JP6759968B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関及びモータジェネレータから出力された動力により駆動するハイブリッド車両の制御装置に関する。
ハイブリッド車両の制御装置には、内燃機関と、モータジェネレータと、内燃機関にクラッチを介して接続される変速機と、を備え、内燃機関及びモータジェネレータの少なくとも一方から出力された動力により駆動するものがある。
このようなハイブリッド車両の制御装置としては、例えば、特開2015−182619号公報に、内燃機関が故障などによりエンジンストール(エンスト)して再始動できないような時において、予め設定された緊急時操作信号が入力された場合に、電動発電機の動力のみで車両を走行させる技術が開示されている。
特開2015−182619号公報
ところが、特許文献1では、内燃機関が故障などによりエンジンストールしてしまい再始動できない場合において、緊急時操作信号が入力したときに、つまり、予め設定された「運転者が車両を運転しているときに通常行い得ないであろう特殊な操作」をしたときにモータジェネレータの動力で走行させる。
このため、特許文献1では、運転者が慌てていたり、操作方法を忘れていると、予め設定された「運転者が車両を運転しているときに通常行い得ないであろう特殊な操作」をすることができず、内燃機関がエンジンストールした状態でハイブリッド車両が動かせない、という問題が発生する可能性があった。
この発明は、内燃機関または変速機が故障した時に、運転者に故障と気づかせて、特殊な操作を必要とせず簡単に緊急走行が可能であり、運転者の意図通りにハイブリッド車両を動かすことができるハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。
この発明は、内燃機関と、モータジェネレータと、前記内燃機関にクラッチを介して接続される変速機と、を備え、前記内燃機関及び前記モータジェネレータの少なくとも一方から出力された動力により駆動するハイブリッド車両の制御装置であって、前記内燃機関前記変速機、または、前記クラッチの故障を検出する故障検出部と、前記内燃機関及び前記モータジェネレータの出力を制御する出力制御部と、を有し、前記出力制御部は、前記故障検出部が前記何れかの故障を検出した時には、アクセルペダル踏込量に拘わらず前記内燃機関の出力と前記モータジェネレータの出力の両方を強制的に停止する駆動源停止モードに移行し、前記駆動源停止モードに移行後に、アクセルペダル踏込量が規定値以下であることを検出しかつ前記ハイブリッド車両が停車伏態であることを判定した時には、アクセルペダル踏込量に応じた要求駆動力に応じて、前記モータジェネレータの動力のみで駆動する緊急走行モードに移行することを特徴とする。
この発明は、内燃機関または変速機の故障を検出した時に、内燃機関とモータジェネレータの両方の出力を強制的に停止することで、運転者がアクセルペダルを踏み込んだ状態であっても、ハイブリッド車両を強制的に停車させることで運転者に故障と気づかせることができ、停車した状態からアクセルペダルを踏みなおすことで、特殊な操作を必要とせず簡単に緊急走行が可能であり、さらにアクセルペダルの操作に従ってモータジェネレータを駆動するので、運転者の意図通りにハイブリッド車両を動かすことができる。
図1はハイブリッド車両の駆動系のシステム構成図である。(実施例) 図2はハイブリッド車両の制御装置のシステム構成図である。(実施例) 図3はハイブリッド車両の制御装置のフローチャートである。(実施例)
この発明は、内燃機関または変速機の故障時に、運転者に故障と気づかせて、特殊な操作を必要とせず簡単に緊急走行が可能であり、運転者の意図通りにハイブリッド車両を動かすことができるようにする目的を、内燃機関または変速機の故障を検出した時にはハイブリッド車両を強制的に停車させ、ハイブリッド車両の停車中に、運転者に加速意思がなく、且つ車両が停車伏態であると判定された時にはアクセルペダル踏込量に応じた要求駆動力に応じてモータジェネレータの動力のみでハイブリッド車両を駆動することで実現するものである。
以下、図に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。
図1に示すように、ハイブリッド車両1には、主駆動源である内燃機関2と、副駆動源であるモータジェネレータ3とが搭載される。
内燃機関2のクランク軸4には、クラッチ5を介して変速機6の入力軸7が接続される。クラッチ5は、接続状態にすると内燃機関2の動力を変速機6に伝達し、切断状態にすると内燃機関2の動力が変速機6へ伝達されることを遮断する。変速機6は、変速比を自動的に変更可能な自動変速機である。例えば、変速機6は、複数のギア段を自動的に切り換え可能な自動変速機(AMT:Automated Manual Transmission)で構成することができる。内燃機関2の動力は、変速機6によって増幅され、変速機6の出力軸8から、駆動軸9、差動装置10、車軸11を介して車輪12に伝達される。
モータジェネレータ3は、バッテリ13から供給される電力により動力を発生する。モータジェネレータ3は、クラッチ5や変速機6を介さずに、出力軸14を直接駆動軸9へ接続されている。モータジェネレータ3の動力は、出力軸14から、駆動軸9、差動装置10、車軸11を介して車輪12に伝達される。また、モータジェネレータ3は、駆動軸9からの動力により出力軸14を介して駆動されて発電し、バッテリ13を充電する。
内燃機関2、モータジェネレータ3、クラッチ5、変速機6は、ハイブリッド車両1の制御装置15により制御される。制御装置15は、内燃機関制御装置16と、モータ制御装置17と、変速機制御装置18と、ハイブリッド制御装置19とにより構成される。
図2に示すように、内燃機関制御装置16は、アクセルペダルセンサ20と車速センサ21が接続され、内燃機関制御部22を有し、内燃機関2の駆動を制御する。モータ制御装置17は、モータ電圧出力部23を有し、バッテリ13が供給する電力によるモータジェネレータ3の駆動を制御し、また、モータジェネレータ3が発電した電力によるバッテリ13の充電を制御する。
変速機制御装置18は、シフトポジションセンサ24が接続され、クラッチ制御部25と変速機制御部26を有し、クラッチ5の接続・切断と変速機6のギア段の切り換えを制御する。ハイブリッド制御装置19は、出力制御部27とモード演算部28を有し、各制御装置16〜18の制御を統括する。
ハイブリッド制御装置19は、内燃機関制御装置16からアクセルペダルセンサ20の検出信号(アクセルペダル踏込量)と車速センサ21の検出信号(車速)を入力し、変速機制御装置18からシフトポジションセンサ24の検出信号(シフトレバー位置)を入力する。ハイブリッド制御装置19は、入力した情報を基に、モード演算部28によりモードを演算し、モードに応じて出力制御部27により車両状態から運転者の要求を満たすような動力を決定し、決定された動力を基に内燃機関制御装置16とモータ制御装置17に適切な動力を分配するように指令し、内燃機関2及びモータジェネレータ3を制御する。
内燃機関制御装置16は、分配された動力を出力するように、内燃機関制御部22により燃料を制御して内燃機関2の駆動を制御する。モータ制御装置17は、分配された動力を出力するように、モータ電圧出力部23によりバッテリ13の出力を制御してモータジェネレータ3の駆動を制御する。
これにより、制御装置15は、内燃機関2及びモータジェネレータ3の少なくとも一方から出力された動力によりハイブリッド車両1を駆動する。
ハイブリッド車両1の制御装置15は、内燃機関2または変速機6(またはクラッチ5)が故障し、内燃機関2の動力による走行ができなくなったときに、他車両の走行に影響を及ぼさない場所にハイブリッド車両1を速やかに移動させることができるように、モータジェネレータ3を制御する。
ハイブリッド車両1の制御装置15は、内燃機関制御装置16に内燃機関2の故障(エンジンストールして停止など)を検出する故障検出部29を備え、変速機制御装置18に変速機6故障(ギア段を切り換えできないなど、クラッチ5の故障を含む)を検出する故障検出部30を備え、ハイブリッド制御装置19に内燃機関2及びモータジェネレータ3の出力を制御する前記出力制御部27を備える。
出力制御部27は、故障検出部29により内燃機関2の故障を検出した時、または故障検出部30により変速機6の故障を検出した時には、内燃機関2の出力とモータジェネレータ3の出力の両方を強制的に停止する駆動源停止モードを実行する。
そして、出力制御部27は、駆動源停止モード実行中に、運転者に加速意思がないこと、且つハイブリッド車両1が停車伏態であることを判定した時には、アクセルペダルセンサ20が検出するアクセルペダル踏込量に応じた要求駆動力に応じて、モータジェネレータ3の動力のみで駆動する緊急走行モードを実行する。
また、出力制御部27は、アクセルペダル踏込量が規定値以下であることを検出した場合に運転者に加速意思がないと判定し、車速センサ21の検出する車速が規定値以下であることを検出した場合にハイブリッド車両1が停車状態であると判定する。アクセルペダル踏込量の規定値は、内燃機関2の動力がアイドリング状態を超えないような値である。車速の規定値は、ハイブリッド車両1が略停止しているとみなせる値である。
さらに、出力制御部27は、緊急走行モードを実行中の場合、緊急走行しているハイブリッド車両1の車速が、予め設定した緊急走行時車速上限値を超えないようにモータジェネレータ3の駆動を制御する。緊急走行時車速上限値は、ハイブリッド車両1を手近な場所に移動させることできる程度の低車速である。
ハイブリッド車両1の制御装置15は、ハイブリッド制御装置19に警報判定部31を備え、ハイブリッド車両1のメータ32に警報出力部33を備える。
警報判定部31は、故障検出部95により内燃機関2の故障を検出したと判定し、または故障検出部30により変速機6の故障を検出したと判定した場合、警報出力部33に警報を出力するように指令する。警報出力部33は、警報判定部31から警報出力の指令を受けると、警報を出力(ブザー鳴動、表示灯点灯など)して運転者に故障の警告を発する。
ハイブリッド車両1は、故障後にそのままモータジェネレータ3で走行可能な仕様としてしまうと、運転者が故障に気づかずに走行を継続し、交差点などへ侵入した時点でバッテリ13が切れた場合、交差点内で停車して他車両の交通に影響を及ぼす可能性がある。
そこで、ハイブリッド車両1の制御装置15は、バッテリ13に電流センサ34を備え、ハイブリッド制御装置19にバッテリ容量演算部35を備える。
バッテリ容量演算部35は、緊急走行モードを実行中に、電流センサ34が検出するバッテリ13の電流値よりバッテリ容量を演算し、出力制御部27に出力する。出力制御部27は、バッテリ容量演算部35が求めたバッテリ容量が規定値以下である場合、緊急走行モードを停止して駆動源停止モードを実行する。バッテリ容量の規定値は、バッテリ13が過放電とならない(バッテリ容量が許容される残量とならない)ような値である。
次に、ハイブリッド車両1の制御装置15による制御について、図3のフローチャートに沿い説明する。
図3に示すように、制御装置15は、制御のプログラムがスタートすると(A01)、故障検出部29が内燃機関2の故障(エンジンストールして停止など)を検出したか、または故障検出部30が変速機6(またはクラッチ5)の故障(ギア段を切り換えできないなど)を検出したかを判断する(A02)。
制御装置15は、判断(A02)がNOの場合、通常走行するように内燃機関2及びモータジェネレータ3を制御し(A03)、プログラムをリターンする(ステップA10)。
制御装置15は、判断(A02)がYESの場合、警報判定部31により警報出力部33に警報出力の指令を出し、警報を出力して運転者に故障の警告を発し(A04)、出力制御部27により駆動源停止モードに遷移する(A05)。駆動源停止モードにおいては、内燃機関2の出力とモータジェネレータ3の出力の両方を強制的に停止する。
制御装置15は、駆動源停止モードの実行中に、出力制御部27により、運転者に加速意思が無く、且つハイブリッド車両1が停車状態であるかを判断する(A06)。
判断(A06)においては、アクセルペダル踏込量が規定値以下であることを検出した場合に、運転者に加速意思がないと判定する。また、判断(A06)においては、車速センサ21の検出する車速が規定値以下であることを検出した場合に、ハイブリッド車両1が停車状態であると判定する。
制御装置15は、判断(A06)がNOの場合、この判断(A06)を繰り返す。
制御装置15は、判断(A06)がYESの場合、出力制御部27により緊急走行モードに遷移する(A07)。緊急走行モードにおいては、変速機6のシフトポジションがP、N以外で、アクセルペダルが踏まれていると、アクセルペダル踏込量に応じた要求駆動力に応じて、モータジェネレータ3の動力のみでハイブリッド車両1を駆動(内燃機関2は停止)して走行する。
出力制御部27は、緊急走行モードを実行中の場合、車速センサ21の検出する車速が予め設定した緊急走行時車速上限値を超えないようにモータジェネレータ3の駆動を制御する。出力制御部27は、運転者がアクセルペダルを踏み込み、緊急走行時車速上限値を超えて加速しようとしても、車速上限値を超えずに保持するようにモータジェネレータ3を制御する。
制御装置15は、緊急走行モードを実行中に、バッテリ容量演算部35により求めたバッテリ13のバッテリ容量が規定値以下であるかを、出力制御部27により判断する(A08)。
制御装置15は、判断(A08)がNOの場合、この判断(A08)を繰り返す。
制御装置15は、判断(A08)がYESの場合、出力制御部27により駆動源停止モードに遷移して(A09)、内燃機関2の出力とモータジェネレータ3の出力の両方を強制的に停止し、プログラムをリターンする(ステップA10)。
このように、ハイブリッド車両1の制御装置15は、内燃機関2変速機6、またはクラッチ5故障を検出した時に、内燃機関2とモータジェネレータ3の両方の出力を強制的に停止することで、運転者がアクセルペダルを踏み込んだ状態であってもハイブリッド車両1が加速せずに減速し、ハイブリッド車両1を強制的に停車させるので、運転者に故障と気づかせることができ、故障により停車したと運転者に認識させることができる。
また、ハイブリッド車両1の制御装置15は、アクセルペダルを踏んでいない状態で、完全に停車した後に、停車した状態からアクセルペダルを踏みなおすことで、特殊な操作を必要とせず簡単に緊急走行が可能である。
さらに、ハイブリッド車両1の制御装置15は、アクセルペダルの操作に従ってモータジェネレータ3を駆動するので、運転者の意図通りにハイブリッド車両1を動かすことができ、故障したハイブリッド車両1を他車両の走行に影響を及ぼさない場所に速やかに移動させることができる。
そして、ハイブリッド車両1の制御装置15は、一度停車して、アクセルペダルを戻すまで、緊急走行(モータジェネレータ3による走行)をさせないので、運転者に確実に故障と気づかせて、故障に気付いた今から緊急走行を行うという意思を持って走行させることができる。
また、ハイブリッド車両1の制御装置15は、内燃機関2または変速機6の故障を検出した直後や、走行中に内燃機関2または変速機6の故障が発生したときに、運転者が故障に気づかずにアクセルペダルを踏み続けた状態や、ハイブリッド車両1が停車する前で走行中の状態では、ハイブリッド車両1を緊急走行できないように緊急走行モードを設定している。
これにより、ハイブリッド車両1の制御装置15は、運転者が故障と認識していない状態ではハイブリッド車両1を緊急走行させることができず、運転者が故障と認識してからハイブリッド車両1を緊急走行させることができるので、運転者の意図に沿ってハイブリッド車両1を動かすことができる。
さらに、ハイブリッド車両1の制御装置15は、緊急走行モードを実行中の場合、ハイブリッド車両1の車速が、予め設定した緊急走行時車速上限値を超えないようにモータジェネレータ3の駆動を制御する。
これにより、ハイブリッド車両1の制御装置15は、運転者が緊急走行時車速上限値を超えて加速しようとしても、故障したハイブリッド車両1を緊急走行時車速上限値以下の低車速で安定して走行させることができ、他車両の走行に影響を及ぼさない場所にハイブリッド車両1を速やかに移動させることができる。
また、ハイブリッド車両1の制御装置15は、内燃機関2や変速機6の故障状態により、緊急走行しているハイブリッド車両1に突然大きな制動力が掛かったとしても、予め設定した緊急走行時車速上限値を超えない低車速でハイブリッド車両1を走行させているので、運転者に余裕をもって適切に対応操作させることができる。
ハイブリッド車両1の制御装置15は、警報判定部31により故障検出部29または故障検出部30が故障を検出したと判定した場合、警報出力部33により警報を出力(ブザー鳴動、表示灯点灯など)して運転者に故障の警告を発するので、運転者に故障と確実に気づかせることができる。
また、ハイブリッド車両1の制御装置15は、緊急走行モードを実行中に、バッテリ容量演算部35により演算したバッテリ13のバッテリ容量が規定値以下である場合、出力制御部27により緊急走行モードを停止して駆動源停止モードを実行するので、バッテリ容量が許容される残量以下に減少することを回避でき、バッテリ13の故障を防止することができる。
ハイブリッド車両1の制御装置15は、緊急走行に時間制限を設けるのではなく、バッテリ13が故障しない範囲内で限界(規定値)まで電力を使用することができるため、緊急走行での走行距離を延ばすことができる。
この発明のハイブリッド車両の制御装置は、内燃機関及びモータジェネレータの少なくとも一方から出力された動力により駆動するハイブリッド車両に適用可能である。
1 ハイブリッド車両
2 内燃機関
3 モータジェネレータ
5 クラッチ
6 変速機
12 車輪
13 バッテリ
15 制御装置
16 内燃機関制御装置
17 モータ制御装置
18 変速機制御装置
19 ハイブリッド制御装置
20 アクセルペダルセンサ
21 車速センサ
22 内燃機関制御部
23 モータ電圧出力部
24 シフトポジションセンサ
25 クラッチ制御部
26 変速機制御部
27 出力制御部
28 モード演算部
29 故障検出部
30 故障検出部
31 警報判定部
32 警報出力部
34 電流センサ
35 バッテリ容量演算部

Claims (3)

  1. 内燃機関と、モータジェネレータと、前記内燃機関にクラッチを介して接続される変速機と、を備え、前記内燃機関及び前記モータジェネレータの少なくとも一方から出力された動力により駆動するハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記内燃機関前記変速機、または、前記クラッチの故障を検出する故障検出部と、前記内燃機関及び前記モータジェネレータの出力を制御する出力制御部と、を有し、
    前記出力制御部は、前記故障検出部が前記何れかの故障を検出した時には、アクセルペダル踏込量に拘わらず前記内燃機関の出力と前記モータジェネレータの出力の両方を強制的に停止する駆動源停止モードに移行し、前記駆動源停止モードに移行後に、アクセルペダル踏込量が規定値以下であることを検出しかつ前記ハイブリッド車両が停車伏態であることを判定した時には、アクセルペダル踏込量に応じた要求駆動力に応じて、前記モータジェネレータの動力のみで駆動する緊急走行モードに移行することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 前記出力制御部は車速が規定値以下であることを検出した場合に前記ハイブリッド車両が停車状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 前記出力制御部は、前記緊急走行モードを実行中の場合、予め設定した緊急走行時車速上限値を超えないように前記モータジェネレータを制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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