JP6757514B2 - シート材給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート材給送装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置の画像形成部にシート材を給送するシート材給送装置として、シート材の束を収容する給送トレイを複数備えるものが知られている。
この種のシート材給送装置として、特許文献1には、画像形成部の下方に給送トレイである給紙トレイを上下二段で備え、それぞれの給紙トレイに対応した給紙搬送手段を備える給紙装置が記載されている。
この給紙装置では、上段の給紙トレイに収容されたシート材は、給紙搬送手段によって搬送力を付与され、上方に位置する画像形成部内のシート搬送路内に搬送される。一方、下段の給紙トレイに収容されたシート材は、給紙搬送手段によって搬送力を付与されると、上段の給紙トレイに形成されたシート搬送路を通過して、画像形成部内のシート搬送路内に搬送される。それぞれの給紙搬送手段はシート材に対して水平方向に搬送力を付与する構成であり、それぞれの給紙トレイは、水平方向に搬送されるシート材を上方のシート搬送路に向かうように案内するガイド部を備える。
特許文献1のように、複数の給紙トレイを備え、それぞれの給紙トレイにガイド部を備える構成では、給紙トレイによってガイド部の形状が異なる場合がある。例えば、対応する給紙搬送手段による給紙位置と、ガイド部によってシート材が案内されるシート材搬送路との位置関係が異なる場合、ガイド部によってシート材を上方に案内する角度が異なり、ガイド部の形状が異なってしまう。
給紙トレイの一部であるガイド部の形状が異なると、複数の給紙トレイ同士で同一形状のトレイ筐体を用いることができず、トレイ筐体を個別に製造する必要が生じていた。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の給送トレイと、前記複数の給送トレイのそれぞれに対応して配置され、前記給送トレイ内のシート材に搬送力を付与して、搬送方向下流側の給送後シート材搬送路に向けて搬送する複数の給送搬送手段と、を備え、前記給送トレイが、前記給送搬送手段によって搬送されるシート材を前記給送後シート材搬送路に向けて案内する給送搬送ガイド部を有するシート材給送装置において、前記複数の給送トレイのうちの少なくとも二つの給送トレイは、前記給送搬送ガイド部の形状が互いに異なり、前記給送搬送ガイド部を形成する給送搬送ガイド部材をトレイ筐体に対して別部材で有し、且つ、前記トレイ筐体は互いに共通の構成としたことを特徴とするものである。
本発明によれば、給送搬送ガイド部の形状が互いに異なる複数の給送トレイ同士でトレイ筐体の共通化を図ることが可能となるという優れた効果がある。
実施形態に係るプリンタの概略構成図。 実施形態に係るプリンタの斜視図。 実施例1の本体給紙トレイの斜視説明図。 実施例1の増設給紙トレイの斜視説明図 図4に示す状態から増設給紙ガイド部材を回転させた増設給紙トレイの斜視説明図。 図5に示す状態から分離ローラを取り外した増設給紙トレイを示す斜視説明図。 実施例1の増設給紙トレイにおける増設給紙ガイド部材とトレイ筐体側の支持部とを示す拡大斜視図。 トレイ筐体の軸保持部に増設給紙ガイド部材の回動軸部を嵌める手順の説明図。 係合爪が被係合部に係合した状態を示す、増設給紙トレイの増設給紙ガイド部材近傍の拡大斜視図。 実施例2の本体給紙トレイの斜視説明図。 実施例2の増設給紙トレイの斜視説明図。 実施例2の本体給紙トレイ及び増設給紙トレイを装着可能なプリンタの斜視図。 実施例3の本体給紙トレイの斜視説明図。 参考例1のプリンタの概略説明図。 参考例2のプリンタの概略説明図。
以下、本発明に係る画像形成装置として、電子写真方式で画像を形成する電子写真プリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンタ100の概略構成図であり、図2は、プリンタ100の斜視図である。
プリンタ100は、画像形成部10を備える本体筐体部1と、本体筐体部1の下方に取り付けられた増設給紙装置50を備える。
図1に示すように、本体筐体部1は、画像形成部10の下方に本体給紙トレイ30と本体給紙ローラ11とを備え、増設給紙装置50は、増設給紙トレイ70と増設給紙ローラ51とを備える。本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70は、本体筐体部1及び増設給紙装置50の筐体に対して、装置正面手前側(図1中の右側)に引出可能に配置されている。
プリンタ100では、本体筐体部1における本体給紙トレイ30と増設給紙装置50とによって給紙手段としての給紙装置200を構成する。
本体給紙トレイ30は、第一用紙束P1を積載する本体積載部36を形成する本体トレイ筐体32、本体給紙分離ローラ34及び本体給紙ガイド部材45を備える。
増設給紙トレイ70は、第二用紙束P2を積載する増設積載部76を形成する増設トレイ筐体72、増設給紙分離ローラ74及び増設給紙ガイド部材47を備える。
本体筐体部1は、プリンタ100の装置正面手前側(図1中の右側)に手差し給紙トレイ3と、手差し給紙外装カバー3aとを備える。手差し給紙外装カバー3aを図1中の矢印A方向に回動して、図1中の破線で示す位置に移動させると、この移動に連動して、手差し給紙トレイ3が図1中の破線で示す位置に移動し、手差し給紙ローラ17によって給紙する手差し給紙部を構成する。
画像形成部10は、潜像担持体である感光体2と、感光体2の表面上にトナー像を作像する作像部7と、感光体2の表面上のトナー像を用紙に転写する転写ローラ14と、転写紙上に転写されたトナー像を転写紙上に定着する定着装置5と、を備える。
プリンタ100で画像を形成する場合には、作像部7が具備する露光手段によって感光体2の表面上に潜像を形成し、作像部7が具備する現像装置で感光体2の表面上の潜像を現像し、感光体2の表面上にトナー像を形成する。
一方、本体給紙トレイ30、増設給紙トレイ70または手差し給紙トレイ3に積載された用紙束から、給紙ローラ(11、51、17)によって一枚ずつ搬送される用紙が、レジストローラ対13に突き当たる位置まで搬送される。
そして、感光体2の表面上のトナー像が転写ローラ14との対向部である転写ニップに到達するタイミングにあわせるようにレジストローラ対13が回転駆動し、転写ニップで感光体2の表面上のトナー像が用紙の表面上に転写される。トナー像が転写された用紙は定着装置5での加熱及び加圧によりトナー像が定着され、排紙ローラ対16によって排紙トレイ19に排出される。
次に、本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70からの用紙の搬送について、説明する。
本体給紙トレイ30に積載された第一用紙束P1に対向して設けられた本体給紙ローラ11の回転により、第一用紙束P1から一枚の用紙を給送する。給送された用紙は本体搬送ローラ対12により搬送され、本体内搬送路18を通り、レジストローラ対13に突き当たる。次に、レジストローラ対13が駆動することで、レジストローラ対13によって用紙を搬送し、転写ローラ14が配置された転写ニップで感光体2上のトナー像を用紙に転写し、定着ローラ対15を備える定着装置5でトナー像を用紙に定着する。その後、排紙ローラ対16により排紙トレイ19に用紙を排出する。
また、増設給紙トレイ70からの給紙も同様に、増設給紙トレイ70に積載された第二用紙束P2に対向して設けられた増設給紙ローラ51の回転により、第二用紙束P2から一枚の用紙を給送する。給送された用紙は増設給紙装置50に設けられた増設給紙搬送ローラ対52により搬送され、本体給紙トレイ30に備えられた本体給紙トレイ通過搬送路33を通過し、本体搬送ローラ対12により下流へ搬送される。
増設給紙トレイ70は、本体給紙トレイ通過搬送路33と同一直線上となるように、増設給紙トレイ通過搬送路73を備え、同一形状の増設給紙トレイ70を下方に追加できる構成となっている。同一形状の増設給紙トレイ70を追加すると、追加された増設給紙トレイ70から給送された用紙は、用紙が載置されていた増設給紙トレイ70よりも上方の増設給紙トレイ70の増設給紙トレイ通過搬送路73を通過する。そして、増設給紙トレイ通過搬送路73から本体給紙トレイ通過搬送路33に搬送され、本体給紙トレイ通過搬送路33を通過し、本体搬送ローラ対12により下流へ搬送される。
図1に示すように、プリンタ100は、本体給紙トレイ30から本体給紙ローラ11によって給送された直後の用紙を上方の本体内搬送路18に向けて案内する本体給紙搬送路21を備える。また、プリンタ100は、増設給紙トレイ70から増設給紙ローラ51によって給送された直後の用紙を上方の本体給紙トレイ通過搬送路33に向けて案内する増設給紙搬送路22を備える。
本体給紙ローラ11と増設給紙ローラ51との位置は、給紙トレイ(30及び50)における用紙束を積載する用紙積載部の搬送方向の先端(図1中の右側端部)の位置によって決まる。本実施形態では、第二用紙束P2の積載部は、第一用紙束P1の積載部の鉛直下方の積載部に配置されているため、増設給紙ローラ51は、本体給紙ローラ11の鉛直下方に配置されている。一方、本体給紙トレイ30から給送された用紙が進入する本体内搬送路18は、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも内側(図1中の左側)に位置する構成となっている。
図14は、参考例1のプリンタ100の概略説明図であり、本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33の鉛直上方に位置する点で、図1に示す本実施形態のプリンタ100と異なる。
また、上述した実施形態のプリンタ100は、給紙ローラに対向する分離部材として、本体給紙分離ローラ34、増設給紙分離ローラ74及び手差し分離ローラ20を備える。これに対して、図14に示す参考例1のプリンタ100は、分離部材として、本体給紙分離板34a、増設給紙分離板74a及び手差し分離板20aを備える。
図14に示すように、参考例1のプリンタ100は、本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33の鉛直上方に位置し、本体内搬送路18と本体給紙トレイ通過搬送路33とが同一直線状である。
これに対して、本実施形態のプリンタ100では、装置の水平方向の小型化を図るため、本体内搬送路18が、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置内側(図1中の左側)に位置する構成となっている。
以下、図1に示すように本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置内側に位置する構成が、図14に示すように本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33の鉛直上方に位置する構成よりも小型化を図れる理由について説明する。
増設給紙トレイ70から供給される用紙が通過する本体給紙トレイ通過搬送路33は、第一用紙束P1の積載部である本体積載部36や本体給紙ローラ11を避ける配置とする必要がある。
プリンタ100では、本体筐体部1の後端(図1及び図14中の左側端)のすぐ内側に、用紙の本体積載部36を形成する本体トレイ筐体32が配置され、本体積載部36の給紙方向の下流側の端部となる図中の右側端部に本体給紙ローラ11が配置されている。本体積載部36の図中の左右方向の長さは、使用する用紙の最大長さ(搬送方向の長さ)の用紙を積載できる長さを有する。
このため、使用する用紙の最大長さと、給紙ローラ等の給紙を行う機構の設置スペースとが同じであれば、本体給紙トレイ30の装置奥側端部(図中の左側端部)から本体給紙トレイ通過搬送路33までの水平方向の長さを同じに設定することができる。
上述したように、図1に示すプリンタ100は、給紙を行う機構の分離部材として、本体給紙分離ローラ34を備えるのに対して、図14に示すプリンタ100は、分離部材として本体給紙分離板34aを備える。分離ローラは、分離板よりも水平方向の設置スペースが大きいため、本体給紙トレイ30の装置奥側端部(図中の左側端部)から本体給紙トレイ通過搬送路33までの水平方向の長さは、図1に示す本実施形態のプリンタ100の方が長くなる。
装置奥側端部(図1及び図14中の左側端部)から本体給紙トレイ通過搬送路33までの水平方向の長さは、使用する用紙の最大長さと、給紙を行う機構の設置スペースとによって決まり、レイアウトに余裕がないため、この長さの短縮を図ることは困難である。
本体筐体部1内の本体給紙トレイ30よりも上方の部分における本体内搬送路18よりも装置手前側(図中の右側)には、手差し給紙ローラ17、手差し給紙トレイ3及び手差し給紙外装カバー3aが配置されている。また、本体搬送ローラ対12の手前側のローラも本体内搬送路18よりも装置手前側(図中の右側)に位置している。これらの本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材を配置するには、装置の手前奥方向(図1及び図14中の左右方向)にある程度の設置スペースを確保する必要がある。
一方、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置手前側(図中の右側)は、本体給紙トレイ30を引き出すための本体トレイ取手部30aや増設給紙搬送ローラ対52の手前側のローラ等を配置している。
本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材(17、20、3及び3a等)を配置するために必要なスペースは、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置手前側の各部材(30a、52等)を配置するために必要なスペースよりも大きい。
図14に示す参考例1のプリンタ100では、本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33の鉛直上方に位置し、本体内搬送路18と本体給紙トレイ通過搬送路33とが同一直線状に位置する。このため、本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材(17及び20a等)の水平方向の位置は、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置手前側の位置となっている。そして、本体給紙トレイ30における本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置奥側の本体積載部36及び各部材(11及び34a等)と、本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材(17及び20a等)との設置スペースの水平投影面が重ならない構成である。
このため、本体給紙トレイ通過搬送路33を挟んで配置される各部材のレイアウトが本体内搬送路18を挟んで配置される各部材(17及び20a等)の配置に必要なスペースの影響を受けてしまう。
よって、参考例1のプリンタ100の装置手前奥方向の長さは、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも奥側の水平方向の長さと本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材(17及び20a等)の設置スペース分の水平方向の長さとを足した以上の長さが必要となる。
参考例1のプリンタ100では、配置に必要なスペースが小さい本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置手前側の各部材が、本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材を設置できるスペースに配置されている。このため、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置手前側の各部材のレイアウトに余裕がある構成であり、プリンタ100の十分な小型化を図ることが出来ていない構成である。
仮に、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置手前側の各部材のレイアウトに余裕がない配置として本体給紙トレイ30の小型化を図った構成としても、本体筐体部1の上部には、本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材を設置できるスペースが必要である。この構成の場合、装置手前側(図14中の右側)の壁面が、本体給紙トレイ30よりも本体筐体部1の上部の方が突き出した形状となり、プリンタ100の水平方向の小型化を図ることはできない。
これに対して、本実施形態のプリンタ100は、図1に示すように、本体内搬送路18が、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置内側(図1中の左側)に位置する構成となっている。よって、本体給紙トレイ30における本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置奥側の本体積載部36及び各部材(11及び34a等)と、本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材(17及び20a等)との設置スペースの水平投影面の一部が重なる構成である。
このため、本体給紙トレイ通過搬送路33を挟んで配置される各部材のレイアウトが本体内搬送路18を挟んで配置される各部材(17及び20a等)の配置に必要なスペースの影響を受けることを抑制できる。
図1に示すプリンタ100の装置手前奥方向の長さは、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも奥側の水平方向の長さと本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材(17、3、3a及び20等)の設置スペース分の水平方向の長さとを足した長さよりも短くできる。よって、図1に示すように本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置内側に位置する構成が、図14に示すように本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33の鉛直上方に位置する構成よりも小型化を図ることができる。
図1に示すプリンタ100は、本体内搬送路18を装置の内側に配置するのに伴って、本体搬送ローラ対12やレジストローラ対13の本体給紙トレイ通過搬送路33に対する位置も図14に示すプリンタ100よりも装置の内側に位置する構成となっている。
また、図1に示すプリンタ100は、手差し給紙部での用紙同士の分離性を高めるために、手差し給紙ローラ17と対向する手差し分離部材として手差し分離ローラ20を備える構成である。手差し分離ローラ20は手差し分離板20aよりも設置スペースが大きくなり、上述した本体内搬送路18よりも装置手前側の各部材の設置スペースも大きくなる。このような手差し分離ローラ20を備える構成であっても、本実施形態のプリンタ100では、本体内搬送路18の本体給紙トレイ通過搬送路33に対する位置をより装置内側に配置することで、装置全体の大型化を抑制できる。
図1及び図14に示すように、実施形態及び参考例1の何れのプリンタ100も、増設給紙ローラ51は、本体給紙ローラ11の鉛直下方に配置されている。
図14に示す参考例1のプリンタ100は、上述したように、本体内搬送路18と本体給紙トレイ通過搬送路33とが同一直線状である。このため、給紙トレイ(30、50)に載置された用紙が給送され、鉛直上方に向かう搬送路(18、33)に進入するまでの水平方向の移動距離が、本体給紙搬送路21と増設給紙搬送路22とで同じになる。
このような構成では、本体給紙搬送路21と増設給紙搬送路22との搬送方向の傾斜を同じにすることができる。よって、本体給紙トレイ30における本体給紙搬送路21を形成する部分と、増設給紙トレイ70における増設給紙搬送路22を形成する部分とを同一形状にすることができる。これにより、本体給紙トレイ30と増設給紙トレイ70とを共通部品化することが可能となるため、部品製造における金型の共通化によるコストダウンを図ることが可能である。
一方、図1に示す本実施形態のプリンタ100は、上述したように、本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置内側に位置する。よって、給紙トレイ(30、50)に載置された用紙が給送され、鉛直上方に向かう搬送路(18、33)に進入するまでの水平方向の移動距離が、本体給紙搬送路21と増設給紙搬送路22とで異なる。具体的には、本体給紙トレイ30から本体給紙搬送路21を通過して本体内搬送路18に向かう用紙の方が、増設給紙トレイ70から増設給紙搬送路22を通過して本体給紙トレイ通過搬送路33に向かう用紙よりも水平方向の移動距離が短い。
このため、本体給紙ローラ11から本体内搬送路18に向けて用紙を案内する本体給紙搬送路21は、増設給紙ローラ51から本体給紙トレイ通過搬送路33に向けて用紙を案内する増設給紙搬送路22よりも搬送方向の傾斜が急になっている。このように、本実施形態のプリンタ100は、本体給紙搬送路21と増設給紙搬送路22との傾斜が異なるため、給紙トレイ(30、50)におけるこれらを形成する部分の形状が異なる。よって、本体給紙トレイ30と増設給紙トレイ70とを全体が同じ部品からなる共通の給紙トレイを用いることができない。このため、複数の給紙トレイ(30、50)同士での部品共通化が困難な構成である。
本体給紙搬送路21と増設給紙搬送路22との傾斜を同じにする構成として、図15に示す参考例2のプリンタ100構成が考えられる。参考例2では、本体給紙トレイ30から給紙された用紙は、本体給紙トレイ通過搬送路33の同一直線上となる装置手前側(装置外側)の位置まで搬送され、その後、装置奥側(装置内側)に位置する本体内搬送路18に案内される。このような搬送経路を案内される用紙は水平な状態から上方に向かうように曲げられた後、本体内搬送路18に案内されるように逆方向に曲げられ、搬送経路内でS字状となる。用紙がS字状となると、コシが強くなり、搬送経路に沿った変形が生じ難くなり、搬送ジャムの原因となる。これに対して、図1に示す本実施形態のプリンタ100では、用紙がS字状となるような搬送経路が形成されてないため、図15に示す参考例2に比べて搬送経路に沿った用紙の変形が生じ易く、搬送ジャムの発生を抑制できる。
本実施形態のプリンタ100の給紙装置200では、二つの給紙トレイ(30、70)の給紙搬送路(21、22)を形成する部分を、トレイ筐体(32、72)とは別部材の給紙ガイド部材(45、47)としている。そして、本体給紙トレイ30が備える給紙ガイド部材である本体給紙ガイド部材45と、増設給紙トレイ70が備える給紙ガイド部材である増設給紙ガイド部材47とは、形状が異なる構成となっている。
本体給紙ガイド部材45と増設給紙ガイド部材47とで形状を異ならせることで、給紙トレイを構成する他の部品の共通部品化を図りつつ、本体給紙搬送路21と増設給紙搬送路22との傾斜が異なる構成を実現することができる。
これにより、プリンタ100を、小型化とコストダウンとを両立した画像形成装置とすることができる。
以下、本実施形態のプリンタ100が備える給紙装置200に用いる本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70の具体的な実施例について説明する。
〔実施例1〕
以下、図3〜図9を用いて本発明に係る本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70の一つ目の実施例(以下、「実施例1」という)について説明する。
図3は、実施例1の本体給紙トレイ30の斜視説明図であり、図4は、実施例1の増設給紙トレイ70の斜視説明図である。
本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70は、用紙を積載する積載部46(36、76)を形成するトレイ筐体40(32、72)と、用紙を一枚に分離するための分離ローラ44(34、74)とは共通する構成である。さらに、トレイ筐体40(32、72)に形成され、下段に設置された増設給紙トレイ70から搬送される用紙を案内する給紙トレイ通過搬送路43(33、73)も共通する構成である。
本体給紙トレイ30は、分離ローラ44(34)を覆い、積載する用紙の最大幅の範囲において装置幅方向に延在して、用紙を本体内搬送路18に案内する本体給紙ガイド部材45が着脱可能に設置されている。
同様に、増設給紙トレイ70には、増設給紙ガイド部材47が着脱可能に設置されている。増設給紙ガイド部材47は、分離ローラ44(74)を覆い、積載する用紙の最大幅の範囲において装置幅方向に延在して、用紙を上段に設置された給紙トレイ(30または70)の給紙トレイ通過搬送路43(33または73)に案内する。
実施例1では、本体給紙トレイ30と増設給紙トレイ70との間で異なる構成は、本体給紙ガイド部材45と増設給紙ガイド部材47との違いのみであり、その他の部品は完全に共通部品である。この構成により、本体給紙トレイ30と増設給紙トレイ70との部品製造に用いる金型の共通化率を上げることができ、コストダウンが可能になる。
図5は、実施例1の増設給紙トレイ70について、図4に示す状態から増設給紙ガイド部材47を回転させた状態を示す斜視説明図である。図5に示すように、増設給紙ガイド部材47は、トレイ筐体40(増設トレイ筐体72)に対して回動可能に設置されている。そして、図4に示す状態から増設給紙ガイド部材47を図5中の矢印B方向に回転することにより、増設給紙ガイド部材47をトレイ筐体40から取り外せる状態となる。
図6は、実施例1の増設給紙トレイ70について、図5に示す状態から分離ローラ44(増設給紙分離ローラ74)を取り外した状態を示す斜視説明図である。図5に示すように、分離ローラ44の一部を覆っていた増設給紙ガイド部材47を回転させることにより、図6に示すように、分離ローラ44の全体が露出し、分離ローラ44の交換を容易にできる構成となっている。
図7は、実施例1の増設給紙トレイ70における増設給紙ガイド部材47とトレイ筐体40側の支持部とを示す拡大斜視図である。増設給紙ガイド部材47には、トレイ筐体40に設けられた軸保持部40aに嵌る回動軸部47aを備えている。
図8は、軸保持部40aに回動軸部47aを嵌める手順の説明図である。
図8(a)に示すように、軸保持部40a及び回動軸部47aは、増設給紙ガイド部材47を解放した状態で回動軸部47aを軸保持部40aに挿入できる(図7及び図8(a)中の矢印Cで示す)ように切り欠き形状となっている。
図8(b)で示すように、回動軸部47aを軸保持部40aに挿入した後、増設給紙ガイド部材47を図5中の矢印B方向とは反対方向に回転させる。これにより、増設給紙ガイド部材47の回動軸部47aは、図8(c)中の矢印Dで示す方向に回転し、図8(c)で示すように軸保持部40aから回動軸部47aが引き抜けない状態となる。これにより、軸保持部40aが増設給紙ガイド部材47を保持する状態とすることができる。
また、図7に示すように、増設給紙ガイド部材47は、回動軸部47aから離れた位置に、トレイ筐体40側に設けられた被係合部40bと係合する係合爪47bを備えている。図9は、係合爪47bが被係合部40bに係合した状態を示す、増設給紙トレイ70の増設給紙ガイド部材47近傍の拡大斜視図であり、増設給紙ガイド部材47の幅方向の端部の一部を透過して描いている。
係合爪47bは弾性変形可能な形状になっており、図5に示す状態から矢印Bとは反対方向に増設給紙ガイド部材47を回転させることで、図9に示すように、係合爪47bが被係合部40bに係合する。これにより、増設給紙ガイド部材47がトレイ筐体40に固定される構成になっている。
図5〜図9では、増設給紙ガイド部材47をトレイ筐体40に対して固定する増設給紙トレイ70の構成について説明した。本体給紙トレイ30を構成する本体給紙ガイド部材45も回動軸部47a及び係合爪47bと同様の構成を備えており、トレイ筐体40に対して固定することで本体給紙トレイ30を構成する。共通の形状を備えたトレイ筐体40に本体給紙ガイド部材45を固定すると本体給紙トレイ30になり、トレイ筐体40に増設給紙ガイド部材47を固定すると増設給紙トレイ70になる。
以上の構成により、本体給紙トレイ30の給紙直後の搬送路である本体給紙搬送路21と、増設給紙トレイ70の給紙直後の増設給紙搬送路22との形状が異なる給紙装置200においても、それぞれの給紙トレイの部品共通化率を高く保つことができる。このため、給紙装置200と、これを備えたプリンタ100との小型化とコストダウンとの両立を図ることができる。
上述した実施例1では、給紙ガイド部材(45または47)をトレイ筐体40に対して回転させることによって、給紙ガイド部材側の係合爪とトレイ筐体40側の被係合部40bとを係合させる構成である。
給紙ガイド部材側の係合部とトレイ筐体40側の係合部とを係合させる構成としては、トレイ筐体40に対して給紙ガイド部材を回転させる構成に限るものではない。例えば、トレイ筐体40に対して下方に押し下げるようにスライドさせることで、給紙ガイド部材側またはトレイ筐体40側の少なくとも一方の係合部が弾性変形し、さらに押し下げることで係合が完了する構成を備えるものでもよい。
トレイ筐体40に対して給紙ガイド部材(45、47)を回転させたり、スライドさせたりすることで、係合部の少なくとも一方が弾性変形し、係合する構成としては、スナップフィットと呼ばれる接合方法を用いることができる。
また、実施例1では、トレイ筐体40(32、70)に対して給紙ガイド部材(45、47)が着脱自在な構成について説明したが、トレイ筐体40に対して給紙ガイド部材を固定した後は着脱不能となる構成であってもよい。トレイ筐体40に給紙ガイド部材を組み付けた後に給紙ガイド部材を交換することが出来ない構成であっても、本体給紙トレイ30と増設給紙トレイ70との部品共通化率を高く保つことができる。これにより、給紙装置200と、これを備えたプリンタ100との小型化とコストダウンとの両立を図ることができる。
〔実施例2〕
以下、図10〜図12を用いて本発明に係る本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70の二つ目の実施例(以下、「実施例2」という)について説明する。
図10は、実施例2の本体給紙トレイ30の斜視説明図であり、図11は、実施例2の増設給紙トレイ70の斜視説明図である。
図10に示すように、実施例2の本体給紙トレイ30は、装置正面側となるトレイ正面の外装カバーである本体給紙外装カバー48が、トレイ筐体40(本体トレイ筐体32)とは別体となっている。また、図11に示すように、実施例2の増設給紙トレイ70も同様に、装置正面側となるトレイ正面の外装カバーである増設給紙外装カバー49が、トレイ筐体40(増設トレイ筐体72)とは別体となっている。
本体給紙外装カバー48及び増設給紙外装カバー49は、上下方向の異なる位置に配置された本体給紙非互換突起部48a及び増設給紙非互換突起部49aをそれぞれ有している。
図12は、実施例2の本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70を装着可能なプリンタ100の斜視図である。本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70を挿入する部分の構成が異なる点以外は、図2に示すプリンタ100と同様の構成を備える。
図12に示すように、プリンタ100の本体筐体部1における本体給紙トレイ30の挿入部付近には、本体給紙トレイ30の本体給紙非互換突起部48aに対応した位置に、本体筐体非互換突起受入部1aを備えている。同様に、プリンタ100の増設給紙装置50における増設給紙トレイ70の挿入部付近には、増設給紙トレイ70の増設給紙非互換突起部49aに対応した位置に、増設給紙非互換突起受入部50aを備えている。
本体給紙搬送路21と増設給紙搬送路22とでは搬送方向下流側端部の水平方向の位置が異なるため、本体給紙トレイ30と増設給紙トレイ70とを逆にセットすると誤セットによる用紙ジャムが発生し易くなる。
図10〜図12に示す実施例2の構成により、本体給紙トレイ30と増設給紙トレイ70とを逆にセットしようとした場合に、用紙給紙が可能な位置までセットができないため、誤セットによる用紙ジャムの発生を防止することができる。
また、本体給紙外装カバー48及び増設給紙外装カバー49をトレイ筐体40とは別体にすることで、外装カバー(48、49)及び給紙ガイド部材(45、47)以外の部品の共通性を損なうことなく、給紙トレイ(30、70)の誤セット防止が可能になる。
実施例2の構成は一例であり、例えば、非互換突起部(48a、49a)のみ本体給紙トレイ30と増設給紙トレイ70とで別形状のものを外装カバー(48、49)に取り付ける構成でも同様に給紙トレイの誤セット防止が可能となる。この場合、非共通部品の大きさを小さくすることができ、更なるコストダウン効果が見込める。
〔実施例3〕
以下、図13を用いて本発明に係る本体給紙トレイ30の三つ目の実施例(以下、「実施例3」という)について説明する。
図13は、実施例3の本体給紙トレイ30の斜視説明図である。
実施例3の本体給紙トレイ30は、実施例1の本体給紙トレイ30よりも積載できる用紙の容量が少ない小容量積載部86を形成する小容量トレイ筐体80を備える構成で、用紙の積載高さ方向の大きさが実施例1の本体給紙トレイ30よりも小さくなっている。また、小容量トレイ筐体80は、本体給紙トレイ通過搬送路33として機能する小容量給紙トレイ通過搬送路83を備える。
実施例3の本体給紙トレイ30は、実施例1の本体給紙トレイ30と同一の本体給紙ガイド部材45が着脱可能になっている。この構成により、容量の異なる給紙トレイであっても、給紙ガイド部材の部品を共通化でき、コストダウンを図ることができる。
近年ニーズの多様化により、共通のエンジン部で小容量の本体給紙トレイを備えるプリンタと大容量の本体給紙トレイを備えるプリンタとをシリーズ展開するケースがある。同様に、増設給紙装置についても小容量の増設給紙トレイと大容量の増設給紙トレイといった複数の仕様のものが展開されるケースがある。
従来は本体給紙トレイと増設給紙トレイとに、それぞれ大容量給紙トレイと小容量給紙トレイとがあり、それぞれ形状が異なるため大型の成形金型が少なくとも四種類必要であった。
これに対し、実施例3によれば、トレイ筐体(40、80)は小容量の給紙トレイ用と大容量の給紙トレイ用との二種類を用意すればよい。また、給紙ガイド部材も本体給紙トレイ用と増設給紙トレイ用との二種類を用意すればよい。このため、トレイ筐体(40、80)を形成する大型の成形金型を二種類と、給紙ガイド部材を形成する中型の成形金型を二種類とにすることができ、大幅な製造コスト削減を図ることができる。また、設計などにかかる負担も軽減することができ、製品開発にかかるコストの低減を図ることができる。
本実施形態のプリンタ100は、本体給紙トレイ30内の用紙が本体給紙搬送路21によって案内される本体内搬送路18と、増設給紙トレイ70内の用紙が増設給紙搬送路22によって案内される本体給紙トレイ通過搬送路33とが同一直線状にない構成である。この構成により、本体給紙トレイ通過搬送路33を挟んで配置される各部材のレイアウトが、本体内搬送路18を挟んで配置される各部材の配置に必要なスペースの影響を受けることを抑制できる。これにより、給紙装置200及びこれを備えたプリンタ100の小型化を図ることが出来る。また、本体給紙トレイ通過搬送路33の配置の自由度が向上するため、増設給紙トレイ70から搬送される用紙の搬送性の向上を図ることが可能となる。
各給紙トレイにおける給紙方向下流の搬送路を形成する増設給紙分離ローラ74及び増設給紙ガイド部材47をトレイ筐体40(32、72)とは別部材の構成とすることで、形状の異なる給紙ガイド部材以外の部品の共通化を図ることができる。これにより、用紙を収容できる大きさを有する大型の部品であるトレイ筐体40(32、72)の共通化を図ることが可能となり、製造時のコストダウンを図ることが可能となる。
本実施形態のプリンタ100は、分離部材として、用紙に対して給紙ローラ(11、51、17)の搬送方向とは逆方向の搬送力を付与する分離ローラ(34、74、20)を給紙ローラと対向して配置している。分離部材としては、分離ローラに限らず、用紙に対して摩擦力を作用させる分離板でもよい。
分離ローラは、用紙束の最上の一枚の搬送方向とは逆方向に向けて他の用紙を搬送するため、摩擦力によって他の用紙の搬送を阻害する分離板に比べて、二枚以上の用紙が給紙される重送の発生を抑制する効果の向上を図ることができる。しかし、分離ローラは分離板よりも水平方向の設置スペースが大きくなる。
このため、本体給紙トレイ30の分離部材として分離ローラを用いると、この分離ローラを避けるように配置される本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置奥側が水平方向に長くなる。
また、手差し給紙トレイ3の分離部材として分離ローラを用いると、分離ローラよりも装置奥側に位置する本体内搬送路18よりも装置手前側が水平方向に長くなる。
図14のように、本体内搬送路18が本体給紙トレイ通過搬送路33の鉛直上方に位置する構成で、分離板の代わりに分離ローラを用いると、次のような問題が生じ得る。すなわち、本体内搬送路18及び本体給紙トレイ通過搬送路33を挟んで装置奥側及び手前側ともに分離ローラを設けた分だけ装置全体が手前奥方向に長くなり、装置全体の大型化に繋がる。
一方、図1に示す本実施形態のプリンタ100ように、本体内搬送路18が、本体給紙トレイ通過搬送路33よりも装置内側に位置する構成では次のような利点がある。すなわち、本体給紙トレイ30の分離部材として分離ローラを用いる場合、分離板よりも長くなる分だけ、本体給紙トレイ通過搬送路33を装置手前側に移動させるようにレイアウトを変更すればよい。また、手差し給紙トレイ3の分離部材として分離ローラを用いる場合、分離板よりも長くなる分だけ、本体内搬送路18を装置奥側に移動させるようにレイアウトを変更すればよい。よって、分離板よりも水平方向の設置スペースが大きくなる分離ローラを用いる構成であっても、装置全体の大型化を抑制することができる。このため、分離ローラを用いることで重送の発生を抑制する効果の向上を図りつつ、装置全体の大型化を抑制することができる。
複数の給紙トレイで形状の異なる給紙搬送ガイド部材を、トレイ筐体に対して別部材で備える構成としては、複数の給紙トレイを上下方向に並べて配置された構成に限らない。給紙搬送ガイド部の形状が互いに異なる複数の給紙トレイを備える給紙装置であれば適用可能である。
本実施形態では、シート材給送装置である給紙装置200が給送するシート材が用紙である場合について説明した。本発明に係るシート材給送装置が給送するシート材としては、普通紙、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、ラベル紙、OHPシート、記録シート及びフィルム等を含む。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70等の複数の給送トレイと、複数の給送トレイのそれぞれに対応して配置され、給送トレイ内のシート材に搬送力を付与して、搬送方向下流側の本体内搬送路18及び本体給紙トレイ通過搬送路33等の給送後シート材搬送路に向けて搬送する本体給紙ローラ11及び増設給紙ローラ51等の複数の給送搬送手段と、を備え、給送トレイが、給送搬送手段によって搬送されるシート材を給送後シート材搬送路に向けて案内する本体給紙搬送路21及び増設給紙搬送路22等の給送搬送ガイド部を有する給紙装置200等のシート材給送装置において、複数の給送トレイのうちの本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70等の少なくとも二つの給送トレイは、給送搬送ガイド部の形状が互いに異なり、且つ、給送搬送ガイド部を形成する本体給紙ガイド部材45及び増設給紙ガイド部材47等の給送搬送ガイド部材を本体トレイ筐体32及び増設トレイ筐体72等のトレイ筐体に対して別部材で有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、二つの給送トレイの間で形状が異なる給送搬送ガイド部を形成する給送搬送ガイド部材を別部材とすることで、シート材の収容部を形成するトレイ筐体の部品の共通化を図ることが可能となる。
(態様B)
態様Aにおいて、本体給紙ガイド部材45及び増設給紙ガイド部材47等の給送搬送ガイド部材は、本体トレイ筐体32及び増設トレイ筐体72等のトレイ筐体に対して着脱自在である。
これによれば、本体給紙搬送路21及び増設給紙搬送路22等の給送搬送ガイド部の形状が異なる本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70等の二つの給送トレイの一方を他方に容易に変更することが可能となる。
(態様C)
態様Bにおいて、本体給紙ガイド部材45及び増設給紙ガイド部材47等の給送搬送ガイド部材と本体トレイ筐体32及び増設トレイ筐体72等のトレイ筐体とを固定した状態からトレイ筐体に対して給送搬送ガイド部材を回転させることにより、固定が解除され、着脱可能な状態となる。
これによれば、上記実施例1について説明したように、給送搬送ガイド部材がトレイ筐体に対して着脱自在となる。
(態様D)
態様A乃至Cの何れかの態様において、本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70等の給送トレイは、装置を形成する本体筐体部1及び増設給紙装置50の筐体等の筐体に対して水平方向に引き出し可能であり、本体給紙ローラ11及び増設給紙ローラ51等の給送搬送手段は、用紙等のシート材に対して給送トレイの引き出し方向に向けて搬送力を付与する。
態様Dのように、給送トレイの引き出し方向に給送する構成では、給送トレイとして引き出される一体物の上方または下方にある給送後シート材搬送路(18及び33等)に用紙等のシート材が向かうように給送搬送ガイド部(21及び22等)を備える。このような構成では、二つの給送トレイに対応する給送後シート材搬送路の水平方向の位置が異なる等の理由により、給送搬送ガイド部の形状が異なる場合がある。このような場合に、上記態様Aのように、給送搬送ガイド部を形成する本体給紙ガイド部材45及び増設給紙ガイド部材47等の給送搬送ガイド部材をトレイ筐体に対して別部材で有する構成とする。これにより、引き出し方向に給送され、給送搬送ガイド部の形状が互いに異なる複数の給送トレイ同士で、トレイ筐体の共通化を図ることが可能となる。
(態様E)
態様A乃至Dの何れかの態様において、二つの給送トレイとして、上下方向における画像形成部10等の給送対象の側(上方側等)に配置された本体給紙トレイ30等の第一給送トレイと、上下方向における第一給送トレイを挟んで給送対象とは反対側(下方側等)に配置された増設給紙トレイ70等の第二給送トレイとを備える。
態様Eは、給送対象と二つの給送トレイとが上下方向に並べて配置された構成である。この構成では、給送トレイの上方または下方にある給送対象にシート材を搬送する給送後シート材搬送路(18及び33等)に用紙等のシート材が向かうように給送搬送ガイド部(21及び22等)を備える。このような構成では、二つの給送トレイに対応する給送後シート材搬送路の水平方向の位置が異なる等の理由により、給送搬送ガイド部の形状が異なる場合がある。このような場合に、上記態様Aのように、給送搬送ガイド部を形成する本体給紙ガイド部材45及び増設給紙ガイド部材47等の給送搬送ガイド部材をトレイ筐体に対して別部材で有する構成とする。これにより、上下方向に並べて配置され、給送搬送ガイド部の形状が互いに異なる複数の給送トレイ同士で、トレイ筐体の共通化を図ることが可能となる。
(態様F)
態様Eにおいて、給送後シート材搬送路として、本体給紙トレイ30等の第一給紙トレイ内の用紙等のシート材が搬送される本体内搬送路18等の第一給送後シート材搬送路と、増設給紙トレイ70等の第二給送トレイ内のシート材が搬送される本体給紙トレイ通過搬送路33等の第二給送後シート材搬送路とは、シート材を上下方向に案内する搬送路であり、第二給送後シート材搬送路は、第一給送後シート材搬送路に対して装置本体の水平方向外側(装置正面側等)に位置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、第二給送後シート材搬送路を挟んで配置される各部材のレイアウトが第一給送後シート材搬送路を挟んで配置される各部材の配置に必要なスペースの影響を受けることを抑制できる。よって、第一給送後シート材搬送路に対して、第二給送後シート材搬送路が鉛直上方または鉛直下方に位置する構成よりも装置の小型化を図ることが可能となる。
(態様G)
態様EまたはFにおいて、本体給紙トレイ30等の第一給送トレイは、画像形成部10等の給送対象の筐体である本体筐体部1等の給送対象筐体に対して水平方向に引き出し可能に配置され、増設給紙トレイ70等の第二給送トレイは、給送対象筐体の上方または下方に配置される増設給紙装置50の筐体等の増設給送筐体に対して水平方向に引き出し可能に配置されている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、筐体が異なる給送トレイ同士についても、給送搬送ガイド部の形状が互いに異なる複数の給送トレイ同士でトレイ筐体の共通化を図ることが可能となる。
(態様H)
態様A乃至Gの何れかの態様において、本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70等の給送トレイは、本体給紙ローラ11及び増設給紙ローラ51等の給送搬送手段と対向する位置に、給送搬送手段によって搬送力が付与される一枚の用紙等のシート材と他のシート材とを分離する分離部材を備え、分離部材は、給送搬送手段の搬送方向とは逆方向の搬送力を付与する本体給紙分離ローラ34及び増設給紙分離ローラ74等の分離ローラである。
これによれば、上記実施形態について説明したように、重送の発生を抑制する効果の向上を図ることができる。また、分離ローラは分離板よりも大きな設置スペースが必要となる。しかし、二つの給送トレイのそれぞれに対応した給送後シート材搬送路(本体内搬送路18及び本体給紙トレイ通過搬送路33等)を同一直線状に配置しない構成を用いることで、分離ローラを用いることに起因する装置全体の大型化を抑制することが可能となる。
(態様I)
態様A乃至Hの何れかの態様において、本体給紙トレイ30及び増設給紙トレイ70等の給送トレイはプリンタ100等の装置の外装の一部を構成する本体給紙外装カバー48及び増設給紙外装カバー49等の給送外装カバーを備え、給送外装カバーは装置本体側の本体筐体非互換突起受入部1a及び増設給紙非互換突起受入部50a等の係合部と係合する本体給紙非互換突起部48a及び増設給紙非互換突起部49a等の係合形状を備え、二つの給送トレイは、係合形状が互いに異なる。
これによれば、上記実施例2について説明したように、給送搬送ガイド部(21及び22等)の形状が異なる二つの給送トレイの一方を他方の装着位置に誤って装着することを防止できる。
(態様J)
用紙等のシート材に画像を形成する画像形成部10等の画像形成手段と、画像形成手段へ向けてシート材を給送する給送手段とを備えたプリンタ100等の画像形成装置において、給送手段として、態様A乃至Iの何れかの態様に係る給紙装置200等のシート材給送装置を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、小型化とコストダウンとを両立した画像形成装置を提供することが可能となる。
1 本体筐体部
1a 本体筐体非互換突起受入部
2 感光体
3 手差し給紙トレイ
3a 手差し給紙外装カバー
5 定着装置
7 作像部
10 画像形成部
11 本体給紙ローラ
12 本体搬送ローラ対
13 レジストローラ対
14 転写ローラ
15 定着ローラ対
16 排紙ローラ対
17 手差し給紙ローラ
18 本体内搬送路
19 排紙トレイ
20 分離ローラ
20a 分離板
21 本体給紙搬送路
22 増設給紙搬送路
30 本体給紙トレイ
30a 本体トレイ取手部
32 本体トレイ筐体
33 本体給紙トレイ通過搬送路
34 本体給紙分離ローラ
34a 本体給紙分離板
36 本体積載部
40 トレイ筐体
40a 軸保持部
40b 被係合部
43 給紙トレイ通過搬送路
44 分離ローラ
45 本体給紙ガイド部材
46 積載部
47 増設給紙ガイド部材
47a 回動軸部
47b 係合爪
48 本体給紙外装カバー
48a 本体給紙非互換突起部
49 増設給紙外装カバー
49a 増設給紙非互換突起部
50 増設給紙装置
50a 増設給紙非互換突起受入部
51 増設給紙ローラ
52 増設給紙搬送ローラ対
70 増設給紙トレイ
72 増設トレイ筐体
73 増設給紙トレイ通過搬送路
74 増設給紙分離ローラ
74a 増設給紙分離板
76 増設積載部
80 小容量トレイ筐体
86 小容量積載部
100 プリンタ
200 給紙装置
P1 第一用紙束
P2 第二用紙束
特許2743897号

Claims (10)

  1. 複数の給送トレイと、
    前記複数の給送トレイのそれぞれに対応して配置され、前記給送トレイ内のシート材に搬送力を付与して、搬送方向下流側の給送後シート材搬送路に向けて搬送する複数の給送搬送手段と、を備え、
    前記給送トレイが、前記給送搬送手段によって搬送されるシート材を前記給送後シート材搬送路に向けて案内する給送搬送ガイド部を有するシート材給送装置において、
    前記複数の給送トレイのうちの少なくとも二つの給送トレイは、前記給送搬送ガイド部の形状が互いに異なり、前記給送搬送ガイド部を形成する給送搬送ガイド部材をトレイ筐体に対して別部材で有し、且つ、前記トレイ筐体は互いに共通の構成としたことを特徴とするシート材給送装置。
  2. 請求項1のシート材給送装置において、
    前記給送搬送ガイド部材は、前記トレイ筐体に対して着脱自在であることを特徴とするシート材給送装置。
  3. 請求項2のシート材給送装置において、
    前記給送搬送ガイド部材と前記トレイ筐体とを固定した状態から前記トレイ筐体に対して前記給送搬送ガイド部材を回転させることにより、固定が解除され、着脱可能な状態となることを特徴とするシート材給送装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のシート材給送装置において、
    前記給送トレイは、装置を形成する筐体に対して水平方向に引き出し可能であり、
    前記給送搬送手段は、シート材に対して前記給送トレイの引き出し方向に向けて搬送力を付与することを特徴とするシート材給送装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のシート材給送装置において、
    前記二つの給送トレイとして、上下方向における給送対象の側に配置された第一給送トレイと、上下方向における前記第一給送トレイを挟んで前記給送対象とは反対側に配置された第二給送トレイとを備えることを特徴とするシート材給送装置。
  6. 請求項5のシート材給送装置において、
    前記給送後シート材搬送路として、前記第一給送トレイ内のシート材が搬送される第一給送後シート材搬送路と、前記第二給送トレイ内のシート材が搬送される第二給送後シート材搬送路とは、シート材を上下方向に案内する搬送路であり、
    前記第二給送後シート材搬送路は、前記第一給送後シート材搬送路に対して装置本体の水平方向外側に位置することを特徴とするシート材給送装置。
  7. 請求項5または6のシート材給送装置において、
    前記第一給送トレイは、前記給送対象の筐体である給送対象筐体に対して水平方向に引き出し可能に配置され、
    前記第二給送トレイは、前記給送対象筐体の上方または下方に配置される増設給送筐体に対して水平方向に引き出し可能に配置されていることを特徴とするシート材給送装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載のシート材給送装置において、
    前記給送トレイは、前記給送搬送手段と対向する位置に、前記給送搬送手段によって搬送力が付与される一枚のシート材と他のシート材とを分離する分離部材を備え、
    前記分離部材は、前記給送搬送手段の搬送方向とは逆方向の搬送力を付与する分離ローラであることを特徴とするシート材給送装置。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載のシート材給送装置において、
    前記給送トレイは装置の外装の一部を構成する給送外装カバーを備え、
    前記給送外装カバーは装置本体側の係合部と係合する係合形状を備え、
    前記二つの給送トレイは、前記係合形状が互いに異なることを特徴とするシート材給送装置。
  10. シート材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段へ向けてシート材を給送する給送手段とを備えた画像形成装置において、
    前記給送手段として、請求項1乃至9の何れかに記載のシート材給送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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