JP6762015B2 - 連結具 - Google Patents
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Description
前記雌型連結部材の内部に、前記雄型係止部材を挿入することができる収納室を形成し、
前記収納室内に、前記雄型連結部材と前記雌型連結部材との連結時に、前記雄型係止部材の外周面に圧接する係合部材と、抑制部材を設け、
該係合部材は、前記雄型係止部材の挿入側とは反対の奥側に至るほど、雌型連結部材の軸芯側へ傾斜する傾斜部を有し、
前記抑制部材は、前記軸芯側部で、かつ、奥側において、前記軸芯に向かうほど、前記雄型係止部材の挿入側とは反対の奥側に傾斜するテーパ面を形成し、
該テーパ面により、前記傾斜部における前記雄型係止部材の挿入側への曲折を抑制することを特徴とするものである。
前記雌型連結部材の内部に、前記雄型係止部材を挿入することができる収納室を形成し、
前記収納室内に、前記雄型連結部材と前記雌型連結部材との連結時に、前記雄型係止部材の係合部に係合する係合部材と、抑制部材を設け、
該係合部材は、前記雄型係止部材の挿入側とは反対の奥側に至るほど、雌型連結部材の軸芯側へ傾斜する傾斜部を有し、
前記抑制部材は、前記軸芯側部で、かつ、奥側において、前記軸芯に向かうほど、前記雄型係止部材の挿入側とは反対の奥側に傾斜するテーパ面を形成し、
該テーパ面により、前記傾斜部における前記雄型係止部材の挿入側への曲折を抑制することを特徴とするものである。
図1乃至図7は、本発明の実施例1を示す。
本実施例2は、図8に示すように、雌型連結部材1における係合部材12の径方向の外側端部と、ケーシング3における筒部4の内周面との間に、弾性部材42を設けたものである。弾性部材42としては、発泡スチロール、ゴム、樹脂等の弾性材で構成され、本実施例としてはゴムで構成した。
上記実施例1、2においては、雄型係止部材5には、円筒状の筒部5aを設け、この外周面5bに係合部材12の爪12cが圧接するようにしたが、この筒部5aの外周面の少なくとも一部に、図9に示すように、螺旋状の係止山及び係止谷からなる係止部(雄ねじ)45を刻設した雄型係止部材44としてもよい。
上記実施例3においては、雄型係止部材44における筒部5aの外周面5bに螺旋状の係止山及び係止谷からなる係止部(雄ねじ)45を刻設したが、この係止部を、その軸芯Y−Yに対して直交する環状に形成された複数の係止山及び係止谷を、多数、その軸芯方向に連続配置したもので構成してもよい。
上記実施例3,4においては、雌型連結部材1における挿入部6の奥側に収納室10を設け、この収納室10内に抑制部材14を設けたが、本実施例5は、挿入部6と抑制部材14との間、すなわち、挿入部6と収納室10との間に、図10に示すように、挿入側から奥部にかけて内径が徐々に拡大するテーパ面50aにしてなる円錐状のテーパ穴50を形成し、テーパ穴50内には、周方向に複数に分割してなる楔状の雌型係止部材52を、軸芯X−X方向に摺動可能に配設したものである。雌型係止部材52の数は、任意に設定することができるが、本実施例では3個に設定した。
上記実施例5においては、雄型係止部材44の先部の外周面に、係合部材12の爪12cを係合、若しくは、圧接するようにしたが、図12示すように、雄型係止部材44の奥部側部(基部側)の外周面に、係合部材12の爪12cを係合、若しくは、圧接するようにしてもよい。
また、前記実施例1乃至6においては、雌型連結部材1のケーシング3を、その挿入側の面3aを、シールドセグメント19の接合面19aと面一になるように埋設し、また、雄型連結部材2の連結体22の前端面22dがシールドセグメント35の接合面35aと面一となるように埋設したが、挿入側の面3aと前端面22dのいずれか一方を、接合面19a、35aより突出させ、他方を前方が開口するように埋没させてもよい。
2 雄型連結部材
3 ケーシング
5,44 雄型係止部材
10 収納室
12 係合部材
12c 傾斜部(爪)
14 抑制部材
14b テーパ面
19,35 シールドセグメント 45 雄型係止部材の係止部
52 雌型係止部材
52a 雌型係止部材の係止部
59 係合溝
Claims (8)
- 雌型連結部材と、先部に雄型係止部材を有する雄型連結部材とからなり、
前記雌型連結部材の内部に、前記雄型係止部材を挿入することができる収納室を形成し、
前記収納室内に、前記雄型連結部材と前記雌型連結部材との連結時に、前記雄型係止部材の外周面に圧接する係合部材と、抑制部材を設け、
該係合部材は、前記雄型係止部材の挿入側とは反対の奥側に至るほど、雌型連結部材の軸芯側へ傾斜する傾斜部を有し、
前記抑制部材は、前記軸芯側部で、かつ、奥側において、前記軸芯に向かうほど、前記雄型係止部材の挿入側とは反対の奥側に傾斜するテーパ面を形成し、
該テーパ面により、前記傾斜部における前記雄型係止部材の挿入側への曲折を抑制することを特徴とする連結具。 - 雌型連結部材と、外周面に係合部を有する雄型係止部材を先部に設けた雄型連結部材とからなり、
前記雌型連結部材の内部に、前記雄型係止部材を挿入することができる収納室を形成し、
前記収納室内に、前記雄型連結部材と前記雌型連結部材との連結時に、前記雄型係止部材の係合部に係合する係合部材と、抑制部材を設け、
該係合部材は、前記雄型係止部材の挿入側とは反対の奥側に至るほど、雌型連結部材の軸芯側へ傾斜する傾斜部を有し、
前記抑制部材は、前記軸芯側部で、かつ、奥側において、前記軸芯に向かうほど、前記雄型係止部材の挿入側とは反対の奥側に傾斜するテーパ面を形成し、
該テーパ面により、前記傾斜部における前記雄型係止部材の挿入側への曲折を抑制することを特徴とする連結具。 - 前記雄型係止部材の係合部は、係止山及び係止谷を交互に形成してなる係止部を外面に刻設して形成された係止部で構成されていることを特徴とする請求項2記載の連結具。
- 前記雄型係止部材の係合部は、雄型係止部材の外周面に形成した係合溝で構成されていることを特徴とする請求項2記載の連結具。
- 前記収納室内に、係止山及び係止谷を交互に形成してなる係止部を内面側に刻設した雌型係止部材を設け、前記雌型係止部材間に前記雄型係止部材を挿入することにより、前記係止部により構成される係止穴が拡径した後に、付勢手段により前記係止穴が縮径し前記雌型係止部材の係止部と、前記雄型係止部材の係止部とが噛合するようにしたことを特徴とする請求項3記載の連結具。
- 前記係合部材は、プッシュナット又はスピードナットであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の連結具。
- 前記雄型連結部材と前記雌型連結部材を、コンクリート部材に固設したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の連結具。
- 前記コンクリート部材は、シールドセグメントであることを特徴とする請求項7記載の連結具。
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JP2017001190A JP6762015B2 (ja) | 2017-01-06 | 2017-01-06 | 連結具 |
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JP6762015B2 true JP6762015B2 (ja) | 2020-09-30 |
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