JP6762815B2 - サンシェード装置 - Google Patents

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本発明は、サンシェード装置に関する。
従来、乗物のウインドウガラスを覆うためのサンシェード装置として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、シェードにシェードフレームが取り付けられ、シェードフレームと共にシェードが展開される構成のサンシェード装置が記載されている。
特開2014−177216号公報
また、サンシェード装置においては、シェードフレームにローラなどの当接部を設け、この当接部をウインドウガラスに押し当てる構成のものが知られている。これにより、シェードフレームをウインドウガラス側に付勢された状態とすることができ、シェードフレームを保持することができる。しかしながら、このような構成では、ウインドウガラスを開いてしまうと当接部の保持ができなくなる。つまり、シェード展開時にはウインドウガラスを開くことができないという問題点がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シェードを展開した状態であってもウインドウガラスを開くことが可能なサンシェード装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のサンシェード装置は、乗物に設けられた開閉可能なウインドウガラスを覆うことが可能なサンシェード装置であって、前記ウインドウガラスを乗物室内側から覆うことが可能なシェードと、前記シェードを巻き取ることが可能な巻取軸と、前記シェードにおける前記巻取軸と反対側の周端部に取り付けられ、前記周端部に沿う長手状をなすシェードフレームと、前記シェードフレームを前記巻取軸から遠ざかる方向に移動させることで前記シェードを展開させることが可能な移動装置と、前記ウインドウガラスが有する一対の側端部に沿ってそれぞれ配される一対の被当接部と、前記シェードフレームに設けられる一対の当接部と、を備え、前記シェードは、前記一対の側端部の延設方向に沿って展開するものとされ、前記シェードが展開する際には、前記一対の当接部が、前記一対の被当接部に対して、乗物室内側からそれぞれ押し当てられた状態で変位する構成であることに特徴を有する。
上記構成によれば、一対の当接部が一対の被当接部に押し当てられることで、シェードが展開する際にシェードフレームを保持することができる。仮に一対の当接部をウインドウガラスに押し当てて保持する構成とした場合にはウインドウガラスを開いてしまうと、一対の当接部を保持することができない。つまり、シェード展開時には、ウインドウガラスを開くことができない。上記構成では、一対の被当接部をウインドウガラスとは別部材で設けることで、シェードを展開した状態であってもウインドウガラスを開くことができる。
また、前記一対の被当接部のうち、一方の被当接部は、前記ウインドウガラスの周端部に沿って設けられたウインドウフレームに取り付けられる板状部材であり、前記板状部材は、前記一対の側端部の延設方向に沿って延びる長手状をなすものとすることができる。ウインドウガラスの周端部に沿って設けられたウインドウフレームに対して、一方の被当接部を取り付ける構成とすれば、ウインドウガラスの周端部に沿って、一方の被当接部を容易に配置することができる。
また、前記一対の被当接部のうち、他方の被当接部は、前記ウインドウガラスと前記ウインドウガラスと隣接する他のウインドウガラスとを仕切るディビジョンバーであるものとすることができる。ディビジョンバーを被当接部とすることで、専用の被当接部を設ける必要がなく、より簡易な構成とすることができる。また、ディビジョンバーは、ウインドウガラスの周端部に沿って配されるものであるから、被当接部として好適である。
また、前記一対の被当接部のうち他方の被当接部は、前記ウインドウガラスと隣接する他のウインドウガラスであり、前記他のウインドウガラスは、固定窓であるものとすることができる。他のウインドウガラスを被当接部とすることで、専用の被当接部を設ける必要がなく、より簡易な構成とすることができる。なお、他のウインドウガラスは、固定窓であり、可動窓ではないから、当接部が押し当てられる部材として好適である。
本発明によれば、シェードを展開した状態であってもウインドウガラスを開くことが可能なサンシェード装置を提供することができる。
実施形態1に係るサンシェード装置が設けられた車両用ドアの上部を示す正面図(格納状態を示す図) 図1の状態からシェードを引き上げた状態を示す正面図(展開状態を示す図) サンシェード装置を示す断面図(図1のIII−III線で切断した図に対応) シェードフレームを上昇させる過程を示す断面図 展開状態のサンシェード装置を示す断面図 移動装置を示す断面図 板状部材を示す断面図(図2のVII−VII線で切断した図に対応) ディビジョンバーを示す断面図(図2のVIII−VIII線で切断した図に対応) 実施形態2に係るローラを示す断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図8によって説明する。図1は、本実施形態のサンシェード装置30が設けられた車両用ドア10の上部を示す正面図である。なお、図1の左側は車両前方であり、右側は車両後方である。本実施形態の車両用ドア10は、車両のサイドドアとして使用されるもので、金属製のインナパネル11及びアウタパネル12(図3参照)、インナパネル11を車室内側から覆う形で配される合成樹脂製のドアトリム13を備えている。また、車両用ドア10は、図1に示すように、ウインドウガラス14,15(サイドウインドウ)と、ウインドウガラス14,15を保持するウインドウフレーム16と、ディビジョンバー20と、を備えている。
ウインドウガラス14,15は、図1に示すように、車両前後方向に配列されており、上下方向に延びる直線状のディビジョンバー20によって、互いに仕切られている。ウインドウフレーム16及びディビジョンバー20は、ウインドウガラス14,15の外縁を囲む形で設けられている。ウインドウフレーム16は、車両前後方向(乗物の進行方向)に沿って延びる上枠部17と、上枠部17の両端にそれぞれ設けられる一対の側枠部18,19と、を備えている。
一対の側枠部18,19は、互いに延設方向が異なるものとされ、側枠部18は、上下方向に沿って延びている。これに対して、側枠部19は、車両後方(図1の右側)に向かうにつれて下降傾斜する形で延びている。ディビジョンバー20は、側枠部18(一方の側枠部)に並行する形で延びている。車両前側に配されるウインドウガラス14は、ウインドウレギュレータ(図示せず)によって開閉可能(昇降可能)な構成とされている。これに対して、車両後側に配されるウインドウガラス15(他のウインドウガラス)は、例えば、略三角形状をなしており、移動不能な固定窓とされる。上枠部17、側枠部18、及びディビジョンバー20は、ウインドウガラス14の周端部に沿って設けられている。
サンシェード装置30は、図3に示すように、シェード31と、シェード31を巻き取ることが可能な巻取軸32と、巻取軸32を格納可能な格納ケース33と、シェード31の上端部(シェードにおける巻取軸と反対側の周端部)に取り付けられるシェードフレーム34と、を備える。シェード31は、ウインドウガラス14,15から差し込む光を遮光するためのもので、シート状の可撓性部材とされる。
シェード31は、図2に示すように、ウインドウガラス14,15のほぼ全面を車室内側(乗物室内側)から覆うことが可能な大きさとされる。シェード31としては、例えば、半透明シート、不透明シート、メッシュシート、織布等を例示することができる。また、シェード31の材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂材料を例示することができるが、これに限定されるものではない。
巻取軸32(図3参照)は、車両前後方向に長い形状をなしており、その両端部において格納ケース33に取り付けられている。巻取軸32は、その軸線を回動軸として回動可能に取り付けられている。巻取軸32には、スプリング(図示せず)が内蔵されており、スプリングの復元力によって巻取軸32が回転することで、シェード31を自動的に巻き取り可能な構成となっている。つまり、シェード31の上端部(シェードフレーム34を含む)は、巻取軸32側(図1の下側、巻き取り方向)に付勢される構成となっている。
シェードフレーム34は、図2に示すように、シェード31の上端部に沿う長手状をなしており、シェード31の上端部のほぼ全長に亘って取り付けられている。なお、シェード31の上端部は、シェードフレーム34を構成する一対の板材によって挟み込まれており、例えば溶着によってシェード31とシェードフレーム34とが接合されている。
また、サンシェード装置30は、シェードフレーム34を上下動させる移動装置40(図6参照)を備える。本実施形態では、移動装置40によって、シェードフレーム34が上下動することで、シェード31がウインドウガラス14,15を覆う展開状態(図2の状態)と、シェード31が格納ケース33の内部に収容される収容状態(図1及び図3の状態)の間で変更可能となっている。なお、格納ケース33は、図3に示すように、ドアトリム13とインナパネル11の間に配されており、シェード31は、ドアトリム13(より詳しくはトリムボード)の開口部13Aを通じて出し入れされる構成となっている。
移動装置40は、図3及び図6に示すように、モータ41と、モータ41の駆動軸に取り付けられたギヤ42と、ギヤ42に噛み合わされたギヤードワイヤ45と、ギヤードワイヤ45とシェードフレーム34とを接続するロッド43と、ロッド43が挿通される筒状部材46と、を備える。なお、移動装置40を構成する各部材は、主にドアトリム13の車室外側に配されている。
モータ41が駆動することで、ギヤ42が正転すると、ギヤードワイヤ45がロッド43を上昇させる。これにより、ロッド43が筒状部材46から上方に進出し、シェードフレーム34を押し上げる。この結果、シェードフレーム34が上昇することで、シェード31を展開させることができる。つまり、移動装置40は、シェードフレーム34を巻取軸32から遠ざかる方向に移動させることで、シェード31を展開させることが可能な構成となっている。なお、シェード31は、一対の側端部14A,14B(後述)の延設方向に沿って展開するものとされる。
一方、モータ41が駆動することで、ギヤ42が逆転すると、ロッド43がギヤードワイヤ45によって下降し、シェードフレーム34が下降する。これにより、シェードフレーム34の下降に伴って、巻取軸32によってシェード31が巻き取られ、シェード31が格納される構成となっている。
また、シェードフレーム34における車室外側の面には、図7及び図8に示すように、一対のローラ35,36(一対の当接部)が設けられている。一対のローラ35,36はそれぞれシェードフレーム34の長手方向に沿う軸を回動軸として回動可能となっている。ローラ35は、側枠部18に取り付けられた板状部材55に対して車室内側(図7の下側)から重なる箇所に配されており、例えば、U字状のブラケット35Aを介してシェードフレーム34に取り付けられている。ローラ36は、ディビジョンバー20に対して車室内側(図8の下側)から重なる箇所に配されており、例えば、一対のブラケット36A,36Aを介して、シェードフレーム34に取り付けられている。
板状部材55(一方の被当接部)は、図1及び図7に示すように、側枠部18の延設方向に沿って延びる長手状をなしており、ウインドウガラス14に対して車室内側に配されている。つまり、板状部材55は、ウインドウガラス14の車両前側の側端部14Aに沿う形で配されており、側端部14Aの延設方向に沿って延びる長手状をなしている。また、板状部材55は、図7に示すように、断面視略L字状をなしており、側枠部18を構成する金属製のパネル部材18Aに対して、ねじ止めされている。なお、板状部材55は、金属製の芯材55Aと、合成樹脂製の外装部材55Bによって構成されており、ローラ35は、外装部材55Bの車室内側の面(被当接面55D)に当接する構成となっている。
また、車両前後方向(図7の左右)において、ローラ35の長さは、板状部材55における被当接面55Dの長さよりも小さい値で設定されている。これにより、車両前後方向においてローラ35の位置がずれた場合であっても、被当接面55Dに対して確実にローラ35を当接させることができる。なお、パネル部材18Aには、ウインドウガラス14の側端部14Aが嵌合されるウェザーストリップ26が取り付けられている。
ディビジョンバー20(他方の被当接部)は、ウインドウガラス14の車両後側の側端部14Bに沿う形で配されている。ディビジョンバー20は、図8に示すように、断面視略H状に形成されており、ローラ36は、ディビジョンバー20における車室内側の面20Aに当接する構成となっている。また、ローラ36の長さ(車両前後方向における長さ)は、ディビジョンバー20の幅よりも大きい値で設定されている。これにより、車両前後方向においてローラ36の位置がずれた場合であっても、車室内側の面20Aに対して確実にローラ36を当接させることができる。また、ディビジョンバー20には、ウインドウガラス14が嵌合されるウェザーストリップ24と、ウインドウガラス15が嵌合されるウェザーストリップ25と、がそれぞれ取り付けられている。
本実施形態では、図4及び図5に示すように、ロッド43は、モータ41の駆動に伴って、上方に向かうにつれて車室内側に向かう方向に傾斜する形で上昇する。また、ウインドウガラス14(ひいては板状部材55及びディビジョンバー20)は、上方に向かうにつれて車室内側に向かう方向に傾斜している。そして、水平面に対する傾斜角度は、ロッド43の傾斜角度に比べて、ウインドウガラス14の傾斜角度の方が小さいものとされる。
これにより、ロッド43及びシェードフレーム34が上昇する過程では、ローラ35が板状部材55に対して当接し、ローラ36がディビジョンバー20に対して当接する(図4参照)と、それ以降はローラ35が板状部材55に対して当接しつつ回動すると共に、ローラ36がディビジョンバー20に対して当接しつつ回動する。また、ローラ35,36が板状部材55及びディビジョンバー20に当接した以降は、シェードフレーム34が上昇することに伴って、ロッド43がウインドウガラス14の傾斜に沿う形で車室内側に撓む(図5参照)。これにより、ロッド43の弾性力によって、ローラ35が板状部材55に対して車室内側から押し当てられ、ローラ36がディビジョンバー20に対して車室内側から押し当てられる。
この結果、シェード31が展開する際、及びシェード31の展開が完了した状態(図5参照)では、シェードフレーム34(及びローラ35,36)は、ウインドウガラス14側に付勢された状態で保持される。つまり、板状部材55及びディビジョンバー20(一対の被当接部)は、シェードフレーム34を車幅方向について位置決めする機能を有している。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、ローラ35,36が板状部材55及びディビジョンバー20に押し当てられた状態で変位する。これにより、シェードフレーム34を保持することができる。仮にローラ35,36をウインドウガラス14に押し当てて保持する構成とした場合にはウインドウガラス14を開いてしまうと、ローラ35,36を保持することができない。つまり、シェード展開時には、ウインドウガラス14を開くことができない。この点、本実施形態では、ローラ35,36をガイドする一対の被当接部(板状部材55及びディビジョンバー20)をウインドウガラス14とは別部材で設けることで、シェード31を展開した状態であってもウインドウガラス14を開くことができる。
また、ローラ35,36が当接する一対の被当接部のうち、一方の被当接部は、ウインドウガラス14の周端部に沿って設けられたウインドウフレーム16に取り付けられた板状部材55であり、板状部材55は、一対の側端部14A,14Bの延設方向に沿って延びる長手状をなしている。ウインドウガラス14の周端部に沿って設けられたウインドウフレーム16に対して、一方の被当接部を取り付ける構成とすれば、ウインドウガラス14の周端部に沿って、被当接部を容易に配置することができる。
また、ローラ35,36をガイドする一対の被当接部のうち、他方の被当接部は、ウインドウガラス14とウインドウガラス15とを仕切るディビジョンバー20である。ディビジョンバー20を被当接部とすることで、専用の被当接部を設ける必要がなく、より簡易な構成とすることができる。また、ディビジョンバー20は、ウインドウガラス14の周端部(側端部14B)に沿って配されるものであるから、被当接部として好適である。
また、本実施形態では、ロッド43の弾性を用いて、ローラ35,36を板状部材55及びディビジョンバー20に押し当てることで、シェードフレーム34を保持しつつ上下動させることができる。このような構成とすれば、例えば一対のガイドレール及び一対のギヤードワイヤを用いてシェードフレーム34を保持しつつ上下動させる構成と比べて、より簡易な構成とすることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9によって説明する。本実施形態では、ローラの構成が上記実施形態と相違する。なお、上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態のローラ136(他方の被当接部)は、例えば、一対のブラケット136A,136Aを介してシェードフレーム34に取り付けられている。ローラ136は、図9に示すようにウインドウガラス15(ウインドウガラスと隣接する他のウインドウガラス、固定窓)に対して押し当てられる構成となっている。
より詳しくは、ウインドウガラス15における車両前側(ウインドウガラス14側)の側端部15Aは、ウインドウガラス14の側端部14Bに沿って延びており、ローラ136は、その側端部15Aに対して押し当てられている。本実施形態のようにウインドウガラス15を被当接部とすることで、専用の被当接部を設ける必要がなく、より簡易な構成とすることができる。なお、ウインドウガラス15は、固定窓であり、可動窓ではないから、ローラ136が押し当てられる部材として好適である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態で例示したサンシェード装置は、車両用に限定されず、ディビジョンバーによって仕切られるウインドウガラスを備える種々の乗物に搭載することが可能である。
(2)上記実施形態では、サイドウインドウガラスを覆うサンシェード装置を例示したが、これに限定されない。例えば、リアウインドウガラスを覆うサンシェード装置に本発明を適用してもよい。
(3)上記実施形態では、移動装置として、ロッド43及びギヤードワイヤ45を備えるものを例示したが、これに限定されない。移動装置は、シェードフレーム34を移動可能な構成のものであればよく、例えば、リンク機構を用いた構成のものを用いてもよい。
(4)上記実施形態では、当接部としてローラを例示したが、これに限定されない。当接部は、被当接部に対して当接しつつ変位可能なものであればよく、例えば、不織布などを用いて被当接部に対する摩擦を低減させることで摺動可能な構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、一対の被当接部のうち一方の被当接部として板状部材55を例示し、他方の被当接部としてディビジョンバー20又はウインドウガラス15を例示したが、これに限定されない。例えば、一対の被当接部が一対の板状部材によって構成されていたり、一対の被当接部が一対のディビジョンバーによって構成されていたりしてもよい。
14…ウインドウガラス、14A…側端部、14B…側端部、15…ウインドウガラス(他のウインドウガラス、他方の被当接部)、16…ウインドウフレーム、20…ディビジョンバー(他方の被当接部)、30…サンシェード装置、31…シェード、32…巻取軸、34…シェードフレーム、35,36,136…ローラ(当接部)、40…移動装置、55…板状部材(一方の被当接部)

Claims (4)

  1. 乗物に設けられた開閉可能なウインドウガラスを覆うことが可能なサンシェード装置であって、
    前記ウインドウガラスを乗物室内側から覆うことが可能なシェードと、
    前記シェードを巻き取ることが可能な巻取軸と、
    前記シェードにおける前記巻取軸と反対側の周端部に取り付けられ、前記周端部に沿う長手状をなすシェードフレームと、
    前記シェードフレームを前記巻取軸から遠ざかる方向に移動させることで前記シェードを展開させることが可能な移動装置と、
    前記ウインドウガラスが有する一対の側端部に沿ってそれぞれ配される一対の被当接部と、
    前記シェードフレームの長手方向の両側に設けられ、前記一対の被当接部に対して乗物室内側から当接する一対の当接部と、を備え、
    前記シェードは、前記ウインドウガラスの前記一対の側端部の延設方向に沿って展開するものとされ、その側端がシェードを構成するシートのみからなり、
    前記シェードが展開する際には、前記シェードフレームの前記一対の当接部が、前記一対の被当接部に対して、乗物室内側からそれぞれ押し当てられた状態で変位する構成であるサンシェード装置。
  2. 前記当接部は、前記シェードフレームの長手方向に沿う軸を回動軸として回動可能なローラである請求項1に記載のサンシェード装置。
  3. 前記一対の被当接部のうち、一方の被当接部は、前記ウインドウガラスの周端部に沿って設けられたウインドウフレームに取り付けられる板状部材であり、
    前記板状部材は、前記一対の側端部の延設方向に沿って延びる長手状をなし、
    前記一対の被当接部のうち、他方の被当接部は、前記ウインドウガラスと前記ウインドウガラスと隣接する他のウインドウガラスとを仕切るディビジョンバーであって、
    前記当接部は、前記シェードフレームの長手方向に沿う軸を回動軸として回動可能なローラであり、
    一対の前記ローラのうち前記板状部材に当接するものは、前記板状部材の被当接面より幅が小さく、
    前記一対のローラのうち前記ディビジョンバーに当接するものは、前記ディビジョンバーの幅より大きくされた請求項1に記載のサンシェード装置。
  4. 前記移動装置は、前記シェードの幅方向において前記一対の当接部の間に配されて、前記シェードフレームを押し上げ、若しくは下降させる装置である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサンシェード装置。
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