JP6754147B2 - 装置及びプログラム - Google Patents
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Description
(E)前記第二中継手段は、前記電子機器から送信された情報を前記伝送路側へ中継する機能を備える構成とするとよい。
このようにすれば、例えば診断機を第二接続手段に接続して診断を行う際に、容易に伝送路上での情報のバッティングを抑制できる。
送信抑制手段は、例えば電子機器に備える構成としてもよいが、特に(I)第二中継手段に備える構成とするとよい。
このようにすれば、第二中継手段に備える送出手段によって送出される信号と、診断機からの信号とのバッティングを抑制できる。
(M)前記第一接続手段、前記第二接続手段及び前記第一中継手段は、同一の筐体に構成するようにしてもよい。
このようにすれば、信号線等が大きく露出して本装置が邪魔になる可能性を低減できる。
前記第二情報は、前記第一情報の送信を確認した後に送信する構成とするとよい。このようにすれば、同一の制御対象の第一電子制御機器による制御と本装置による制御が不整合を起こす可能性を低減できる。例えば、第一情報がある制御対象をオフにするための情報であり、第二情報がその制御対象をオンにするための情報である場合、第二情報でオンにした後、すぐに第一情報によってオフになると制御が本装置で意図したオンという制御にならない可能性がある。このように同一の制御対象について制御の指示内容が第一情報と第二情報とで異なるものとなる場合に本構成は特に優れた効果を発揮する。
(O)前記伝送路側へ中継する情報として、前記電子制御機器(以下第一電子制御機器という)が前記伝送路を介して他の前記電子制御機器(以下第二電子制御機器という)の制御対象を制御するための情報(以下第一情報という)と同様の制御対象を制御するために前記第二電子制御機器に与える情報(以下第二情報という)を備え、
前記第一情報は制御対象の動作停止の情報であって所定の間隔で送信されるものであり、前記第二情報として前記所定の間隔の間に制御対象の動作開始の情報と動作停止の情報を前記所定の間隔よりも短い間隔で送信するとよい。
このようにすれば、制御対象の動作時間を所定の間隔の間に複数回確実に設けることができる。
(N)なお本装置における第一中継手段または第二中継手段の少なくともいずれか一方の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムとして構成するとよい。
なおこれらの機能は、OBDアダプタ920のマイコンに備えるROMに記憶したプログラムをマイコンに備えるコンピュータが実行することで実現される。
(2)また、前記取得手段が前記接続手段に内蔵される構成とすることもできる。これによれば、装置の小型化が可能となる。
(21)そして、上記の装置の機能をコンピュータで実現可能なプログラムとして構成することができる。
以上のように、本発明によれば、OBD診断用情報を複数の製品で利用可能になるという効果が得られる。
(構成)
(動作)
次に、SW1〜SW3がオンされている状態における動作を説明する。
マイコン50は、例えば200(msec)に一度、CANを介して情報要求を行って要求先の電子制御機器(例えばエンジンECU1)からの返答情報(例えばエンンジン情報及びHV(ハイブリッド)情報)を取得する。そして、取得したエンジン情報やHV情報をレーダー装置20に送信する。レーダー装置20は、マイコン50が送信した情報を受信し表示制御や警報制御等を行う。そして、レーダー装置20の電源スイッチ21をオフにすると、このオフ情報は、マイコン50に伝えられ、マイコン50はレーダー装置20の電源オフを検出する。そして、マイコン50はCANへのアクセスを中止する。以降、故障診断機10の使用が行われる。具体的には故障診断機10のコネクタ43をコネクタ42に接続し、各電子制御機器1、2、3…に対して故障診断用コマンドを送信しては、各電子制御機器1、2、3、…からの応答コマンドを受信して、それぞれの電子制御機器1、2、3、…が正常に動作しているか否かを判定する故障診断を実行する。
レーダー装置20の装置電源がオフされた場合には、マイコン50は、電子制御機器1、2、3…への自発的な情報要求を行わずに、CAN上の情報をモニタリング(監視)するだけである(CAN読み取りのみ)。この結果、図5で説明したようなデータ衝突は殆ど回避される。なお、この監視機能を実行するためのプログラムもROM54に記録されているため、マイコン50の小型化が図られている。さて、マイコン50が、CAN上の車速センサ1a(エンジンECU1に搭載)の情報を監視し、例えば時速20(km/h)以上になった場合、マイコン50は、ドアをロックすることを指示する制御コマンドを1回のみ(単発コマンド:以下の制御コマンドは「単発」のコマンドとする)、ボディECU3のドアロック制御部3aに送信する。これに応じて、ドアロック制御部3aは不図示のドアをロックする制御を行う。なお、制御コマンドを単発とすることで、故障診断装置10からの信号とのデータ衝突を一層確実に回避している。また例えば単発のコマンドを出力したとき、その応答があればよいが、応答がない場合には再送する構成とするとよい。
この場合にも、マイコン50は、電子制御機器1、2、3…への自発的な情報要求を行わずに、CAN上の情報をモニタリング(監視)するだけである(CAN読み取りのみ)。この結果、図5で説明したようなデータ衝突は殆ど回避される。なお、制御コマンドの単発送信によりデータ衝突は一層完全に回避されることは先に説明したのと同様である。さて、マイコン50は、急ブレーキ検出時高速ハザード点滅を行ない、後続車に知らせる。ここで急ブレーキ検出時は、例えば2秒間で車度が80(km/h)から10(km/h)となった場合であり、マイコン50は、車速センサ1aからCAN上に出力される車速を監視し、所定期間内に所定値以上の車速度の降下があると判断した場合(例えば「2秒間」に「70(km/h)以上」の速度降下がある場合)、急ブレーキが踏まれたと判断してハザード点灯制御部3bに点滅制御すべき指示を示す制御コマンドを送信する。これは後続車に対して報知される。
1a 車速センサ
2 トランスミッションECU
2a シフトポジション検出部
3 ボディECU
3a ドアロック制御部
3b ハザード点灯制御部
10 故障診断機
20 レーダー装置
21 電源スイッチ
40 コネクタ
41 コネクタ
42 コネクタ
43 コネクタ
44 コネクタ
45 コネクタ
50 マイコン
100 車載用装置
200 ダッシュボード
300 パネル
Claims (7)
- 車両に用いられる電子制御機器と伝送路を介して接続されて前記電子制御機器の診断を行う診断機を接続するための診断機用接続手段と、
前記電子制御機器と前記伝送路を介して接続され前記電子制御機器からの情報を取得する機能を有し、かつ当該取得した情報を利用する電子機器が接続される制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
電源がオンされている第1の電子機器が接続されている場合に、前記伝送路を介して前記電子制御機器から取得された情報に応じた情報を前記第1の電子機器に出力し、
電源がオンされている前記第1の電子機器が接続されていない場合に、前記伝送上の情報を監視する
装置。 - 前記第1の電子機器は、前記電子制御機器から取得された情報に応じた表示制御または警報動作を行う機器であり、
前記制御手段は、電源がオンされている前記第1の電子機器が接続されていない場合、前記監視の結果に応じて、前記電子制御機器を制御するための制御信号を前記伝送路に出力する
請求項1に記載の装置。 - 前記制御信号は制御コマンドであり、
前記制御手段は、前記制御コマンドの送信を1回のみ行う
請求項2に記載の装置。 - 前記制御手段は、
電源がオンされている前記第1の電子機器が接続されていない場合、前記車両の車速度を監視し、前記車速度が所定値以上であると判断したときに、ドアロック制御部を有する前記電子制御機器に対してドアロック制御信号を送信する
請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。 - 前記制御手段は、
電源がオンされている前記第1の電子機器が接続されていない場合、前記車両のシフトレバーの位置情報を監視し、シフトポジションがパーキング位置であると判断したときに、ドアロック制御部を有する電子制御機器に対してドアアンロック制御信号を送信する
請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。 - 前記制御手段は、
電源がオンされている前記第1の電子機器が接続されていない場合、前記車両の車速度を監視し、前記車速度に後続車に対し報知すべきような変化があると判断したときに、ハザード点灯制御部を有する電子制御機器に対して点灯制御を行うことを指示する点灯制御信号を送信する
請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。 - コンピュータに請求項1から6のいずれか1項に記載の装置の機能を実現させるためのプログラム。
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