JPH0631594A - 数値制御工作機械の回転軸制御装置 - Google Patents

数値制御工作機械の回転軸制御装置

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JPH0631594A
JPH0631594A JP19378492A JP19378492A JPH0631594A JP H0631594 A JPH0631594 A JP H0631594A JP 19378492 A JP19378492 A JP 19378492A JP 19378492 A JP19378492 A JP 19378492A JP H0631594 A JPH0631594 A JP H0631594A
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motor
rotary
braking force
axis
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JP19378492A
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Takayoshi Kojima
隆好 小島
Yukihiko Nakajima
幸彦 中島
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Okuma Corp
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Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転工具モータの負荷に応じて適正な制動力
を回転軸に与え、安定な位置決め加工を行える数値制御
工作機械の回転軸制御装置を提供する。 【構成】 加工プログラムは加工プログラム解析部12
により読み出されて解析され、関数発生部13、工具モ
ータ速度指令部14からそれぞれC軸モータ駆動部3
2、工具モータ駆動部33に指令が出され、C軸動作及
び工具回転動作が開始される。工具モータ23が定速に
達すると、工具モータトルク検出部25は工具モータト
ルクを検出する。その検出値は制動力算出部26へ送ら
れ、データテーブルに従って必要なブレーキ制動力が算
出され、算出されたブレーキ制動力は制動力/油圧力変
換部27によりディスクブレーキ29へ加える油圧力に
変換される。更に、この油圧力に従い圧力比例制御バル
ブ28が動作し、算出された圧力でディスクブレーキ2
9が作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工具を回転する回転工
具モータと、回転送り軸と、回転送り軸を駆動する駆動
手段と、を備える数値制御工作機械の回転軸制御装置、
特にブレーキの制御を行う回転軸制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、数値制御複合旋盤(以下「N
C旋盤」と称す)のC軸制御やマシニングセンタのB軸
制御には、位置決め機能や回転方向への切削能力が要求
される。図6は、NC旋盤を示す概略構成図であり、主
軸(C軸)1は、ギア機構6を介してC軸モータ18に
よって駆動されるようになっており、かつ主軸1の一端
には、被加工物3を握持するチャック2が取り付けられ
ている。なお、ギア機構6のバックラッシュに起因する
位置決め不良やギアの打音、更に切削中の負荷変動によ
るC軸の振動をブレーキの摩擦力によって軽減するため
にC軸の動作モード(位置決め中または切削中)によっ
てブレーキ圧を切り替えている。更に、主軸1の他端に
は、油圧により動作するディスクブレーキ29が設けら
れており、ディスクブレーキ29は、主軸1に固定され
たディスク29aと、移動自在なパッド29bとにより
構成されている。また、主軸1に臨んで、工具4を保持
する刃物台5が配置されており、刃物台5には、工具4
を回転駆動する工具モータ23が搭載されている。
【0003】一方、数値制御複合旋盤の回転軸制御装置
は、図7に示すように、加工プログラムを格納しておく
加工プログラムメモリ11を有しており、加工プログラ
ムメモリ11には、加工プログラムメモリ11に格納さ
れている加工プログラムを読み出して解析する加工プロ
グラム解析部12が接続されている。加工プログラム解
析部12には、関数発生部13と、工具モータ速度指令
部14と、ブレーキ圧選択部30とが並列に接続されて
おり、関数発生部13には、C軸モータ駆動部32が接
続されている。更に、C軸モータ駆動部32は、C軸モ
ータ位置制御部15、C軸モータ速度制御部16、Cモ
ータ電流制御部34、C軸モータパワーアンプ17、C
軸モータ18、及び位置検出器19とにより構成されて
おり、位置検出器19の出力がC軸モータ位置制御部1
5及びC軸モータ速度制御部16に入力されると共にC
軸モータ18に流れる電流がC軸モータ電流制御部34
に入力されるようになっている。また、工具モータ速度
指令部14には、工具モータ駆動部33が接続されてお
り、工具モータ駆動部33は、工具モータ速度制御部2
0、工具モータ電流制御部21、工具モータパワーアン
プ22、工具モータ23、及び位置検出器24とにより
構成されており、位置検出器24の出力が工具モータ速
度制御部20に入力されると共に、工具モータ23に流
れる電流が工具モータ電流制御部21に入力されるよう
になっている。一方、ブレーキ圧選択部30には、図示
しない油圧供給手段からディスクブレーキ29へ供給さ
れる油圧を制御するソレノイドバルブ31が接続されて
いる。
【0004】次に、従来例の動作を図8のフローチャー
トに沿って説明する。加工プログラムメモリ11に格納
されている加工プログラムは加工プログラム解析部12
により読み出されて解釈され(ステップS31)、C軸
モードか否か判断する(ステップS32)。そして、C
軸モードであると判断した場合、C軸切削指令中か否か
判断し(ステップS33)、C軸切削指令中であると判
断した場合、ブレーキ圧選択部30を介してソレノイド
バルブ31にブレーキ圧高圧が指示され(ステップS3
4)、ディスクブレーキ29は高圧で作動する(ステッ
プS35)。それから、加工プログラムが終了したか否
か判断し(ステップS36)、加工プログラムが終了し
たと判断した場合、ディスクブレーキ29をオフして処
理を終了する(ステップS37)。また、加工プログラ
ムが終了していないと判断した場合、前述ステップS3
1に戻る。なお、前述ステップS32においてC軸モー
ドでないと判断した場合、ブレーキ圧選択部30を介し
てソレノイドバルブ31にブレーキ解除が指示され(ス
テップS38)、ステップS36以降の動作を行う。ま
た、前述ステップS33においてC軸切削指令中でない
と判断した場合、すなわちC軸位置決め中と判断した場
合、ブレーキ圧選択部30を介してソレノイドバルブ3
1にブレーキ圧低圧が指示され(ステップS39)、デ
ィスクブレーキ29は低圧で作動し(ステップS3
5)、ステップS36以降の動作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の数値制御工作機
械の回転軸制御装置においては、C軸の動作モードに従
ってブレーキ圧が高圧または低圧に切り替えられるのみ
であり、この切り替え動作はC軸モータや工具モータ駆
動部の状態とは無関係に行われるため、断続切削等によ
り切削負荷が変動した場合にも一定のブレーキ圧がかか
り続ける。従って、切削負荷が変動すると、C軸が振動
したり、C軸モータに余分な負荷がかかったりするとい
う問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、回転工具モータの負荷に応じて
適正な制動力を回転軸に与え、安定な位置決め加工を行
える数値制御工作機械の回転軸制御装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る数値制御工作機械の回転軸制御装置は、工具を回転す
る回転工具モータと、回転送り軸と、回転送り軸を駆動
する駆動手段と、負荷を検出する回転工具モータ負荷検
出手段と、駆動手段の回転方向にブレーキをかけるブレ
ーキ手段と、ブレーキ手段の制動力を可変する可変手段
と、回転工具モータ負荷検出手段が検出する負荷の大き
さからブレーキ手段の制動力を算出する算出手段と、算
出手段が算出する制動力となるように可変手段を制御す
る制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る数値制御工作機
械の回転軸制御装置は、工具を回転する回転工具モータ
と、回転送り軸と、回転送り軸を駆動する駆動手段と、
回転送り軸モータにかかる負荷を検出する回転送り軸モ
ータ負荷検出手段と、回転送り軸モータの加減速時期を
検出する加減速時期検出手段と、駆動手段の回転方向に
ブレーキをかけるブレーキ手段と、ブレーキ手段の制動
力を可変する可変手段と、回転送り軸モータ負荷検出手
段が検出する負荷の大きさからブレーキ手段の制動力を
算出する算出手段と、加減速時期検出手段により検出さ
れる回転送り軸モータの加減速時期以外の時期に、算出
手段が算出する制動力となるように可変手段を制御する
制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1においては、回転工具モータへの負荷
の大きさが回転工具モータ負荷検出手段により検出さ
れ、回転工具モータ負荷検出手段により検出される負荷
の大きさから算出手段によりブレーキ手段の制動力が算
出され、算出手段が算出する制動力となるように制御手
段により可変手段が制御され、ブレーキ手段により回転
送り軸を駆動する駆動手段の回転方向にブレーキがかけ
られる。また、請求項2においては、回転送り軸モータ
にかかる負荷が回転送り軸モータ負荷検出手段により検
出され、回転送り軸モータの加減速時期が加減速時期検
出手段により検出され、回転送り軸モータ負荷検出手段
が検出する負荷の大きさから算出手段によりブレーキ手
段の制動力が算出され、加減速時期検出手段により検出
される回転送り軸モータの加減速時期以外の時期に、制
御手段により、算出手段が算出する制動力となるように
可変手段が制御され、ブレーキ手段により回転送り軸駆
動機構の回転方向にブレーキがかけられる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0011】(1)第1実施例 図1は、本発明の一実施例に係る数値制御複合旋盤の回
転軸制御装置の構成を示すブロック図である。この回転
軸制御装置は、加工プログラムを格納しておく加工プロ
グラムメモリ11を有しており、加工プログラムメモリ
11には、加工プログラムメモリ11に格納されている
加工プログラムを読み出して解析する加工プログラム解
析部12が接続されている。加工プログラム解析部12
には、関数発生部13と、工具モータ速度指令部14と
が並列に接続されており、関数発生部13には、C軸モ
ータ駆動部32が接続されている。更に、C軸モータ駆
動部32は、C軸モータ位置制御部15、C軸モータ速
度制御部16、Cモータ電流制御部34、C軸モータパ
ワーアンプ17、C軸モータ18、及び位置検出器19
により構成されており、位置検出器19の出力がC軸モ
ータ位置制御部15及びC軸モータ速度制御部16に入
力されると共にC軸モータ18に流れる電流がC軸モー
タ電流制御部34に入力されるようになっている。
【0012】また、工具モータ速度指令部14には、工
具モータ駆動部33が接続されており、工具モータ駆動
部33は、工具モータ速度制御部20、工具モータ電流
制御部21、工具モータパワーアンプ22、工具モータ
23、及び位置検出器24とにより構成されており、位
置検出器24の出力が工具モータ速度制御部20に入力
されると共に、工具モータ23に流れる電流が工具モー
タ電流制御部21に入力される。そして、工具モータ駆
動部33には、工具モータ23に流れる電流を出力トル
クとして検出する工具モータトルク検出部25が接続さ
れており、工具モータトルク検出部25には、工具モー
タトルク検出部25が検出する負荷の大きさからディス
クブレーキ29の制動力を算出する制動力算出部26が
接続されている。なお、制動力算出部26は、図2に示
すように、工具モータトルクからブレーキ制動力を算出
する際に参照するデータテーブルを格納しており、例え
ば工具モータトルクが定格に対して100%の時はブレ
ーキ制動力は12kg/cm2 となっている。更に、制
動力算出部26には、制動力算出部26が算出した制動
力をディスクブレーキ29へ加える油圧力に変換する制
動力/油圧力変換部27が接続されており、制動力/油
圧力変換部27には、制動力/油圧力変換部27により
変換された油圧力となるように、図示しない油圧供給手
段からディスクブレーキ29へ供給される油圧を制御す
る圧力比例制御バルブ28が接続されている。次に、本
実施例の動作を図3のフローチャートに沿って説明す
る。まず、加工プログラムメモリ11に格納されている
加工プログラムは加工プログラム解析部12により読み
出されて解析され(ステップS11)、関数発生部1
3、工具モータ速度指令部14からそれぞれC軸モータ
駆動部32、工具モータ駆動部33に指令が出され、C
軸動作及び工具回転動作が開始される(ステップS1
2)。工具モータ23が定速に達したことを工具モータ
速度制御部20が検出すると(ステップS13)、工具
モータトルク検出部25は工具モータ電流すなわち工具
モータトルクを検出する(ステップS14)。検出した
工具モータトルク値は、制動力算出部26へ送られ、デ
ータテーブル(図2参照)にしたがって必要なブレーキ
制動力が算出され(ステップS15)、算出されたブレ
ーキ制動力は制動力/油圧力変換部27によりディスク
ブレーキ29へ加える油圧力に変換される(ステップS
16)。更に、この油圧力に従い圧力比例制御バルブ2
8が動作し(ステップS17)、算出された圧力でディ
スクブレーキ29が作動する(ステップS18)。そし
て、加工プログラムが終了したか否か判断し(ステップ
S19)、加工プログラムが終了したと判断した場合、
ディスクブレーキ29を解除して処理を終了する。ま
た、加工プログラムが終了していないと判断した場合、
前述ステップS11に戻る。
【0013】(2)第2実施例 図4は、本発明の第2実施例に係る数値制御複合旋盤の
回転軸制御装置の構成を示すブロック図である。この回
転軸制御装置は、加工プログラムを格納しておく加工プ
ログラムメモリ11を有しており、加工プログラムメモ
リ11には、加工プログラムメモリ11に格納されてい
る加工プログラムを読み出して解析する加工プログラム
解析部12が接続されている。加工プログラム解析部1
2には、関数発生部13と、C軸モータ加減速検出部3
6とが並列に接続されており、関数発生部13には、C
軸モータ駆動部32が接続されている。更に、C軸モー
タ駆動部32は、C軸モータ位置制御部15、C軸モー
タ速度制御部16、C軸モータ電流制御部34、C軸モ
ータパワーアンプ17、C軸モータ18、及び位置検出
器19とにより構成されており、位置検出器19の出力
がC軸モータ位置制御部15及びC軸モータ速度制御部
16に入力されると共にC軸モータ18に流れる電流が
C軸モータ電流制御部34及びC軸モータ電流検出部3
5に入力される。そして、C軸モータ駆動部32とC軸
モータ加減速検出部36とには、C軸モータ18に流れ
る電流を検出することによりC軸モータ18に流れる電
流を出力トルクとして検出するC軸モータ電流検出部3
5が接続されており、C軸モータ電流検出部35には、
C軸モータ電流検出部35が検出する負荷の大きさから
ディスクブレーキ29の制動力を算出する制動力算出部
26が接続されている。なお、制動力算出部26は、図
2に示すように、工具モータトルクからブレーキ制動力
を算出する際に参照するデータテーブルを格納してお
り、例えば工具モータトルクが定格に対して100%の
時はブレーキ制動力は12kg/cm2 となっている。
更に、制動力算出部26には、制動力算出部26が算出
した制動力をディスクブレーキ29へ加える油圧力に変
換する制動力/油圧力変換部27が接続されており、制
動力/油圧力変換部27には、制動力/油圧力変換部2
7により変換された油圧力となるように、図示しない油
圧供給手段からディスクブレーキ29へ供給される油圧
を制御する圧力比例制御バルブ28が接続されている。
次に、本実施例の動作を図5のフローチャートに沿って
説明する。まず、加工プログラムメモリ11に格納され
ている加工プログラムは加工プログラム解析部12によ
り読み出されて解析され(ステップS21)、C軸モー
ドか否か判断する(ステップS22)。C軸モードであ
ると判断した場合、C軸モータ加減速検出部36により
C軸速度変更指令が検出されたか否か判断し(ステップ
S23)、C軸速度変更指令が検出された場合、C軸モ
ータの電流の検出を一旦停止する(ステップS24)。
関数発生部13からC軸モータ駆動部32に指令が出さ
れ、C軸動作が開始される(ステップS25)。更に、
C軸モータ速度制御部16によりC軸モータ速度が指令
速度に達したことを検出すると(ステップS26)、C
軸モータ電流検出部35はC軸モータ電流の検出を開始
する(ステップS27)。それから、検出したC軸モー
タ電流値は、制動力算出部26へ送られ、モータ負荷に
応じたブレーキ制動力に変換され(ステップS28)、
算出されたブレーキ制動力は制動力/油圧力変換部27
によりディスクブレーキ29へ加える油圧力に変換され
る。更に、この油圧力に従い圧力比例制御バルブ28が
動作し、算出された圧力でディスクブレーキ29が作動
する(ステップS29)。そして、加工プログラムが終
了したか否か判断し(ステップS30)、加工プログラ
ムが終了したと判断した場合、ディスクブレーキ29を
解除して処理を終了する(ステップS31)。また、加
工プログラムが終了していないと判断した場合、前述ス
テップS11に戻る。なお、前述ステップ22において
C軸モードでないと判断した場合、ブレーキを解除し
(ステップS32)、ステップS30以降の動作を行
う。なお、上述実施例において、ブレーキの制動力を可
変する手段として圧力比例制御バルブ28を用いて説明
したが、これに限らず、電気信号によって制動力を可変
できればよく、例えば電圧または電流変化にしたがって
制動力が変化する電磁ブレーキなどが使用できることは
明らかである。また、上述実施例においては、NC旋盤
を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、マシニングセンタ等においても実施し得るこ
とは明らかである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、回転工具モータへの負荷の大きさを検出し、検出し
た負荷の大きさからブレーキ手段の制動力を算出し、算
出した制動力となるように可変手段を制御するように構
成したので、切削負荷変動時にも安定した加工ができ、
また回転軸モータのパワーロスを低減することができ
る。また、請求項2によれば、回転送り軸モータにかか
る負荷を検出し、回転送り軸モータの加減速時期を検出
し、検出される負荷の大きさからブレーキ手段の制動力
を算出し、検出される回転送り軸モータの加減速時期以
外の時期に、制御手段により算出された制動力となるよ
うに可変手段を制御するように構成したので、切削負荷
変動時にも安定した加工ができ、また回転軸モータのパ
ワーロスを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る数値制御工作機械の
回転軸制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例において制動力算出部が格納するデー
タテーブルを示す図である。
【図3】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施例に係る数値制御工作機械の
回転軸制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】一般的な数値制御複合旋盤の概略構成を示す図
である。
【図7】従来の数値制御工作機械の回転軸制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図8】従来例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
18 C軸モータ 23 工具モータ 25 工具モータトルク検出部 26 制動力算出部 27 制動力/油圧力変換部 28 圧力比例制御バルブ 29 ディスクブレーキ 32 C軸モータ駆動部 33 工具モータ駆動部 36 C軸モータ加減速検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具を回転する回転工具モータと、回転
    送り軸と、回転送り軸を駆動する駆動手段と、を備える
    数値制御工作機械の回転軸制御装置において、 回転工具モータにかかる負荷を検出する回転工具モータ
    負荷検出手段と、 駆動手段の回転方向にブレーキをかけるブレーキ手段
    と、 ブレーキ手段の制動力を可変する可変手段と、 回転工具モータ負荷検出手段が検出する負荷の大きさか
    らブレーキ手段の制動力を算出する算出手段と、 算出手段が算出する制動力となるように可変手段を制御
    する制御手段と、 を備えることを特徴とする数値制御工作機械の回転軸制
    御装置。
  2. 【請求項2】 工具を回転する回転工具モータと、回転
    送り軸と、回転送り軸を駆動する駆動手段と、を備える
    数値制御工作機械の回転軸制御装置において、 回転送り軸モータにかかる負荷を検出する回転送り軸モ
    ータ負荷検出手段と、 回転送り軸モータの加減速時期を検出する加減速時期検
    出手段と、 駆動手段の回転方向にブレーキをかけるブレーキ手段
    と、 ブレーキ手段の制動力を可変する可変手段と、 回転送り軸モータ負荷検出手段が検出する負荷の大きさ
    からブレーキ手段の制動力を算出する算出手段と、 加減速時期検出手段により検出される回転送り軸モータ
    の加減速時期以外の時期に、算出手段が算出する制動力
    となるように可変手段を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする数値制御工作機械の回転軸制
    御装置。
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