JP2001001220A - 自動ねじ締め機 - Google Patents

自動ねじ締め機

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Publication number
JP2001001220A
JP2001001220A JP11174719A JP17471999A JP2001001220A JP 2001001220 A JP2001001220 A JP 2001001220A JP 11174719 A JP11174719 A JP 11174719A JP 17471999 A JP17471999 A JP 17471999A JP 2001001220 A JP2001001220 A JP 2001001220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tightening
motor
torque
screw tightening
automatic screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11174719A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Kitamura
泰之 北村
Yukihiro Umehara
幸浩 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP11174719A priority Critical patent/JP2001001220A/ja
Publication of JP2001001220A publication Critical patent/JP2001001220A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 締付け途中でモータからドライバビットまで
の伝達系で異常摩擦等が発生すればこれをただちに検出
できるように構成した自動ねじ締め機を提供する。 【解決手段】 各締付け作業前に、モータ2からドライ
バビット4までの伝達系で発生する異常摩擦等の異常を
検出するように構成しているため、伝達系の異常が発生
すれば以後の締付け作業が行われることがなく、締付け
時の締付けトルク値は伝達機構3の異常摩擦等の異常に
よるトルクを含んでおらず、ワークをあらかじめ設定し
た締付けトルクで確実に締付けることができる等の利点
がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの回転を受
けて回転するドライバビット等の回転工具を有する自動
ねじ締め機、特にモータから回転工具までの伝達系の異
常を検出するように構成した自動ねじ締め機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被締結板等のワークを所定締付け
トルクで締付ける際には、モータの回転を受けて回転す
るドライバビットを備えた自動ねじ締め機が用いられて
いる。この自動ねじ締め機では、ドライバビットに加わ
る締付けトルクを検出するため、モータに流れる電流を
検出してトルクに換算するトルク検出機構や、ドライバ
ビットに加わるトルクを検出するトルクセンサが設けら
れており、これらトルク検出機構あるいはトルクセンサ
により検出されたトルクが所定値に達すると、モータの
回転が停止し、締付けが完了するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この自動ねじ締め機で
は、無負荷時にドライバビットが持つ無負荷トルクは、
目標トルク値からあらかじめ相殺されており、実際の締
付けトルクは目標トルク値に近い値を示している。しか
しながら、ワークの締付けを繰り返す内に、モータから
ドライバビットまでの伝達系に異常が発生しても、この
異常によるトルク増加も締付けトルクとして検出される
こととなり、締付けトルクが所定値に管理されても、実
際の締付けトルクは所定値に達しておらず、結局締付け
トルクの管理ができない等の欠点が生じている。
【0004】本発明は、上記欠点の除去を目的とするも
ので、締付け途中でモータからドライバビットまでの伝
達系で異常摩擦等が発生すればこれをただちに検出でき
るように構成した自動ねじ締め機を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】モータの回転を受けて回
転する回転工具を有する自動ねじ締め機において、作業
開始前に無負荷回転時の回転工具が持つ無負荷トルクを
設定無負荷トルク値として設定しておき、締付け毎に無
負荷回転時に回転工具が持つ無負荷トルクを検出し、こ
れが設定無負荷トルク値から所定許容範囲にある時の
み、モータの回転を継続して、締付けを行うように構成
されている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1において、1はモータ2の駆動
軸2aに伝達機構3を介して連結された回転工具の一例
のドライバビット4を備えた自動ねじ締め機である。こ
の自動ねじ締め機1の制御装置1aは、制御部5と、制
御部5からの信号を受けて前記モータ2を制御するモー
タ駆動部6と、所定のねじ締め動作を行うねじ締めプロ
グラムおよびこのプログラムの各種パラメータを記憶す
る記憶部7と、モード設定信号、作業開始信号等各種操
作指令信号を出力する操作部8と、各種情報を表示する
表示部9と、昇降手段(図示せず)等外部機器との信号
を入出力する入出力部10とを有している。前記モータ
2は,ACサーボモータでなっており、モータ2に加わ
る負荷に拘わらず速度を一定に保って回転するように構
成されている。また、記憶部7には目標トルク値に対応
した目標電流値、後記する設定無負荷電流値およびその
許容範囲値並びに許容締付け時間が記憶されている。さ
らに、前記入出力部10には、モータ2に流れる電流を
検出する電流検出部(図示せず)の検出信号がディジタ
ル値として入力するように構成されている。
【0007】前記制御部5は、作業開始前に操作部8で
無負荷トルク検出モードが設定されている時、作業開始
指令信号が出力されると、モータ2に流れる電流値を読
み取って、これを設定無負荷トルク値の一例の設定無負
荷電流値として記憶部7に記憶するように構成されてい
る。また、制御部5は操作部8で締付けモードが設定さ
れている時、図2および図3に示すように、 1)操作部から作業開始指令信号を受けると、モータ駆
動部にモータ駆動指令信号を出力する。 2)モータに流れる電流値を読み取る。 3)この電流値をあらかじめ設定された設定無負荷電流
値と比較し、これが設定無負荷電流値から所定許容範囲
にない時、8)にジャンプする。 4)ねじ供給部にねじ供給指令信号を出力するととも
に、昇降手段に下降指令信号を出力する(タイマを作動
させる)。 5)モータに流れる電流値を読み取る。 6)この電流値を目標トルク値に対応した目標電流値と
比較し、これが目標電流値に達した時、モータ駆動部に
モータ停止指令信号を出力するとともに、表示部に締付
け完了表示指令信号およびトルク表示指令信号を出力
し、9)にジャンプする。 7)タイマ時間を読み取り、これが所定締付け時間に達
したか否かを判定し、これが所定締付け時間に達してい
ない時、5)に戻る。 8)モータ駆動部にモータ停止指令信号を出力するとと
もに、表示部に異常表示指令信号を出力する。 9)昇降手段に上昇指令信号を出力する。 10)エンド。 となるように構成されている。
【0008】上記自動ねじ締め機において、締付け作業
開始前に、操作部8で無負荷トルク検出モードが設定さ
れ、作業開始指令信号が出力されると同時に、モータ2
に流れる電流値が読み取られ、これがモータ2からドラ
イバビット4までの伝達系の無負荷トルクを示す設定無
負荷電流値として記憶部7に記憶される。
【0009】その後、操作部8でねじ締めモードが設定
され、作業開始指令信号が出力されると、タイマが作動
するとともに、モータ駆動部6にモータ駆動指令信号が
出力され、モータ2が所定速度で回転する。同時に、こ
のモータ2に流れる電流値が読み取られ、この電流値と
設定無負荷電流値とが比較される。この電流値が設定無
負荷電流値から所定許容範囲にない時には、モータ2か
らドライバビット4までの伝達系に異常摩擦等の異常が
発生したと判断され、モータ駆動部6にモータ停止指令
信号が出力され、モータ2が停止する。同時に、表示部
9で異常表示がなされ、以後の締付け作業が中止され
る。
【0010】また、前記電流値が設定無負荷電流値から
所定許容範囲にある時には、伝達系の異常摩擦等の発生
はないと判断され、あらかじめ設定された締付け条件で
締付けが開始される。同時に、モータ2に流れる電流値
が読み取られ、これが目標電流値に達したか否かが判断
される。モータ2の電流値が目標電流値に達してない時
には、タイマのタイマ時間が読み取られ、これが許容締
付け時間以上に達したか否かが判断される。このタイマ
時間が許容締付け時間に達している時には、表示部9で
異常表示がなされる。
【0011】一方、前記タイマ時間が許容締付け時間に
達してない時には、前記締付けが繰り返される。この間
に、モータ2の電流値が目標電流値に達すると、目標締
付けトルクに達したと判断され、モータ駆動部6にモー
タ停止指令信号が出力され、モータ2が停止するととも
に、この時の電流値に対応するトルク値が締付けトルク
として表示部9で表示される。同時に、昇降手段に上昇
指令信号が出力され、ドライバビット4が上昇復帰し
て、締付けが完了する。
【0012】なお、無負荷トルクおよび締付けトルクは
モータ2の電流値から検出されているが、トルクセンサ
でなるトルク検出機構(図示せず)によっても検出可能
である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は各締付け
作業前に、モータからドライバビットまでの伝達系で異
常摩擦等の異常が発生したかを検出するように構成して
いるため、伝達系の異常が発生すれば以後の締付け作業
は行われることがなく、締付け時の締付けトルク値は伝
達系の異常摩擦等の異常によるトルクを含むことはな
く、ワークをあらかじめ設定した締付けトルクで確実に
締付けることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ねじ締め機の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明に係る制御部の前半部分の動作を説明す
るフローチャートである。
【図3】本発明に係る制御部の後半部分の動作を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動ねじ締め機 1a 制御装置 2 モータ 2a 駆動軸 3 伝達機構 4 ドライバビット 5 制御部 6 モータ駆動部 7 記憶部 8 操作部 9 表示部 10 入出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転を受けて回転する回転工具
    を有する自動ねじ締め機において、 作業開始前に無負荷回転時の回転工具が持つ無負荷トル
    クを設定無負荷トルク値として設定しておき、締付け毎
    に無負荷回転時に回転工具が持つ無負荷トルクを検出
    し、これが設定無負荷トルク値から所定許容範囲にある
    時のみ、モータの回転を継続して、締付けを行うことを
    特徴とする自動ねじ締め機。
JP11174719A 1999-06-21 1999-06-21 自動ねじ締め機 Pending JP2001001220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11174719A JP2001001220A (ja) 1999-06-21 1999-06-21 自動ねじ締め機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11174719A JP2001001220A (ja) 1999-06-21 1999-06-21 自動ねじ締め機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001001220A true JP2001001220A (ja) 2001-01-09

Family

ID=15983464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11174719A Pending JP2001001220A (ja) 1999-06-21 1999-06-21 自動ねじ締め機

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Date Code Title Description
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Effective date: 20050303

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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