JP6765556B1 - 飛行装置、飛行システム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、飛行体への保護部材の装着が確実な飛行装置を提供する。本発明の一実施形態の飛行装置1は、本体部11及び前記本体部に保持される1以上のプロペラを有する飛行体(ドローン)2と、前記飛行体に装着され、前記本体部の外側を囲うように張り渡される保護部材3を支持する複数の支持具4と、前記保護部材の支持状態を示す支持情報を検出する支持情報検出部41,42と、前記支持情報検出部の検出値に基づいて前記保護部材の支持状態の適否を判定する装着判定部43を有する。

Description

本発明は、飛行装置、飛行システム及び情報処理装置に関する。
従来、プロペラの回転によって生じる揚力により、自在に空中を移動するドローン等の飛行体が知られている。この種の飛行体は、ユーザの操縦や風の影響等により、木や建物へ衝突したり、地面に不時着したりしたときの接触等によってプロペラ等が損傷することがあった。プロペラの損傷は飛行に支障をきたすこともあるため、外的な衝撃を受けた際のプロペラ等の破損や歪みを防ぐために保護部材(安全フレーム)を飛行体(ドローン)に装着する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許6376672号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術を含む従来技術のみでは、プロペラ等の保護のみに重点が置かれており、飛行体への保護部材の装着簡易性や保護部材を含めた飛行装置の持ち運びの利便性の観点で改善の余地があった。具体的には、特許文献1の保護部材は、多数のプラスチックパイプ及び複数の接手から構成され、プラスチックパイプを接手に嵌合させて接続することによって飛行体を覆う形状に組み立てられる。特許文献1の保護部材は、その組立が非常に煩雑であり、使用後に飛行体から取り外すことが想定されていない。仮に、特許文献1の保護部材を使用の度に飛行体に着脱する場合、プラスチックパイプが正しく接続されていることが保証されず、保護部材の一部が脱落するおそれがある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、飛行体への保護部材の装着が確実な飛行装置、飛行システム及び情報処理装置を提供することを課題とする。
上記課題を達成するため、本発明の一態様の飛行装置は、本体部及び前記本体部に保持される1以上のプロペラを有する飛行体と、前記飛行体に装着され、前記本体部の外側を囲うように張り渡される保護部材を支持する複数の支持具と、前記保護部材の支持状態を示す支持情報を検出する支持情報検出部と、前記支持情報に基づいて前記保護部材の支持状態の適否を判定する装着判定部と、を備える。
本発明によれば、飛行体への保護部材の装着が確実な飛行装置、飛行システム及び情報処理装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置の構成例を示す斜視図である。 図1の飛行装置の模式平面図である。 図1の飛行装置の支持具の保持部の平面図である。 図1の飛行装置を含む本発明の一実施形態に係る飛行システムの構成例を示すブロック図である。 図5の飛行システムにおける歪みセンサの取り付け状態を示す支持具の斜視図である。 図4の飛行システムにおける離陸制御部の制御の手順を示すフローチャートである。 図4とは異なる実施形態に係る飛行システムのブロック図である。 図7の飛行システムにおける歪みセンサの取り付け構造を示す支持具の部分分解斜視図である。 図4及び図7とは異なる実施形態に係る飛行システムのブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、飛行体としてのドローンが着陸する平面を「着陸平面」とし、特に、着陸平面からみてドローンが離陸する方向を「上方向」と呼び、その逆方向を「下方向」とする。また、着陸平面から上方向に向けた距離を「高さ」と、「鉛直方向」は、上下方向に一致する方向とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る飛行装置1の構成例を示す斜視図である。図2は、図1の飛行装置1の模式平面図である。なお、図2では、図1に比べて飛行装置1を模式的に示しており、一部の構成の図示を省略している。
先ず、飛行装置1の機械的な構成について説明する。
図1及び図2に示すように、飛行装置1は、ドローン(飛行体)2と、ドローン2の外側を囲うよう張り渡される保護部材3と、ドローン2に装着され、保護部材3を支持する複数の支持具4とを備える。
ドローン2は、保護部材3及び支持具4を取り外しても独立して飛行可能であり、単独で販売されることも想定される。
ドローン2は、本発明の一実施形態に関する保護部材3の装着確認処理及びドローン2の他の制御に必要な電子機器等を収容する本体部11と、本体部11から平面方向外側に延びる複数のアーム部12と、アーム部12を介して本体部11に保持される複数のプロペラ13と、を備える。また、ドローン2は、本体部11の下側に、着陸平面に接地する脚部14、搬送物を収容するボックス15等をさらに備える。ここで、「外側」とは、平面視において、ドローン2の本体部11の重心又は中心を起点としたときに本体部11から離れた側であり、前記起点を球の中心として径方向外側と表現することもできる。
本体部11に収容される電子機器は、後述する本発明の一実施形態に係る処理や、プロペラ13を駆動させるためのモータの制御や、ドローン2の操縦者(以下「ユーザ」とも呼ぶ)が操縦するコントローラ等の外部との信号の送受信や、本体部11に設けられるカメラ(図示省略)等の各種センサの情報に基づく処理等を実行するコンピュータ装置を含む。
アーム部12は、水平方向に沿う棒状に形成される。アーム部12の一側の端部が本体部11に接続され、他側の端部(以下、先端部)にはプロペラ13が配置される。本実施形態では、6本のアーム部12のそれぞれが、平面視において本体部11から放射状かつ対称に延びている。6本のアーム部12の間隔は、周方向で等間隔となっている。
プロペラ13は、アーム部12を介して本体部11に保持される。具体的には、プロペラ13は、アーム部12の先端部の上面に回転可能に配置される。回転面が水平面に一致するようにアーム部12にプロペラ13が取り付けられている。本実施形態では、6本のアーム部12のそれぞれにプロペラ13が設けられている。ドローン2は、合計6本のプロペラ13の回転によって支持具4を含む飛行装置1を飛行させるための揚力を発生させることができる。
保護部材3は、飛行装置1の飛行時にドローン2が例えば建物や樹木等に直接衝突することを防止することで、外的な衝撃からドローン2を保護する部材である。
本実施形態では、複数の保護部材3が、隣接する支持具4の先端部間に1つずつ保持されることにより、全体として平面視でドローン2を囲う環状に配置される。
保護部材3は、少なくとも本体部11を囲うよう張り渡されればよいが、本実施形態のようにプロペラ13の外側を囲うよう張り渡されることによって、飛行装置1の飛行時にプロペラ13が建物等と直接衝突することを防止することができる。
保護部材3は、例えばロープ、ワイヤ等の自身でその形状を維持できない柔軟な材料から形成されてもよく、例えば棒材等の実質的に変形しない剛性を有する材料から形成されてもよい。ただし、保護部材3は、支持具4間に架け渡すことができる剛性と、ある程度変形させてその着脱を容易にする可撓性及び弾性とを有する材料から形成されることが好ましい。このような剛性と可撓性及び弾性とを有する材料としては、例えば炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastics, CFRP)等の複合材料から形成される細長の帯状体が好適に用いられる。つまり、保護部材3は、ある程度の弾性率を有する材料を厚みの小さい帯状に成形することによって、厚み方向に曲げ変形可能な可撓性を有し、幅方向には十分な剛性を有する部材とすることが望ましい。なお、「帯状」とは、平均幅が平均厚みの5倍以上であることを意味する。ただし、平均幅及び平均厚みは、端部を支持具によって保持するための構造部や、支持具間の部分に別の目的で付設される構造部(本実施形態には不存在)を除外して算出するものとする。
帯状の保護部材3は、厚み方向がプロペラ13の回転軸と略直角となるように支持されることが好ましい。これにより、飛行装置1がプロペラ13の径方向に他の物体(人や動物を含む)と衝突した場合に、保護部材3が面で他の物体に接触してその衝撃を和らげることができ、他の物体の損傷を抑制することができる。
また、保護部材3は、厚み方向がプロペラ13の回転軸と略直角であることによって、保護部材3は、プロペラ13の回転軸と平行な方向(鉛直方向)にたわみ難くなる。つまり、保護部材3は、プロペラ13の回転軸と直角な方向(水平方向)のたわみ振動(横ブレ)と比較してプロペラ13の回転軸と平行な方向のたわみ振動(縦ブレ)が発生し難い。これにより、径方向視でプロペラ13と重複しないように保持される保護部材3がたわみ振動してもプロペラ13の回転軸方向の成分が小さくなるので、保護部材3がプロペラ13と接触し難くなる。
支持具4は、ドローン2の周囲に保護部材3を張り渡した状態で支持するための器具である。本実施形態では、6本のアーム部12の先端部に、それぞれ支持具4が装着される。
各支持具4は、ドローン2のアーム部12の先端部に装着され、プロペラ13の回転軸と略垂直に延びる固定部21と、固定部21の先端部に取り付けられ、プロペラ13の回転軸と略平行に延びる延設部22と、延設部22の上端部に取り付けられ、両側の保護部材3の端部を保持する保持部23と、を有する。なお、「略垂直」とは、相対角度が85°以上95°以下であることを意味する。また、「略平行」とは、相対角度が5°以下であることを意味する。
固定部21は、平面視において保護部材3をプロペラ13の外側に支持するために、アーム部12からさらに外側に水平方向に延びる。固定部21は、棒状の部材とすることができるが、後述する制御に係る構成要素を収容できるよう、筒状の部材とすることが好ましい。
延設部22は、プロペラ13の回転軸と略平行に上方に延びることによって、保持部23、ひいてはそれに保持される保護部材3の高さを容易に調節可能にする。これにより、保護部材3をプロペラ13に接触しない高さに容易に支持することができる。
延設部22は、比較的軽量で十分な剛性を有する材料、例えば樹脂、アルミニウム合金、繊維強化プラスチック等から形成することができる。
延設部22は、その厚み方向が固定部21の延在方向と平行、つまりプロペラ13の回転軸と略垂直で本体部11の中心に向かう方向である帯板状に形成することが好ましい。これによって、保護部材3の張力によって延設部22がその先端部を本体部11側に移動させるよう弾性変形しやすくなり、保護部材3の張力の検出が容易となる。
保持部23は、図3に示すように、延設部22に固定するための固定構造25と、保護部材3の端部を保持するための一対の保持構造26と、保持部23を平面視において変形させて一対の保持構造26間の距離を変化させることにより保護部材3の張力を変化させる張力調整機構27とを有する構成とすることができる。
固定構造25は、延設部22が嵌合する嵌合孔28を有する構成とすることができる。固定構造25は、延設部22の抜けを防止するために独自の固定ネジを有してもよいが、本実施形態では、張力調整機構27により保護部材3の張力を増大させると嵌合孔28が縮小して延設部22を締め付けるよう構成されている。
保持構造26は、保護部材3の端部が差し込まれるスリット29と、スリット29に差し込まれた保護部材3に係合する固定ネジ30とを有する構成とすることができる。
張力調整機構27は、各固定構造25から互いに隣接し合うよう本体部11から見て外側に延びる一対のレバー部31と、一対のレバー部31の先端部の間隔を定める調整ネジ32とを有する構成とすることができる。張力調整機構27は、調整ネジ32を絞め込んで一対のレバー部31の先端部の間隔を小さくすることにより、延設部22を中心に各固定構造25を本体部11から見て外側に揺動させるよう保持部23全体を変形させられる。これにより、保持構造26が張力調整機構27側に引き寄せられることで保護部材3の張力が増大する。
飛行装置1は、支持具4によって本体部11やプロペラ13を囲むように保護部材3を支持することによって、飛行装置1が水平に飛行する際に本体部11やプロペラ13が建物や木々に直接衝突することを防止する。また、支持具4は、保護部材3をプロペラ13と同一又はそれ以上の高さに保持する。これにより、下降局面において本体部11及びプロペラ13の下方に位置する脚部14によって本体部11及びプロペラ13の損傷を防ぎつつ、上昇局面においてはプロペラ13と同一又はそれ以上の高さに位置する保護部材3によって本体部11及びプロペラ13の損傷を効果的に防ぐことができる。
続いて、本実施形態の飛行装置1に特有の制御のための構成について説明する。
図4は、図1の飛行装置1を含む飛行システムにおける特徴的な制御を行うための構成を示すブロック図である。なお、図4の飛行システム全体は、それ自体が本発明の一実施形態に係る飛行システムである。
飛行システムは、飛行装置1と、飛行装置1を遠隔制御する情報処理装置5とを備える。
飛行装置1の各支持具4は、延設部22の変形を検出する歪みセンサ41を有する。
一方、ドローン2は、各歪みセンサ41の検出値をそれぞれ電気信号に変換する複数の検出回路42と、複数の検出回路42の出力(歪みセンサ41の検出値)に基づいて支持具4による保護部材3の支持状態の適否を判定する装着判定部43と、装着判定部43の判定結果に応じた情報を表示する報知部44と、装着判定部43の判定結果に基づいて飛行装置1の離陸の可否を判断する離陸制御部45と、情報処理装置5と無線通信するための飛行体通信部46とを有する。
支持具4の歪みセンサ41とドローン2の検出回路42とは、一体となって支持具4による保護部材3の支持状態を示す支持情報(本実施形態では延設部22の変形)を検出する支持情報検出部を構成する。
情報処理装置5は、飛行装置1と無線通信するための遠隔通信部47と、飛行装置1の遠隔制御に必要な処理を行う遠隔制御部48とを備える。
歪みセンサ41は、延設部22に貼設されているため、保護部材3の張力によって生じる延設部22のたわみ変形(上端部が本体部11側に移動するような曲げ)の大きさを検出することができる。つまり、歪みセンサ41は、保護部材3の張力が大きいほど、大きい値を検出する。これによって、歪みセンサ41により保護部材3の張力を間接的に確認することができる。
歪みセンサ41は、図5に示すように、延設部22の外側面(本体部11と反対側の面)又は内側面(本体部11側の面)或いは両面に貼着することが好ましい。帯板状の延設部22は、保護部材3の張力に応じた延設部22の弾性変形によって比較的大きく変形するので、歪みセンサ41によって保護部材3の張力を比較的正確に判定することが可能となる。
歪みセンサ41としては、延設部22のたわみによって生じる歪みを検出する任意のセンサを用いることができる。このような歪みを検出するセンサとしては、例えば歪み(自身の変形)によって電気抵抗が変化する歪みゲージ、歪みによって静電容量が変化する静電容量センサ等を挙げることができる。
検出回路42は、歪みセンサ41の電気的特性の変化に応じて変化する電気信号を出力する回路である。検出回路42は、例えば公知のホイートストンブリッジ回路等によって構成することができる。具体的には、歪みセンサ41を延設部22の両面に貼設する場合、2ゲージ法によるホイートストンブリッジ回路が好適に用いられる。
検出回路42は、アーム部12の中にそれぞれ配設してもよく、本体部11の中に配置してもよい。本体部11の中に配置する場合、複数の検出回路42を同一の回路基板上に形成してもよい。
図5に示すように、歪みセンサ41と検出回路42との間の配線Lの少なくとも一部は、固定部21の内部に配設されることが好ましい。また、歪みセンサ41と検出回路42との間には、アーム部12への固定部21の着脱を可能にしつつ、歪みセンサ41と検出回路42とを電気的に接続可能とするコネクタCが設けられてもよい。この場合、コネクタCの接続及び分離を容易にするために、コネクタCと歪みセンサ41又は検出回路42との配線Lを十分に長いリード配線とすることによって、コネクタCがアーム部12又は固定部21から引き出し可能とされてもよい。また、コネクタCが、アーム部12及び固定部21に機械的に組み込まれ、アーム部12と固定部21との機械的な接続により歪みセンサ41と検出回路42とが電気的に接続されるよう構成されてもよい。
装着判定部43は、支持情報である歪みセンサ41の検出値(検出回路42の出力)に基づいて、支持具4による保護部材3の支持状態が適切か否かを判定する。具体的には、装着判定部43は、保護部材3の張力に対応する歪みセンサ41の検出値(歪みの大きさ)が予め設定される下限値未満である場合には、支持具4による保護部材3の張設が不適切であると判定するよう構成されてもよい。また、装着判定部43は、歪みセンサ41の検出値が予め設定される上限値を超える場合にも、保護部材3の支持状態が不適切であると判定するよう構成されてもよい。さらに、装着判定部43は、複数の歪みセンサ41の検出値の相互の関係を考慮して、保護部材3の支持状態の適否を判定してもよい。
装着判定部43は、コンパレータ等を含むアナログ回路として構成してもよく、検出回路42の出力をディジタル変換してマイクロプロセッサによって演算処理する構成としてもよい。装着判定部43は、検出回路42や離陸制御部45の一部又は全部と同じ回路基板上に構成されてもよい。装着判定部43は、本体部11の中に収容されることが好ましい。また、装着判定部43は、ドローン2の他の制御を行う制御装置の一機能として実現してもよい。つまり、ドローン2の制御装置を構成するコンピュータのプログラムに、サブルーチン、サブプログラム等を付加することによって、装着判定部43を実現することができる。従って、装着判定部43は、機能的に区別されるものであって、物理的に独立した構成要素である必要はない。
図6は、本実施形態の離陸制御部45の制御の手順を示すフローチャートである。
離陸制御部45は、先ず、ステップS1において支持情報として検出回路42の出力(歪みセンサ41の検出値)を取得する。次に、ステップS2においてすべての検出値が予め設定される第1の閾値以上であるか否かを確認する。ステップS2においてすべての歪みセンサ41の検出値が第1の閾値以上であると確認された場合、ステップS3に進んで歪みセンサ41の検出値の最大値と最小値との差が予め設定される第2の閾値を以下であるか否かを確認する。ステップS3において歪みセンサ41の検出値の最大値と最小値との差が第2の閾値以下であった場合、ステップS4に進んですべての支持具4による保護部材3の支持状態が適切であると判定する。ステップS2おいていずれかの歪みセンサ41の検出値が第1の閾値に満たなかった場合、及びステップS3において歪みセンサ41の検出値の最大値と最小値との差が閾値を超えていた場合、ステップS5に進んで支持具4による保護部材3の支持状態が不適切であると判定する。
歪みセンサ41の検出値の最大値と最小値との差が大きい場合、保護部材3に異常な振動が発生したり、特定の支持具4に負荷が集中したりする可能性があり、飛行中に保護部材3の機能が損なわれるおそれがある不適切な支持状態であると考えられる。
報知部44は、例えば表示灯、ディスプレイパネル、スピーカ等、ユーザに情報を伝達できる任意の構成とすることができる。例として、報知部44は、装着判定部43の判定結果に応じて点灯状態が変化するLEDを有する構成とすることができる。報知部44のLEDの点灯は、離陸前だけ行うようにしてもよく、離陸後にも行うようにしてもよい。また、LEDの点灯状態が変化とは、例えば点灯と消灯との間の遷移、点滅における点灯時間や消灯時間の変化、3色発光LEDの色の変化等、ユーザが状態変化を確認し得るものであれば特に限定されない。報知部44のLEDは、飛行中はドローン2の位置及び向きを知らせる表示灯として使用されるものであってもよい。
報知部44は、保護部材3の支持状態が不適切である支持具4を判別可能に報知することが好ましい。具体的には、報知部44は、各支持具に対応する位置(例えば各アーム部12又は本体部11のアーム部12に隣接する位置)に配置される複数のLEDを含み、支持状態が不適切な支持具4に対応するLEDの点灯状態を異ならせる構成とすることができる。また、報知部44は、ディスプレイパネルを含み、文字や画像によって支持状態が不適切な支持具4を特定する表示を行ってもよい。また、報知部44は、スピーカを含み、音声メッセージ等によって支持状態が不適切な支持具4を知らせる構成であってもよい。
報知部44は、後述する離陸制御部45の判定結果に応じた表示、つまり離陸の可否の表示を行うよう構成されてもよい。
離陸制御部45は、すべての装着判定部43がそれぞれの支持具4による保護部材3の支持状態が適切であると判定した場合にのみ、飛行装置1の離陸を許可するよう構成することができる。つまり、離陸制御部45は、すべての支持具4による保護部材3の支持状態が適切であることを条件として離陸を許可する旨の判断を行う。なお、離陸を許可する条件としては、これ以外にも、バッテリー残量やGPS受信状態等が設定される。
離陸制御部45は、本体部11内に設けることができる。この離陸制御部45は、ドローン2の他の制御を行う制御装置の一機能として実現してもよい。つまり、ドローン2の制御装置を構成するコンピュータのプログラムにサブルーチン、サブプログラム等を付加することによって、離陸制御部45を実現することができる。従って、離陸制御部45は、機能的に区別されるものであって、物理的に独立した構成要素である必要はない。
飛行体通信部46及び遠隔通信部47は、無線通信装置を行うための送受信装置である。飛行体通信部46及び遠隔通信部47が送受信する電波(光を含む)の周波数及び出力並びに通信方式は、飛行装置1の利用目的等に応じて適宜選択することができる。
遠隔制御部48は、飛行装置1に、飛行経路、飛行速度、カメラ撮影等の動作を指示する装置である。この遠隔制御部は、プログラム可能なコンピュータによって構成してもよい。
遠隔制御部48は、飛行装置1の飛行中に、装着判定部43の支持具4による保護部材3の支持状態が不適切であるとの判定結果を受信した場合には、飛行装置を緊急着陸させるよう構成されてもよい。
遠隔通信部47及び遠隔制御部48を備える情報処理装置5は、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等の通信機能を備える市販のコンピュータ装置に専用のプログラムを導入することによって構成してもよい。
情報処理装置5は、装着判定部43の判定結果及び離陸制御部45の判断結果を表示するよう構成されてもよい。装着判定部43の判定結果は、保護部材3の支持状態が不適切であるとの判定された支持具4を特定する表示とすることが好ましい。このため、ドローン2は、飛行体通信部46及び遠隔通信部47を用いて、装着判定部43の判定結果及び離陸制御部45の判断結果の少なくともいずれかを情報処理装置5に送信することが好ましい。これにより、ユーザは飛行装置1から離れた場所においても、情報処理装置5によって保護部材3の支持状態が不適切であるか否かを確認することができる。
装着判定部43は、支持具4により保護部材3が適切に支持されているか否かを歪みセンサ41の検出値(支持情報)を用いて確認することができる。このため、飛行装置1は、使用する際のドローン2への保護部材3の装着を確実にすることができる。特に、歪みセンサ41が保護部材3の張力によって生じる歪みを検出することによって、保護部材3の適切な張力が担保されるため、適切に保護部材3に衝撃吸収能力を発揮させることができる。また、飛行装置1は、各支持具4がそれぞれ歪みセンサ41を有するので、複数の保護部材3がすべて適切に保護部材3を支持していることを担保できる。
また、飛行装置1は、報知部44を有することによって、ユーザが保護部材3の支持状態の適否を容易に確認できる。また、飛行装置1は、離陸制御部45を有するので、ユーザが保護部材3の支持状態の適否の確認を怠った場合でも、保護部材3の支持状態が不適切な飛行装置1の飛行を防止することができる。
続いて、図4とは異なる実施形態の飛行システムについて説明する。本実施形態の飛行システムは、飛行装置1aと、情報処理装置5aとを備える。本実施形態の飛行装置1aの機械的な構成は、図1の飛行装置1の機械的な構成と同様であり、制御に係る構成のみが異なる。このため、以降の説明では、先に説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図7は、本実施形態の飛行システムにおける特徴的な制御を行うための構成を示すブロック図である。
飛行装置1aの各支持具4は、支持情報として保持部23の変形を検出する歪みセンサ41aと、歪みセンサ41aの検出値を電気信号に変換する検出回路42aと、検出回路42aの出力(歪みセンサ41aの検出値)に基づいて支持具4による保護部材3の支持状態の適否を判定する装着判定部43aと、装着判定部43aの判定結果に応じた情報を表示する報知部44aとをそれぞれ有する。検出回路42a及び装着判定部43aは、保護のために支持具4の固定部21の内部に配設されることが好ましい。
ドローン2は、情報処理装置5aと無線通信して各支持具4の装着判定部43aの判定結果を送信するための飛行体通信部46を有する。
情報処理装置5aは、飛行装置1aと無線通信するための遠隔通信部47と、装着判定部43aの判定結果に基づいて飛行装置1aの離陸の可否を判断する離陸制御部45aと、飛行装置1aの遠隔制御に必要な他の処理を行う遠隔制御部48とを備える。
歪みセンサ41aは、図8に示すように、保持部23の本体部11側の面に貼設されている。この歪みセンサ41aは、その一対の端子49が、嵌合孔28の内面に配置されている。そして、延設部22には、延設部22に保持部23を取り付けたときに端子49それぞれと電気的に接触するよう、2本の配線50が付設されている。端子49と配線50との接触部は、電気的接続を確実にするよう、平面上の導体が露出するよう構成することが好ましい。
保持部23は、張力調整機構27により保護部材3に張力を付与(増大)する際に、保持部23の歪みセンサ41aが貼設された面が本体部11側に凸状に変形する。歪みセンサ41aは、この保持部23の変形を検出する。従って、本実施形態の歪みセンサ41aの検出値によっても、支持具4が保護部材3を適切な張力を付与する状態で適切に支持しているか否かを判定することができる。
検出回路42aは、支持具4に配設可能に設計されるが、電気的には図4の検出回路42と同様の回路構成とすることができる。
装着判定部43aは、個々の歪みセンサ41aの検出値が予め設定される下限値未満である場合や、予め設定される上限値を超える場合に、支持具4による保護部材3の支持状態が不適切であると判定する。この装着判定部43aは、アナログ回路やマイクロプロセッサを有する回路等によって構成することができ、検出回路42aと同一の回路基板上に形成されてもよい。
報知部44aは、支持具4に設けられているが、図4の報知部44と同様の機能を有する。これにより、支持具4に設けられる装着判定部43aからの配線が容易となる。また、支持具4に報知部44aを設けることによって、ユーザが保護部材3の支持状態が不適切な支持具4をより簡単に判別することができる。
離陸制御部45aは、情報処理装置を構成するコンピュータ装置等のプログラムによって、遠隔制御部48と一体に実現され得る。
装着判定部43と飛行体通信部46との間の配線は、図8に示すように、飛行体通信部46と装着判定部43との間で信号を送受信するための信号線Lsの他、飛行体通信部46から装着判定部43に電力を供給する電力線Lpを含むことが好ましい。
本実施形態では、情報処理装置5aが離陸制御部45aを有する。このため、ドローン2は、装着判定部43aの判定結果を、情報処理装置5aに無線送信する。これによって、保護部材3の支持状態が不適切である場合には、情報処理装置5aにおいて飛行装置1aの飛行を禁止することができる。
続いて、図4及び図7とは異なる飛行システムについて説明する。図9の飛行システムは、飛行装置1bと、本発明の一実施形態に係る情報処理装置5bとを備える。本実施形態の飛行装置1bの機械的な構成は、図1の飛行装置1の機械的な構成と同様であり、制御に係る構成のみが異なる。
図9は、本実施形態の飛行システムにおける特徴的な制御を行うための構成を示すブロック図である。
飛行装置1bの各支持具4は、支持情報として保持部23の変形を検出する歪みセンサ41を有する。
ドローン2は、各支持具4の歪みセンサ41の検出値(支持情報)をそれぞれ電気信号に変換する複数の検出回路42と、情報処理装置5bと無線通信するための飛行体通信部46とを有する。
情報処理装置5bは、飛行装置1bと無線通信するための遠隔通信部47と、複数の検出回路42の出力(歪みセンサ41の検出値)に基づいて支持具4による保護部材3の支持状態の適否を総合的に判定する装着判定部43bと、装着判定部43bの判定結果に応じた情報を表示する報知部44bと、装着判定部43bの判定結果に基づいて飛行装置1bの離陸の可否を判断する離陸制御部45bと、飛行装置1bの遠隔制御に必要な他の処理を行う遠隔制御部48とを備える。
歪みセンサ41は、図5の歪みセンサ41と同様に支持具4の延設部22の保護部材3の張力によって生じるたわみ変形を検出する。
検出回路42は、図4の検出回路42と同様の構成とすることができる。
図9の飛行システムにおける情報処理装置5bは、それ自体が本発明の一実施形態にかかる情報処理装置である。情報処理装置5bにおいて、遠隔通信部47は、各支持具4の保護部材3の支持状態を示す支持情報(歪みセンサ41の検出値)を取得する支持情報取得部として機能する。
本実施形態の装着判定部43b及び離陸制御部45bは、情報処理装置5bに設けられている。装着判定部43b及び離陸制御部45bは、情報処理装置5bを構成するコンピュータ装置等のプログラムの一部の機能として実現することができる。従って、装着判定部43bは、飛行体通信部46及び遠隔通信部47を介して入力される検出回路42の出力値(歪みセンサ41の検出値)に基づいて、支持具4による保護部材3の支持状態の適否を判定する。図9の情報処理装置5bの装着判定部43b及び離陸制御部45bが行う処理は、図4の飛行装置1の装着判定部43及び離陸制御部45が行う処理と同様とすることができる。
報知部44bは、情報処理装置5bを構成するコンピュータ装置等のディスプレイパネルやスピーカ等によって構成することができる。報知部44bは、保護部材3の支持が不適切である支持具4を判別可能に表示するとともに、離陸制御部45bの判断結果を表示することが好ましい。
本実施形態の情報処理装置5bは、保護部材3の支持状態が不適切である場合には、飛行装置1bの飛行を禁止し、飛行装置1bへの支持具4による保護部材3の確実な装着を担保することができる。
以上、本発明の三つの実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明の各実施形態に係る飛行装置は、専用の保護部材を含まず、ユーザが別途用意する保護部材を用いるものであってもよい。保護部材として用いることができる汎用品としては、各種のロープ、ワイヤ、梱包結束用の樹脂バンド又は金属バンド等を挙げることができる。
本発明の各実施形態に係る飛行装置において歪みセンサは、支持具の他の部位の変形を検出するよう配設されてもよい。また、歪みセンサは、すべての支持具に設けられていなくてもよい。つまり、少なくとも1つの歪みセンサがいずれかの支持具の変形を検出できるよう配設されていれば、環状に接続される保護部材全体の支持状態を類推することができる。具体例として、図4及び図9の実施形態における歪みセンサとして図8の歪みセンサを採用してもよく、図7の実施形態における歪みセンサとして図5の歪みセンサを採用してもよい。
本発明の各実施形態に係る飛行装置において支持状態検出部は、歪みセンサ以外のセンサ、例えば本体部と支持具の先端部との距離を測定する測距センサ等によって支持情報を取得するものであってもよい。また、本発明の各実施形態に係る飛行装置において支持状態検出部は、保護部材に設けられるセンサの状態変化を支持情報として検出するものであってもよい。また、本発明の各実施形態に係る飛行装置において支持状態検出部は、支持情報を2値で検出するものであってもよい。
本発明の各実施形態に係る飛行装置は、飛行体と支持具との間で信号を無線送信するよう構成されてもよい。つまり、発明に係る飛行装置は、支持具内に電池を設け、上記実施形態におけるコネクタに換えて無線送信器を設けたものであってもよい。また、発明に係る飛行装置は、飛行体から支持具にワイヤレス給電するよう構成されてもよい。
本発明の各実施形態に係る飛行装置において、支持具は、先端部の本体部からの距離を変化させることによって、保護部材に張力を付与するものであってもよい。
本発明の各実施形態に係る飛行装置において、支持具の数は、6本に限られず、3本以上の任意の数とすることができる。
本発明の各実施形態に係る飛行装置において、保護部材は、複数の支持具によって支持される1つの環状の部材であってもよい。この場合、複数の支持具は、保護部材の長さ方向には保護部材を移動可能に支持し、いずれか1つ以上が保護部材に張力を付与する機構を有するものとすることができる。この場合、保護部材を固定しない保持部は、保護部材を案内する環状体、案内溝、滑車等を有するものであってもよい。
本発明の各実施形態に係る飛行装置は、支持具の先端部を移動させずに保護部材の張力を調整する機構、例えば保護部材の端部を張設方向に移動させることで張力を調整する機構等をさらに備えてもよい。
本発明の各実施形態に係る飛行装置は、複数の支持具によって、保護部材を立体的に保持するものであってもよい。例えば、飛行体から外側に延びる支持具に加え、上下方向に延びる支持具を設け、これらの支持具の先端部間に保護部材を張り渡すことで、側面視においても飛行体の少なくとも本体部を囲うよう保護部材を支持することができる。
また例えば、上述の実施形態では、飛行体としてドローンを例示したが、飛行体はドローンに特に限定されず、有人も含めて飛行体であれば足りる。
以上のように、本発明の各実施形態は、以下の各構成により、それぞれ有利な効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る飛行装置(例えば、飛行装置1,1a)は、本体部(例えば、本体部11)及び前記本体部に保持される1以上のプロペラ(例えば、プロペラ13)を有する飛行体(例えば、ドローン2)と、前記飛行体に装着され、前記本体部の外側を囲うように張り渡される保護部材(例えば、保護部材3)を支持する複数の支持具(例えば、支持具4)と、前記保護部材の支持状態を示す支持情報を検出する支持情報検出部(例えば、歪みセンサ41,41a及び検出回路42,42a)と、前記支持情報検出部の検出値に基づいて前記保護部材の支持状態の適否を判定する装着判定部(例えば、装着判定部43,43a)と、を備える。この構成によれば、飛行装置は、支持情報検出部によって支持具の支持状態を確認できるので、装着判定部において支持具が保護部材を適切に保持する状態となっているか否かを判定することができる。従って、飛行装置は、飛行装置を使用する際に飛行体への保護部材の装着を確実にすることができる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置において、前記支持情報検出部は、前記保護部材の張力により生じる前記支持具の変形を検出する歪みセンサ(例えば、歪みセンサ41,41a)を有してもよい。このように、歪みセンサが保護部材の張力によって生じる歪みを検出することによって、保護部材の適切な張力が担保されるため、保護部材に衝撃吸収能力を適切に発揮させることができる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置において、前記支持具は、前記飛行体に装着され、前記プロペラの回転軸と略垂直に延びる固定(例えば、固定部21)部と、前記固定部の先端部に取り付けられ、前記プロペラの回転軸と略平行に延びる延設部(例えば、延設部22)と、を有し、前記歪みセンサは、前記延設部に配設されていてもよい。これよって、歪みセンサにより、保護部材の張力に応じてたわみ変形する延設部の変形量を測定することができるので、保護部材の適切な支持状態をより正確に判定することができる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置において、前記複数の支持具にそれぞれ前記歪みセンサが配設されていてもよい。これによって、すべての支持具がそれぞれ保護部材を適切な張力を付与する状態で支持していることを担保することができる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置において、前記装着判定部は、前記支持情報検出部の検出値の最大値と最小値との差が予め設定される閾値を超える場合に前記保護部材の支持状態が不適切であると判定してもよい。これによって、複数の支持具が不均等に保護部材を支持することにより応力集中や異常振動が生じて保護部材による保護が不完全となることを防止できる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置において、前記装着判定部は、前記支持具に配設されていてもよい。これによって、複数の保護部材がすべて適切に装着されることを担保できる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置は、前記飛行体又は前記支持具は、前記装着判定部の判定結果に応じた情報を報知する報知部(例えば、報知部44,44a)をさらに備えてもよい。これによって、ユーザは保護部材の支持状態を容易に把握することができる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置において、前記報知部は、前記複数の支持具の中で前記保護部材の支持状態が不適切であるものを判別可能に報知してもよい。これによって、ユーザは保護部材の支持状態が不適切な支持具を判別して適切な支持状態に容易に修正することができる。
本発明の一実施形態に係る飛行装置において、前記装着判定部の判定結果に基づいて当該飛行装置の離陸の可否を判断する離陸制御部(例えば、離陸制御部45,45a)をさらに備えてもよい。これによって、ユーザが保護部材の支持状態の適否の確認を怠った場合でも、保護部材の支持状態が不適切な飛行装置の飛行を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る飛行システムは、上述の飛行装置(例えば、飛行装置1)、及び前記飛行装置と無線通信し、前記飛行装置の飛行を制御する情報処理装置(例えば、情報処理装置5)を備え、前記飛行体は、前記離陸制御部(例えば、離陸制御部45)の判断結果を前記情報処理装置に送信する。この構成によれば、離陸制御部が飛行装置の飛行を禁止した場合にその旨を情報処理装置において確認することができる。
本発明の一実施形態に係る飛行システムは、上述の飛行装置(例えば、飛行装置1)、及び前記飛行装置と無線通信し、前記飛行装置の飛行を制御する情報処理装置(例えば、情報処理装置5)を備え、前記飛行体は、前記装着判定部の判定結果を前記情報処理装置に送信する。この構成によれば、保護部材の支持状態が不適切である場合には、情報処理装置において保護部材の支持状態が不適切な飛行装置の飛行を禁止することができるので、飛行体の保護を担保することができる。
本発明の一実施形態に係る飛行システムは、上述の飛行装置、及び前記飛行装置(例えば、飛行装置1a)と無線通信し、前記飛行装置の飛行を制御する情報処理装置(例えば、情報処理装置5a)を備え、前記飛行体は、前記装着判定部の判定結果を前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は、前記装着判定部の判定結果に基づいて当該飛行装置の離陸の可否を判断する離陸制御部(例えば、離陸制御部45a)を有する。この構成によっても、情報処理装置において保護部材の支持状態が不適切な飛行装置の飛行を禁止することができるので、飛行体の保護を担保することができる。
本発明の別の実施形態に係る飛行システムは、飛行装置(例えば、飛行装置1b)、及び前記飛行装置と無線通信し、前記飛行装置の飛行を制御する情報処理装置(例えば、情報処理装置5b)を備え、前記飛行装置は、本体部及び前記本体部に保持される1以上のプロペラを有する飛行体(例えば、ドローン2)と、前記飛行体に装着され、前記本体部の外側を囲うように張り渡される保護部材を支持する複数の支持具(例えば、支持具4)と、前記保護部材の支持状態を示す支持情報を検出する支持情報検出部(例えば、歪みセンサ41及び検出回路42)と、を有し、前記情報処理装置は、前記支持情報に基づいて前記保護部材の支持状態の適否を判定する装着判定部(例えば、装着判定部43b)を有する。この構成によれば、情報処理装置において保護部材の支持状態の適否を判定することができるので、飛行装置を使用する際に飛行体への保護部材の装着を確実にすることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置(例えば、情報処理装置5b)は、本体部及び前記本体部に保持される1以上のプロペラを有する飛行体と、前記飛行体に装着され、前記本体部の外側を囲うように張り渡される保護部材を支持する複数の支持具と、を備える飛行装置(例えば、飛行装置1b)を制御する情報処理装置であって、前記保護部材の支持状態を示す支持情報を取得する支持情報取得部(例えば、遠隔通信部47)と、前記支持情報取得部が取得にした前記支持情報に基づいて前記保護部材の支持状態の適否を判定する装着判定部(例えば、装着判定部43b)と、を備える。この構成によれば、保護部材の支持状態を確認して、飛行装置を飛行させる際に飛行体への保護部材の装着を確実にすることができる。
1,1a,1b・・・飛行装置、 2・・・ドローン(飛行体)、 3・・・保護部材、 4・・・支持具、 5,5a,5b・・・情報処理装置、 21・・・固定部、 22・・・延設部、 23・・・保持部、 41,41a・・・歪みセンサ、 42,42a・・・検出回路、 43,43a,43b・・・装着判定部、 44,44a,44b・・・報知部、 45,45a,45b・・・離陸制御部

Claims (15)

  1. 本体部及び前記本体部に保持される1以上のプロペラを有する飛行体と、
    前記飛行体に装着され、前記本体部の外側を囲うように張り渡される保護部材を支持する複数の支持具と、
    前記保護部材の支持状態を示す支持情報を検出する支持情報検出部と、
    前記支持情報に基づいて前記保護部材の支持状態の適否を判定する装着判定部と、
    を備える飛行装置。
  2. 前記支持情報検出部は、前記支持具に配設されるセンサを含む請求項1に記載の飛行装置。
  3. 前記センサは、前記支持具の変形を検出する歪みセンサである、請求項2に記載の飛行装置。
  4. 前記支持具は、
    前記飛行体に装着され、前記プロペラの回転軸と略垂直に延びる固定部と、
    前記固定部の先端部に取り付けられ、前記プロペラの回転軸と略平行に延びる延設部と、
    を有し、
    前記歪みセンサは、前記延設部に配設されている請求項に記載の飛行装置。
  5. 前記複数の支持具にそれぞれ前記歪みセンサが配設されている請求項3又は4に記載の飛行装置。
  6. 前記装着判定部は、前記支持情報検出部の検出値の最大値と最小値との差が予め設定される閾値を超える場合に前記保護部材の支持状態が不適切であると判定する請求項に記載の飛行装置。
  7. 前記装着判定部は、前記支持具に配設されている請求項1から6のいずれかに記載の飛行装置。
  8. 前記装着判定部の判定結果に応じた情報を報知する報知部をさらに備える請求項1から7のいずれかに記載の飛行装置。
  9. 前記報知部は、前記複数の支持具の中で前記保護部材の支持状態が不適切であるものを判別可能に報知する請求項に記載の飛行装置。
  10. 前記装着判定部の判定結果に基づいて当該飛行装置の離陸の可否を判断する離陸制御部をさらに備える請求項1から9のいずれかに記載の飛行装置。
  11. 請求項10に記載の飛行装置、及び前記飛行装置と無線通信し、前記飛行装置の飛行を制御する情報処理装置を備え、
    前記飛行体は、前記離陸制御部の判断結果を前記情報処理装置に送信する飛行システム。
  12. 請求項1から10のいずれかに記載の飛行装置、及び前記飛行装置と無線通信し、前記飛行装置の飛行を制御する情報処理装置を備え、
    前記飛行体は、前記装着判定部の判定結果を前記情報処理装置に送信する飛行システム。
  13. 請求項1から9のいずれかに記載の飛行装置、及び前記飛行装置と無線通信し、前記飛行装置の飛行を制御する情報処理装置を備え、
    前記飛行体は、前記装着判定部の判定結果を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記装着判定部の判定結果に基づいて当該飛行装置の離陸の可否を判断する離陸制御部を有する飛行システム。
  14. 飛行装置、及び前記飛行装置と無線通信し、前記飛行装置の飛行を制御する情報処理装置を備え、
    前記飛行装置は、
    本体部及び前記本体部に保持される1以上のプロペラを有する飛行体と、
    前記飛行体に装着され、前記本体部の外側を囲うように張り渡される保護部材を支持する複数の支持具と、
    前記保護部材の支持状態を示す支持情報を検出する支持情報検出部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、前記支持情報に基づいて前記保護部材の支持状態の適否を判定する装着判定部を有する飛行システム。
  15. 本体部及び前記本体部に保持される1以上のプロペラを有する飛行体と、前記飛行体に装着され、前記本体部の外側を囲うように張り渡される保護部材を支持する複数の支持具と、を備える飛行装置を制御する情報処理装置であって、
    前記保護部材の支持状態を示す支持情報を取得する支持情報取得部と、
    前記支持情報取得部が取得にした前記支持情報に基づいて前記保護部材の支持状態の適否を判定する装着判定部と、
    を備える情報処理装置。
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