JP6763100B1 - 体液漏出防止剤 - Google Patents
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Abstract
Description
アルコール類としては、体液漏出防止剤の使用温度(例えば、0℃以上40℃以下)下で液状である親水性を有する各種のものを採用することができる。特に限定されるものではないが、例えば、エチレングリコールの他に、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール、グリセリン等が挙げられる。これらの中では、吸水性樹脂の分散状態の安定性の観点から、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類やグリセリンが好ましく、ポリエチレングリコール及びグリセリンがより好ましい。主成分のエチレングルコールは、50重量%〜70重量%含有することが好ましい。
カルボキシビニルポリマーとしては、例えば、α,β−不飽和カルボン酸類と架橋剤であるエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物とを含む重合性材料を重合することで得られるα,β−不飽和カルボン酸類の架橋物が挙げられる。
吸水性樹脂としては各種のものを採用することができ、特に限定されるものではないが、例えば、アクリル酸塩重合体の架橋物、澱粉−アクリル酸塩グラフト共重合体の加水分解生成物の架橋物、ビニルアルコール−アクリル酸塩共重合体の架橋物、無水マレイン酸グラフトポリビニルアルコールの架橋物、架橋イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、及び酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体のケン化物等が挙げられる。これらのうち、大量の液体を吸収して水不溶性ゼリー状物を形成することができ、多少の荷重をかけても吸収した液体を分子内に安定的に保持可能なアクリル酸塩重合体の架橋物を用いるのが好ましい。
イオン性多糖類としては、陰イオン性多糖類、特に、海草由来の陰イオン性多糖類が好ましい。また、κ−カラギーナン、キサンタンガム等の硫酸基またはカルボキシル基を有する陰イオン性多糖類が好ましい。
ポリアクリル酸部分中和物(非架橋型)としては、アクリル酸及びその塩を重合する際に、極度な低分子量体や極度な高分子量体が生成しないように重合度をコントロールしたものが好ましく用いられる。ポリアクリル酸部分中和物の粒子形状は、球状、破砕状等は特に問わないが、球状であることが好ましい。このようなポリアクリル酸部分中和物は、代表的な製造方法である逆相懸濁重合法や水溶液重合法等の他、各種の重合方法で製造することができる。また、必要に応じて粉砕、造粒または分級等することで調製することができ、水溶性を有する。ポリアクリル酸部分中和物の含有量は、通常、0.05〜4重量%が好ましく、更に好ましくは、1〜3重量%である。ポリアクリル酸部分中和物の含有量が0.05重量%未満の場合、吸水性樹脂の分散安定性が低下し流動性が悪化するおそれがある。一方、ポリアクリル酸部分中和物の含有量が4重量%を超えた場合、含有量に見合う流動性改善効果が得られにくく、却って不経済になる。
体液漏出防止剤の粘度は、通常、40,000cP以上200,000cP以下であることが好ましい。特に、60,000cP〜180,000cPが好ましく、80,000cP〜150,000cPがより好ましい。体液漏出防止剤の粘度が40,000cP未満であると、体腔には入り易いが、例えば、咽喉部への注入の場合、咽喉部よりも奥に入り込み過ぎて咽喉部での漏出を防止することができなくなる可能性がある。逆に、粘度が200,000cPを超えると、流動性が悪化して、挿入管から体液漏出防止剤が吐出しにくくなる可能性がある。また、保管場所や気温に応じて粘度が変動するので、例えば夏場向けには、少し粘度の高いものを用意し、逆に冬場向けには、少し粘度の低いものを用意することが好ましい。
体液漏出防止剤の製造方法としては、例えば、アルコール類とカルボキシビニルポリマー、吸水性樹脂及びイオン性多糖類を一括で混合する方法や、予めアルコール類、とカルボキシビニルポリマーを含む粘液基材を攪拌して用意し、得られた粘液基材に吸水性樹脂を分散し、次いでイオン性多糖類を混合分散する方法や、予めアルコール類とカルボキシビニルポリマーを含む粘液基材にイオン性多糖類を混合分散し、次いで吸水性樹脂を混合分散する方法等が挙げられる。
遺体処置装置(装填器)1の挿入管20を鼻孔Aに挿入して、注入器10内の体液漏出防止剤2を遺体Sの咽喉部Bに注入する場合に、本発明を適用した例を挙げて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る体液漏出防止剤2を収容する注入器10と遺体Sの咽喉部Bへ注入する挿入管20とを有する遺体処置装置1を示す。図2は、注入器10に挿入管20を接続して、注入器10内の体液漏出防止剤2を挿入管20を通して遺体Sの体腔(咽喉部B)に装填する使用状態を示す。図2において、Aは鼻孔、Bは咽喉部、Cは舌、Dは気管、Eは食道、Fは頚椎、Gは口腔をそれぞれ示している。
次に、遺体処置装置1を使用して、体液漏出防止剤2を遺体Sの咽喉部Bに注入する方法を説明する。まず、フィルムパック(図示せず)から注入器10を取り出し、注入器10の筒状部14に被せた保護キャップ(図示せず)を取り外す一方、接続管部31に筒状部14を嵌め合わせて挿入管20に注入器10を接続する。次いで、挿入管20の管本体部21を鼻孔Aから咽喉部Bに向けて挿入し、挿入管20のストッパ(図示せず)が鼻先A1に当たった時点で挿入を停止する。そして、注入器10のピストン12を押圧し、挿入管20を経由してシリンジ11内の体液漏出防止剤2を咽喉部Bに注入する。シリンジ11内の体液漏出防止剤2を押し出して咽喉部Bに装填した後、注入器10を引っ張って挿入管20を鼻孔Aから引き抜く。
次に、本発明の体液漏出防止剤について、実施例を挙げて具体的に説明する。ただし本発明は、以下の実施例等によって何ら限定されるものではない。
(体液漏出防止剤の調製)
実施例1〜4に係る体液漏出防止剤の調製について説明する。攪拌機を備えた注入器に溶媒としてのエチレングリコール55.55重量%及びポリエチレングリコール16重量%を入れて攪拌しながら、更にカルボキシビニルポリマー0.3重量%を少量ずつ加えて、2〜8時間攪拌した。そして得られた粘液基材に吸水性樹脂26重量%を加え、更にポリアクリル酸部分中和物0.1重量%を加え、十分に攪拌した。その後、吸水性樹脂が分散した粘液基材を攪拌しながら、更にトリエタノールアミン2.05重量%を少量ずつ滴下し、これによりpH7.0の体液漏出防止剤を調製した。
・エチレングリコール:(日本アルコール販売(株)製)
・PEG200:数平均分子量が200のポリエチレングリコール(日油(株)製)
・カルボキシビニルポリマー:商品名「ハイビスワコー」和光純薬工業(株)製
・吸水性樹脂 TYPEI:商品名「アクアキープ10SH−PF」住友精化(株)製
・イオン性多糖類:κ−カラギーナン(東京化成(株)製)、キサンタンガム(DSP五協フード&ケミカル(株)製)、タマリンドガム(DSP五協フード&ケミカル(株)製)
・ポリアクリル酸部分中和物:商品名「アクパーナAP−70」住友精化(株)製
・トリエタノールアミン:(三井化学(株)製)
・「アクアキープ10SH−PF」は、中位粒子径160μmの顆粒状吸水性樹脂であり、生理食塩水の吸水速度は2秒である。「アクパーナAP−70」は、中位粒子径70μm、中和度70%のポリアクリル酸部分中和物である。
実施例1〜4の各体液漏出防止剤の悪臭化合物として、以下のものを使用した。
気体採取器として(株)ガステック製のGV−100Sを使用し、(株)ガステック製のガス検知管を使用した。
10リットルのポリフッ化ビニリデン樹脂製のテトラーバッグに、上記のように調整したサンプル1〜4をそれぞれ別々に入れてテープで密封した後、ポンプ式空気入れで純粋な空気を挿入して10リットルにした。このようにして、サンプル1〜4を入れた4種類のテトラーバッグを、悪臭成分であるアンモニアガス、イソプロピルアミン、ブタン酸(酪酸)用に、それぞれ用意した。それぞれのサンプルを入れたテトラーバッグについて、注射器で気体の濃度が100ppmになるように、それぞれの悪臭成分を別々に挿入し、すぐに蓋をした。
実施例5〜12、比較例1及び2の体液漏出防止剤の調製について説明する。
2 体液漏出防止剤
3 注入器
4 挿入管
10 シリンジ
11 ピストン
12 収容部
13 ノズル部
14 突出部(係合部)
15 挿入管部
16〜18 第1〜第3装填孔
22 ストッパ(マーク)
23 孔部(係合部)
Claims (5)
- 遺体の体腔に装填される体液漏出防止剤であって、
エチレングリコールを主成分とするアルコール類を70重量%以上含む粘液基材中に、吸水性樹脂15重量%〜30重量%が分散しており、且つイオン性多糖類を含有し、
前記イオン性多糖類はκ−カラギーナンであり、
前記κ−カラギーナンは、前記体液漏出防止剤中の該κ−カラギーナン以外の成分の総量を100重量%としたとき0.1重量%〜0.4重量%含まれることを特徴とする体液漏出防止剤。 - 遺体の体腔に装填される体液漏出防止剤であって、
エチレングリコールを主成分とするアルコール類を70重量%以上含む粘液基材中に、吸水性樹脂15重量%〜30重量%が分散しており、且つイオン性多糖類を含有し、
前記イオン性多糖類はキサンタンガムであり、
前記キサンタンガムは、前記体液漏出防止剤中の該キサンタンガム以外の成分の総量を100重量%としたとき0.05重量%〜0.3重量%含まれることを特徴とする体液漏出防止剤。 - 前記体液漏出防止剤が、カルボキシビニルポリマーを0.15重量%〜0.3重量%含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の体液漏出防止剤。
- 前記体液漏出防止剤が、トリエタノールアミンを0.5重量%〜2.5重量%含有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の体液漏出防止剤。
- 前記体液漏出防止剤が、ポリアクリル酸部分中和物を0.05重量%〜4重量%含有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の体液漏出防止剤。
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