JP6762095B2 - 什器システム - Google Patents

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Description

本発明は、オフィスや作業場等の執務作業空間において、執務者や作業者の要望に応じて天板の高さを上下方向に変更可能とした什器システムに関する。
オフィスや作業場等の執務空間においては、執務者や作業者に作業エリアを提供するためにデスクや作業台等の什器が配設されているのが一般的である。作業者等の体格や性別、嗜好によって作業のし易いデスクの天板高さは、個々によって大きく異なっている。こうした実状には、天板高さが一定であるデスクでは対応することができない。このため、天板高さを上下方向に変更可能とした天板昇降式デスクが使用されている。
こうした天板昇降式デスクを用いることによって、作業者等の要望に応じた天板高さの作業エリアを提供することができ、作業効率を向上するとともに、作業者等の体への負荷を低減することができる。
天板を上下方向に移動させる昇降機構ユニットとしては、ガススプリングを用いた機構、ギアを用いた機構、電動式の機構等が発明されている。これらの昇降機構ユニットによれば、比較的簡易的な構造となるため、コストを安く抑えることができる。
特許文献1には、作業台となる第一什器と、作業台の後方側に配置されて収納棚等のオプション部材が装着される第二什器と、第一什器と第二什器を連結する連結部材と、を備える什器システムが開示されている。
作業場では、作業を効率化するために、様々なオプション部材が必要とされており、第一什器と第二什器の一体化が求められている。
特許第4946324号公報
しかしながら、従来の什器システムでは、作業台である第一什器の天板を昇降式にすることや、第一什器と第二什器の間の配線については十分に考慮されていなかった。
このため、単に第一什器の天板を昇降式にすると、作業者等の足等が配線に接触する恐れがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、天板昇降式の什器とオプション部材が装着される什器との間の配線を安全に取り回すことができる什器システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の什器システムは、天板及び前記天板を昇降可能に支持する脚体を有する第一什器と、支柱及び前記支柱に支持されたオプション部材を有する第二什器と、前記天板と前記支柱の間に架け渡されて配線を収容する保持部材と、を備え、前記第一什器は、床面に配置されて前記脚体が立設する下部支持体を有し、前記第二什器は、前記床面に配置されて前記支柱が立設するベース部材を有し、前記下部支持体と前記ベース部材を連結する連結部材と、をさらに備えることを特徴としている。
この発明によれば、作業者の足等に配線が接触したり、他の什器に配線が接触したりすることを確実に防止できるので、作業者等の作業効率の低下や怪我のおそれが回避される。
そして、作業台である第一什器の天板を昇降式にすることにより、作業者等の作業効率が向上するとともに、作業者等の体への負荷を低減することができる。
また、第一什器と第二什器を、容易、安全、確実に連結することができる。
また、本発明の他の什器システムは、天板及び前記天板を昇降可能に支持する脚体を有する第一什器と、支柱及び前記支柱に支持されたオプション部材を有する第二什器と、前記天板と前記支柱の間に架け渡されて配線を収容する保持部材と、を備え、前記支柱には、上下方向に沿って所定間隔に穿設された複数の係止孔が形成され、前記保持部材は、前記保持部材の一方の端部に取付けられて、前記複数の係止孔に選択的に係合可能な係止部材を備えることを特徴としている。
この発明によれば、作業者の足等に配線が接触したり、他の什器に配線が接触したりすることを確実に防止できるので、作業者等の作業効率の低下や怪我のおそれが回避される。
そして、作業台である第一什器の天板を昇降式にすることにより、作業者等の作業効率が向上するとともに、作業者等の体への負荷を低減することができる。
また、第二什器の支柱に対する保持部材の上下方向の取り付け位置を容易に変更することが可能になる。このため、作業者等の作業効率がさらに向上し、作業者等の体への負荷をより低減することができる。
また、上記の什器システムにおいて、床面に配置されて前記脚体と前記支柱が共に立設する下部支持体を備えることを特徴としている。
この発明によれば、第一什器の下部支持体から第二什器の支柱が立設するので、ベース部材や連結部材が不要となり、コスト低減を図ることができる。
また、上記の什器システムにおいて、前記係止部材は、前記配線を案内する配線収容部を備えることを特徴としている。
この発明によれば、保持部材から引き出された配線を収容できるので、作業者の足等に配線が接触したり、他の什器に配線が接触したりすることを確実に防止できる。
また、上記の什器システムにおいて、前記第二什器は、前記係止孔に着脱可能な配線保持部を備えることを特徴としている。
この発明によれば、第二什器に敷設された配線を配線保持部で保持できるので、作業者の足等に配線が接触したり、他の什器に配線が接触したりすることを確実に防止できる。
本発明の什器システムによれば、天板昇降式の什器とオプション部材が装着される什器との間の配線を安全に取り回すことができる。
本発明の一実施形態の天板昇降式デスクシステムを前方から見た図である。 天板昇降式デスクシステムを後方から見た図である。 天板昇降式デスクシステムを右方から見た図である。 連結部材を示す分解図である。 ケーブル保護チェーンと係止部材を示す図である。 係止部材を後方側から見た図である。
以下、本発明に係る天板昇降式デスクシステム(什器システム)の一実施形態を、図1から図6を参照しながら説明する。
図1から図3に示すように、本実施形態の天板昇降式デスクシステム1は、主に作業場に設置される什器であって、作業者に作業エリアを提供するものである。
天板昇降式デスクシステム1は、天板昇降式デスク(第一什器)2、オプション装着フレーム(第二什器)3、連結部材4、ケーブル保護チェーン(保持部材)5、配線カバー(係止部材)6等を備えている。
天板昇降式デスク2は、オプション装着フレーム3の前方に配置され、作業者の体格や性別、嗜好に応じて、天板10の高さを上下方向に昇降可能になっている。オプション装着フレーム3は、天板昇降式デスク2の後方に配置され、工具や作業品を仮置きする棚等のオプション部材80を任意に装着できるようになっている。そして、天板昇降式デスク2とオプション装着フレーム3は、連結部材4やケーブル保護チェーン5、配線カバー6により一体的に連結されている。
天板昇降式デスク2は、上面10aが作業面である天板10と、左右方向Xに離間して配置された一対の脚体20と、を備えている。
それぞれの脚体20は、床面Fに配置された下部支持体21から立設して、下部支持体21の上方に配置されて天板10を支持する上部支持体22に接続されている。また、それぞれの脚体20は、下部支持体21と上部支持体22との間を伸縮可能に連結する昇降機構ユニット23を備えている。
天板10は、上下方向Zに平行に見たときに矩形状に形成されている。天板10における左右方向Xに延びる第一辺10cの長さは、前後方向Yに延びる第二辺10dの長さよりも長い。天板10の一対の第一辺10cのうち前方に配置される辺は、天板昇降式デスクシステム1を使用する執務者や作業者が、使用時に向き合う辺である。
図4に示すように、下部支持体21は、前後方向Yに沿って延びる接地フレーム25と、接地フレーム25の前方及び後方の下面にそれぞれ設けられ床面Fに接触するアジャスター26とを有している。
接地フレーム25は、鋼板を折り曲げて形成されている。接地フレーム25の左右方向Xの外側には、折り曲げ形成されたフック状の連結部25aが前後方向Yに沿って設けられる。
各アジャスター26は、公知の構成のものである。接地フレーム25に対してアジャスター26を上下方向Zに移動させることで、天板昇降式デスク2の不陸を調整することができる。
図1から図3に示すように、上部支持体22は、前後方向Yに延びる部材であって、鋼板を折り曲げて角筒状に形成して構成されている。
上部支持体22は、天板10の下面に図示しないネジ部材等により固定されている。
昇降機構ユニット23は、従来公知の構成からなる電動式のものである。昇降機構ユニット23は、外径寸法の異なる複数の角筒23a,23b,23cと、角筒23a,23b,23cの内部に収容された不図示の駆動機構と、を備えている。
角筒23a,23b,23cは、互いに上下方向Zに相対移動可能に嵌り合っていて、駆動機構を駆動することで昇降機構ユニット23を上下方向Zに伸ばしたり縮めたりすることができる。これにより、昇降機構ユニット23は、下部支持体21と上部支持体22との間を伸縮可能に連結し、天板10を上下方向Zに移動させる。
天板10の下面には、昇降機構ユニット23を操作する操作部30と、操作部30にされた操作を検出して昇降機構ユニット23を伸縮させる昇降制御部33とが設けられる。
操作部30は、一対の第一辺10cのうち、前方となる辺の左右方向Xの両端にそれぞれ配置される。
昇降制御部33は、図示はしないが、制御回路や、制御回路を制御するための制御プログラム等が記憶されたメモリ、昇降機構ユニット23の駆動機構等を駆動するための電源部等を有している。
制御回路は、制御プログラムに基づいて、操作部30にされた操作に応じて一対の昇降機構ユニット23を伸縮させる。
昇降制御部33には、外部から交流電流を供給する電源ケーブルや、昇降機構ユニット23との間で各種情報を伝達する信号ケーブル等の配線40が接続される。
この配線40の一部は、昇降制御部33から天板10の下面の後方に向けて敷設され、天板10から垂下してオプション装着フレーム3に接続するケーブル保護チェーン5に収容されている。
オプション装着フレーム3は、左右方向Xに離間して配置された一対の支柱60と、一対の支柱60の下部同士を互いに連結する連結フレーム70と、一対の支柱60の上端部同士を互いに連結する上部連結材75と、を備えている。
支柱60は、床面Fに配置されたベース部材61から立設する。支柱60の前面および後面には、上下方向Zに延びる細長い矩形の係止孔60aが複数形成されている。複数の係止孔60aは、左右方向Xに二列になって、上下方向Zに一定間隔で配置されている。
支柱60は、脚体20よりも後方に配置されている。
図4に示すように、ベース部材61は、前後方向Yに延びる接地フレーム65と、接地フレーム65の前方及び後方の下面にそれぞれ設けられ床面Fに接触するアジャスター66とを有している。
接地フレーム65は、鋼板を折り曲げて角筒状に形成して構成されている。接地フレーム65は、接地フレーム25に対して平行に隣接配置される。接地フレーム25が左右方向Xの内側、接地フレーム65が左右方向Xの外側に配置される。
各アジャスター66は、公知の構成のものである。接地フレーム65に対してアジャスター66を上下方向Zに移動させることで、オプション装着フレーム3の不陸を調整することができる。
図2に示すように、連結フレーム70は、上下方向Zに間隔を空けて設けられ、左右方向Xに延びる断面視矩形筒状の横杆材70a、70bと、一対の支柱60のそれぞれに沿って上下方向Zに延び、横杆材70a、70bの両端部を連結する断面視矩形筒状の縦杆材70c、70cと、を備えている。連結フレーム70は、横杆材70a、70bと、縦杆材70c、70cとにより、前後方向Yから見たときに矩形状をなしている。
上部連結材75は、断面矩形筒状で、左右方向Xに延びている。上部連結材75の両端部は、係止金具71を介して一対の支柱60のそれぞれの側面に連結されている。
これら連結フレーム70および上部連結材75により、一対の支柱60が連結されている。
図1から図3に示すように、オプション装着フレーム3には、オプション部材80が任意に装着される。オプション部材80は、例えば、オプション棚81や配線保持部82等である。オプション棚81は、仮置き等する収納棚である。配線保持部82は、電源ケーブルや信号ケーブル等の配線40を保持する樋状の部材である。配線保持部82は、天板昇降式デスクシステム1を左右方向Xに複数台連設したときの電源ケーブルや信号ケーブル等の渡り配線の収容に使用される。
これらオプション部材80は、一対の支柱60の間に架け渡されて固定される。オプション棚81や配線保持部82の左右方向Xの両端には、それぞれ一対のフック状の係止爪(不図示)が設けられる。この一対の係止爪を支柱60の係止孔60aに挿入することにより、支柱60に対してオプション部材80が自重で吊り下がって係止される。
オプション装着フレーム3には、外部から交流電流を供給する電源ケーブルや、昇降機構ユニット23または昇降制御部33との間で各種情報を伝達する信号ケーブル等の配線40が敷設される。
図4に示すように、連結部材4は、前後方向Yに延びる鋼板部材である。連結部材4の左右方向Xの外側には、折り曲げ形成されたフック状の連結部4aが前後方向Yに沿って設けられる。連結部材4は、脚体20の昇降機構ユニット23の角筒23cに取付けられている。連結部材4の連結部4aが接地フレーム65の上面を覆うように密着配置され、接地フレーム25の連結部25aが接地フレーム65の下面を覆うように密着配置されると、連結部4a、25aが組み合わさって角筒状になる。連結部4a、25で、接地フレーム25を上下方向Zから挟持する。
連結部材4と接地フレーム25とをネジ部材100により固定することで、隣接配置された接地フレーム25と接地フレーム65とが連結され、天板昇降式デスク2とオプション装着フレーム3とが連結される。
連結部材4の上面には、棚板27がネジ部材100により共締めされている。
ケーブル保護チェーン5は、天板昇降式デスク2の天板10とオプション装着フレーム3の支柱60の間に架け渡されて、J字状に湾曲して垂下している。
ケーブル保護チェーン5は、公知の構成のものである。すなわち、ケーブル保護チェーン5は、断面略コの字状をなす多数のチェーンコマをリングピンで順次回動可能に連結したチェーン状部材である。ケーブル保護チェーン5は、各チェーンコマの開口を通してその内部空間に配線40を収納している。
図1から図3に示すように、ケーブル保護チェーン5は、上端部が天板10の下面に支持されて垂下し、下端部が支柱60に支持される。具体的には、ケーブル保護チェーン5の上端部は、天板10の一対の第一辺10cのうち後方となる辺の左右方向Xの一端に支持される。ケーブル保護チェーン5の下端部は、支柱60の左右方向Xの内側に支持される。
ケーブル保護チェーン5は、自重で下方に垂下し、上端部および下端部が上方を向くように大きく湾曲する。ケーブル保護チェーン5は、天板10を昇降範囲の最高位置と最低位置の間で移動させたときに、湾曲する部位を変えながら、常にJ字状に垂下される長さを有している。
支柱60は脚体20よりも後方に配置されているため、ケーブル保護チェーン5の下端部が脚体20に支持されている場合に比べて、天板昇降式デスクシステム1を使用する作業者の脚に接触しにくい。
図5に示すように、配線カバー6は、ケーブル保護チェーン5の下端部(一方の端部)に取付けられる部材であって、支柱60に設けられた係止孔60aに係止される。図6に示すように、配線カバー6は、上下方向Zに延びる鋼板部材であって、チャンネル形状(コ字形状)に折り曲げ形成される。
配線カバー6の左右方向Xの外側には、上方に係止爪6a、下方に係止爪6bがそれぞれ設けられる。係止爪6aは、後方に突出する基部6cと、基部6cの後方の端部から上方、下方にそれぞれ突出する上突部6d、下突部6eとを有している。一方で、係止爪6bは、前述の基部6cと、下突部6eとを有している。
支柱60に配線カバー6を取付けるには、まず、作業者は、配線カバー6の係止爪6a、6bを係止させる上下一対の係止孔60aの位置を決める。上下一対の係止孔60aの上下方向Zの位置は、支柱60に形成された複数の係止孔60aに応じて任意に決めることができる。
配線カバー6を傾けて、一対の係止孔60aのうち上方のものに係止爪6aの上突部6dを挿入する。配線カバー6を傾けたまま、この上方の係止孔60aに対して、係止爪6aの基部6cを上方に突き当てる。係止爪6aを上方に突き当てつつ、配線カバー6を回転させて上下方向Zに延びるように配置する。すると、一対の係止孔60aのうち上方のものに係止爪6aの下突部6eが挿入され、一対の係止孔60aのうち下方のものに係止爪6bの下突部6eが挿入される。
各係止孔60aに対して係止爪6a、6bの基部6cを下方に突き当てると、係止爪6a、6bの下突部6e及び配線カバー6により、支柱60に対して配線カバー6が前後方向Yに移動するのが規制される。
すなわち、配線カバー6は支柱60に対して自重で吊り下がって係止される。そして、配線カバー6に固定した図示しない永久磁石を縦杆材70cに取付けること等により、配線カバー6は支柱60の左右方向Xの内側に密着配置される。
各係止孔60aに対して係止爪6a、6bの基部6cを上方に突き当てると、係止爪6aの上突部6d及び配線カバー6により、支柱60に対して配線カバー6が前後方向Yに移動するのが規制されるため、係止孔60aから係止爪6aが外れにくい。
なお、支柱60から配線カバー6を取外すには、支柱60に対する配線カバー6の上下方向Zの位置を調節して、一対の係止孔60aに上突部6d、下突部6eのいずれも前後方向Yに係止しない状態にする。この状態で、支柱60に対して配線カバー6を前方に移動させ、支柱60から配線カバー6を取外す。
配線カバー6のうちチャンネル形状に凹んだ部位は、配線収容部6fとなっている。
図5に示すように、この配線カバー6の後方には、縦杆材70cが並べて配置される。縦杆材70cと配線カバー6とで、上下方向Zに連通し、上方及び下方が開口となる配線経路Sが形成される。
昇降制御部33から延びる配線40は、ケーブル保護チェーン5の内部空間、及び配線経路Sを通り、床面Fまで配設される。配線40は、床面Fに設けられた図示しない電源タップ等に接続される。
このように構成された天板昇降式デスクシステム1では、作業者は天板10における前方の第一辺10cから天板昇降式デスクシステム1を使用する。必要に応じて操作部30を操作して天板10の高さを変える。
このとき、ケーブル保護チェーン5は天板10と支柱60の間に架け渡されているため、作業者の足等に接触しにくい。
以上説明したように、本実施形態の天板昇降式デスクシステム1によれば、天板昇降式デスク2の天板10とオプション装着フレーム3の支柱60の間に架け渡されて配線40を収容するケーブル保護チェーン5を備える。このため、天板昇降式デスク2の使用中に、作業者の足に配線に接触することを防止できる。
その一方で、天板昇降式デスクシステム1は、作業台である天板10を昇降式にしたので、作業者等の作業効率が向上するとともに、作業者等の体への負荷を低減できる。
また、天板昇降式デスクシステム1は、脚体20が立設する下部支持体21と支柱60が立設する接地フレーム65とを連結する連結部材4を備える。このため、天板昇降式デスク2とオプション装着フレーム3を容易、安全、確実に連結することができる。
なお、下部支持体21から脚体20と支柱60が共に立設するようにしてもよい。つまり、天板昇降式デスク2の下部支持体21からオプション装着フレーム3の支柱60が立設するようにしてもよい。これにより、接地フレーム65と連結部材4が不要となるので、天板昇降式デスクシステム1のコスト低減を図ることができる。
また、天板昇降式デスクシステム1は、支柱60が上下方向Zに沿って所定間隔に穿設された複数の係止孔60aを有し、ケーブル保護チェーン5がこの係止孔60aに選択的に係合可能な配線カバー6を備える。このため、支柱60に対するケーブル保護チェーン5の下端部の上下方向Zの固定位置を容易に変更することができる。したがって、作業者等の作業効率がさらに向上し、作業者等の体への負荷をより低減することができる。
また、天板昇降式デスクシステム1は、配線カバー6が上下方向Zに延びて配線40を案内する配線収容部6fを備える。このため、ケーブル保護チェーン5から引き出された配線40等を収容できるので、作業者の足等に配線40等が接触したり、オプション装着フレーム3に配線40等が絡まったりすることを確実に防止できる。
また、天板昇降式デスクシステム1は、オプション装着フレーム3が係止孔60aに着脱可能な配線保持部82を備える。これにより、オプション装着フレーム3に敷設された配線40を配線保持部82で保持できるので、作業者の足等に配線が接触したり、天板昇降式デスク2に配線40が接触したりすることを確実に防止できる。
このように、本実施形態の天板昇降式デスクシステム1によれば、天板昇降式デスク2とオプション装着フレーム3の間に配置される配線40を安全に取り回すことができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
前記実施形態では、昇降機構ユニット23は電動式の機構であるとしたが、昇降機構ユニット23はこれに限られず、ガススプリングを用いた機構、ギアを用いた機構等でもよい。
配線40は、電源ケーブルや信号ケーブルに限らず、圧縮空気や液体を供給するチューブ等であってもよい。また、電源ケーブルや信号ケーブル、チューブが混在してもよい。
ケーブル保護チェーン5は、湾曲方向が一定のものに限らない。例えば、任意の方向に湾曲するホース状の部材であってもよい。
天板昇降式デスク2とオプション装着フレーム3の間に、複数のケーブル保護チェーン5が配置されてもよい。
オプション装着フレーム3は、矩形の枠体に限らない。例えば、壁体であってもよい。
オプション装着フレーム3は、天板昇降式デスク2の後方のみならず、天板昇降式デスク2の左右方向Xに配置されてもよい。
また、1つのオプション装着フレーム3に対して複数の天板昇降式デスク2が接続されてもよい。あるいは、1つの天板昇降式デスク2に対して複数のオプション装着フレーム3が接続されてもよい。
天板昇降式デスク2は下部支持体21を備えなくてもよいし、オプション装着フレーム3はベース部材61を備えなくてもよい。
天板昇降式デスクシステム1は、配線カバー6を備えなくてもよい。また、天板昇降式デスク2は、配線保持部82を備えなくてもよい。
1 天板昇降式デスクシステム(什器システム)
2 天板昇降式デスク(第一什器)
3 オプション装着フレーム(第二什器)
4 連結部材
5 ケーブル保護チェーン(保持部材)
6 配線カバー(係止部材)
6f 配線収容部
10 天板
20 脚体
21 下部支持体
23 昇降機構ユニット
40 配線
60 支柱
60a 係止孔
61 ベース部材
80 オプション部材
82 配線保持部
F 床面
Z 上下方向

Claims (5)

  1. 天板及び前記天板を昇降可能に支持する脚体を有する第一什器と、
    支柱及び前記支柱に支持されたオプション部材を有する第二什器と、
    前記天板と前記支柱の間に架け渡されて配線を収容する保持部材と、
    を備え、
    前記第一什器は、床面に配置されて前記脚体が立設する下部支持体を有し、
    前記第二什器は、前記床面に配置されて前記支柱が立設するベース部材を有し、
    前記下部支持体と前記ベース部材を連結する連結部材と、
    をさらに備えることを特徴とする什器システム。
  2. 天板及び前記天板を昇降可能に支持する脚体を有する第一什器と、
    支柱及び前記支柱に支持されたオプション部材を有する第二什器と、
    前記天板と前記支柱の間に架け渡されて配線を収容する保持部材と、
    を備え、
    前記支柱には、上下方向に沿って所定間隔に穿設された複数の係止孔が形成され、
    前記保持部材は、前記保持部材の一方の端部に取付けられて、前記複数の係止孔に選択的に係合可能な係止部材を備えることを特徴とする什器システム。
  3. 床面に配置されて前記脚体と前記支柱が共に立設する下部支持体を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の什器システム。
  4. 前記係止部材は、前記配線を案内する配線収容部を備えることを特徴とする請求項2に記載の什器システム。
  5. 前記第二什器は、前記係止孔に着脱可能な配線保持部を備えることを特徴とする請求項2に記載の什器システム。
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