JP6753551B1 - 配線部材 - Google Patents

配線部材 Download PDF

Info

Publication number
JP6753551B1
JP6753551B1 JP2020504035A JP2020504035A JP6753551B1 JP 6753551 B1 JP6753551 B1 JP 6753551B1 JP 2020504035 A JP2020504035 A JP 2020504035A JP 2020504035 A JP2020504035 A JP 2020504035A JP 6753551 B1 JP6753551 B1 JP 6753551B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
shape
sheet
linear transmission
maintaining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020504035A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020059694A1 (ja
Inventor
悠 中野
悠 中野
基宏 横井
基宏 横井
健太 伊藤
健太 伊藤
茂樹 池田
茂樹 池田
傑 安田
傑 安田
西村 哲也
哲也 西村
平井 宏樹
宏樹 平井
芳正 水野
芳正 水野
幸一郎 後藤
幸一郎 後藤
純一 白川
純一 白川
佳孝 上
佳孝 上
康 野村
康 野村
ソフィア バリラロ
ソフィア バリラロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP6753551B1 publication Critical patent/JP6753551B1/ja
Publication of JPWO2020059694A1 publication Critical patent/JPWO2020059694A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0487Tubings, i.e. having a closed section with a non-circular cross-section
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/08Flat or ribbon cables
    • H01B7/0838Parallel wires, sandwiched between two insulating layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/04Flexible cables, conductors, or cords, e.g. trailing cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/08Flat or ribbon cables
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/30Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

配線部材(10)の組付け性の向上を図ることができる技術を提供することを目的とする。配線部材(10)は、配線体(20)と、形状維持部材(40)と、を備える。配線体(20)は、シート状部材(22)と、前記シート状部材上に固定された線状伝送部材(30)とを含む。形状維持部材(40)は、前記シート状部材(22)よりも高い剛性を有するシート状に形成され、前記配線体(20)の表裏方向に沿って少なくとも一方側を覆って前記配線体(20)の形状を維持する。

Description

本開示は、配線部材に関する。
特許文献1は、所定の配索形態に布線されたワイヤーハーネスを片面粘着シートで挟んで外装することにより、配索形態を保持する技術を開示している。
特開2012−161234号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、片面粘着シートで挟み込んでいるため、腰がなく、中間側部分が持ち上げられたときに端部側部分が大きく垂れ下がってしまい、組付け作業性の悪化を招く恐れがある。
そこで本開示は、配線部材の組付け性の向上を図ることができる技術を提供することを目的とする。
本開示の配線部材は、シート状部材と、前記シート状部材上に固定された線状伝送部材とを含む配線体と、前記シート状部材よりも高い剛性を有するシート状に形成され、前記配線体の表裏方向に沿って少なくとも一方側を覆って前記配線体の形状を維持する形状維持部材と、を備える配線部材である。
本開示によれば、配線部材の組付け性の向上を図ることができる。
図1は第1実施形態に係る配線部材を示す平面図である。 図2は図1のII−II線に沿って切断した断面図である。 図3は図1のIII−III線に沿って切断した断面図である。 図4は図1のIV−IV線に沿って切断した部分断面図である。 図5は図1のV−V線に沿って切断した概略断面図である。 図6は配線部材を搬送する様子を示す説明図である。 図7は配線部材の折り畳み方の変形例を示す平面図である。 図8は第2実施形態に係る配線部材を示す平面図である。 図9は図8のIX−IX線に沿って切断した部分断面図である。 図10は形状維持部材の変形例を示す断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の配線部材は、次の通りである。
(1)シート状部材と、前記シート状部材上に固定された線状伝送部材とを含む配線体と、前記シート状部材よりも高い剛性を有するシート状に形成され、前記配線体の表裏方向に沿って少なくとも一方側を覆って前記配線体の形状を維持する形状維持部材と、を備える配線部材である。これにより、シート状部材よりも高剛性の形状維持部材が配線体を覆うため、配線部材が垂れにくくなり、配線部材の組付け性の向上を図ることができる。
(2)前記形状維持部材が前記シート状部材とは反対側からのみ前記線状伝送部材を覆っている片側覆い部を有していてもよい。これにより、形状維持部材が両側を覆う場合と比べて部品点数の削減を図ることができる。
(3)前記片側覆い部において、前記線状伝送部材の側方で前記形状維持部材と前記シート状部材とが接触部位直接固定されていてもよい。これにより、配線部材に残って形状維持部材とシート状部材とを固定するための固定部材を省略できる。
(4)前記形状維持部材が前記配線体の表裏方向に沿って両側を覆っている両側覆い部を有していてもよい。これにより、両側覆い部が設けられることによって、配線部材の剛性をより高めることができる。または、必要な剛性を両側の形状維持部材で得られれば良いため、一の形状維持部材として剛性が小さいものを使用することもできる。
(5)前記形状維持部材は、前記配線体の全体の形状を維持可能に、前記配線体の長手方向に沿って繋がって設けられていてもよい。これにより、配線部材全体の剛性を高めることができる。
(6)前記形状維持部材は、前記配線部材が中間部で折り畳まれることが可能に設けられていてもよい。これにより、配線部材が中間部で折り畳まれることによって輸送時の形態をコンパクトにできる。
(7)また本開示の配線部材は、シート状部材と、前記シート状部材上に固定された線状伝送部材とを含む配線体と、前記シート状部材よりも高い剛性を有するシート状に形成され、前記配線体の表面と裏面との少なくとも一方側の面の少なくとも一部を覆って前記配線体の形状を維持する形状維持部材と、を備える、配線部材である。これにより、シート状部材よりも高剛性の形状維持部材が配線体を覆うため、配線部材が垂れにくくなり、配線部材の組付け性の向上を図ることができる。
(8)前記シート状部材は、複数の基材が前記線状伝送部材の長手方向に沿って繋がって設けられていてもよい。これにより、シート状部材の歩留まりの向上を図ることができる。
(9)前記配線部材が前記中間部で折り畳まれたときに、前記形状維持部材が露出する位置に吸着パッドを当てることが可能に設けられている。これにより、折り畳まれた状態の配線部材をロボットなどで搬送することが容易となる。
(10)前記シート状部材と前記形状維持部材とは接着剤又は樹脂を介して固定されていてもよい。当該構成は、シート状部材と剛性が異なる形状維持部材の選択範囲を広げる点で好ましい。
(11)前記シート状部材と前記形状維持部材とは接触部位直接固定されていてもよい。当該構成は、前記シート状部材と前記形状維持部材とが直接部位間接固定される構成と比較して、前記シート状部材と前記形状維持部材との間に異なる材料を介在させる必要がない。このため、当該構成は、コスト低減の観点、及び配線部材自体の厚みを小さくする観点から好ましい。
(12)前記形状維持部材が前記配線体の長手方向に沿って間隔をあけるように設けられており、間隔をあけて設けられた前記形状維持部材の間で折り畳み可能であってもよい。これにより、簡易な構成で配線部材の折り畳みが可能となる。
(13)前記形状維持部材は、山と谷とが前記配線体の長手方向に連続する態様で形成された波々加工部を含み、前記波々加工部に覆われた部分で折り畳み可能であってもよい。これにより、配線部材が折り畳み可能な態様で形状維持部材が配線体を覆うことができる。
(14)端部側部分が中間側部分の上に重なるように折り畳まれた状態で、中間側部分に設けられた前記形状維持部材の外向きの主面が露出するように折り畳み可能であってもよい。これにより、中間側部分の露出する形状維持部材部分に吸着パッドをあてることができる。これにより折り畳まれた状態の配線部材をロボットなどで搬送することが容易となる。
(15)前記形状維持部材は、面状に成形された面状成形部と、前記面状成形部の幅方向に沿った一部から前記面状成形部の表裏方向に起立し、長手方向に延びるように成形された立体成形部とを含んでいてもよい。これにより、立体成形部が設けられることによって、形状維持部材の剛性をより高めることができる。
(16)前記線状伝送部材が並列状に複数設けられていてもよい。これにより、配線部材を偏平に形成することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の配線部材の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[第1実施形態]
以下、第1実施形態に係る配線部材について説明する。図1は、第1実施形態に係る配線部材10を示す平面図である。なお、図1において左側の端末部は折り畳まれる前の状態を示し、右側の端末部は折り畳まれた後の状態を示している。右側の端末部は展開されると、左側の端末部と同様になる。図2は、図1のII−II線に沿って切断した断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿って切断した断面図である。図4は、図1のIV−IV線に沿って切断した部分断面図である。図5は、図1のV−V線に沿って切断した概略断面図である。
配線部材10は、車両に搭載された部品につながれて、当該部品に及び/又は当該部品から電気及び/又は光を伝送する部材である。配線部材10は、配線体20と、配線体20に取付けられている形状維持部材40と、を備える。配線部材10において、形状維持部材40によって配線体20の形状が維持されている。例えば配線体20の形状は、車両へ配設される形態、又はこれに近い形態に維持されているとよい。これにより、車両への配線部材10の組付け時に配線体20を配索する手間を省くことが可能となる。
配線体20は、シート状部材22と、シート状部材22上に固定された線状伝送部材30とを含む。ここではシート状部材22には、複数の線状伝送部材30が固定されている。これにより、複数の線状伝送部材30同士が位置決めされる。
シート状部材22は線状伝送部材30の固定に用いられる。シート状部材22を構成する材料は特に限定されるものではなく、例えば、PVC(ポリ塩化ビニル)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PA(ポリアミド)などの樹脂を含むものであってもよいし、アルミニウム又は銅などの金属を含むものであってもよい。またシート状部材22の構造は特に限定されるものではなく、織物、編物、不織布など繊維を有する繊維材であってもよいし、押出成形又は射出成形等による部材など繊維を有しない非繊維材であってもよい。シート状部材22が、押出成形又は射出成形等による非繊維材である場合、発泡成形された発泡材であってもよいし、発泡成形されずに一様に充実な充実材であってもよい。好ましくは、シート状部材22は、可撓性を有するように形成されているとよい。
またシート状部材22は1層のみを有するものであってもよいし、複数層を有するものであってもよい。シート状部材22が複数層を有するものである場合、各層における材料、構造等は適宜設定可能である。例えば、シート状部材22は、樹脂層と樹脂層が重ねられたものであってもよいし、樹脂層と金属層が重ねられたものであってもよいし、金属層と金属層とが重ねられたものであってもよい。また、シート状部材22は、非繊維材層と非繊維材層とが重ねられたものであってもよいし、非繊維材層と繊維材層が重ねられたものであってもよいし、繊維材層と繊維材層とが重ねられたものであってもよい。
またここではシート状部材22は、線状伝送部材30の経路に応じた形状(図1に示す例では平面視H字状)に形成されている。このときシート状部材22は、1枚ものの基材で構成されてもよいし、複数の基材が繋がって構成されていてもよい。複数の基材が繋がって構成されている場合、係る基材は、方形状など歩留まりの良い形状であるとよい。
ここではシート状部材22の幅寸法(線状伝送部材30が並列する方向に沿ったシート状部材22の寸法)は、各位置で同じであるが、線状伝送部材30の数、太さ等に応じて異なるものであってもよい。例えば、分岐の前後などで並列方向に沿った線状伝送部材30の寸法が変化する場合、並列方向に沿った線状伝送部材30の寸法が大きい側のシート状部材22の幅寸法が、並列方向に沿った線状伝送部材30の寸法が小さい側のシート状部材22の幅寸法よりも大きいことが考えられる。
線状伝送部材30は、電気又は光等を伝送する線状の部材であればよい。例えば、線状伝送部材30は、芯線と芯線の周囲の被覆とを有する一般電線であってもよいし、裸導線、シールド線、エナメル線、ニクロム線、光ファイバ等であってもよい。
電気を伝送する線状伝送部材30としては、各種信号線、各種電力線であってもよい。電気を伝送する線状伝送部材30は、信号又は電力を空間に対して送る又は空間から受けるアンテナ、コイル等として用いられてもよい。
線状伝送部材30は、電気又は光を伝送する伝送線本体32と、伝送線本体32を覆う被覆34とを含むことが考えられる。例えば線状伝送部材30が一般電線である場合、伝送線本体32は芯線に相当し、被覆34は絶縁被覆に相当する。係る芯線は、1本又は複数本の素線を含む。素線は、例えば銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の導電材料によって形成される。芯線が複数本の素線で構成される場合、複数本の素線は撚られていることが好ましい。また絶縁被覆は、PVC又はPEなどの樹脂材料が芯線の周囲に押出成形されるなどして形成される。
図1に示す例では、線状伝送部材30の各端部はコネクタCに接続されている。係るコネクタCが車両に搭載される部品に設けられた相手側コネクタ、又は車両に搭載される部品から延びる線状伝送部材30の端部に設けられた相手側コネクタ等と接続される。もっとも線状伝送部材30の端部は、コネクタCを介さずに接続相手に接続されていてもよい。
線状伝送部材30の数は、1本であってもよいし、複数本であってもよく、配線部材10の回路数などに応じて適宜設定することができる。線状伝送部材30が複数設けられる場合、線状伝送部材30は束になっていてもよいし、シート状部材22上で並列していてもよい。図1に示す例では、複数の線状伝送部材30がシート状部材22上で並列している。
線状伝送部材30が複数設けられる場合、各線状伝送部材30の径、用途、形状等は適宜設定されていればよい。
図1に示す例では、複数の線状伝送部材30同士が平行にシート状部材22上に延びているが、このことは必須の構成ではない。例えば、複数の線状伝送部材30同士が交差していてもよい。また図1に示す例では、線状伝送部材30がシート状部材22上で曲がって配設されている。特に図1に示す例では、シート状部材22上に分岐が形成されている。もっとも、シート状部材22上に分岐が形成されていること、及びシート状部材22上で線状伝送部材30が曲がって配設されていることは必須ではなく、シート状部材22上における線状伝送部材30の経路は適宜設定可能である。
また図1に示す例では、線状伝送部材30はその中間部がシート状部材22上に固定され、その端部がシート状部材22の外方に延びているが、このことは必須の構成ではない。線状伝送部材30の端部がシート状部材22上に位置していてもよい。
線状伝送部材30はシート状部材22に固定されている。シート状部材22と線状伝送部材30との固定態様について、詳しくは後述する。
形状維持部材40は、シート状部材22よりも高い剛性を有するシート状に形成されている。形状維持部材40は、シート状部材22よりも高い剛性を有するものであれば、形状維持部材40を構成する材料、構造等は特に限定されるものではない。材料に関し、例えば、PVC、PE、PET、PP、PAなどの樹脂を含むものであってもよいし、アルミニウム又は銅などの金属を含むものであってもよい。また構造に関し、織物、編物、不織布など繊維を有する繊維材であってもよいし、押出成形又は射出成形等による部材など繊維を有しない非繊維材であってもよい。形状維持部材40が、押出成形又は射出成形等による非繊維材である場合、発泡成形された発泡材であってもよいし、発泡成形されずに一様に充実な充実材であってもよい。ここでは形状維持部材40は、ナイロン、PPなどを材料とした非繊維材であるものとして説明する。
また形状維持部材40は1層のみを有するものであってもよいし、複数層を有するものであってもよい。形状維持部材40が複数層を有するものである場合、各層における材料、構造等は適宜設定可能である。例えば、形状維持部材40は、樹脂層と樹脂層が重ねられたものであってもよいし、樹脂層と金属層が重ねられたものであってもよいし、金属層と金属層とが重ねられたものであってもよい。また、形状維持部材40は、非繊維材層と非繊維材層とが重ねられたものであってもよいし、非繊維材層と繊維材層が重ねられたものであってもよいし、繊維材層と繊維材層とが重ねられたものであってもよい。
形状維持部材40は、配線体20の表裏方向に沿って少なくとも一方側を覆って配線体20の形状を維持する。ここでは配線部材10は、片側覆い部12を有する。片側覆い部12は、形状維持部材40がシート状部材22とは反対側からのみ線状伝送部材30を覆っている部分である。図1に示す例では、片側覆い部12のみを有するものとして説明する。従って、ここでは形状維持部材40は、配線体20の表裏方向に沿った一方側のみを覆っている。
形状維持部材40は、線状伝送部材30の経路に沿ってシート状部材22の全域を覆うように構成されていてもよいし、一部のみを覆うように構成されていてもよい。ここでは形状維持部材40は、線状伝送部材30の経路に沿った全域のうち一部の領域を除いた大部分の領域を覆っている。このとき線状伝送部材30の経路に沿って形状維持部材40がシート状部材22を覆っていない領域は、シート状部材22の端部であってもよいし、中間部であってもよい。図1に示す例では、線状伝送部材30の経路に沿ってシート状部材22の中間部に、形状維持部材40がシート状部材22を覆っていない領域が存在している。この領域は、折畳み用に用いられる領域である。
形状維持部材40が連続して覆う部分は、1枚ものの基材で構成されてもよいし、複数の基材が繋がって構成されていてもよい。複数の基材が繋がって構成されている場合、係る基材は、方形状など歩留まりの良い形状であるとよい。
ここでは形状維持部材40の幅寸法(線状伝送部材30が並列する方向に沿った寸法)は、各位置で同じであるが、線状伝送部材30の数、太さ、シート状部材22の幅寸法等に応じて異なるものであってもよい。例えば、分岐の前後などで線状伝送部材30の並列方向に沿った寸法が変化する場合、線状伝送部材30の並列方向に沿った寸法が大きい側の形状維持部材40の幅寸法が、線状伝送部材30の並列方向に沿った寸法が小さい側の形状維持部材40の幅寸法よりも大きいことが考えられる。また例えば、シート状部材22の幅寸法が異なる部分が存在する場合、形状維持部材40の幅寸法もシート状部材22の幅寸法に応じて異なっていることが考えられる。
形状維持部材40は、シート状部材22と固定されている。ここでは片側覆い部12において、線状伝送部材30の側方で形状維持部材40とシート状部材22とが固定されている。
従って、配線部材10では、シート状部材22に対して、線状伝送部材30及び形状維持部材40がそれぞれ固定されている。以下では、線状伝送部材30及び形状維持部材40をまとめて固定対象部材30、40と称することがある。このとき、シート状部材22と、固定対象部材30、40との各固定態様は特に限定されるものではない。係る固定態様として、接触部位固定であってもよいし、非接触部位固定であってもよいし、両者が併用されていてもよい。ここで接触部位固定とは、シート状部材22と、固定対象部材30、40とが接触する部分がくっついて固定されているものである。また、非接触部位固定とは、接触部位固定でない固定態様である。例えば、縫糸、別のシート状部材22、粘着テープなどが、固定対象部材30、40をシート状部材22に向けて押え込んだり、縫糸、別のシート状部材22、粘着テープなどが、固定対象部材30、40とシート状部材22とを囲む状態などとなって、固定対象部材30、40とシート状部材22とを挟み込んだりして、固定対象部材30、40とシート状部材22とが固定された状態に維持するものである。以下では、固定対象部材30、40とシート状部材22とが、接触部位固定の状態にあるものとして説明する。接触部位固定に関する各説明は、適用不可能な構成でない限り、非接触部位固定にも適用可能である。
係る接触部位固定の態様として、接触部位間接固定であってもよいし、接触部位直接固定であってもよいし、異なる領域で両者が併用されていてもよい。ここで接触部位間接固定とは、固定対象部材30、40とシート状部材22とが、その間に設けられた接着剤、粘着剤、両面粘着テープ、面ファスナなどの介在部材を介して間接的にくっついて固定されているものである。また接触部位直接固定とは、固定対象部材30、40とシート状部材22とが別に設けられた接着剤等を介さずに直接くっついて固定されているものである。接触部位直接固定では、例えば固定対象部材30、40とシート状部材22とのうち少なくとも一方に含まれる樹脂が溶かされることによってくっついて固定されることが考えられる。以下では、固定対象部材30、40とシート状部材22とが、接触部位直接固定の状態にあるものとして説明する。接触部位直接固定に関する各説明は、適用不可能な構成でない限り、接触部位間接固定にも適用可能である。
係る接触部位直接固定の状態が形成されるに当たり、樹脂は、例えば、熱によって溶かされることも考えられるし、溶剤によって溶かされることも考えられる。つまり、接触部位直接固定の状態としては、熱による接触部位直接固定の状態であってもよいし、溶剤による接触部位直接固定の状態であってもよい。好ましくは、熱による接触部位直接固定の状態であるとよい。
このとき接触部位直接固定の状態を形成する手段は特に限定されるものではなく、溶着、融着、溶接等の公知の手段を含む各種手段を用いることができる。例えば、溶着によって熱による接触部位直接固定の状態を形成する場合、超音波溶着、加熱加圧溶着、熱風溶着、高周波溶着など種々の溶着手段を採用することができる。またこれらの手段によって接触部位直接固定の状態が形成されると、固定対象部材30、40とシート状部材22とは、その手段による接触部位直接固定の状態とされる。具体的には、例えば、超音波溶着によって接触部位直接固定の状態が形成されると、固定対象部材30、40とシート状部材22とは、超音波溶着による接触部位直接固定の状態とされる。溶着によって熱による接触部位直接固定の状態を形成した部分(固定対象部材30、40とシート状部材22との固定部分)を溶着部、このうち、超音波溶着による固定部分を超音波溶着部、加熱加圧溶着による固定部分を加熱加圧溶着部等と称してもよい。
接触部位直接固定の場合、固定対象部材30、40に含まれる樹脂のみが溶けていてもよいし、シート状部材22に含まれる樹脂のみが溶けていてもよい。これらの場合において、溶けた方の樹脂が他方の外面にくっついた状態となり、比較的はっきりした界面が形成されることがある。また、接触部位直接固定の場合、固定対象部材30、40に含まれる樹脂とシート状部材22に含まれる樹脂の両方が溶けていてもよい。この場合、両方の樹脂が混ざり合ってはっきりした界面が形成されないことがある。特に、固定対象部材30、40とシート状部材22とが、同じ樹脂材料など相溶しやすい樹脂を含む場合などに、両方の樹脂が混ざり合ってはっきりした界面が形成されないことがある。
例えば、シート状部材22と固定対象部材30、40とを超音波溶着によって固定する場合、超音波溶着機のホーンとアンビルとでシート状部材22と固定対象部材30、40とを挟持しつつ、ホーンによって超音波振動を付与することが考えられる。これにより、シート状部材22と固定対象部材30、40との界面に生じた摩擦熱によって、シート状部材22と固定対象部材30、40との少なくとも一方の材料が溶け、シート状部材22と固定対象部材30、40とが固定される。
シート状部材22と接触部位直接固定されている固定対象部材30、40は、シート状部材22と同じ材料を含むことが好ましい。特に固定対象部材30、40の材料となる樹脂組成物と、シート状部材22の材料となる樹脂組成物とが同じ樹脂を主成分としていることが好ましい。
シート状部材22に対して、線状伝送部材30及び形状維持部材40が接触部位直接固定されている場合、シート状部材22のうち線状伝送部材30に接触部位直接固定されている部分と、形状維持部材40に接触部位直接固定されている部分とで材料、構造等が異なっていてもよいし、同じであってもよい。線状伝送部材30の被覆34と、形状維持部材40とが異なる樹脂を主成分として形成されている場合、シート状部材22のうち線状伝送部材30に接触部位直接固定されている部分は、形状維持部材40よりも線状伝送部材30との相性がよい材料であると共に、形状維持部材40に接触部位直接固定されている部分は線状伝送部材30よりも形状維持部材40との相性がよい材料であるとよい。
なお、シート状部材22と、線状伝送部材30及び形状維持部材40との固定態様は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。この際、異なる種類の固定態様の組み合わせとして、上記固定態様のいずれを組み合わせてもよい。
形状維持部材40は、配線部材10が中間部で折り畳まれることが可能に設けられている。この折り畳みを可能にするための折畳容易部16が配線部材10に形成されている。折畳容易部16は、当該折畳容易部16の位置での配線部材10の折畳みが、当該折畳容易部16でない位置であって形状維持部材40が設けられた位置での配線部材10の折畳みよりも容易とされた部分である。ここでは折畳容易部16として、第1折畳容易部17と、第2折畳容易部18とが形成されている。
第1折畳容易部17は、形状維持部材40が上述したように配線体20の長手方向に沿って間隔をあけるように設けられた部分である。そして配線部材10は、間隔をあけて設けられた形状維持部材40の間で折り畳み可能である。
第2折畳容易部18は、形状維持部材40に波々加工部42が形成された部分である。波々加工部42は、山43aと谷43bとが配線体20の長手方向に連続する態様で形成されている。山43a、谷43bは配線体20の幅方向に延びる態様で形成されている。そして配線部材10は、波々加工部42に覆われた部分で折り畳み可能である。係る波々加工部42を有する形状維持部材40として、例えば射出成形等によって、波々加工部42を有する形状に成形されたものを用いることができる。また例えば、平板がプレス成形されて波々加工部42を有する形状とされたものを用いることもできる。
もっとも、折畳容易部16として、第1折畳容易部17と、第2折畳容易部18との両方が形成されていることは必須ではなく、折畳容易部16として、第1折畳容易部17のみが形成されていてもよいし、第2折畳容易部18のみが形成されていてもよい。
かかる折畳容易部16が形成される箇所は、特に限定されるものではなく、折畳形状、車両への組付け形状等に応じて設定可能である。好ましくは、配線部材が車両に組付けられる際、表裏方向へ曲げられる部分に折畳容易部16が形成されているとよい。これにより、折畳容易部を用いて、車両への組み付け時に表裏方向へ容易に曲げることができる。
配線部材10は、折畳容易部16を用いて端部側部分が中間側部分の上に重なるように折り畳まれる。このとき配線部材10は、端部側部分が中間側部分の上に重なるように折り畳まれた状態で、中間側部分に設けられた形状維持部材40の外向きの主面が露出するように折り畳み可能である。つまり、端部側部分が中間側部分に対して一部にのみ重なるように折り畳み可能である。これにより、露出する形状維持部材40の中間側部分に吸着パッド(真空パッド)をあてることができる。なお配線部材10が折り畳まれた状態で、一番下になる中間側部分が土台部分であり、これに重ねられる部分が枝部分であるととらえることもできる。
なお図1に示す例では、各端部側部分が1回だけ折り畳まれている。従って、中間側部分から端部側部分にかけての部分がU字状に折り畳まれている。もっとも、端部側部分は、複数回折り畳まれていてもよい。端部側部分が複数回折り畳まれている場合、最も端部側の部分が内側に位置するように渦巻状に折り畳まれていてもよいし、最も端部側の部分が外側に位置するように蛇腹状に折り畳まれていてもよい。
形状維持部材40に吸着パッドが当てられる場合、その部分は気密性が高く形成されていることが好ましい。この観点から、形状維持部材40は、充実材又は独立発泡材であることが好ましい。
<動作>
図6は、配線部材10を搬送する様子を示す説明図である。
形状維持部材40は、シート状であるため、その外向き主面に吸着パッドPが当てられて吸着パッドPによって保持されることができる。従って配線部材10は、吸着パッドPを備えるロボットR等によって持ち上げられて運ばれることができる。吸着パッドPが当てられる部分は、図1において例えば、二点鎖線で示された領域Aである。
配線部材10は、所定部分が持ち上げられたとき、より詳細には吸着パッドPが当てられた部分よりも端部側の形状維持部材40が設けられた部分が片持ち梁状に延びるような態様で持ち上げられたとき、当該片持ち梁状の部分が形状維持部材40の剛性によって垂れないか、垂れたとしても弓なりに垂れる。この弓なりの垂れ方は、図6に示すように、所定部分が持ち上げられて垂れた状態の配線部材10がこの配線部材10よりも広い台S上に置かれるときに、垂れた部分が台S上で内向きに曲がってその上に別の部分が重なることがないような垂れ方、つまり垂れた部分が台S上で外向きに広がるような垂れ方である。これにより、配線部材10が吸着パッドPを備えるロボットRによって運ばれた後に、端部の重なりを直す必要がなくなり、もって組付け作業性の向上を図ることができる。
図1に示す例では、配線部材10に対して2箇所に吸着パッドPは当てられているが、吸着パッドPが当てられる箇所はこれに限られない。吸着パッドPが当てられる箇所は1箇所でもよいし、3箇所以上でもよい。しかしながら、なるべく少ない箇所で配線部材10が大きく垂れることなく持ち上げ可能であることが好ましい。例えば、端末部の数よりも少ない箇所に吸着パッドPが当てられて配線部材10が大きく垂れることなく持ち上げられることが考えられる。
図7は、配線部材10の折り畳み方の変形例を示す平面図である。なお、図7において左側の端末部は折り畳まれる前の状態を示し、右側の端末部は折り畳まれた後の状態を示している。右側の端末部は展開されると、左側の端末部と同様になる。
これまで端部側部分が、線状伝送部材30の長手方向と直交する線を折り目とするように折り畳まれていたが、このことは必須の構成ではない。図7に示す例のように、端部側部分が、線状伝送部材30の長手方向と直交以外の角度で交差する線を折り目とするように折り畳まれていてもよい。これにより、形状維持部材40の外向きの主面が露出する部分を変えることができ、所望の位置を露出させやすくなる。このとき吸着パッドPが当てられる部分は、図7において例えば、二点鎖線で示された領域Aである。
例えば、図7に示すように第1折畳容易部17Aにおいて、間隔をあけて対向する形状維持部材40の端縁部が線状伝送部材30に対して斜めに延びることによって、端部側部分が、線状伝送部材30の長手方向と直交以外の角度で交差する線を折り目とするように折り畳まれることができる。また例えば図7に示すように第2折畳容易部18Aにおいて、波々加工部42が、その山43a、谷43bが線状伝送部材30に対して斜めに延びるように形成されることによって、端部側部分が、線状伝送部材30の長手方向と直交以外の角度で交差する線を折り目とするように折り畳まれることができる。このほか例えば、形状維持部材40の間隔が広いことによって、端部側部分が、線状伝送部材30の長手方向と直交以外の角度で交差する線を折り目とするように折り畳まれることができる。
以上のように構成された配線部材10によると、シート状部材22よりも高剛性の形状維持部材40が配線体20を覆うため、配線部材10が垂れにくくなる。特に配線部材10の中間側部分が持ち上げられたときに配線部材10の端部側部分が大きく垂れ下がることが抑制される。これにより、配線部材10の組付け性の向上を図ることができる。
また形状維持部材40がシート状部材22とは反対側からのみ線状伝送部材30を覆っている片側覆い部12を有するため、形状維持部材40が両側を覆う場合と比べて部品点数の削減を図ることができる。
また片側覆い部12において、線状伝送部材30の側方で形状維持部材40とシート状部材22とが接触部位直接固定されているため、配線部材10に残って形状維持部材40とシート状部材22とを固定するための固定部材を省略できる。
また形状維持部材40は、配線部材10が中間部で折り畳まれることが可能に設けられている。配線部材10が中間部で折り畳まれることによって輸送時の形態をコンパクトにできる。係る配線部材10は、例えばそのままではかさばって製造工場から組付工場までの輸送が高コストとなる大きめの配線部材10であることが考えられる。
また形状維持部材40が配線体20の長手方向に沿って間隔をあけるように設けられており、配線部材10は間隔をあけて設けられた形状維持部材40の間で折り畳み可能であるため、簡易な構成で配線部材10の折り畳みが可能となる。
また形状維持部材40は、山43aと谷43bとが配線体20の長手方向に連続する態様で形成された波々加工部42を含み、配線部材10は、波々加工部42に覆われた部分で折り畳み可能であるため、配線部材10が折り畳み可能な態様で形状維持部材40が配線体20を覆うことができる。
また端部側部分が中間側部分の上に重なるように折り畳まれた状態で、中間側部分に設けられた形状維持部材40の外向きの主面が露出するように配線部材10が折り畳み可能であるため、露出する形状維持部材40の中間側部分に吸着パッドPをあてることができる。これにより折り畳まれた状態の配線部材10をロボットRなどで搬送することが容易となる。
また線状伝送部材30が並列状に複数設けられているため、配線部材10を偏平に形成することができる。これにより、配線部材10を2次元的に取り扱うことが容易となる。また形状維持部材40に吸着パッドPを当てるための平面を確保しやすい。また配線部材を組み付ける際、相手側部材との接触面積を増やすことができ、接着剤又は粘着テープ等で簡易に固定することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る配線部材について説明する。図8は、第2実施形態に係る配線部材110を示す平面図である。図9は、図8のIX−IX線に沿って切断した部分断面図である。なお、本実施の形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態に係る配線部材110は、配線体120の全体の形状を維持可能に、配線体120の長手方向に沿って形状維持部材140が繋がって設けられている点で、第1実施形態に係る配線部材10とは異なる。
より詳細には、形状維持部材140は全体に繋がっており、配線部材110に第1折畳容易部17が設けられていない。また形状維持部材140には、第2折畳容易部18となる波々加工部が形成されていない。これらにより、配線部材110において折畳容易部16がなく、形状維持部材140が配線体120の全体の形状を維持可能とされる。
ここで配線体120の全体の形状を維持するに当たって、端末部を除く場合もあり得るし、含む場合もあり得る。より詳細にはここでは、線状伝送部材130の端末部(図8に示す例ではコネクタC)が、形状維持部材140の外方に設けられている。このような場合、端末部を除いて、配線体120の全体の形状を形状維持部材140が維持可能である。なお、この場合でも、端末部の形状維持部材140からの延出寸法が小さいと、端末部の形状もほぼ維持されうる。これに対して、線状伝送部材130の端末部が、形状維持部材140上に設けられる場合もあり得る。このような場合、端末部を含めて、配線体120の全体の形状を維持可能である。
このように配線体120の全体の形状を維持可能に、配線体120の長手方向に沿って形状維持部材140が繋がって設けられていると、配線部材110全体の剛性を高めることができる。係る配線部材110は、例えば折り畳むことなくそのままでも製造工場から組付工場までの輸送が容易な小さめの配線部材110であることが考えられる。このとき吸着パッドPが当てられる部分は、図8において例えば、二点鎖線で示された領域Aであることが考えられる。
また第2実施形態に係る配線部材110は、両側覆い部14を有する点でも、第1実施形態に係る配線部材10とは異なる。
両側覆い部14は、形状維持部材140が配線体20の表裏方向に沿って両側を覆っている部分である。図8に示す例では、配線部材110のうち形状維持部材140が設けられている部分は、両側覆い部14のみで構成されているものとして説明する。両側覆い部14は、2つの形状維持部材140で構成されている。以下では、2つの形状維持部材140について区別が必要な場合、線状伝送部材130側に位置するものを形状維持部材140aと称し、その反対側(シート状部材122側)に位置するものを形状維持部材140bと称することがある。
両側覆い部14では、2つの形状維持部材140が配線体120を挟んだ状態に固定されている。このとき、図8に示す例では、形状維持部材140同士が直接的に固定されている。形状維持部材140同士の固定態様は第1実施形態で説明したシート状部材122とその固定対象との固定態様のうちいずれかを適用可能であるが、好ましくは接触部位固定であるとよく、より好ましくは接触部位直接固定であるとよい。
図8に示す例では、シート状部材122と一の形状維持部材140とは直接的に固定されていない。配線体120においてシート状部材122と線状伝送部材130とが重なる部分が、2つの形状維持部材140に挟持固定されている。なお、図8に示す例では、配線体120において線状伝送部材130の側方でシート状部材122と線状伝送部材130とのうちシート状部材122のみが2つの形状維持部材140に挟持固定されるように形成されていない。もちろん、配線体120において線状伝送部材130の側方でシート状部材122と線状伝送部材130とのうちシート状部材122のみが2つの形状維持部材140に挟持固定されるように形成されていてもよい。
もちろんシート状部材122と一の形状維持部材140とが直接的に固定されていてもよい。この場合、線状伝送部材130の裏側で、シート状部材122と形状維持部材140bとが直接的に固定されていてもよいし、線状伝送部材130の側方で、シート状部材122と形状維持部材140a、形状維持部材140b又はその両方と直接的に固定されていてもよい。この際、2つの形状維持部材140同士が直接的に固定されておらず、2つの形状維持部材140がそれぞれシート状部材122と直接的に固定されていることも考えられる。
このような両側覆い部14が設けられることによって、配線部材110の剛性をより高めることができる。または、必要な剛性を両側の形状維持部材140で得られれば良いため、一の形状維持部材140として剛性が小さいものを使用することもできる。
[変形例]
図10は、形状維持部材の変形例を示す断面図である。
これまで形状維持部材40、140として平坦なシート状に形成された基材が用いられるものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。形状維持部材として立体的に成形されている場合もあり得る。
図10に示す形状維持部材240は、面状成形部44と、立体成形部46とを含む。ここでは片側覆い部12を成す部分の形状維持部材240が立体的に成形されている。
面状成形部44は、面状に成形された部分である。例えば、面状成形部44は線状伝送部材30を覆う部分である。
立体成形部46は、面状成形部44の幅方向に沿った一部から面状成形部44の表裏方向に起立し、長手方向に延びるように成形された部分である。ここでは、立体成形部46として、面状成形部44の両側に起立する側壁部47と、側壁部47の一端から側方に広がるフランジ部48とが形成されている。このため、形状維持部材240は、フランジ部48を有する樋状に形成されている。そして面状成形部44と側壁部47とで囲まれる樋の部分に線状伝送部材30が収まる一方で、フランジ部48がシート状部材22に固定されている。
ここでは、一つながりの形状維持部材240において一の立体成形部46が長手方向に連続している。もっとも、一つながりの形状維持部材240において、長手方向に沿って立体成形部46の形状が異なるように形成されていてもよい。
かかる形状維持部材240は、例えば、シート状に成形された基材が、立体状にバキューム成形されることによって形成されることが考えられる。また例えば、形状維持部材240は、押出成形などで最初から立体状に成形されていることも考えられる。
なお立体成形部46の形状は上記したものに限られない。例えば、立体成形部46として、面状成形部44の外面側にリブが設けられていてもよい。係るリブは、1本のみ設けられていてもよいし、複数本設けられていてもよい。
また両側覆い部14を成す部分の形状維持部材として立体的に成形された形状維持部材240が用いられていてもよい。このとき両側覆い部14において、立体的に成形された形状維持部材240が、2つの形状維持部材のうち線状伝送部材30側を覆う形状維持部材のみに用いられていてもよいし、シート状部材22側を覆う形状維持部材のみに用いられていてもよいし、両者に用いられていてもよい。両側覆い部14をなす2つの形状維持部材の両方に立体的に成形された形状維持部材240が用いられている場合、両者が同じ形状に成形されていてもよいし、異なる形状に成形されていてもよい。
このような立体成形部46が設けられることによって、形状維持部材240の剛性をより高めることができる。特に形状維持部材240の長手方向に沿った剛性をより高めることができる。このとき線状伝送部材30を収容可能な樋部50が形成されるように形状維持部材240が立体的に成形されていると、形状維持部材240が線状伝送部材30を挟持するときに線状伝送部材30に係る力を抑制できる。両側覆い部14をなす形状維持部材240に立体成形部46が設けられた場合も同様である。
なお、図2及び図9に示す例では、形状維持部材40、140の幅方向端部が中間部に対して曲がるように変形している。例えば、シート状部材22、122と形状維持部材40、140とが、又は形状維持部材140同士が線状伝送部材30、130の側方で固定される際、形状維持部材40、140がこのように変形することも考えられる。この際、係る変形が、形状維持部材40、140が平坦な基材のままである場合と比べて剛性が高まるような立体的な変形であり、かつ固定状態が解消されても変形状態が維持されるような変形である場合には、このように変形した形状維持部材40、140についても、面状成形部44と、立体成形部46とを含む上記形状維持部材240の一種ととらえることができる。
この他、これまで折畳容易部16を有する配線部材10が片側覆い部12のみを有するものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。同様に折畳容易部16を有しない配線部材110が両側覆い部14のみを有するものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。例えば、折畳容易部16を有する配線部材10に両側覆い部14が適用されていてもよいし、折畳容易部16を有しない配線部材110に片側覆い部12が適用されていてもよい。折畳容易部16を有する配線部材10に両側覆い部14が適用される場合、端末側部分に両側覆い部14が存在していると、折畳まれた状態で端末側部分の外面にも形状維持部材が露出する。従って、この部分に吸着パッドPを当てて、端末側部分を展開することができる。
またこれまで一の配線部材10が、片側覆い部12のみ、または両側覆い部14のみを有するものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。一の配線部材10が、片側覆い部12と両側覆い部14との両方を有していてもよい。この場合、片側覆い部12と両側覆い部14とは配線体20の長手方向に沿った異なる箇所に存在することが考えられる。
形状維持部材40は配線体20の表面と裏面との少なくとも一方側の面の少なくとも一部を覆って、配線体20の形状を維持するものであればよい。配線体20においてシート状部材22に対して線状伝送部材30が位置する側が表面とされ、その反対側が裏面とされる。上記片側覆い部12は形状維持部材40が配線体20の表面のみを覆っている部分である。上記両側覆い部14は形状維持部材40が配線体20の表面及び裏面の両方を覆っている部分である。形状維持部材40が配線体20の片面のみを覆う場合、形状維持部材40が配線体20の表面と裏面とのうち裏面のみを覆っていてもよい。形状維持部材40が配線体20の裏面のみを覆っている場合、形状維持部材40がシート状部材22の裏面と全面的に固定されてもよいし、両側方などの一部のみが固定されてもよい。また配線体20の表面を覆う形状維持部材40と裏面を覆う形状維持部材40とは、線状伝送部材30の長手方向に沿って異なる領域に設けられていてもよい。
またこれまで線状伝送部材30と形状維持部材40、140、240とが直接的に固定されないものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。線状伝送部材30と形状維持部材40、140、240とが直接的に固定されていてもよい。この場合の固定態様は特に限定されるものではなく、例えば第1実施形態で説明したシート状部材22とその固定対象との固定態様のいずれかを採用することが考えられる。例えば線状伝送部材30と形状維持部材40とが接触部位直接固定されていることが考えられる。
なお、上各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの開示は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において例示であって、この開示がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この開示の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 配線部材
12 片側覆い部
14 両側覆い部
16 折畳容易部
17 第1折畳容易部
18 第2折畳容易部
20 配線体
22 シート状部材
30 線状伝送部材
32 伝送線本体
34 被覆
40 形状維持部材
42 波々加工部
43a 山
43b 谷
44 面状成形部
46 立体成形部

Claims (14)

  1. シート状部材と、前記シート状部材上に固定された線状伝送部材とを含む配線体と、
    前記シート状部材よりも高い剛性を有するシート状に形成され、前記配線体の表裏方向に沿って少なくとも一方側を覆って前記配線体の形状を維持する形状維持部材と、
    を備える配線部材であって、
    前記形状維持部材によって前記配線体の形状が維持される部分が第1部分とされたときに、
    前記第1部分よりも折り畳み容易な第2部分が、前記線状伝送部材の長手方向に沿って前記第1部分の隣の位置であって前記配線部材の中間部の位置に設けられ、
    前記第2部分において前記線状伝送部材が前記シート状部材と共に折り畳まれる、配線部材。
  2. 請求項1に記載の配線部材であって、
    前記形状維持部材が前記シート状部材とは反対側からのみ前記線状伝送部材を覆っている片側覆い部を有する、配線部材。
  3. 請求項2に記載の配線部材であって、
    前記片側覆い部において、前記線状伝送部材の側方で前記形状維持部材と前記シート状部材とが接触部位直接固定されている、配線部材。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記形状維持部材が前記配線体の表裏方向に沿って両側を覆っている両側覆い部を有する、配線部材。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記形状維持部材は、前記配線体の全体の形状を維持可能に、前記配線体の長手方向に沿って繋がって設けられている、配線部材。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記シート状部材は、複数の基材が前記線状伝送部材の長手方向に沿って繋がって設けられている、配線部材。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記配線部材が前記中間部で折り畳まれたときに、前記形状維持部材が露出する位置に吸着パッドを当てることが可能に設けられている、配線部材。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記シート状部材と前記形状維持部材とは接着剤又は樹脂を介して固定されている、配線部材。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記シート状部材と前記形状維持部材とは接触部位直接固定されている、配線部材。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記第2部分は、前記形状維持部材が設けられない部分である、配線部材。
  11. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記第2部分は、前記形状維持部材が波型に加工された部分である、配線部材。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記第2部分は、2つの前記第1部分の間にある、配線部材。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記シート状部材は前記線状伝送部材の経路に応じた形状に形成されている、配線部材。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記シート状部材と前記形状維持部材とが固定されている、配線部材。
JP2020504035A 2018-09-19 2019-09-17 配線部材 Active JP6753551B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018175193 2018-09-19
JP2018175193 2018-09-19
PCT/JP2019/036341 WO2020059694A1 (ja) 2018-09-19 2019-09-17 配線部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6753551B1 true JP6753551B1 (ja) 2020-09-09
JPWO2020059694A1 JPWO2020059694A1 (ja) 2021-01-07

Family

ID=69887135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020504035A Active JP6753551B1 (ja) 2018-09-19 2019-09-17 配線部材

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11569004B2 (ja)
JP (1) JP6753551B1 (ja)
CN (1) CN112740496B (ja)
DE (1) DE112019004671T5 (ja)
WO (1) WO2020059694A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7358935B2 (ja) * 2019-11-21 2023-10-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線部材
JP7375725B2 (ja) * 2020-10-19 2023-11-08 株式会社オートネットワーク技術研究所 ドア用配線モジュール
JP2022147684A (ja) * 2021-03-23 2022-10-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線部材付き被着体及びカバー付き配線部材

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0930341A (ja) * 1995-07-20 1997-02-04 Yazaki Corp 自動車のドア用ハーネス
JP2000030542A (ja) * 1998-07-09 2000-01-28 Sumitomo Wiring Syst Ltd フラットケーブル
JP2004074954A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Kasai Kogyo Co Ltd ハーネスの固定構造
JP2012022803A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Yazaki Corp ワイヤハーネス、及び該ワイヤハーネスの配索構造
JP2016210356A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス付き防音材

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US286035A (en) * 1883-10-02 Insulation of wires for telegraph-lines
US4138193A (en) * 1977-09-27 1979-02-06 General Cable Corporation Multiple fiber laminate for optical waveguides
US4190319A (en) * 1978-02-13 1980-02-26 Essex Group, Inc. Fiber optic ribbon and cable made therefrom
US4355865A (en) * 1980-03-21 1982-10-26 Amp Incorporated Laminated optical fiber cable
US5367440A (en) * 1992-08-14 1994-11-22 Eastman Kodak Company Flexible fiber optic illuminator and method
DE19746526A1 (de) 1997-10-22 1999-04-29 Volkswagen Ag Kabelbaum für ein Fahrzeug
JP3682366B2 (ja) * 1997-12-26 2005-08-10 古河電気工業株式会社 ワイヤハーネス及びその製造方法
AU3138400A (en) * 1999-03-11 2000-09-28 Atoma International Corp. Door module having structural carrier
JP2001143538A (ja) * 1999-08-31 2001-05-25 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドフラット電線並びにその製造方法および加工装置
US20030235012A1 (en) * 2002-06-21 2003-12-25 Hiroshi Nishizawa Load torque variation preventing apparatus, magnetic disk apparatus, flat wiring cable and magnetic recording apparatus
DE10331710B4 (de) * 2003-07-11 2008-05-08 W. L. Gore & Associates Gmbh Bandkabel
JP5894386B2 (ja) 2011-01-13 2016-03-30 矢崎総業株式会社 クランプ付ワイヤーハーネス
JP5987212B2 (ja) * 2012-12-25 2016-09-07 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス
US8946551B2 (en) * 2013-04-11 2015-02-03 Honda Motor Co., Ltd. Floor wire harness package assembly and installation methods
JP6007857B2 (ja) * 2013-05-10 2016-10-12 日立金属株式会社 フラット配線部材およびその製造方法
DE112014004686T5 (de) * 2013-10-11 2016-07-21 Yazaki Corporation Kabelbaumbiegungs-Einstellelement und Kabelbaum-Verlegungsstruktur unter Verwendung desselben
JP6065829B2 (ja) * 2013-12-27 2017-01-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 プロテクター及び電線モジュール
US20150329069A1 (en) * 2014-05-14 2015-11-19 Delphi Technologies, Inc. Conductor harness assemby having a flexible sheath
JP6430991B2 (ja) * 2016-04-15 2018-11-28 矢崎総業株式会社 湾曲規制部材及び給電装置
CN207631165U (zh) * 2017-12-20 2018-07-20 武汉凯密科汽车零部件有限公司 一种车用线束固定装置
JP7193497B2 (ja) * 2020-04-07 2022-12-20 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの配索構造およびワイヤハーネス

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0930341A (ja) * 1995-07-20 1997-02-04 Yazaki Corp 自動車のドア用ハーネス
JP2000030542A (ja) * 1998-07-09 2000-01-28 Sumitomo Wiring Syst Ltd フラットケーブル
JP2004074954A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Kasai Kogyo Co Ltd ハーネスの固定構造
JP2012022803A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Yazaki Corp ワイヤハーネス、及び該ワイヤハーネスの配索構造
JP2016210356A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス付き防音材

Also Published As

Publication number Publication date
CN112740496A (zh) 2021-04-30
WO2020059694A1 (ja) 2020-03-26
US20220028577A1 (en) 2022-01-27
DE112019004671T5 (de) 2021-06-02
JPWO2020059694A1 (ja) 2021-01-07
CN112740496B (zh) 2022-08-05
US11569004B2 (en) 2023-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6753551B1 (ja) 配線部材
JP6562034B2 (ja) ワイヤーハーネスの固定構造
US11837861B2 (en) Wiring member and wiring member in packaged form
US20230047047A1 (en) Wiring member
US20220388462A1 (en) Wiring member
WO2020178999A1 (ja) 固定部材付き配線部材及び配線部材の固定構造
JP7485156B2 (ja) 配線部材
US11552462B2 (en) Wiring member
JP5939098B2 (ja) ワイヤハーネス
CN112189291B (zh) 配线部件的固定构造
JP6996639B2 (ja) 配線部材及び配線部材の製造方法
WO2021100464A1 (ja) 配線部材の配置構造及び配線部材
JP7200885B2 (ja) 配線部材
JP7056629B2 (ja) ワイヤーハーネスの固定構造
JP7419710B2 (ja) 固定部材付き配線部材
JP7111185B2 (ja) 配線部材
WO2020136789A1 (ja) 配線部材

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200124

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200124

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6753551

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150