JP6763724B2 - 電源装置 - Google Patents

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本発明は、商用交流電源の交流電力を直流電力に変換する電源装置に関する。
商用交流電源の交流電力を直流電力に変換する電源装置は、商用交流電源の交流電力を整流回路で整流して直流電力に変換し、その直流電力をDC−DCコンバータで所定電圧の直流電力に変換する構成が一般的である。このような構成の電源装置においては、整流回路で発生する高調波電流が商用交流電源側へ流出し、送配電設備の故障等の問題が生ずる虞がある。そのため電源装置で発生する高調波電流は、IEC(国際電気標準会議)で策定された規制値に基づいて各国の法律で制限されている。
このような電源装置の高調波電流を低減する従来技術として、力率改善(Power Factor Correction :PFC)回路を備える電源装置が公知である。力率改善回路は、整流回路とDC−DCコンバータとの間に設けられ、整流回路の出力電流を制御して力率を改善する回路である。力率を改善することによって電源装置で発生する高調波電流が減少するため、電源装置から商用交流電源側へ流出する高調波電流を低減することができる。
電源装置の性能を示す指標の1つとして電力変換効率が挙げられる。電力変換効率は、入力電力に対する出力電力の比率である。電源装置は、電力変換効率が高いほど、低消費電力であり、発熱が少ない電源装置ということになる。そして電源装置の電力変換効率に関する規格として、電力変換効率が80%以上の電源装置に認証を与える80PLUSという規格がある。一般に電源装置の電力変換効率は、負荷が中程度のときに最も高効率になり、軽負荷時及び重負荷時には低下する傾向がある。基本的に80PLUSでは、負荷率が20%のとき、50%のとき、100%のときのそれぞれにおいて、電力変換効率が80%以上であることを要求している。
ここで重負荷時の電力変換効率の低下については、例えば回路抵抗値を下げるといった明確かつ広範囲に適用可能な対策があるため、80PLUS規格をクリアする上で比較的対策は容易である場合が多い。他方、軽負荷時の電力変換効率の低下については、例えば絶縁トランスのコア材の変更等、重負荷時における対策とトレードオフの関係になるものが多く、80PLUS規格をクリアする上で困難を伴う場合がある。そして前述した力率改善回路は、電源装置で発生する高調波電流を低減することができる反面、それ自体が電力を消費するため、特に軽負荷時において電源装置の電力変換効率を低下させる要因になり得る。
そして軽負荷時において電源装置の電力変換効率を向上させる従来技術の一例として、軽負荷時の電力変換効率を改善する電源装置が公知である(例えば特許文献1、2を参照)。当該従来技術によれば、軽負荷のときに力率改善回路の出力電圧を下げることによって、軽負荷時における電源装置の電力変換効率を改善することができる。
特開2013−021861号公報 特開2015−154652号公報
しかしながら上記の従来技術は、軽負荷時において、力率改善回路の出力電圧を下げることでDC−DCコンバータの入力電圧が下がることになるため、DC−DCコンバータの出力電圧が不安定になる可能性があり、負荷の急激な変動に対し、DC−DCコンバータの定電圧制御が追従できない虞が生ずる。
このような状況に鑑み本発明はなされたものであり、その目的は、軽負荷時における電力変換効率が高く、かつ軽負荷時に出力電圧が不安定になる虞が少ない電源装置を提供することにある。
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、交流電力を整流する整流回路と、前記整流回路の出力電流を制御して力率を改善する力率改善回路と、前記力率改善回路が出力する直流電力を定電圧の直流電力に変換するDC−DCコンバータと、前記DC−DCコンバータの出力電流を検出する出力電流検出回路と、前記DC−DCコンバータの出力電流が閾値電流以下であることを条件として軽負荷検出信号を出力する軽負荷検出回路と、前記力率改善回路を制御する第1制御回路と、前記DC−DCコンバータを制御する第2制御回路と、を備え、前記第1制御回路は、前記軽負荷検出回路から軽負荷検出信号が出力されていることを条件として、前記力率改善回路の出力電圧が所定電圧より低い電圧になるように前記力率改善回路を制御し、前記第2制御回路は、前記軽負荷検出回路から軽負荷検出信号が出力されていることを条件として、前記力率改善回路の出力電圧の低下に応じて前記DC−DCコンバータのフィードバック制御の設定を変更する、電源装置である。
軽負荷検出回路から軽負荷検出信号が出力されている状態、すなわち軽負荷のときには、力率改善回路の出力電圧が所定電圧より低い電圧になるように力率改善回路が制御される。それによって軽負荷時における電力変換効率を向上させることができる。また軽負荷のときには、その力率改善回路の出力電圧の低下に応じてDC−DCコンバータのフィードバック制御の設定が変更される。それによって力率改善回路の出力電圧が下がることに起因してDC−DCコンバータの出力電圧が不安定になる虞を低減することができるとともに、軽負荷時の力率改善回路の出力電圧の低下幅をより大きく設定して軽負荷時の電力変換効率をさらに向上させることができる。
これにより本発明の第1の態様によれば、軽負荷時における電力変換効率が高く、かつ軽負荷時に出力電圧が不安定になる虞が少ない電源装置を提供できるという作用効果が得られる。
<本発明の第2の態様>
本発明の第2の態様は、前述した本発明の第1の態様において、前記DC−DCコンバータのフィードバック制御の設定を変更することは、前記DC−DCコンバータのフィードバックゲインを大きくすることを含む、電源装置である。
本発明の第2の態様によれば、力率改善回路の出力電圧の低下に応じてDC−DCコンバータのフィードバックゲインを大きくすることによって、力率改善回路の出力電圧が下がることに起因してDC−DCコンバータの出力電圧が不安定になる虞をさらに低減することができる。
本発明によれば、軽負荷時における電力変換効率が高く、かつ軽負荷時に出力電圧が不安定になる虞が少ない電源装置を提供することができる。
本発明に係る電源装置の構成を図示した回路図。 本発明に係る電源装置の動作を図示したタイミングチャート。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
尚、本発明は、以下説明する実施例に特に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
図1は、本発明に係る電源装置の構成を図示した回路図である。
本発明に係る電源装置は、整流回路10、PFC(Power Factor Correction)回路20、DC−DCコンバータ30、フィルタ回路40、制御装置50を備える。
整流回路10は、交流電源60の交流電力を整流する回路であり、ダイオードブリッジ11及び平滑コンデンサC1を備える単相ブリッジ型全波整流回路である。PFC回路20は、整流回路10の出力電流を制御して力率を改善するアクティブ型の力率改善回路である。より具体的にはPFC回路20は、コイルL1、トランジスタQ1、ダイオードD1、コンデンサC2を含む公知の昇圧チョッパ回路である。トランジスタQ1は、FET(Field Effect Transistor)である。
DC−DCコンバータ30は、PFC回路20が出力する直流電力を定電圧の直流電力に変換する定電圧電源である。フィルタ回路40は、コイルL2及びコンデンサC3を含む公知のLCフィルタであり、DC−DCコンバータ30の出力と負荷装置70との間に設けられている。またフィルタ回路40は、DC−DCコンバータの出力電流、つまり負荷装置70に流れる電流を検出する電流検出素子41を含む。「出力電流検出回路」としての電流検出素子41は、例えばホール素子やシャント抵抗等を用いた電流センサである。
制御装置50は、補助電源(図示省略)の出力電圧Vauxで動作する制御回路である。制御装置50は、PFC制御部51、DC−DC制御部52、過電流検出コンパレータ53、軽負荷検出回路54を含む。
「第1制御回路」としてのPFC制御部51は、PFC回路20を制御する制御ICであり、トランジスタQ1のスイッチングを制御することによりPFC回路20の出力電圧を制御する。「第2制御回路」としてのDC−DC制御部52は、DC−DCコンバータ30を制御する制御ICであり、DC−DCコンバータ30のフィードバック制御(定電圧制御)や過電流制御を実行するとともに、そのフィードバック制御の設定を調整する。過電流検出コンパレータ53は、DC−DCコンバータ30の出力電流の過電流を検出する回路である。より具体的には過電流検出コンパレータ53は、電流検出素子41が検出する電流が所定の過電流値を越えたときに、DC−DC制御部52へ過電流検出信号を出力する。
軽負荷検出回路54は、抵抗R1〜R4、トランジスタQ2、Q3、軽負荷検出コンパレータ541を含む。
軽負荷検出コンパレータ541は、DC−DCコンバータ30の出力電流が閾値電流以下であることを条件として軽負荷検出信号を出力する回路である。より具体的には軽負荷検出コンパレータ541は、電流検出素子41が検出する電流が閾値電流以下であるときに、PFC制御部51及びDC−DC制御部52へ軽負荷検出信号を出力する。この閾値電流は、例えば負荷率が10%又は20%のときのDC−DCコンバータ30の出力電流に相当する電流値に設定される。
抵抗R1、R2及びトランジスタQ2は、軽負荷検出コンパレータ541が出力する軽負荷検出信号をPFC制御部51に入力するスイッチ回路を構成する。抵抗R1は、一端がPFC制御部51に接続されており、他端が抵抗R2の一端に接続されている。抵抗R2の他端はグランドに接続されている。トランジスタQ2は、FETであり、ドレインが抵抗R1とR2の接続点に接続され、ソースがグランドに接続され、ゲートが軽負荷検出コンパレータ541に接続されている。
抵抗R3、R4及びトランジスタQ3は、軽負荷検出コンパレータ541が出力する軽負荷検出信号をDC−DC制御部52に入力するスイッチ回路を構成する。抵抗R3は、一端がDC−DC制御部52に接続されており、他端が抵抗R4の一端に接続されている。抵抗R4の他端はグランドに接続されている。トランジスタQ3は、FETであり、ドレインが抵抗R3とR4の接続点に接続され、ソースがグランドに接続され、ゲートが軽負荷検出コンパレータ541に接続されている。
このような構成の電源装置において、PFC制御部51は、軽負荷検出回路54から軽負荷検出信号が出力されていることを条件として、PFC回路20の出力電圧Vpfc−outが所定電圧より低い電圧になるようにPFC回路20を制御する。さらにDC−DC制御部52は、軽負荷検出回路54から軽負荷検出信号が出力されていることを条件として、PFC回路20の出力電圧Vpfc−outの低下に応じてDC−DCコンバータ30のフィードバック制御の設定を変更する。
ここでDC−DCコンバータ30のフィードバック制御の設定を変更することは、例えばDC−DCコンバータ30の入力電圧(PFC回路20の出力電圧Vpfc−out)に応じて、フィードバック制御の応答特性を最適化することを意味する。より具体的にはDC−DCコンバータ30のフィードバック制御の設定を変更することは、例えばDC−DCコンバータ30のフィードバックゲインを大きくすることを含み、例えばPFC回路20の出力電圧Vpfc−outを下げた分だけDC−DCコンバータ30のフィードバックゲインを大きくすることを含む。
図2は、本発明に係る電源装置の動作を図示したタイミングチャートである。
まず電源スイッチ(図示省略)を投入することによって、入力電圧VinがPFC回路20に印加される(タイミングT1)。つづいて補助電源が起動し、補助電源の出力電圧Vauxが上昇する(タイミングT2)。それによって制御装置50が起動し、PFC制御部51によるPFC回路20の制御が開始され、PFC回路20の出力電圧Vpfc−outが所定電圧まで上昇する(タイミングT3)。つづいてDC−DC制御部52によるDC−DCコンバータ30の制御が開始され、DC−DCコンバータ30の出力電圧Voが定格電圧まで上昇し、負荷電流Ioが流れ始める(タイミングT4)。
閾値電流Ithを越える負荷電流Ioが流れている状態、つまり中負荷又は重負荷状態(例えば負荷率が20%を越えている状態)であるときは、軽負荷検出コンパレータ541の出力電圧Vg(軽負荷検出信号)は0Vになっている。この状態では、PFC回路20の出力電圧Vpfc−outが所定電圧に維持される。またDC−DCコンバータ30のフィードバック制御の設定は、中負荷用又は重負荷用の設定となる。
他方、負荷電流Ioが減少して閾値電流Ith以下に低下すると、つまり軽負荷状態(例えば負荷率が10%以下又は20%以下の状態)になると(タイミングT5)、軽負荷検出コンパレータ541から軽負荷検出信号が出力される。つまり軽負荷検出コンパレータ541の出力電圧Vgが0Vから所定電圧まで上昇する(タイミングT6)。それによってPFC回路20の出力電圧Vpfc−outが所定電圧より低い電圧に低下するとともに、そのPFC回路20の出力電圧Vpfc−outの低下に応じてDC−DCコンバータ30のフィードバック制御の設定が軽負荷用の設定に変更される(タイミングT6)。
尚、負荷電流Ioが閾値電流Ith以下に低下(タイミングT5)してから、軽負荷検出コンパレータ541の出力電圧Vgが0Vから所定電圧まで上昇(タイミングT6)するまでの時間差は、軽負荷検出コンパレータ541の反応遅延時間である。
そして負荷電流Ioが増加して閾値電流Ithを越えると、つまり中負荷又は重負荷状態になると(タイミングT7)、軽負荷検出コンパレータ541から軽負荷検出信号が出力されていない状態、つまり軽負荷検出コンパレータ541の出力電圧Vgが0Vに低下した状態になる(タイミングT8)。それによってPFC回路20の出力電圧Vpfc−outが所定電圧に上昇するとともに、DC−DCコンバータ30のフィードバック制御の設定が中負荷用又は重負荷用の設定に変更される(タイミングT8)。
尚、負荷電流Ioが閾値電流Ithを越えて(タイミングT7)から、軽負荷検出コンパレータ541の出力電圧Vgが0Vに低下(タイミングT8)するまでの時間差は、軽負荷検出コンパレータ541の反応遅延時間である。
ここでPFC回路20における損失について説明する。PFC回路20のトランジスタQ1は、FETであり、出力容量Cossを有する。出力容量Cossは、トランジスタQ1のドレイン−ソース間の寄生容量とゲート−ドレイン間の寄生容量を合算した容量である。ここでPFC回路20の出力電圧をVpfc−out、トランジスタQ1のスイッチング周波数をfswとすると、トランジスタQ1の出力容量によって生ずる容量性損失Pcossは、以下の式(1)で表される。
Figure 0006763724
またPFC回路20の抵抗値をR、PFC回路20の出力電流をIとすると、PFC回路20の直流抵抗損PIは、以下の式(2)で表される。
Figure 0006763724
PFC回路20の容量性損失Pcossは、上記の式(1)から理解されるように、PFC回路20の出力電流Iの大きさに依存しない。つまり負荷電流(負荷装置70に流れる電流)の大きさに依存しない。他方、PFC回路20の直流抵抗損PIは、PFC回路20の出力電流Iの大きさに応じて増減する。そのためPFC回路20の出力電流Iが比較的大きい状態、つまり中負荷又は重負荷時には、PFC回路20の損失は直流抵抗損PIが支配的になる。他方、PFC回路20の出力電流Iが比較的小さい状態、つまり軽負荷時には、PFC回路20の損失は容量性損失Pcossが支配的になる。したがって軽負荷時には、PFC回路20の出力電圧Vpfc−outを下げることで、PFC回路20の損失を効果的に小さくすることができる。
尚、本発明に係る電源装置は、軽負荷検出回路54の抵抗R1〜R4、トランジスタQ2、Q3で構成される2つのスイッチ回路でも損失が生ずるが、極めて小さく無視できる程度の損失である。
PFC制御部51は、前述したように、軽負荷検出回路54から軽負荷検出信号が出力されていることを条件として、PFC回路20の出力電圧Vpfc−outが所定電圧より低い電圧になるようにPFC回路20を制御する。それによってPFC回路20の損失を小さくすることができるので、軽負荷時における電力変換効率を向上させることができる。他方、軽負荷時には、PFC回路20の出力電圧Vpfc−outを下げることでDC−DCコンバータ30の入力電圧が下がることになる。それによってDC−DCコンバータ30は、その出力電圧Voが不安定になる可能性があり、負荷の急激な変動に対して定電圧制御が追従できない虞が生ずる。
そのためDC−DC制御部52は、前述したように、軽負荷検出回路54から軽負荷検出信号が出力されていることを条件として、PFC回路20の出力電圧Vpfc−outの低下に応じてDC−DCコンバータ30のフィードバック制御の設定を変更する。それによってPFC回路20の出力電圧Vpfc−outが下がることに起因してDC−DCコンバータ30の出力電圧Voが不安定になる虞を低減することができるとともに、軽負荷時のPFC回路20の出力電圧Vpfc−outの低下幅をより大きく設定して軽負荷時の電力変換効率をさらに向上させることができる。
このようにして本発明によれば、軽負荷時における電力変換効率が高く、かつ軽負荷時に出力電圧が不安定になる虞が少ない電源装置を提供することができる。
また一般的に電源装置は、過電流保護等の目的で、DC−DCコンバータ30の出力電流を検出する電流センサを備えている。そのため本発明に係る電源装置は、ハードウェアの構成としては従来の電源装置に軽負荷検出回路54を追加するだけでよく、極めて低コストで実現することができる。したがって本発明によれば、軽負荷時における電力変換効率が高く、かつ軽負荷時に出力電圧が不安定になる虞が少ない電源装置を極めて低コストで実現することができる。
10 整流回路
20 PFC回路
30 DC−DCコンバータ
40 フィルタ回路
41 電流検出素子
50 制御装置
51 PFC制御部
52 DC−DC制御部
53 過電流検出コンパレータ
54 軽負荷検出回路
60 交流電源
70 負荷装置
541 軽負荷検出コンパレータ

Claims (2)

  1. 交流電力を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力電流を制御して力率を改善する力率改善回路と、
    前記力率改善回路が出力する直流電力を定電圧の直流電力に変換するDC−DCコンバータと、
    前記DC−DCコンバータの出力電流を検出する出力電流検出回路と、
    前記DC−DCコンバータの出力電流が閾値電流以下であることを条件として軽負荷検出信号を出力する軽負荷検出回路と、
    前記軽負荷検出回路に接続され、前記力率改善回路を制御する第1制御回路と、
    前記軽負荷検出回路に接続され、前記DC−DCコンバータを制御する第2制御回路と、を備え、
    前記第1制御回路は、前記軽負荷検出回路から軽負荷検出信号が出力されていることを条件として、前記力率改善回路の出力電圧が所定電圧より低い電圧になるように前記力率改善回路を制御し、
    前記第2制御回路は、前記軽負荷検出回路から軽負荷検出信号が出力されていることを条件として、前記DC−DCコンバータのフィードバック制御の設定を、前記力率改善回路の出力電圧の低下に応じた分だけ変更する、電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置において、前記DC−DCコンバータのフィードバック制御の設定を変更することは、前記DC−DCコンバータのフィードバックゲインを大きくすることを含む、電源装置。
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