JP6754496B2 - 成形のための装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回転駆動装置により回転駆動され得る少なくとも1つのスピンドルと、スピンドルに配置されかつスピンドルで被加工物を受け入れてクランプするクランプ手段と、スピニングまたはフロー成形加工を行うために被加工物に対して軸方向および/または径方向に送られ得る少なくとも1つの成形ローラと、を有する、請求項1のプリアンブルによる成形のための装置に関する。
本発明は、少なくとも1つのスピンドルが、回転駆動装置によって回転駆動され、被加工物が、クランプ手段によりスピンドルに受け入れられてスピンドルにクランプされ、少なくとも1つの成形ローラが、スピニングまたはフロー成形加工を行うために被加工物に対して軸方向および/または径方向に送られる、請求項11のプリアンブルによる成形のための方法にさらに関する。
フロー成形法は、特に、回転対称な部品を連続生産で製造するのに効率的な方法である。フロー成形法は、ベルト・プーリおよびローラなどの歯車部品、車輪、ならびに様々な他の製品の生産に特に有利である。
特に、加熱される部品、または比較的大きくて重い部品の連続生産では、自動的な供給および取出手段を設けることが必要である。多くの場合、この目的のために、グリッパを含む取扱い手段または多軸型ロボットが使用される。被加工物の供給および取出は、一般に、フロー成形機内部の作業空間が制限されるので困難であることが分かる。加えて、作業中、作業空間は、作業に必要な冷却液の飛散防止部材としての筐体によって閉鎖されて、さらなる範囲への接近を制限する。被加工物の機械への衝突を避けるために、移送動作は、高い精度で行われなければならず、したがって、比較的低速で行われなければならない。これは、時間がかかることであり、機械の効率的な利用を損なう。
フロー成形を使用する成形のための既知の装置は、別々の供給手段と取出手段とが設けられるDE10 2007 012 765B4から知られている。
一般的な装置は、CN202 387 812UおよびCN205 798 097Uから明らかである。ボウル形状の被加工物が、柱状のスピンドルにクランプされ、次いで、それが成形位置へと水平に移動される。
米国特許第4,047,413号は、被加工物を保持している複数のスピンドルがそれぞれ中央のスピニング・ローラのまわりに輪状に配置される自動スピニング装置を開示している。輪状のスピンドル機構は、中心軸のまわりで回転される。
本発明は、特に効率的な段取りを可能にする、成形のための装置および方法を提供する目的に基づく。
この目的は、一方では、請求項1に記載の特徴を有する装置によって達成され、他方では、請求項11に記載の特徴を有する方法によって達成される。本発明の好ましい実施形態が、それぞれの従属請求項で述べられる。
本発明による装置は、スピンドルおよびクランプ手段が、回転軸に対して交差方向に調整可能な移動ユニットに組み込まれ、移動ユニットが、装置の成形位置と段取り位置との間で調整可能であることを特徴とする。
本発明の基本的な考え方は、クランプ手段を含むスピンドルを限定された作業空間から成形位置の外に出してより容易に接近可能な段取り位置へと調整することにより、被加工物が成形のための装置に供給されるかまたは成形のための装置から取出されるということにある。この段取り位置では、被加工物は、簡単なやり方で供給または取出され、かつクランプされる。このハンドリング過程の後、クランプ手段を含むスピンドルは、フロー成形位置に戻されることができ、次いで、このフロー成形位置において、スピニングまたはフロー成形作業が行われる。この目的のために、スピンドルおよびクランプ手段は、変更ユニットまたは移動ユニットと呼ばれ得るユニットに組み込まれる。スピニングは、肉厚の何ら実質的な変化を伴わない回転成形加工であるが、フロー成形では、肉厚は、選択的に減少および/または増大される。本発明の意味の範囲内では、成形は、一般的な言葉で理解されるべきであり、また、ならい削り、据込み、伸ばし、などを含む。
クランプ手段を含むスピンドルを段取り位置へ移動させる本発明による概念によれば、供給手段が著しく単純化され得る。これは、取扱いロボットを大幅に単純化すること、またはそれらを単純な移送手段に置き換えることを可能にする。これは、費用をかなりの程度削減する。加えて、手動段取りも簡易化され得る。本発明の別の利点は、必要に応じて、スピンドルおよびクランプ手段に対するさらなる段取り作業または保守作業が、より容易に接近可能な段取り位置によって簡易化されることにある。好ましくは、段取り位置は、装置の作業空間および筐体の外側に配置される。段取り位置はまた、スピンドルに固定されるスピニング工具の交換のため、加熱などの被加工物の前処理のため、または他の機能のために、使用され得る。
本発明のさらなる好ましい発展は、移動ユニットが回転駆動装置を有することにある。このようにして、回転駆動装置を含む移動ユニット全体が、段取り位置とフロー成形位置との間で移動され得る。そのために、回転駆動装置のための供給ラインは、適切に柔軟な形で設計される。移動ユニットのために、特に成形位置に位置合わせ手段が設けられ、その結果、移動ユニットは、常に作業空間内で的確なフロー成形位置に配置されることができる。作業位置または成形位置において、被加工物は、追加的な対向ホルダにより2つの面において、またはクランプ手段により1つの面のみにおいて、スピンドルにクランプされかつ保持され得る。
本発明によれば、第1のスピンドルおよび第1のクランプ手段を含む第1の移動ユニットと、第2のスピンドルおよび第2のクランプ手段を含む少なくとも1つの第2の移動ユニットとが設けられ、第1の移動ユニットおよび少なくとも1つの第2の移動ユニットが、成形位置と段取り位置との間で交互に調整可能である、特に迅速な段取りが実現される。その際に、第1の移動ユニットが機械内の成形位置に配置されることができ、それにより、被加工物の加工が行われる。それと同時に、第2の移動ユニットは、段取り位置において機械の作業空間の外側に配置される。この位置では、加工された被加工物を取り出すことができ、また、新たに加工すべき被加工物が、第2の移動ユニットのクランプ手段に挿入され得る。したがって、段取りおよび非生産的な運転時間が、加工または主要な運転時間と組み合わせられる。それにより、機械の利用度が相当に向上する。被加工物の加工が完了するや否や、さらなる加工が直ちに開始され得るように、2つの移動ユニットは交替される。原則として、2つよりも多くの移動ユニット、好ましくは3つまたは4つの移動ユニットが設けられてもよい。
本発明の好ましい一実施形態は、少なくとも1つの移動ユニットが、直線的に移動可能に支持されることにある。段取り位置は、いずれの場合にも装置の両側に設けられ得ることが、好ましい。例として、少なくとも1つの第1の移動ユニットが常に第1の段取り位置へ移動される一方で、少なくとも1つの第2の移動ユニットは、成形位置から、第1の段取り位置から離間された第2の段取り位置へ移動される。
あるいは、またはさらに、本発明のさらなる発展によれば、少なくとも1つの移動ユニットは、回転可能に支持されるように設けられてもよい。例えば、2つの移動ユニットが、フロー成形位置と段取り位置との間で、回転軸を中心にタレットのように回転して往復運動され得る。それにより、特に迅速な移動が可能になる。
互いに独立して移動可能である幾つかの移動ユニットが設けられてもよい。本発明による装置の特に効率的な実施形態は、第1の移動ユニットおよび少なくとも1つの第2の移動ユニットが共通の調整要素に配置されるという点で達成される。共通の調整要素は、直線的に移動可能なキャリッジ、または回転可能な回転テーブルであってもよい。したがって、少なくとも2つの移動ユニットは、1回の移動動作および1回の調整駆動で、同時に移動および調整され得る。
本発明の一変形実施形態によれば、被加工物は、第1の移動ユニットから第2の移動ユニットへ再クランプされ得ることが好ましい。例として、第1の移動ユニットに第1のスピニング工具が設けられ、第2の移動ユニットに第2のスピニング工具が設けられていてもよい。ここで、第1、第2のスピニング工具は互いに異なるものである。最初に、被加工物は、第1のスピニング工具にクランプされ、そこで第1の面が加工されるかまたは第1の成形ステップが行われ得る。その後、被加工物は、段取り位置において、手動でまたは好ましくは自動再クランプ手段により、第2の移動ユニットに再位置決めされ得る。被加工物は、第2の加工ステップが行われ得るように、第2のスピニング工具に保持される。このようにして、中間の保管場所または柔軟性のない複数ステーション機械の使用を不要にすることができる。複数の移動ユニットはまた、同時にまたは時間をずらして段取り位置に配置され得る。
したがって、本装置は、柔軟性のある複数ステーション機械として用いられ得る。被加工物に応じて、本装置は、単一スピンドル装置として2つの異なる被加工物を加工すること、または、複数スピンドル装置として単一の被加工物を継続プロセスで加工することが、柔軟に行える。移送は、選択可能な回転ステーションを含むコンベヤ・ベルトによるロードおよびアンロードを介して行われることが好ましい。
本発明のさらなる発展は、回転軸が水平にまたは垂直に配置されることにある。本発明による移動手段は、その両方のスピンドル構成に使用することができ、その場合、垂直の構成、より具体的には吊り下げスピンドル構成が特に有利であることが分かる。そのような垂直の構成では、移動動作は、水平面において行われることが好ましい。
基本的に、少なくとも1つの成形ローラの相対的な送りは、成形ローラ自体の軸方向および/または径方向の調整によって行われる。これは、個々の成形ローラのための適切な支持体を通じて実現され得る。被加工物の軸方向および/または径方向の送り動作も提供され得ることが、好ましい。
本発明の有利なさらなる発展は、スピニングまたはフロー成形加工を行うために、少なくとも1つの成形ローラが軸方向で固定され、被加工物が軸方向に移動可能に支持されるということから分かる。成形加工中、クランプ手段にクランプされた被加工物は、好ましくは移動ユニットとともに軸方向に移動される。
本発明の意味の範囲内では、フロー成形は、肉厚の変化を伴う成形加工を含むだけではなく、スピニングとも呼ばれる一定の肉厚を伴う成形加工も含まれるように、より一般的な言葉で理解されるべきである。
さらに、ロードおよびアンロード手段が段取り位置に設けられることが、有利である。これは、被加工物の供給および/または取出のための単純な機構であり得る。基本的に、ハンドリング手段、特に多軸型ロボットも使用され得る。段取り位置における改善された接近許容性により、供給および取出の動作は、衝突の危険性を伴わずに比較的迅速に行われ得る。加熱手段による被加工物の加熱、または、好ましくは自動交換手段によって行われるスピニング工具の交換もまた、可能である。工具交換は、第1の段取り位置に平行な追加の段取り位置で行われてもよい。
成形ローラは、被加工物表面が有するのと同じ成形速度で駆動されることが好ましい。この目的のために、加工における回転速度を自動的に適応させることが必要であり得る。例として、これは、駆動装置の自由回転、または回転速度の能動的な調節によって実現され得る。
さらに、調整可能なローラ支持体に少なくとも1つの成形ローラが支持されること、および、ローラ支持体にローラ交換手段が配置されることが、好ましい。ローラ交換手段は、特に、異なるタイプのいくつかの成形ローラが配置されるタレット・キャリアを含むタレット機構であり得る。いずれの場合でも、望ましい成形ローラは、ローラ・キャリアの調整を通じて、加工位置へと調整され得る。このことにより、多用途性がさらに高められ、また、機械の段取りのための非生産時間が短縮される。被加工物の外部および/または内部の側面に同時に作用する複数の成形ローラが設けられてもよい。
本発明による成形のための方法は、スピンドルおよびクランプ手段が、回転軸に対して交差方向に調整可能な移動ユニットに組み込まれ、移動ユニットが、成形位置と段取り位置との間で調整されることを特徴とする。
本発明による方法は、特に、前述の装置において行われ得る。それにより、すでに提示された利点が達成され得る。
本発明による方法の好ましい一変形方法は、第1のスピンドルおよび第1のクランプ手段を含む第1の移動ユニット、ならびに第2のスピンドルおよび第2のクランプ手段を含む少なくとも1つの第2の移動ユニットが設けられ、第1の移動ユニットおよび少なくとも1つの第2の移動ユニットが、成形位置と段取り位置との間で交互に調整されることにある。移動または交換動作により、特に迅速な被加工物の移動または迅速な段取りが行われ得る。それにより、非生産時間が短縮され、主要な運転時間が増加する。結果として、機械の利用度および効率、ならびに成形方法の利用度および効率が向上される。
本発明のさらなる発展によれば、フロー成形位置と段取り位置との間での調整のために、少なくとも1つの移動ユニットが直線的に移動されるかまたは回転される点において、特に効率的な移動が達成される。直線的な移動は、例えば、位置決めシリンダ、ボール・ローラ・スピンドル、または線形駆動装置を使用して行われ得る。回転のために、回転機構への対応するリンク機構を含む回転モータまたは位置決めシリンダが、設けられ得る。
基本的に、成形中、被加工物は、成形ローラが軸方向に通過している間、軸方向に固定され得る。本発明の一変形実施形態によれば、成形加工を行うために、少なくとも1つの成形ローラが軸方向で固定され、被加工物が軸方向に移動されることが、特に有利である。スピンドルを含む移動可能な変更または移動ユニットに被加工物がすでに支持されているということにより、この変更および移動ユニットはまた、フロー成形中に被加工物の移動のために使用され得る。それにより、成形ローラの追加的な軸方向移動駆動が、対応するガイドを用いて実現され得る。
さらに、成形された被加工物の押出しのために、ストリッパーまたはエジェクターが設けられ得る。加えて、特にエジェクターは、変位可能な軸として設計され得る。成形ローラのための支持体は、遊び行程ができるだけ短くなるように配置されることが好ましい。
本発明は、図面に概略的に示された好ましい実施形態を介して、以下でさらに説明される。
第1の動作状態における、本発明による成形のための装置の正面図である。 第2の動作状態における、図1の装置の正面図である。 図1および図2の装置の上面図である。 異なる移動ユニットを含む、本発明による装置の正面図である。 本発明による成形のためのさらなる装置の上面図である。 本発明による修正された装置の上面図である。
被加工物5を成形するための本発明による装置10が、図1から図3に示されている。装置10は、機械ベッド14と、合計4つの垂直コラム16を介して機械ベッド14に接続されているキャリア状の上部18とを含む、おおよそ矩形の機械フレーム12を有する。内側の2つのコラム16には、垂直に移動可能な2つのローラ支持体27が支持され、各ローラ支持体27には、成形ローラ28が、被加工物5の外部側面に接触するために回転可能に支持される。
図1によれば、被加工物5は、第1の段取りステーション35において、持上げ手段を含むロードおよびアンロード手段60により、第1の移動ユニット30へ移送される。第1の移動ユニット30は、第1の回転駆動装置32によって回転駆動され得る第1のスピンドル31を有する。第1のスピンドル31の下端部には、第1のクランプ手段34が配置され、特に、径方向に送られることが可能なクランプ・ジョーを含むクランプ・チャックが配置される。第1のクランプ手段34により、カップ形状の被加工物5は、トルクに耐えられるように第1の移動ユニット30の第1のスピンドル31に接続される。第1の移動ユニット30は、装置10の上部18の調整手段20の一部であるキャリッジ状の調整要素22に固定される。板形状の調整要素22は、上部18に沿って配置された線形ガイド24に沿って水平に移動可能である。さらに、機械フレーム12には、調整手段22と一緒に線形変位運動を行うように設計された線形駆動装置26として、油圧シリンダが配置される。
調整手段22には、第1の移動ユニット30の隣に第2の移動ユニット40が配置される。第2の移動ユニット40は、第1の移動ユニット30とまったく同様に設計されており、かつ、第2のスピンドル41、第2の回転駆動装置42、ならびに別の被加工物5をクランプするための第2のクランプ手段44を有する。
図2の例示から理解され得るように、第1の移動ユニット30は、線形駆動装置26の作動を通じて、図1に示されたような第1の段取りステーション35から、中央の加工または成形ステーションへ移動される。この移動動作中、第2の移動ユニット40は、それと同時に、中央の成形位置から第2の段取りステーション45内の側方の第2の段取り位置へ移動される。すでに加工された被加工物5は、図2に示されていないロードおよびアンロード手段60によって取り除かれ得る。続いて、新たに加工される被加工物5が、第2の移動ユニット40に供給されて、第2のクランプ手段44によってクランプされ得る。
この第2の移動ユニット40における段取り過程中、被加工物5の加工は、図2による成形位置において、第1の移動ユニット30で同時に行われる。成形位置では、被加工物5は、第1の回転駆動装置32により、回転軸11のまわりで回転し始める。回転される被加工物5に対して、2つの成形ローラ28が、被加工物5の外部側面を形成する向かい合った側から送られる。成形ローラ28は、被加工物5に対して径方向および軸方向に変位可能である。
それと同時に、内部ローラ38が、円筒形の被加工物5の内部側面に送られる。内部ローラ38は、キャリッジ15を介して垂直に移動可能な対向スピンドル13に配置されている。キャリッジ15は、2つの内側コラム16の垂直ガイドに沿って移動可能に支持されている。対向スピンドル13は、受動的に回転駆動されるか、または、回転駆動装置によりそれ自体で能動的に回転駆動され得る。
被加工物5の成形作業が完了すると、第1の移動ユニット30は、調整手段20により、中央の成形位置から側方の第1の段取りステーション35へ戻され得る。それと同時に、実質的な中断時間を伴うことなく新たな成形加工が行われ得るように、新たな被加工物5が、第2の移動ユニット40により再度供給される。完全に加工された被加工物5は、第1の段取りステーション35において取り除かれて、新たに加工される被加工物5に置き換えられる。その後、さらなる加工サイクルが行われ得る。
本発明による別の装置10が図4に示されているが、この場合、この装置10は、すでに説明された図1から図3による装置10にほぼ対応する。すでに説明された実施形態の修正として、装置10は、異なる2つの移動ユニット30、40を有する。第2の移動ユニット40には、スピニング工具48が配置される。第2の移動ユニット40の第2のスピンドル41に取り付けられたスピニング工具48には、被加工物5がクランプされる。スピニング工具48は、クランプ手段の少なくとも一部分を形成する。軸方向圧力のために、被加工物5に軸方向に押し付けられる圧力板17が、垂直に移動可能な対向スピンドル13に配置される。対向スピンドル13は、回転駆動装置を通じて、第2の移動ユニット40の第2の回転駆動装置42と同期して駆動され得る。加工が完了すると、対向スピンドル13は、下方に移動されるが、成形された被加工物5は、スピニング工具48に保持される。この状態では、第2の移動ユニット40は、第2の段取りステーション45へ移動されるが、第1の移動ユニット30は、それと同時に、新たに加工される被加工物5とともに第1の段取りステーション35から中央の成形位置へ移動される。異なる移動ユニット30、40によって保持される被加工物5は、異なる性質のものであってもよく、かつ/または、異なる方法で加工されてもよい。
図5では、機械ベッド14が斜めに配置された、本発明によるさらなる装置10が示されている。この機械構成では、合計3つの中央垂直コラム16が配置される。これらの中央コラム16に沿って、互いに120°オフセットされた合計3つの成形ローラ28が配置される。したがって、成形位置では、合計3つの成形ローラ28が、被加工物5の外部側面に作用し得る。
図5による例示では、被加工物5は、成形位置において第2の移動ユニット40に配置される。成形加工が完了すると、第2の移動ユニット40は、被加工物5とともに右側の第2の段取りステーション45へ移動される。それと同時に、または時間をずらして、第1の移動ユニット30が、新たな被加工物5と一緒に、第1の段取りステーション35から成形位置へ移動され得る。
それぞれの段取りステーション35、45において、すでに成形された被加工物5が、グリッパを有する多軸型ロボットとして設計されたロードおよびアンロード手段60により、それぞれの移動ユニット30、40から取り除かれ得る。続いて、図示されていない保管場所からブランクが取り出されて、それぞれの移動ユニット30、40に挿入され得る。
図6では、図5の装置10にほぼ対応する、修正された装置10が示されている。ローラ支持体27の領域内の2つの中央コラム16の間には、多軸型ロボット・アームを有するローラ交換手段66がさらに配置されている。成形ローラ28は、ローラ交換手段66により、摩耗した場合または形状を変更する場合に交換され得る。
工具の交換は、工具が特別に設計された段取り位置に受け入れられて使用後に再度引き渡されるように、自動化された方法で行われ得る。例として、工具は、工具交換カート、交換パレット、または自動化されたマガジンから、直接にまたは補助的な手段により、取り出され得る。ロードおよびアンロード手段60は、例えば工具を交換するための補助的な装置として使用され得る。
スペースまたは接近許容性の理由から、工具交換のための少なくとも1つの代替位置が設けられてもよい。この代替位置は、移動ユニット30、40のさらなる径方向変位を通じて、第1の移動位置と平行に到達可能であるべきである。移動ユニット30、40につき、少なくとも1つの代替位置が設けられ得る。
図3、図5、および図6は、支持体の配置のための実施形態を示す。図3の装置の構造では、移動ユニット30、40が加工位置へ移動した後に、成形ローラ28の径方向および軸方向の変位がなおも必要であるが、フロー成形支持体を90°オフセットさせることもできる。したがって、成形ローラ28の径方向送りは、成形ローラ28のさらなる軸方向送りが必要とされなくなるか、または径方向送りが最小限に抑えられ得るように、移動ユニット30、40の変位に対して垂直になるはずである。
図5および図6は、フロー成形支持体のそのような最適化された配置を示すが、この場合、特に、成形ローラ28の3×120°の配置に最適化されたものである。ここでは、移動ユニット30、40の送りは、正確に2つの成形ローラ28の間で、90°ではなく60°の最適な形で行われる。それにより、軸方向送りが不要にされ、その上、増大した高さでの径方向送りが許容される。

Claims (13)

  1. 回転駆動装置(32、42)によって回転駆動され得る少なくとも1つのスピンドル(31、41)と、
    前記スピンドル(31、41)に配置され、かつ、前記スピンドル(31、41)に被加工物(5)を受け入れてクランプするクランプ手段(34、44)と、
    スピニングまたはフロー成形加工を実行するために前記被加工物(5)に対して軸方向および/または径方向に送られ得る、少なくとも1つの成形ローラ(28)と、
    を有し、
    前記スピンドル(31、41)および前記クランプ手段(34、44)は、回転軸(11)に対して交差方向に調整可能なユニットに組み込まれ、
    前記ユニットは、前記スピニングまたはフロー成形加工が行われる成形位置と段取りするための段取り位置との間で調整可能である、成形のための装置であって、
    第1のスピンドル(31)および第1のクランプ手段(34)を含む第1の移動ユニット(30)、ならびに第2のスピンドル(41)および第2のクランプ手段(44)を含む少なくとも1つの第2の移動ユニット(40)が設けられ、
    前記第1の移動ユニット(30)および前記少なくとも1つの第2の移動ユニット(40)は、前記成形位置と前記段取り位置との間で交互に調整可能であることを特徴とする装置。
  2. 前記移動ユニット(30、40)は、前記回転駆動装置(32、42)を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記段取り位置は、前記装置(10)の筐体の外側に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 少なくとも1つの前記移動ユニット(30、40)は、回転可能または直線的に移動可能に支持されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記第1の移動ユニット(30)および前記少なくとも1つの第2の移動ユニット(40)は、共通の調整要素(22)に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記回転軸(11)は、水平にまたは垂直に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記スピニングまたはフロー成形加工を行うために、前記少なくとも1つの成形ローラ(28)は前記軸方向で固定され、前記被加工物(5)は前記軸方向に移動可能に支持されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記段取り位置にロードおよびアンロード手段(60)が設けられることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記被加工物(5)は、前記第1の移動ユニット(30)から前記少なくとも1つの第2の移動ユニット(40)へ再クランプされ得ることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つの成形ローラ(28)は、調整可能なローラ支持体(27)に支持され、
    前記ローラ支持体(27)に、ローラ交換手段(66)が配置されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 少なくとも1つのスピンドル(31、41)が、回転駆動装置(32、42)によって回転駆動され、
    被加工物(5)が、クランプ手段(34、44)により前記スピンドル(31、41)に受け入れられて前記スピンドル(31、41)にクランプされ、
    少なくとも1つの成形ローラ(28)が、スピニングまたはフロー成形加工を行うために、前記被加工物(5)に対して軸方向および/または径方向に送られる、特に請求項1から10のいずれか一項に記載の装置(10)を用いて成形するための方法であって、
    前記スピンドル(31、41)および前記クランプ手段(34、44)が、前記スピニングまたはフロー成形加工が行われる成形位置と段取りするための段取り位置との間で回転軸(11)に対して交差方向に調整されるユニット(30、40)に組み込まれ、
    第1のスピンドル(31)および第1のクランプ手段(34)を含む第1の移動ユニット(30)、ならびに第2のスピンドル(41)および第2のクランプ手段(44)を含む少なくとも1つの第2の移動ユニット(40)が設けられ、前記第1の移動ユニット(30)および前記少なくとも1つの第2の移動ユニット(40)は、前記成形位置と前記段取り位置との間で交互に調整されることを特徴とする方法。
  12. 前記成形位置と前記段取り位置との間での調整のために、少なくとも1つの前記移動ユニット(30、40)は、直線的に移動されるかまたは回転されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記スピニングまたはフロー成形加工を行うために、前記少なくとも1つの成形ローラ(28)は前記軸方向で固定され、前記被加工物(5)は前記軸方向に移動されることを特徴とする請求項11または12に記載の方法。
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