JP6761372B2 - エンジン制御装置 - Google Patents
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Description
積算値導出部112は、前回のドライビングサイクルにおいて、触媒温度センサ84が検出した触媒60の温度が所定の劣化温度以上となった時間を導出する。そして、積算値導出部112は、予め定められた、触媒60が劣化温度以上に曝された場合の単位時間当たりの触媒60の劣化度に基づいて、熱に基づく触媒60の劣化度を導出する。
積算値導出部112は、(1)前サイクル浄化率推定処理で推定された前回のドライビングサイクル終了時の触媒60の浄化率と、触媒温度センサ84が検出した現時点の触媒60の温度とに基づいて、現時点の触媒60の浄化率を推定する。
積算値導出部112は、予め記憶された濃度マップと、駆動制御部110が導出したエンジン回転数と、スロットル開度センサ72が検出したエンジン負荷とに基づいて、現時点の排気ガス中の炭化水素の濃度、一酸化炭素の濃度、窒素酸化物の濃度をそれぞれ導出する。
積算値導出部112は、フローメータ76が検出した空気量と、吸気温度センサ80が検出した吸気流路34における空気の温度と、排気温度センサ82が検出した排気流路40における排気ガスの温度とに基づいて、現時点において燃焼室22から排出された排気ガス流量を導出する。
積算値導出部112は、(2)触媒浄化率推定処理で導出した現時点の触媒60の浄化率と、(3)濃度導出処理で導出した現時点の炭化水素の濃度と、(4)排気ガス流量導出処理で導出した現時点の排気ガスの流量とを乗算し、現時点の炭化水素の排出量を導出する。そして、積算値導出部112は、現時点の炭化水素の排出量を、前回までの炭化水素の排出量の積算値に加算する。積算値導出部112は、今回のドライビングサイクルが終了するまで、積算値導出処理を実行する。こうして、今回のドライビングサイクル終了時において、炭化水素の排出量の積算値が導出されることとなる。
続いて、制御処理実行部として機能する駆動制御部110、積算値導出部112、積算値判定部114によるエンジン制御処理について説明する。図4は、エンジン制御処理の流れを説明するフローチャートである。また、本実施形態において、所定の時間間隔毎に生じる割込によってエンジン制御処理が繰り返し実行される。
駆動制御部110は、ドライビングサイクルの終了タイミングであるか否かを判定する。その結果、駆動制御部110は、ドライビングサイクルの終了タイミングではないと判定した場合には、積算値導出処理S120に処理を移し、ドライビングサイクルの終了タイミングであると判定した場合には、前サイクル浄化率推定処理S140に処理を移す。
積算値導出部112は、積算値導出処理S120を実行する。なお、この積算値導出処理S120の具体的な処理については、後に詳述する。
駆動制御部110は、1回目のドライビングサイクルの期間中であるか否かを判定する。その結果、駆動制御部110は、1回目のドライビングサイクルの期間中ではないと判定した場合には、制御実行処理S180に処理を移し、1回目のドライビングサイクルの期間中であると判定した場合には、当該エンジン制御処理を終了する。
積算値導出部112は、前サイクル浄化率推定処理S140を実行する。なお、この前サイクル浄化率推定処理S140の具体的な処理については、後に詳述する。
駆動制御部110は、前サイクル浄化率推定処理S140において導出された、前回のドライビングサイクル終了時の触媒60の浄化率(前サイクル浄化率)が、想定浄化率より小さいか否かを判定する。その結果、前サイクル浄化率が想定浄化率未満であると判定した場合には、駆動制御部110は、劣化抑制フラグオン処理S170に処理を移す。一方、前サイクル浄化率が想定浄化率未満ではないと判定した場合には、駆動制御部110は、判定処理S160に処理を移す。
積算値判定部114は、判定処理S160を実行して、当該エンジン制御処理を終了する。なお、この判定処理S160の具体的な処理については、後に詳述する。
駆動制御部110は、劣化抑制フラグをオンして、当該エンジン制御処理を終了する。
駆動制御部110は、制御実行処理S180を実行して、当該エンジン制御処理を終了する。なお、この制御実行処理S180の具体的な処理については、後に詳述する。
図5は、積算値導出処理S120の流れを説明するフローチャートである。
積算値導出部112は、上記(2)触媒浄化率推定処理を実行して、現時点の触媒60の浄化率を推定する。
積算値導出部112は、上記(3)濃度導出処理を実行して、現時点の排気ガス中の炭化水素の濃度、一酸化炭素の濃度、窒素酸化物の濃度をそれぞれ導出する。
積算値導出部112は、上記(4)排気ガス流量導出処理を実行して、現時点において燃焼室22から排出された排気ガス流量を導出する。
積算値導出部112は、上記(5)積算値導出処理を実行して、前回までの規制物質の排出量の積算値に、今回導出した規制物質の排出量を加算して、当該積算値導出処理S120を終了する。なお、積算値導出部112は、後述するバッファを参照し、バッファに超過分が記憶されていれば、各ドライビングサイクルの1回目のステップS120−7を実行する際に、超過分を1回のみ加算する。また、バッファに余裕分が記憶されている場合、積算値導出部112は、各ドライビングサイクルの1回目のステップS120−7を実行する際に、余裕分を1回のみ減算する(つまり、積算値がマイナスからスタートする)。また、積算値導出部112は、今回のドライビングサイクルが1回目のドライビングサイクルである場合、(5)積算値導出処理において用いる現時点の触媒60の浄化率を初期値とする。
図6は、前サイクル浄化率推定処理S140の流れを説明するフローチャートである。
積算値導出部112は、劣化抑制フラグ、排出量抑制フラグ、燃費向上フラグをオフする。また、積算値導出部112は、バッファをリセットする。
積算値導出部112は、上記したように、前回のドライビングサイクルにおいて触媒60の温度が劣化温度以上となった時間と、触媒60が劣化温度以上に曝された場合の単位時間当たりの触媒60の劣化度に基づいて、熱に基づく触媒60の劣化度を導出する。
積算値導出部112は、上記したように、前回のドライビングサイクルにおいて空燃比がリッチになった時間と、空燃比がリッチになった単位時間当たりの触媒60の劣化度に基づいて、未燃焼燃料による被毒に基づく触媒60の劣化度を導出する。
積算値導出部112は、上記したように、前回のドライビングサイクルにおいて燃料の供給をカットした時間と、燃料の供給をカットした単位時間当たりの触媒60の劣化度に基づいて、酸素(酸化)に基づく触媒60の劣化度を導出する。
積算値導出部112は、上記したように、劣化度マップと、劣化度の合計値とに基づいて、前回のドライビングサイクル終了時の触媒60の浄化率(前サイクル浄化率)を導出(推定)して、当該前サイクル浄化率推定処理S140を終了する。
図7は、判定処理S160の流れを説明するフローチャートである。
積算値判定部114は、炭化水素の排出量の積算値がHC閾値未満であり、一酸化炭素の排出量の積算値がCO閾値未満であり、窒素酸化物の排出量の積算値がNOx閾値未満であるか否かを判定する。その結果、積算値判定部114は、炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物の排出量の積算値がすべて閾値未満であると判定した場合には、ステップS160−7に処理を移す。一方、積算値判定部114は、炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物の排出量の積算値のうち、いずれか1の積算値が閾値以上であると判定した場合には、ステップS160−3に処理を移す。
積算値判定部114は、規制物質の排出量の積算値のうち、閾値以上である積算値から閾値を減算した値(超過分)を導出してバッファに記憶する。
積算値判定部114は、排出量抑制フラグをオンし、規制物質の排出量の積算値をすべてリセットして、当該判定処理S160を終了する。
積算値判定部114は、閾値から積算値を減算した値(余裕分)を導出してバッファに記憶する。
積算値判定部114は、燃費向上フラグをオンし、規制物質の排出量の積算値をすべてリセットして、当該判定処理S160を終了する。
図8は、制御実行処理S180の流れを説明するフローチャートである。
駆動制御部110は、劣化抑制フラグがオンであるか否かを判定する。その結果、駆動制御部110は、劣化抑制フラグがオンであると判定した場合には、ステップS180−3に処理を移す。一方、駆動制御部110は、劣化抑制フラグがオンではないと判定した場合には、ステップS180−5に処理を移す。
駆動制御部110は、上記劣化抑制処理を実行して、当該制御実行処理S180を終了する。
駆動制御部110は、排出量抑制フラグがオンであるか否かを判定する。その結果、駆動制御部110は、排出量抑制フラグがオンであると判定した場合には、ステップS180−7に処理を移す。一方、駆動制御部110は、排出量抑制フラグがオンではないと判定した場合には、ステップS180−9に処理を移す。
駆動制御部110は、バッファに記憶されている超過分を参照し、上記排出量抑制処理を実行して、当該制御実行処理S180を終了する。
駆動制御部110は、燃費向上フラグがオンであるか否かを判定する。その結果、駆動制御部110は、燃費向上フラグがオンであると判定した場合には、ステップS180−11に処理を移す。一方、駆動制御部110は、燃費向上フラグがオンではないと判定した場合には、ステップS180−13に処理を移す。
駆動制御部110は、バッファに記憶されている余裕分を参照し、上記燃費向上処理を実行して、当該制御実行処理S180を終了する。
駆動制御部110は、通常の制御処理を実行して、当該制御実行処理S180を終了する。
110 駆動制御部(制御処理実行部)
112 積算値導出部
114 積算値判定部
Claims (6)
- 所定の走行期間における、排気ガスに含まれる規制物質の排出量の積算値を導出する積算値導出部と、
前記積算値が所定の閾値未満であるか否かを判定する積算値判定部と、
前記積算値判定部の判定結果に基づき、次回の前記走行期間において、エンジンに対し所定の制御処理を実行する制御処理実行部と、
を備えるエンジン制御装置。 - 前記制御処理実行部は、前記積算値が前記閾値以上であると判定した場合に、前記制御処理として、前記規制物質の排出を抑制する処理を実行する請求項1に記載のエンジン制御装置。
- 前記規制物質の排出を抑制する処理は、空燃比を制御する処理、トルクを抑制する処理、および、前記規制物質を浄化する触媒の昇温を促進させる処理のうち、いずれか1または複数である請求項2に記載のエンジン制御装置。
- 前記制御処理実行部は、前記積算値が前記閾値未満であると判定した場合に、前記制御処理として、燃費を向上させる処理を実行する請求項1から3のいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
- 前記燃費を向上させる処理は、前記エンジンに供給される空気量を低減する処理、および、前記エンジンの回転数を低減する処理のいずれか一方または両方である請求項4に記載のエンジン制御装置。
- 前記積算値導出部は、前記規制物質を浄化する触媒が所定の劣化温度以上に曝された時間、前記エンジンに対して燃料の供給をカットした時間、および、空燃比がリッチになった時間のうち、いずれか1または複数に基づいて前記触媒の浄化率を推定し、推定した前記触媒の浄化率に基づいて前記積算値を導出し、
前記制御処理実行部は、前記積算値導出部によって推定された前記触媒の浄化率が、所定の想定浄化率未満である場合、前記次回の走行期間において、前記触媒の劣化を抑制する処理を実行する請求項1から5のいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
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