JP2904985B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2904985B2
JP2904985B2 JP4011752A JP1175292A JP2904985B2 JP 2904985 B2 JP2904985 B2 JP 2904985B2 JP 4011752 A JP4011752 A JP 4011752A JP 1175292 A JP1175292 A JP 1175292A JP 2904985 B2 JP2904985 B2 JP 2904985B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御電源を切った時に
外部からの保持機構なしでは重力により落下する制御軸
を有する数値制御工作機械を制御する数値制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、縦型マシニングセンタのZ軸、
横型マシニングセンタのY軸等の制御軸は軸方向がほぼ
垂直であるため、制御電源を切った場合、外部からの制
御軸を保持する機構がないと、制御軸は重力により落下
する虞があり、このため、重力により落下する制御軸
(例えば主軸)を有する数値制御工作機械では、制御軸
落下防止用の油圧バランサを使用することが一般的に行
われている。図3は、油圧バランサを使用した数値制御
工作機械の概略図である。この数値制御工作機械は、モ
ータ9の回転をボールネジ12に伝え主軸頭13を上下
動させている。そして、制御電源を切った時には、落下
防止用ブレーキ10と油圧バランサ11により主軸頭1
3が重力により落下することを防いでいる。図4は、従
来の数値制御装置の構成を示すブロック図である。数値
制御装置は、制御電源の切を指令する制御電源切指令部
14を有しており、制御電源切指令部14には、主軸頭
13の落下防止用ブレーキを制御するブレーキ制御部1
5と、制御電源切指令部14からの制御電源切指令に基
づき制御電源の切を行う制御電源部16とが接続されて
おり、制御電源部16には、制御軸の軸制御を行う軸制
御部17が接続されている。
【0003】次に動作について説明する。制御電源を切
る際に制御電源切指令部14より制御電源切指令が出力
されると、主軸のブレーキ制御を行うブレーキ制御部1
5は、ブレーキ解除出力をOFFすることで落下防止用
ブレーキをかけ始めると共に制御電源を供給する制御電
源部16の出力をOFFすることで主軸頭13の軸制御
を行っている軸制御部17の制御も停止させている。図
6は、従来の制御電源OFF制御のシーケンスを表すタ
イムチャートである。図6によると、制御電源切指令
(f)が入力されると、ただちにブレーキ解除出力
(g)のOFF及び制御電源のOFFが実行される。そ
して、落下防止用ブレーキによる主軸の保持力(i)は
制御電源切指令(f)入力後t1時間だけ遅れて発生す
るが、油圧バランサによる主軸の保持力(h)が所定値
あるため、主軸を保持する力は油圧バランサによる保持
力(h)と落下防止用ブレーキによる保持力(i)とを
合わせた力(j)となり、制御電源切指令(f)後、た
だちに制御電源OFFしても、主軸が落下することはな
い。
【0004】また、油圧バランサの代わりに落下防止用
ブレーキをかけてから制御電源をOFFするまでに所定
時間だけ制御電源のOFFを遅らせるものを図5により
説明する。前記図4のブロック図に比べ制御電源切制御
部18からの制御電源切指令を遅延回路部20を通し
て、図7に示すように、ブレーキをON指令してから落
下防止用ブレーキが効き始める時間t1より十分大きな
時間t4が経過した後、前記制御電源をOFFすること
が異なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た油圧バランサを備える数値制御工作機械においては、
最近の機械の省スペース化の要求が強いなかで、油圧バ
ランサを駆動するための油圧ユニットが必要となり、省
スペース化には不向きであるという問題点がある。ま
た、上述した遅延回路部20を備える数値制御装置で
は、落下防止用ブレーキの磨耗や落下防止用ブレーキの
動作不良により、落下防止用ブレーキをON指令してか
ら落下防止用ブレーキが効くまでの時間が長くなった場
合に、主軸の落下防止ができない虞がある。
【0006】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、本発明の目的は、制御軸落下防止
用の油圧バランサ機構を用いることなく確実に制御軸の
落下防止を行える数値制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたもので、制御電源の切を指令する制御電源切
指令部と、制御軸の軸制御を行う軸制御部と、制御軸の
落下防止用ブレーキを制御するブレーキ制御部と、制御
電源切指令部からの制御電源切指令に基づき制御電源の
切を行う制御電源部と、制御電源切指令部からの制御電
源切指令に基づき制御電源部を制御する制御電源切制御
部と、制御軸を駆動するモータのトルクを検出するトル
ク検出部と、落下防止用ブレーキが効いていることを判
定するための所定トルク値を保持するトルクデータ記憶
部とを備えている。そして、前記制御電源切制御部は、
制御電源切指令部から制御電源切指令を受ると、トルク
検出部が検出するモータのトルク値とトルクデータ記憶
部が記憶する所定トルク値とを比較し、検出したモータ
のトルク値がトルクデータ記憶部が記憶する所定トルク
値より大きくなった場合に、落下防止用ブレーキが効い
ていると判定して制御電源切動作を行うように制御電源
部を制御することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上述構成に基づき、本発明における数値制御装
置は、制御電源切制御部により、制御電源切指令部から
制御電源切指令を受ると、トルク検出部が検出するモー
タのトルク値とトルクデータ記憶部が記憶する所定トル
ク値とを比較し、検出したモータのトルク値がトルクデ
ータ記憶部が記憶する所定トルク値より大きくなった場
合に、落下防止用ブレーキが効いていると判定して制御
電源切動作を行うように制御電源部を制御し、制御軸の
落下防止用ブレーキが効いてから制御軸の制御電源をO
FFし、確実に制御軸の落下を防止する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。図1は、本発明に係る数値制御装置の構成を示す
ブロック図である。数値制御装置は、図1に示すよう
に、制御電源切操作にて制御電源切指令を発生させる制
御電源切指令部1を有しており、制御電源切指令部1に
は、制御電源切指令部1からの制御電源切指令に基づき
制御軸に対して落下防止用ブレーキをかけるブレーキ制
御部2と、制御電源指令とブレーキON検知信号を受け
て制御電源切を実行する制御電源切制御部3と、制御電
源切指令を受けてトルク検出部8からのトルク値とトル
クデータ記憶部5からのトルク値を比較して落下防止用
ブレーキが効いているかを検知するブレーキON検知部
4と、制御軸の軸制御を行う軸制御部7とが接続されて
いる。そして、制御電源切制御部3には、ブレーキON
検知部4と、軸制御部7へ制御電源を供給する制御電源
部6が接続されており、ブレーキON検知部4には、ブ
レーキが効いたことを判定するためのトルク値を内部デ
ータとして記憶するトルクデータ記憶部5と、制御軸を
駆動するモータのトルク値を検出するトルク検出部8と
が接続されている。
【0010】次に、本実施例の作用を図2のタイムチャ
ートに沿って説明する。制御電源切指令部1から制御電
源切指令が出力されると、ブレーキ制御部2は、制御電
源切指令(図2(a))が入力された後、まずブレーキ
解除出力(図2(b))をOFFして落下防止用ブレー
キONを開始する。そして、ブレーキが効くことによる
制御軸の保持力(図2(e))はt1時間経過後に現れ
るため、t1より大きいt2時間経過後より、軸制御部
7は、微小速度(Va)にて軸移動指令を行う。これに
より、落下防止用ブレーキが効いた状態で軸移動指令を
行うためモータのトルク値(図2(c))が上昇し、ト
ルク検出部8は、制御軸を駆動するモータのトルク値を
検出し、このトルク検出値をブレーキON検知部4へ出
力する。それから、ブレーキON検知部4は、トルク検
出部8が検出したモータのトルク検出値とトルクデータ
記憶部5に記憶されているトルク値(τa)とを比較
し、トルク検出値の方が大きくなった時に制御軸のブレ
ーキが効いていると判断し、ブレーキON信号を制御電
源切制御部3へ出力する。更に、制御電源切制御部3
は、ブレーキON検知部4からのブレーキON信号によ
り時間t3で制御電源切を実行する。
【0011】
【発明の効果】モータのトルク値とトルクデータ記憶部
が記憶する所定トルク値とを比較し、検出したモータの
トルク値がトルクデータ記憶部が記憶する所定トルク値
より大きくなった場合に、落下防止用ブレーキが効いて
いると判定して制御電源切動作を行うように構成したの
で、制御軸の落下防止用油圧バランサを必要とせず、部
品点数を低減でき、省スペース及びコストダウンを図る
ことができる。また、制御軸の落下防止用ブレーキの磨
耗及び動作不良により、落下防止用ブレーキをかけてか
らブレーキが効くまでの時間が長くなっても、確実に制
御軸の落下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る数値制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の動作を示すタイムチャートである。
【図3】従来の数値制御工作機械の概略構成を示す図で
ある。
【図4】従来の数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】従来の数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の動作を示すタイムチャートである。
【図7】従来の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 制御電源切指令部 2 ブレーキ制御部 3 制御電源切制御部 4 ブレーキON検知部 5 トルクデータ記憶部 6 制御電源部 7 軸制御部 8 トルク検出部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電源の切を指令する制御電源切指令
    部と、制御軸の軸制御を行う軸制御部と、制御軸の落下
    防止用ブレーキを制御するブレーキ制御部と、制御電源
    切指令部からの制御電源切指令に基づき制御電源の切を
    行う制御電源部とを備え、電源切操作をした時に落下防
    止用ブレーキにより制御軸の落下を防止する数値制御装
    置において、 制御電源切指令部からの制御電源切指令に基づき制御電
    源部を制御する制御電源切制御部と、 制御軸を駆動するモータのトルクを検出するトルク検出
    部と、 落下防止用ブレーキが効いていることを判定するための
    所定トルク値を保持するトルクデータ記憶部と、 を備え、 前記制御電源切制御部は、制御電源切指令部から制御電
    源切指令を受ると、トルク検出部が検出するモータのト
    ルク値とトルクデータ記憶部が記憶する所定トルク値と
    を比較し、検出したモータのトルク値がトルクデータ記
    憶部が記憶する所定トルク値より大きくなった場合に、
    落下防止用ブレーキが効いていると判定して制御電源切
    動作を行うように制御電源部を制御することを特徴とす
    る数値制御装置。
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JP6546231B2 (ja) 2017-09-01 2019-07-17 ファナック株式会社 回転テーブル装置および回転テーブル装置の制御方法
CN110001068A (zh) * 2019-04-30 2019-07-12 西安瑞特三维科技有限公司 一种龙门式三维打印机的z轴防跌落控制装置

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