JP6760308B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

本開示は、プロジェクタに関する。
投射型表示装置であるプロジェクタは、光源から入射された光を変調し、拡大してスクリーン上に投射することにより、映像の表示を行う。プロジェクタには、ライトバルブとして機能する液晶パネル等の光学パネルを備えたプロジェクタがある。かかるプロジェクタでは、映像をスクリーン上に拡大投射するために、比較的強力な光が光学パネルに入射される。このため、光学パネルは、光の照射により温度が上昇しやすくなっており、かかる温度上昇に伴って、熱膨張等の熱歪みに起因して画質が低下するおそれがある。
そこで、特許文献1には、冷却液を用いて液晶パネルを冷却するプロジェクタが開示されている。かかるプロジェクタは、内部に冷却液が流通する流路を有して液晶パネルを保持する光学素子保持部と、冷却液を吸入及び圧送する液体圧送部と、内部に冷却液を貯留する供給タンクと、液晶パネルの熱を受熱するラジエータと、光学素子保持部、液体圧送部、供給タンク及びラジエータに冷却液が循環するように接続される管状部材と、を備える。
特開2015−108697号公報
ここで、特許文献1に記載のプロジェクタでは、液晶パネルを保持する光学素子保持部に、冷却液を流通させる管状部材が接続される。そのため、プロジェクタに与えられる振動や衝撃によって管状部材が振動し、光学素子保持部に応力が負荷される場合がある。かかる場合、光学素子保持部に保持された液晶パネルに対しても機械的なストレスが負荷されて、拡大して投影される映像の画質の低下につながるおそれがある。
そこで、本開示では、光学パネルを冷却するための冷却液を流通させる冷却液管の振動に起因する光学パネルの機械的なストレスを低減することが可能な、新規かつ改良されたプロジェクタを提案する。
本開示によれば、光学パネルと、内部に冷却液通路を有し、光学パネルが発する熱を受熱する受熱プレートと、可撓性を有し、受熱プレートに接続された冷却液管と、受熱プレートから延びる冷却液管が接続された支持部と、を備え、冷却液管は、少なくとも受熱プレートとの接続部分、及び、支持部との接続部分において、受熱プレートの平面の配設方向に沿って配設される、プロジェクタが提供される。
以上説明したように本開示によれば、光学パネルを冷却するための冷却液を流通させる冷却液管の振動に起因する光学パネルの機械的なストレスを低減することができる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の実施の形態にかかるプロジェクタの基本構成を示す模式図である。 同実施形態にかかるプロジェクタの液冷システムの構成例を示す模式図である。 同実施形態にかかるプロジェクタの防塵空間内の液冷システムの構成例を示す模式図である。 同実施形態にかかるプロジェクタの液冷システムの構成例を示すブロック図である。 同実施形態にかかるプロジェクタの冷却液管の接続構造を示す説明図である。 冷却配管と支持部との接続部分を示す説明図である。 冷却配管の撓みに対する反力を示す説明図である。 冷却配管の弾性を示す説明図である。 冷却配管の撓みに対する反力を示す説明図である。 冷却配管の弾性を示す説明図である。 冷却配管の弾性を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.プロジェクタの基本構成例
2.液冷システムの全体構成例
3.冷却液管の接続構造
3−1.反射型液晶パネルの機械的ストレス
3−2.冷却液管の接続構造の構成例
<1.プロジェクタの基本構成例>
まず、図1を参照して、本開示の実施の形態に係るプロジェクタ100の概略構成について説明する。本実施形態にかかるプロジェクタ100は、光学パネルとして、3枚の反射型液晶パネルを用いることによりカラー画像表示を行う。かかるプロジェクタ100は、光源からの光を赤色、緑色及び青色の3原色に分離し、それぞれの色に対して反射型液晶パネルを1枚ずつ用いてカラー画像表示を行う。各色に対応する3枚の反射型液晶パネルは、同一の構成を有していてもよい。プロジェクタ100は、例えばデジタルシネマ用のプロジェクタとして用いられる。
図1に示すように、プロジェクタ100は、光Lを出射する照明光学系110と、照明光学系110から出射された光Lを分光する分光光学系120と、光Lを変調する3つの液晶表示ユニット130(130R,130G,130B)とを有する。またプロジェクタ100は、3つの液晶表示ユニット130R,130G,130Bによって変調された光Lを合成する光合成部140と、光合成部140により合成された光Lを投射する投射光学系70とを有する。分光光学系120と、3つの液晶表示ユニット130R,130G,130Bとの間には、それぞれ反射型偏光素子142R,142G,142Bが設けられている。
照明光学系110は、光源111と、光源111から出射された光Lを略平行な光に整える凹レンズ112と、UVカットフィルタ113と、第1のフライアイレンズ114と、第2のフライアイレンズ115と、コンデンサレンズ116とを有する。本実施形態では、照明光学系110が、赤色光、緑色光、及び青色光を含む光を出射可能な光源部として機能する。
光源111には、例えばキセノンランプ、ハロゲンランプ、超高圧水銀ランプ等が用いられる。光源111の周囲には、光源111から出射された光Lを反射するリフレクタ117が設けられている。リフレクタ117によって反射された光Lは、凹レンズ112に出射される。凹レンズ112を透過した光は、UVカットフィルタ113に出射されて、このUVカットフィルタ113により紫外線が除去される。
光源111の種類は限定されず、例えばレーザ光を出射可能なLD(Laser Diode)や、LED(Light Emitting Diode)等の固体光源が用いられてもよい。例えばRGBの各色の光をそれぞれ出射可能なRGB用の固体光源がそれぞれ準備され、これらの出射光が合成されて白色光が生成されてもよい。または青色の波長帯域の光を出射する固体光源と、青色光により励起されて黄色の蛍光を発する蛍光体とが準備されてもよい。この場合、青色光と黄色光とが合成されて白色光が出射される。
UVカットフィルタ113を透過した光Lは、第1及び第2のフライアイレンズ114及び115に入射する。これら第1及び第2のフライアイレンズ114及び115を光Lが透過することにより、光Lの輝度ムラが低減される。第1及び第2のフライアイレンズ114及び115を透過した光Lは、コンデンサレンズ116に入射する。コンデンサレンズ116に入射した光は、集光されて分光光学系120に出射される。
分光光学系120は、第1のダイクロイックミラー121と、2つの反射ミラー122,123と、2つの集光レンズ124,125と、第2のダイクロイックミラー126とを有する。第1のダイクロイックミラー121は、照明光学系110から出射された光Lを、短波長側の青色光Bと、長波長側の赤色光R及び緑色光Gとに分光する。第1のダイクロイックミラー121により分光された青色光Bは、第1の反射ミラー122により反射されて第1の集光レンズ124に入射する。そして第1の集光レンズ124により集光された青色光Bは、反射型偏光素子142Bを介して液晶表示ユニット130Bに入射する。反射型偏光素子142Bとしては、プリズム型のビームスプリッタや、ワイヤグリッド偏光子等が用いられる。
第1のダイクロイックミラー121により分光された赤色光R及び緑色光Gは、第2の反射ミラー123により反射されて第2の集光レンズ125に入射する。そして第2の集光レンズ125により集光された赤色光R及び緑色光Gは、第2のダイクロイックミラー126に出射される。第2のダイクロイックミラー126は、赤色光R及び緑色光Gを、短波長側の緑色光Gと長波長側の赤色光Rとに分光する。分光された赤色光Rは、反射型偏光素子142Rを介して液晶表示ユニット130Rに入射する。緑色光Gは、反射型偏光素子142Gを介して液晶表示ユニット130Gに入射する。
液晶表示ユニット130R,130G,130Bに入射した各色の光R,G,Bは、液晶表示ユニット130R,130G,130Bにそれぞれ設けられた反射型液晶パネル60(60R,60G,60B)により、それぞれの画像情報に応じた強度分布を有する像光に変調されて反射される。そして変調された3つの像光(適宜、赤色変調光R、緑色変調光G、青色変調光Bともいう。)は、反射型偏光素子142R,142G,142Bにより反射されて、光合成部140に入射する。この際、光合成部140に設けられた偏光板143により、各色の変調光の偏光方向が揃えられる。これによりコントラストが向上される。なお、以下の説明では、反射型液晶パネル60R、反射型液晶パネル60G、及び反射型液晶パネル60Bの共通の呼称として「反射型液晶パネル60」を用いる。
反射型液晶パネル60は、本実施形態において、光源部からの光を変調して出射する1以上の光変調素子に相当する。すなわち3枚の反射型液晶パネル60R,60G,60Bは、赤色光、緑色光、及び青色光をそれぞれ変調する3つの光変調素子として機能する。
光合成部140は、例えばダイクロイックプリズム等により構成される。この光合成部140は、液晶表示ユニット130R,130G,130Bにより変調した3つの変調光を同一光路上に合成し、投射光学系70に出射する。そして合成された光は、投射光学系70により所定の倍率に拡大され、図示しないスクリーン上に投影される。これによりカラー画像が表示される。光合成部140や投射光学系70の具体的な構成は限定されず、任意に設計されてよい。
<2.液冷システムの全体構成例>
次に、図2〜図4を参照して、本実施形態にかかるプロジェクタ100に備えられた、冷却液を用いた冷却システム(以下、「液冷システム」ともいう。)の構成例について説明する。図2は、本実施形態にかかるプロジェクタ100の液冷システムの構成例を説明するための模式図であり、図3は、図2の液冷システムの一部を異なる角度から見た斜視図である。また、図4は、本実施形態にかかるプロジェクタ100の液冷システムの構成例を説明するためのブロック図である。
プロジェクタ100においては、投射光学系70を介して映像をスクリーン等に拡大投射するために、比較的強力な光が反射型液晶パネル60に入射される。反射型液晶パネル60は、かかる光の照射により温度が上昇しやすく、熱膨張などの熱歪みに起因して画質が劣化しやすくなる。このため、本実施形態にかかるプロジェクタ100では、冷却液を用いた液冷システムによって、反射型液晶パネル60が冷却される。
液冷システムは、ラジエータ82と、タンク84と、ポンプ86と、第1の受熱プレート30aと、第2の受熱プレート30bと、第3の受熱プレート30cとを備えた冷却液回路として構成される。かかる液冷システムは、冷却液として水や不凍液を用いて3枚の反射型液晶パネル60R,60G,60Bを冷却するシステムである。これらのラジエータ82、タンク84、ポンプ86、第1の受熱プレート30a、第2の受熱プレート30b、第3の受熱プレート30cは、冷却液がこの順に循環して流れるように冷却液管(21,23,25,27,29a,29b)によって接続されている。
ポンプ86と第1の受熱プレート30aとは冷却液管21により接続され、第1の受熱プレート30aと第2の受熱プレート30bとは冷却液管23により接続されている。また、第2の受熱プレート30bと第3の受熱プレート30cとは冷却液管25により接続され、第3の受熱プレート30cとラジエータ82とは冷却液管27により接続されている。ラジエータ82とタンク84、及び、タンク84とポンプ86は、それぞれ冷却液管29a,29bにより接続されている。なお、以下の説明では、第1の受熱プレート30a、第2の受熱プレート30b、及び、第3の受熱プレート30cの共通の呼称として「受熱プレート30」を用いる。
ラジエータ82は、冷却液が有する熱量を放出させて、冷却液の温度を低下させる放熱部としての機能を有する。ラジエータ82は、例えば、空冷式の熱交換器構造を有し、ラジエータ82内を通過する冷却液に放熱させてもよい。放熱部としては、ラジエータ82の代わりにヒートシンクが用いられてもよく、あるいは、他の構成の放熱部が用いられてもよい。タンク84は、ラジエータ82で放熱した冷却液を貯留する貯留部としての機能を有する。タンク84の構成は、特に限定されない。ポンプ86は、タンク84内の冷却液を吸い上げ、圧送する圧送部としての機能を有する。ポンプ86としては、例えば、電動式モータポンプが用いられる。ポンプ86の出力は、例えば、冷却液が所定の目標温度で維持されるように制御されてもよい。
第1の受熱プレート30aは、反射型液晶パネル60Bに接して設けられる。第2の受熱プレート30bは、反射型液晶パネル60Gに接して設けられる。第3の受熱プレート30cは、反射型液晶パネル60Rに接して設けられる。受熱プレート30は、アルミニウムに代表される、熱伝動率の高い材料により、板状に形成される。また、受熱プレート30は、内部に冷却液を循環させる冷却液通路を有し、受熱プレート30内を冷却液が流通可能になっている。受熱プレート30内を冷却液が通過する際に、反射型液晶パネル60と冷却液との間で熱交換が行われ、受熱プレート30が、反射型液晶パネル60が発する熱を受熱することで、反射型液晶パネル60が冷却される。
板状の受熱プレート30は、反射型液晶パネル60の基板面に接するようにして設けられる。つまり、受熱プレート30の平面の配設方向は、反射型液晶パネル60の基板の配設方向に沿う方向に一致し、基板間のギャップの幅方向に交差する。なお、受熱プレート30は、反射型液晶パネル60に直接接していてもよいし、熱伝導率の高い部材を介して接していてもよい。
3枚の受熱プレート30は、冷却液管23,25により直列に接続されている。本実施形態にかかるプロジェクタ100では、ポンプ86により圧送される冷却液は、青色光LB用の反射型液晶パネル60Bに接して設けられた第1の受熱プレート30a、緑色光LG用の反射型液晶パネル60Bに接して設けられた第2の受熱プレート30b、及び、赤色光LR用の反射型液晶パネル60Rに接して設けられた第3の受熱プレート30cをこの順に通過して、ラジエータ82に戻る。つまり、冷却液は、受熱プレート30が接する反射型液晶パネル60に入射される光の波長が短い順、換言すれば、受熱プレート30が接する反射型液晶パネル60の発熱量が多い順に、3枚の受熱プレート30を通過する。これにより、3枚の反射型液晶パネル60R,60G,60Bの温度のバラつきが抑制される。
本実施形態にかかるプロジェクタ100では、反射型液晶パネル60及び受熱プレート30は、防塵空間S内に配置される。防塵空間Sは、隔壁となる部材が組み合わせられることで外部から遮断され、内部に塵埃が入り込みにくくなっている。これにより、光集塵効果によって塵埃が反射型液晶パネル60の周囲に集められ、投射される画像の輝度が低下したり、色が変化したりするなどの画質の低下が生じにくくなっている。特に、プロジェクタ100が、例えば、反射型液晶パネル60以外の部品の冷却のために、図示しない送風ファンを備える場合に、防塵空間Sが設けられることにより、送風によって舞う塵埃が反射型液晶パネル60の周囲に集まることが抑制される。
液冷システムのうち、3枚の受熱プレート30は、防塵空間Sの内部に配置される一方、ラジエータ82、タンク84、及び、ポンプ86は、防塵空間Sの外部に配置される。冷却液管21は、一端が、防塵空間S内の第1の受熱プレート30aに接続され、他端が、防塵空間S外のポンプ86に接続されている。また、冷却液管27は、一端が、防塵空間S内の第3の受熱プレート30cに接続され、他端が、防塵空間S外のラジエータ82に接続されている。放熱部としてのラジエータ82が、冷却対象となる反射型液晶パネル60が存在する防塵空間Sの外に置かれることで、防塵空間S内の防塵を確保しつつ、防塵空間S内の熱量を低減することができる。これにより、反射型液晶パネル60の冷却効率が高められている。
<3.冷却液管の接続構造>
次に、本実施形態にかかるプロジェクタ100の液冷システムにおける冷却液管の接続構造について説明する。以下の説明では、本実施形態にかかるプロジェクタ100が所定の冷却液管の接続構造を採用している背景について説明した後に、冷却液管の接続構造について具体的に説明する。
(3−1.反射型液晶パネルの機械的ストレス)
反射型液晶パネル60を液冷システムにより冷却する場合、受熱プレート30に冷却液を導入し、受熱プレート30から冷却液を導出する冷却液管が必要になる。このとき、例えば、冷却液管として金属管を採用した場合、金属管は比較的重いため、受熱プレート30に接続されてぶら下がる金属管の自重により、受熱プレート30が荷重を受けやすくなる。また、かかる金属管を支持する部材を設けて金属管を支持した場合であっても、プロジェクタ100に衝撃が与えられたり、プロジェクタ100が振動したりしたときに、剛性の高い金属管を介して、受熱プレート30に直接的に振動や衝撃が伝達される。
かかる振動や衝撃により受熱プレート30に応力が負荷されると、受熱プレート30に接する反射型液晶パネル60に対して機械的なストレスがかかってしまい、表示される映像の画質が低下しやすくなる。具体的に、液晶パネルは、液晶材料が配置される基板間のギャップの大きさの変化等によって、色ムラやコントラストの低下等を生じやすい。特に、反射型液晶パネル60は、入射する光が2度パネル内を通過することから、基板間のギャップの大きさの変化によって光路長が変わりやすく、画質が低下しやすい。したがって、液晶パネルに対して、基板間のギャップの幅方向に機械的なストレスが与えられると、表示される映像の画質が低下しやすくなる。
これに対して、本実施形態にかかるプロジェクタ100では、冷却液管として、弾性ゴムからなる可撓性を有する冷却液管が採用されている。冷却液管の構成材料は、弾性ゴムに限られず、振動時に弾性を発揮できるように構成される限り、材料は限定されない。かかる冷却液管は、通常、成形性や生産コスト、汎用性の観点から、ストレート管が用いられる。可撓性を有する冷却液管を用いた場合、冷却液管のダンパ効果により、プロジェクタ100への衝撃や振動が、受熱プレート30に対して直接的に伝達されにくくなる。ただし、可撓性を有する冷却液管であっても、自重により受熱プレート30に荷重を与えることが考えられる。また、冷却液管が撓んだ状態となっている場合には、当該撓みによって生じる反力によって、受熱プレート30に荷重が与えられることも考えられる。
以上のような背景に鑑みて、本実施形態にかかるプロジェクタ100では、反射型液晶パネル60を冷却液により冷却する液冷システムを採用しつつ、受熱プレート30に負荷される荷重が低減される。これにより、反射型液晶パネル60に対して、基板間のギャップの幅方向への機械的なストレスがかかりにくくされる。
(3−2.冷却液管の接続構造の構成例)
図2及び図3に示したように、ポンプ86と第1の受熱プレート30aとを接続する冷却液管21は、一端側の配管部21aが第1の受熱プレート30aに接続され、中央部の一部が支持部10に支持されて、他端側が防塵空間S外に導出されている。支持部10には、冷却液管21の一部が配設される溝部11bが設けられている。また、第1の受熱プレート30aと第2の受熱プレート30bとを接続する冷却液管23は、一端側の配管部23aが第1の受熱プレート30aに接続され、かつ、他端側の配管部23bが第2の受熱プレート30bに接続され、中央部が支持部10に支持されている。支持部10には、冷却液管23の一部が配設される溝部11aが設けられている。
また、第2の受熱プレート30bと第3の受熱プレート30cとを接続する冷却液管25は、一端側の配管部25aが第2の受熱プレート30bに接続され、かつ、他端側の配管部25bが第3の受熱プレート30cに接続され、中央部が支持部10に支持されている。支持部10には、冷却液管27の一部が配設される溝部11dが設けられている。さらに、第3の受熱プレート30cとラジエータ82とを接続する冷却液管27は、一端側の配管部27aが第3の受熱プレート30cに接続され、中央部の一部が支持部10に支持されて、他端側が防塵空間S外に導出されている。支持部10には、冷却液管27の一部が配設される溝部11c,11dが設けられている。
支持部10は、防塵空間Sを形成する隔壁の一部として構成されている。支持部10に設けられた溝部11a,11b,11c,11dは、図2及び図3に示した支持部10の背面側に貫通することなく形成され、防塵空間Sを外部に連通することがないようにされる。また、溝部11dの一部には、2本の冷却液管25,27が配設されるため、当該部分の深さは、他の溝部11a,11b,11cの深さよりも深く形成されている。かかる支持部10は、樹脂材料により形成されている。樹脂材料としては、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)やPC(ポリカーボネート)が用いられ得るが、その他のエンジニアリングプラスチックが用いられてもよい。
また、冷却液管21,23,25,27のうちの3本の冷却液管21,23,25が、同一の長さとなっている。冷却液管21,23,25,27の一部を支持部10に支持させることにより、空間上での配管の引き回しを複雑にすることなく、同一の長さの冷却液管21,23,25を用いることができ、部品の共通化を図ることができる。
第1の受熱プレート30aと第3の受熱プレート30cとは、略同一の平面上に配置される一方、第2の受熱プレート30bは、第1の受熱プレート30a及び第3の受熱プレート30cが配置される平面に対して直交する平面上に配置されている。また、冷却液管21,23,25,27のそれぞれの一部を支持する支持部10は、第1の受熱プレート30a及び第3の受熱プレート30cが配置される平面、及び、第2の受熱プレート30bが配置される平面それぞれに略直交する平面に沿って配置される。それぞれの受熱プレート30に接続された配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aは、支持部10から、当該支持部10のなす平面に対して略直交する方向に向けて導出され、受熱プレート30の平面の方向に沿って延びて、受熱プレート30の一端部に接続される。
つまり、本実施形態にかかるプロジェクタ100では、それぞれの受熱プレート30に接続された配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aは、当該受熱プレート30の平面の配設方向に延びて支持部10に接続される。配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aと支持部10との接続部分において、配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aは固定治具40により支持部10に固定される。したがって、受熱プレート30に接続された冷却液管21,23,25,27が、いずれの部材にも支持されずに受熱プレート30にぶら下がった状態とならないようにされている。これにより、冷却液管21,23,25,27の自重により、受熱プレート30に対して荷重が与えられることが抑制される。
また、本実施形態にかかるプロジェクタ100では、それぞれの受熱プレート30と配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aとの接続部分は、それぞれの受熱プレート30の平面の配設方向に沿って延びている。さらに、配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aと支持部10との接続部分についても、受熱プレート30の平面の配設方向に沿って延びている。つまり、受熱プレート30と配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aとの接続部分、及び、支持部10と配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aとの接続部分は、受熱プレート30の平面の配設方向に沿って延在する同一平面上に配設される。
したがって、受熱プレート30から支持部10に延びる配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aが大きく撓むことのないように保持される。これにより、冷却液管21,23,25,27の撓みによって生じる反力により、受熱プレート30に対して荷重が与えられることが抑制される。配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aの長さが長すぎると、配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aの自重により配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aが撓む場合がある。また、配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aの長さが短すぎると、配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aの弾性力が低下する場合がある。冷却液管21,23,25,27の構成材料にもよるが、受熱プレート30と支持部10との間の配管部21a,23a,23b,25a,25b,27aの長さは、例えば、30〜100mmの範囲内とすることができる。
また、冷却液は、配管部21a,23b,25bを介して、反射型液晶パネル60の側方から受熱プレート30に流入する。これにより、冷却液の供給圧によって、受熱プレート30を介して反射型液晶パネル60に負荷される機械的なストレスが抑制される。
ここで、第1の受熱プレート30aに対する冷却液管21,23の接続構造を例に採って、本実施形態にかかるプロジェクタ100の液冷システムにおける冷却液管の接続構造についてより具体的に説明する。
図5は、第1の受熱プレート30aと冷却液管21,23との接続部分の側面図及び上面図を示している。第1の受熱プレート30aは、平面形状が長方形をなす板状の本体部31を有し、板状の本体部31の一方の面側の中央部において反射型液晶パネル60Bに接する。第1の受熱プレート30aは、本体部31の内部に冷却液通路32を有し、長手方向の一端部に、冷却液通路32に連通する導入側接続部33a及び導出側接続部33bを有する。導入側接続部33a及び導出側接続部33bは、板状の本体部31の平面の配設方向に沿って突出した筒状部として構成されてもよい。図示した導入側接続部33a及び導出側接続部33bは、本体部31の長手方向に沿って突出している。
冷却液通路32は、導入側接続部33aを介して第1の受熱プレート30aに導入される冷却液を他端側に導くとともに、さらに一端側に導くように循環して設けられる。冷却液通路32内を冷却液が循環する際に、本体部31を介して反射型液晶パネル60Bと冷却液との間で熱交換が行われ、反射型液晶パネル60Bが冷却される。冷却液通路32は、複数の流路を含んで構成されてもよい。冷却液通路32が複数の流路を含む場合、冷却液通路32の全体の表面積が大きくなり、冷却効率が向上する。なお、冷却液通路32の構成は、図示の例に限定されない。
第1の受熱プレート30aの導入側接続部33aには、第1の受熱プレート30aに流入する冷却液が流れる流入側の配管部21a(冷却液管21)が接続される。配管部21aは、導入側接続部33aの位置から、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に沿って延び、支持部10によって支持される。つまり、配管部21aと第1の受熱プレート30aとの接続部分50A、及び、配管部21aと支持部10との接続部分50Bにおいて、配管部21aは、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に沿って配設される。これにより、配管部21aは、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に沿って配設され、撓みが生じないようにされている。
同様に、第1の受熱プレート30aの導出側接続部33bには、第1の受熱プレート30aから流出する冷却液が流れる流出側の配管部23a(冷却液管23)が接続される。配管部23aは、導出側接続部33bの位置から、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に沿って延び、支持部10によって支持される。つまり、配管部23aと第1の受熱プレート30aとの接続部分50A、及び、配管部23aと支持部10との接続部分50Bにおいて、配管部23aは、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に沿って配設される。これにより、配管部23aは、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に沿って配設され、撓みが生じないようにされている。
例えば、導入側接続部33a及び導出側接続部33bは、板状の本体部31の長手方向に沿って、支持部10の方向へと突出し、当該導入側接続部33a及び導出側接続部33bに対して配管部21a,23aが接続されている。また、支持部10と配管部21a,23aとの接続部分50Bでは、配管部21a,23aは、固定治具40により支持部10に固定されて、導入側接続部33a及び導出側接続部33bに向けて導出される。このため、配管部21a,23aは、第1の受熱プレート30aと支持部10との間に直線的に配設され、撓みが生じない。流入側の配管部21aと流出側の配管部23aとは等間隔平行に配設され、第1の受熱プレート30aへの冷却液の流入方向と、第1の受熱プレート30aからの冷却液の流出方向とは、略同一となっている。
図6は、支持部10と配管部21aとの接続部分50Bを拡大して示す模式図である。支持部10には、溝部11b内に配設されている冷却液管21を、支持部10のなす平面に対して垂直に立ち上げるためのガイド部17が設けられている。当該ガイド部17は、支持部10のなす平面に対して直交する方向に突出して設けられる。ガイド部17は、突出方向に直交する断面(支持部10のなす平面に平行な断面)がU字状をなし、U字の開口する部分に相当する部分が、溝部11bに連なっている。つまり、ガイド部17の内側空間は、溝部11bの内側空間が垂直に立ち上がるようにして形成される。ガイド部17の両側面には、係止突起17aが設けられている。
固定治具40は、板状の金属部材を折り曲げて構成され、冷却液管21が配置されるU字状の開口部41と、ガイド部17の係止突起17aが係止される係止開口部43とを備える。固定治具40は、ガイド部17の内面と開口部41とにより冷却液管21が挟持されるようにガイド部17に装着される。このとき、金属部材からなる固定治具40の弾性力により、ガイド部17の両側面が、外側から固定治具40により挟み込まれ、かつ、固定治具40の係止開口部43がガイド部17の係止突起17aに係止されることで、固定治具40がガイド部17に固定される。これにより、冷却液管21は、ガイド部17の内面に沿って支持されて固定される。その結果、ガイド部17から導出された配管部21aが、支持部10のなす平面に対して直交する方向に沿って、撓みなく配設される。
配管部21aと第1の受熱プレート30aとの接続部分50A、及び、配管部21aと支持部10との接続部分50Bにおいて、配管部21aが第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に沿って配設され、配管部21aに撓みが生じないことにより、冷却液管21の撓みに対する反力が抑制される。これにより、第1の受熱プレート30aに対して負荷される応力が緩和され、反射型液晶パネル60Bに負荷される機械的なストレスが低減される。
また、配管部21aと第1の受熱プレート30aとの接続部分50A、及び、配管部21aと支持部10との接続部分50Bにおいて、それぞれ配管部21aが撓みなく接続されることにより、プロジェクタ100あるいは配管部21aに衝撃や振動が与えられたときに、配管部21aの外周側のいずれの方向に応力が生じても、第1の受熱プレート30aに負荷される応力を緩和させることができる。
ここで、図7〜図10を参照して、本実施形態にかかるプロジェクタ100の比較例として、配管部21aに撓みが生じている場合において第1の受熱プレート30aに対して負荷され得る応力によって、表示される映像の画質が低下することについて説明する。
図7は、配管部21aと第1の受熱プレート30aとの接続部分50Aにおいて、配管部21aが、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に対して交差する方向であって、反射型液晶パネル60Bが配置された側(図示の下方側)に撓んだ状態を示している。図8は、図7の配管部21a及び第1の受熱プレート30aを、配管部21aの軸方向に沿って配管部21a側から見た説明図である。また、図9は、配管部21aと支持部10との接続部分50Bにおいて、配管部21aが、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に対して交差する方向であって、反射型液晶パネル60Bが配置された側とは反対側(図示の上方側)に撓んだ状態を示している。図10は、図9の配管部21a及び第1の受熱プレート30aを、配管部21aの軸方向に沿って配管部21a側から見た説明図である。
図7に示したように、配管部21aと第1の受熱プレート30aとの接続部分50Aにおいて、配管部21aが、反射型液晶パネル60Bが配置された側に撓んでいる場合、配管部21aの撓みに対する反力によって、当該接続部分50Aは、図示の上方に押し上げられる。この第1の受熱プレート30aに負荷される応力は、反射型液晶パネル60Bの基板間のギャップの幅方向に沿って生じる。このため、反射型液晶パネル60Bに入射する光の光路長が変化して、画質が低下し得る。また、配管部21aが一定の方向に撓んでいることから、配管部21aのダンパ効果が制限される。したがって、図8に示したように、配管部21aは、当該撓みの方向以外の方向に対しての弾性が発揮されにくくなって、配管部21aの振動が第1の受熱プレート30aに伝達されやすくなる。
図9に示したように、配管部21aと支持部10との接続部分50Bにおいて、配管部21aが、反射型液晶パネル60Bが配置された側の反対側に撓んでいる場合、配管部21aの撓みに対する反力によって、配管部21aと第1の受熱プレート30aとの接続部分50Aは、図示の下方に押し下げられる。この第1の受熱プレート30aに負荷される応力は、反射型液晶パネル60Bの基板間ギャップの幅方向に沿って生じる。このため、反射型液晶パネル60Bに入射する光の光路長が変化して、画質が低下し得る。また、配管部21aが一定の方向に撓んでいることから、配管部21aのダンパ効果が制限される。したがって、図10に示したように、配管部21aは、当該撓みの方向以外の方向に対しての弾性が発揮されにくくなって、配管部21aの振動が第1の受熱プレート30aに伝達されやすくなる。
これに対して、本実施形態にかかるプロジェクタ100では、配管部21aのダンパ効果が適切に発揮されることによって、第1の受熱プレート30aに負荷される応力が低減される。図11は、配管部21a(冷却液管21)及び第1の受熱プレート30aを、配管部21aの軸方向に沿って配管部21a側から見た説明図である。本実施形態にかかるプロジェクタ100では、配管部21aが、第1の受熱プレート30aの平面の配設方向に沿って撓みなく直線的に配設され、冷却液管21には、撓みに対する反力が生じていない。このため、配管部21aに対して衝撃や振動が与えられたとしても、配管部21aは、外周側のいずれの方向に対しても弾性を発揮しやすくなっている。したがって、配管部21aと第1の受熱プレート30aとの接続部分50Aにおいて、配管部21aに生じた衝撃や振動が、配管部21aのダンパ効果によって吸収され、第1の受熱プレート30aに伝達されにくくなる。
配管部21aと支持部10との接続部分50Bについても同様に、配管部21aは、外周側のいずれの方向に対しても弾性を発揮しやすくなっていることから、支持部10に対して衝撃や振動が与えられたとしても、当該衝撃や振動は、配管部21aのダンパ効果によって吸収され、第1の受熱プレート30aに伝達されにくくなる。また、本実施形態にかかるプロジェクタ100では、冷却液管21の一部を支持する支持部10が樹脂材料により形成されている。したがって、プロジェクタ100に衝撃や振動が与えられた場合に、支持部10の弾性力によっても、当該衝撃や振動を緩和し得る。したがって、配管部21aから第1の受熱プレート30aに負荷される応力に起因して、反射型液晶パネル60Bに対して生じる機械的なストレスが低減される。
第1の受熱プレート30aと配管部23aとの接続構造においても、同様の作用によって、第1の受熱プレート30aに負荷される応力が低減され、反射型液晶パネル60Bに対して生じる機械的なストレスが低減される。また、第2の受熱プレート30bと配管部23b,25aとの接続構造、及び、第3の受熱プレート30cと配管部25b,27aとの接続構造においても、同様の作用によって、第2の受熱プレート30b及び第3の受熱プレート30cに負荷される応力が低減され、反射型液晶パネル60G、及び、反射型液晶パネル60Rに対して生じる機械的なストレスが低減される。
以上説明したように、本実施形態にかかるプロジェクタ100では、反射型液晶パネル60が発する熱を受熱する受熱プレート30に対して接続される冷却液管として、可撓性を有する冷却液管が用いられる。また、当該冷却液管は、支持部10により支持される。したがって、冷却液管の自重により受熱プレート30に対して負荷される応力が低減され、かつ、冷却液管のダンパ効果により、プロジェクタ100に与えられる衝撃や振動が、冷却液管を介して直接的に受熱プレート30に伝達されることが抑制される。
また、かかるプロジェクタ100では、冷却液管が、受熱プレート30の平面の配設方向に沿って撓みなく配設される。したがって、冷却液管の撓みに対する反力が生じることがなく、受熱プレート30に負荷される応力が低減される。また、冷却液管が、受熱プレート30の平面の配設方向に沿って撓みなく配設されることで、冷却配管の外周側のいずれの方向に対しても弾性を発揮し得る。したがって、プロジェクタ100に衝撃や振動が与えられた場合であっても、冷却配管のダンパ効果によって、受熱プレート30に対して負荷される応力が低減される。
また、冷却液管の配設方向は、反射型液晶パネル60の基板面に沿う方向であり、基板間のギャップの幅方向に対して直交する。したがって、冷却液の供給圧によって、受熱プレート30に対して、反射型液晶パネル60の基板間のギャップの幅方向に沿う応力が負荷されることが抑制される。
また、かかるプロジェクタ100では、冷却液管を支持する支持部10が樹脂材料により形成され、プロジェクタ100に衝撃や振動が与えられた際に、弾性力を発揮する。したがって、支持部10のダンパ効果によっても、受熱プレート30に対して負荷される応力が低減される。
このように、受熱プレート30に対して負荷される応力が抑制されることから、反射型液晶パネル60への機械的なストレスが低減される。したがって、拡大表示される映像の画質の低下を抑制することができる。
さらに、冷却液管を支持する支持部10は、内部に反射型液晶パネル60や受熱プレート30を収容する防塵空間Sの隔壁の一部を構成している。そして、支持部10を介して冷却液管が防塵空間Sの外部に導出されて、放熱部としてのラジエータ82が防塵空間Sの外部に配置される。したがって、防塵空間S内の防塵性を確保しつつ、防塵空間S内の熱量を低減して、反射型液晶パネル60の冷却効率が高められている。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、光学パネルとして反射型液晶パネル60を備えるプロジェクタ100としたが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、光学パネルは、透過型液晶パネルであってもよいし、その他の光学パネルであってもよい。
また、上記実施形態では、冷却配管として可撓性を有するストレート管を用いていたが、本技術は係る例に限定されない。冷却配管は、湾曲部や屈曲部を一部に有していてもよい。このような冷却液管であっても、少なくとも受熱プレート30との接続部分、及び、支持部10との接続部分において、受熱プレート30の平面の配設方向に沿って平行に配設されることで、本開示の技術による効果を得ることができる。
また、本開示の技術は、少なくとも受熱プレート30と支持部10との間に配設される冷却配管(配管部)において、少なくとも受熱プレート30との接続部分、及び、支持部10との接続部分において、受熱プレート30の平面の配設方向に沿って平行に配設されていればよく、支持部10上、あるいは、支持部10内における冷却液の流通経路の構成は限定されない。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)光学パネルと、内部に冷却液通路を有し、前記光学パネルが発する熱を受熱する受熱プレートと、可撓性を有し、前記受熱プレートに接続された冷却液管と、前記受熱プレートから延びる前記冷却液管が接続された支持部と、を備え、前記冷却液管は、少なくとも前記受熱プレートとの接続部分、及び、前記支持部との接続部分において、前記受熱プレートの平面の配設方向に沿って配設される、プロジェクタ。
(2)前記受熱プレートの平面の配設方向は、前記光学パネルを構成する基板の配設方向に沿う方向に一致する、前記(1)に記載のプロジェクタ。
(3)前記冷却液管と前記受熱プレートとの接続部分、及び、前記冷却液管と前記支持部との接続部分が、前記受熱プレートの平面の配設方向に沿って延在する同一平面上に配設される、前記(1)又は(2)に記載のプロジェクタ。
(4)前記受熱プレートに接続される前記冷却液管は、前記受熱プレートに流入する前記冷却液が流れる流入側の冷却液管と、前記受熱プレートから流出する前記冷却液が流れる流出側の冷却液管と、を含む、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
(5)前記流入側の冷却液管と前記流出側の冷却液管とが等間隔平行に配設される、前記(4)に記載のプロジェクタ。
(6)それぞれ複数の前記光学パネルに対応して設けられた複数の受熱プレートを備え、前記複数の受熱プレートは、前記冷却液管により直列に接続され、一の前記受熱プレートと他の前記受熱プレートとを接続する前記冷却液管は、両端が一の前記受熱プレート及び他の前記受熱プレートに接続され、かつ、中央部が前記支持部に支持される、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
(7)前記支持部が、前記冷却液管が配設される溝部を有する、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
(8)前記冷却液管と前記支持部との接続部分において、前記冷却液管が、固定治具により前記支持部に固定されて前記受熱プレートの平面の配設方向に沿って導出される、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
(9)前記支持部が、前記光学パネルを内部に収容する防塵空間の隔壁の一部をなす、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
(10)前記支持部が、樹脂材料からなる、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
10 支持部
11a,11b,11c,11d 溝部
17 ガイド部
21,23,25,27,29a,29b 冷却液管
21a,23a,23b,25a,25b,27a 配管部
30 受熱プレート
40 固定治具
60 反射型液晶パネル(光学パネル)
82 ラジエータ
84 タンク
86 ポンプ
100 プロジェクタ

Claims (10)

  1. 光学パネルと、
    内部に冷却液通路を有し、前記光学パネルが発する熱を受熱する受熱プレートと、
    可撓性を有し、前記受熱プレートに接続された冷却液管と、
    前記受熱プレートから延びる前記冷却液管が接続された支持部と、を備え、
    前記冷却液管は、少なくとも前記受熱プレートとの接続部分、及び、前記支持部との接続部分において、前記受熱プレートの平面の配設方向に沿って撓みなく直線的に配設される、プロジェクタ。
  2. 前記受熱プレートの平面の配設方向は、前記光学パネルを構成する基板の配設方向に沿う方向に一致する、請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記冷却液管と前記受熱プレートとの接続部分、及び、前記冷却液管と前記支持部との接続部分が、前記受熱プレートの平面の配設方向に沿って延在する同一平面上に配設される、請求項1に記載のプロジェクタ。
  4. 前記受熱プレートに接続される前記冷却液管は、前記受熱プレートに流入する冷却液が流れる流入側の冷却液管と、前記受熱プレートから流出する冷却液が流れる流出側の冷却液管と、を含む、請求項1に記載のプロジェクタ。
  5. 前記流入側の冷却液管と前記流出側とが等間隔平行に配設される、請求項4に記載のプロジェクタ。
  6. それぞれ複数の前記光学パネルに対応して設けられた複数の受熱プレートを備え、前記複数の受熱プレートは、前記冷却液管により直列に接続され、一の前記受熱プレートと他の前記受熱プレートとを接続する前記冷却液管は、両端が一の前記受熱プレート及び他の前記受熱プレートに接続され、かつ、中央部が前記支持部に支持される、請求項1に記載のプロジェクタ。
  7. 前記支持部が、前記冷却液管が配設される溝部を有する、請求項1に記載のプロジェクタ。
  8. 前記冷却液管と前記支持部との接続部分において、前記冷却液管が、固定治具により前記支持部に固定されて前記受熱プレートの平面の配設方向に沿って導出される、請求項1に記載のプロジェクタ。
  9. 前記支持部が、前記光学パネルを内部に収容する防塵空間の隔壁の一部をなす、請求項1に記載のプロジェクタ。
  10. 前記支持部が、樹脂材料からなる、請求項1に記載のプロジェクタ。
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