JP6765900B2 - フロー電池 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、フロー電池に関する。
従来、複数の電池セルを積層して形成される2以上の積層体が電気的に直列接続された電池ユニットと、正極電解液と負極電解液とを電池ユニットに循環させる循環機構とを備えるレドックスフロー電池システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−156325号公報
しかしながら、従来のレドックスフロー電池システムにおいては、正極電解液と負極電解液とを電池ユニットに循環させる際に生じる圧力損失が大きいという問題がある。
実施形態の一態様は、圧力損失を低減することができるフロー電池を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るフロー電池は、セルユニットと、気泡発生部と、気体供給部と、第一の容器とを備える。セルユニットは、正極と、負極と、電解液とを含む。気泡発生部は、前記電解液に気泡を発生させる。気体供給部は、前記気泡発生部に気体を供給する。第一の容器は、前記気体供給部から前記気泡発生部に供給される気体を溜める。
実施形態の一態様によれば、圧力損失を低減することができる。
図1は、実施形態に係るフロー電池の基本的な構成を示す図である。 図2は、実施形態に係るフロー電池の第一の構成を示す図である。 図3は、実施形態に係るフロー電池の第二の構成を示す図である。 図4Aは、実施形態に係るフロー電池の第二の構成の具体例を示す図である。 図4Bは、実施形態に係るフロー電池の第二の構成の具体例を示す図である。 図5は、実施形態に係るフロー電池の第二の構成の変形例を示す図である。 図6は、実施形態に係るフロー電池の第三の構成を示す図である。 図7は、実施形態に係るフロー電池の第四の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するフロー電池の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るフロー電池の基本的な構成を示す図である。図1に示すフロー電池100は、セルユニット10a,10bと、気泡発生部20a,20bと、気体供給部30とを備える。
セルユニット10a,10bは、フロー電池100を構成する電池の単位である。セルユニット10a,10bは、正極11a,11bと、負極12a,12bと、電解液13a,13bとを含む。
正極11a,11bは、負極12a,12bの電位よりも高い電位の電極である。正極11a,11bの材料としては、例えば、ニッケル化合物またはマンガン化合物などが挙げられる。ニッケル化合物としては、例えば、オキシ水酸化ニッケル、水酸化ニッケル、またはコバルト含有水酸化ニッケルなどが挙げられる。マンガン化合物としては、例えば、二酸化マンガンなどが挙げられる。正極11a,11bの材料は、コバルト化合物、黒鉛、カーボンブラック、または導電性樹脂などを含むものであってもよい。正極11a,11bの材料は、酸化還元電位の観点から、好ましくは、ニッケル化合物を含む。
正極11a,11bは、図示しない隔膜(セパレータ)によって被覆されたものであってもよい。隔膜は、正極11a,11bを負極12a,12bから分離すると共に、電解液13a,13bに含まれるイオンの移動を許容するように多孔質の材料で構成される。
隔膜の材料としては、例えば、隔膜が水酸化物イオン伝導性を有するように、陰イオン伝導性材料が挙げられる。陰イオン伝導性材料としては、例えば、有機ヒドロゲルのような三次元構造を有するゲル状の陰イオン伝導性材料、または固体高分子型陰イオン伝導性材料などが挙げられる。固体高分子型陰イオン伝導性材料は、例えば、ポリマーと、周期表の第1族〜第17族より選択された少なくとも一種類の元素を含有する、酸化物、水酸化物、層状複水酸化物、硫酸化合物およびリン酸化合物からなる群より選択された少なくとも一つの化合物とを含む。
隔膜は、好ましくは、水酸化物イオンよりも大きいイオン半径を備えた[Zn(OH)2−等の金属イオン錯体の透過を抑制するように緻密な材料で構成されると共に所定の厚さを有する。緻密な材料としては、例えば、アルキメデス法で算出された90%以上、より好ましくは92%以上、さらに好ましくは95%以上の相対密度を有する材料が挙げられる。所定の厚さは、例えば、10μm〜1000μm、より好ましくは100μm〜500μmである。
この場合には、充電の際に、負極12a,12bにおいて成長する亜鉛のデンドライト(針状結晶)が正極11a,11bに設けられた隔膜を貫通することを抑制することができる。その結果、負極12a,12bと正極11a,11bとの間の導通を抑制することができる。
負極12a,12bは、正極11a,11bの電位よりも低い電位の電極である。負極12a,12bの材料としては、例えば、亜鉛、ステンレス鋼または銅のような金属の板、ステンレス鋼または銅のような金属の板の表面がニッケル、スズ、または亜鉛でメッキ処理されたものなどが挙げられる。
電解液13a,13bは、イオン伝導性をもつ電解質を含む液体である。電解液13a,13bの材料としては、例えば、亜鉛種を含有するアルカリ水溶液が挙げられる。アルカリ水溶液としては、例えば、水酸化カリウム水溶液などが挙げられる。アルカリ水溶液中の亜鉛種は、[Zn(OH)2−である。電解液13a,13bとしては、例えば、水酸化カリウム水溶液に酸化亜鉛を溶解させることによって得られた酸化亜鉛の飽和水溶液を用いることができる。
ここで、酸化亜鉛の飽和水溶液は、粉末状の酸化亜鉛を含むものであってもよい。この場合には、充電の際に、負極12a,12bにおける亜鉛のデンドライト(針状結晶)の成長を抑制することができる。その結果、負極12a,12bと正極11a,11bとの間の導通を抑制することができる。
例えば、正極11a,11bの材料がオキシ水酸化ニッケルであると共に負極12a,12bの材料が亜鉛板である場合であって、かつ、電解液13a,13bが亜鉛種を含有するアルカリ水溶液である場合には、放電の際に、正極11a,11bおよび負極12a,12bにおいて、以下に示すような酸化還元反応が生じる。
正極11a,11b:NiOOH+HO+e→Ni(OH)+OH
負極12a,12b:Zn+4OH→[Zn(OH)2−+2e
一方、充電の際には、正極11a,11bおよび負極12a,12bにおいて、上記酸化還元反応の逆反応が生じる。
気泡発生部20a,20bは、電解液13a,13bに気泡を発生させる。気泡発生部20a,20bは、特に限定されないが、気泡発生部20a,20bとしては、例えば、板状の気体発生装置(バブラー)などが挙げられる。気泡発生部20a,20bは、例えば、5〜100μmの直径を有する気泡を発生させるものであってもよい。
気泡発生部20a,20bは、電解液13a,13bに接触するように、セルユニット10a,10bの内部または外部に設けられる。例えば、気泡発生部20a,20bは、電解液13a,13bに浸漬させられる。よって、気泡発生部20a,20bは、好ましくは、電解液13a,13bに対する耐薬品性を有する。電解液13a,13bに対する耐薬品性を有する気泡発生部20a,20bとしては、例えば、フッ素樹脂(ポリテトラ不ルオロエチレン(PTFE))製の気泡発生装置が挙げられる。
正極11a、負極12a、電解液13a、および気泡発生部20aは、それぞれ、正極11b、負極12b、電解液13b、および気泡発生部20bと同一のまたは異なるものであってよい。好ましくは、セルユニット10aおよびセルユニット10bが同一のまたは略同一の特性を有するように、正極11a、負極12a、電解液13a、および気泡発生部20aは、それぞれ、正極11b、負極12b、電解液13b、および気泡発生部20bと同一のものである。
気体供給部30は、気泡発生部20a,20bに気体を供給する。気体供給部30は、特に限定されないが、気体供給部30としては、例えば、ポンプまたはファンなどが挙げられる。
気体供給部30は、気泡発生部20a,20bに、好ましくは、電解液13a,13bに対して不活性な気体を供給する。不活性な気体としては、例えば、空気、窒素ガス、ヘリウムガス、ネオンガス、またはアルゴンガスなどが挙げられる。この場合には、気泡発生部20a,20bは、電解液13a,13bに不活性な気体の気泡を発生させる。それによって、セルユニット10a,10bの特性を安定化させることができる。
フロー電池100は、第一の配管41と、第二の配管42a,42bと、第三の配管43a,43bと、第四の配管44とをさらに備える。
第一の配管41は、気体供給部30の排気側に設けられる。第一の配管41は、第二の配管42a,42bに分岐される。第二の配管42a,42bは、それぞれ、気泡発生部20a,20bに接続される。
第四の配管44は、気体供給部30の吸気側に設けられる。第四の配管44は、第三の配管43a,43bに分岐される。第三の配管43a,43bは、それぞれ、セルユニット10aの内部空間とセルユニット10bの内部空間に接続される。
気体供給部30は、第一の配管41および第二の配管42a,42bを通じて、気体を排気することで、気泡発生部20a,20bに気体を供給する。気泡発生部20a,20bは、それぞれ、電解液13a,13bに気泡を発生させる。それによって、電解液13a,13bは、気泡によって流動させられる。放電または充電の際には、電解液13a,13bの流動によって、正極11a,11bおよび負極12a,12bにおける酸化還元反応が進行する。気体供給部30は、第三の配管43a,43bおよび第四の配管44を通じて、セルユニット10a,10bの内部空間における気体を排気する。
このように、フロー電池100においては、電解液13a,13bのような液体ではなく気体をセルユニット10a,10bに循環させるため、圧力損失を低減することができる。
すなわち、フロー電池100は、正極11a,11bと、負極12a,12bと、電解液13a,13bとを含むセルユニット10a,10bと、電解液13a,13bに気泡を発生させる気泡発生部20a,20bと、気泡発生部20a,20bに気体を供給する気体供給部30とを備えるため、圧力損失を低減することができる。
図1に示すフロー電池100においては、セルユニット10aを通過する気体の経路の長さは、セルユニット10bを通過する気体の経路の長さと異なる。
ここで、セルユニット10aを通過する気体の経路の長さは、概ね、気体供給部30から気泡発生部20aまでの配管の長さおよびセルユニット10aから気体供給部30までの配管の長さの総和である。同様に、セルユニット10bを通過する気体の経路の長さは、概ね、気体供給部30から気泡発生部20bまでの配管の長さおよびセルユニット10bから気体供給部30までの配管の長さの総和である。
このように、図1に示すフロー電池100においては、セルユニット10aを通過する気体の経路の長さが、セルユニット10bを通過する気体の経路の長さと異なるため、気体がセルユニット10aを通過する際の気体の圧力損失が、気体がセルユニット10bを通過する際の気体の圧力損失と異なる可能性がある。
すなわち、気体供給部30からセルユニット10aにおける気泡発生部20aへの気体の供給の状態が、気体供給部30からセルユニット10bにおける気泡発生部20bへの気体の供給の状態と異なる可能性がある。それによって、電解液13aにおける気泡の発生の状態が電解液13bにおける気泡の発生の状態と異なる可能性がある。すなわち、電解液13aの流動の状態が電解液13bの流動の状態と異なる可能性がある。その結果、セルユニット10aにおける酸化還元反応の速度が、セルユニット10bにおける酸化還元反応の速度と異なる可能性がある。それに応じて、セルユニット10aの特性とセルユニット10bの特性との間に差が生じる可能性がある。
図2は、実施形態に係るフロー電池の第一の構成を示す図である。図2に示すフロー電池101の構成要素のうち、図1に示すフロー電池100の構成要素と同一または類似の構成要素には、同一の符号を付すことによって、重複する説明を省略する。
図2に示すフロー電池101は、図1に示すフロー電池100の構成要素に加えて、第一の容器50を備える。第一の容器50は、気体供給部30から気泡発生部20a,20bに供給される気体を溜める容器である。第一の容器50の形状は、特に限定されないが、例えば、上面、下面、および四つの側面を有する直方体もしくは略直方体または立方体もしくは略立方体であってもよい。気体供給部30から供給される気体は、第一の容器50の内部に一時的に溜められる。
フロー電池101においては、第一の配管41は、気体供給部30と第一の容器50とを接続する。第二の配管42aは、第一の容器50と気泡発生部20aとを接続する。同様に、第二の配管42bは、第一の容器50と気泡発生部20bとを接続する。
第一の容器50は、吸気口51と排気口52a,52bとを有する。第一の配管41は、第一の容器50の吸気口51に接続される。第二の配管42a,42bは、それぞれ、第一の容器50の排気口52a,52bに接続される。
気体供給部30から供給される気体は、第一の配管41および第一の容器50の吸気口51を通じて第一の容器50の内部に供給される。第一の容器50の内部に供給された気体は、第一の容器50の排気口52aおよび第二の配管42aを通じて、気泡発生部20aに供給される。あるいは、第一の容器50の内部に供給された気体は、第一の容器50の排気口52bおよび第二の配管42bを通じて、気泡発生部20bに供給される。
フロー電池101においては、気体は、気体供給部30から、第一の配管41および第二の配管42a,42bのみならず第一の容器50を通じて、気泡発生部20a,20bに供給される。それによって、気体が気体供給部30から気泡発生部20a,20bに供給される際の摩擦による単位時間単位流量あたりの気体のエネルギー損失を低減することができる。すなわち、気体供給部30から気泡発生部20a,20bに供給される気体の圧力損失を低減することができる。
それに応じて、気体供給部30から気泡発生部20aに供給される気体の圧力損失と気体供給部30から気泡発生部20bに供給される気体の圧力損失との間の差を低減することができる。
それによって、電解液13aにおける気泡の発生の状態と電解液13bにおける気泡の発生の状態との間の差を低減することができる。すなわち、電解液13aの流動の状態と電解液13bの流動の状態との間の差を低減することができる。その結果、セルユニット10aにおける酸化還元反応の速度とセルユニット10bにおける酸化還元反応の速度との間の差を低減することができる。それに応じて、セルユニット10aの特性とセルユニット10bの特性との間の差を低減することができる。
このように、フロー電池101は、気体供給部30から気泡発生部20a,20bに供給される気体を溜める第一の容器50をさらに備えるため、気体供給部30から気泡発生部20a,20bに供給される気体の圧力損失および圧力損失の差を低減することができる。
すなわち、フロー電池101は、正極11a,11bと、負極12a,12bと、電解液13a,13bとを含むセルユニット10a,10bと、電解液13a,13bに気泡を発生させる気泡発生部20a,20bと、気泡発生部20a,20bに気体を供給する気体供給部30と、気体供給部30から気泡発生部20a,20bに供給される気体を溜める第一の容器50とを備えるため、気体供給部30から気泡発生部20a,20bに供給される気体の圧力損失および圧力損失の差を低減することができる。
図3は、実施形態に係るフロー電池の第二の構成を示す図である。図3に示すフロー電池102の構成要素のうち、図2に示すフロー電池101の構成要素と同一または類似の構成要素には、同一の符号を付すことによって、重複する説明を省略する。
図3に示すフロー電池102は、図2に示すフロー電池101の構成要素に加えて、第二の容器60をさらに備える。第二の容器60は、セルユニット10a,10bから排気される気体を溜める容器である。第二の容器60の形状は、特に限定されないが、例えば、上面、下面、および四つの側面を有する直方体もしくは略直方体または立方体もしくは略立方体であってもよい。セルユニット10a,10bの内部空間から排気される気体は、第二の容器60の内部に一時的に溜められる。
フロー電池102においては、第三の配管43aは、セルユニット10aの内部空間と第二の容器60とを接続する。同様に、第三の配管43bは、セルユニット10bの内部空間と第二の容器60とを接続する。第四の配管44は、第二の容器60と気体供給部30とを接続する。
第二の容器60は、吸気口61a,61bと排気口62とを有する。第三の配管43a,43bは、第二の容器60の吸気口61a,61bに接続される。第四の配管44は、第二の容器60の排気口62に接続される。
セルユニット10aの内部空間から排気される気体は、第三の配管43aおよび第二の容器60の吸気口61aを通じて第二の容器60の内部に供給される。セルユニット10bの内部空間から排気される気体は、第三の配管43bおよび第二の容器60の吸気口61bを通じて第二の容器60の内部に供給される。第二の容器60の内部に供給された気体は、第二の容器60の排気口62および第四の配管44を通じて、気体供給部30に供給される。
フロー電池102においては、気体は、セルユニット10a,10bの内部空間から、第三の配管43a,43bおよび第四の配管44のみならず第二の容器60を通じて、気体供給部30に供給される。それによって、気体がセルユニット10a,10bの内部空間から気体供給部30に供給される際の摩擦による単位時間単位流量あたりの気体のエネルギー損失を低減することができる。すなわち、セルユニット10a,10bの内部空間から気体供給部30に供給される気体の圧力損失を低減することができる。
それに応じて、セルユニット10aの内部空間から気体供給部30に供給される気体の圧力損失とセルユニット10bの内部空間から気体供給部30に供給される気体の圧力損失との間の差を低減することができる。
それによって、セルユニット10aの内部空間における気体の圧力とセルユニット10bの内部空間における気体の圧力との間の差を低減することができる。それに応じて、電解液13aに発生する気泡の状態と電解液13bに発生する気泡の状態との間の差を低減することができる。すなわち、電解液13aの流動の状態と電解液13bの流動の状態との間の差を低減することができる。その結果、セルユニット10aにおける酸化還元反応の速度とセルユニット10bにおける酸化還元反応の速度との間の差を低減することができる。それに応じて、セルユニット10aの特性とセルユニット10bの特性との間の差を低減することができる。
このように、フロー電池102は、複数のセルユニット10a,10bから排気される気体を溜める第二の容器60をさらに備えるため、セルユニット10a,10bの内部空間から気体供給部30に供給される気体の圧力損失および圧力損失の差を低減することができる。
図4Aおよび図4Bは、実施形態に係るフロー電池の第二の構成の具体例を示す図である。図4Aおよび4Bに示すフロー電池103の構成要素のうち、図3に示すフロー電池102の構成要素と同一または類似の構成要素には、同一の符号を付すことによって、重複する説明を省略する。
図4Aは、フロー電池103の正面図を示す。図4Bは、フロー電池103の側面図を示す。図4Aおよび図4Bにおいて、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む、三次元の直交座標系を示す。このような直交座標系を、後述の説明に用いる他の図面でも示すことがある。
フロー電池103は、セルユニット10a,10b,10cと、気泡発生部20a,20b,20cと、気体供給部30と、第一の容器50と、第二の容器60とを備える。セルユニット10cは、セルユニット10a,10bと同様に、正極11cと、負極12cと、電解液13cとを含む。
フロー電池103は、互いに隣接して設けられる三個のセルユニット10a,10b,10cを含む。
しかしながら、フロー電池103に含まれるセルユニットの数および配置は、特に限定されない。例えば、フロー電池103は、互いに隣接して設けられる数十個のセルユニットを含むものであってもよい。
セルユニット10a,10b,10cは、一枚の正極11a,11b,11cおよび一枚の負極12a,12b,12cを含む。
しかしながら、セルユニット10a,10b,10cにおける正極11a,11b,11cおよび負極12a,12b,12cの数および配置は、特に限定されない。例えば、セルユニット10a,10b,10cは、互いに並列に接続された複数の正極11a,11b,11cおよび複数の負極12a,12b,12cを含むものであってもよい。
気泡発生部20a,20b,20cは、一枚の正極11a,11b,11cおよび一枚の負極12a,12b,12cの間における電解液13a,13b,13cに気泡を発生させるように設けられる。
しかしながら、セルユニット10a,10b,10cに対する気泡発生部20a,20b,20cの数および配置は、特に限定されない。例えば、複数の気泡発生部20a,20b,20cが、一枚の正極11a,11b,11cおよび一枚の負極12a,12b,12cの間以外の場所における電解液13a,13b,13cに気泡を発生させるように設けられてもよい。
第一の容器50および第二の容器60は、例えば、セルユニット10a,10b,10cの内部空間の付近に配置される。
第一の容器50は、例えば、L字状の第一の配管41によって気体供給部30と接続される。第一の容器50は、例えば、L字状の第二の配管42a,42b,42cによって気泡発生部20a,20b,20cと接続される。
第二の容器60は、例えば、L字状の第二の配管43a等によってセルユニット10a,10b,10cの内部空間と接続される。第二の容器60は、例えば、L字状の第一の配管44によって気体供給部30と接続される。
フロー電池103において、気体供給部30は、好ましくは、セルユニット10a,10b,10cの上面および第一の容器50の上面よりも高い位置に設けられる。この場合には、重力の作用によって気体供給部30から第一の容器50を通じて気泡発生部20a,20b,20cに気体をより効率的に供給することができる。
気体供給部30は、より好ましくは、セルユニット10a,10b,10cの上面、第一の容器50の上面、および第二の容器60の上面よりも高い位置に設けられる。この場合には、重力の作用によって気体供給部30から第一の容器50を通じて気泡発生部20a,20b,20cに気体をより効率的に供給すると共にセルユニット10a,10b,10cの内部空間から第二の容器60を通じて気体供給部30に気体をより短い経路で供給することができる。
フロー電池103において、第一の容器50は、好ましくは、セルユニット10a,10b,10cに取り付けられる。この場合には、第一の容器50をセルユニット10a,10b,10cに対して固定することができる。それによって、フロー電池103をより容易に構成することができる。
フロー電池103において、第二の容器60は、好ましくは、セルユニット10a,10b,10cに取り付けられる。この場合には、第二の容器60を複数のセルユニット10a,10b,10cに対して固定することができる。それによって、フロー電池103をより容易に構成することができる。
フロー電池103において、第一の容器50は、好ましくは、セルユニット10a,10b,10cの上面よりも高い位置に吸気口および排気口を有する。この場合には、重力の作用によって気体供給部30から第一の容器50の吸気口および排気口を通じて気泡発生部20a,20b,20cに気体をより効率的に供給することができる。
フロー電池103において、第二の容器60は、好ましくは、セルユニット10a,10b,10cの上面よりも高い位置に吸気口および排気口を有する。この場合には、セルユニット10a,10b,10cの内部空間から第二の容器60の吸気口および排気口を通じて気体供給部30に気体をより短い経路で供給することができる。
フロー電池103において、第一の容器50は、好ましくは、第一の容器50の上面の中央に吸気口を有する。この場合には、第一の容器50の上面の中央に設けられた吸気口から供給される気体を、第一の容器50の中央から第一の容器50の端へ均等にまたは略均等に供給することができる。それに応じて、第一の容器50の中央付近に設けられたセルユニット10bにおける気泡発生部20bおよび第一の容器50の端付近に設けられたセルユニット10a,10cにおける気泡発生部20a,20cに均等にまたは略均等に気体を供給することができる。
フロー電池103において、第二の容器60は、好ましくは、第二の容器60の上面の中央に排気口を有する。この場合には、第二の容器60の上面の中央に設けられた吸気口から供給される気体を、第二の容器60の中央から第二の容器60の端へ均等にまたは略均等に供給することができる。それに応じて、第二の容器60の中央付近に設けられたセルユニット10bの内部空間および第二の容器60の端付近に設けられたセルユニット10a,10cの内部空間から均等にまたは略均等に気体を排気することができる。
フロー電池103において、第一の容器50は、好ましくは、セルユニット10a,10b,10cと対向する面に排気口を有する。この場合には、第一の容器50とセルユニット10a,10b,10cとを接続する第二の配管42a,42b,42cの長さを低減することができる。
フロー電池103において、第二の容器60は、好ましくは、セルユニット10a,10b,10cと対向する面に吸気口を有する。この場合には、第二の容器60とセルユニット10a等とを接続する第三の配管43a等の長さを低減することができる。
フロー電池103において、第二の配管42a,42b,42cの径D42a,D42b,D42cは、好ましくは、第一の配管41の径D41よりも小さい。この場合には、気体供給部30から、第一の配管41、第一の容器50、第二の配管42a,42b,42cを通じて、気泡発生部20a,20b,20cに供給される気体の流れを安定化させることができる。
フロー電池103において、第三の配管43a等の径D43a等は、好ましくは、第四の配管D44の径よりも小さい。この場合には、セルユニット10a,10b,10cの内部空間から、第三の配管43a等、第二の容器60、第四の配管44を通じて、気体供給部30に供給される気体の流れを安定化させることができる。
図5は、実施形態に係るフロー電池の第二の構成の変形例を示す図である。図5に示すフロー電池104の構成要素のうち、図4Aに示すフロー電池103の構成要素と同一または類似の構成要素には、同一の符号を付すことによって、重複する説明を省略する。
図5に示すフロー電池104においては、第一の容器50は、気泡発生部20a等の付近に配置されると共に、直線状の第二の配管42a等によって気泡発生部20a等と接続される。この場合には、第一の容器50と気泡発生部20a等を接続する第二の配管42a等の長さを低減することができる。
図5に示すフロー電池104においては、第二の容器60は、セルユニット10a等の内部空間の付近に配置されると共に、直線状の第三の配管43a等によってセルユニット10a等の内部空間と接続される。この場合には、第二の容器60とセルユニット10a等の内部空間を接続する第三の配管43a等の長さを低減することができる。
図5に示すように、第一の容器50および第二の容器60の少なくとも一方は、セルユニット10aから離れるように設けられてもよい。
直線状の第二の配管42a等によって第一の容器50をセルユニット10a等に含まれる電解液13a等に浸漬された気泡供給部20a等と接続する場合には、例えば、セルユニット10a等の枠部と第二の配管42a等との間の間隙を塞ぐようにシール剤70が設けられる。この場合には、セルユニット10a等の枠部と第二の配管42a等との間の間隙から電解液13a等が漏れることを予防することができる。シール剤70は、特に限定されないが、シール剤70としては、例えば、シリコーン系シール剤、変性シリコーン系シール剤、またはウレタン系シール剤などが挙げられる。
図6は、実施形態に係るフロー電池の第三の構成を示す図である。図6に示すフロー電池105の構成要素のうち、図4Aおよび図4Bに示すフロー電池103の構成要素と同一または類似の構成要素には、同一のまたは類似の符号を付すことによって、重複する説明を省略する。
図6に示すフロー電池105は、気体供給部30と、水平方向(図6におけるY方向)に配列された二個のセルモジュールとを含む。
一方のセルモジュールは、セルユニット10aa,10ba,10caと、第一の容器50aと、第二の容器60aと、第一の配管41aと、図示しない第二の配管と、図示しない第三の配管と、第四の配管44aとを含む。ここで、一方のセルモジュールに含まれる構成要素を示す符号は、図4Aおよび図4Bに示すフロー電池103の対応する構成要素を示す符号に“a”の文字をさらに付したものである。
他方のセルモジュールは、セルユニット10ab,10bb,10cbと、第一の容器50bと、第二の容器60bと、第一の配管41bと、図示しない第二の配管と、図示しない第三の配管と、第四の配管44bとを含む。ここで、他方のセルモジュールに含まれる構成要素を示す符号は、図4Aおよび図4Bに示すフロー電池103の対応する構成要素を示す符号に“b”の文字をさらに付したものである。
図6に示すフロー電池105においては、気体供給部30の排気側の配管は、第一の配管41a,41bに分岐している。気体供給部30の吸気側の配管は、第四の配管44a,44bに分岐している。
一方のモジュールにおいては、気体は、気体供給部30、第一の配管41a、第一の容器50a、図示しない第二の配管、セルユニット10aa,10ba,10ca、図示しない第三の配管、第二の容器60a、第四の配管44aを通じて循環する。
他方のモジュールにおいては、気体は、気体供給部30、第一の配管41b、第一の容器50b、図示しない第二の配管、セルユニット10ab,10bb,10cb、図示しない第三の配管、第二の容器60b、第四の配管44bを通じて循環する。
図6に示すように、一方のモジュールにおける第一の配管41aの長さおよび第四の配管44aの長さは、好ましくは、それぞれ、他方のモジュールにおける第一の配管41bの長さおよび第四の配管44bの長さと同一または略同一である。この場合には、一方のモジュールにおいて循環する気体の圧力損失と他方のモジュールにおいて循環する気体の圧力損失との差をさらに低減することができる。
しかしながら、一方のモジュールにおける第一の配管41aの長さおよび第四の配管44aの長さは、それぞれ、他方のモジュールにおける第一の配管41bの長さおよび第四の配管44bの長さと異なるものであってもよい。
このような場合であっても、一方のモジュールに第一の容器50aおよび第二の容器60aが設けられると共に他方のモジュールに第一の容器50bおよび第二の容器60bが設けられるため、一方のモジュールにおいて循環する気体の圧力損失と他方のモジュールにおいて循環する気体の圧力損失との差を低減することができる。
図7は、実施形態に係るフロー電池の第四の構成を示す図である。図7に示すフロー電池106の構成要素のうち、図6に示すフロー電池105の構成要素と同一または類似の構成要素には、同一のまたは類似の符号を付すことによって、重複する説明を省略する。
図7に示すフロー電池106は、気体供給部30と、鉛直方向(図7におけるZ方向)に配列された二個のセルモジュールとを含む。
一方のセルモジュールは、セルユニット10aa等と、第一の容器50aと、第二の容器60aと、第一の配管41aと、第二の配管42aa等と、第三の配管43aa等と、第四の配管44aとを含む。
他方のセルモジュールは、セルユニット10ab等と、第一の容器50bと、第二の容器60bと、第一の配管41bと、第二の配管42ab等と、第三の配管43ab等と、第四の配管44bとを含む。
図7に示すフロー電池106においては、気体供給部30の排気側の配管は、第一の配管41a,41bに分岐している。気体供給部30の吸気側の配管は、第四の配管44a,44bに分岐している。
一方のモジュールにおいては、気体は、気体供給部30、第一の配管41a、第一の容器50a、第二の配管42aa等、セルユニット10aa等、第三の配管43aa等、第二の容器60a、第四の配管44aを通じて循環する。
他方のモジュールにおいては、気体は、気体供給部30、第一の配管41b、第一の容器50b、第二の配管42ab等、セルユニット10ab等、第三の配管43ab等、第二の容器60b、第四の配管44bを通じて循環する。
図7に示すフロー電池106においては、一方のモジュールにおける第一の配管41aの長さおよび第四の配管44aの長さが、それぞれ、他方のモジュールにおける第一の配管41bの長さおよび第四の配管44bの長さと異なる。
しかしながら、一方のモジュールに第一の容器50aおよび第二の容器60aが設けられると共に他方のモジュールに第一の容器50bおよび第二の容器60bが設けられるため、一方のモジュールにおいて循環する気体の圧力損失と他方のモジュールにおいて循環する気体の圧力損失との差を低減することができる。
上述した実施形態に係るフロー電池は、複数のセルユニットを備えるものであるが、フロー電池は、単数のセルユニットを備えるものであってもよい。例えば、フロー電池は、複数の気泡発生部が設けられた単数のセルユニットを備えるものであってもよい。
上述した実施形態に係るフロー電池は、複数の気泡発生部を備えるものであるが、フロー電池は、単数の気泡発生部を備えるものであってもよい。例えば、フロー電池は、複数の第二の配管が設けられた単数の気泡発生部を備えるものであってもよい。
上述した実施形態に係るフロー電池においては、正極が隔膜によって被覆されるが、隔膜は、正極と負極との間に設けられてもよい。隔膜が、正極と負極との間に設けられる場合には、正極と隔膜との間における電解液および負極と隔膜との間における電解液に気泡を発生させるように気泡発生部が設けられる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
10a,10b,10c,10aa,10ba,10ca,10ab,10bb,10cb セルユニット
11a,11b,11c 正極
12a,12b,12c 負極
13a,13b,13c 電解液
20a,20b,20c 気泡発生部
30 気体供給部
41,41a,41b 第一の配管
42a,42b,42c,42aa,42ab 第二の配管
43a,43b,43aa,43ab 第三の配管
44,44a,44b 第四の配管
50,50a,50b 第一の容器
51 吸気口
52a,52b 排気口
60,60a,60b 第二の容器
61a,61b 吸気口
62 排気口
70 シール剤
100,101,102,103,104,105,106 フロー電池
D41,D42a,D42b,D42c,D43a,D44 径

Claims (8)

  1. 第一の正極と、第一の負極と、第一の電解液とを含む第一のセルユニットと、
    第二の正極と、第二の負極と、第二の電解液とを含む第二のセルユニットと、
    前記第一の電解液に気泡を発生させる第一の気泡発生部と、
    前記第二の電解液に気泡を発生させる第二の気泡発生部と、
    前記第一の気泡発生部および前記第二の気泡発生部に気体を供給する気体供給部と、
    前記気体供給部から前記第一の気泡発生部および前記第二の気泡発生部に供給される気体を溜める第一の容器と
    を備えると共に、
    前記気体供給部から供給される気体は、前記第一の容器、前記第一の気泡発生部、および前記第一のセルユニットを通じて、および、前記第一の容器、前記第二の気泡発生部、および前記第二のセルユニットを通じて、前記気体供給部に供給される
    ことを特徴とするフロー電池。
  2. 前記第一の容器は、
    前記第一のセルユニットの上面および前記第二のセルユニットの上面よりも高い位置に吸気口および排気口を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のフロー電池。
  3. 前記第一の容器は、
    前記第一の容器の上面の中央に吸気口を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のフロー電池。
  4. 前記第一の容器は、
    前記第一のセルユニットと対向する面における第一の排気口および前記第二のセルユニットと対向する面における第二の排気口を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のフロー電池。
  5. 前記気体供給部は、
    前記第一のセルユニットの上面、前記第二のセルユニットの上面、および前記第一の容器の上面よりも高い位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のフロー電池。
  6. 前記気体供給部と前記第一の容器とを接続する第一の配管と、
    前記第一の容器と前記第一の気泡発生部とを接続する第二の配管と、
    前記第一の容器と前記第二の気泡発生部とを接続する第三の配管と
    をさらに備え、
    前記第二の配管の径および前記第三の配管の径は、
    前記第一の配管の径よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のフロー電池。
  7. 前記第一の容器は、
    前記第一のセルユニットおよび前記第二のセルユニットに取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のフロー電池。
  8. 前記第一のセルユニットから排気される気体および前記第二のセルユニットから排気される気体を溜める第二の容器
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のフロー電池。
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