JP6756601B2 - C軸機能を有する工作機械の制御装置及び制御方法 - Google Patents

C軸機能を有する工作機械の制御装置及び制御方法 Download PDF

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本発明はC軸機能を有する工作機械の制御装置及び制御方法に関する。
ミーリング主軸を搭載した旋盤や複合加工機等の工作機械で行なうC軸機能を用いた加工には、C軸割出加工とC軸創成加工の2つの加工方法がある。C軸割出加工は、C軸機能が付いた主軸を所定の位置にC軸早送りで位置決めした後に、機械式ブレーキで固定し、ミーリング主軸に装着したドリルでワークの端面や側面の所定の角度に穴やタップ穴を加工したり、ミーリング工具やフライス工具を装着し平面を加工したりする加工方法である。尚、一般的にNCプログラム上で、C軸早送りは、G00C_で指令される。尚、C_はC軸割出角度を表し、例えばC180と入力された場合は、180°に割り出される。
一方、C軸創成加工は、C軸機能が付いた主軸とミーリング主軸を搭載したX軸やZ軸等の直線軸を切削送りで同期しながら創成加工する加工方法である。一般的にNCプログラム上では、C軸の切削送りはG01C_で指令される。また、プログラミングが容易なC軸創成加工プログラム機能専用のGコードが準備されているため、C軸創成加工を行なう時は、この専用Gコードを利用することができる。尚、C軸創成加工プログラム機能は、NCメーカにより名称やGコードが異なる。名称は、C軸創成加工プログラム機能の他に、極座標補間機能や、円筒補間機能がある。以下の説明では、G01C_やC軸創成加工プログラム機能専用のGコードで指令されるプログラムをC軸創成加工プログラムと呼ぶ。
C軸機能が付いた主軸の機械式ブレーキは、油圧等の駆動装置により、高ブレーキトルクと低ブレーキトルクに切り替えられる。C軸割出加工では、C軸機能が付いた主軸を位置決めした後に、機械式ブレーキを高ブレーキトルクに切り替えてC軸機能が付いた主軸を固定し加工する。C軸創成加工では、低ブレーキトルクに切り替え、機械式ブレーキを摺動させた状態でC軸機能が付いた主軸を旋回させ加工する。機械式ブレーキを摺動させたまま加工する理由は、切削加工時の加工反力をブレーキで減衰させることで、切削能力を向上させたり、加工ビビリを防止したりするためである。
C軸機能の制御アルゴリズムは、C軸割出加工とC軸創成加工で同じである。また、制御パラメータは、速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインは、通常同じパラメータを用いる。
速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインを用いるPI制御では、Iゲインにより、停止時に機械可動部の位置のオーバシュート(飛び越し)が発生するため、これを防止するために、指令位置近傍において積分器の値を減らす不完全積分処理を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−039932号公報
従来のC軸創成加工においては、上述したように、C軸機能が付いた主軸を機械式ブレーキを摺動させたまま旋回する。このため、サーボ系が機械式ブレーキの固有振動数や摺動トルクの影響を受けて発振し易くなる。従来は発振を防ぐために、制御パラメータである速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインを下げて設定していた。このため、加工負荷やモータのトルクリップルによる角度偏差が大きくなり、加工精度や加工面品位が悪化するという問題があった。
さらに、仕上げ加工のように、低トルクで加工する場合であっても、機械式ブレーキの摺動トルクにより角度偏差が定常的に発生し、加工物の寸法精度が悪化するという問題があった。理論的には、PI制御を行なえば、機械式ブレーキの摺動トルクにより角度偏差が発生しても、角度偏差は積分されてトルク指令が上昇し角度偏差を0にするように制御される。しかし、上述したように、実際のPI制御では、I(積分)ゲインにより、停止時に飛び越しが発生するため、特許文献1に記載の技術では、指令位置近傍で、積分器の値を減らす不完全積分処理を行なっている。このため、機械式ブレーキの摺動トルクによって発生する角度偏差は制御では完全に取りきれず残ってしまうため寸法精度が悪化していた。
さらに、高速でC軸創成加工する場合も機械式ブレーキを摺動させたまま旋回するため、異常な振動や、摩擦により機械式ブレーキの摺動面が異常摩耗して寸法精度が悪化していた。
上記のような問題点を解決するために、本発明においては、NCプログラムを解析処理するNCプログラム解析処理部と、モータにより旋回されるC軸機能が付いた主軸と、前記C軸機能が付いた主軸をクランプする機械式ブレーキのブレーキトルクの切り替え及び作動・解除を行なう機械式ブレーキ駆動装置と、前記機械式ブレーキ駆動装置に指令を出す機械制御処理部と、C軸の位置指令を行うNC指令部と、前記位置指令と前記モータの可動子位置を検出するエンコーダからの位置帰還とが入力されてP制御の演算を行って速度指令を出力する位置制御部と、前記速度指令と前記エンコーダからの速度帰還とが入力されてPI制御の演算を行って電流指令を出力する速度制御部と、前記電流指令と電流帰還とが入力されてインバータ駆動指令を算出する電流指令部と、前記インバータ駆動指令に基づいて前記モータを制御するインバータ回路と、前記PI制御に関する制御パラメータを記憶する設定データ部と、を備えたC軸機能を有する工作機械の制御装置であって、前記C軸機能が付いた主軸と直線軸を同時に動かして加工を行うC軸創成加工において、前記機械式ブレーキを摺動させながら前記C軸機能が付いた主軸を旋回する第1の切削方法と、前記機械式ブレーキを解除して前記C軸機能が付いた主軸を旋回すると共に、速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインの一部もしくは全部を、前記第1の切削方法の指定時よりも高く設定する第2の切削方法と、を備えることを特徴とする。
また、前記第1の切削方法と前記第2の切削方法との選択は、前記NCプログラム上で指令可能であるNCコマンドで指定することが好適である。
その他の前記第1の切削方法と前記第2の切削方法との選択方法として、前記NCプログラムやNCに記憶されたパラメータから、切削動力KPもしくは切削動力比例係数KP’を計算し、前記切削動力KPもしくは前記切削動力比例係数KP’が、あらかじめ前記NCに設定した閾値以上の場合には前記第1の切削方法を選択し、前記閾値より低い場合には前記第2の切削方法を選択することも好適である。
その際に、旋削加工における前記切削動力KPおよび前記切削動力比例係数KP’は、切り込み量ap(mm)、1回転当たりの送り量f(mm/rev)、切削速度vc(m/min)、比切削抵抗Kc(MPa)、機械効率係数n、係数k、切削幅ae(mm)、C軸送り速度vf(mm/min)、とすると、下記式1及び下記式2により算出され、
KP=ap×f×vc×Kc/(60×10×n)・・・式1
KP'=k×ap×f×vc・・・式2
フライス加工やミーリング加工における前記切削動力KPおよび前記切削動力比例係数KP’は、下記式3及び下記式4により算出される。
KP=ap×ae×vf×Kc/(60×10×n)・・・式3
KP’=k×ap×ae×vf・・・式4
その他にも、複数回のC軸創成加工プログラムを含む前記NCプログラムを動作させる際に、1回目の前記C軸創成加工プログラムでは、前記第1の切削方法を選択し、2回目以降の前記C軸創成加工プログラムでは、前記C軸の指令角度が1回目と同じ場合に、前記第2の切削方法を選択することも好適である。
また、前記第1の切削方法と前記第2の切削方法との選択は、C軸機能が付いた主軸の回転数が、所定回転数よりも低い場合、前記第1の切削方法を選択し、前記所定回転数以上である場合、前記第2の切削方法を選択することも好適である。
また、NCプログラムを解析処理するNCプログラム解析処理部と、モータにより旋回されるC軸機能が付いた主軸と、前記C軸機能が付いた主軸をクランプする機械式ブレーキのブレーキトルクの切り替え及び作動・解除を行なう機械式ブレーキ駆動装置と、前記機械式ブレーキ駆動装置に指令を出す機械制御処理部と、C軸の位置指令を行うNC指令部と、前記位置指令と前記モータの可動子位置を検出するエンコーダからの位置帰還とが入力されてP制御の演算を行って速度指令を出力する位置制御部と、前記速度指令と前記エンコーダからの速度帰還とが入力されてPI制御の演算を行って電流指令を出力する速度制御部と、前記電流指令と電流帰還とが入力されてインバータ駆動指令を算出する電流指令部と、前記インバータ駆動指令に基づいて前記モータを制御するインバータ回路と、前記PI制御に関する制御パラメータを記憶する設定データ部と、を備えたC軸機能を有する工作機械の制御装置における、前記C軸機能が付いた主軸と直線軸を同時に駆動してC軸創成加工を行う工作機械の制御方法であって、機械式ブレーキを摺動させながら前記C軸機能が付いた主軸を旋回する第1の切削方法と、機械式ブレーキを解除して前記C軸機能が付いた主軸を旋回すると共に、速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインの一部もしくは全部を、第1の切削方法の指定時よりも高く設定する第2の切削方法と、を備えており、前記C軸創成加工時に、重切削を行うときに、前記第1の切削方法を選択し、高精度切削を行うときに、前記第2の切削方法を選択することを特徴とする。
本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置によれば、C軸創成加工において、2つの切削方法を設け、第1の切削方法が指定されたときには、機械式ブレーキを摺動させながらC軸機能が付いた主軸を旋回するように制御し、第2の切削方法が指定されたときには、機械式ブレーキを解除してC軸機能が付いた主軸を旋回するように制御すると共に、速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインの一部もしくは全部を、第1の切削方法の指定時よりも高く設定する。
これにより、C軸創成加工において、第1の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキの減衰性能を利用して従来と同様に重切削が可能となり、第2の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキが解除されると共に、ゲインがアップし角度偏差が減少し、加工精度や加工面品位を向上することができる。さらに、機械式ブレーキによる摺動トルクが減少するため、定常的に発生する角度偏差も減少し、寸法精度を向上することができる。
また、第1の切削方法によるC軸創成加工を行っている場合でも、高速回転、すなわち、C軸機能が付いた主軸の回転数が所定回転数以上になると、第2の切削方法を選択するので、自動的に機械式ブレーキが解除されて異常な振動やブレーキ摺動面の異常摩耗を防ぐことができる。
本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置を示す制御ブロック図である。 本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置の第1の実施形態を示す制御フローチャートである。 本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置の第2の実施形態を示す制御フローチャートである。 本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置の第3の実施形態を示す制御フローチャートである。 本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置の第4の実施形態を示す制御フローチャートである。
以下、本発明の第1の実施形態について図1、2を用いて説明する。図1は、本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置を示す制御ブロック図であり、図2は本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置の第1の実施形態を示す制御フローチャートである。
図1において、NCプログラムはNCプログラム解析処理部1で解析処理され、補間処理部2を経てNC制御部3で補間処理や加減速処理を加えた後に、位置指令P1として位置制御部4に送られる。位置制御部4では、エンコーダ5からの位置帰還Pと位置指令P1を入力とし、P制御等の演算を行って速度指令V1を算出する。次に速度制御部6では、先ほど算出した速度指令V1と、エンコーダ5からの速度帰還Vを入力とし、PI制御の演算を行って電流指令I1を算出する。電流制御部7は、電流帰還Iと電流指令I1とが入力されてインバータ駆動指令を算出する。インバータ回路8ではインバータ駆動指令に基づき、モータ9に電流を印加し駆動する。PI制御で用いられる位置ループゲイン、速度ループPゲイン等の制御パラメータは、設定データ部20に記憶される。
モータ9の駆動軸、すなわちC軸機能が付いた主軸17の一端には、切削加工を行う加工ワークを保持するチャック16が固定されている。また、C軸機能が付いた主軸17の他端には、後述する機械式ブレーキ駆動装置11により制動されるブレーキディスクと、エンコーダ5により検出される検出ディスクとが設けられている。また、C軸機能が付いた主軸17の旋回軸がC軸18である。
機械制御処理部10は、NCプログラム解析処理部1からの指令により、機械式ブレーキ駆動装置11を制御する。機械式ブレーキ駆動装置11では、機械制御処理部10からの指令により機械式ブレーキ12のブレーキトルクを油圧装置により高低に切り替える切替動作と、機械式ブレーキ12の作動と解除を行なう。C軸割出加工では、NCプログラムでC軸早送り指令であるG00C_が指令されると、機械制御処理部10が、機械式ブレーキ駆動装置11に対して、高ブレーキトルクに切り替えるように指令を出し、C軸18が割り出された後に、機械式ブレーキ12が作動し、位置決め固定される。
一方、C軸創成加工では、第1の切削方法と第2の切削方法との2つの切削方法を使用することができる。第1の切削方法が指定されると、機械制御処理部10が、機械式ブレーキ駆動装置11に対して、低ブレーキトルクに切り替えるように指令を出し、C軸機能が付いた主軸17は機械式ブレーキ12を摺動させながら旋回する。
第2の切削方法が指定されると、機械制御処理部10が、機械式ブレーキ12を解除すると共に、位置制御部4と速度制御部6は、速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインの一部もしくは全部を、第1の切削方法の指定時よりも高く設定し、C軸機能が付いた主軸17は機械式ブレーキ12を解除した状態で旋回する。第1の切削方法と第2の切削方法の切り替え指令は、例えば、NCプログラムで指令可能なGコードやMコード等のNCコマンドで行なうことが好適である。
図2の制御フローチャートを参照して、本発明の第1の実施形態の制御内容を説明する。まず、ステップS01においてNCプログラムが読み込まれる。読み込まれたNCプログラムに、C軸創成加工プログラム機能の専用Gコードが準備されているかを確認し(ステップS02)、機能専用のGコードによる指令があれば、NCコマンドを確認する(ステップS09)。また、機能専用のGコードによる指令が無ければ、C軸指令の専用Gコードを確認する(ステップS03)。
C軸割出加工を行うために、NCプログラムでG00C_が指令されると、制御パラメータを低いゲインに設定し(ステップS04)、機械式ブレーキ12は高ブレーキトルク側を選択する(ステップS05)。続いて、C軸早送り指令によってモータ9に電流が流れC軸機能が付いた主軸17が旋回し(ステップS06)、位置決めが完了すると(ステップS07)、機械式ブレーキ12が作動し、C軸機能が付いた主軸17を位置決め固定する(ステップS08)。
C軸創成加工を行うために、G01C_が指令されるか、C軸創成加工プログラム機能の専用Gコードが指令されると、第1の切削方法と第2の切削方法のいずれかに切り替える(ステップS09)。本実施形態では、NCプログラムやMDI運転と呼ばれる1行ずつの命令でNC旋盤を操作する運転モードで指令するNCコマンド(例えば、NCコマンドA等)を新たに設定する。
NCプログラムでC軸切削送り指令であるG01C_か、もしくは、C軸創成加工プログラム機能の専用Gコードが指令され、ステップS09において、NCコマンド(NCコマンドA)が指令されていない場合(NO)、第1の切削方法が指定され、制御パラメータを低ゲインに設定し(ステップS10)、機械式ブレーキ12は低ブレーキトルク側を選択し(ステップS11)、機械式ブレーキ12が作動する(ステップS12)。続いてNC制御部3からC軸切削送り指令が出てモータ9に電流が流れ(ステップS13)、C軸機能が付いた主軸17が機械式ブレーキ12を摺動しながら旋回する(ステップS14)。
一方、NCプログラムでC軸切削送り指令であるG01C_か、もしくは、C軸創成加工プログラム機能の専用Gコードが指令され、ステップS09において、さらにNCコマンド(NCコマンドA)が指令される場合(YES)、第2の切削方法が指定され、制御パラメータを高ゲインに設定し(ステップS20)、機械式ブレーキ12は解除される(ステップS21)。続いてNC制御部3からC軸切削送り指令が出てモータ9に電流が流れ(ステップS22)、C軸機能が付いた主軸17が旋回する(ステップS23)。
以上により、C軸創成加工において、第1の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキ12の減衰性能を利用して従来と同様に重切削が可能となり、第2の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキ12が解除されると共に、ゲインがアップし角度偏差が減少し、加工精度や加工面品位を向上することができる。さらに、機械式ブレーキ12による摺動トルクが減少するため、定常的に発生する角度偏差も減少し、寸法精度を向上することができる。
尚、第1の切削方法と第2の切削方法を指定するその他の方法としては、C軸創成加工プログラム機能の第1の切削方法の専用Gコード、第2の切削方法の専用Gコードを設ける方法としても良い。
続いて、本発明の第2の実施形態について図1、3を用いて説明する。図3は本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置の第2の実施形態に関する制御フローチャートである。本実施形態では、C軸創成加工を行なう場合の第1の切削方法と第2の切削方法とを、切削動力KPもしくは切削動力比例係数KP’に基づいて切り替える。
具体的には、図1のNCプログラム解析処理部1において、NCプログラムやNC設定部に記憶されたパラメータから、切削動力KPもしくは切削動力比例係数KP’を求める。切削動力KPもしくは切削動力比例係数KP’が、あらかじめNC設定部に設定し記憶された閾値以上の場合は第1の切削方法を、閾値よりも低い場合は第2の切削方法を自動的に指定する。
図3の制御フローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態の制御内容を説明する。第2の実施形態における図3の制御フローチャートは、第1の実施形態における図2の制御フローチャートとはステップS30、S31が異なり、その他の制御内容(各ステップ)は同じである。
本実施形態においてもC軸創成加工を行う場合には、第1の切削方法と第2の切削方法とを切り替える。NCプログラムでC軸切削送り指令であるG01C_か、もしくは、C軸創成加工プログラム機能の専用Gコードが指令されると、切削動力KPもしくは切削動力比例係数KP’を計算し(ステップS30)、あらかじめNCに記憶した閾値と比較する(ステップS31)。切削動力KPもしくは切削動力比例係数KP’が、閾値以上の場合(YES)、第1の切削方法が指定され、制御パラメータを低ゲインに設定し(ステップS10)、機械式ブレーキ12は低ブレーキトルク側が選択され(ステップS11)、機械式ブレーキ12が作動する(ステップS12)。続いてNC制御部3からC軸切削送り指令が出てモータ9に電流が流れ(ステップS13)、C軸機能が付いた主軸17が機械式ブレーキ12を摺動しながら旋回する(ステップS14)。
一方、ステップS31において、切削動力KPもしくは切削動力比例係数KP’が、閾値よりも低い場合(NO)、第2の切削方法が指定され、制御パラメータを高ゲインに設定し(ステップS20)、機械式ブレーキ12は解除される(ステップS21)。続いてNC制御部3からC軸切削送り指令が出てモータ9に電流が流れ(ステップS22)、C軸機能が付いた主軸17が旋回する(ステップS23)。
これにより、C軸創成加工において、第1の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキ12の減衰性能を利用して従来と同様に重切削が可能となり、第2の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキ12が解除されると共に、ゲインがアップし角度偏差が減少し、加工精度や加工面品位を向上することができる。さらに、機械式ブレーキ12による摺動トルクが減少するため、定常的に発生する角度偏差も減少し、寸法精度を向上することができる。
尚、旋削加工における切削動力KPおよび切削動力比例係数KP’は、切り込み量ap(mm)、1回転当たりの送り量f(mm/rev)、切削速度vc(m/min)、比切削抵抗Kc(MPa)、機械効率係数n、係数k、切削幅ae(mm)、C軸送り速度vf(mm/min)、とすると、下記式1及び下記式2により算出される。
KP=ap×f×vc×Kc/(60×10×n)・・・式1
KP'=k×ap×f×vc・・・式2
また、フライス加工やミーリング加工における切削動力KPおよび切削動力比例係数KP’は、下記式3及び下記式4により算出される。
KP=ap×ae×vf×Kc/(60×10×n)・・・式3
KP’=k×ap×ae×vf・・・式4
以上より、C軸創成加工において、第1の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキ12の減衰性能を利用して従来と同様に重切削が可能となり、第2の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキ12が解除されると共に、ゲインがアップし角度偏差が減少し、加工精度や加工面品位を向上することができる。さらに、機械式ブレーキ12による摺動トルクが減少するため、定常的に発生する角度偏差も減少し、寸法精度を向上することができる。
続いて、本発明の第3の実施形態について図1、4を用いて説明する。図4は本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置の第3の実施形態に関する制御フローチャートである。本実施形態では、複数回のC軸創成加工プログラムを含むNCプログラムを実行する際に、第1の切削方法と第2の切削方法とを、C軸創成加工プログラムの回数及びC軸18の指令角度に基づいて切り替える。
具体的には、NCプログラムの1回目に実行されるC軸創成加工プログラムと、2回目以降で、かつ、1回目と異なるC軸指令角度が指令されたC軸創成加工プログラムについては第1の切削方法を指定し、2回目以降で、かつ、1回目と同じC軸指令角度が指令されたC軸創成加工プログラムについては、第2の切削方法を指定する。
図4の制御フローチャートを参照して、本発明の第3の実施形態の制御内容を説明する。第3の実施形態における図4の制御フローチャートは、第1の実施形態における図2の制御フローチャートとはステップS40、S41が異なり、その他の制御内容(各ステップ)は同じである。
本実施形態においてもC軸創成加工を行う場合には、第1の切削方法と第2の切削方法とを切り替える。ステップS40において、NCプログラムの1回目に実行されるプログラムがC軸創成加工プログラムである場合(YES)と、ステップS41において、2回目以降で、かつ、1回目と異なるC軸指令角度が指令されたC軸創成加工プログラムである場合(NO)には、ステップS10に進み、第1の切削方法が指定される。
そして、制御パラメータを低ゲインに設定し(ステップS10)、機械式ブレーキ12は低ブレーキトルク側が選択され(ステップS11)、機械式ブレーキ12が作動する(ステップS12)。続いてNC制御部3からC軸切削送り指令が出てモータ9に電流が流れ(ステップS13)、C軸機能が付いた主軸17が機械式ブレーキ12を摺動しながら旋回する(ステップS14)。
一方、ステップS41において、2回目以降で、かつ、1回目と同じC軸指令角度が指令されたC軸創成加工プログラムである場合(YES)には、第2の切削方法が指定され、制御パラメータを高ゲインに設定し(ステップS20)、機械式ブレーキ12は解除される(ステップS21)。続いてNC制御部3からC軸切削送り指令が出てモータ9に電流が流れ(ステップS22)、C軸機能が付いた主軸17が旋回する(ステップS23)。
以上より、C軸創成加工において、第1の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキ12の減衰性能を利用して従来と同様に重切削が可能となり、第2の切削方法が指定されたときは、機械式ブレーキ12が解除されると共に、ゲインがアップし角度偏差が減少し、加工精度や加工面品位を向上することができる。さらに、機械式ブレーキ12による摺動トルクが減少するため、定常的に発生する角度偏差も減少し、寸法精度を向上することができる。
続いて、本発明の第4の実施形態について図1、5を用いて説明する。図5は本発明のC軸機能を有する工作機械の制御装置の第4の実施形態に関する制御フローチャートである。本実施形態では、第1の切削方法と第2の切削方法とを、モータ9の駆動軸、すなわち、C軸機能が付いた主軸17の回転数に基づいて切り替える。
具体的には、C軸機能が付いた主軸17の回転数が所定回転数よりも低い場合、第1の切削方法を選択し、主軸17の回転数が所定回転数以上である場合、第2の切削方法を選択する。つまり、主軸17の回転数が所定回転数以上となる場合、第2の切削方法に切り替える。
図5の制御フローチャートを参照して、本発明の第4の実施形態の制御内容を説明する。第4の実施形態における図5の制御フローチャートは、第1の実施形態における図2の制御フローチャートとはステップS09をステップS50に置換した点で異なり、その他の制御内容(各ステップ)は同じである。
ステップS01〜S03の説明を省略してステップS50から説明する。ステップS50において、C軸指令で指定された主軸17の回転数が所定回転数以上ではない場合(NO)、第1の切削方法が指定され、制御パラメータを低ゲインに設定し(ステップS10)、機械式ブレーキ12は低ブレーキトルク側を選択し(ステップS11)、機械式ブレーキ12が作動する(ステップS12)。続いてNC制御部3からC軸切削送り指令が出てモータ9に電流が流れ(ステップS13)、C軸機能が付いた主軸17が機械式ブレーキ12を摺動しながら旋回する(ステップS14)。
一方、C軸指令で指定された主軸17の回転数が所定回転数以上の場合(YES)、第2の切削方法が指定され、制御パラメータを高ゲインに設定し(ステップS20)、機械式ブレーキ12は解除される(ステップS21)。続いてNC制御部3からC軸切削送り指令が出てモータ9に電流が流れ(ステップS22)、C軸機能が付いた主軸17が旋回する(ステップS23)。
なお、第4の実施形態においては、高速回転(所定回転数以上)における異常振動や、ブレーキ摺動面の異常摩耗を防ぐことが目的であるため、制御パラメータ(速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲイン)の一部もしくは全部を変更せずに、機械式ブレーキ12を解除するのみでもよい。
以上により、C軸機能が付いた主軸17の回転数が所定回転数以上の場合、第2の切削方法が選択されるので、主軸17の高速回転時(所定回転数以上)に、機械式ブレーキ12が解除されて異常な振動やブレーキ摺動面の異常摩耗を防ぐことができる。
1 NCプログラム解析処理部、2 補間処理部、3 NC制御部、4 位置制御部、5 エンコーダ、6 速度制御部、7 電流制御部、8 インバータ回路、9 モータ、10 機械制御処理部、11 機械式ブレーキ駆動装置、12 機械式ブレーキ、16 チャック、17 C軸機能が付いた主軸、18 C軸、20 設定データ部、KP 切削動力、KP’ 切削動力比例係数。

Claims (7)

  1. NCプログラムを解析処理するNCプログラム解析処理部と、
    モータにより旋回されるC軸機能が付いた主軸と、
    前記C軸機能が付いた主軸をクランプする機械式ブレーキのブレーキトルクの切り替え及び作動・解除を行なう機械式ブレーキ駆動装置と、
    前記機械式ブレーキ駆動装置に指令を出す機械制御処理部と、
    C軸の位置指令を行うNC指令部と、
    前記位置指令と前記モータの可動子位置を検出するエンコーダからの位置帰還とが入力されてP制御の演算を行って速度指令を出力する位置制御部と、
    前記速度指令と前記エンコーダからの速度帰還とが入力されてPI制御の演算を行って電流指令を出力する速度制御部と、
    前記電流指令と電流帰還とが入力されてインバータ駆動指令を算出する電流指令部と、
    前記インバータ駆動指令に基づいて前記モータを制御するインバータ回路と、
    前記PI制御に関する制御パラメータを記憶する設定データ部と、
    を備えたC軸機能を有する工作機械の制御装置であって、
    前記C軸機能が付いた主軸と直線軸を同時に動かして加工を行うC軸創成加工において、前記機械式ブレーキを摺動させながら前記C軸機能が付いた主軸を旋回する第1の切削方法と、前記機械式ブレーキを解除して前記C軸機能が付いた主軸を旋回すると共に、速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインの一部もしくは全部を、前記第1の切削方法の指定時よりも高く設定する第2の切削方法と、を備えることを特徴とするC軸機能を有する工作機械の制御装置。
  2. 前記第1の切削方法と前記第2の切削方法との選択は、前記NCプログラム上で指令可能であるNCコマンドで指定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のC軸機能を有する工作機械の制御装置。
  3. 前記NCプログラムやNCに記憶されたパラメータから、切削動力KPもしくは切削動力比例係数KP’を計算し、
    前記切削動力KPもしくは前記切削動力比例係数KP’が、あらかじめ前記NCに設定した閾値以上の場合には前記第1の切削方法を選択し、前記閾値より低い場合には前記第2の切削方法を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のC軸機能を有する工作機械の制御装置。
  4. 旋削加工における前記切削動力KPおよび前記切削動力比例係数KP’は、切り込み量ap(mm)、1回転当たりの送り量f(mm/rev)、切削速度vc(m/min)、比切削抵抗Kc(MPa)、機械効率係数n、係数k、切削幅ae(mm)、C軸送り速度vf(mm/min)、とすると、下記式1及び下記式2により算出され、
    KP=ap×f×vc×Kc/(60×10×n)・・・式1
    KP'=k×ap×f×vc・・・式2
    フライス加工やミーリング加工における前記切削動力KPおよび前記切削動力比例係数KP’は、下記式3及び下記式4により算出される、
    KP=ap×ae×vf×Kc/(60×10×n)・・・式3
    KP’=k×ap×ae×vf・・・式4
    ことを特徴とする請求項3に記載のC軸機能を有する工作機械の制御装置。
  5. 複数回のC軸創成加工プログラムを含む前記NCプログラムを動作させる際に、1回目の前記C軸創成加工プログラムでは、前記第1の切削方法を選択し、2回目以降の前記C軸創成加工プログラムでは、前記C軸の指令角度が1回目と同じ場合に、前記第2の切削方法を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のC軸機能を有する工作機械の制御装置。
  6. 前記第1の切削方法と前記第2の切削方法との選択は、C軸機能が付いた主軸の回転数が、所定回転数よりも低い場合、前記第1の切削方法を選択し、前記所定回転数以上である場合、前記第2の切削方法を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のC軸機能を有する工作機械の制御装置。
  7. NCプログラムを解析処理するNCプログラム解析処理部と、
    モータにより旋回されるC軸機能が付いた主軸と、
    前記C軸機能が付いた主軸をクランプする機械式ブレーキのブレーキトルクの切り替え及び作動・解除を行なう機械式ブレーキ駆動装置と、
    前記機械式ブレーキ駆動装置に指令を出す機械制御処理部と、
    C軸の位置指令を行うNC指令部と、
    前記位置指令と前記モータの可動子位置を検出するエンコーダからの位置帰還とが入力されてP制御の演算を行って速度指令を出力する位置制御部と、
    前記速度指令と前記エンコーダからの速度帰還とが入力されてPI制御の演算を行って電流指令を出力する速度制御部と、
    前記電流指令と電流帰還とが入力されてインバータ駆動指令を算出する電流指令部と、
    前記インバータ駆動指令に基づいて前記モータを制御するインバータ回路と、
    前記PI制御に関する制御パラメータを記憶する設定データ部と、
    を備えたC軸機能を有する工作機械の制御装置における、前記C軸機能が付いた主軸と直線軸を同時に駆動してC軸創成加工を行う工作機械の制御方法であって、
    前記機械式ブレーキを摺動させながら前記C軸機能が付いた主軸を旋回する第1の切削方法と、前記機械式ブレーキを解除して前記C軸機能が付いた主軸を旋回すると共に、速度ループPゲインやIゲイン、および位置ループゲインの一部もしくは全部を、前記第1の切削方法の指定時よりも高く設定する第2の切削方法と、を備えており、
    前記C軸創成加工時に、重切削を行うときに前記第1の切削方法を選択し、高精度切削を行うときに前記第2の切削方法を選択することを特徴とする工作機械の制御方法。
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