクレーンを示す側面図である。 図1に示すバックストップ装置の油圧制御回路を示す構成図である。 一対のバックストップと下部ブームとを後方から見たときの要部拡大図であって、(a)はブームに横たわみが生じていないときの状況図であり、(b)はブームに左方への横たわみが生じたときの状況図である。 一対のバックストップが取り付けられた下部ブームの上面図であって、(a)はブームにねじれが生じていないときの状況図であり、(b)はブームに反時計回りのねじれが生じたときの状況図である。
以下、本発明の一実施形態に係るバックストップ装置が採用されたクローラクレーン100について、図1〜図4を参照しつつ以下に説明する。
本実施形態におけるクローラクレーン100は、図1に示すように、上部旋回体2、旋回ベアリング3、下部走行体4、キャブ(運転室を画定する筐体)5、カウンタウェイト6、ブーム7及びフック8を有する。上部旋回体2は、旋回ベアリング3を介して下部走行体4に旋回可能に取り付けられている。キャブ5及びカウンタウェイト6は、上部旋回体2の前方及び後方にそれぞれ設けられている。
ブーム7は、ラチス構造であり、上部旋回体2の前部に起伏可能に軸支されている。ブーム7は、下部ブーム7aと、2つの中間ブーム7b,7cと、上部ブーム7dとを有している。なお、ブーム7は、中間ブーム7b,7cを有していなくてもよいし、中間ブーム7b,7cを1つだけ又は3つ以上有していてもよい。なお、ブーム7は、ラチス構造以外の構造から構成されていてもよい。
フック8は、ブーム7(上部ブーム7d)の先端に吊り下げられている。クローラクレーン100は、フック8によって吊り荷を吊り上げる荷役作業等を行うことができる。また、上部旋回体2には、油圧ポンプ22(図2参照)を駆動するためのエンジン9が搭載されている。油圧ポンプ22の駆動により、下部走行体4の走行、上部旋回体2の旋回、ブーム7の起伏等を実現するための各油圧モータに圧油が供給される。
また、クローラクレーン100は、図1及び図2に示すように、バックストップ装置10を有する。バックストップ装置10は、一対のバックストップ11,12と、供給装置20(図2参照)と、制御装置21(図2参照)とを有する。一対のバックストップ11,12は、ブーム7の背面と上部旋回体2との間に設けられ、ブーム7の後方への転倒を防止するためにブーム7を前方に押す推力を発生する手段としての油圧シリンダ11a,12aから構成されている。各バックストップ11,12を構成する油圧シリンダ11a,12aは同じ構成を有している。
2つの油圧シリンダ11a,12aは、図3及び図4に示すように、左右方向に互いに離隔して配置されている。より詳細には、バックストップ11を構成する油圧シリンダ11aの下端(一端)は、上部旋回体2に取り付けられ、上端(他端)は下部ブーム7aの背面(後方)側の左支柱7a1(左側端部)に取り付けられている。バックストップ12を構成する油圧シリンダ12aの下端(一端)は、上部旋回体2に取り付けられ、上端(他端)は下部ブーム7aの背面(後方)側の右支柱7a2(右側端部)に取り付けられている。これら2つの油圧シリンダ11a,12aの上端の取り付け位置は、上下及び前後方向において、いずれも同じ位置関係にある。なお、2つの油圧シリンダ11a,12aの下端の取り付け位置も、上下及び前後方向において、いずれも同じ位置関係にある。また、油圧シリンダ11a,12aは、起伏角度が所定角度以上にブーム7が起立された状態において、油圧シリンダ11a,12aの推力をブーム7に加えることが可能であれば、上端がブーム7に対して、又は下端が上部旋回体2に対して接離可能に取り付けられていてもよい。
また、油圧シリンダ11a,12aには、図2に示すように、自身のストローク値を検知するための公知のストロークセンサ11b,12bがそれぞれ設けられている。本実施形態におけるストロークセンサ11b,12bは、油圧シリンダ11a,12aのピストンに接触して配置され、ピストンの直線運動を回転運動に変えるローラと、ローラに接続され、油圧シリンダ11a,12aのストローク値を示す信号を制御装置21に出力するロータリーエンコーダ(ともに不図示)とを有している。ストロークセンサ11b,12bは、油圧シリンダ11a,12aのストローク値を検知し、制御装置21にストローク値を出力することが可能であればどのような構成であってもよく、特に限定するものではない。なお、バックストップ11,12は、油圧シリンダ11a,12aと、油圧シリンダ11a,12aの一端に設けられた緩衝装置(例えば、バネ式緩衝装置)とで構成されていてもよい。
供給装置20は、各油圧シリンダ11a,12aに圧油を供給可能な装置であり、油圧ポンプ22と、油圧配管23と、圧力制御弁24a,24bと、電磁切換弁25a,25bと、タンク26とを含む。なお、図2には、一対のバックストップ11,12のうちの一方のバックストップ11に関する油圧回路を示しているが、他方のバックストップ12も一方のバックストップ11と同様な油圧回路が構成されている。このため、バックストップ12に関する油圧回路を構成する部材のうち、共通部材である油圧ポンプ22、油圧配管23、タンク26以外の部材を、図2中にカッコ付きの符号で示す。
油圧ポンプ22は、油圧配管23を介して圧油を油圧シリンダ11a,12aに供給する。油圧ポンプ22は、圧力制御弁24a,24bの設定圧よりも大きな圧油を供給することが可能に構成されている。圧力制御弁24a,24bは、油圧シリンダ11a,12aの内圧が設定圧よりも大きい場合に、圧油をタンク26へ開放するリリーフ弁である。また、圧力制御弁24a,24bは、制御装置21によってその設定圧を変更可能な公知の圧力制御弁である。圧力制御弁24a,24bは、ブーム7の起伏角度が大きくなるほど、設定圧が大きくなるように、制御装置21によって制御される。このときの圧力制御弁24a,24bの設定圧は同じ圧力に設定される。これにより、油圧ポンプ22から圧油によって所定の設定圧で油圧シリンダ11a,12aを駆動させることが可能となる。
電磁切換弁25aは、油圧ポンプ22と油圧シリンダ11aとが連通する連通状態と、油圧ポンプ22と油圧シリンダ11aとの連通を遮断する遮断状態とを選択的にとることが可能に構成されている。電磁切換弁25bは、油圧ポンプ22と油圧シリンダ12aとが連通する連通状態と、油圧ポンプ22と油圧シリンダ12aとの連通を遮断する遮断状態とを選択的にとることが可能に構成されている。なお、図2においては、電磁切換弁25a,25bが遮断状態をとるときの状態を示している。図2中の電磁切換弁25a,25bが左方にスライドすることで、電磁切換弁25a,25bが連通状態をとることができる。
制御装置21は、判定部21aと、弁制御部21bと、ポンプ制御部21cとを有している。判定部21aは、ストロークセンサ11b,12bから出力されたストローク値を示す信号に基づいて、横たわみ又はねじれによるブーム7の形状の変化状態によって加えられる押圧力がいずれの油圧シリンダ11a,12aの方が大きいかを判定する。
ここで、横たわみによってブーム7の形状が変化した場合の油圧シリンダ11a,12aの状態について説明する。例えば、ブーム7に左方への横たわみが生じた場合、図3(a)に示す支柱7a1であって横たわみが生じていない支柱7a1が、図3(b)に示すように左側に撓む。この支柱7a1の撓み(ブーム7の形状の変化)に伴って、油圧シリンダ11aにストロークを縮めるような大きな押圧力が油圧シリンダ11aに加えられる。このときの油圧シリンダ11aの内圧が圧力制御弁24aの設定圧を越える場合、油圧シリンダ11aと圧力制御弁24aとの間の圧油が圧力制御弁24aからタンク26に開放され、油圧シリンダ11aのストロークが油圧シリンダ12aのストロークよりも長さT1だけ縮む。一方、ブーム7に右方の横たわみが生じ、油圧シリンダ12aの内圧が圧力制御弁24bの設定圧を越える場合、上述とは逆に、油圧シリンダ12aのストロークが油圧シリンダ11aのストロークよりも縮む。このように、ストロークセンサ11b,12bは、ブーム7の形状の変化状態を検知するための検知手段を構成している。
また、ねじれによってブーム7の形状が変化した場合の油圧シリンダ11a,12aの状態について説明する。例えば、ブーム7の先端側に、ブーム7の長手方向に沿う中心軸に対して回転する方向の力が作用することで、支柱7a1が図4(a)に示す位置から図4(b)に示す位置へと変位するようなねじれがブーム7に生じた場合、支柱7a1の変位(ブーム7の形状の変化)に伴って、油圧シリンダ11aにストロークを縮めるような大きな押圧力が加えられる。このときの油圧シリンダ11aの内圧が圧力制御弁24aの設定圧を越える場合、油圧シリンダ11aと圧力制御弁24aとの間の圧油が圧力制御弁24aからタンク26に開放され、油圧シリンダ11aのストロークが油圧シリンダ12aのストロークよりも長さT2だけ縮む。一方、支柱7a2が油圧シリンダ12aを押圧するように変位するねじれがブーム7に生じ、油圧シリンダ11aの内圧が圧力制御弁24aの設定圧を越える場合、上述とは逆に、油圧シリンダ12aのストロークが油圧シリンダ11aのストロークよりも縮む。
このような油圧シリンダ11a,12aのストローク値を示す信号が各ストロークセンサ11b,12bから制御装置21に出力されることにより、横たわみ又はねじれによるブーム7の形状の変化状態を検知することが可能となり、判定部21aがブーム7の形状の変化状態によって加えられる押圧力がいずれの油圧シリンダ11a,12aの方が大きいかを判定可能となる。つまり、ストローク値が小さい方の油圧シリンダに、横たわみ又はねじれによるブーム7の形状の変化状態によって大きな押圧力が加えられていると、判定部21aが判定する。なお、ブーム7に横たわみ又はねじれによる形状の変化が生じていない場合は、油圧シリンダ11a,12aのストローク値がほぼ同じになっており、横たわみ又はねじれによってブーム7の形状に変化が生じることで油圧シリンダ11a,12aのストローク値に所定範囲を超えるような大きな差が生じ、これに基づいてブーム7に横たわみ又はねじれによる形状の変化が生じていることが検知可能となる。ここでいう所定範囲とは、許容範囲内の横たわみ又はねじれによってブーム7の形状に変化が生じたときの油圧シリンダ11a,12aのストローク値の差よりも小さいストローク値の差を示す範囲である。
弁制御部21bは、ブーム7の起伏角度が大きくなるほど、圧力制御弁24a,24bの設定圧が大きくなるように、圧力制御弁24a,24bを制御する。また、弁制御部21bは、横たわみ又はねじれによってブーム7の形状に変化が生じている場合、圧力制御弁24a,24bの設定圧を、現状の設定圧よりも高い設定圧に変更するように、圧力制御弁24a,24bを制御する。また、弁制御部21bは、連通状態と遮断状態とを選択的にとるように、電磁切換弁25a,25bを制御する。ポンプ制御部21cは、油圧シリンダ11a,12aに圧油を供給するように、油圧ポンプ22を制御する。
続いて、横たわみによってブーム7の形状に変化が生じたときの動作について、以下に説明する。なお、ブーム7が所定の起伏角度に起立され、圧力制御弁24a,24bの設定圧が所定の設定圧P1に設定された状態とする。このとき、電磁切換弁25a,25bは遮断状態とされている。
この状態のブーム7に横たわみが生じて形状が変化すると、判定部21aがストロークセンサ11b,12bから出力されたストローク値より、ブーム7の形状の変化状態によって加えられる押圧力がいずれの油圧シリンダ11a,12aの方が大きいかを判定する。判定部21aは、ブーム7に左方への横たわみが生じている場合、油圧シリンダ11aへの押圧力の方が大きいと判定し、ブーム7に右方への横たわみが生じている場合、油圧シリンダ12aへの押圧力の方が大きいと判定する。以下、ブーム7に左方への横たわみが生じているとして、説明する。また、このとき、両油圧シリンダ11a,12aのストローク値の差は、所定範囲よりも大きい状態である。
なお、ブーム7に右方への横たわみが生じて形状が変化している場合は、ブーム7に左方への横たわみが生じて形状が変化している場合に行われる油圧シリンダ11a、圧力制御弁24a、電磁切換弁25aに対する制御が、油圧シリンダ12a、圧力制御弁24b、電磁切換弁25bに対する制御へと入れ替わるだけであるため、詳細の説明は省略する。
弁制御部21bは、ブーム7に左方への横たわみが生じて形状が変化している場合、圧力制御弁24aの設定圧P1から当該設定圧P1よりも高い設定圧P2に上昇させるように、圧力制御弁24aを制御する。このとき、電磁切換弁25aは遮断状態をとっている。次に、弁制御部21bは、電磁切換弁25aが連通状態をとるように、電磁切換弁25aを制御する。このとき、ポンプ制御部21cが、油圧シリンダ11aに圧油を供給するように、油圧ポンプ22を制御する。これにより、油圧シリンダ11aに設定圧P2までの圧油を供給することが可能となり、横たわみによるブーム7の形状の変化状態によって加えられた押圧力に抗するように、油圧シリンダ11aの内圧を大きくすることができる。つまり、油圧シリンダ11aの推力が油圧シリンダ12aの推力よりも大きくなる。こうして、油圧シリンダ11aの縮んだストロークを戻すことが可能となる。
制御装置21は、一方の油圧シリンダ11aのストローク値の、他方の油圧シリンダ12aのストローク値に対する差が所定範囲に収まるように、供給装置20を制御する。本実施形態においては、油圧シリンダ11aのストローク値と油圧シリンダ12aのストローク値とが同じになるように、供給装置20を制御する。なお、油圧シリンダ11aに設定圧P2までの圧油を供給しても油圧シリンダ11aのストロークが戻らない場合、弁制御部21bは、圧力制御弁24aの設定圧を設定圧P2よりも大きな設定圧P3に上昇させるように、圧力制御弁24aを制御する。つまり、圧力制御弁24aの設定圧を上昇させて、油圧シリンダ11aのストローク値が油圧シリンダ12aのストローク値と同じになるように、供給装置20を制御する。
このように、油圧シリンダ12aよりもストローク値の小さい油圧シリンダ11aのストローク値を大きくするように、供給装置20を制御することで、横たわみによるブーム7の形状の変化状態によってバックストップ11に加えられる押圧力に抗することが可能となり、ブーム7の形状の変化を効果的に小さくすることが可能となる。
次に、弁制御部21bは、ストロークセンサ11b,12bから出力されたストローク値が同じになったとき(油圧シリンダ11a,12aのストロークの差が所定範囲内のとき)、電磁切換弁25aを遮断状態に制御し、油圧シリンダ11aのストロークが短くならないように保持する。
この後、ストロークセンサ11b,12bから出力されたストローク値より、油圧シリンダ12aのストローク値が油圧シリンダ11aのストローク値よりも小さくなると、ブーム7に生じている左方への横たわみが小さく又は解消されている状態となる。このため、弁制御部21bは、当該タイミングで、圧力制御弁24aの設定圧P2(又はP3)を設定圧P1に戻すように、圧力制御弁24aを制御する。これにより、油圧シリンダ11aの内圧も設定圧P1まで低下し、油圧シリンダ11a,12aの内圧が等しくなる。ブーム7に生じている横たわみが解消されている場合は、両油圧シリンダ11a,12aのストローク値も等しくなる。こうして、横たわみによってブーム7の形状に変化が生じたときの動作が終了する。
続いて、ねじれによってブーム7の形状に変化が生じたときの動作について、以下に説明する。なお、ブーム7が所定の起伏角度に起立され、圧力制御弁24a,24bの設定圧が所定の設定圧P1に設定された状態とする。このとき、電磁切換弁25a,25bは遮断状態とされている。
この状態のブーム7にねじれが生じて形状が変化すると、判定部21aがストロークセンサ11b,12bから出力されたストローク値より、ブーム7の形状の変化状態によって加えられる押圧力がいずれの油圧シリンダ11a,12aの方が大きいかを判定する。以下、油圧シリンダ11aへ大きな押圧力が生じるねじれがブーム7に生じているとして、説明する。また、このとき、両油圧シリンダ11a,12aのストローク値の差は、所定範囲よりも大きい状態である。
なお、油圧シリンダ12aへ大きな押圧力が生じるねじれがブーム7に生じて形状が変化している場合は、油圧シリンダ11aへ大きな押圧力が生じるねじれがブーム7に生じて形状が変化している場合に行われる油圧シリンダ11a、圧力制御弁24a、電磁切換弁25aに対する制御が、油圧シリンダ12a、圧力制御弁24b、電磁切換弁25bに対する制御へと入れ替わるだけであるため、詳細の説明は省略する。
ブーム7にねじれが生じて形状が変化している場合も、ブーム7に横たわみが生じて形状が変化しているときと同様な制御が行われる。つまり、弁制御部21bは、油圧シリンダ11aへ大きな押圧力が生じるねじれがブーム7に生じて形状が変化している場合、圧力制御弁24aの設定圧P1を設定圧P2に上昇させるように、圧力制御弁24aを制御する。このとき、電磁切換弁25aは遮断状態をとっている。次に、弁制御部21bは、電磁切換弁25aが連通状態をとるように、電磁切換弁25aを制御する。このとき、ポンプ制御部21cが、油圧シリンダ11aに圧油を供給するように、油圧ポンプ22を制御する。これにより、油圧シリンダ11aに設定圧P2までの圧油を供給することが可能となり、ねじれによるブーム7の形状の変化状態によって加えられた押圧力に抗するように、油圧シリンダ11aの内圧を大きくすることができる。つまり、油圧シリンダ11aの推力が油圧シリンダ12aの推力よりも大きくなる。こうして、油圧シリンダ11aの縮んだストロークを戻すことが可能となる。
制御装置21は、一方の油圧シリンダ11aのストローク値の、他方の油圧シリンダ12aのストローク値に対する差が所定範囲に収まるように、供給装置20を制御する。本実施形態においては、油圧シリンダ11aのストローク値と油圧シリンダ12aのストローク値とが同じになるように、供給装置20を制御する。なお、油圧シリンダ11aに設定圧P2までの圧油を供給しても油圧シリンダ11aのストロークが戻らない場合、上述と同様に、圧力制御弁24aの設定圧をさらに上昇させて、油圧シリンダ11aのストローク値が油圧シリンダ12aのストローク値と同じになるように、供給装置20を制御する。
このように、油圧シリンダ12aよりもストローク値の小さい油圧シリンダ11aのストローク値を大きくするように、供給装置20を制御することで、ねじれによるブーム7の形状の変化状態によってバックストップ11に加えられる押圧力に抗することが可能となり、ブーム7の形状の変化を効果的に小さくすることが可能となる。
次に、弁制御部21bは、ストロークセンサ11b,12bから出力されたストローク値が同じになったとき(油圧シリンダ11a,12aのストロークの差が所定範囲内のとき)、電磁切換弁25aを遮断状態に制御し、油圧シリンダ11aのストロークが短くならないように保持する。
この後、ストロークセンサ11b,12bから出力されたストローク値より、油圧シリンダ12aのストローク値が油圧シリンダ11aのストローク値よりも小さくなると、ブーム7に生じているねじれが小さく又は解消されていることになる。このため、弁制御部21bは、当該タイミングで、圧力制御弁24aの設定圧P2を設定圧P1に戻すように、圧力制御弁24aを制御する。これにより、油圧シリンダ11aの内圧も設定圧P1まで低下し、油圧シリンダ11a,12aの内圧が等しくなる。ブーム7に生じているねじれが解消されている場合は両油圧シリンダ11a,12aのストローク値も等しくなる。こうして、ねじれによってブーム7の形状に変化が生じたときの動作が終了する。
以上のように、クローラクレーン100のバックストップ装置10によると、ブーム7に横たわみ又はねじれが生じて形状が変化しても、当該ブーム7の形状の変化状態によって加えられる押圧力の大きい一方のバックストップ11(又は12)の油圧シリンダ11a(又は12a)の推力を、他方のバックストップ12(又は11)の油圧シリンダ12a(又は11a)の推力よりも大きくすることで、当該一方のバックストップ11(又は12)に加えられる押圧力に抗することが可能となり、ブーム7の形状の変化を小さくすることが可能となる。このため、ブーム7の形状の変化を抑制するための大掛かりな設備をブーム7などに設ける必要がなくなり、簡単な構成で且つコストの上昇を抑制しつつブーム7の形状の変化を抑制することが可能となる。
また、ブーム7の形状の変化状態によって一方の油圧シリンダ11a(又は12a)の内圧よりも大きな押圧力がバックストップ11(又は12)の油圧シリンダ11a(又は12a)aに加えられると、油圧シリンダ11a(又は12a)のストロークが縮む。このようにストローク値の小さい一方のバックストップ11(又は12)の油圧シリンダ11a(又は12a)には他方のバックストップ12(又は11)の油圧シリンダ12a(11a)よりも大きな押圧力が加えられている。このストローク値の小さい油圧シリンダのストローク値を大きくするように、供給装置20を制御することで、一方のバックストップ11(又は12)に加えられる押圧力に抗することが可能となり、簡単な構成で、ブーム7の形状の変化を効果的に小さくすることが可能となる。
また、制御装置21は、一方のバックストップ11(12)の油圧シリンダ11a(又は12a)のストローク値の、他方のバックストップ12(又は11)の油圧シリンダ12a(又は11a)のストローク値に対する差が所定範囲に収まるように、供給装置20を制御する。これにより、簡単な制御でブーム7の形状の変化を効果的に小さくすることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。上述の実施形態においては、横たわみ又はねじれによってブーム7の形状に変化が生じた場合、ストロークセンサ11b,12bからのストローク値により、いずれのバックストップ11,12の方が加えられる押圧力が大きいかを判定していたが、検知手段として、例えば、ブーム7の左右の端部にそれぞれ歪みゲージを取り付けて、これら歪みゲージからの出力値により、ブーム7の形状の変化状態によって加えられる押圧力がいずれのバックストップ11,12の方が大きいかを判定してもよい。つまり、ブーム7に取り付けられた歪みゲージからの出力値により、ブーム7の左端部の方が右端部よりも歪みが大きい場合、油圧シリンダ11aに加えられる押圧力が大きいと判定し、ブーム7の右端部の方が左端部よりも歪みが大きい場合、油圧シリンダ12aに加えられる押圧力が大きいと判定すればよい。このような検知手段においても、上述の実施形態と同様な効果を得ることができる。なお、検知手段としては、横たわみ及びねじれ以外によるブーム7の形状の変化状態を検知することが可能であってもよく、ブーム7の形状の変化状態を検知することが可能であればよく、ブームの形状の変化状態によって加えられる押圧力がいずれのバックストップ11,12の方が大きいかを判定することができれば、どのような構成であってもよい。
また、制御装置21は、ストロークセンサ11b,12bからのストローク値によりブーム7の形状に変化が生じていると、押圧力が加えられた一方のバックストップ11(又は12)の油圧シリンダ11a(又は12a)のストローク値が、他方のバックストップ12(又は11)の油圧シリンダ12a(又は11a)のストローク値と同じになるように、供給装置20を制御しているが、一方のバックストップ11(又は12)の油圧シリンダ11a(又は12a)のストローク値の、他方のバックストップ12(又は11)の油圧シリンダ12a(又は11a)のストローク値に対する差が所定範囲に収まるように、供給装置20が制御されておればよい。つまり、一対のバックストップ11,12の油圧シリンダ11a,12aのストローク値が所定範囲内であれば多少の差があってもよい。また、制御装置21は、ブーム7の形状の変化状態によって加えられる押圧力が大きい方のバックストップの油圧シリンダの推力を、他方のバックストップの油圧シリンダの推力よりも大きくするように供給装置20を制御すればよい。
ブームを有する建設機械であれば、クローラクレーン以外の建設機械にも本発明のバックストップ装置を採用することが可能である。
2 上部旋回体(旋回体)
7 ブーム
10 バックストップ装置
11,12 バックストップ
11a,12a 油圧シリンダ
11b,12b ストロークセンサ(検知手段)
20 供給装置
21 制御装置
100 クローラクレーン(建設機械)

Claims (3)

  1. 旋回体に起伏可能に軸支されたブームの背面と前記旋回体との間に設けられ、前記ブームの後方への転倒を防止するために前記ブームを前方に押す推力を発生する手段としての油圧シリンダをそれぞれ有する一対のバックストップと、前記各油圧シリンダに圧油を供給する供給装置とを有する建設機械のバックストップ装置において、
    前記一対のバックストップは、一端が前記旋回体に取り付けられており、他端が前記ブームに取り付けられており、
    前記ブームの形状の変化状態を検知するための検知手段と、
    前記検知手段によって検知された前記ブームの形状の変化状態によって加えられる押圧力が大きい一方の前記バックストップの前記油圧シリンダの推力を、他方の前記バックストップの前記油圧シリンダの推力よりも大きくするように前記供給装置を制御する制御装置とを備え
    前記検知手段は、前記一対のバックストップの前記油圧シリンダのストローク値をそれぞれ検知する一対のストロークセンサを有し、
    前記制御装置は、前記一対のストロークセンサから出力されたストローク値の小さい一方の前記バックストップの前記油圧シリンダのストローク値を大きくするように、前記供給装置を制御することを特徴とする建設機械のバックストップ装置。
  2. 前記検知手段は、横たわみ又はねじれによる前記ブームの形状の変化状態を検知することを特徴とする請求項1に記載の建設機械のバックストップ装置。
  3. 前記制御装置は、前記一方のバックストップの前記油圧シリンダのストローク値の、他方の前記バックストップの前記油圧シリンダのストローク値に対する差が所定範囲に収まるように、前記供給装置を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の建設機械のバックストップ装置。
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