JP6766299B2 - 収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、貯蔵室内に食品等を冷却保存する収納構造に関し、特に、収納容器および密閉用として用いることができる収納構造に関する。
従来から、特許文献1に記載された収納構造を備えた冷蔵庫100が知られている。図6を参照して、冷蔵庫100は、上段から冷蔵室101および冷凍室102を備えており、冷蔵室101の前面開口は扉103で閉鎖され、冷凍室102の前面開口は扉104で閉鎖されている。また、冷凍室102の後方には冷却室105が形成され、各貯蔵室に供給される冷気を冷却する冷却器106が冷却室105に配置されている。
冷蔵庫100では、冷却器106で冷却された冷却室105内の冷気が、冷蔵室101および冷凍室102に供給されることで、各貯蔵室の庫内温度は所定の温度帯域に保たれる。
特開2009−85545号公報
しかしながら、上記した一般的な冷蔵庫100の収納構造では、ユーザの利便性の観点から改善の余地があった。
具体的には、図6を参照して、例えばケーキなどの乾燥しやすい食品である被貯蔵物107を、その形状を保ちつつ乾燥を防ぐためには、冷蔵室101の内部にて、別途用意したカバーで被貯蔵物107を被覆することが考えられる。しかしながら、被貯蔵物107の形状や大きさに即したカバーを予め用意することは簡単では無く、冷蔵室101の内部で被貯蔵物107を適切な状態で冷却することは簡単では無かった。
更に、例えばケーキである被貯蔵物107は、冷蔵室101の内部で収納棚108の上面に載置されているが、形状が崩れやすいケーキである被貯蔵物107を、その形状を保ちつつ冷蔵室101から取り出すことは容易でないことがあった。この対処方法として、例えば、被貯蔵物107を収納棚108と共に外部に取り出すことが考えられるが、収納棚108は冷蔵室101の側壁に組み付けられており、収納棚108を取り外すことは必ずしも容易ではなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、貯蔵室に収納される被貯蔵物の乾燥を抑止しつつ、容易に取り出すことができる収納構造を提供することにある。
本発明の収納構造では、貯蔵室に対して前後方向に移動可能である支持部と、前記支持部により支持される板状の載置板と、前記載置板の上面に配置され、第1主面と第2主面を有する底面部と、前記底面部の周辺縁部から立設されて前記底面部を囲む側面部と、前記底面部に対向する開口部と、前記底面部の前記第2主面側に取り付けられた把手部と、を有する容器部と、を備え、前記側面部は、前記底面部から前記第1主面の側に向かって立設された第1側面部と、前記底面部から前記第2主面の側に向かって立設された第2側面部と、を有し、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置することで、前記容器部の内部に被貯蔵物を貯蔵し、前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置することで、前記載置板の上面に載置された前記被貯蔵物を、前記容器部で覆い、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する際には、前記第2側面部が前記載置板に当接することで、前記把手部が前記載置板から離間することを特徴とする。
本発明の収納構造では、前記載置板は、凹状平坦部と、段差形状を呈するように前記凹状平坦部の周囲に形成された延出部と、を有し、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する際には、前記第2側面部が前記延出部に当接することで、前記把手部が前記凹状平坦部から離間し、前記延出部の下方に形成される段差部分に、スライドレールと摺動する部分の前記支持部が配置されることを特徴とする。
更に本発明の収納構造は、前記容器部の前記底面部よりも小さく形成された金属板を更に備え、前記金属板は、前記容器部の前記底面部または前記載置板の上面に配置されることを特徴とする。
更に本発明の収納構造は、前記載置板の上面には、前記容器部の位置を規定するための位置決め部が形成され、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記底面部側の端部が、前記位置決め部に当接し、前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記開口部側の端部が、前記位置決め部に当接することを特徴とする。
更に本発明の収納構造は、前記容器部の前記側面部は、前記底面部から前記開口部に向かって徐々に広がるように傾斜しており、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記底面部側の端部が、前記位置決め部に内側から当接し、前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記開口部側の端部が、前記位置決め部に外側から当接することを特徴とする。
本発明の収納構造では、貯蔵室に対して前後方向に移動可能である支持部と、前記支持部により支持される板状の載置板と、前記載置板の上面に配置され、第1主面と第2主面を有する底面部と、前記底面部の周辺縁部から立設されて前記底面部を囲む側面部と、前記底面部に対向する開口部と、前記底面部の前記第2主面側に取り付けられた把手部と、を有する容器部と、を備え、前記側面部は、前記底面部から前記第1主面の側に向かって立設された第1側面部と、前記底面部から前記第2主面の側に向かって立設された第2側面部と、を有し、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置することで、前記容器部の内部に被貯蔵物を貯蔵し、前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置することで、前記載置板の上面に載置された前記被貯蔵物を、前記容器部で覆い、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する際には、前記第2側面部が前記載置板に当接することで、前記把手部が前記載置板から離間することを特徴とする。従って、容器部を、底面部を下方にして載置板に載置することで、その内部に食材等を収納することができる。更に、底面部を上方にして容器部を載置板に載置することで、載置板の上面に載置されたケーキなどの食品を、容器部で密閉することができる。即ち、容器部を反転させることで、収納容器を収納容器および密閉容器として使用することができる。
本発明の収納構造では、前記載置板は、凹状平坦部と、段差形状を呈するように前記凹状平坦部の周囲に形成された延出部と、を有し、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する際には、前記第2側面部が前記延出部に当接することで、前記把手部が前記凹状平坦部から離間し、前記延出部の下方に形成される段差部分に、スライドレールと摺動する部分の前記支持部が配置されることを特徴とする。
更に本発明の収納構造は、前記容器部の前記底面部よりも小さく形成された金属板を更に備え、前記金属板は、前記容器部の前記底面部または前記載置板の上面に配置されることを特徴とする。従って、金属板の上面に食品等の被貯蔵物を載置することで、金属板を熱が伝導して被貯蔵物が冷却されるようになり、被貯蔵物を早期に冷却することが出来る。
更に本発明の収納構造は、前記載置板の上面には、前記容器部の位置を規定するための位置決め部が形成され、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記底面部側の端部が、前記位置決め部に当接し、前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記開口部側の端部が、前記位置決め部に当接することを特徴とする。従って、底面部を下方にして容器部を載置する場合でも、底面部を上方にして容器部を載置する場合でも、載置板上に於ける容器部の位置を、位置決め部で規定することができる。
更に本発明の収納構造は、前記容器部の前記側面部は、前記底面部から前記開口部に向かって徐々に広がるように傾斜しており、前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記底面部側の端部が、前記位置決め部に内側から当接し、前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記開口部側の端部が、前記位置決め部に外側から当接することを特徴とする。従って、底面部を下方にして容器部を載置する場合には、内側から側面部を位置決め部に当接させ、底面部を上方にして容器部を載置する場合には、外側から側面部を位置決め部に当接させる。このことにより、側面部が傾斜している容器部を、反転させて載置板の上面に載置しても、同一の位置決め部を用いて載置板の所定の位置に載置することができる。
本発明の実施形態に係る収納構造を備えた冷蔵庫を示す側面断面図である。 本発明の実施形態に係る収納構造を備えた冷蔵庫を示す図であり、可動容器を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る収納構造を備えた冷蔵庫を示す図であり、可動容器を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る収納構造を備えた冷蔵庫を示す図であり、(A)は容器部を収納容器として用いる場合を示す断面図であり、(B)はその分解断面図である。 本発明の実施形態に係る収納構造を備えた冷蔵庫を示す図であり、(A)は容器部を密閉容器として用いる場合を示す断面図であり、(B)はその分解断面図である。 背景技術に係る冷蔵庫を示す側面断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る収納構造を備えた冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、上下前後左右の各方向を適宜用いるが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右を示す。
図1は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10の概略構造を示す斜視図である。
冷蔵庫10は、冷蔵庫本体11を備え、この冷蔵庫本体11の内部に食品等を貯蔵する複数の貯蔵室が形成されている。この貯蔵室として、上段から、冷凍室12および冷蔵室13が形成されている。
冷蔵庫本体11の前面は開口しており、各貯蔵室に対応した開口は、各々扉14等で閉鎖されている。具体的には、上段から、冷凍室12の開口は扉14で閉鎖され、冷蔵室13の開口は扉15で閉鎖されている。
扉14は、冷凍室12の開口を前方から閉鎖し、例えば、右端の上下端部が回転自在に冷蔵庫本体11により支持されている。同様に、扉15も、右端の上下端部が回転自在に冷蔵庫本体11により支持されている。
上段の冷凍室12の奥側には冷却室21が区画形成され、その冷却室21の内部には冷却器20が配設される。冷却器20で冷却された冷却室21内部の冷気が、図示しない送風機で冷凍室12および冷蔵室13に送風されることで、冷凍室12および冷蔵室13は所定の温度帯域に冷却される。
冷凍室12には板状の収納棚33が配置され、収納棚33の上面には図示しない食品等の被貯蔵物が載置される。収納棚33は、使用状況下にて収納棚33が冷蔵庫本体11から容易に外れないように、冷凍室12の内壁側面に組み付けられている。従って、収納棚33は、単に前方に引き出されるだけでは取り外すことはできない。収納棚33を冷蔵庫本体11から取り外すためには、例えば、収納棚33の前端部を一旦上方に持ち上げてから、収納棚33を前方に引き出す。このような組み付け構造は、冷蔵室13に配置される収納棚34に関しても同様である。
冷蔵室13の内部にも、上記と同様に、収納棚34が配置されている。また、冷蔵室13の最下段には、野菜等を収納するために収納容器37が配置されている。
本形態の冷蔵庫10では、例えばケーキなどの、乾燥しやすく且つ形状が崩れやすい被貯蔵物19を取出可能に収納するための収納構造を有している。具体的には、この収納構造として、冷蔵室13の内壁に対して摺動可能に取り付けられた支持部16と、この支持部16により支えられる載置板17および容器部18から成る可動容器24が、備えられている。また、冷蔵室13の側壁にはスライドレール38が形成されており、このスライドレール38に支持部16は引き出し可能な状態で載置されている。
支持部16は枠状に形成された部材であり、冷蔵室13の内壁に対して、前後方向に引き出し可能に組み付けられている。載置板17は、この支持部16の上面に載置される板状の部材であり、その上面には被貯蔵物19が載置される。
容器部18は、例えば透明樹脂から成る容器であり、ここでは被貯蔵物19を密閉するように、その開口を下面にして、載置板17の上面に載置されている。このように、被貯蔵物19を容器部18で密閉することで、例えばケーキである被貯蔵物19が冷蔵室13の内部で乾燥してしまうことを防止することができる。また、容易には変形しない樹脂成形品である容器部18で被貯蔵物19を覆うことで、貯蔵中や取出中に被貯蔵物19が変形してしまうことが防止される。後述するように、容器部18は、上下反転して載置板17に載置することで、被貯蔵物19が収納される収納容器として用いることができる。
上記構成により、ユーザは、被貯蔵物19を密閉した状態で、可動容器24を冷蔵室13から容易に取り出すことができる。具体的には、ユーザは、冷蔵室13を閉鎖する扉15を開き、支持部16を前方に向かって引き出す。そのようにすると、支持部16の上面に載置された可動容器24も同時に前方に引き出される。次に、ユーザは、被貯蔵物19が収納された状態の可動容器24を、支持部16から分離して取り出し、食卓まで運ぶことができる。
一般的に、被貯蔵物19が、ケーキなどの崩れやすい食品であった場合、冷蔵庫10から食卓に運ぶまでの間に、その形状が崩れる恐れがある。本形態の可動容器24は、被貯蔵物19を内蔵した状態のまま、冷蔵室13から取り出すことができるため、ユーザが接触せずに被貯蔵物19を運ぶことができる。従って、例えばケーキである被貯蔵物19を、その形状を崩すこと無く食卓まで運ぶことが可能となる。
図2を参照して、上記した可動容器24の構成を説明する。この図に示すように、載置板17および容器部18から成る可動容器24は、支持部16の上面に載置されている。このように、可動容器24と支持部16とは一体化した状態であり、ユーザが支持部16を前方に向かって引き出すと、この状態で可動容器24も同時に前方に引き出される。また、支持部16の左側面および右側面を内側に窪ませてレール部35が形成されている。このレール部35が、図1に示す冷蔵室13の側壁に形成されたスライドレール38に当接することで、支持部16が前後方向に対して移動可能な状態で支持されている。また、容器部18の上面には、部分的に上方に突出する把手部25が形成されている。把手部25は、容器部18を操作するユーザが把持する部位である。
図3の分解斜視図を参照して、上記した可動容器24の構成を詳述する。
支持部16は、可動容器24を下方から支持する合成樹脂から成る枠状の部材である。支持部16の前方側辺部分を下方に向かって窪ませて把手部26が形成されている。把手部26の上面は、前方に向かって下方に傾斜する傾斜面である。ユーザは、把手部26に手を掛けて、可動容器24全体を前方に向かって引き出すことができる。
また、支持部16の左右方向に於ける外側側面には、上方に向かって内側に傾斜する傾斜面39が形成されている。ユーザは、傾斜面39と可動容器24との隙間から指を差し入れて、載置板17の延出部29を持ち、可動容器24を取り外すことができる。また、ユーザは、可動容器24の前方部分を持って、可動容器24を支持部16から取り外すこともできる。
可動容器24は、載置板17と、載置板17の上面に載置される金属板27と、載置板17を上方から塞ぐ容器部18と、から構成されている。上記したように、可動容器24は、被貯蔵物19が収納された状態で、支持部16から取り外すことができる。
載置板17は、合成樹脂を略板状に成形した部材であり、その中央部付近を下方に向かって平坦に窪ませて凹状平坦部28が形成されている。凹状平坦部28の外面の前後方向に於ける長さL13および左右方向に於ける長さL12は、上記した支持部16の内壁の前後方向に於ける長さL10および左右方向に於ける長さL11よりも、短くされている。このようにすることで、載置板17の下方に突出する凹状平坦部28を、支持部16に収納させることができる。
また、載置板17の外周部には、周囲に向かって鍔状に延出する延出部29が形成されている。載置板17を支持部16に上方から組み付けると、載置板17の延出部29の下面が、支持部16の上面に当接する。
延出部29の上面には、上記した容器部18を位置決めするための位置決め部30が形成されている。図面では、位置決め部30を点線で示している。ここでは、載置板17の上面を上方に向かって枠状に突出させることで、位置決め部30が形成されている。位置決め部30が枠状に形成されることで、容器部18の側面部31が全面的に位置決め部30に当接するので、載置板17上に於ける容器部18の位置をより正確に規定することが出来る。位置決め部30の形状は、連続した枠形状以外の形状も採用可能であり、例えば、延出部29の四隅に離散的に位置決め部30が形成されても良い。
載置板17の凹状平坦部28の上面には、例えばアルミニウム等の金属から成る金属板27が載置される。金属板27の前後方向の長さL16および左右方向の長さL17は、凹状平坦部28の前後方向の長さL14および左右方向の長さL15よりも短い。上記した被貯蔵物19は、金属板27の上面に載置される。このようにすることで、金属板27を経由して、被貯蔵物19が放熱されるので、被貯蔵物19を早期に冷却することができる。また、金属板27は、容器部18の底面部32よりも小さく形成されている。
容器部18は、下方に開口部36を有する箱形状に成型された透明合成樹脂から成り、後述するように、被貯蔵物19の収納または密閉に用いることができる。具体的には、容器部18は、略四角形状の底面部32と、底面部32の側辺から下方に向かって立設された側面部31と、を有する。側面部31は、その大部分が底面部32の外周縁部から下方に向かって立設されていると共に、その一部分は上方にも向かって立設されている。換言すると、底面部32の外周縁部は、側面部31の中間部分と連続している。側面部31は、下方に向かって幅が広がる傾斜形状とされている。容器部18を載置板17の上面に載置すると、側面部31の下端が、載置板17の延出部29の上面に当接する。ここでは、容器部18を、底面部32を上方にして載置板17に載置することで、容器部18を密閉容器として用いる場合を示している。本形態では、後述するように、底面部32を下方にして載置板17の上面に載置することで、容器部18の内部に被貯蔵物19を収納することもできる。また、底面部32の上面には、ユーザが把持可能な形状の把手部25が接着されている。
次に、図4および図5を参照して、上記した容器部18が載置される構造を説明する。図4は、容器部18が底面部32を下方にして載置されることで収納容器として用いられる場合を示している。図5は、容器部18が底面部32を上方にして載置されることで密閉容器として用いられる場合を示している。図4および図5に示す各断面図は、図2に示したA−A断面に対応している。
図4を参照して、底面部32を下方にした容器部18を収納容器として用いる場合を説明する。図4(A)は、容器部18が載置板17の上面に載置される構造を示し、図4(B)は、容器部18を上方に離した状態を示している。
図4(A)を参照して、容器部18は、底面部32を下方にして、載置板17の上面に載置されている。この場合、側面部31の底面部32側の下端が、載置板17の延出部29の上面に当接している。このようにすることで、ユーザは、容器部18の内部に、食品等の被貯蔵物19を収納することができる。この場合には、金属板27は、容器部18の底面部32の上面に配置され、被貯蔵物19は、金属板27の上面に配置される。また、支持部16は、冷蔵庫本体の側壁40に取り付けられたスライドレール38に対して、引き出し可能に載置されている。
図4(B)に示すように、載置板17の延出部29の上面には位置決め部30が形成される。また、容器部18の側面部31は、成形時に於ける金型からの離型性を考慮して、開口部36に向かって広がる傾斜形状とされている。このことから、下端側に於ける側面部31同士の幅L18は、位置決め部30同士の距離L19よりも短くされている。
従って、図4(A)に示すように、容器部18の側面部31の下端は、位置決め部30よりも内側の領域にて、延出部29の上面に当接している。よって、容器部18の側面部31の下端は、位置決め部30に対して内側から当接するように成る。これにより、載置板17の上面に於ける容器部18の位置が規定される。
図5を参照して、底面部32を上方にした容器部18を密閉容器として用いる場合を説明する。図5(A)は、密閉容器として使用される容器部18が載置板17の上面に載置される構造を示し、図4(B)は、この状態の容器部18を上方に離した状態を示している。
図5(A)を参照して、容器部18は、底面部32を上方にして、載置板17の上面に載置されている。容器部18を、図4(A)に示す収納容器として使用される状態から、この図に示す密閉容器として使用される状態にするためには、先ず、一時的に容器部18を取り外す。次に、金属板27の上面に例えばケーキである被貯蔵物19を載置する。更に、容器部18を180度回転させることで、底面部32が上方側となるようにする。最後に、容器部18を載置板17の上面に載置することで、載置板17の上面に於かれた被貯蔵物19を、容器部18で密閉する。この状態では、側面部31の開口部36側の下端が、載置板17の延出部29の上面に当接している。また、金属板27は、容器部18から取り出され、載置板17の凹状平坦部28の上面に配置される。
図5(B)を参照して、容器部18の側面部は、開口部36に向かって広がる傾斜形状とされている。このことから、下端側に於ける側面部31同士の幅L20は、位置決め部30同士の距離L19よりも長くされている。
従って、図5(A)に示すように、容器部18の側面部31の下端は、位置決め部30よりも外側の領域にて、延出部29の上面に当接している。よって、容器部18の側面部31の下端は、位置決め部30に対して外側から当接するように成る。これにより、載置板17の上面に於ける容器部18の位置が規定される。
また、上記のように、載置板17の上面に一つの位置決め部30を形成し、容器部18を収納容器として用いる場合は、側面部31を内側から位置決め部30に当接させている。一方、容器部18を密閉容器として用いる場合は、側面部31を外側から位置決め部30に当接させている。このようにすることで、容器部18が収納容器として用いられる場合でも、密閉容器として用いられる場合でも、同一の位置決め部30で容器部18の位置を規定することができる。よって、載置板17の上面の形状を簡素化することができる。
ここで、上記では、側面部31と位置決め部30との左右方向に於ける距離の大小関係を説明したが、この関係は前後方向に関しても同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
10 冷蔵庫
11 冷蔵庫本体
12 冷凍室
13 冷蔵室
14 扉
15 扉
16 支持部
17 載置板
18 容器部
19 被貯蔵物
20 冷却器
21 冷却室
24 可動容器
25 把手部
26 把手部
27 金属板
28 凹状平坦部
29 延出部
30 位置決め部
31 側面部
32 底面部
33 収納棚
34 収納棚
35 レール部
36 開口部
37 収納容器
38 スライドレール
39 傾斜面
40 側壁
100 冷蔵庫
101 冷蔵室
102 冷凍室
103 扉
104 扉
105 冷却室
106 冷却器
107 被貯蔵物
108 収納棚

Claims (5)

  1. 貯蔵室に対して前後方向に移動可能である支持部と、
    前記支持部により支持される板状の載置板と、
    前記載置板の上面に配置され、第1主面と第2主面を有する底面部と、前記底面部の周辺縁部から立設されて前記底面部を囲む側面部と、前記底面部に対向する開口部と、前記底面部の前記第2主面側に取り付けられた把手部と、を有する容器部と、を備え、
    前記側面部は、前記底面部から前記第1主面の側に向かって立設された第1側面部と、前記底面部から前記第2主面の側に向かって立設された第2側面部と、を有し、
    前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置することで、前記容器部の内部に被貯蔵物を貯蔵し、
    前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置することで、前記載置板の上面に載置された前記被貯蔵物を、前記容器部で覆い、
    前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する際には、前記第2側面部が前記載置板に当接することで、前記把手部が前記載置板から離間することを特徴とする収納構造。
  2. 前記載置板は、凹状平坦部と、段差形状を呈するように前記凹状平坦部の周囲に形成された延出部と、を有し、
    前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する際には、前記第2側面部が前記延出部に当接することで、前記把手部が前記凹状平坦部から離間し、
    前記延出部の下方に形成される段差部分に、スライドレールと摺動する部分の前記支持部が配置されることを特徴とする請求項1に記載の収納構造。
  3. 前記容器部の前記底面部よりも小さく形成された金属板を更に備え、
    前記金属板は、前記容器部の前記底面部または前記載置板の上面に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収納構造。
  4. 前記載置板の上面には、前記容器部の位置を規定するための位置決め部が形成され、
    前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記底面部側の端部が、前記位置決め部に当接し、
    前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記開口部側の端部が、前記位置決め部に当接することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の収納構造。
  5. 前記容器部の前記側面部は、前記底面部から前記開口部に向かって徐々に広がるように傾斜しており、
    前記容器部を、前記底面部を下方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記底面部側の端部が、前記位置決め部に内側から当接し、
    前記容器部を、前記底面部を上方にして前記載置板に載置する場合は、前記側面部の前記開口部側の端部が、前記位置決め部に外側から当接することを特徴とする請求項4に記載の収納構造。
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